説明

トイレトレーニングズボン

【課題】お漏らしの不快感を十分に体感し、尚且つ冬でも洗濯物を増やさず床を汚すことなく幼児のトイレトレーニングをサポートする。
【解決手段】従来の子供用紙おむつで使用されている不織布(3)をズボン型にし、足首部を伸縮材(2)で閉じるようにする。(2)の内側に尿吸収体(1)を組み合わせることにより、足を伝って流れた尿が足元に流れ出ることなく、お漏らしの不快感を感じることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、幼児のおむつはずしをサポートする使い捨て紙ズボンである。
【背景技術】
【0002】
従来のトレーニングパンツは、尿が足を伝って流れ落ちる感覚が体感できず、不快感が少ない。かといって綿パンツは、お漏らしすると上のズボンまで染みてしまうので、冬期のトイレトレーニングは、洗濯物が増えて大変である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
トイレトレーニングの際、次のような問題点があった。
洗濯物や気温を考慮し、おむつはずしは夏にするという観念があった。また紙のトレーニングパンツは、不快感がいまひとつ足りていないのか、使用者がお漏らしすることに慣れてしまう。通常のトレーニングパンツは上のズボンまで尿が染みる可能性が高い。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は使い捨てができ、足元を汚さず、冬でもお漏らしの不快感を使用者が体感できるという特徴を有するズボンである。
【発明の効果】
【0005】
足首の伸縮材の内側に、尿吸収体を装着するので床を汚さず、冬でも洗濯物を増やすことなくトイレトレーニングができ、また、お漏らし特有の尿が足を伝って流れ落ちる不快感を体感することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
従来の紙おむつの素材である不織布(3)をズボン型にする。足首部は伸縮材(2)で閉まるようにし、その内側に従来の紙おむつでは股部分に当たる尿吸収体(1)を装着する。本発明は、以上の構成によりなる。
本発明を使用する場合は、中に綿のパンツを着用する。寒さの度合いにより、更に上にズボンを着用し、股引のように使用する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の本体
【符号の説明】
【0008】
(1)尿吸収体 (2)伸縮材 (3)不織布

【特許請求の範囲】
【請求項1】
床が汚れず、冬でもトイレトレーニングが可能な、使い捨てトイレトレーニング用ズボン。

【図1】
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【公開番号】特開2008−101313(P2008−101313A)
【公開日】平成20年5月1日(2008.5.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−312190(P2006−312190)
【出願日】平成18年10月17日(2006.10.17)
【出願人】(505191272)
【Fターム(参考)】