説明

データ記憶再生装置

【課題】音楽情報のコピー速度を高めるとともに、振動等の外乱が加わった場合においても、音楽情報の連続性を維持しつつ音楽情報のコピー記録を実現するデータ記憶再生装置を提供することを目的とする。
【解決手段】データを格納する記憶手段1と、第1の速度でデータを記憶手段1に転送する第1のバスと、第1の速度よりも早い第2の速度でデータを記憶手段1に転送する第2のバスと、第1のバスと第2のバスとを切り替える切替手段5とにより、音楽情報のコピー速度を高めるとともに、振動等の外乱が加わった場合においても、音楽情報の連続性を維持しつつ音楽情報のコピー記録を実現する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、データを記憶し再生する装置に関し、特に、音楽データを記憶し再生する車載用あるいは携帯用に好適なデータ記憶再生装置に関する。
【背景技術】
【0002】
現在の位置情報をGPS(GPS:global Positioning System)衛星を利用して取得するGPS測位システムを備え、加えて、CD(CD:Compact Disc)等の再生機能をも併せ持つ車載用あるいは携帯用の電子機器が知られている。こうした電子機器には、地図情報や音楽情報等のデータを記憶する大容量で、高速アクセスが可能なハードディスク(HDD:Hard Disc Drive)が備えられている。
【0003】
こうした機器に搭載されるCD等の光ディスク再生装置は、光ピックアップから射出されるレーザー光を光ディスク上の情報ピットに合焦させて、情報の再生を行うため、振動等の外乱により、光学的な制御が不能となる場合がある。こうした問題は、近年の光ディスクの記録再生速度の高速化に伴って、さらに、深刻な問題となりつつある。
【0004】
また、HDDについても、一般的なHDDは、磁気ディスクを高速に回転させ、磁気ヘッドを、磁気ディスクが高速回転することにより生じる浮力によって非常に微少な距離だけ浮遊させ、この微少距離を保った非接触状態で情報の記録、再生動作を行うため、磁気ディスクの回転中に急激に回転が止まった場合や、大きな振動が生じた場合、磁気ディスク表面に磁気ヘッドが接触して、磁気ディスク表面に機械的な損傷を生じるおそれがある。そのため、例えば、大きな振動が生じた場合でも、その振動の影響を軽減する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開2002−281842号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、例えば、CD内の音楽情報を倍速再生しながら、この音楽情報をHDDにコピー記録する場合を考えると、倍速再生された音楽情報を一旦、RAM等に蓄えつつ、通常の再生速度でアナログ信号に変換するとともに、このアナログ信号をスピーカを介して発音する必要がある。このため、従来は、HDDに音楽情報をコピー記録するコピー速度を高速化できないという問題があった。
【0006】
そこで、本発明は、上記事情を考慮し、例えば、音楽情報等のデータのコピー速度を高めるとともに、振動等の外乱が加わった場合においても、音楽情報等のデータの連続性を維持しつつ音楽情報等のデータのコピー記録を実現するデータ記憶再生装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載の発明は、データを格納する記憶手段と、第1の速度でデータを該記憶手段に転送する第1のバスと、該第1の速度よりも早い第2の速度でデータを該記憶手段に転送する第2のバスと、前記第1のバスと前記第2のバスとを切り替える切替手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載されたデータ記憶再生装置において、移動を検出する移動検出手段と、該移動検出手段が移動中であることを検出した場合に、前記切替手段が前記第1のバスに切り替えて前記第1の速度で前記記憶手段にデータの転送を行うとともに、該移動検出手段が移動中でないことを検出した場合に、前記切替手段が前記第2のバスに切り替えて前記第2の速度で前記記憶手段にデータの転送を行うことを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載されたデータ記憶再生装置において、発音手段を備えるとともに、前記データが音楽データであって、
前記第1の速度で該音楽データの転送を行うときには、前記発音手段から再生音を出力することを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項2または請求項3に記載のデータ記憶再生装置において、前記移動検出手段が、パーキングブレーキが引かれているか否かにより、移動を検出することを特徴とする。
【0011】
請求項5に記載の発明は、請求項2または請求項3に記載のデータ記憶再生装置において、前記移動検出手段が、車速パルスを検出することにより、移動を検出することを特徴とする。
【0012】
請求項6に記載の発明は、請求項2または請求項3に記載のデータ記憶再生装置において、現在位置測位手段を備え、前記移動検出手段が該現在位置測位手段により検出した位置情報に基づいて、移動を検出することを特徴とする。
【0013】
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか1項に記載のデータ記憶再生装置において、外部電源入力端子を備え、該外部電源入力端子に乾電池が接続されている場合には、前記第1の速度でデータの転送を行うことを特徴とする。
【0014】
請求項8に記載の発明は、請求項2から6のいずれか1項に記載のデータ記憶再生装置において、前記切替手段を前記第1のバスに切り替える操作手段をさらに備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
請求項1に記載の発明は、切替手段により、適宜、2つのバスを切替えてデータの転送を行うことにより、状況に応じたデータの転送速度を設定することができ、データ転送速度を高めることができるという効果がある。
【0016】
請求項2に記載の発明は、移動検出手段によりデータ記憶再生装置が移動中か否かが検出され、移動中である場合には遅い転送速度の第1のバスでデータが転送され、移動中でない場合には第1のバスよりも転送速度が早い第2のバスでデータが転送される。このように、移動中には、データの転送速度を低速(第1のバス)に変更するため、特に、移動中に問題となる振動等の外乱が生じても、これによる影響を低減させ、データの連続性を維持できるという効果がある。
【0017】
請求項3に記載の発明は、データ転送速度を低速(第1のバス)とした場合には、データの転送を行うとともに、転送されるデータの再生音を聞くことができるという効果がある。
【0018】
請求項4に記載の発明は、パーキングブレーキが引かれているか否かを検出することにより、移動中であるか否かを確実に検出することができるという効果がある。
【0019】
請求項5に記載の発明は、車両のタイヤの回転に伴って発生する車速パルスを検出することにより、移動中であるか否かを確実に検出することができるという効果がある。
【0020】
請求項6に記載の発明は、現在位置測位手段により得られた位置情報に基づいて、時間経過に伴う位置情報の変化を検出することにより、移動中であるか否かを確実に検出することができるという効果がある。
【0021】
請求項7に記載の発明は、乾電池により駆動されている場合には、データ転送速度を低速(第1のバス)とすることにより、消電力化を図ることができるという効果がある。また、乾電池により駆動されている場合には、本装置が携帯されていると判断できるため、データ転送速度を低速(第1のバス)とすることにより、特に、移動中に問題となる振動等の外乱が生じても、これによる影響を低減させ、データの連続性を維持できるという効果がある。
【0022】
請求項8に記載の発明は、操作手段を用いることにより、例えば、移動中でない場合であっても、データ転送速度を低速(第1のバス)とすることにより、転送されるデータの再生音を聞くことができるという効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
次に、本発明の一実施形態に係るについて、図面を参照して説明する。
【0024】
本発明の実施形態に係るデータ記憶再生装置は、図1に示すように、HDD1(記憶手段)と、現在位置測位手段2と、光ディスク再生手段3と、入力部4(操作手段)と、スイッチ5(切替手段)と、RAM6と、デコーダ7と、スピーカ8(発音手段)と、ROM9と、RAM10と、表示部11と、車速パルス端子12と、パーキング端子13と、変圧回路14と、外部電源入力端子15と、電池端子16と、シガーライター用アダプタ18と、商用電源用アダプタ19と、制御回路20(移動検出手段)とから構成されている。
【0025】
HDD1は、地図情報や音楽情報等のデータを格納する磁気記録媒体であり、大容量でありかつ、高速アクセスが可能であるという特徴を有している。
【0026】
現在位置測位手段2は、図示しない角度や速度センサおよびGPS受信機を備え、これらから得られる情報に基づいて自車の位置情報あるいは自己の位置情報を検出し、この自車位置情報あるいは自己の位置情報を表示部11の画面上に表示された地図上にカーソル表示等して、自車の位置情報あるいは自己の位置情報をユーザに提供する。
【0027】
光ディスク再生手段3は、CDやDVDといった光ディスクを図示しない光ピックアップにより光学的に読み出して、音楽情報や地図情報等の再生を行う。
【0028】
入力部4は、ボタンやタッチパネル等で構成され、ユーザが各機能を実行させるための指示入力を行うものである。本実施形態においては、例えば、自動車や装置が移動中でない場合にも、ユーザが音楽データの再生を望む場合に、データ転送用バスを低速の第1のバスに切替えるよう指示する場合に用いられる。
【0029】
スイッチ5は、制御回路20からHDD1にデータを転送するデータバスを、制御回路20からの制御信号に基づいて適宜切替える。なお、データバスは、音楽データの場合、データライン、シリアルクロックラインおよびLRクロック等で構成されており、高速転送用バスと低速転送用バスとが用意されている。
【0030】
RAM6は、低速転送用バスが選択されているときに、HDD1に転送されるデータを一時的に格納する記憶素子であり、例えば、光ディスク再生手段3において倍速再生されたデータを入力し、制御回路20の制御により、この入力データを通常速度で後段のデコーダ7に出力する。また、光ディスクの再生データを一時的に記憶することにより、例えば、大きな振動等により、光ディスク再生手段3の光学的な制御が一時不能となって、再生データの連続性が失われた場合でも、すでに格納されている再生データを用いることにより、違和感のない再生音をユーザに提供する等の役割も果たしている。
【0031】
デコーダ7は、RAM6からデジタルオーディオデータを入力し、この入力データの誤り訂正や復調処理を行った後、これをアナログデータに変換してアナログオーディオ信号をスピーカ8に出力する。
【0032】
スピーカ8は、入力したアナログオーディオ信号を外部に発音するための装置である。
【0033】
ROM9は、システム全体を制御するための制御プログラムや各種データ等を格納する記憶素子である。
【0034】
RAM10は、システム全体の制御に必要なデータ等を一時的に格納する記憶素子である。
【0035】
表示部11は、例えば、LCD等で構成され、各種機能メニューや地図情報等を表示する。
【0036】
車速パルス端子12は、例えば、自動車の走行速度に比例して、周波数が高くなる矩形波状の、いわゆる車速パルスを入力するための端子である。
【0037】
パーキング端子13は、自動車のパーキングブレーキと接続するための端子であって、「H」、「L」2値の信号により、パーキングブレーキのON、OFFを検出することができる。
【0038】
変圧回路14は、いわゆるDC−DCコンバータであり、入力したDC電圧を所望の電圧値のDC電圧に変換する。
【0039】
外部電源入力端子15は、シガーライター用アダプタ18や商用電源用アダプタ19等から外部電源を入力するための端子である。
【0040】
シガーライター用アダプタ18は、シガーライター端子から供給される直流12Vの電圧を直流9Vの電圧に変換し、商用電源用アダプタ19は、商用電源である交流100Vの電圧を直流10.5Vの電圧に変換する。
【0041】
電池端子16は、充電式乾電池17(バッテリー)を本体に接続するための端子であって、充電式乾電池17から直流7.2Vの供給を受ける。
【0042】
制御回路20は、システム全体をROM9内に格納された制御プログラムにしたがって制御する。本実施形態においては、特に、パーキング端子13や車速パルス端子12等からの信号に基づいて、自動車や装置の移動を検出し、この情報に基づいてスイッチを制御して、データの転送速度を可変する。また、ユーザの指示に応じて、システムの動作を制御する。
【0043】
次に、図2を用いて、本実施形態の動作の詳細について説明する。
【0044】
まず、ユーザが光ディスク再生手段3に光ディスクを挿入し、あるいは、すでに挿入されている光ディスクに対して、入力部4から再生動作の指示を制御回路20に送出すると、光ディスクが回転して、光ピックアップの作用により、光ディスクからデータが光学的に読み出されて再生される。なお、再生速度は、通常の再生速度よりも早い倍速再生である。
【0045】
制御回路20は、ユーザから光ディスクの再生指示を入力すると、同時に、データの転送要求があるか否かを確認する(ステップ101)。制御回路20がデータの転送要求があると判断したときには、続いて、移動中であるかどうかを確認する(ステップ102)。なお、制御回路20がデータの転送要求がないと判断したときには、データの転送要求をモニタしながら、光ディスクの再生を続行させる。
【0046】
移動中であるか否かは、例えば、以下の方法により行う。
【0047】
まず、第1の方法としては、自動車のパーキングブレーキと接続されているパーキング端子13をモニタして、パーキングブレーキのON/OFFを検出する。そして、パーキングブレーキがON、すなわち、パーキングブレーキがかかっているときには、自動車が停止していると判断し、パーキングブレーキがOFF、すなわち、パーキングブレーキがかかっていないときには、自動車が移動していると判断する。
【0048】
第2の方法としては、自動車の速度センサと接続されている車速パルス端子12をモニタして、車速パルスの有無を検出する。そして、車速パルス端子12に車速パルス信号が入力されていないとき、すなわち、自動車の速度センサから信号が出力されていないときには、自動車が停止していると判断し、車速パルス端子12に車速パルス信号が入力されているとき、すなわち、自動車の速度センサから信号が出力されているときには、自動車が移動していると判断する。
【0049】
第3の方法としては、現在位置測位手段2から得られる自車(あるいは装置)の位置情報をモニタして、直前の位置情報と現在の位置情報とを比較して自動車(あるいは装置)の移動を検出する。すなわち、所定の時間間隔で入力される現在位置測位手段2からの位置情報を順次比較して、前後の位置情報に変化がない場合には、自動車(あるいは装置)が停止していると判断し、前後の位置情報に変化がある場合には、自動車(あるいは装置)が移動していると判断する。なお、現在位置測位手段2から得られる自車(あるいは装置)の位置情報には、現在位置測位手段2の特性上、いくらかの誤差を含んでいる。したがって、前後の位置情報の判断においては、これらの誤差を予め見込んで、自動車(あるいは装置)の移動の有無を検出する必要がある。
【0050】
第4の方法としては、充電式乾電池17と接続されている電池端子16をモニタして、電源の供給を外部の充電式乾電池17から受けているか否かを検出する。そして、電源の供給を外部の充電式乾電池17から受けているときには、本発明のデータ記憶再生装置が携帯用に供され、移動していると判断し、電源の供給を外部の充電式乾電池17から受けていないときには、データ記憶再生装置が移動していないと判断する。なお、自動車あるいはデータ記憶再生装置が移動中であるか否かを判断する方法をいくつか示したが、これらの方法は、その判断にあたって単独で用いてもよいし、いくつかの方法を組み合わせて総合的に判断してもよい。
【0051】
上記、いずれかの方法により、自動車あるいはデータ記憶再生装置が移動中であると判断した場合には、制御回路20がスイッチ5をRAM6側、すなわち、データの転送速度が遅い第1のバスに切替える(ステップ104)。そして、制御回路20からRAM6にデータが出力される(ステップ105)。RAM6に入力されたデータは、制御回路20の制御により通常の再生速度でデコーダ7に出力されるとともに、HDD1に対してもデータの転送が実行される(ステップ106)。デコーダ7では、入力したデータに対して、誤り訂正や復調処理等を行い、その後、データをアナログ信号に変換してスピーカ8に供給する。スピーカ8は、入力したアナログ信号を外部に発音する。これにより、ユーザは、データの転送を行いながら、光ディスク内に記録された音楽を聴くことができる。また、HDD1に入力されたデータは、所定のメモリエリアに順次格納され、記憶される(ステップ108)。
【0052】
一方で、自動車あるいは装置が移動中でないと判断した場合には、次に、ユーザからデータの低速転送、すなわち、第1のバスを用いたデータ転送が要求されているか否かが判断される(ステップ103)。判断の結果、ユーザからの指示がある場合には、ステップ104に移行して処理を行う。また、判定の結果、ユーザからの指示がない場合には、制御回路20がスイッチ5をHDD1側、すなわち、データの転送速度が速い第2のバスに切替える(ステップ107)。データがHDD1に転送され、HDD1に転送されたデータは、早い転送速度で、所定のメモリエリアに順次格納処理され、記憶される(ステップ108)。
【0053】
したがって、本実施形態によれば、転送速度の異なる2つのデータバスと、このデータバスを切替えるスイッチを設けたことから、状況に応じて、適宜に、HDD1へのデータの転送速度を可変することができる。
【0054】
以上、図面を参照して本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
【図面の簡単な説明】
【0055】
【図1】本発明の携帯電話装置の構成図である。
【図2】本発明の携帯電話装置の処理フローチャートである。
【符号の説明】
【0056】
1 HDD(記憶手段)
2 現在位置測位手段
3 光ディスク再生手段
4 入力部
5 スイッチ(切替手段)
6 RAM
7 デコーダ
8 スピーカ(発音手段)
9 ROM
10 RAM
11 表示部
12 車速パルス端子
13 パーキング端子
14 変圧回路
15 外部電源入力端子
16 電池端子
18 シガーライター用アダプタ
19 商用電源用アダプタ
20 制御回路(移動検出手段)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
データを格納する記憶手段と、
第1の速度でデータを該記憶手段に転送する第1のバスと、
該第1の速度よりも早い第2の速度でデータを該記憶手段に転送する第2のバスと、
前記第1のバスと前記第2のバスとを切り替える切替手段と、
を備えることを特徴とするデータ記憶再生装置。
【請求項2】
移動を検出する移動検出手段と、
該移動検出手段が移動中であることを検出した場合に、前記切替手段が前記第1のバスに切り替えて前記第1の速度で前記記憶手段にデータの転送を行うとともに、
該移動検出手段が移動中でないことを検出した場合に、前記切替手段が前記第2のバスに切り替えて前記第2の速度で前記記憶手段にデータの転送を行うことを特徴とする請求項1に記載のデータ記憶再生装置。
【請求項3】
発音手段を備えるとともに、前記データが音楽データであって、
前記第1の速度で該音楽データの転送を行うときには、前記発音手段から再生音を出力することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のデータ記憶再生装置。
【請求項4】
前記移動検出手段が、パーキングブレーキが引かれているか否かにより、移動を検出することを特徴とする請求項2または請求項3に記載のデータ記憶再生装置。
【請求項5】
前記移動検出手段が、車速パルスを検出することにより、移動を検出することを特徴とする請求項2または請求項3に記載のデータ記憶再生装置。
【請求項6】
現在位置測位手段を備え、
前記移動検出手段が該現在位置測位手段により検出した位置情報に基づいて、移動を検出することを特徴とする請求項2または請求項3に記載のデータ記憶再生装置。
【請求項7】
外部電源入力端子を備え、
該外部電源入力端子に乾電池が接続されている場合には、前記第1の速度でデータの転送を行うことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のデータ記憶再生装置。
【請求項8】
前記切替手段を前記第1のバスに切り替える操作手段をさらに備えたことを特徴とする請求項2から6のいずれか1項に記載のデータ記憶再生装置。


【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2006−31840(P2006−31840A)
【公開日】平成18年2月2日(2006.2.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−210275(P2004−210275)
【出願日】平成16年7月16日(2004.7.16)
【出願人】(000001889)三洋電機株式会社 (18,308)
【出願人】(000214892)鳥取三洋電機株式会社 (1,582)
【Fターム(参考)】