説明

バキュームホース用エアーリフト式吸い込み口

【課題】底にある(沈殿汚泥・へどろ)などをバキュームで吸い込み時、ホース内で詰まって吸い込が出来なくなり、作業効率を落としていた。これらを解決すること。
【解決手段】バキュームによる吸入力と、バキュームホース3内に空気を吸入させることにより、ホース内液の比重を小さくしてホース外側の液体比重の差で揚送する力が加わる。これにより作業中吸い込みが止まることなく作業効率もアップする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、バキュームにより(沈殿汚泥・へどろ)などを引き抜き作業時に、ホース内で詰まらないように改良したものです。
【背景技術】
【0002】
従来は、(沈殿汚泥・へどろ)などをバキュームで吸い込み時、ホース内で詰まって吸い込みが出来なくなり、作業効率を落としていた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
バキュームで作業中に底にある(沈殿汚泥・へどろ)などを吸い込み時に、吸い込みが止まることや、ホース内で詰まることがよくある。これらを解決することを課題とする。
【問題を解決するための手段】
【0004】
請求項1の発明は、[図1]のようにバキュームホースに、バキュームホース用エアーリフト式吸い込み口とエアーホースを装着して作業する。バキュームによる吸入力はエアーホースより空気を吸い込みエアー吸入管の中に入ってバキュームホース内に入る。バキュームホース内に入った空気は、ホース内液の比重を小さくすることにより、ホース外側の液体比重の差で揚送する力がバキュームの吸入力に加わる。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、バキューム作業中底にある(沈殿汚泥・へどろ)などを吸い込み時、ホース内で詰まって、吸い込みが出来なることがよくあり作業効率を落としていた。底の(沈殿汚泥・へどろ)などを吸い込み時でも、ホース内で詰まらないし、ホース内をスムーズに流れるようにした。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
[図1]はバキュームホース3のオスねじ部分に、バキュームホース用エアーリフト式吸い込み口本体1の内ねじを現した点線図9部分にねじ込む。バキュームホース用エアーリフト式吸い込み口本体1のエアー吸入管2に、エアーホース4をはめ込んだ図です。[図1]の状態で汚泥などを引き抜くときエアーホース4は水面から上に出して作業をする。吸入力で汚泥などを吸い込むことと同時にエアーホース4から空気も吸い込まれていき、エアー吸入口5からエアー吸入管2を抜けてバキュームホース3へ入ることで、ホース内液の比重を小さくすることにより、ホース外側の液体比重の差で揚送させる力が吸入力に加わる。
【産業上の利用可能性】
【0008】
本発明に係るバキュームホース用エアーリフト式吸い込み口は、工業的に量産する事が可能であるため、産業上の利用可能性を有する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】 バキュームホースにバキュームホース用エアーリフト式吸い込み口・エアーホース装着図
【図2】 バキュームホース用エアーリフト式吸い込み口本体斜視図
【符号の説明】
【0010】
1 バキュームホース用エアーリフト式吸い込み口本体
2 エアー吸入管
3 バキュームホース
4 エアーホース
5 エアー吸入口
6 エアー吸入溝を現した点線図
7 外側導体と内側溝との境点線図
8 円柱溝を現した点線図
9 内ねじを現した点線図

【特許請求の範囲】
【請求項1】
バキュームの吸引力を利用してバキュームホース内に空気を送り込む。バキュームホース内はエアーリフトポンプ状態にすることを特徴とするバキュームホース用エアーリフト式吸い込み口。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2009−84989(P2009−84989A)
【公開日】平成21年4月23日(2009.4.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−279615(P2007−279615)
【出願日】平成19年9月28日(2007.9.28)
【出願人】(505195465)
【Fターム(参考)】