説明

バドミントン練習用シャトル自動打ち出し機

【課題】バドミントンの練習で、スイッチを押すと自動で球を打ち出す事が、できるバドミントン練習用シャトル自動打ち出し機を提供する。
【解決手段】円筒(1)の一端にエアー噴出し部(2)を設けスイッチ(5)を押すとエアータンクよりエアー噴き出し部(2)に空気が送られ、その空気の力でシャトルを打ち出す。打ち出されたシャトルを打つことで、1人や少人数でも長時間の繰り返し練習が可能となるバドミントン練習用シャトル自動打ち出し機を特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、バドミントンのスマッシュ練習やプッシュ練習等、相手を必要としなくても、1人での練習を可能としたバドミントン練習用シャトル自動打ち出し機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
バドミントンの練習では、人間が練習相手に球(シャトル)出しをしていました。また、1人や少人数では、練習ができませんでした。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
バドミントンの練習では、監督、コーチや友人などが、練習相手に何回も球をなげたりラケットで打ち返すなどの作業を長時間繰り返す必要が、あった。
このため、次の様な欠点があった。
(イ)人が、長時間、球出しをしていると疲労が大きい。
(ロ)球出しの人の練習が、できないため時間的無駄を生じる。
(ハ)同じ位置に球出しが、できない。
(ニ)1人では、練習できない。
(ホ)ある程度のスペースを必要とする。
本発明は、以上の様な欠点をなくす為になされた物である。
【課題を解決するための手段】
【0004】
シャトル外径より大きめの空洞を有する円筒(1)の一端にエアー噴出し部(2)を設けエアータンク(6)とスイッチ(5)とエアー噴出し部(2)をホースで接続する。スイッチ(5)を押すとエアータンクよりエアー噴き出し部(2)を介して円筒内部に空気が送られ、その空気の力でシャトルを打ち出す。打ち出されたシャトルを打つことで、1人や少人数でも長時間の繰り返し練習が可能となる。
本発明は、以上の構成よりなるバドミントン練習用シャトル自動打ち出し機である。
【発明の効果】
【0005】
スイッチを押すだけでシャトルを前方や横方向より打ち出す事ができ、球出しする人が不要となり、1人でもバドミントンの練習が連続的にできる。今まで使用しにくかった体育館等の端のスペースや小スペースでの練習も可能となる。練習ぎらいな子や練習に飽きた小学生は、装置自体に興味を持ち、面白がって自分から練習するなどの効果もある。初心者から経験者まで、レベルに応じて色々な練習が可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する
円筒(1)を三脚に装着し色々な角度調整を可能にしている。円筒(1)の下部にエアー噴き出し部(2)を有し、エアー噴出し部の円筒上部に貫通横穴(3)を設け、この貫通横穴を見る事で、シャトルが装着状態なのか、どうかがわかる。エアータンク(6)とスイッチ(5)とエアー噴き出し部(2)をホースで接続する。スイッチ(5)は、台の上に置くなどして高さを調整すれば、ラケットや手や足で、押すことができる。シャトルを打ち出した後、次のシャトルを装着する場合に、離れた場所からでもシャトルを投げ入れるだけで装着可能となるシャトル受け(4)を設ける。
本発明は、以上のような構造である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の斜視図である。
【図2】本発明の円筒部断面図である。
【符号の説明】
【0008】
(1)円筒、(2)エアー噴出し部、(3)貫通横穴、(4)シャトル受け、(5)スイッチ、(6)エアータンク、(7)ホース

【特許請求の範囲】
【請求項1】
シャトル外径より大きめの空洞を有する円筒(1)の下端にエアー噴出し口である小径の穴があいたエアー噴出し部(2)を設けた事を特徴とするバドミントン練習用シャトル自動打ち出し機
【請求項2】
円筒(1)の下端部にあるエアー噴出し部(2)の上部に貫通した横穴(3)を設けた事を特徴とするバドミントン練習用シャトル自動打ち出し機
【請求項3】
円筒(1)上端部にあるシャトル受け(4)は、シャトルを打ち出した後、次のシャトルを装着しやすい様に扇型袋状の板を設けた事を特徴とするバドミントン練習用シャトル自動打ち出し機
【請求項4】
円筒(1)を角度調整可能である三脚に取り付け、エアータンク(6)または、エアーコンプレッサーとエアー噴出し用スイッチ(5)とエアー噴出し部(2)をホースで接続した事を特徴とするバドミントン練習用シャトル自動打ち出し機

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2011−72760(P2011−72760A)
【公開日】平成23年4月14日(2011.4.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−243889(P2009−243889)
【出願日】平成21年9月30日(2009.9.30)
【出願人】(509292423)