説明

トリガー式液体噴出器

【課題】ストッパ部材を紛失してしまうのを抑制し、被噴出箇所に付着した付着物を直ちに除去する。
【解決手段】往復ポンプ17の可動部16において操作レバー14と非可動筒部15との間に位置する中間部分に、操作レバー14の後方に向けた移動を規制する割リング状のストッパ部材20が着脱可能に嵌合され、このストッパ部材20の外周面には、その径方向の外側に向けて板状のつまみ片21が一対突設されるとともに、これらのつまみ片21は各先端部が互いに接近離間するように形成され、カバー部13には、可動部16の前記中間部分から取り外したストッパ部材20が保持される保持部19が形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、トリガー式液体噴出器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般にトリガー式液体噴出器は、噴出器本体と、この噴出器本体の前端に設けられたノズルと、噴出器本体を覆うカバー部と、が備えられ、噴出器本体は、その前部に前後方向に揺動可能に垂設された操作レバーと、操作レバーの後側に配置された非可動筒部、および操作レバーの前後動に伴って非可動筒部内を前後摺動させられる可動部を有する往復ポンプと、を備えている。
そして近年では、操作レバーの誤操作によって内容液が不意にノズルから噴出するのを防ぐために、前記可動部において操作レバーと非可動筒部との間に位置する中間部分に、例えば下記特許文献1に示されるような、操作レバーの後方に向けた移動を規制する割リング状のストッパ部材を着脱可能に嵌合した構成が提案されている。
【特許文献1】特許第3230993号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、前記従来のトリガー式液体噴出器では、使用時にストッパ部材を紛失し易いという問題があった。
また、内容液を噴出した後に、例えば壁面等の被噴出箇所にゴミや虫等が付着していてこれを除去する必要が生じた場合に、この付着物を手で直接触れることなく除去できる適当な道具を見つけるのに時間がかかり需要者に不便を感じさせることもあった。
【0004】
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、ストッパ部材を紛失してしまうのを抑制することが可能になるとともに、被噴出箇所に付着した付着物を直ちに除去することができるトリガー式液体噴出器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この課題を解決するために、本発明のトリガー式液体噴出器は、噴出器本体と、この噴出器本体の前端に設けられたノズルと、前記噴出器本体を覆うカバー部と、が備えられ、前記噴出器本体は、その前部に前後方向に揺動可能に垂設された操作レバーと、操作レバーの後側に配置された非可動筒部、および操作レバーの前後動に伴って前記非可動筒部内を前後摺動させられる可動部を有する往復ポンプと、を備えるトリガー式液体噴出器であって、前記可動部において操作レバーと非可動筒部との間に位置する中間部分に、操作レバーの後方に向けた移動を規制する割リング状のストッパ部材が着脱可能に嵌合され、このストッパ部材の外周面には、その径方向の外側に向けて板状のつまみ片が一対突設されるとともに、これらのつまみ片は各先端部が互いに接近離間するように形成され、前記カバー部には、可動部の前記中間部分から取り外したストッパ部材が保持される保持部が形成されていることを特徴とする。
【0006】
この発明では、往復ポンプにおける可動部の前記中間部分に、操作レバーの後方に向けた移動を規制するストッパ部材が着脱可能に嵌合されているので、操作レバーに不意に加えられた外力によって往復ポンプが作動して内容液がノズルから噴出するのを防ぐことができる。
また、ストッパ部材が割リング状に形成されているので、ストッパ部材を可動部の前記中間部分に対して着脱する際に、ストッパ部材を弾性変形させ、該ストッパ部材において周方向で分断された分断部分を拡げることで、この着脱を容易に行うことができる。
さらに、カバー部に前記保持部が形成されているので、ストッパ部材を可動部の前記中間部分から取り外してこのトリガー式液体噴出器を使用しているときに、ストッパ部材を保持部に保持させることが可能になり、トリガー式液体噴出器の使用時にストッパ部材を紛失するのを防ぐことができる。
また、ストッパ部材の外周面につまみ片が一対突設されているので、内容液を噴出した後に、例えば壁面等の被噴出箇所にゴミや虫等の付着物が付着していてこれを除去する必要が生じた場合に、前記保持部からストッパ部材を取り外し、一対のつまみ片を指で摘んでそれぞれの先端部を互いに接近させて前記付着物を挟み込み、この付着物を除去することができる。したがって、内容液を噴出した後に、被噴出箇所に付着した付着物を直ちに除去することが可能になる。
【0007】
ここで、前記つまみ片は、ストッパ部材の外周面において、その周方向で分断された分断部分に対して該ストッパ部材の中心軸を挟んだ反対側に設けられてもよい。
この場合、一対のつまみ片それぞれの先端部が互いに接近するように、指で一対のつまみ片を摘んだときに、ストッパ部材を前記分断部分の隙間が拡がるように弾性変形させ易くすることが可能になる。したがって、ストッパ部材を可動部の前記中間部分に対してより一層容易に着脱することができるとともに、付着物を容易かつ確実に挟み込むことができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ストッパ部材を紛失してしまうのを抑制することが可能になるとともに、被噴出箇所に付着した付着物を直ちに除去することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、図面を参照し、この発明の第1実施形態について説明する。本実施形態に係るトリガー式液体噴出器1は、図1および図2に示されるように、噴出器本体11と、この噴出器本体11の前端に設けられたノズル12と、噴出器本体11を覆うカバー部13と、を備えている。
噴出器本体11は、その前部に前後方向に揺動可能に垂設された操作レバー14と、操作レバー14の後側に配置されたシリンダ(非可動筒部)15、および操作レバー14の前後動に伴ってシリンダ15内を前後摺動させられるピストン(可動部)16を有する往復ポンプ17と、を備えている。
【0010】
本実施形態では、操作レバー14は、その上端部が、上下方向および前後方向の双方向に対して直交する左右方向に延びる軸線回りに回転可能に支持されることにより、前後方向に揺動可能に設けられている。ピストン16は、その前部が、操作レバー14の上部における後側に連結されることで、操作レバー14に連動するようになっている。シリンダ15は前方に向けて開口するように配設されている。
以上の構成において、操作レバー14の前後動に伴って、ピストン16の後部がシリンダ15内を前後方向に摺動することで、シリンダ15の内部が加圧および減圧されるようになっている。
【0011】
また、本実施形態では、噴出器本体11は、上下方向に延設され内部がシリンダ15内および吸い上げパイプ18内に連通した図示されない吸い上げ筒部と、吸い上げ筒部から前方に向けて延設され吸い上げ筒部内とノズル12とを連通する図示されない射出筒部と、を備えている。
そして、前述のようにシリンダ15の内部が加圧されたときに、このシリンダ15内の内容液が前記吸い上げ筒部、および射出筒部をこの順に通過してノズル12に到達し、外部に噴出されるようになっている。また、シリンダ15の内部が減圧されたときに、図示されない容器本体内の内容液が吸い上げパイプ18および前記吸い上げ筒部を通ってシリンダ15の内部に進入するようになっている。
【0012】
なお、カバー部13内に位置する噴出器本体11のうち最も後方に位置する前記吸い上げ筒部と、カバー部13の後端壁13aにおける内面と、の間には、前後方向の隙間が設けられている。
また、シリンダ15の下部およびピストン16の下部は、カバー部13で覆われておらず外部に露出している。なお、操作レバー14を後方に移動させる前の待機状態では、ピストン16のうち、操作レバー14に連結された前部と、シリンダ15内に位置する後部と、の間に位置する中間部分が操作レバー14とシリンダ15との間に位置し、この中間部分の下部がカバー部13で覆われておらず外部に露出している。
【0013】
そして、本実施形態では、ピストン16の前記中間部分に、操作レバー14の後方に向けた移動を規制する割リング状のストッパ部材20が着脱可能に嵌合されている。図示の例では、ストッパ部材20はC字状に形成され、周方向で分断された分断部分20aは周方向の隙間を有している。そして、ストッパ部材20が、操作レバー14とシリンダ15とにより前後方向で挟み込まれることで、操作レバー14の後方に向けた移動が規制されるようになっている。また、このストッパ部材20の外周面には、その径方向の外側に向けて板状のつまみ片21が一対突設されるとともに、これらのつまみ片21は各先端部が互いに接近離間するように形成されている。
【0014】
図示の例では、つまみ片21は平面視長方形状に形成され、その長手方向がストッパ部材20の径方向に沿って延在し、短手方向がストッパ部材20の中心軸O方向に沿って延在している。また、つまみ片21は、ストッパ部材20の外周面において、前記分断部分20aに対して前記中心軸Oを挟んだ反対側に設けられている。なお図示の例では、一対のつまみ片21それぞれの基端部同士の、周方向で互いに対向する側の間隔は、前記分断部分20aの隙間よりも小さくなっている。
【0015】
さらに、一対のつまみ片21同士の間の間隔は、その基端側から先端側に向かうに従い漸次広くなっている。また、図示の例では、ストッパ部材20の外周面において、一対のつまみ片21と前記分断部分20aとの間に位置する各部分には、凸片22が突設されている。なお、この凸片22の突出長さは、つまみ片21の突出長さよりも短くなっている。また、ストッパ部材20、つまみ片21および凸片22は一体に形成されている。
【0016】
さらに、本実施形態では、カバー部13には、ピストン16の前記中間部分から取り外したストッパ部材20が保持される保持部19が形成されている。
ここで図示の例では、カバー部13の後端壁13aにおける外面は、左右方向および上下方向の双方向に沿って延びる平坦面になっている。このカバー部13の後端壁13aにおける外面の下部に、後方に向けて円柱状若しくは円筒状の保持部19が突設されている。そして、この保持部19にストッパ部材20が着脱可能に嵌合されることで、保持部19がストッパ部材20を保持するようになっている。図示の例では、ストッパ部材20は、つまみ片21の先端部がカバー部13の上端よりも上方に突出した状態で保持部19に保持されるようになっている。なお、カバー部13の後端壁13aにおける外面の下端部には、後方に向けて支持板部13bが突設されている。また、この支持板部13bの上面に保持部19の下端が連結されている。
【0017】
以上説明したように、本実施形態によるトリガー式液体噴出器1によれば、往復ポンプ17におけるピストン16の前記中間部分に、操作レバー14の後方に向けた移動を規制するストッパ部材20が着脱可能に嵌合されているので、操作レバー14に不意に加えられた外力によって往復ポンプ17が作動して内容液がノズル12から噴出するのを防ぐことができる。
また、ストッパ部材20が割リング状に形成されているので、ストッパ部材20をピストン16の前記中間部分に対して着脱する際に、ストッパ部材20を弾性変形させ、該ストッパ部材20の前記分断部分20aを拡げることで、この着脱を容易に行うことができる。
【0018】
さらに、カバー部13に保持部19が形成されているので、ストッパ部材20をピストン16の前記中間部分から取り外してこのトリガー式液体噴出器1を使用しているときに、ストッパ部材20を保持部19に保持させることが可能になり、トリガー式液体噴出器1の使用時にストッパ部材20を紛失するのを防ぐことができる。
また、ストッパ部材20の外周面につまみ片21が一対突設されているので、内容液を噴出した後に、例えば壁面等の被噴出箇所にゴミや虫等の付着物が付着していてこれを除去する必要が生じた場合に、保持部19からストッパ部材20を取り外し、一対のつまみ片21を指で摘んでそれぞれの先端部を互いに接近させて前記付着物を挟み込み、この付着物を除去することができる。したがって、内容液を噴出した後に、被噴出箇所に付着した付着物を直ちに除去することが可能になる。
【0019】
さらに本実施形態では、つまみ片21が、ストッパ部材20の外周面において、前記分断部分20aに対して前記中心軸Oを挟んだ反対側に設けられているので、一対のつまみ片21それぞれの先端部が互いに接近するように、指で一対のつまみ片21を摘んだときに、ストッパ部材20を分断部分20aの隙間が拡がるように弾性変形させ易くすることが可能になる。したがって、ストッパ部材20をピストン16の前記中間部分に対してより一層容易に着脱することができるとともに、付着物を容易かつ確実に挟み込むことができる。
【0020】
次に、本発明に係る第2実施形態について説明するが、前記第1実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
【0021】
図3および図4に示されるように、ストッパ部材20の外周面において、つまみ片21と凸片22との間に位置する各部分に、つまみ片21に沿ってほぼ平行に延びる係合凸片24が各別に突設されている。なお、係合凸片24の長さは、つまみ片21よりも短くなっている。また、係合凸片24の表面のうちつまみ片21の反対側を向く表面には係合突起が形成されている。
カバー部13の後端壁25には貫通孔(保持部)25aが形成されている。図示の例では、貫通孔25aの内周縁は、カバー部13の後端壁25の外面における外周縁よりも内側に位置している。
【0022】
そして、ピストン16の前記中間部分からストッパ部材20を取り外した後に、貫通孔25aからカバー部13の内部に一対のつまみ片21を差し込んでいくと、凸片22がカバー部13の後端壁25の外面に当接し、かつ係合凸片24も貫通孔25a内に差し込まれて前記係合突起がカバー部13の後端壁25の内面における貫通孔25aの開口周縁部に係合することで、ピストン16の前記中間部分から取り外したストッパ部材20が保持されるようになっている。
この際、図4に示されるように、カバー部13内に位置する噴出器本体11のうち最も後方に位置する吸い上げ筒部23と、一対のつまみ片21の先端と、の間には、前後方向の隙間が設けられるとともに、ストッパ部材20、つまみ片21、凸片22および係合凸片24のうち、ストッパ部材20および凸片22がカバー部13の外側に露呈している。
【0023】
以上説明したように、本実施形態によるトリガー式液体噴出器2によれば、図1および図2で示したトリガー式液体噴出器1と同様の作用効果が奏功されるのに加え、ストッパ部材20をカバー部13に保持させてトリガー式液体噴出器2を使用しているときに、つまみ片21をカバー部13の内部に収納しておくことが可能になり、この噴出器2の取り扱い性をより一層向上させることができるとともに、該噴出器2の使用時の見映えを向上させることができる。
【0024】
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば前記第1実施形態では、保持部19をカバー部13の後端壁13aにおける外面に設けたが、これに代えて例えば、カバー部13の上端部における外面に設ける等適宜変更してもよい。
また、凸片22は設けなくてもよい。
【0025】
また、前記第2実施形態では、貫通孔25aの内周縁を、カバー部13の後端壁25の外面における外周縁よりも内側に位置させ、つまみ片21をカバー部13の内部に差し込んだときに、凸片22がカバー部13の後端壁25の外面に当接する構成を示したが、図5に示されるように、カバー部13の後端壁25の外面において貫通孔25aに左右方向で連なる各部分に収納凹部25bを各別に形成し、つまみ片21を貫通孔25aからカバー部13の内部に差し込んだときに、凸片22が収納凹部25b内に位置されるようにしてもよい。
この場合、ストッパ部材20、つまみ片21、凸片22および係合凸片24のうち、ストッパ部材20における分断部分20a側の部分だけがカバー部13の外側に露呈することとなり、この噴出器2の取り扱い性をさらに向上させることができるとともに、該噴出器2の使用時の見映えをより一層向上させることができる。
さらにまた、収納凹部25bの深さを図5に示される状態よりも深くすることで、ストッパ部材20の全体をカバー部13内に収納するようにしてもよく、この場合、ストッパ部材20は、例えば凸片22をつまんで後方に引くことで取り外すことができる。
【0026】
また、噴出器本体11の構成は前記実施形態に限らず適宜変更してもよい。
また、ストッパ部材20は、前記実施形態に限らず例えば、U字状若しくはコ字状等適宜変更してもよい。
また、ストッパ部材20の外周面において一対のつまみ片21を設ける位置は、前記実施形態に限らず適宜変更してもよい。
また、前記第2実施形態では、吸い上げ筒部23と一対のつまみ片21の先端との間に前後方向の隙間が設けたが、これに代えて例えば、つまみ片21の先端部を、カバー部13の内面のうち左右方向を向く表面と吸い上げ筒部23との間の隙間に挿入してもよい。
【0027】
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0028】
ストッパ部材を紛失してしまうのを抑制することが可能になるとともに、被噴出箇所に付着した付着物を直ちに除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明に係る第1実施形態として示したトリガー式液体噴出器の側面図である。
【図2】図1に示すトリガー式液体噴出器の斜視図である。
【図3】本発明に係る第2実施形態として示したトリガー式液体噴出器の斜視図である。
【図4】図3に示すトリガー式液体噴出器の一部破断上面図である。
【図5】本発明に係る他の実施形態として示したトリガー式液体噴出器の斜視図である。
【符号の説明】
【0030】
1、2 トリガー式液体噴出器
11 噴出器本体
12 ノズル
13 カバー部
14 操作レバー
15 シリンダ(非可動筒部)
16 ピストン(可動部)
17 往復ポンプ
19 保持部
20 ストッパ部材
20a 分断部分
21 つまみ片
25a 貫通孔(保持部)
O 中心軸

【特許請求の範囲】
【請求項1】
噴出器本体と、この噴出器本体の前端に設けられたノズルと、前記噴出器本体を覆うカバー部と、が備えられ、
前記噴出器本体は、その前部に前後方向に揺動可能に垂設された操作レバーと、操作レバーの後側に配置された非可動筒部、および操作レバーの前後動に伴って前記非可動筒部内を前後摺動させられる可動部を有する往復ポンプと、を備えるトリガー式液体噴出器であって、
前記可動部において操作レバーと非可動筒部との間に位置する中間部分に、操作レバーの後方に向けた移動を規制する割リング状のストッパ部材が着脱可能に嵌合され、
このストッパ部材の外周面には、その径方向の外側に向けて板状のつまみ片が一対突設されるとともに、これらのつまみ片は各先端部が互いに接近離間するように形成され、
前記カバー部には、可動部の前記中間部分から取り外したストッパ部材が保持される保持部が形成されていることを特徴とするトリガー式液体噴出器。
【請求項2】
請求項1記載のトリガー式液体噴出器であって、
前記つまみ片は、ストッパ部材の外周面において、その周方向で分断された分断部分に対して該ストッパ部材の中心軸を挟んだ反対側に設けられていることを特徴とするトリガー式液体噴出器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−82510(P2010−82510A)
【公開日】平成22年4月15日(2010.4.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−251992(P2008−251992)
【出願日】平成20年9月30日(2008.9.30)
【出願人】(000006909)株式会社吉野工業所 (2,913)
【Fターム(参考)】