トイレにおいて常設する紙をポケットティッシュとロール状のトイレットペーパーを一緒に常設することができ、かつ、ポケットティッシュとロール状のトイレットペーパーの取付位置を入れ替えることができるトイレットペーパーホルダー。
【課題】 トイレにて利用できる紙を常設のロール状トイレットペーパーのみでなく、ポケットティッシュも一緒に常設できるホルダーを提供する。
【解決手段】 従来のトイレットペーパーホルダーをカセット式にし、更にポケットティッシュを入れて使用するための入れ物をカセット式にして、それぞれのカセットを収納出来るトイレットペーパーホルダーを壁に固定し、その、トイレットペーパーホルダーにそれぞれのカセットを取り付けて利用する。 ポケットティッシュのカセットは、ポケットティッシュの取り出し口を斜め下の方向に開口しており、ポケットティッシュは、取り出し口方向に斜め下に向けて置くような構造になっており、更に、ポケットティッシュの後方から取り出し口の方向に押しつけて取り出し易くなっている。
【解決手段】 従来のトイレットペーパーホルダーをカセット式にし、更にポケットティッシュを入れて使用するための入れ物をカセット式にして、それぞれのカセットを収納出来るトイレットペーパーホルダーを壁に固定し、その、トイレットペーパーホルダーにそれぞれのカセットを取り付けて利用する。 ポケットティッシュのカセットは、ポケットティッシュの取り出し口を斜め下の方向に開口しており、ポケットティッシュは、取り出し口方向に斜め下に向けて置くような構造になっており、更に、ポケットティッシュの後方から取り出し口の方向に押しつけて取り出し易くなっている。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、トイレットペーパーホルダーの形状に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のトイレットペーパーホルダーは、図9に示すようなロール状のトイレットペーパーのみを取り付けることのできるトイレットペーパーホルダーで、金属製の物や樹脂製の物があり、また、ロール状のトイレットペーパーを2つ取り付けたり、ロール状のトイレットペーパーに芯棒を入れて取り付ける物や芯棒を使わないでトイレットペーパーホルダーに取り付けられる物など様々あります。
【0003】
最近では、ロール状のトイレットペーパーを片手で切れるトイレットペーパーホルダーなどありますが、いずれの商品もロール状のトイレットペーパーのみを取り付けることのできるトイレットペーパーホルダーです。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、以上の技術によれば、トイレにて排便・排尿後に使用するために常設してある紙は、ロール状のトイレットペーパーしか常設することが出来ない。
【0005】
ロール状のトイレットペーパー以外の紙を利用するには、ティッシュペーパーを箱ごとトイレに常設し、ティッシュペーパーを利用するか、ポケットティッシュを持って入って利用することになります。
【0006】
近年、ウォシュレットの普及が進み、ウォシュレットを使用していない時と比べ、トイレで使用する紙の量が少量でも事足りるようになり、ポケットティッシュのような少量で済むようになった。
【0007】
そこで、この発明は、トイレにて常設して利用できる紙をロール状のトイレットペーパーのみでなく、街角にて無料で配っているポケットティッシュも一緒に常設し、取り出し易く利用できることを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
以上の課題を解決するために、第一発明は、ポケットティッシュを使うことができることを特徴とするトイレットペーパーホルダーである。
【0009】
また、第二発明は、ポケットティッシュとロール状のトイレットペーパーの両方が同時に使うことができることを特徴とするトイレットペーパーホルダーである。
【0010】
また、第三発明は、ポケットティッシュはポケットティッシュホルダーに入れ、ロール状のトイレットペーパーはトイレットペーパーホルダーに取り付け、それぞれのホルダーがカセット式になっており、そのカセットをトイレットペーパーホルダー本体に取り付けることができることを特徴とするトイレットペーパーホルダーである。
【0011】
また、第四発明は、ポケットティッシュはポケットティッシュホルダーに入れ、ロール状のトイレットペーパーはトイレットペーパーホルダーに取り付けて、それぞれのカセットの取り付け位置をトイレットペーパーホルダー本体の上下のどちらにでも取り付けることができることを特徴とするトイレットペーパーホルダーである。
【0012】
また、第五発明は、ポケットティッシュ及びロール状のトイレットペーパーの取り付けが手元でできることを特徴とするトイレットペーパーホルダーである。
【発明の効果】
【0013】
第一の発明は、街角で無料で配られているポケットティッシュを常設して使うことができることができる。
【0014】
第二の発明は、ポケットティッシュとトイレットペーパーの両方がトイレに同時に常設して使うことができるトイレットペーパーホルダーである。
【0015】
第三の発明は、ポケットティッシュはポケットティッシュホルダーに入れ、トイレットペーパーはトイレットペーパーホルダーに取り付け、それぞれカセット式になっており、そのカセットを簡単にトイレットペーパーホルダー本体に取り付けることが出来る。
【0016】
第四の発明は、ポットティッシュホルダーのカセット・トイレットペーパーホルダーのカセットがトイレットペーパーホルダー本体への取り付け形状が同じであるため、それぞれのカセットの取り付け位置を本体の上下のどちらにでも取り付けることができ、使用頻度や好みにあわせてそれぞれの位置を組み替えることができる。
【0017】
第五の発明は、ポケットティッシュのカセット及びトイレットペーパーのカセットを取り外し、手元にカセットを持ってきて、ポケットティッシュの組み込みやロール状のトイレットペーパーの取り付けが出来るため、ポケットティッシュやロール状のトイレットペーパーの取り付けが容易となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
この発明の一実施形態を、図1・図2・図3・図4・図5・図6・図7・図8に示す。
【0019】
図1は、Aトイレットペーパーホルダー本体にBポケットティッシュカセットとCトイレットペーパーカセットを組み込んだ斜視図です。
【0020】
図2はトイレの壁に取り付けるAトイレットペーパーホルダー本体の形状を表す第三角方の図です。
【0021】
このAトイレットペーパーホルダー本体には、壁に取り付けるための▲1▼取り付け穴と▲2▼の凹状のガイドBがAトイレットペーパーホルダー本体左右の側板の内面にある構造です。
【0022】
図3は、▲5▼のポケットティッシュを入れるBポケットティッシュカセットの形状を表す第三角方の図です。
【0023】
このBポケットティッシュカセットには、▲3▼のふたがあり、▲4▼の支点を中心に▲3▼のふたが開閉できる構造になっている。
【0024】
▲3▼のふたの内側には、▲9▼のポケットティッシュ押板とその▲9▼のポケットティッシュ押板に▲18▼のポケットティッシュ押出板止め押さえが付いている。
【0025】
▲7▼のポケットティッシュ取出口の開口部は、斜め下に引き出すことができるように斜め下に向けて開口している。
【0026】
▲3▼のふたを開けると▲5▼のポケットティッシュは▲7▼のポケットティッシュ取出口の方が下になるよう斜めに傾斜した状態で収納でき、▲6▼のポケットティッシュ押出板で▲7▼のポケットティッシュ取出口の方向に、▲8▼のスプリングの力で▲5▼のポケットティッシュを押している。
【0027】
この傾斜は、▲5▼のポケットティッシュを使用する際に▲7▼のポケットティッシュ取出口より取り出しやすくするための傾斜です。
【0028】
▲5▼のポケットティッシュの使用時にポケットティッシュが上の方向に持ち上がらないようにするため、▲3▼のふたの内側に▲9▼のポケットティッシュ押板で▲5▼のポケットティッシュ押さえている。
【0029】
側面の外側にある▲10▼の凸状のガイドAは、図2のAトイレットペーパーホルダー本体の内側にある▲2▼の凹状のガイドBにスライドさせてすべり込む構造になっている。
【0030】
更に、▲10▼の凸状のガイドAと▲2▼の凹状のガイドBの高さ方向及び幅が同じ大きさであるため、スライドさせてすべり込むとふたが開くこうとしても開かない構造になっている。
【0031】
図4は、図3のAーA”間の断面図と▲3▼のふたを開けた状態の拡大図です。
【0032】
▲5▼のポケットティッシュを入れる時、▲6▼のポケットティッシュ押出板は▲7▼のポケットティッシュ取出板に▲8▼のスプリングの力で押しつけられている状態です。
【0033】
その状態で、▲5▼のポケットティッシュを入れるには、▲6▼のポケットティッシュ押出板を後方に開きながら▲5▼のポケットティッシュを並べなければならなくなり、▲6▼のポケットティッシュ押出板を押さえながらの作業はやり辛くなる。
【0034】
そこで、▲14▼のポケットティッシュ押出板止め爪が付いた▲15▼のポケットティッシュ押出板止めの、▲14▼のポケットティッシュ押出板止め爪で▲6▼のポケットティッシュ押出板を引っかけて固定し、▲5▼のポケットティッシュを並べることができる。
【0035】
▲5▼のポケットティッシュが無くなった状態で▲3▼のふたを開けると▲6▼のポケットティッシュ押出板は▲8▼のスプリングの力で▲7▼のポケットティッシュ取出口にくっついている。
【0036】
その状態で、▲14▼のポケットティッシュ押出板止め爪の付いた▲15▼のポケットティッシュ押出板止めは、▲17▼の支点Bを中心にして▲14▼のポケットティッシュ押出板止め爪の付いた前方部の方が重たいために、前方に傾こうとするが、▲16▼の止め板の位置で止まった状態でそれ以上下に下がることはない。
【0037】
▲6▼のポケットティッシュ押出板を▲8▼のスプリングの方向に引き上げると▲14▼のポケットティッシュ押出板止め爪は、前方を斜めにカットしてあるため、自然と▲6▼のポケットティッシュ押出板で▲14▼のポケットティッシュ押出板止め爪の前方の斜めのカット部分を持ち上げ、▲14▼のポケットティッシュ押出板止め爪の位置より後方に▲6▼のポケットティッシュ押出板が来ると▲15▼のポケットティッシュ押出板止めの自重で下方に下がり、▲14▼のポケットティッシュ押出板止め爪に▲6▼のポケットティッシュ押出板が引っかかり▲7▼のポケットティッシュ取出口の方向に▲6▼のポケットティッシュ押出板が行かない状態となる。
【0038】
図5は、図3のAーA”間の断面図と▲3▼のふたを閉じた状態の拡大図です。
【0039】
▲5▼のポケットティッシュを入れて▲3▼のふたをすると、▲3▼のふたに付いている▲18▼のポケットティッシュ押出板止め押さえが、▲15▼ポケットティッシュ押出板止めの後部を押さえて、▲14▼のポケットティッシュ押出板止め爪が上がり、▲6▼のポケットティッシュ押出板の押さえが無くなり、▲6▼のポケットティッシュ押出板は▲8▼のスプリングの力で▲7▼のポケットティッシュ取出口の方法に▲5▼のポケットティッシュを押し出すことになる。
【0040】
図6は、▲13▼のロール状のトイレットペーパーを取り付けるCトイレットペーパーカセットの形状を表す第三角方の図です。
【0041】
このCトイレットペーパーカセットには、図3にあります▲10▼の凸状ガイドAと同じ▲10▼の凸状のガイドAがCトイレットペーパーカセットの側面の外側にある。
【0042】
また、Cトイレットペーパーカセットの上部に▲11▼トイレットペーパーカッターがあり、側面の内側には、トイレットペーパーの芯棒を受ける▲12▼のトイレットペーパー軸受けがある。
【0043】
図7は、図2のAトイレットペーパーホルダー本体に図3のBポケットティッシュカセットを上部に取り付け、図6のCのトイレットペーパーカセットを下部に取り付けた状態を表す正面図と側面です。
【0044】
図8は、図2のAトイレットペーパーホルダー本体に図3のBポケットティッシュカセットを下部に取り付け、図6のCのトイレットペーパーカセットを上部に取り付けた状態を表す正面図と側面です。
【実施形態の効果】
【0045】
【0046】
この実施形態によれば、街角で無料で配られているポケットティッシュをトイレにてロール状のトイレットペーパーの代わりに利用することができ経済的である。
【0047】
ポケットティッシュは、箱に入ったティッシュペーパーのように取り出し易くするために1枚目の終わりと次の紙の始めが重なっていないため、ポケットティッシュの後方から前方に押し出したり、ポケットティッシュを斜めに傾斜して置くなどの工夫が無くポケットティッシュを入れただけですと、ポケットティッシュを1枚出しても次のティッシュを段々出すことが困難となる。
【0048】
そこで、ポケットティッシュのカセットにスプリングを組み込み、ポケットティッシュを出口方向に押すことにより、常にポケットティッシュが取出口に押しつけられ、取りやすくすることが可能となる。
【0049】
更に、ポケットティッシュの取出口が斜め下に傾斜しているため、取出し易くなっている。
【0050】
トイレットペーパーホルダー本体に各カセットをはめ込んで取り付ける構造ですので、ポケットティッシュが無い場合は、ポケットティッシュのカセットを外し、トイレットペーパーのみで利用することができ、また、その逆も可能である。
【0051】
以上説明したように、この発明によれば、従来のトイレにて常設されて使用する紙は、ロール状のトイレットペーパーがほとんどでした。
【0052】
本トイレットペーパーホルダーは、街角で無料で配布されているポケットティッシュをトイレで常設されて使用する紙として利用できるようになる。
【他の実施形態】
【0053】
図7・図8の本実施形態では、ポケットティッシュのカセッとトイレットペーパーのカセットが上下に並んだデザインであったが、他の実施形態では、左右に設置して天板部の面積を大きくした形状のものでも良い。
【0054】
また、使用しないカセットの代わりに棚になるような図10のカセットを組み込めば棚として利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0055】
【0056】
【図1】 この発明の一実施形態を示すホルダー本体にポケットティッシュカセットとトイレットペーパーカセットを組み込んだ斜視図である。
【図2】 この発明の一実施形態を示すポケットティッシュカセットとトイレットペーパーカセットを入れ壁に取り付けるトイレットペーパーホルダー本体の第三角方の図である。
【図3】 この発明の一実施形態を示すポケットティッシュカセットの第三角方の図である。
【図4】 この発明の一実施形態を示すポケットティッシュカセットの上部断面図とポケットティッシュ押出板止め部とふたを開けた状態の拡大図である。
【図5】 この発明の一実施形態を示すポケットティッシュカセットの上部断面図とポケットティッシュ押出板止め部とふたを閉めた状態の拡大図である。
【図6】 この発明の一実施形態を示すトイレットペーパーカセットの第三角方の図である。
【図7】 この発明の一実施形態を示すポケットティッシュカセットを上部・トイレットペーパーカセットを下部に設置した正面図・側面図である。
【図8】 この発明の一実施形態を示すポケットティッシュカセットを下部・トイレットペーパーカセットを上部に設置した正面図・側面図である。
【図9】 従来技術を示す第三角方の図である。
【図10】 他の実施形態を示す棚のカセットを表す第三角方の図である。
【符号の説明】
【0057】
A トイレットペーパーホルダー本体
B ポケットティッシュカセット
C トイレットペーパーカセット
1 取り付け穴 2 ガイドB
3 ふた 4 支点
5 ポケットティッシュ 6 ポケットティッシュ押出板
7 ポケットティッシュ取出口 8 スプリング
9 ポケットティッシュ押板 10 ガイドA
11 トイレットペーパーカッター 12 トイレットペーパー軸受け
13 トイレットペーパー 14 ポケットティッシュ押出板止め爪
15 ポケットティッシュ押出板止め 16 止め板
17 支点B 18 ポケットティッシュ押出板止め押さえ
【技術分野】
【0001】
この発明は、トイレットペーパーホルダーの形状に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のトイレットペーパーホルダーは、図9に示すようなロール状のトイレットペーパーのみを取り付けることのできるトイレットペーパーホルダーで、金属製の物や樹脂製の物があり、また、ロール状のトイレットペーパーを2つ取り付けたり、ロール状のトイレットペーパーに芯棒を入れて取り付ける物や芯棒を使わないでトイレットペーパーホルダーに取り付けられる物など様々あります。
【0003】
最近では、ロール状のトイレットペーパーを片手で切れるトイレットペーパーホルダーなどありますが、いずれの商品もロール状のトイレットペーパーのみを取り付けることのできるトイレットペーパーホルダーです。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、以上の技術によれば、トイレにて排便・排尿後に使用するために常設してある紙は、ロール状のトイレットペーパーしか常設することが出来ない。
【0005】
ロール状のトイレットペーパー以外の紙を利用するには、ティッシュペーパーを箱ごとトイレに常設し、ティッシュペーパーを利用するか、ポケットティッシュを持って入って利用することになります。
【0006】
近年、ウォシュレットの普及が進み、ウォシュレットを使用していない時と比べ、トイレで使用する紙の量が少量でも事足りるようになり、ポケットティッシュのような少量で済むようになった。
【0007】
そこで、この発明は、トイレにて常設して利用できる紙をロール状のトイレットペーパーのみでなく、街角にて無料で配っているポケットティッシュも一緒に常設し、取り出し易く利用できることを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
以上の課題を解決するために、第一発明は、ポケットティッシュを使うことができることを特徴とするトイレットペーパーホルダーである。
【0009】
また、第二発明は、ポケットティッシュとロール状のトイレットペーパーの両方が同時に使うことができることを特徴とするトイレットペーパーホルダーである。
【0010】
また、第三発明は、ポケットティッシュはポケットティッシュホルダーに入れ、ロール状のトイレットペーパーはトイレットペーパーホルダーに取り付け、それぞれのホルダーがカセット式になっており、そのカセットをトイレットペーパーホルダー本体に取り付けることができることを特徴とするトイレットペーパーホルダーである。
【0011】
また、第四発明は、ポケットティッシュはポケットティッシュホルダーに入れ、ロール状のトイレットペーパーはトイレットペーパーホルダーに取り付けて、それぞれのカセットの取り付け位置をトイレットペーパーホルダー本体の上下のどちらにでも取り付けることができることを特徴とするトイレットペーパーホルダーである。
【0012】
また、第五発明は、ポケットティッシュ及びロール状のトイレットペーパーの取り付けが手元でできることを特徴とするトイレットペーパーホルダーである。
【発明の効果】
【0013】
第一の発明は、街角で無料で配られているポケットティッシュを常設して使うことができることができる。
【0014】
第二の発明は、ポケットティッシュとトイレットペーパーの両方がトイレに同時に常設して使うことができるトイレットペーパーホルダーである。
【0015】
第三の発明は、ポケットティッシュはポケットティッシュホルダーに入れ、トイレットペーパーはトイレットペーパーホルダーに取り付け、それぞれカセット式になっており、そのカセットを簡単にトイレットペーパーホルダー本体に取り付けることが出来る。
【0016】
第四の発明は、ポットティッシュホルダーのカセット・トイレットペーパーホルダーのカセットがトイレットペーパーホルダー本体への取り付け形状が同じであるため、それぞれのカセットの取り付け位置を本体の上下のどちらにでも取り付けることができ、使用頻度や好みにあわせてそれぞれの位置を組み替えることができる。
【0017】
第五の発明は、ポケットティッシュのカセット及びトイレットペーパーのカセットを取り外し、手元にカセットを持ってきて、ポケットティッシュの組み込みやロール状のトイレットペーパーの取り付けが出来るため、ポケットティッシュやロール状のトイレットペーパーの取り付けが容易となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
この発明の一実施形態を、図1・図2・図3・図4・図5・図6・図7・図8に示す。
【0019】
図1は、Aトイレットペーパーホルダー本体にBポケットティッシュカセットとCトイレットペーパーカセットを組み込んだ斜視図です。
【0020】
図2はトイレの壁に取り付けるAトイレットペーパーホルダー本体の形状を表す第三角方の図です。
【0021】
このAトイレットペーパーホルダー本体には、壁に取り付けるための▲1▼取り付け穴と▲2▼の凹状のガイドBがAトイレットペーパーホルダー本体左右の側板の内面にある構造です。
【0022】
図3は、▲5▼のポケットティッシュを入れるBポケットティッシュカセットの形状を表す第三角方の図です。
【0023】
このBポケットティッシュカセットには、▲3▼のふたがあり、▲4▼の支点を中心に▲3▼のふたが開閉できる構造になっている。
【0024】
▲3▼のふたの内側には、▲9▼のポケットティッシュ押板とその▲9▼のポケットティッシュ押板に▲18▼のポケットティッシュ押出板止め押さえが付いている。
【0025】
▲7▼のポケットティッシュ取出口の開口部は、斜め下に引き出すことができるように斜め下に向けて開口している。
【0026】
▲3▼のふたを開けると▲5▼のポケットティッシュは▲7▼のポケットティッシュ取出口の方が下になるよう斜めに傾斜した状態で収納でき、▲6▼のポケットティッシュ押出板で▲7▼のポケットティッシュ取出口の方向に、▲8▼のスプリングの力で▲5▼のポケットティッシュを押している。
【0027】
この傾斜は、▲5▼のポケットティッシュを使用する際に▲7▼のポケットティッシュ取出口より取り出しやすくするための傾斜です。
【0028】
▲5▼のポケットティッシュの使用時にポケットティッシュが上の方向に持ち上がらないようにするため、▲3▼のふたの内側に▲9▼のポケットティッシュ押板で▲5▼のポケットティッシュ押さえている。
【0029】
側面の外側にある▲10▼の凸状のガイドAは、図2のAトイレットペーパーホルダー本体の内側にある▲2▼の凹状のガイドBにスライドさせてすべり込む構造になっている。
【0030】
更に、▲10▼の凸状のガイドAと▲2▼の凹状のガイドBの高さ方向及び幅が同じ大きさであるため、スライドさせてすべり込むとふたが開くこうとしても開かない構造になっている。
【0031】
図4は、図3のAーA”間の断面図と▲3▼のふたを開けた状態の拡大図です。
【0032】
▲5▼のポケットティッシュを入れる時、▲6▼のポケットティッシュ押出板は▲7▼のポケットティッシュ取出板に▲8▼のスプリングの力で押しつけられている状態です。
【0033】
その状態で、▲5▼のポケットティッシュを入れるには、▲6▼のポケットティッシュ押出板を後方に開きながら▲5▼のポケットティッシュを並べなければならなくなり、▲6▼のポケットティッシュ押出板を押さえながらの作業はやり辛くなる。
【0034】
そこで、▲14▼のポケットティッシュ押出板止め爪が付いた▲15▼のポケットティッシュ押出板止めの、▲14▼のポケットティッシュ押出板止め爪で▲6▼のポケットティッシュ押出板を引っかけて固定し、▲5▼のポケットティッシュを並べることができる。
【0035】
▲5▼のポケットティッシュが無くなった状態で▲3▼のふたを開けると▲6▼のポケットティッシュ押出板は▲8▼のスプリングの力で▲7▼のポケットティッシュ取出口にくっついている。
【0036】
その状態で、▲14▼のポケットティッシュ押出板止め爪の付いた▲15▼のポケットティッシュ押出板止めは、▲17▼の支点Bを中心にして▲14▼のポケットティッシュ押出板止め爪の付いた前方部の方が重たいために、前方に傾こうとするが、▲16▼の止め板の位置で止まった状態でそれ以上下に下がることはない。
【0037】
▲6▼のポケットティッシュ押出板を▲8▼のスプリングの方向に引き上げると▲14▼のポケットティッシュ押出板止め爪は、前方を斜めにカットしてあるため、自然と▲6▼のポケットティッシュ押出板で▲14▼のポケットティッシュ押出板止め爪の前方の斜めのカット部分を持ち上げ、▲14▼のポケットティッシュ押出板止め爪の位置より後方に▲6▼のポケットティッシュ押出板が来ると▲15▼のポケットティッシュ押出板止めの自重で下方に下がり、▲14▼のポケットティッシュ押出板止め爪に▲6▼のポケットティッシュ押出板が引っかかり▲7▼のポケットティッシュ取出口の方向に▲6▼のポケットティッシュ押出板が行かない状態となる。
【0038】
図5は、図3のAーA”間の断面図と▲3▼のふたを閉じた状態の拡大図です。
【0039】
▲5▼のポケットティッシュを入れて▲3▼のふたをすると、▲3▼のふたに付いている▲18▼のポケットティッシュ押出板止め押さえが、▲15▼ポケットティッシュ押出板止めの後部を押さえて、▲14▼のポケットティッシュ押出板止め爪が上がり、▲6▼のポケットティッシュ押出板の押さえが無くなり、▲6▼のポケットティッシュ押出板は▲8▼のスプリングの力で▲7▼のポケットティッシュ取出口の方法に▲5▼のポケットティッシュを押し出すことになる。
【0040】
図6は、▲13▼のロール状のトイレットペーパーを取り付けるCトイレットペーパーカセットの形状を表す第三角方の図です。
【0041】
このCトイレットペーパーカセットには、図3にあります▲10▼の凸状ガイドAと同じ▲10▼の凸状のガイドAがCトイレットペーパーカセットの側面の外側にある。
【0042】
また、Cトイレットペーパーカセットの上部に▲11▼トイレットペーパーカッターがあり、側面の内側には、トイレットペーパーの芯棒を受ける▲12▼のトイレットペーパー軸受けがある。
【0043】
図7は、図2のAトイレットペーパーホルダー本体に図3のBポケットティッシュカセットを上部に取り付け、図6のCのトイレットペーパーカセットを下部に取り付けた状態を表す正面図と側面です。
【0044】
図8は、図2のAトイレットペーパーホルダー本体に図3のBポケットティッシュカセットを下部に取り付け、図6のCのトイレットペーパーカセットを上部に取り付けた状態を表す正面図と側面です。
【実施形態の効果】
【0045】
【0046】
この実施形態によれば、街角で無料で配られているポケットティッシュをトイレにてロール状のトイレットペーパーの代わりに利用することができ経済的である。
【0047】
ポケットティッシュは、箱に入ったティッシュペーパーのように取り出し易くするために1枚目の終わりと次の紙の始めが重なっていないため、ポケットティッシュの後方から前方に押し出したり、ポケットティッシュを斜めに傾斜して置くなどの工夫が無くポケットティッシュを入れただけですと、ポケットティッシュを1枚出しても次のティッシュを段々出すことが困難となる。
【0048】
そこで、ポケットティッシュのカセットにスプリングを組み込み、ポケットティッシュを出口方向に押すことにより、常にポケットティッシュが取出口に押しつけられ、取りやすくすることが可能となる。
【0049】
更に、ポケットティッシュの取出口が斜め下に傾斜しているため、取出し易くなっている。
【0050】
トイレットペーパーホルダー本体に各カセットをはめ込んで取り付ける構造ですので、ポケットティッシュが無い場合は、ポケットティッシュのカセットを外し、トイレットペーパーのみで利用することができ、また、その逆も可能である。
【0051】
以上説明したように、この発明によれば、従来のトイレにて常設されて使用する紙は、ロール状のトイレットペーパーがほとんどでした。
【0052】
本トイレットペーパーホルダーは、街角で無料で配布されているポケットティッシュをトイレで常設されて使用する紙として利用できるようになる。
【他の実施形態】
【0053】
図7・図8の本実施形態では、ポケットティッシュのカセッとトイレットペーパーのカセットが上下に並んだデザインであったが、他の実施形態では、左右に設置して天板部の面積を大きくした形状のものでも良い。
【0054】
また、使用しないカセットの代わりに棚になるような図10のカセットを組み込めば棚として利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0055】
【0056】
【図1】 この発明の一実施形態を示すホルダー本体にポケットティッシュカセットとトイレットペーパーカセットを組み込んだ斜視図である。
【図2】 この発明の一実施形態を示すポケットティッシュカセットとトイレットペーパーカセットを入れ壁に取り付けるトイレットペーパーホルダー本体の第三角方の図である。
【図3】 この発明の一実施形態を示すポケットティッシュカセットの第三角方の図である。
【図4】 この発明の一実施形態を示すポケットティッシュカセットの上部断面図とポケットティッシュ押出板止め部とふたを開けた状態の拡大図である。
【図5】 この発明の一実施形態を示すポケットティッシュカセットの上部断面図とポケットティッシュ押出板止め部とふたを閉めた状態の拡大図である。
【図6】 この発明の一実施形態を示すトイレットペーパーカセットの第三角方の図である。
【図7】 この発明の一実施形態を示すポケットティッシュカセットを上部・トイレットペーパーカセットを下部に設置した正面図・側面図である。
【図8】 この発明の一実施形態を示すポケットティッシュカセットを下部・トイレットペーパーカセットを上部に設置した正面図・側面図である。
【図9】 従来技術を示す第三角方の図である。
【図10】 他の実施形態を示す棚のカセットを表す第三角方の図である。
【符号の説明】
【0057】
A トイレットペーパーホルダー本体
B ポケットティッシュカセット
C トイレットペーパーカセット
1 取り付け穴 2 ガイドB
3 ふた 4 支点
5 ポケットティッシュ 6 ポケットティッシュ押出板
7 ポケットティッシュ取出口 8 スプリング
9 ポケットティッシュ押板 10 ガイドA
11 トイレットペーパーカッター 12 トイレットペーパー軸受け
13 トイレットペーパー 14 ポケットティッシュ押出板止め爪
15 ポケットティッシュ押出板止め 16 止め板
17 支点B 18 ポケットティッシュ押出板止め押さえ
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ポケットティッシュを使うことができることを特徴とするトイレットペーパーホルダー
【請求項2】
ポケットティッシュとロール状のトイレットペーパーの両方が同時に使うことができることを特徴とするトイレットペーパーホルダー
【請求項3】
ポケットティッシュはポケットティッシュホルダーに入れ、ロール状のトイレットペーパーはトイレットペーパーホルダーに取り付け、それぞれのホルダーがカセット式になっており、そのカセットをトイレットペーパーホルダー本体に取り付けることができることを特徴とするトイレットペーパーホルダー
【請求項4】
ポケットティッシュはポケットティッシュホルダーに入れ、ロール状のトイレットペーパーはトイレットペーパーホルダーに取り付けて、それぞれのカセットの取り付け位置をトイレットペーパーホルダー本体の上下のどちらにでも取り付けることができることを特徴とするトイレットペーパーホルダー
【請求項5】
ポケットティッシュ及びロール状のトイレットペーパーの取り付けが手元でできることを特徴とするトイレットペーパーホルダー
【請求項1】
ポケットティッシュを使うことができることを特徴とするトイレットペーパーホルダー
【請求項2】
ポケットティッシュとロール状のトイレットペーパーの両方が同時に使うことができることを特徴とするトイレットペーパーホルダー
【請求項3】
ポケットティッシュはポケットティッシュホルダーに入れ、ロール状のトイレットペーパーはトイレットペーパーホルダーに取り付け、それぞれのホルダーがカセット式になっており、そのカセットをトイレットペーパーホルダー本体に取り付けることができることを特徴とするトイレットペーパーホルダー
【請求項4】
ポケットティッシュはポケットティッシュホルダーに入れ、ロール状のトイレットペーパーはトイレットペーパーホルダーに取り付けて、それぞれのカセットの取り付け位置をトイレットペーパーホルダー本体の上下のどちらにでも取り付けることができることを特徴とするトイレットペーパーホルダー
【請求項5】
ポケットティッシュ及びロール状のトイレットペーパーの取り付けが手元でできることを特徴とするトイレットペーパーホルダー
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【公開番号】特開2006−187568(P2006−187568A)
【公開日】平成18年7月20日(2006.7.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−26988(P2005−26988)
【出願日】平成17年1月4日(2005.1.4)
【出願人】(502258901)
【公開日】平成18年7月20日(2006.7.20)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年1月4日(2005.1.4)
【出願人】(502258901)
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