説明

デジタル放送受信装置及び番組検索方法

【課題】番組情報を検索対象として番組検索を行う際に、番組情報の保存のためのメモリ使用量を抑えつつ、必要に応じて検索対象となる番組内容を多くして、効率的に番組検索を行う。
【解決手段】デジタル放送受信装置1は、受信可能なチャンネルの第1及び第2の番組情報のうち第1の番組情報を取得する番組情報デコード部4と、第1の番組情報を記憶するフラッシュメモリ13と、ユーザによる操作に従って検索条件を入力するリモコンRと、検索条件に基づいてフラッシュメモリ13の第1の番組情報を検索対象とした第1の番組検索を行う制御部12と、第1の番組検索の結果を表示する表示部9とを備える。第1の番組検索の結果を表示した後に、ユーザによる操作に従って第2の番組検索の要求を受け付けた場合、受信可能なチャンネルの第2の番組情報を取得し、検索条件に基づいて第2の番組情報を検索対象とした第2の番組検索を行い、その検索結果を表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、デジタル放送受信装置及び番組検索方法に関し、より詳細には、番組情報を検索対象として番組を検索する機能を備えたデジタル放送受信装置及び該装置による番組検索方法に関する。
【背景技術】
【0002】
地上デジタル放送では、MPEG−2のTS(Transport Stream)により映像や音声が送信されてくるが、この映像や音声の他に、視聴者へのサービスとして番組情報が提供されている。この番組情報はPSI/SI(Program Specific Information/Service Information)を構成するテーブルを一定の周期に従い、繰り返し番組と共に送信することで提供されている。
【0003】
PSIは、MPEG2 Systems(ISO/IEC13818-1,ITU-TH.222.0)で規格化されており、所要の番組を選択するために必要な情報である。このPSIは、PAT(Program Association Table)、PMT(Program Map Table)、NIT(Network Information Table)、CAT(Conditional Access Table)などのテーブルで構成される。この中でNITは、受信機で選択可能な全てのサービスの一覧と、各サービスがどのTSに含まれるかを記述したテーブルである。また、PATは、PMTを伝送するTSパケットのPID(Packet ID)が記述されたテーブルであり、PMTは、番組を構成する各符号化ストリーム(ES:Elementary Stream)を伝送するTSパケットのPIDが記述されたテーブルである。
【0004】
一方、SIは、ARIB STD−B10で規定されており、番組選択の利便性のために規定された各種情報である。このSIは、例えば、TSに含まれる全てのサービスの一覧を記述したSDT(Service Description Table)、イベント情報(番組毎に、開始時刻、番組長、番組名、出演者、ジャンルなどの付随情報を含む)を記述したEIT(Event Information Table)、全てのサービスを事業者グループ(ブロードキャスタ)単位でまとめて記述したBIT(Broadcaster Information Table)、受信機のソフトウェア更新のためのダウンロードスケジュールを記述したSDTT(Software Download Trigger Table)などのテーブルで構成される。
【0005】
地上デジタル放送における電子番組表は、上記EITにより通知される番組情報に基づいて作成される。以下、一般的な固定受信機によるEIT取得手順について簡単に説明する。
【0006】
まず、固定受信機は、チャンネルリストを参照して、指定のチャンネルへの選局処理を行い、選局したチャンネルのPATを受信して、PMTを伝送するTSパケットのPID(Packet ID)を取得する。次に、固定受信機は、取得したPIDに基づいて、PMTを受信して、番組を構成する各ESを伝送するTSパケットのPIDを取得し、取得したPIDに基づいて、番組を構成する各ESのフィルタリングを開始する。
【0007】
次に、固定受信機は、フィルタリングされたESデータからH−EITを全て取得(例えば、1週間分のH−EITを取得)する。そして、固定受信機は、チャンネルリスト上の全てのチャンネルについてH−EITデータを受信し、受信した全てのH−EITデータにより電子番組表を作成する。なお、H−EITとは、固定受信機での表示を目的としたものである。
【0008】
ここで、放送波により提供される番組情報を検索対象として、キーワードによる番組検索を行う方法が知られている(例えば、特許文献1を参照)。この特許文献1に記載の番組検索方法によれば、番組情報を検索対象として、番組の検索結果から新たなキーワードを自動生成し、これらのキーワードをチェックボックスと共にユーザに提示する。そして、ユーザが不要と判断するキーワードの指定を受け付けて、再度検索し、指定されたキーワードを含む番組情報を削除するようにしている。これにより、関連のない番組情報を検索結果から排除して、膨大な量の番組情報の中から必要とする番組を検索することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開2003−259243号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
前述のEITに記述されている番組情報は受信機内のフラッシュメモリに保存されるが、フラッシュメモリの使用量を出来るだけ抑えるという観点から、全ての番組情報が保存されるわけではなく、予め決められた一部の番組情報のみが保存される。従って、番組情報を検索対象として、キーワード検索する場合には、受信機に保存されている一部の番組情報が検索対象となる。
【0011】
具体的には、EITに記述される番組情報には、図8に示すように、データ量の小さい短形式イベント記述子100と、データ量の大きい拡張形式イベント記述子101とが含まれる。短形式イベント記述子100は、例えば、項目として、番組名、番組記述を含み、拡張形式イベント記述子101は、例えば、種々の項目名、項目名毎の項目記述を含む。この項目名には、例えば、おしらせ、サブタイトル、番組内容、出演者、原作・脚本、監督・演出、音楽、制作などが含まれる。
【0012】
地上デジタル放送の短形式イベント記述子100の場合、番組名は全角40文字以下且つ96バイト以下、番組記述は全角80文字以下且つ192バイト以下と規定されている。また、地上デジタル放送の拡張形式イベント記述子101の場合、項目名は全角8文字以下且つ16バイト以下、項目記述は1つの記述子当たり220バイト以下として、1つの項目名に対して最大2つの記述子を配置でき、合わせて全角200文字以下と規定されている。
【0013】
また、BSデジタル放送/広帯域CSデジタル放送の短形式イベント記述子100の場合、番組名は全角40文字以下且つ80バイト以下、番組記述は全角80文字以下且つ160バイト以下と規定されている。また、BSデジタル放送/広帯域CSデジタル放送の拡張形式イベント記述子101の場合、項目名は全角8文字以下且つ16バイト以下、項目記述は1つの記述子当たり全角100文字以下且つ200バイト以下として、1つの項目名に対して最大2つの記述子を配置可能と規定されている。
【0014】
また、拡張形式イベント記述子101は、1番組当たり最大16個配置可能であり、1つの記述子当たり全角100文字(最大)とすると、配置可能な文字数は最大で100文字×16個=1600文字となる。
【0015】
上記において、短形式イベント記述子100及び拡張形式イベント記述子101の両方を受信機内のフラッシュメモリに保存すると、メモリ使用量が増大してしまうため、番組情報の一部として、データ量が比較的小さい短形式イベント記述子100のみを保存するようにしている。このように、キーワードの検索対象を、フラッシュメモリ内に保存されている短形式イベント記述子100のみにすると、検索対象となる番組の内容が限られるため、検索によってヒットする番組も限定的なものとなる。一方、拡張形式イベント記述子101もフラッシュメモリ内に保存すれば、検索対象となる番組の内容が多くなり、検索によってヒットする番組も増加するが、フラッシュメモリの使用量も増大するため、フラッシュメモリの追加などにより製造コストが増加するという問題がある。
【0016】
上述の特許文献1に記載の方法の場合、一度キーワード検索した後に、不要なキーワードを除いた条件で再度検索するようにしているが、検索対象となる番組の内容自体を多くすることはできない。すなわち、同じ検索対象に対して再検索を行うことになるため、再検索によって最初に得られた検索結果以外に新たな番組がヒットすることはない。このように、特許文献1に記載の方法をはじめとする従来技術では、必要に応じて検索対象となる番組内容を多くすることができないため、メモリ使用量を抑えた効率的な番組検索を行うことはできなかった。
【0017】
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、番組情報を検索対象として番組検索を行う際に、番組情報の保存のためのメモリ使用量を抑えつつ、必要に応じて検索対象となる番組内容を多くし、効率的に番組検索を行うことができるデジタル放送受信装置及び該装置による番組検索方法を提供すること、を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0018】
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、受信可能なチャンネルの第1及び第2の番組情報のうち該第1の番組情報を取得する番組情報取得手段と、該取得した第1の番組情報をチャンネル毎に記憶する記憶手段とを備えたデジタル放送受信装置であって、ユーザによる操作に従って検索条件を入力する検索条件入力手段と、該入力した検索条件に基づいて前記記憶手段に記憶された第1の番組情報を検索対象とした第1の番組検索を行う番組検索手段と、該第1の番組検索の結果を表示する表示手段とを備え、前記第1の番組検索の結果を表示した後に、ユーザによる操作に従って第2の番組検索の要求を受け付けた場合、前記番組情報取得手段は、前記受信可能なチャンネルの第2の番組情報又は前記受信可能なチャンネルの第1及び第2の番組情報を取得し、前記番組検索手段は、前記検索条件入力手段により入力された検索条件に基づいて前記第2の番組情報又は前記第1及び第2の番組情報を検索対象とした第2の番組検索を行い、前記表示手段は、前記第2の番組検索の結果を表示することを特徴としたものである。
【0019】
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記第1の番組検索の結果を表示した後に、前記第2の番組検索の要求を受け付けると、前記表示手段は、前記第2の番組検索を開始するか否かを確認するための検索確認画面を表示することを特徴としたものである。
【0020】
第3の技術手段は、第2の技術手段において、前記第2の番組検索の要求を受け付けてから、前記番組情報取得手段が前記受信可能なチャンネルの第2の番組情報又は前記受信可能なチャンネルの第1及び第2の番組情報を取得するまでに要する見積時間を算出する見積時間算出手段を備え、前記表示手段は、前記見積時間算出手段により算出された見積時間を前記検索確認画面に表示することを特徴としたものである。
【0021】
第4の技術手段は、第1〜第3のいずれか1の技術手段において、前記表示手段は、前記番組情報取得手段が前記受信可能なチャンネルの第2の番組情報又は前記受信可能なチャンネルの第1及び第2の番組情報を取得している間、その旨を通知するためのメッセージを表示することを特徴としたものである。
【0022】
第5の技術手段は、第1〜第4のいずれか1の技術手段において、前記表示手段は、前記第2の番組検索の結果を表示する画面に、該第2の番組検索の結果であることを示すアイコンを表示することを特徴としたものである。
【0023】
第6の技術手段は、第1〜第5のいずれか1の技術手段において、前記表示手段は、前記第2の番組検索の結果を表示する際に、前記第1の番組検索により検索された番組の表示形態と、前記第2の番組検索により新たに検索された番組の表示形態とを異ならせて表示することを特徴としたものである。
【0024】
第7の技術手段は、第1〜第6のいずれか1の技術手段において、前記第1の番組情報は、EITに含まれる短形式イベント記述子であり、前記第2の番組情報は、EITに含まれる拡張形式イベント記述子であることを特徴としたものである。
【0025】
第8の技術手段は、受信可能なチャンネルの第1及び第2の番組情報のうち該第1の番組情報を取得する番組情報取得手段と、該取得した第1の番組情報をチャンネル毎に記憶する記憶手段とを備えたデジタル放送受信装置による番組検索方法であって、ユーザによる操作に従って検索条件を入力する検索条件入力ステップと、該入力した検索条件に基づいて前記記憶手段に記憶された第1の番組情報を検索対象とした第1の番組検索を行う第1の番組検索ステップと、該第1の番組検索の結果を表示する第1の表示ステップと、前記第1の番組検索の結果を表示した後に、ユーザによる操作に従って第2の番組検索の要求を受け付けた場合、前記受信可能なチャンネルの第2の番組情報又は前記受信可能なチャンネルの第1及び第2の番組情報を取得する番組情報取得ステップと、前記検索条件入力ステップにて入力された検索条件に基づいて前記第2の番組情報又は前記第1及び第2の番組情報を検索対象とした第2の番組検索を行う第2の番組検索ステップと、該第2の番組検索の結果を表示する第2の表示ステップとを備えたことを特徴としたものである。
【発明の効果】
【0026】
本発明によれば、番組情報を検索対象として番組検索を行う際に、通常検索では番組内容の一部を検索対象として、番組情報の保存のためのメモリ使用量を抑え、短時間で簡易的な番組検索を行い、必要に応じて検索対象となる番組内容を多くし、詳細な番組検索を行えるため、メモリ使用量を抑えつつ、効率的に番組検索を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明の一実施形態に係るデジタル放送受信装置の構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明のデジタル放送受信装置による番組検索方法の一例を説明するためのフロー図である。
【図3】図2のステップS3で表示される簡易検索結果の画面例を示す図である。
【図4】詳細検索ガイダンス画面の一例を示す図である。
【図5】詳細検索中画面の一例を示す図である。
【図6】図2のステップS10で表示される詳細検索結果の画面例を示す図である。
【図7】詳細検索結果画面において検索結果にカーソルを移動させた場合の画面例を示す図である。
【図8】EITに含まれる番組情報の一例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0028】
以下、添付図面を参照しながら、本発明のデジタル放送受信装置及び該装置による番組検索方法に係る好適な実施の形態について説明する。
【0029】
図1は、本発明の一実施形態に係るデジタル放送受信装置の構成例を示すブロック図で、図中、1はデジタル放送受信装置を示す。このデジタル放送受信装置1は、フロントエンド2、デマルチプレクサ3、番組情報デコード部4、電子番組表データ生成部5、映像・音声デコード部6、画面合成部7、音声出力部8、表示部9、インタフェース部10、リモコン受光部11、制御部12、フラッシュメモリ13、RAM14、及びROM15を備える。
【0030】
フロントエンド2は、チューナ、復調回路、及び誤り訂正部を含み、アンテナで受信したデジタル放送信号から1つの受信チャンネルを選局し、選局した受信チャンネルの信号を復調してTS(Transport Stream)信号とし、このTS信号に誤り訂正を施す。デマルチプレクサ3は、フロントエンド2から出力されたTS信号を映像データ、音声データ、及び番組情報(PSI/SI)に分離し、映像データ及び音声データを映像・音声デコード部6へ、番組情報(PSI/SI)を番組情報デコード部4へそれぞれ出力する。
【0031】
番組情報デコード部4は、デマルチプレクサ3で分離・出力されたPSI/SIをデコードし、このPSI/SIに含まれるEIT(番組情報)から短形式イベント記述子を取得し、この短形式イベント記述子をフラッシュメモリ13に記憶する。電子番組表データ生成部5は、フラッシュメモリ13に記憶された短形式イベント記述子に基づいて電子番組表データを生成する。
【0032】
映像・音声デコード部6は、デマルチプレクサ3で分離・出力された映像データを映像表示可能な映像信号にデコードし、デコードした映像信号を画面合成部7に出力する。画面合成部7は、映像・音声デコード部6でデコードされた映像信号と、図示しないOSD(On Screen Display)信号とを合成し、この合成信号を表示部9に出力する。表示部9は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示ディスプレイである。
【0033】
また、映像・音声デコード部6は、デマルチプレクサ3で分離・出力された音声データを音声出力可能な音声信号にデコードし、デコードした音声信号をスピーカ等の音声出力部8に出力する。
【0034】
インタフェース部10は、レコーダなどの外部機器と接続するためのインタフェースであって、例えば、HDMI(High Definition Multimedia Interface)ケーブルを介して外部機器と接続される。
【0035】
リモコン受光部11は、リモコンRから送信される操作信号を受光し、その操作信号を制御部12に転送する。制御部12は、デジタル放送受信装置1の動作を制御するためのCPUやメモリなどで構成され、リモコン受光部11から転送されてくる操作信号に基づいてデジタル放送受信装置1が動作するように各部を制御する。
【0036】
フラッシュメモリ13は、EITから取得される短形式イベント記述子を保存するためのメモリである。RAM14は、EITから取得される拡張形式イベント記述子を展開するための揮発性メモリである。ROM15は、デジタル放送受信装置1の動作を制御するための各種制御プログラムやデータを格納した不揮発性メモリである。
【0037】
本発明の主たる特徴部分は、番組情報を検索対象として番組検索を行う際に、番組情報の保存のためのメモリ使用量を抑えつつ、必要に応じて検索対象となる番組内容を多くし、効率的に番組検索を行うことにある。このための構成として、デジタル放送受信装置1は、受信可能なチャンネルの第1及び第2の番組情報のうち第1の番組情報を取得する番組情報取得手段と、取得した第1の番組情報をチャンネル毎に記憶する記憶手段とを備える。図1の例では、番組情報取得手段は、フロントエンド2、デマルチプレクサ3、及び番組情報デコード部4により構成され、記憶手段は、フラッシュメモリ13に相当する。
【0038】
また、デジタル放送受信装置1は、ユーザによる操作に従って検索条件として、1つ以上のキーワードを入力する検索条件入力手段に相当するリモコンRと、リモコンRにより入力したキーワードに基づいてフラッシュメモリ13に記憶された第1の番組情報を検索対象とした第1の番組検索を行う番組検索手段に相当する制御部12と、第1の番組検索の結果を表示する表示手段に相当する表示部9とを備える。
【0039】
そして、第1の番組検索の結果を表示した後に、ユーザによる操作に従って第2の番組検索の要求を受け付けた場合、番組情報取得手段(フロントエンド2、デマルチプレクサ3、及び番組情報デコード部4)は、受信可能なチャンネルの第2の番組情報又は受信可能なチャンネルの第1及び第2の番組情報を取得し、制御部12は、リモコンRにより入力された検索条件に基づいて第2の番組情報、又は第1及び第2の番組情報を検索対象とした第2の番組検索を行い、表示部9は、第2の番組検索の結果を表示する。
【0040】
以下の説明では、第1の番組検索を簡易検索、第2の番組検索を詳細検索というものとする。また、簡易検索の検索対象となる第1の番組情報は、前述の図8に示したように、EITに含まれる短形式イベント記述子に相当し、詳細検索の検索対象となる第2の番組情報は、EITに含まれる拡張形式イベント記述子に相当するものとする。また、簡易検索の場合、フラッシュメモリ13に記憶されている短形式イベント記述子を検索対象とするが、詳細検索の場合、新たに取得した拡張形式イベント記述子のみを検索対象とするか、あるいは、新たに取得した短形式イベント記述子及び拡張形式イベント記述子を検索対象とすることができる。
【0041】
ここで、フラッシュメモリ13に記憶される短形式イベント記述子は、放送局から送られてくるEITに基づいて、定期的に更新することができるが、地上デジタル放送の場合、デジタル放送受信装置1によりあるチャンネルの番組を視聴中には、視聴中のチャンネルのEITしか取得できない。このため、フラッシュメモリ13に記憶されている全てのチャンネルの短形式イベント記述子が常に最新であるとは限らない。そこで、詳細検索時に、拡張形式イベント記述子と共に、短形式イベント記述子を取得し、取得した短形式イベント記述子でフラッシュメモリ13に記憶されている短形式イベント記述子を更新するようにしてもよい。これにより、フラッシュメモリ13に記憶されている短形式イベント記述子が常に最新の状態に保持できるため、より精度の高い番組検索を行うことができる。
【0042】
なお、BSデジタル放送、CSデジタル放送の場合、デジタル放送受信装置1によりあるチャンネルの番組を視聴中であっても、他のチャンネルのEITも同時に送信されている。このため、任意のチャンネルを受信していれば、全てのチャンネルのEITを取得することができる。
【0043】
上記において、番組情報取得手段は、簡易検索の結果を表示した時点で、拡張形式イベント記述子、又は短形式イベント記述子及び拡張形式イベント記述子の取得を開始するようにしてもよい。そして、ユーザによる操作に従って詳細検索の要求を受け付けた場合(例えば、後述の図4において、「する」が選択された場合)、詳細検索のために拡張形式イベント記述子、又は短形式イベント記述子及び拡張形式イベント記述子をそのまま継続して取得する。一方、詳細検索を行わない場合(例えば、後述の図4において、「しない」が選択された場合)には、詳細検索の要求はないと判断し、これまで取得した拡張形式イベント記述子のみ、又は短形式イベント記述子及び拡張形式イベント記述子を削除する。
【0044】
番組情報取得手段により取得された拡張形式イベント記述子は一旦RAM14に展開される。例えば、RAM14に地上デジタル放送の拡張形式イベント記述子が展開された状態で、BSデジタル放送へネットワークを切り替えた場合、RAM14に展開されている地上デジタル放送の拡張形式イベント記述子を削除するようにしてもよい。あるいは、BSデジタル放送に切り替えて詳細検索を実行するまで、地上デジタル放送の拡張形式イベント記述子をRAM14に保存しておいてもよい。これにより、BSデジタル放送に切り替えたとしても、BSデジタル放送で詳細検索が実行されるまでは、地上デジタル放送の拡張形式イベント記述子がRAM14に保存されるため、地上デジタル放送における詳細検索を高速にすることができる。
【0045】
また、拡張形式イベント記述子を含む番組情報は、チャンネル毎に取得されるため、取得したチャンネルから順に、拡張形式イベント記述子をRAM14に展開し、チャンネル単位で順番に詳細検索を行うようにしてもよい。そして、詳細検索が完了したチャンネルから順番に拡張形式イベント記述子をRAM14から削除するようにすれば、RAM14の使用領域を小さくし、メモリ使用量を抑えることができる。この際、詳細検索による検索結果はRAM14あるいはフラッシュメモリ13に保存していくようにすればよい。
【0046】
図2は、本発明のデジタル放送受信装置による番組検索方法の一例を説明するためのフロー図である。まず、ユーザはリモコンRを操作して、デジタル放送受信装置1に図示しない番組検索画面を表示させ、検索条件として、キーワード及び検索対象時間帯を設定する。例えば、「日本」というキーワードと、「今日」という検索対象時間帯を設定する(ステップS1)。そして、ユーザはリモコンRを操作して、簡易検索の要求を行うと(ステップS2)、ステップS1で設定された検索条件に基づいて前述の短形式イベント記述子を検索対象とした簡易的な番組検索を行い、図3に示すような簡易検索結果画面を表示する(ステップS3)。
【0047】
図3は、図2のステップS3で表示される簡易検索結果の画面例を示す図である。図中、20は簡易検索結果画面で、該簡易検索結果画面20は、検索タイプが簡易検索であることを示すアイコン21と、ユーザにより設定された検索対象時間帯22と、ユーザにより設定されたキーワード23と、検索対象時間帯22及びキーワード23に基づく検索結果24と、どのような番組検索を行ったのか説明するための文字列表示欄25とを含む。
【0048】
図3の例では、検索対象時間帯22として、「今日」が設定され、キーワード23として、「大阪」、「京都」、「日本」、「アメリカ」の複数のキーワードが設定され、「日本」にカーソルが当たりキーワードとして選択された状態を示している。このキーワードとしては2つ以上のキーワードを選択できるようにしてもよい。また、「キーワード設定」のアイコンにカーソルを移動させて選択することで、図示しないキーワード設定画面を表示させ、キーワードを追加設定することもできる。そして、文字列表示欄25には、選択されたキーワード23(ここでは「日本」が選択)に基づいて、「日本を含む番組を検索します」という文字列が表示され、ユーザは「日本」というキーワードに基づいて簡易検索が行われたことを確認することができる。
【0049】
この検索結果24には、番組タイトルまたは短形式イベント記述子の中に「日本」というキーワードを持つ番組が表示される。また、検索結果24に表示される番組は、開始時刻の早い順にソートした状態で表示するようにしてもよいし、あるいは、キーワードのヒット数の多い順に並べるようにしてもよい。また、キーワードのヒット数が所定値以上の番組について色を変えたり、マークを付与して強調表示するようにしてもよい。
【0050】
次に、図2において、ユーザが図3に示す簡易検索結果画面20の検索結果に基づいて番組予約等の次の動作を行う場合や、簡易検索結果の閲覧のみで次の動作に移行しない場合などには(ステップS4のYESの場合)、一連の番組検索処理を終了する。一方、ユーザが図3に示す簡易検索結果画面20の検索結果を確認し、より詳細な検索を行いたいと判断した場合(ステップS4のNOの場合)、リモコンRを操作して、詳細検索の要求を行う(ステップS5)。そして、この詳細検索要求を受け付けたデジタル放送受信装置1は、図4に示すように、詳細検索を開始するか否かを確認するための検索確認画面に相当する詳細検索ガイダンス画面26を表示させる(ステップS6)。
【0051】
ここで、デジタル放送受信装置1は、詳細検索の要求を受け付けてから、番組情報取得手段が受信可能なチャンネルの拡張形式イベント記述子又は受信可能なチャンネルの短形式イベント記述子及び拡張形式イベント記述子を取得するまでに要する見積時間を算出する見積時間算出手段を備えるようにしてもよい。この見積時間算出手段は制御部12により実現される。そして、表示部9は、制御部12により算出された見積時間を、図4の詳細検索ガイダンス画面26に表示するようにしてもよい。図4の例では、「情報の取得に××分ほどかかります。」というメッセージが表示されている。ここでいう情報とは、拡張形式イベント記述子、又は短形式イベント記述子及び拡張形式イベント記述子のことで、この情報の取得に要する時間は、検索対象の時間帯とEITの再送周期から見積もることができる。
【0052】
EITの取得にかかる時間は、最大で再送周期の2倍と見積もることができる。例えば、BSデジタル放送の1つのチャンネルについて、放送局がEITを最大の再送周期(360秒=6分)で送信する場合、EITの取得にかかる時間は、6分〜12分(1周期以上、2周期未満)と見積もることができる。ここで、EITは先頭から取得する必要があるため、EITの取得にかかる時間は1周期以上、2周期未満となる。これより最大で2周期見ておけばよいことになる。同様に、地上デジタル放送の1つのチャンネルについて、放送局がEITを最大の再送周期(180秒=3分)で送信する場合、EITの取得にかかる時間は、3分〜6分となる。また、放送局がEITを最短の再送周期(60秒=1分)で送信する場合には、BSデジタル放送,地上デジタル放送共に、EITの取得にかかる時間は、1分〜2分(1周期以上、2周期未満)となる。ここで、再送周期はネットワーク(地上デジタル放送、BSデジタル放送)毎に仕様により決められており、この再送周期をネットワーク毎にデジタル放送受信装置1に予め記憶しておけばよい。
【0053】
また、BSデジタル放送の全チャンネルについて、放送局がEITを最大の再送周期で送信し、1チャンネルにつきEITの取得時間を12分(=720秒)とした場合、最大720秒×12チャンネル=8640秒=144分、と見積もることができる。同様に、地上デジタル放送の全チャンネル(東京エリア)について、放送局がEITを最大の再送周期で送信し、1チャンネルにつきEITの取得時間を6分(=360秒)とした場合、最大360秒×8チャンネル=2880秒=48分、となる。また、放送局がEITを最短の再送周期で送信し、1チャンネルにつきEITの取得時間を2分(=120秒)とした場合、BSデジタル放送では、最短120秒×12チャンネル=1440秒=24分、また、地上デジタル放送では、最短120秒×8チャンネル=960秒=16分、となる。
【0054】
なお、デジタル放送受信装置1が複数のチューナを搭載する場合、同時に複数のストリームを受信することができるため、EITの取得にかかる時間を短くすることも可能である。
【0055】
次に、図2のステップS7において、詳細検索を行う場合には(ステップS7のYESの場合)、ユーザが図4に示す詳細検索ガイダンス画面26に対して、リモコンRを操作して、画面上の「する」を選択する。この場合、デジタル放送受信装置1は、受信可能なチャンネルの拡張形式イベント記述子又は受信可能なチャンネルの短形式イベント記述子及び拡張形式イベント記述子の取得を行い、これらのイベント記述子を取得している間、その旨を通知するためのメッセージを含む詳細検索中画面27(図5)を表示する(ステップS8)。また、詳細検索を行わない場合(ステップS7のNOの場合)、ユーザは、詳細検索ガイダンス画面26に対して、リモコンRを操作して、画面上の「しない」を選択する。この場合、デジタル放送受信装置1は、新たにイベント記述子の取得を行わず、ステップS3に戻り、図3の簡易検索結果画面20を表示する。
【0056】
次に、ステップS9において、詳細検索をキャンセルしたい場合には(ステップS9のYESの場合)、ユーザは、図5に示す詳細検索中画面27に対して、リモコンRを操作して、画面上の「キャンセル」を押下する。この場合、デジタル放送受信装置1は、拡張形式イベント記述子、又は短形式イベント記述子及び拡張形式イベント記述子の取得を中断し、ステップS3に戻り、図3の簡易検索結果画面20を表示する。また、詳細検索をキャンセルしない場合には(ステップS9のNOの場合)、デジタル放送受信装置1はそのまま拡張形式イベント記述子、又は短形式イベント記述子及び拡張形式イベント記述子を取得する。
【0057】
上記において、例えば、新たに短形式イベント記述子及び拡張形式イベント記述子を取得した場合には、取得した短形式イベント記述子でフラッシュメモリ13の短形式イベント記述子を更新すると共に、取得した拡張形式イベント記述子をRAM14に展開する。そして、デジタル放送受信装置1は、RAM14の拡張形式イベント記述子及びフラッシュメモリ13の短形式イベント記述子を検索対象とした詳細検索を行い、その結果を図6に示すような詳細検索結果画面を表示する(ステップS10)。
【0058】
図6は、図2のステップS10で表示される詳細検索結果の画面例を示す図である。図中、30は詳細検索結果画面で、該詳細検索結果画面30は、検索タイプが詳細検索であることを示すアイコン31と、ユーザにより設定された検索対象時間帯32と、ユーザにより設定されたキーワード33と、検索対象時間帯32及びキーワー33に基づく検索結果34と、どのような番組検索を行ったのか説明するための文字列表示欄35とを含む。本例では、簡易検索と同様に、キーワードを「日本」として、検索を行ったものとしている。
【0059】
図6において、検索結果34には、短形式イベント記述子及び拡張形式イベント記述子の中に「日本」というキーワードを持つ番組が表示される。詳細検索結果画面30に、詳細検索の結果であることを示すアイコン31を表示することで、ユーザは一見して詳細検索の結果であることが分かり、図3に示した簡易検索結果画面20と区別することができる。また、デジタル放送受信装置1は、詳細検索の結果を表示する際に、簡易検索により検索された番組の表示形態と、詳細検索により新たに検索された番組の表示形態とを異ならせて表示するようにしてもよい。図6の例では、詳細検索により新たに検索された番組には、「NEW」というマークが付与されており、ユーザは詳細検索によりどの番組が追加されたか容易に識別することができる。
【0060】
また、上記の表示形態は、マークの付与に限らず、例えば、色を変える、太字にする、斜体にする、フォントを変える、下線を引く、などの各種の方法が考えられるが、詳細検索により検索された番組が、簡易検索により検索された番組と区別できればよく、その表示形態について特に限定するものではない。
【0061】
このように、番組情報を検索対象として番組検索を行う際に、通常検索ではメモリに記憶されている短形式イベント記述子を検索対象とし、番組情報の保存のためのメモリ使用量を抑え、短時間で簡易的な番組検索を行い、必要に応じて拡張形式イベント記述子を取得することで、検索対象となる番組の内容を多くして、詳細な番組検索を行えるため、メモリ使用量を抑えつつ、効率的に番組検索を行うことができる。
【0062】
図7は、詳細検索結果画面において検索結果にカーソルを移動させた場合の画面例を示す図で、図中、40は詳細検索結果画面を示す。この詳細検索結果画面40に表示された番組は、図6の詳細検索結果画面30に表示された番組と同じであり、図2に示したフローに基づいて検索・表示されたものとする。
【0063】
ユーザは、詳細検索結果画面40を表示させた状態で、リモコンRを操作して、カーソルを検索結果41に移動させ、所望の番組にカーソルを移動させる。ここでは番組42にカーソルが当たり選択された状態を示している。そして、選択された番組について、ヒットしたキーワードの周辺の文字を文字列表示欄43に表示する。ここでは、「日本」がキーワードであるため、短形式イベント記述子または拡張形式イベント記述子に含まれる文字列から、キーワードである「日本」の周辺の文字列を抽出して表示している。
【符号の説明】
【0064】
1…デジタル放送受信装置、2…フロントエンド、3…デマルチプレクサ、4…番組情報デコード部、5…電子番組表データ生成部、6…映像・音声デコード部、7…画面合成部、8…音声出力部、9…表示部、10…インタフェース部、11…リモコン受光部、12…制御部、13…フラッシュメモリ、14…RAM、15…ROM、20…簡易検索結果画面、21,31…アイコン、22,32…検索対象時間帯、23,33…キーワード、24,34,41…検索結果、25,35,43…文字列表示欄、26…詳細検索ガイダンス画面、27…詳細検索中画面、30,40…詳細検索結果画面、42…番組、100…短形式イベント記述子、101…拡張形式イベント記述子。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
受信可能なチャンネルの第1及び第2の番組情報のうち該第1の番組情報を取得する番組情報取得手段と、該取得した第1の番組情報をチャンネル毎に記憶する記憶手段とを備えたデジタル放送受信装置であって、
ユーザによる操作に従って検索条件を入力する検索条件入力手段と、該入力した検索条件に基づいて前記記憶手段に記憶された第1の番組情報を検索対象とした第1の番組検索を行う番組検索手段と、該第1の番組検索の結果を表示する表示手段とを備え、
前記第1の番組検索の結果を表示した後に、ユーザによる操作に従って第2の番組検索の要求を受け付けた場合、前記番組情報取得手段は、前記受信可能なチャンネルの第2の番組情報又は前記受信可能なチャンネルの第1及び第2の番組情報を取得し、
前記番組検索手段は、前記検索条件入力手段により入力された検索条件に基づいて前記第2の番組情報又は前記第1及び第2の番組情報を検索対象とした第2の番組検索を行い、
前記表示手段は、前記第2の番組検索の結果を表示することを特徴とするデジタル放送受信装置。
【請求項2】
請求項1に記載のデジタル放送受信装置において、前記第1の番組検索の結果を表示した後に、前記第2の番組検索の要求を受け付けると、前記表示手段は、前記第2の番組検索を開始するか否かを確認するための検索確認画面を表示することを特徴とするデジタル放送受信装置。
【請求項3】
請求項2に記載のデジタル放送受信装置において、前記第2の番組検索の要求を受け付けてから、前記番組情報取得手段が前記受信可能なチャンネルの第2の番組情報又は前記受信可能なチャンネルの第1及び第2の番組情報を取得するまでに要する見積時間を算出する見積時間算出手段を備え、前記表示手段は、前記見積時間算出手段により算出された見積時間を前記検索確認画面に表示することを特徴とするデジタル放送受信装置。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか1項に記載のデジタル放送受信装置において、前記表示手段は、前記番組情報取得手段が前記受信可能なチャンネルの第2の番組情報又は前記受信可能なチャンネルの第1及び第2の番組情報を取得している間、その旨を通知するためのメッセージを表示することを特徴とするデジタル放送受信装置。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか1項に記載のデジタル放送受信装置において、前記表示手段は、前記第2の番組検索の結果を表示する画面に、該第2の番組検索の結果であることを示すアイコンを表示することを特徴とするデジタル放送受信装置。
【請求項6】
請求項1〜5のいずれか1項に記載のデジタル放送受信装置において、前記表示手段は、前記第2の番組検索の結果を表示する際に、前記第1の番組検索により検索された番組の表示形態と、前記第2の番組検索により新たに検索された番組の表示形態とを異ならせて表示することを特徴とするデジタル放送受信装置。
【請求項7】
請求項1〜6のいずれか1項に記載のデジタル放送受信装置において、前記第1の番組情報は、EITに含まれる短形式イベント記述子であり、前記第2の番組情報は、EITに含まれる拡張形式イベント記述子であることを特徴とするデジタル放送受信装置。
【請求項8】
受信可能なチャンネルの第1及び第2の番組情報のうち該第1の番組情報を取得する番組情報取得手段と、該取得した第1の番組情報をチャンネル毎に記憶する記憶手段とを備えたデジタル放送受信装置による番組検索方法であって、
ユーザによる操作に従って検索条件を入力する検索条件入力ステップと、該入力した検索条件に基づいて前記記憶手段に記憶された第1の番組情報を検索対象とした第1の番組検索を行う第1の番組検索ステップと、該第1の番組検索の結果を表示する第1の表示ステップと、前記第1の番組検索の結果を表示した後に、ユーザによる操作に従って第2の番組検索の要求を受け付けた場合、前記受信可能なチャンネルの第2の番組情報又は前記受信可能なチャンネルの第1及び第2の番組情報を取得する番組情報取得ステップと、前記検索条件入力ステップにて入力された検索条件に基づいて前記第2の番組情報又は前記第1及び第2の番組情報を検索対象とした第2の番組検索を行う第2の番組検索ステップと、該第2の番組検索の結果を表示する第2の表示ステップとを備えたことを特徴とする番組検索方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2011−155436(P2011−155436A)
【公開日】平成23年8月11日(2011.8.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−15050(P2010−15050)
【出願日】平成22年1月27日(2010.1.27)
【出願人】(000005049)シャープ株式会社 (33,933)
【Fターム(参考)】