説明

ハンデイー形状アイロン

【課題】消えかけているカーテンの襞を元の美しい状態の襞に再生出来るハンデイー形状アイロンを提供する。
【解決手段】100Vの電源で作動するスチーム発生装置(1)とハンデイーアイロン(2)を組み合わせ160℃以上の蒸気を吊り下げられた状態のカーテン(19)に噴射し消えかけているカーテンの襞を元の状態の襞に再生する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、数年間吊り下げて使用されていた為消えかかっているカーテンの襞の再生及び新規に納品されたカーテンが箱より取り出された時に付いている折り皺を無くし誰もが簡単に元の美しい襞を復元出来る様に考案されたハンデイー形状アイロンに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、縫製工場で製造されたカーテンに襞を付ける際には大きなスチーム設備が必要だった、又、工場で製造されたカーテンを折り畳んで出荷後、発注者の手元に届いた時には折り皺が付いていて美しくなくこれを修正する術が無かった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
縫製工場でカーテンの襞を作成する場合大きなスチーム設備が必要であった。
【0004】
また、出荷時梱包する為発注者の手元に届き開封した時カーテンには折り皺が付きカーテンを設置した時、本来カーテンの持つ美しさがなかった。
【0005】
また、数年間カーテンを使用した場合本来の襞が消えかけていて本来カーテンが持つ美しさが損なわれていた。本発明は以上の様な欠点を無くす為になされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
100Vの電源で作動するスチーム発生装置(1)とハンデイーアイロン(2)を組み合わせたカーテン(19)の襞再生装置器具である。
【0007】
また、ハンデイーアイロン(2)の作業をより円滑にする為に携帯型プリーツクリップ(3)でカーテン(19)に緊張状態を与えておく。
【0008】
また、ハンデイーアイロン(2)にカーテンの襞を再生する為蒸気の温度を160℃以上に再加熱して発生させるヒーター(10)が組み込まれている。
【0009】
また、ハンデイーアイロン(2)は取り替え可能で別注により他の布製品の形体に合わせて製作することにより種々の縫製品に使用する事が出来る。
【発明の効果】
【0010】
数年間使用された為に消えかけているカーテンの襞を吊り下げて使用されている状態のままで、ハンデイーアイロンの先端から噴射させる160℃以上の蒸気により元の美しい襞に再生する事が出来る。
【0011】
また、出荷時梱包されていた為に付いていた折り皺を無くし美しい状態で使用する事が出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下本発明を実施す為の最良の形態について説明する。
水を100Vの電源で水蒸気にする為のスチーム発生装置(1)で一定の温度まで上昇させコントロールパネル(18)の温度計で確認後フットペダル(4)でハンデイーアイロン(2)に蒸気を送りさらにハンデイーアイロン(2)のヒータースイッチ(6)で160℃以上まで蒸気の温度を上げ携帯プリーツクリップ(3)で緊張状態になったカーテンに噴射して襞を再生させる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の構成図である。
【図2】ハンデイーアイロンの斜視図である。
【図3】ハンデイーアイロンの形態を示すものであって、(a)は平面図 (b)は側面図である。
【図4】ハンデイーアイロンの正面図である。
【図5】スチーム発生装置の形態を示すものであって、(a)は正面図。(b)は側面図である。
【図6】スチーム発生装置の内部装置構成図である。
【図7】携帯プリーツクリップの形態を示すものであって、(a)は平面図 (b)は側面図である。
【図8】携帯プリーツクリップの斜視図である。
【図9】本発明の使用状態の一例を示す図である。
【符号の説明】
【0014】
1 スチーム発生装置 2 ハンデイーアイロン
3 携帯プリーツクリップ本体 4 フットペダル
5 蒸気通過パイプ 6 ヒータースイッチ
7 蒸気噴射孔 8 カーテンサイドガード
9 角度変換レバー 10 加熱ヒーター
11 水タンク 12 バルブ(A)
13 バルブ(B) 14 圧力モーター
15 ボイラー 16 クリップ作動部
17 プラグ 18 コントロールパネル
19 カーテン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
スチーム発生装置(1)で一定温度まで上げられた蒸気をハンデイアイロン(2)で160℃以上まで上昇させて吊り下げられた状態のカーテン(19)に噴射し、数年使われた為に消えかけていた襞を再生したり、梱包時に出来た折り皺を無くす事を特徴とするハンデイ形状アイロンである。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−148044(P2012−148044A)
【公開日】平成24年8月9日(2012.8.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−24378(P2011−24378)
【出願日】平成23年1月20日(2011.1.20)
【出願人】(506289745)