説明

ドラム式洗濯機

【課題】洗剤収容容器を引き出した時に、がたつきの無いようにする。
【解決手段】洗剤を収納する洗剤収容容器64と、洗剤収容容器64を引き出し自在に収納する洗剤投入部枠体67や、洗剤投入部枠体67の上方に載設され洗剤収容容器64に給水する給水路65が配管された注水蓋体66等で構成され、前部枠体40に配設される洗剤投入部枠体ユニット100とを備え、洗剤収容容器64を引き出し時に、注水蓋体66の下面部の前側に形成した前部角穴90,90‘に、洗剤収容容器64の上面部に形成した弾性のある後部凸爪部89,89’が係合すると共に、洗剤投入部枠体67の前面底部に形成した、一対のリブから成り、前後端は先端が広がるハ字状形状をしたリブ嵌合部95の隙間96に、洗剤収容容器64の側面最後部下部に形成したがたつき防止リブ94が嵌合することにより、がたつきを無くし品位を向上させることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、略水平方向または傾斜方向の回転軸を中心に回転自在に配設した回転ドラム内で洗濯物を洗い、すすぎ、脱水、乾燥するドラム式洗濯機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の洗濯機は、洗剤を投入する洗剤ケースを備え、運転開始に先立ち前記洗剤ケース内に洗剤や,仕上剤等を予め投入しておく構成がとられてきた(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
図6は、特許文献1に記載された従来の洗濯機の外観図、図7は、同洗濯機の洗剤ケース部の部分分解斜視図である。
【0004】
図6に示すように、洗濯機本体1の前部枠体2の上部には、洗剤ケース5が配置され、洗剤ケース5を引き出し自在に収容する洗剤ケース収容容器6は、前部枠体2の裏面内方に取り付けられている。
【0005】
図7において、前部枠体2に形成した開口扉7に、洗剤ケース収容容器6の洗剤ケース挿入開口8を対応させると共に、開口扉7下面に凸状に内方に向けて一体成形したガイドリブ9とリブ10にそれぞれ嵌合挿入する嵌合孔11と嵌合孔12とを洗剤ケース収容容器6に設ける。
【0006】
洗剤ケース収容容器6を、前部枠体2の内部に取り付ける時は、洗剤ケース収容容器6の嵌合孔11と嵌合孔12に、前部枠体2のガイドリブ9とリブ10を挿入嵌合させ、左右および上下へ位置ずれするのを防止しつつ、前部枠体2の前方よりねじ13にて前部枠体2のビス挿入孔14を介して洗剤収容容器6のボス部15に固着して、前後に位置ずれの無い構成としている。そして、この前部枠体2と洗剤ケース収容容器6の位置ずれ防止構成により、前部枠体2と洗剤ケース5との位置ずれを防止できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2010−035747号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、前記従来の構成では、前部枠体2と洗剤ケース収容容器6の位置ずれを防止することにより、洗剤ケース5を洗剤ケース収容容器6に押し込んだ状態で、洗濯機表面側で前部枠体2と洗剤ケース5との位置ずれを防止することができても、洗剤ケース5を引き出した状態では、洗剤ケース5と洗剤ケース収容容器6とががたついて、品位を損なうという課題を有していた。
【0009】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、洗剤ケースを引き出した状態で、洗剤ケースが洗剤ケース収容容器に対してがたつかないようにして、品位を向上させることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために本発明のドラム式洗濯機は、洗濯機本体と、前記筺体内に揺動自在に防振支持された水槽と、前記水槽に内包された回転ドラムと、前記洗濯機本体の前面に配設された前部枠体と、洗剤を収納する洗剤収容容器と、前記洗剤収容容器を引き出し自在に収納する洗剤投入部枠体とを備え、前記洗剤収容容器を引き出した時に、前記洗剤投入部枠体の前面底部に形成した一対のリブから成るリブ嵌合部の隙間に、前記洗剤収容容器の側面後下部に形成したがたつき防止リブが嵌合する構成としたものである。
【0011】
これにより、洗剤収容容器(洗剤ケース)を引き出した時に、洗剤投入部枠体ユニット(洗剤ケース収容容器)に対してがたつきにくいために、洗剤などが入れやすいと共に、品位を向上させることができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明のドラム式洗濯機は、洗剤収容容器を引き出した時に、洗剤収容容器が洗剤投入部枠体ユニットに対して、がたつきにくい状態で保持されるため、洗剤などが入れやすいと共に、品位を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の実施の形態におけるドラム式洗濯機の縦断面図
【図2】同ドラム式洗濯機の外観斜視図
【図3】同ドラム式洗濯機の洗剤収容容器部の斜視図
【図4】同ドラム式洗濯機の洗剤収容容器の後部の断面斜視図
【図5】同ドラム式洗濯機の洗剤投入部枠体部の斜視図
【図6】従来の洗濯機の外観図
【図7】同洗濯機の洗剤ケース部の部分分解斜視図
【発明を実施するための形態】
【0014】
第1の発明は、洗濯機本体と、前記筺体内に揺動自在に防振支持された水槽と、前記水槽に内包された回転ドラムと、前記洗濯機本体の前面に配設された前部枠体と、洗剤を収納する洗剤収容容器と、前記洗剤収容容器を引き出し自在に収納する洗剤投入部枠体とを備え、前記洗剤収容容器を引き出した時に、前記洗剤投入部枠体の前面底部に形成した一対のリブから成るリブ嵌合部の隙間に、前記洗剤収容容器の側面後下部に形成したがたつき防止リブが嵌合する構成としたことにより、洗剤収容容器を引き出した時に、洗剤収容容器が洗剤投入部枠体ユニットに対して、がたつきにくい状態で保持することができるので、洗剤などが入れやすいと共に、品位を向上させることができる。
【0015】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
【0016】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態におけるドラム式洗濯乾燥機の概略構成を示す縦断面図であり、図2は、同ドラム式洗濯乾燥機の外観斜視図を示すものである。
【0017】
図1、図2において、回転ドラム41は、有底円筒形に形成され、外周部に多数の通水孔42が全面に設けられ、洗濯機本体43内に揺動自在に支持された水槽44内に回転自在に配設されている。
【0018】
回転ドラム41の回転中心に傾斜方向に回転軸(回転中心軸)45が設けられ、回転ドラム41の軸心方向は正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させている。この回転軸45に、大プーリ46、ベルト47、小プーリ48を介して、水槽44の背面側近傍に取り付けたモータ49を連結し、回転ドラム41を正転、逆転方向に回転駆動する。回転ドラム41の傾斜角度は たとえば10度とする。
【0019】
また、回転ドラム41の内壁面には衣類撹拌用の複数個の突起板50を設けており、回転ドラム41を低速で回転させることにより、衣類を突起板で引っ掛けて上方に持ち上げた後、適当な高さで落下させるといった撹拌動作(タンブリング動作)を与えることにより、衣類の撹拌たたき洗い、および乾燥動作などを行なう。
【0020】
上記の、回転ドラム41、水槽44、モータ49等により、振動系の水槽ユニット51が構成されている。
【0021】
水槽44の正面側で、洗濯機本体43の前面側に設けた前部枠体40の上向き傾斜面に設けた円形状の開口部を、円形状の扉体52により開閉自在に覆い、この扉体52を開くことにより、衣類出入口53を通して回転ドラム41内に洗濯物を出し入れできるようにしている。
【0022】
また、水槽ユニット51は、洗濯機本体43下方の防振部材54および上方のばね体(図示せず)により揺動自在に防振支持され、水槽44の下部には排水経路56の一端を接続し、排水経路56の他端を排水弁(排水手段)57に接続して、水槽44内の洗濯水を外部に排水する。
【0023】
また、洗濯機本体43の上部には、洗濯機本体43を覆う天板62が配設されており、その内方に、制御装置63が配設されている。また、洗濯機本体43の前面で前部枠体40の上部には、洗濯機本体43と略同一横幅の操作パネル59が配設されており、操作パネル59には、入力設定手段86および表示手段87が設けられている。
【0024】
制御装置63は、使用者が入力設定手段86により入力し設定した内容に基づいて、表示手段87に設定内容を表示して、使用者に知らせる。そして、制御装置63は、運転開始が設定されると、水槽44内の水位を検知する水位検知手段(図示せず)等からのデータを入力して、モータ49、排水弁57、給水弁58などの動作を制御し、洗い、すすぎ、脱水、乾燥行程などの各行程を制御する。
【0025】
洗濯機本体43の前面で前部枠体40の上部に設けられた操作パネル59の左下部で、操作パネル59と扉体52との間には、前後が長手方向の洗剤投入部60が配設されており、前部枠体40に形成した略角穴(図示せず)に対応させると共に洗剤を収容する洗剤収容容器64と、給水弁58に接続されて洗剤収容容器64に給水する給水路65に配管された注水蓋体66と、洗剤収容容器64が収納された洗剤投入部枠体67などで構成されている。
【0026】
前記洗剤投入部枠体67は、上方に開口を有する有底の断面略コ字状箱体であり、前記注水蓋体66の下方に配設されており、この注水蓋体66との間に形成された空間部68に前記洗剤収容容器64が収納され、洗濯機本体43の前方より、引き出し自在となっている。
【0027】
また、注水蓋体66には、洗剤収容容器64に給水する水の通水路となる通水空間部(図示せず)と、その底面に多数の小孔を形成した注水口(図示せず)とが形成されており、この注水口を介して洗剤収容容器64に給水された水が、洗剤収容容器64に収容された洗剤等(粉末合成洗剤、液体洗剤、液体仕上剤など)と混合され、洗剤投入部枠体67の底部に形成された洗剤液供給路70から水槽給水経路69を経由して、水槽44内に供給される。
【0028】
これら洗剤投入部枠体67、注水蓋体66などで、洗剤投入部枠体ユニットを構成している。
【0029】
図3は、本発明の実施の形態におけるドラム式洗濯機の洗剤収容容器部の斜視図、図4は、洗剤収容容器部の後部の断面斜視図を示すものである。
【0030】
図3、図4において、洗剤収容容器64は、収容容器本体71、取っ手枠体72、取っ手カバー73および収容部蓋体74から構成されている。
【0031】
収容容器本体71には、長手方向の最後部側に粉末洗剤を投入する粉末洗剤収容部75が、その前側に液体洗剤を投入する液体洗剤収容部76が、そして最前部に液体仕上剤を投入する液体仕上剤収容部77が形成されており、液体仕上剤収容部77に対向する位置には、液体仕上剤を投入する液体仕上剤受入口78が開口された前記収容部蓋体74が、液体仕上剤収容部77の上方を覆っている。
【0032】
液体仕上剤収容部77の底部には、筒状の液体仕上剤投入口79が上方に向けて立設されていると共に、収容部蓋体74には、液体仕上剤投入口79を外方より覆い、下端が液体仕上剤収容部77の底部に達する円筒形状の筒状突出部80が下方に向けて立設されており、その筒状突出部80の下端部には、その側面が略コ字状に切り欠かれた流水口(図示せず)が形成されている。そして、液体仕上剤収容部77に投入された液体仕上剤は、すすぎ行程時に、注水蓋体66から供給された水とともに、サイフォン現象により、液体仕上剤投入路(図示せず)を経由して洗剤投入部枠体67の洗剤液供給路70へ流れ、水槽給水経路69を経由して、水槽44内に供給される。
【0033】
液体洗剤収容部76の角隅部には、液体洗剤流出口81が形成されており、液体洗剤収容部76の底面部は、液体洗剤流出口81に向かって傾斜している。そして、液体洗剤収容部76に投入された液体洗剤は、洗い行程初期に、注水蓋体66から供給された水とともに、液体洗剤流出口81から液体洗剤投入路(図示せず)を経由して洗剤投入部枠体67の洗剤液供給路70へ流れ、水槽給水経路69を経由して、水槽44内に供給される。
【0034】
粉末洗剤収容部75には、粉末洗剤が投入された際にこぼれ出ないように、洗剤落下防止板82を粉末洗剤投入路83との間に設け、粉末洗剤が洗剤投入部枠体67へ落下するのを防止するとともに、給水時には、注水蓋体66から供給された水とともに洗剤液として洗剤落下防止板82と粉末洗剤収容部75との間に形成した流出溝84より粉末洗剤投入路83へ流出し、洗剤投入部枠体67の洗剤液供給路70へ流れ、水槽給水経路69を経由して、水槽44内に供給される。
【0035】
また、取っ手カバー73は、上面部を軸部にして取っ手枠体72と嵌合しており、上面部のカバー軸(図示せず)を中心に回動し、下面部が開閉自在になっており、取っ手カバー73を奥側に押して開き、手を差し込んで洗剤収容容器64を出し入れできるようになっている。
【0036】
また、洗剤収容容器64の収容容器本体71の左右部上面85,85‘には、複数の弾性のある前部凸爪部88、88‘と後部凸爪部89、89’が形成されており、洗剤収容容器64の押し込み時および引き出し時に、洗剤投入部枠体67に形成された前部角穴90、90‘と後部角穴91,91’(図5で後述)に係合するようになっている。
【0037】
また、洗剤収容容器64の収容容器本体71の、上部左右にそれぞれ形成した断面略コ字状の本体側面部92、92‘、および、本体下面部93、93’が、洗剤収容容器64の押し込み時および引き出し時に、洗剤投入部枠体ユニット100と摺動するようになっている(図5で後述)。
【0038】
さらに、洗剤収容容器64の収容容器本体71の側面最後部下部には、下方に向けてがたつき防止リブ94が形成されており、洗剤収容容器64を引き出した時に、洗剤投入部枠体67のリブ嵌合部95(図5で後述)と嵌合して、がたつきを防止するようになっている。
【0039】
図5は、本発明の実施の形態におけるドラム式洗濯機の洗剤投入部枠体ユニットの斜視図を示すものである。
【0040】
図5において、前述のように、洗剤収容容器64を収納する、上方に開口を有する有底の断面略コ字状箱体に形成された洗剤投入部枠体67の上部には、給水弁58に接続されて洗剤収容容器64に給水する給水路65に配管された注水蓋体66などが配設されて、洗剤投入部枠体ユニット100を構成している。
【0041】
注水蓋体66の下面部には、前部角穴90、90‘と後部角穴91,91’が形成され、洗剤収容容器64を押し込んで収納した時には、この前部角穴90、90‘と後部角穴91,91’が、前述の洗剤収容容器64の左右部上面に形成した弾性のある前部凸爪部88、88‘と後部凸爪部89、89’にそれぞれ係合して、保持されるようになっている。そして、洗剤収容容器64を引き出した時には、前部角穴90、90‘に後部凸爪部89、89’が係合するようになっている。
【0042】
また、洗剤投入部枠体67の前面底部には、一対のリブから成るリブ嵌合部95が形成されている。このリブ嵌合部95の前端、後端は、先端が広がるハ字状形状をしており、洗剤収容容器64を引き出した時に、この一対のリブの間に形成された隙間96に、図4にて前述の洗剤収容容器64のがたつき防止リブ94が嵌合する。
【0043】
つまり、洗剤収容容器64を引き出した時には、注水蓋体66の前部角穴90、90‘と、洗剤収容容器64の後部凸爪部89、89’が係合すると共に、洗剤投入部枠体67の一対のリブから成るリブ嵌合部95と、洗剤収容容器64のがたつき防止リブ94が嵌合することにより、洗剤収容容器64のがたつきを防止している。
【0044】
そして、リブ嵌合部95の前端、後端は、先端が広がるハ字状形状をしているために、洗剤収容容器64を引き出す時に、がたつき防止リブ94がリブ嵌合部95に引っかかることもなく、洗剤収容容器64を洗剤投入部枠体ユニット100に装着する時も装着しやすい。
【0045】
また、洗剤収容容器64の押し込み時および引き出し時に、洗剤投入部枠体67と注水蓋体66で形成される段部97、97‘を、前述の洗剤収容容器64の本体側面部92、92‘および本体下面部93、93’が摺動することにより、スムーズに動くことができる。
【0046】
以上のように、本実施の形態においては、洗剤収容容器を引き出した時に、洗剤収容容器が洗剤投入部枠体ユニットに対して、がたつき無く保持することができるので、洗剤などが入れやすいと共に、品位を向上させることができる。
【産業上の利用可能性】
【0047】
以上のように、本発明にかかるドラム式洗濯機は、洗剤収容容器(洗剤ケース)と洗剤投入部枠体ユニット(洗剤ケース収容容器)の簡単な構造により、洗剤収容容器を引き出した時に、洗剤収容容器(洗剤ケース)が洗剤投入部枠体ユニット(洗剤ケース収容容器)に対して、がたつき無く保持することが可能となるので、洗剤ケースを備えた他の洗濯機の用途に適用できる。
【符号の説明】
【0048】
40 前部枠体
41 回転ドラム
43 洗濯機本体
44 水槽
64 洗剤収容容器
65 給水路
66 注水蓋体
67 洗剤投入部枠体
89、89’ 後部凸爪部
90、90‘ 前部角穴
94 がたつき防止リブ
95 リブ嵌合部
96 隙間
100 洗剤投入部枠体ユニット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
洗濯機本体と、前記筺体内に揺動自在に防振支持された水槽と、前記水槽に内包された回転ドラムと、前記洗濯機本体の前面に配設された前部枠体と、洗剤を収納する洗剤収容容器と、前記洗剤収容容器を引き出し自在に収納する洗剤投入部枠体とを備え、前記洗剤収容容器を引き出した時に、前記洗剤投入部枠体の前面底部に形成した一対のリブから成るリブ嵌合部の隙間に、前記洗剤収容容器の側面後下部に形成したがたつき防止リブが嵌合する構成としたドラム式洗濯機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−75688(P2012−75688A)
【公開日】平成24年4月19日(2012.4.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−223744(P2010−223744)
【出願日】平成22年10月1日(2010.10.1)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】