説明

ナンバープレート型ストラップ及びその保護フレームカバー

【課題】長年使用しても文字印刷面を保護できると共に、接着剤の漏れを生じさせない。
【解決手段】透光性を有する樹脂で形成された略矩形状のプレート板10であって、一方の面にナンバープレートを模した数字及び文字を表示させて数字表示面11とし、対向する他方の面を視認面12とするプレート板10と、プレート板10の一部に開口された貫通孔23を介して連結されたストラップ部30とを備えるナンバープレート型ストラップであって、さらに、有底箱形の保護フレームカバー20であって、底面21はプレート板10の数字表示面11の全面を被覆できる大きさとし、側壁22はプレート板10の側面を囲むように構成され、底面21をプレート板10の数字表示面11に面させて、該底面21と側壁22で構成された開口部側に視認面12を位置させるよう固定される有底箱形の保護フレームカバー20とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯電話用のストラップ等に用いられるナンバープレートを模したストラップ及びその保護フレームカバーに関する。
【背景技術】
【0002】
携帯電話用のストラップやキーホルダとして、自動車やオートバイなどのナンバープレートを模したナンバープレート型ストラップ(「ナンバープレートストラップ」や「ナンバーストラップ」、「ナンバーキーホルダー」などとも呼ばれる)が販売されている(例えば特許文献1、2)。この種のストラップは、使用者の所有する車やバイクのナンバープレートと同じ番号とすることで、自分専用のストラップとして人気がある。また車のキーに付けるキーホルダとして使用すれば、駐車場などで似たような車が多数並んだ状況でも、そのキーがどの車のものであるかを確認できることから車の識別、発見が容易となり、特に高齢者へのプレゼントの他、自分の車でないレンタカー用や社用車用のキーホルダとしても好適である。
【0003】
このようなナンバーストラップは、透明なプラスチック製プレートの表面に数字や文字を印刷や刻印によって設けている。しかしながら、数字や文字を表示している面(文字印刷面)は常時表出するため、ナンバーストラップの使用に伴って数字が剥がれたり汚れたりして見栄えが悪くなるという問題があった。
【0004】
また特許文献3に示すミニチュア・ナンバープレートによれば、図4の平面図に示すようにナンバープレート板40の周囲にホルダ42を固定しているが、そのA−A線断面図である図5に示すように印刷面が表出する構造のため、経年劣化が生じて文字が汚くなる問題があった。
【0005】
これを阻止するため、透明なフィルム状の保護シートを印刷面に貼付することも考えられるが、保護シート自体が経年劣化により剥がれたり破損することがあり、十分な保護が得られない。また、多くの携帯電話には液晶表示面に予め保護シートが貼付されているため、使用時にはこのようなシートを剥がすものと理解しているユーザも多く、ユーザ自身が保護シートを誤って剥離してしまうという事態も考えられる。
【0006】
さらに一方で、上記のようなホルダをナンバーストラップに固定する際には、一般に接着剤が用いられるが、透明板に接着剤を使用すると余剰の接着剤がはみ出した部分が目視できるため、仕上がりが汚くなるという問題もあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】実開昭63−131680号マイクロフィルム
【特許文献2】実開昭63−68866号マイクロフィルム
【特許文献3】実開平6−82675号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、従来のこのような問題点を解消するためになされたものである。本発明の主な目的は、長年使用しても文字印刷面を保護できると共に、接着剤の漏れを生じさせないナンバープレート型ストラップを提供することにある。
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
【0009】
上記の目的を達成するために、本発明の第1のナンバープレート型ストラップによれば、透光性を有する樹脂で形成された略矩形状のプレート板であって、一方の面にナンバープレートを模した数字及び文字を表示させて数字表示面とし、対向する他方の面を視認面とするプレート板と、前記プレート板の一部に開口された貫通孔を介して連結されたストラップ部とを備えるナンバープレート型ストラップであって、さらに、有底箱形の保護フレームカバーであって、底面は前記プレート板の数字表示面の全面を被覆できる大きさとし、側壁は前記プレート板の側面を囲むように構成され、底面を前記プレート板の数字表示面に面させて、該底面と側壁で構成された開口部側に前記視認面を位置させるよう固定される有底箱形の保護フレームカバーとを備えることができる。これにより、数字表示面を保護フレームカバーで全面を覆って保護しつつ、視認面からの視認は妨げられないので、長期にわたって数字表示面の数字や文字を保護し、綺麗な状態で表示できる利点が得られる。
【0010】
また、第2のナンバープレート型ストラップによれば、前記保護フレームカバーの側壁内面の複数箇所に、突起を設けてなり、前記保護フレームカバーの開口部に前記プレート板を嵌入すると、前記突起が弾性変形して前記プレート板と保護フレームカバーとを固定することができる。これにより、接着剤などを使用することなく、嵌め込みのみでプレート板と保護フレームカバーとを固定できるので、製造工程を簡素化できコスト削減に寄与する他、接着剤のはみ出しによる仕上げの不良など外観を損ねる問題も解消できる利点が得られる。
【0011】
さらに、第3のナンバープレート型ストラップによれば、前記突起は、矩形状の開口部の長辺側で対向する一対の側壁の内、少なくとも一の側壁に2箇所設けることができる。これにより、プレート部を保護フレームカバーの開口部で複数箇所にて支承でき、確実な固定強度が維持される。
【0012】
さらにまた、第4のナンバープレート型ストラップによれば、前記突起を、矩形状の開口部の長辺側で対向する一対の側壁の内、一の側壁に2箇所、他方の側壁のほぼ中央に1箇所設けることができる。これにより、プレート部を保護フレームカバーの開口部で三点で三角形状に支承でき、確実な固定強度が維持される。
【0013】
さらにまた、第5のナンバープレート型ストラップによれば、前記突起を、楕円若しくは円弧状に形成することができる。これにより、プレート部を保護フレームカバーの開口部にスムーズに嵌着できる。
【0014】
さらにまた、第6のナンバープレート型ストラップによれば、前記突起の突出高さを0.05mm〜0.10mmに構成することができる。これにより、プレート部を保護フレームカバーの開口部にスムーズに嵌着できる。
【0015】
さらにまた、第7のナンバープレート型ストラップによれば、前記開口部及び突起を、削り出しにより形成することができる。これにより、型抜きの困難な突起でも形成することができる。
【0016】
さらにまた、第8のナンバープレート型ストラップによれば、前記保護フレームカバーを、黒色系に着色することができる。これにより、視認側から数字表示面を観察する際、透明なプレート部の裏面に位置する数字表示面の文字や数字と背景とのコントラストが、背面の保護フレームカバーの地色である黒色によって強調され、見栄えが良くなるメリットが享受できる。
【0017】
さらにまた、第9のナンバープレート型ストラップによれば、前記数字表示面を、数字及び文字を印刷又は刻印にて表示することができる。これにより、数字表示面を綺麗に仕上げることができる上、保護フレームカバーで綺麗な状態のまま保護できる
【0018】
さらにまた、第10の保護フレームカバーによれば、透光性を有する樹脂で形成された略矩形状であって、一方の面にナンバープレートを模した数字及び文字を表示させて数字表示面とし、対向する他方の面を視認面とするプレート板を保護するための保護フレームカバーであって、プレート板の数字表示面の全面を被覆できる、該数字表示面と略等しい形状及び大きさの底面と、前記底面の周囲に沿って直立された側壁と、を備え、前記側壁内面の複数箇所に、突起を設けてなり、前記底面をプレート板の数字表示面に面させて、プレート板の側面を側壁で囲むよう、プレート板を該底面と側壁で構成された開口部に挿入して、前記突起を弾性変形させることで嵌着し、視認面を開口部に位置させるよう固定可能とできる。これにより、数字表示面を保護フレームカバーで全面を覆って保護しつつ、視認面からの視認は妨げられないので、長期にわたって数字表示面の数字や文字を保護し、綺麗な状態で表示できる利点が得られる。また接着剤などを使用することなく、嵌め込みのみでプレート板と保護フレームカバーとを固定できるので、製造工程を簡素化できコスト削減に寄与する他、接着剤のはみ出しによる仕上げの不良など外観を損ねる問題も解消できる利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の実施の形態1に係るナンバープレート型ストラップを示す斜視図である。
【図2】保護フレームカバーにプレート板を装着する状態を示す分解斜視図である。
【図3】図2の保護フレームカバーの平面図である。
【図4】従来のミニチュア・ナンバープレートを示す平面図である。
【図5】図4のミニチュア・ナンバープレートを示す断面図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための、ナンバープレート型ストラップ及びその保護フレームカバーを例示するものであって、本発明は、ナンバープレート型ストラップ及びその保護フレームカバーを以下のものに特定しない。さらに、本明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」、及び「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。特に実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
【0021】
なお、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。さらに以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており、詳細説明を適宜省略する。さらに、本発明を構成する各要素は、複数の要素を同一の部材で構成して一の部材で複数の要素を兼用する態様としてもよいし、逆に一の部材の機能を複数の部材で分担して実現することもできる。また、一部の実施例、実施形態において説明された内容は、他の実施例、実施形態等に利用可能なものもある。さらに、本明細書において、層上等でいう「上」とは、必ずしも上面に接触して形成される場合に限られず、離間して上方に形成される場合も含んでおり、層と層の間に介在層が存在する場合も包含する意味で使用する。
(実施の形態1)
【0022】
図1〜図eに、本発明の実施の形態1に係るナンバープレート型ストラップを示す。これらの図において、図1はナンバープレート型ストラップの斜視図、図2は保護フレームカバーにプレート板を装着する状態を示す分解斜視図、図3は保護フレームカバーの平面図を、それぞれ示している。これらの図に示すナンバープレート型ストラップ100は、平面を長方形状としたプレート板10と、このプレート板10を挿入する開口を設けた保護フレームカバー20と、ストラップ部30とで構成される。
(プレート板10)
【0023】
プレート板10は、透光性を備えており、好ましくはアクリルやポリカーボネートなどの樹脂で構成される。またプレート板10の裏面は、ナンバープレートを模した数字及び文字を表示させて数字表示面11としており、その反対側である表面側は何も設けない視認面12とする。透光性樹脂でプレート板10を構成することにより、視認面12から裏側に描かれた数字や文字が透けて見える。このため、数字表示面11には、数字や文字が鏡面状に反転させた状態で描かれる。これら数字や文字は、印刷や刻印により表示される。例えば、金めっきや金めっきで文字等を印刷し、背景部分をやすりがけやブラスト、エッチング、レーザなどによりシボや梨地状として半透明状とする。あるいは逆に文字等の部分をシボ加工とし、背景部分にめっきを施してもよい。
(保護フレームカバー20)
【0024】
保護フレームカバー20は、図2に示すように上面を開口した有底箱状に構成され、底面21と、この底面21の周囲に沿って直立された側壁22とを備える。底面21は、プレート板10の数字表示面11の全面を被覆できるよう、数字表示面11とほぼ等しい形状及び大きさに形成する。また側壁22も、プレート板10の側面を被覆できる大きさとする。このように開口部の大きさを、内部に丁度プレート板10を嵌入できる大きさに構成することで、プレート板10を開口部に圧入した状態で抜け落ちないように固定できる。図2の例では開口部はプレート板10とほぼ同じ大きさの長方形状としている。これによって、接着剤や両面テープなどの固定部材を用いることなく、保護フレームカバー20をプレート板10に固定できることは、製造工程の簡素化や省力化に寄与でき、好ましい。
【0025】
保護フレームカバー20は好ましくはプラスチックなどの樹脂等で一体成型される。例えば金型による成型や、レーザや切削器などで切削して形成してもよい。また側壁22の高さは、プレート板10の側面を完全に被覆する大きさとする他、部分的に被覆するように小さくしてもよい。特に側壁22をプレート板10の側面よりも若干低くすることで、プレート板10の視認面を僅かに突出させて、透明なプレート板10の立体感を際立たせる効果も得られる。
【0026】
また保護フレームカバー20の色は、プレート板10の文字などの色と調和する色に着色することが好ましい。例えばプレート板10を黒色系とすることで、数字表示面11の背景を黒色にして文字などのコントラストを高めることができる。あるいは文字などを鏡面仕上げとすると、下地を暗色系とすることで反射効果を高めることもできる。加えて、保護フレームカバーの色をプレート板と異なる色とすることで、実物のナンバープレートを周囲を装飾するナンバーフレームと同様の装飾効果を得ることもできる。特にユーザが自車のナンバープレートにナンバーフレームを付加している場合は、これを模した形状や色となるように保護フレームカバーの色や開口部端縁の形状を構成しても良い。保護フレームカバー20の着色は、保護フレームカバーを形成する樹脂の色を所望の色としたり、あるいは保護フレームカバーを形成後に表面を直接着色してもよい。
【0027】
このように保護フレームカバー20で数字表示面11を直接保護し、視認面12を数字表示面11の裏面側とすることで、文字表示面を外部に表出させることなく確実に保護でき、数字のはげ落ちや汚れなどを防止して、長期にわたって綺麗に使用できる利点が得られる。
(突起24)
【0028】
さらに好ましくは、壁面の開口部側の内壁に、複数の突起24を設ける。突起24でプレート板10の側面を押圧することで、プレート板10を開口部内でより確実に固定状態とできる。突起24は弾性変形する材質で構成することで、押圧力を発揮でき好ましい。例えばプレート板10と同じく樹脂製とする。より好ましくは、プレート板10の側壁22と一体に形成される。この場合、金型による成型が型抜きなどの問題から困難な場合は、樹脂板を削り出しして開口部と突起24を形成してもよい。このような加工は、レーザや切削加工により実現できる。
【0029】
突起24は、壁面から突出するように山形や円弧状、楕円状、あるいは三角形状、棒状などに形成できる。突出量は、大きすぎるとプレート板を開口部内に挿入できなくなり、または突起が破損する。よって突起が弾性変形できる程度の大きさに形成することが好ましく、例えば突出高さを0.05mm〜0.10mm程度、より好ましくは0.075mm程度とする。
【0030】
突起24は、開口部の内面に複数を離間して設ける。突起24を設けた保護フレームカバー20の例を図3に示す。この例では、開口部の長辺側で対向する一対の側壁22の内、上方側の側壁22に2箇所の突起24を、ほぼ左右対象な位置に設け、下側の側壁22にはほぼ中央に1箇所設けている。この構成では、3点でプレート部側面を押圧して、より確実に支承できる。またこの例に限られず、例えば上下とも2箇所に突起を設けたり、あるいは上下の長辺のみならず短辺側に設けてもよいし、さらには3点以上の突起を一の側壁に設けてもよい。ただ、突起を多くすると製造コストが上昇するため、突起の数や位置は要求される強度やコストなどに応じて適切に設定される。
【0031】
このように、突起24を設けることで接着剤などに頼らずとも一層固着効果を高め、長期にわたり安定して使用できる利点が得られる。特にプレート板10を透明とする場合は、接着剤の漏れが目立ち、仕上げが汚くなって歩留まりも悪くなるため、このような接着剤を排した固定を可能とすることで、単なる製造工数やコスト削減のみならず、より高品質なナンバープレート型ストラップを製造できるという利点も得られる。
(ストラップ部30)
【0032】
プレート板10及び保護フレームカバー20の一部には、ストラップ部30を連結するための貫通孔23が開口される。図1の例では左上に円形状の貫通孔23がプレート板10、保護フレームカバー20のそれぞれ対応する位置に開口されており、ここに金属製のリングを挿入して、ストラップ部30が固定される。ストラップ部30は、携帯電話などと固定するための既知の環状の紐等が利用できる。また紐に替えてチェーンとしたり、あるいはキーホルダなどを設けてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0033】
本発明のナンバープレート型ストラップ及びその保護フレームカバーは、携帯電話用のストラップの他、キーホルダやペンダントなどにも好適に利用できる。なお本明細書においてストラップとは、その名称に限られずキーホルダやペンダントも含む意味で使用する。
【符号の説明】
【0034】
100…ナンバープレート型ストラップ
10…プレート板
11…数字表示面
12…視認面
20…保護フレームカバー
21…底面
22…側壁
23…貫通孔
24…突起
30…ストラップ部
40…ナンバープレート板
42…ホルダ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
透光性を有する樹脂で形成された略矩形状のプレート板(10)であって、
一方の面にナンバープレートを模した数字及び文字を表示させて数字表示面(11)とし、
対向する他方の面を視認面(12)とするプレート板(10)と、
前記プレート板(10)の一部に開口された貫通孔(23)を介して連結されたストラップ部(30)と、
を備えるナンバープレート型ストラップであって、さらに、
有底箱形の保護フレームカバー(20)であって、底面(21)は前記プレート板(10)の数字表示面(11)の全面を被覆できる大きさとし、側壁(22)は前記プレート板(10)の側面を囲むように構成され、底面(21)を前記プレート板(10)の数字表示面(11)に面させて、該底面(21)と側壁(22)で構成された開口部側に前記視認面(12)を位置させるよう固定される有底箱形の保護フレームカバー(20)と、
を備えることを特徴とするナンバープレート型ストラップ。
【請求項2】
請求項1に記載のナンバープレート型ストラップであって、
前記保護フレームカバー(20)の側壁(22)内面の複数箇所に、突起(24)を設けてなり、
前記保護フレームカバー(20)の開口部に前記プレート板(10)を嵌入すると、前記突起(24)が弾性変形して前記プレート板(10)と保護フレームカバー(20)とが固定されてなることを特徴とするナンバープレート型ストラップ。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のナンバープレート型ストラップであって、
前記突起(24)は、矩形状の開口部の長辺側で対向する一対の側壁(22)の内、少なくとも一の側壁(22)に2箇所設けてなることを特徴とするナンバープレート型ストラップ。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか一に記載のナンバープレート型ストラップであって、
前記突起(24)は、矩形状の開口部の長辺側で対向する一対の側壁(22)の内、一の側壁(22)に2箇所、他方の側壁(22)のほぼ中央に1箇所設けてなることを特徴とするナンバープレート型ストラップ。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか一に記載のナンバープレート型ストラップであって、
前記突起(24)は、楕円若しくは円弧状に形成されてなることを特徴とするナンバープレート型ストラップ。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか一に記載のナンバープレート型ストラップであって、
前記突起(24)は、突出高さを0.05mm〜0.10mmに構成してなることを特徴とするナンバープレート型ストラップ。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか一に記載のナンバープレート型ストラップであって、
前記開口部及び突起(24)が、削り出しにより形成されてなることを特徴とするナンバープレート型ストラップ。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか一に記載のナンバープレート型ストラップであって、
前記保護フレームカバー(20)は、黒色系に着色されてなることを特徴とするナンバープレート型ストラップ。
【請求項9】
請求項1から8のいずれか一に記載のナンバープレート型ストラップであって、
前記数字表示面(11)は、数字及び文字を印刷又は刻印にて表示してなることを特徴とするナンバープレート型ストラップ。
【請求項10】
透光性を有する樹脂で形成された略矩形状で、一方の面にナンバープレートを模した数字及び文字を表示させて数字表示面(11)とし、対向する他方の面を視認面(12)とするプレート板(10)を保護するための保護フレームカバー(20)であって、
プレート板(10)の数字表示面(11)の全面を被覆できる、該数字表示面(11)と略等しい形状及び大きさの底面(21)と、
前記底面(21)の周囲に沿って直立された側壁(22)と、
を備え、
前記側壁(22)内面の複数箇所に、突起(24)を設けてなり、
前記底面(21)をプレート板(10)の数字表示面(11)に面させて、プレート板(10)の側面を側壁(22)で囲むよう、プレート板(10)を該底面(21)と側壁(22)で構成された開口部に挿入して、前記突起(24)を弾性変形させることで嵌着し、視認面(12)を開口部に位置させるよう固定可能としてなる特徴とする保護フレームカバー(20)。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−76004(P2011−76004A)
【公開日】平成23年4月14日(2011.4.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−229895(P2009−229895)
【出願日】平成21年10月1日(2009.10.1)
【出願人】(307022099)
【Fターム(参考)】