説明

トップチェーン

【課題】 容易にリンク同士を着脱可能なトップチェーンの提供。
【解決手段】 リンク7は、上片13と下片15とが接続部17で接続された略コ字形のリンク本体9と、リンク本体9の上片13に設けられる受板11とを備え、隣接するリンク7,7のうち、前方のリンク7Cの下片15には、支持具33が設けられている。隣接するリンク7C,7D同士は、前方のリンク7Cの後端部が、後方のリンク7Dの上片13と下片15の各前端部間にはめ込まれると共に、後方のリンク7Dの下片15の前端部が、前方のリンク7Cの下片15と、支持具33の支持片37との間にはめ込まれて、下端部にOリング39が装着された第二軸杆31により連結される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、各種搬送装置に使用されるトップチェーンに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、工場や店舗などでは、省力化のために、搬送装置により荷物や商品等を搬送している。この搬送装置として、被搬送物が載置される受板を有するリンクが多数連結されて構成されるトップチェーンが知られている。そして、このトップチェーンのうち、受板が三日月形状とされたものは、クレセントチェーンとして知られている。
このクレセントチェーンは、いわゆる回転寿司店で好適に使用されており、寿司が載置された皿が受板に載せ置かれて循環回走している。
クレセントチェーンは、隣接するリンク同士を軸杆により連結しているが、従来、軸杆の下端部に割ピンを差し込んだり、Cリングをはめ込んだりして軸杆が抜けるのを防止していた。
【0003】
ところで、破損したリンクを交換したり、クレセントチェーンの下方にたまったものを清掃したりするために、搬送装置からクレセントチェーンを取り外す場合がある。
この場合、クレセントチェーンを一旦引き上げて、割ピンを抜いたり、Cリングを外したりする必要があるが、これらの作業には手間や時間がかかり面倒であった。
また、リンクの交換後や清掃後に再びリンク同士を連結する際、割ピンやCリングを軸杆に装着するのも面倒であった。しかも、リンク同士を分離する際、軸杆から割ピンやCリングを取り外す構成であるため、割ピンやCリングを紛失するおそれがあった。
【0004】
さらに、近年、クレセントチェーンが配置される搬送装置本体が分解組立可能な場合があり、クレセントチェーンも容易に分解組立可能であることが望まれているが、軸杆に割ピンやCリングなどを装着する場合、分解時および組立時に手間や時間がかかり面倒であった。
【0005】
そこで、出願人は、先に、リンク同士をOリングが設けられた軸杆によりワンタッチで着脱することを提案している(特許文献1)。この特許文献1に示される発明では、リンク同士を軸杆によりワンタッチで接続することができ、リンクの脱着が容易となる。
【特許文献1】特開2007−229017号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の発明の場合、リンクの構成材質によっては、図7に示すように、軸杆101を押し込んだ際に、軸杆101のOリング103が、コ字形のリンク105の下片107に当たることで、下片107が撓んでしまい軸杆101を押し込み切れないおそれがあった。その場合、リンク105の下片107を手で押えて取り付ける必要があった。
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、容易で確実にリンク同士を着脱可能なトップチェーンを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、請求項1に記載の発明は、多数のリンクが軸杆により順次連結されて構成されるトップチェーンであって、前記リンクは、上片と下片とが接続部で接続された略コ字形のリンク本体と、このリンク本体の上片に設けられる被搬送物の受板とを備え、隣接するリンク同士は、前方のリンクの後端部が、後方のリンクの前端部にはめ込まれて、軸杆により連結され、隣接するリンク同士の連結箇所の内、少なくとも一箇所において、隣接するリンクの内、前方のリンク本体の後端部下面には、その下面と離隔して支持片が設けられており、前記下面と支持片との間に、後方のリンクの下片の前端部がはめ込まれた状態で、軸杆がはめ込まれて、軸杆の下端部の係止部が前記後方のリンク本体の下部または前記支持片に着脱可能に係止されることを特徴とするトップチェーンである。
【0009】
請求項2に記載の発明は、前記軸杆の係止部は、軸杆の外周面に形成された円環状溝に装着されたOリングとされることを特徴とする請求項1に記載のトップチェーンである。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のトップチェーンが使用される搬送装置である。
【0011】
さらに、請求項4に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のトップチェーンの支持片を構成するために、前記リンク本体の下片に固定される支持具である。
【発明の効果】
【0012】
本発明のトップチェーンによれば、容易で確実にリンク同士を着脱することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明のトップチェーンについて、図面に基づき詳細に説明する。
【0014】
図1は、本発明のトップチェーンの一実施例が取り付けられて構成された循環搬送装置の一例を示す平面図であり、図2は、図1のII−II断面図であり、一部を省略して示している。
また、図3は、図1のトップチェーンの一部を示す平面図であり、図4は、その底面図である。
さらに、図5は、図3のV−V断面図であり、第二軸杆をはめ込む状態を示しており、図6は、図5の状態から第二軸杆をはめ込んだ状態を示す図である。
なお、以下の説明においては、図3および図4の紙面における右側を前方、左側を後方とする。
【0015】
本実施例のトップチェーンは、被搬送物が載置される受板が三日月形状とされたクレセントチェーンとされ、いわゆる回転寿司店で使用される循環搬送装置に好適に用いられる。
図1および図2に示すように、循環搬送装置1は、基台2の上面に環状の溝3が形成されており、この溝3に、環状のクレセントチェーン5が配置されて使用される。
そして、クレセントチェーン5は、モータ(不図示)に接続されたスプロケット(不図示)が噛み合わされて、モータの回転に伴って循環回走する。
【0016】
本実施例のクレセントチェーン5は、リンク7,7同士が軸杆により順次連結されて環状に構成される。
リンク7は、略コ字形のリンク本体9と、このリンク本体9に固定され、被搬送物が載置される受板11とを有する。
【0017】
リンク本体9は、上下に離間して配置される板状の上片13および下片15と、この上片13と下片15の後端部同士を連結する柱状の接続部17とを有する。
【0018】
上片13は、前後方向に細長い矩形板状とされ、その前端部は、前方へ行くに従って上方へ傾斜した後、水平に延出している。
また、下片15は、前後方向に細長い矩形板状とされ、上片13と前後寸法がほぼ同じとされる。
【0019】
接続部17は、円柱形状とされ、その軸方向を上下に配して上片13と下片15の後端部間に設けられ、上片13および下片15と一体化される。つまり、接続部17の上面に上片13の後端部が当接して配置され、接続部17の下面に下片15の後端部が当接して配置されている。
このように、上片13、下片15および接続部17が一体化されて構成されるリンク本体9の後端部には、上下方向に沿って貫通穴19が形成されている。
本実施例では、接続部17の軸心を通るように、上下方向に沿って円形の貫通穴19が形成されている。
【0020】
受板11は、略三日月形の板片とされる。具体的には、受板11は、前端部が略半円形状に前方へ突出しており、後端部が略半円形状に前方へ凹んだ形状とされる。
【0021】
受板11は、上片13の前端部に載せ置かれて上片13と一体化される。
この際、受板11は、その前端部が、上片13の前端部から前方へ突出して設けられる。
【0022】
そして、上片13と受板11とが重なった箇所に、上下方向に沿って段付きの貫通穴21が形成されている。本実施例では、上片13に、上下方向に沿って円形の貫通穴21aが形成されており、この貫通穴21aと同軸上に、上片13の貫通穴21aより大径な穴21bが受板11に形成されて、段付き穴21が構成されている。
また、下片15の前端部には、前記段付き穴21と同軸上に、貫通穴23が上下方向に沿って形成されている。なお、上片13の貫通穴21aは、下片15の貫通穴23より若干大径とされる。
【0023】
このような構成のリンク7,7同士を連結する場合、隣接するリンク7,7のうち、後方のリンク7Aの前端部で、前方のリンク7Bの後端部を挟み込むように各リンク7A,7Bを配置する。
つまり、後方のリンク7Aの上片13の前端部を、前方のリンク7Bの上片13の後端部上面に当接して配置し、後方のリンク7Aの下片15の前端部を、前方のリンク7Bの下片15の後端部下面に当接して配置する。
この際、後方のリンク7Aの受板11と、前方のリンク7Bの受板11は、近接または当接して配置される。
このように、後方のリンク7Aの上片13と下片15の各前端部の間に、前方のリンク7Bの後端部がはめ込まれた状態では、後方のリンク7Aの前端部の各貫通穴21,23と、前方のリンク7Bの後端部の貫通穴19とが同軸上に配置される。
【0024】
そして、この連通した貫通穴21,23,19に第一軸杆25がはめ込まれる。
第一軸杆25は、略丸棒状とされ、その上端部には径方向外側へ拡径して円板状のツバ部25aが形成されている。第一軸杆25は、下片15の貫通穴23に対応した外径とされ、そのツバ部25aは、段付き穴21の大径穴21b、つまり受板11の穴21bに対応した外径とされる。
また、第一軸杆25の下端部には、径方向に沿って円形の貫通穴25bが形成されている。
【0025】
第一軸杆25は、リンク7,7同士が重ね合わされて連通する穴21,23,19に上下方向に沿ってはめ込まれ、その下端部の貫通穴25bが後方のリンク7Aの下片15より下方へ位置する。そして、第一軸杆25の貫通穴25bに割ピン27がはめ込まれて、リンク7A,7B同士が連結される。
この際、第一軸杆25のツバ部25aは、受板11の穴21b、つまり段付き穴21の大径穴21b内に配置され、受板11の上面と面一または若干下方位置に配置される。つまり、第一軸杆25のツバ部25aの厚さは、受板11の穴21bの深さと同じまたは若干薄く形成されている。
【0026】
このように、リンク7,7同士が連結された状態では、リンク7,7同士は、第一軸杆25まわりに回動可能とされる。同様にして、順次、リンク7,7同士が連結される。
【0027】
ところで、本実施例では、リンク7,7同士が連結されて環状に構成される際、連結箇所の2箇所において第一軸杆25のかわりに第二軸杆31が使用される。
また、第二軸杆31により連結される2つのリンク7,7の内、前方のリンク7Cには、支持具33が設けられる。
【0028】
支持具33は、リンク本体9の下片15の下面に当接して固定される矩形板状の一片35と、この一片35の後端部から下方へ直角に延出する垂直片36と、この垂直片36の下端部から後方へ延出する矩形板状の支持片37とを有する。この支持具33は、硬質な合成樹脂により形成される。また、支持片37は、リンク7の下片15よりも十分短い寸法であるから、撓むことはない。
【0029】
支持具33の支持片37は、リンク本体9の下片15と平行に配置され、下片15と支持具33の支持片37との間隔は、リンク本体9の下片15の厚みとほぼ同じとされる。
【0030】
また、第二軸杆31により連結されるリンク7,7の内、後方のリンク7Dは、その上片13と受板11が重なった位置に形成される段付き穴21の大径穴21bが矩形状の穴とされている。つまり、受板11に形成される穴21bが、矩形状の穴とされている。
【0031】
隣接する二つのリンク7,7を第二軸杆31により連結する場合、後方のリンク7Dの上片13が、前方のリンク7Cの上片13の上面に当接して配置される一方、後方のリンク7Dの下片15が、前方のリンク7Cの下片15と支持具33の支持片37との間にはめ込まれる。
本実施例では、後方のリンク7Dの下片15の前端が、前方のリンク7Cの下片15と支持具33の支持片37とに挟み込まれる。
このように、後方のリンク7Dの前端部に、前方のリンク7Cの後端部がはめ込まれた状態では、後方のリンク7Dの前端部の各貫通穴21,23と、前方のリンク7Cの後端部の貫通穴19とが連通しており、この連通した貫通穴21,23,19に、第二軸杆31がはめ込まれる。
なお、本実施例では、後方のリンク7Dの下片15の前端が、支持具33の垂直片36に当接して位置決めされた状態において、各リンク7C,7Dの貫通穴21,23,19が連通する。
【0032】
第二軸杆31は、細長い円柱形状とされ、その上端部は、径方向外側へ突出してツバ部31aが形成されている。本実施例では、第二軸杆31のツバ部31aは、円板の両端部が平行な直線で切り欠かれた略小判形状とされている。
また、第二軸杆31の下端部には、周方向に沿って環状の溝31bが形成されている。
さらに、第二軸杆31の環状溝31bより下端は、下方へ行くに従って縮径する円錐台状に形成されている。
そして、第二軸杆31の溝31bには、Oリング39がはめ込まれる。Oリング39としては、たとえば、天然ゴムや、EP、IIR、ニトロゴム、フッ素ゴム、シリコンゴムなどの弾力性に富む合成ゴムで形成されたものが好適に用いられる。
【0033】
第二軸杆31の溝31bにOリング39がはめ込まれた際、Oリング39の外周面は第二軸杆31の外周面より径方向外側へ若干突出し、そのOリング39の外径は、下片15の貫通穴23より若干大径とされる。
【0034】
第二軸杆31が、隣接するリンク7C,7Dの連通した貫通穴21,23,19に上方からはめ込まれると、Oリング39は、前方のリンク7Cの後端部の貫通穴19および後方のリンク7Dの下片15の貫通穴23を通過する際に弾性変形をして一旦縮径し、後方のリンク7Dの下片15から下方へ突出して復元する。そして、Oリング39は、後方のリンク7Dの下片15の下面に当接または近接して配置され、ツバ部31aは受板11の穴21b、つまり段付き穴21の大径穴21b内に配置される。
これにより、各リンク7C,7Dは、第二軸杆31のツバ部31aと、Oリング39により上下方向の移動が規制されて連結され、第二軸杆31回りに回転可能とされる。なお、ツバ部31aの厚さは、受板11の穴21bの深さと同じまたは若干薄く、第二軸杆31がリンク7C,7Dに挿入された状態では、ツバ部31aは、受板11の上面と面一または若干下方に配置される。
【0035】
本実施例では、後方のリンク7Dの下片15を、前方のリンク7Cの下片15と支持具33の支持片37により挟みこんで下方への移動を規制していることで、第二軸杆31をリンクに対して押し込んだ際に、Oリング39により後方のリンク7Dの下片15が下方へ撓むことがない。
したがって、図2に示すように、搬送装置1の基台2の溝3にリンク7を配置し、受板11の両端を溝3の底面3a,3aに載せ置いた状態で、第二軸杆31を押し込むだけでリンク7,7同士を連結することができる。
そして、二つのリンク7C,7Dの連結を解除する場合には、溝3からクレセントチェーン5を若干引き上げ、第二軸杆31を上方へ押し上げて第二軸杆31を抜けばよい。
【0036】
このように、本実施例のクレセントチェーン5では、リンク同士の連結箇所の2箇所において、前方のリンク7Cに支持具33を設けると共に、リンク7C,7D同士を第二軸杆31により連結することで、これらの箇所では特に分解が容易となる。したがって、クレセントチェーン5は、これらの箇所で分解して持ち運ぶことが容易とされる。
また、この2箇所では、第二軸杆31をリンクに対してはめ込むだけであるので、従来のように割ピンやCリングがなく、これら部品が搬送装置内に脱落したり、紛失したりするおそれがない。
【0037】
なお、本発明のトップチェーンは、上記実施例の構成に限らず、適宜変更可能である。
たとえば、上記実施例では、リンク同士を順次連結して環状に構成する2箇所において第二軸杆31を使用したが、1箇所、複数箇所または全箇所としても構わない。
【0038】
また、上記実施例では、後方のリンク7Dの下片15の前端が、前方のリンク7Cの下片15と支持具33の支持片37との間にはめ込まれる構成としたが、支持片37の前後寸法は適宜変更可能である。
たとえば、後方のリンク7Dの上片13と下片15の各前端部の間に、前方のリンク7Cの後端部が配置された状態において、支持具33の支持片37が、後方のリンク7Dの下片15の貫通穴23より後方へ延出するようにしてもよい。この場合、支持片37に第二軸杆31が通される貫通穴または切欠きを形成すればよい。
そして、上記実施例では、第二軸杆31のOリング39を後方のリンク7Dの下片15に当接させて係止したが、支持具33の支持片37に当接させて係止してもよい。
【0039】
また、上記実施例では、リンク7の下片15に支持具33を固定する構成としたが、支持具33とリンク7とを一体に形成してもよい。
さらに、上記実施例では、第二軸杆31にOリング39を装着して、このOリング39をリンク7の下片15に係止させたが、Oリングの代わりにXリングやDリングなどであってもよいし、他の手段であってもよい。すなわち、第二軸杆31に設けられる係止部は、第二軸杆31がリンク7にワンタッチで着脱可能となれば、その構成は問わない。
【0040】
また、上記実施例では、いわゆる回転寿司店などで使用されるクレセントチェーンについて説明したが、同様に、工場の生産設備などで使用されるトップチェーンにも第二軸杆および支持具は適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明のトップチェーンの一実施例が取り付けられて構成された循環搬送装置の一例を示す平面図である。
【図2】図1のII−II断面図であり、一部を省略して示している。
【図3】図1のトップチェーンの一部を示す平面図である。
【図4】図1のトップチェーンの一部を示す底面図である。
【図5】図3のV−V断面図であり、第二軸杆をはめ込む状態を示している。
【図6】図5の状態から第二軸杆をはめ込んだ状態を示す図である。
【図7】従来のリンク同士の連結構造を示す図である。
【符号の説明】
【0042】
5 クレセントチェーン
7 リンク
9 リンク本体
11 受板
13 上片
15 下片
17 接続部
25 第一軸杆
31 第二軸杆
33 支持具
37 支持片
39 Oリング

【特許請求の範囲】
【請求項1】
多数のリンクが軸杆により順次連結されて構成されるトップチェーンであって、
前記リンクは、上片と下片とが接続部で接続された略コ字形のリンク本体と、このリンク本体の上片に設けられる被搬送物の受板とを備え、
隣接するリンク同士は、前方のリンクの後端部が、後方のリンクの前端部にはめ込まれて、軸杆により連結され、
隣接するリンク同士の連結箇所の内、少なくとも一箇所において、
隣接するリンクの内、前方のリンク本体の後端部下面には、その下面と離隔して支持片が設けられており、前記下面と支持片との間に、後方のリンクの下片の前端部がはめ込まれた状態で、軸杆がはめ込まれて、軸杆の下端部の係止部が前記後方のリンク本体の下部または前記支持片に着脱可能に係止される
ことを特徴とするトップチェーン。
【請求項2】
前記軸杆の係止部は、軸杆の外周面に形成された円環状溝に装着されたOリングとされる
ことを特徴とする請求項1に記載のトップチェーン。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載のトップチェーンが使用される搬送装置。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載のトップチェーンの支持片を構成するために、前記リンク本体の下片に固定される支持具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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