説明

ディスク装置実装方式、方法及びディスク装置実装用アダプタ

【課題】情報処理装置の実装エリアを有効に活用し、用途に応じたディスク構成が可能な実装方法を提供する。
【解決手段】コンピュータ装置20が備える少なくとも1つのPCIコネクタ(1〜5)に、ディスク装置(HDD)を接続可能な接続インタフェースに変換するディスク実装用アダプタ17を接続する。ディスク装置実装用アダプタ17は、HDD装置用コネクタ12、18とPCI−RAIDカードの様な他のPCIカードと接続するための制御ケーブル14を接合可能な制御ケーブル接続コネクタ13を有し、PCIカードスロットを使用してHDD増設を可能にする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置にディスク装置を実装するディスク装置実装方式、ディスク装置実装方法、及びディスク装置実装用アダプタに関する。
【背景技術】
【0002】
パーソナルコンピュータ等の情報処理装置にディスク装置を実装する場合、PCIカードであればPCIカード用のスロットに実装し、ハードディスクドライブ(以下、HDD)であればHDD用のスロットに実装する。
【0003】
また、例えば、特許文献1に記載された装置は、デバイスベイに対応した周辺機器と接続する任意のインタフェース信号をPCIインタフェースに信号変換する信号変換装置を設けることで、異なるインタフェースの周辺機器を接続することが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平11−175206号公報(段落0020)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、PCIカード用のスロットとHDD用のスロットとを設けるようにすると、それぞれ専用スロットが必要となるため、実装エリアが増大してしまうという課題がある。また、搭載された専用スロットの数以上のHDDを実装することができないという課題がある。また、PCIスロットエリアにHDDを実装することも考えられるが、1つのスロットに複数台のHDDを実装することはできない。さらに、そのままHDDを実装してもHDDのHotPlugができないと言う課題がある。
【0006】
また、特許文献1に記載された装置では、1つのデバイスベイに1つの周辺機器が接続できるにすぎず、例えば、デバイスベイの数以上のHDDを実装することはできない。
【0007】
そこで、本発明は、情報処理装置の実装エリアを有効に活用し、用途に応じた構成をすることができるディスク装置実装方式、ディスク装置実装方法、及びディスク装置実装用アダプタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明によるディスク装置実装方式は、情報処理装置が備えるPCIインタフェースを、ディスク装置を接続可能な接続インタフェースに変換するディスク実装用アダプタを備えたことを特徴とする。
【0009】
本発明によるディスク装置実装用アダプタは、情報処理装置が備えるPCIインタフェースを、ディスク装置を接続可能な接続インタフェースに変換するインタフェース変換手段を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、情報処理装置の実装エリアを有効に活用し、用途に応じた構成をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明によるコンピュータ装置の構成例を示す説明図である。
【図2】コンピュータ装置20とPCIカード用MODULE26及びHDD用MODULE27との接続構成例を示す斜視図である。
【図3】PCIカード用MDULE26及びHDD用MODULE27内の接続構成例を示す斜視図である。
【図4】第2の実施形態によるコンピュータ装置の構成例を示す斜視図である。
【図5】第2の実施形態によるコンピュータ装置の構成例を示す斜視図である。
【図6】情報処理装置の最小の構成例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
実施形態1.
以下、本発明の第1の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明によるコンピュータ装置の構成例を示す説明図である。図1(a)に示すように、コンピュータ装置20は、汎用PCIカードと接続可能なPCIインタフェース(以下、PCI−I/F)1〜5、及びIOコントローラ19を備えている。
【0013】
また、コンピュータ装置20のPCI−I/F1には、PCIカードアダプタ9を介して、PCIカード8が接続される。また、コンピュータ装置20のPCI−I/F5には、PCI−HDD変換アダプタ17を介して、HDD6,7が接続される。
【0014】
図1(a)に示すように、PCIカードアダプタ9は、PCI−I/F1に接続されている。また、PCIカード8は、PCIカードアダプタ9に接続されている。また、PCI−HDD変換アダプタ接続17は、PCI−I/F5に接続されている。また、HDD6及びHDD7は、PCI−HDD変換アダプタ17に接続されている。
【0015】
PCIカードアダプタ9は、PCI−I/F1と接続するPCI−I/F接続コネクタ15、及び汎用のPCIカード8と接続するPCIスロット16を搭載している。
【0016】
なお、本実施形態では、コンピュータ装置20が、PCI−I/Fを5つ搭載している場合を説明するが、5つに限らず、例えば、2つであってもかまわない。また、本実施形態では、コンピュータ装置20がバス接続インタフェースとして、PCI−I/Fを備える場合を説明するが、PCIに限らず、例えば、PCIExpressであってもよい。
【0017】
図1(b)に示すように、PCI−HDD変換アダプタ17は、PCI−I/F接続コネクタ10、DC/DC変換部11、HDDコネクタ12,18、制御ケーブル接続コネクタ13を搭載している。
【0018】
PCI−I/F接続コネクタ10は、PCI−I/F5と接続される。DC/DC変換部11は、PCI−I/Fからの給電をHDD用に電圧変換してHDDコネクタへ電源供給する機能を備えている。
【0019】
HDDコネクタ12は、HDD6と接続され、HDDに電源供給する機能を備えている。また、HDDコネクタ12は、HDDに対する制御ポートを搭載している。HDDコネクタ18は、HDD7と接続され、HDDに電源供給する機能を備えている。また、HDDコネクタ18は、HDDに対する制御ポートを搭載している。
【0020】
制御ケーブル接続コネクタ13は、汎用のPCIカード8と接続する制御ケーブル14と接続される。なお、本実施形態で用いる汎用のPCIカード8は、HDDを制御可能(例えば、HDDへのデータの読み書きなどを制御する)なHDDコントローラカードである。
【0021】
また、PCI−I/F5に接続されたPCI−HDD変換アダプタ17は、PCI−I/F5からの給電をDC/DC変換部11でHDD用に電圧変換する。そして、PCI−HDD変換アダプタ17は、HDD接続コネクタ12,18とそれぞれ接続するHDD6,7に電源供給する。また、PCI−HDD変換アダプタ17に接続されたHDD12,18の制御は、他のPCI−I/F1に実装した汎用のPCIカード8から、制御ケーブル14を経由して行う。
【0022】
なお、本実施形態では、PCI−HDD変換アダプタ17は、HDD接続コネクタを2つ搭載し、それぞれにHDDを接続しているが、2つに限らず、例えば、HDD接続コネクタを3以上搭載し、それぞれにHDDを接続してもよい。また、本実施形態では、ディスク装置としてHDDを実装する場合を説明するが、HDDに限らず、例えば、光ディスク装置であってもよい。
【0023】
次に、コンピュータ装置20とPCIカード用MODULE26及びHDD用MODULE27との接続構成について説明する。図2は、コンピュータ装置20とPCIカード用MODULE26及びHDD用MODULE27との接続構成例を示す斜視図である。
【0024】
図2(a)に示すように、コンピュータ装置20は、PCIカード用MDULE26及びHDD用MODULE27を実装可能なMODULE実装スロットを5つ(図中にはMODULE実装スロット21,25のみ表示)搭載している。そして、コンピュータ装置20は、MODULE実装スロット21にPCIカード用MODULE26を実装し、MODULE実装スロット25にHDD用MODULE27を実装している。
【0025】
また、HDD用MODULE27は、HDDスロット32にHDD6を実装し、HDDスロット33にHDD7を実装している。
【0026】
図2(b)に示すように、コンピュータ装置20は、PCI MOTHER BOARD28を実装しており、PCI−I/FとなるMODULE接続コネクタを5つ(図中にはMODULE接続コネクタ29,30のみ表示)搭載している。
【0027】
また、MODULE接続コネクタ30は、PCIカード用MODULE26が搭載するPCI−I/Fコネクタ15が接続されている。また、MODULE接続コネクタ28は、HDD用MODULE27が搭載するPCI−I/Fコネクタ10が接続されている。
【0028】
また、HDD用MODULE27が搭載する制御ケーブル接続コネクタ13と、PCIカード用MDULE26が搭載する制御ケーブル接続コネクタ31とは、制御ケーブル14を介して相互に接続されている。
【0029】
なお、本実施形態では、コンピュータ装置20は、MODULE実装スロットとMODULE接続コネクタとをそれぞれ5つずつ搭載している場合を説明するが、5つに限らず、例えば、それぞれ2つずつ搭載していてもよい。
【0030】
次に、PCIカード用MDULE26及びHDD用MODULE27内の接続構成について説明する。図3は、PCIカード用MDULE26及びHDD用MODULE27内の接続構成例を示す斜視図である。
【0031】
図3(a)に示すように、PCIカード用MODULE26のPCIカードアダプタ9は、PCI−I/F接続コネクタ15とPCIスロット42とを搭載している。PCIスロット42は、スロット口を上面とすると、下面がPCIカードアダプタ9と接着するように搭載されている。また、PCI−I/F接続コネクタ15は、接続部が左横方向を向くようにPCIカードアダプタ9に搭載されている。そして、PCIカード8は、PCIスロット42の上面からスロット口に差し込まれることで実装される。
【0032】
図3(b)に示すように、HDD用MODULE27のPCI−HDD変換アダプタ17は、HDD接続コネクタ12,18とを右横側の面に搭載し、その背面に制御ケーブル接続コネクタ13とPCI−I/F接続コネクタ10とを搭載している。そして、PCI−HDD変換アダプタ17は、HDD6,7をHDD接続コネクタ12,18に実装している。
【0033】
以上のように、本実施形態では、PCI−I/FにPCIカードアダプタを接続し、そのPCIカードアダプタにPCIカードを実装することで、PCI−I/FにPCIカードを実装することができる。また、PCI−I/FにPCI-HDD変換アダプタ接続し、そのPCI−HDD変換アダプタにHDDを接続することで、PCI−I/Fに複数台のHDDを実装することができる。従って、共通のPCI−I/Fに対してHDD及びPCIカードのどちらも実装することができ、実装エリアを有効活用することができる。例えば、HDD専用のスロットを設けなくても、共通のPCIスロットを用いてHDD及びPCIカードの両方を接続することができる。また、用途や必要数量に応じて自由にHDD、PCIカードを実装又は接続することができる。
【0034】
また、本実施形態では、PCIカードアダプタは、PCI−I/Fと接続するPCI−I/F接続コネクタ、及び汎用PCIカードと接続するPCIスロットを搭載する。
【0035】
また、PCI−HDD変換アダプタは、PCI−I/Fと接続するPCI−I/F接続コネクタ、PCI−I/Fからの給電をHDD用の電圧に変換してHDDコネクタに電源供給するDC/DC変換部、HDDと接続しHDDへ電源供給及び制御ポートを持つHDDコネクタ、及び汎用のPCIカード(HDDコントローラカード)と接続する制御ケーブルと接続する制御ケーブル接続コネクタを備えている。
【0036】
そして、PCI−I/Fに接続したPCI−HDD変換アダプタは、PCI−I/Fからの給電をDC/DC変換部でHDD用に電圧変換し、PCI−HDD変換アダプタと接続するHDDに供給する。また、他のPCI−I/Fに実装した汎用のPCIカード(HDDコントローラカード)は、制御ケーブルを介して、PCI−HDD変換アダプタに接続されたHDDの制御を行う。従って、HDDとPCIカードとを共通のスロットに実装した場合であっても、PCIカードがHDDを制御することができる。
【0037】
これにより、共通のPCI−I/Fにおいて、複数台のHDD及び汎用PCIカードの実装、制御をすることができる。また、PCI−HDD変換アダプタを経由してHDDを実装することにより、コンピュータ装置背面からのHDDのHotPlugをすることができる。例えば、PCI−HDD変換アダプタ17のDC/DC変換部11によってHDDが動作可能な電圧に変換されて供給されるので、PCIスロットに実装した場合であってもHDDを動作させることができる。
【0038】
従って、PCIカード用MODULE、HDD用MODULE、及びHDDをコンピュータ装置の背面に設けたスロットから個別に実装/取り外し(HotPlug)ができ、用途や必要数量に応じて接続構成の変更をすることができる。
【0039】
実施形態2.
以下、本発明の第2の実施形態について図面を参照して説明する。図4,5は、第2の実施形態によるコンピュータ装置の構成例を示す斜視図である。
【0040】
図4に示すように、コンピュータ装置20は、搭載するMODULE実装スロットのうち、MODULE実装スロット21,22の2スロットに対して、1つのPCIカード/HDD用MODULE51を実装する。
【0041】
そして、PCIカード/HDD用MODULE51は、HDD6,7とHDDコントローラであるPCIカード8とを実装している。
【0042】
PCIカード/HDD用MODULE51とPCI MOTHER BOARD28との接続は、第1の実施形態と同様である。
【0043】
また、PCIカード/HDD用MODULE51内のPCIカードアダプタ9、PCI−HDD変換アダプタ17、及びそれらの接続も第1の実施形態と同様である。
【0044】
なお、例えば、PCIカード/HDD用MODULE51に実装するHDDやPCIカードの数量を増やして、1つのPCIカード/HDD用MODULE51あたりMODULE実装スロットを3スロット又は4スロット使用しても良い。
【0045】
以上のように、本実施形態では、PCIカード/HDD用MODULEは、PCI−HDD変換アダプタと、PCIカードアダプタとを搭載する。そして、PCI−I/FにPCIカードアダプタを接続し、そのPCIカードアダプタにPCIカードを実装することで、PCI−I/FにPCIカードを実装することができる。また、PCI−I/FにPCI-HDD変換アダプタ接続し、そのPCI−HDD変換アダプタにHDDを接続することで、PCI−I/Fに複数台のHDDを実装することができる。従って、共通のPCI−I/Fに対してHDD及びPCIカードのどちらも実装することができ、実装エリアを有効活用することができる。例えば、HDD専用のスロットを設けなくても、共通のPCIスロットを用いてHDD及びPCIカードの両方を接続することができる。また、用途や必要数量に応じて自由にHDD、PCIカードを実装又は接続することができる。
【0046】
また、本実施形態では、PCI−I/Fに接続したPCI−HDD変換アダプタは、PCI−I/Fからの給電をDC/DC変換部でHDD用に電圧変換し、PCI−HDD変換アダプタと接続するHDDに供給する。また、他のPCI−I/Fに実装した汎用のPCIカード(HDDコントローラカード)は、制御ケーブルを介して、PCI−HDD変換アダプタに接続されたHDDの制御を行う。従って、HDDとPCIカードとを共通のスロットに実装した場合であっても、PCIカードがHDDを制御することができる。
【0047】
これにより、共通のPCI−I/Fにおいて、複数台のHDD及び汎用PCIカードの実装、制御をすることができる。また、PCI−HDD変換アダプタを経由してHDDを実装することにより、コンピュータ装置背面からのHDDのHotPlugをすることができる。例えば、PCI−HDD変換アダプタ17のDC/DC変換部11によってHDDが動作可能な電圧に変換されて供給されるので、PCIスロットに実装した場合であってもHDDを動作させることができる。
【0048】
従って、PCIカード/HDD用MODULE、及びHDDをコンピュータ装置の背面に設けたスロットから個別に実装/取り外し(HotPlug)ができ、用途や必要数量に応じて接続構成の変更をすることができる。
【0049】
次に、本発明による情報処理装置100の最小構成について説明する。図6は、情報処理装置100の最小の構成例を示すブロック図である。図6に示すように、情報処理装置100は、最小の構成要素として、情報処理装置100が備えるPCIインタフェースをディスク装置の接続インタフェースに変換して、情報処理装置100にディスク装置を実装するディスク装置実装用アダプタ101を含む。
【0050】
図6に示す最小構成の情報処理装置100によれば、ディスク装置実装用アダプタ101は、情報処理装置100が備えているPCIインタフェースと異なる接続インタフェースを備えているディスク装置を情報処理装置100に実装する。従って、接続インタフェースの種別に制限されることなく、情報処理装置100の実装エリアを有効に活用し、必要に応じて構成を変更することができる。
【0051】
なお、本実施形態では、以下の(1)〜(5)に示すようなディスク装置実装方式の特徴的構成が示されている。
【0052】
(1)ディスク装置実装方式は、情報処理装置(例えば、コンピュータ装置20)が備えるPCIインタフェース(例えば、PCI−I/F1)を、ディスク装置(例えば、HDD6)を接続可能な接続インタフェースに変換するディスク実装用アダプタ(例えば、PCI−HDD変換アダプタ17によって実現される)を備えたことを特徴とする。
【0053】
(2)ディスク装置実装方式において、ディスク装置実装用アダプタは、ディスク装置(例えば、HDD6,7)を接続するための複数の接続部(例えば、HDD接続コネクタ12,18)を含むように構成されていてもよい。
【0054】
(3)ディスク装置実装方式において、ディスク装置実装用アダプタは、情報処理装置が備えるPCIインタフェース(例えば、PCI−I/F1)から出力される電圧をディスク装置が動作可能な電圧に変換して出力する電圧変換部(例えば、DC/DC変換部11によって実現される)を含むように構成されていてもよい。
【0055】
(4)ディスク装置実装方式は、ディスク装置を制御可能なPCIカード(例えば、PCIカード8)を備え、PCIカードは、情報処理装置が備えるPCIインタフェースのうちディスク装置実装用アダプタが接続されているPCIインタフェース以外のPCIインタフェース(例えば、PCI−I/F1)に接続され、ディスク装置実装用アダプタは、PCIカードと接続可能なPCIカード用接続部(例えば、ケーブル接続コネクタ13)を搭載し、PCIカード用接続部を介してPCIカードと接続されるように構成されていてもよい。
【0056】
(5)ディスク装置実装方式は、ディスク装置実装用アダプタとPCIカードとが一体に形成されたモジュール(例えば、PCIカード/HDD用MODULE51によって実現される)を備えるように構成されていてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0057】
本発明は、コンピュータ装置が搭載するPCIスロットエリアが、PCIカードとHDDとのいずれも接続可能な機能を備えているため、実装エリアを有効に活用し、必要に応じた接続構成をする用途に適用可能である。
【符号の説明】
【0058】
1〜5 PCI−I/F
6〜7 HDD
8 PCIカード
9 PCIカードアダプタ
10,15 PCI−I/F接続コネクタ
11 DC/DC変換部
12,18 HDD接続コネクタ
13,31 制御ケーブル接続コネクタ
14 制御ケーブル
16,42 PCIスロット
17 PCI−HDD変換アダプタ
19 IOコントローラ
20 コンピュータ装置
21,25 MODULE実装スロット
26 PCIカード用MODULE
27 HDD用MODULE
28 PCI MOTHER BOARD
29〜30,52 MODULE接続コネクタ
32〜33,53〜54 HDDスロット
40〜41,60 カバー
51 PCIカード/HDD用MODULE
100 情報処理装置
101 ディスク装置実装用アダプタ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報処理装置が備えるPCIインタフェースを、ディスク装置を接続可能な接続インタフェースに変換するディスク実装用アダプタを備えた
ことを特徴とするディスク装置実装方式。
【請求項2】
ディスク装置実装用アダプタは、ディスク装置を接続するための複数の接続部を含む
請求項1記載のディスク装置実装方式。
【請求項3】
ディスク装置実装用アダプタは、情報処理装置が備えるPCIインタフェースから出力される電圧をディスク装置が動作可能な電圧に変換して出力する電圧変換部を含む
請求項1又は請求項2記載のディスク装置実装方式。
【請求項4】
ディスク装置を制御可能なPCIカードを備え、
前記PCIカードは、情報処理装置が備えるPCIインタフェースのうちディスク装置実装用アダプタが接続されているPCIインタフェース以外のPCIインタフェースに接続され、
ディスク装置実装用アダプタは、前記PCIカードと接続可能なPCIカード用接続部を搭載し、前記PCIカード用接続部を介して前記PCIカードと接続される
請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載のディスク装置実装方式。
【請求項5】
ディスク装置実装用アダプタとPCIカードとが一体に形成されたモジュールを備えた
請求項4記載のディスク装置実装方式。
【請求項6】
情報処理装置が備えるPCIインタフェースを、ディスク装置を接続可能な接続インタフェースに変換するインタフェース変換手段を備えた
ことを特徴とするディスク装置実装用アダプタ。
【請求項7】
ディスク装置を接続するための複数の接続部を含む
請求項6記載のディスク装置実装用アダプタ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−191912(P2010−191912A)
【公開日】平成22年9月2日(2010.9.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−38411(P2009−38411)
【出願日】平成21年2月20日(2009.2.20)
【出願人】(000168285)エヌイーシーコンピュータテクノ株式会社 (572)