説明

データ記録・再生装置

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は機能の異なる2種類の記憶ユニットを組み合わせて成るデータ記録・再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ程度の規模のデータ処理装置は、図6に示すように、ホストユニットとしてのCPUを内蔵した装置本体101と、この装置本体101上に置かれたディスプレイ装置102と、データ入力用のキーボード103とからなるのが普通である。装置本体101には、FDDユニット(磁気ディスクドライブユニット)、HDDユニット(ハードディスクドライブユニット)などの2つの記憶ユニット104,105が個別に組み込まれているのが普通である。なお、図6では、記憶ユニット104は、装置本体101から少し引き出した状態にて示している。
【0003】ところで、最近では、医療情報のような個人情報を記憶したメモリをカード状に形成して常時保持できるようにしたメモリカードが提供されている。このようなメモリカードの一例として、PCMCIA(Personal Conputer Memory Card International Association)で規格化されたものが知られている。このようなメモリカードは、良く取られている他のICメモリカードと同様に、専用の記憶ユニットと組み合わされ、図6R>6に示したようなデータ処理装置に組み込むことで、データの記録・再生を可能にして汎用性を高めることが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記したFDDユニットやHDDユニットは勿論のこと、上記メモリカードのための記憶ユニットは、単体でサイズもユニット化されており、図6に示したような装置本体101に個別に組み込まれねばならない。例えば、3.5インチ用のFDDユニットと上記メモリカードのための他の記憶ユニットとをデータ処理装置の装置本体に組み込む場合、FDDユニットと上記他の記憶ユニットとを合わせた高さ方向の寸法は40mmを越えるのが普通である。このため、上記のような組み合わせの記憶ユニットは、小型のデータ処理装置に組み込むことは困難であった。
【0005】また、上記メモリカードのための記憶ユニットは、メモリカードへのアクセスに際して外来ノイズの影響を受けることがあるので、外来ノイズに対するシールド対策を講じる必要がある。
【0006】本発明では、FDDユニットやHDDユニットのような記憶ユニットでは、特に高さ寸法の縮小化が進んでいることに着目し、FDDユニットあるいはHDDユニットとメモリカードのための記憶ユニットとの一体化を図ると共に、この一体化をできるだけ小さい高さ寸法で実現することのできるデータ記録・再生装置を提供することを課題とする。
【0007】本発明はまた、メモリカードのための記憶ユニットに対するシールドをできるだけ簡単な構造で実現することのできるデータ記録・再生装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、磁気記録媒体の出し入れ可能なFDDユニット、磁気記録媒体を内蔵したHDDユニットのうちの一方による第1の記憶ユニットと、PCMCIAで規格化されたメモリカードの出し入れ可能な第2の記憶ユニットとを、互いに重ねた状態で1インチ以下の高さ寸法とし、これらをノイズに対するシールド機能を有するカバー内に組み込み、前記第2の記憶ユニットは、挿入された前記メモリカードの側縁と係合して該メモリカードを保持するための保持枠を有し、該保持枠と前記第1の記憶ユニットとの間にできる隙間を、ノイズに対するシールド機能を有するスペーサで塞ぐようにしたことを特徴とするデータ記録・再生装置が得られる。
【0009】本発明によればまた、前記カバーは金属製であって主板の両側に互いに対向し合う側板を有し、前記主板に前記第2の記憶ユニットを実装し、該第2の記憶ユニットを前記主板との間に挟むように前記第1の記憶ユニットを前記側板に取り付けたことを特徴とするデータ記録・再生装置が得られる。
【0010】本発明によれば更に、前記第1及び前記第2の記憶ユニットの前面に取り付けた1つのフロントパネルを有し、該フロントパネルは、前記磁気記録媒体及び前記メモリカードをそれぞれ前記第1及び前記第2の記憶ユニットに出し入れするための開口と、前記磁気記録媒体及び前記メモリカードをそれぞれ前記第1及び前記第2の記憶ユニットから排出するためのエジェクト釦を貫通させた貫通穴とを有していることを特徴とするデータ記録・再生装置が得られる。
【0011】
【0012】本発明によれば更に、前記メモリカードは、その前端部に複数のピン端子受入れ部を有し、前記第2の記憶ユニットは、挿入された前記メモリカードの前記前端部に対応する箇所に、複数のピン端子を有するコネクタユニットを備えて、前記複数のピン端子の一端が前記複数のピン端子受入れ部と接続可能にされ、該コネクタユニットに隣接した箇所には上下両面に配線パターンが形成された回路基板を備え、前記複数のピン端子は上部端子群と下部端子群との2列に配列されると共に、前記上部端子群は、前記回路基板の上面に形成された前記配線パターンに接続可能に形成され、前記下部端子群は前記回路基板の下面に形成された前記配線パターンに接続可能に形成されていることを特徴とするデータ記録・再生装置が得られる。
【0013】
【実施例】図1を参照して、本発明の第1の実施例について説明する。このデータ記録・再生装置は、PCMCIAで規格化されたメモリカードのためのメモリカードユニット10と、磁気ディスクのような磁気記録媒体のためのFDDユニット20とを金属製のカバー30内で重ねて一体的に構成している。
【0014】図2を参照して、メモリカード40は、ICメモリ等の記憶部を封止したものや、カード型のHDDユニット、FAX MODEMユニットなどの長方形のカードである。メモリカード40の両側にはフランジ41が形成され、一端部には、内蔵された記憶部と図1に示されたメモリカードユニット10との電気的接続を行うための複数のピン端子受入れ部42−1を有するコネクタ42が備えられている。ピン端子受入れ部42−1は、周知のように、後述するピン端子の挿入可能な円筒状の導体が埋設されて成る。
【0015】図1に戻って、メモリカードユニット10は、メモリカード40(図2)を保持するための保持枠11と、挿入されたメモリカードを排出するためのエジェクタ機構12と、メモリカード40のコネクタ42と電気的に接続するためのコネクタ13と、インタフェースユニットとの接続のためのコネクタや信号処理のための電子部品等を実装した回路基板14とを含んでいる。
【0016】保持枠11は、メモリカード40のスライドを案内すると共に、挿入されたメモリカード40を保持するためのものである。このために、保持枠11は、互いに平行に延びる一対の枠部材の内側に、メモリカード40のフランジ41の嵌入可能な溝11−1を有する。メモリカード40の受入れ口となる保持枠11の一端側には、シャッタ11−2が取り付けられている。このシャッタ11−2は、周知のように、メモリカードユニット10にメモリカード40が挿入されると、このメモリカード40により保持枠11の内側に倒れる。シャッタ11−2には、ばね機構(図示せず)が組み合わされている。それ故、挿入されたメモリカード40がメモリカードユニット10から排出されると、シャッタ11−2はばね機構により図示の位置に復帰する。
【0017】保持枠11で保持されているメモリカード40を排出するために、保持枠11にはエジェクタ機構12が組み合わされている。このエジェクタ機構12は、エジェクト釦12−1を押すと作動して、メモリカード40をメモリカードユニット10の外へ排出する。このような機構は良く知られているので、内部構造の図示、説明は省略する。保持枠11の他端側、すなわち、保持枠11で保持されているメモリカード40のコネクタ42に対応する位置には、コネクタ13が配置される。コネクタ13は複数のピン端子13−1を有する。メモリカード40がメモリカードユニット10に挿入されると、ピン端子13−1の一端側がメモリカード40のコネクタ42におけるピン端子受入れ部42−1に入り込む。ピン端子13−1の他端側については後述する。
【0018】保持枠11、コネクタ13、回路基板14はそれぞれ、ねじによってカバー30の主板31に取り付けられる。ここで、回路基板14は、カバー30の主板31に切り起こしにより形成された取付片31−1に取り付けられる。このことにより、回路基板14は、主板31にそこから微小距離だけ離れて実装される。その理由については後述する。
【0019】カバー30は、両側に互いに対向し合うように上方に折り曲げて形成された側板32を有している。FDDユニット20は、メモリカードユニット10を主板31に取り付けた後に、側板32にねじにより取り付けられる。このようにして、FDDユニット20は、メモリカードユニット10を被うようにカバー30に取り付けられる。その結果、メモリカードユニット10は、FDDユニット20とカバー30とで挟まれる。言い換えれば、メモリカードユニット10は、FDDユニット20とカバー30とで外来ノイズからシールドされる。
【0020】FDDユニット20については、よく知られているので、内部構造については説明を省略する。FDDユニット20のケース21の前面には、磁気ディスク(図示せず)を出し入れするための開口21−1が設けられている。ケース21の前面にはまた、磁気ディスク排出のためのエジェクタ機構(図示せず)を作動させるためのエジェクト釦22が突出している。
【0021】メモリカードユニット10及びFDDユニット20の前面は、互いに同一面となるように揃えられ、側板32を利用してフロントパネル50が取り付けられる。フロントパネル50は、シャッタ11−2に対応する箇所にメモリカード40を出し入れするための開口51が設けられ、エジェクト釦12−1に対応する箇所にはこれを突出させるための貫通穴52が設けられている。フロントパネル50はまた、ケース21の開口21−1に対応する箇所に磁気ディスクを出し入れするための開口53が設けられ、エジェクト釦22に対応する箇所にはこれを突出させるための貫通穴54が設けられている。
【0022】ところで、メモリカードユニット10とFDDユニット20との間には、小さなスペースを確保する必要がある。これは、図2に示したように、メモリカード40が数mm程度の厚さを有している場合に、メモリカード40の一部が保持枠11の上方に突出するからである。言い換えれば、メモリカードユニット10とFDDユニット20との間の間隔は、メモリカード40の上方への突出量より大きくする必要がある。ところが、メモリカードユニット10とFDDユニット20との間にスペースがあると、以下のような問題を生ずる。すなわち、開口51を通して誤まってコインのような異物が投入される場合がある。そして、投入された異物がメモリカードユニット10とFDDユニット20との間のスペースを通してメモリカードユニット10の回路基板14側に入り込んでしまう場合がある。この場合、入り込んだ異物は、回路基板14上の回路の短絡の原因となったり、誤動作の原因となる。
【0023】このような問題点を解消するために、保持枠11の上部には金属製のスペーサ15が取り付けられる。このスペーサ15は、上方に折り曲げて形成された折り曲げ片15−1を有し、この折り曲げ片15−1によりメモリカードユニット10とFDDユニット20との間のスペースが確実に塞がれる。また、スペーサ15は金属製であるので、メモリカードユニット10に対するシールド機能をも有する。
【0024】図3を参照して、コネクタ13について説明する。図3(a)は本発明において使用されるコネクタ13との違いを明確にするための参考例として従来のコネクタの一部を拡大して示している。図3(a)において、従来のコネクタ13′は、複数のピン端子13−1′が上下2列に配列して端子支持台13−2´に設けられている。複数のピン端子13−1′の一端側は、図1R>1に示されたものと同様に、回路基板14´に平行に突出している。複数のピン端子13−1′の他端側は、L字形状に折り曲げられ、折り曲げられた先端部が回路基板14´の上面に接触している。そして、これらの先端部が回路基板14の上面に一対一の対応関係で形成された配線パターンに半田付けされる。このため、下の列のピン端子13−1′は、上の列の隣り合う2本のピン端子13−1′の間に配列する必要がある。その結果、回路基板14´上において半田付けされるピン端子13−1のピッチP1が小さくなる。これはピン端子13−1′の半田付け作業が面倒になることを意味する。また、コネクタ13′の実装位置が回路基板14の厚さ分だけ高くなる。それ故、このようなコネクタ13′を使用したメモリカードユニットは、高さ寸法が大きくなる。
【0025】図3(b)を参照して、本発明において使用されるコネクタ13は、複数のピン端子13−1が上下2列に位置を揃えて端子支持台13−2に設けられている。複数のピン端子13−1の一端側は、図1に示されるように、主板31に平行に突出している。一方、複数のピン端子13−1の他端側も、主板31に平行に延びている。回路基板14は、上の列のピン端子13−1と下の列のピン端子13−1との間に挟まれるように主板31に取り付けられる。このため、回路基板14は、図1に示した取付片31−1により主板31から微小距離だけ離れて設けられている。上の列のピン端子13−1は回路基板14の上面に形成された配線パターンに半田付け接続され、下の列のピン端子13−1は回路基板14の下面に形成された配線パターンに半田付け接続される。
【0026】このようなコネクタ13によれば、回路基板14に半田付けされるピン端子13−1のピッチP2は、図3(a)のピッチP1の2倍となる。これは、ピン端子13−1の半田付け作業が図3(a)の例に比べて容易になることを意味する。また、回路基板14の上下両面にピン端子13−1が半田付けされるので、コネクタ13と回路基板14との結合強度が大きくなる。更に、回路基板14をコネクタ13の下側ではなく、コネクタ13の中間部の高さの位置に配置できる。その結果、コネクタ13の実装位置が回路基板14の厚さ分だけ低くなる。これは、メモリカードユニット10を薄型にできることを意味する。言い換えれば、データ記録・再生装置の高さ寸法を回路基板14の厚さ分だけ小さくできる。
【0027】データ記録・再生装置としてのサイズは、これまでの3.5インチ用のFDDユニットと同じ大きさにできる。すなわち、高さ寸法25.4mm、幅寸法101.6mm(奥行寸法は任意)とすることができ、これまでのデータ処理装置に備えられた従来の3.5インチ用のFDDユニットとの互換性が得られる。言い換えれば、従来の3.5インチ用のFDDユニットの設置スペースに、メモリカードユニット10とFDDユニット20とを一体的に組み込むことができる。
【0028】ところで、メモリカードユニット10とFDDユニット20とから出力される信号はフォーマットが異なるので、これらをデータ処理装置本体内のCPUに接続するにはインタフェースが必要になる。図4を参照して、メモリカードユニット10及びFDDユニット20はそれぞれ、メモリカードユニット10用のインタフェースユニット61、FDDユニット20用のインタフェースユニット62を通してCPUのバスライン63に接続される。
【0029】図5は本発明の他の実施例を示し、図1に示されたFDDユニット20に代えてHDDユニット70をメモリカードユニット10と組み合わせている。周知のように、HDDユニット70は、記録媒体がユニット内に封止されている。それ故、フロントパネル50′にはメモリカード40(図2)を出し入れするための開口51と、エジェクト釦12−1を突出させるための貫通穴52とが設けられていれば良い。他の部分については図1と同じなので、説明は省略する。
【0030】以上、本発明を2つの実施例について説明したが、本発明は上記した2つの実施例に限られず、様々な変更が可能である。例えば、カバー30やスペーサ15は金属製のものに限らず、外来ノイズに対するシールド機能を付与されたものであれば良く、例えばシールド材料を混入させた樹脂材でも良い。メモリカードユニット10におけるシャッタ11−2は省略されても良い。また、本発明によるデータ記録・再生装置は、図1に示されるような横置きに限らず縦置きで使用することもできる。
【0031】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれば次のような効果が得られる。
【0032】■メモリカードユニットとこれとは別の機能を持つ記憶ユニットとを、従来の3.5インチ用のFDDユニットと同じサイズにて一体化できることにより、小型のデータ処理装置にも取付け可能となる。また、既設のデータ処理装置に備えられた従来の3.5インチ用のFDDユニットと交換することもできる。
【0033】■メモリカードユニットをカバーとFDDユニットで挟むように一体化したことにより、メモリカードユニットへの外来ノイズに対するシールド機能を、格別のシールド手段を設けることなく向上させることができる。
【0034】■メモリカードユニットと他の記憶ユニットとの間にできるスペースをシールド機能を持つスペーサで塞いだことにより、メモリカードユニット内の回路基板側へ異物が入ることを防止できるだけでなく、メモリカードユニットに対するシールド機能を向上させることができる。
【0035】■メモリカードユニットにおけるコネクタと回路基板と電気的接続構造を改良したことにより、メモリカードユニットの薄型化、ひいてはデータ記録・再生装置の薄型化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するための分解斜視図である。
【図2】本発明において使用されるメモリカードの一例を示した図である。
【図3】図1に示されたコネクタと回路基板との接続構造を、従来例と対比させて示した部分拡大図である。
【図4】本発明によるデータ記録・再生装置とCPUとの電気的接続を説明するためのブロック図である。
【図5】本発明の他の実施例を説明するための分解斜視図である。
【図6】本発明が適用されるデータ処理装置の一例を示した斜視図である。
【符号の説明】
10 メモリカードユニット
11 保持枠
12 エジェクタ機構
12−1、22 エジェクト釦
13 コネクタ
14 回路基板
15 スペーサ
20 FDDユニット
21 ケース
30 カバー
31 主板
32 側板
40 メモリカード
50 フロントパネル
70 HDDユニット

【特許請求の範囲】
【請求項1】 磁気記録媒体の出し入れ可能なFDDユニット、磁気記録媒体を内蔵したHDDユニットのうちの一方による第1の記憶ユニットと、PCMCIAで規格化されたメモリカードの出し入れ可能な第2の記憶ユニットとを、互いに重ねた状態で1インチ以下の高さ寸法とし、これらをノイズに対するシールド機能を有するカバー内に組み込み、前記第2の記憶ユニットは、挿入された前記メモリカードの側縁と係合して該メモリカードを保持するための保持枠を有し、該保持枠と前記第1の記憶ユニットとの間にできる隙間を、ノイズに対するシールド機能を有するスペーサで塞ぐようにしたことを特徴とするデータ記録・再生装置。
【請求項2】 請求項1記載のデータ記録・再生装置において、前記カバーは金属製であって主板の両側に互いに対向し合う側板を有し、前記主板に前記第2の記憶ユニットを実装し、該第2の記憶ユニットを前記主板との間に挟むように前記第1の記憶ユニットを前記側板に取り付けたことを特徴とするデータ記録・再生装置。
【請求項3】 請求項1あるいは2記載のデータ記録・再生装置において、前記第1及び前記第2の記憶ユニットの前面に取り付けた1つのフロントパネルを有し、該フロントパネルは、前記磁気記録媒体及び前記メモリカードをそれぞれ前記第1及び前記第2の記憶ユニットに出し入れするための開口と、前記磁気記録媒体及び前記メモリカードをそれぞれ前記第1及び前記第2の記憶ユニットから排出するためのエジェクト釦を貫通させた貫通穴とを有していることを特徴とするデータ記録・再生装置。
【請求項4】 請求項1記載のデータ記録・再生装置において、前記メモリカードは、その前端部に複数のピン端子受入れ部を有し、前記第2の記憶ユニットは、挿入された前記メモリカードの前記前端部に対応する箇所に、複数のピン端子を有するコネクタユニットを備えて、前記複数のピン端子の一端が前記複数のピン端子受入れ部と接続可能にされ、該コネクタユニットに隣接した箇所には上下両面に配線パターンが形成された回路基板を備え、前記複数のピン端子は上部端子群と下部端子群との2列に配列されると共に、前記上部端子群は、前記回路基板の上面に形成された前記配線パターンに接続可能に形成され、前記下部端子群は前記回路基板の下面に形成された前記配線パターンに接続可能に形成されていることを特徴とするデータ記録・再生装置。

【図4】
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【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図6】
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【図5】
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【特許番号】特許第3279443号(P3279443)
【登録日】平成14年2月22日(2002.2.22)
【発行日】平成14年4月30日(2002.4.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願平6−214953
【出願日】平成6年9月8日(1994.9.8)
【公開番号】特開平8−76883
【公開日】平成8年3月22日(1996.3.22)
【審査請求日】平成12年3月27日(2000.3.27)
【出願人】(000006220)ミツミ電機株式会社 (1,651)
【参考文献】
【文献】特開 平7−281788(JP,A)
【文献】特開 平6−102968(JP,A)
【文献】特開 平4−165413(JP,A)
【文献】実開 平4−99381(JP,U)