説明

パチンコ玉研磨装置

【課題】パチンコ玉の表面全体を研磨することができるとともに、パチンコ玉こぼれ落ちの心配なく玉磨き布の交換を容易に行えるようにする。
【解決手段】モータで回転駆動される円柱体36と螺旋溝24を備えて円柱体36との間に螺旋通路Rを形成する通路ブロック22とからなる研磨ユニット20において、通路ブロック22を外部から切り欠いて螺旋通路R内のパチンコ玉の表面の一部を露出させる露出部26を設け、プーリに掛け回された不図示の玉磨き布を露出部26に位置させて、露出したパチンコ玉の表面を研磨するようにした。パチンコ玉は螺旋通路Rを旋転しながら移動するので、表面の広い範囲が玉磨き布54と接触して研磨される。露出部26はパチンコ玉を外部へ通過させないので、玉磨き布54を交換のため取り外しても、パチンコ玉はこぼれ落ちることがなく、パチンコ玉の抜き取り作業を必要としない。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技施設で使用されるパチンコ玉を研磨するパチンコ玉研磨装置に関する。
【背景技術】
【0002】
パチンコ店など遊技施設で使用されるパチンコ玉の研磨装置として、例えば特開平9−730号公報に開示されたものがある。
これは、図9に示すように、パチンコ玉の揚送機において、上下方向に掛け回された玉揚げベルト90に対向させて、上下方向の玉送り溝94を備えるガイド93をスプリング95の付勢力で押し付けるようにしたガイドケース92を配置している。
玉送り溝94には玉磨き布96が敷設されて、玉揚げベルト90が上方へ移動するに伴ってガイド93との間に挟まれたパチンコ玉Pが転動し揚送される際に、パチンコ玉が玉磨き布96により研磨される。なお、図中、97は玉揚げベルトを裏面から支える押さえローラである。
【特許文献1】特開平9−730号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし上記従来の装置では、玉揚げベルト90により転動するパチンコ玉はガイドの玉送り溝94にそって1方向に回転するだけであるので、パチンコ玉の回転面上しか磨けず、表面の全体を研磨することができないという問題がある。
【0004】
また、ガイド93に敷設された玉磨き布96は定期的に交換する必要があるが、ガイド93を支持するガイドケース92を開くと玉揚げベルト90とガイド93との間に挟まれている多数のパチンコ玉がこぼれ落ちてくるので、直ちにガイドケース92を開くことができず、開く前にガイドケース対応部分からパチンコ玉を別途の手段で抜き取らねばならない。しかし、パチンコ玉は玉揚げベルト90とガイド93との間にスプリング95の付勢力で挟まれているので、通常は新しいパチンコ玉の流入を阻止した状態で玉揚げベルト90を駆動して、ガイド93対応領域のパチンコ玉を揚送することにより当該領域から抜き取ることになるが、短時間に全てのパチンコ玉を抜くことは困難で、或る程度のこぼれ落ちは避けられない。
【0005】
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、パチンコ玉の表面全体を研磨することができるとともに、玉磨き布の交換もパチンコ玉こぼれ落ちの心配がなく容易に行えるパチンコ玉研磨装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のパチンコ玉研磨装置は、駆動源により回転駆動される円柱体と、内周面に螺旋溝を備えて円柱体との間にパチンコ玉の螺旋通路を形成する通路ブロックと、玉磨き布とを有し、通路ブロックは、外部から切り欠かれて上記螺旋通路内のパチンコ玉を外部へ通過させることなくパチンコ玉の表面の一部を露出させる露出部を備え、玉磨き布を露出部に位置させて、露出したパチンコ玉の表面を研磨するように構成した。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、円柱体の回転駆動により螺旋通路を転動しながら移動するパチンコ玉が、露出部において玉磨き布と接触して擦られ、この際、パチンコ玉は螺旋通路にそって旋転しているので表面の広い範囲が研磨される。
また、露出部はパチンコ玉を外部へ通過させない程度に形成されているので、玉磨き布を交換する際に露出部から取り外してもパチンコ玉がこぼれ落ちることがなく、パチンコ玉の抜き取り作業を必要としない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
このパチンコ玉研磨装置は、例えばパチンコ台を横方向に並べた遊技島において、パチンコ台列の下方に配置されて各パチンコ台からオーバーフローしたパチンコ玉を回収する回収タンクと同様にパチンコ台列の下方に設置されて、各パチンコ台へ供給するパチンコ玉を貯留するためパチンコ台列の上方に配置された上部タンクへ回収タンクのパチンコ玉を揚送する揚送機の一部を兼ねる。
【0009】
図1は実施の形態にかかるパチンコ玉研磨装置の外観斜視図である。
縦置きされた矩形枠フレーム10の一方の側面に側壁12が取り付けられ、側壁12のフレーム内面側には上下にそれぞれ回転可能に支持された複数のプーリが設けられ、ベルト状の玉磨き布54が上下のプーリ間を交互に掛け渡されている。
矩形枠フレーム10の底部における一方の角側には、研磨ユニット20が側壁12に取り付けられて配置されている。
【0010】
研磨ユニット20は、矩形枠フレーム10の内部において、その上端に側壁12にそって水平方向に開口する玉出口21oを備える。
矩形枠フレーム10の他方の側面に上下に延びるブラケット16が取り付けられ、研磨ユニット20の玉出口21oに入口を整合させた揚送樋60がブラケット16に固定されている。
揚送樋60は上方向に延びて上端に出口を有している。揚送樋60の入口近傍には、揚送樋内のパチンコ玉の落下を阻止するためのストッパ70が付設されている。
研磨ユニット20は側壁12を貫通して、矩形枠フレーム10の外部に玉入口を備えるとともに、外部に設置されたモータ56により駆動される。
【0011】
以下、各部の詳細について説明する。
図2は、研磨ユニット20を示し、(a)は正面図、(b)は(a)におけるA矢視図、(c)は(a)におけるB−B部断面図、(d)は(a)におけるC−C部断面図である。図3は研磨ユニット20の外観斜視図である。
研磨ユニット20は、内周面にパチンコ玉の経路を画する螺旋溝24を備える通路ブロック22と、通路ブロック22内に挿入配置された円柱体36とからなる。螺旋溝24と円柱体36の間にパチンコ玉の螺旋通路Rが形成される。
【0012】
円柱体36は円柱形状のハブ37の外周にウレタンなどの弾性体38を備え、弾性体38の外径は当該弾性体と通路ブロック22の螺旋溝24間に適度の押圧力でパチンコ玉を挟むように設定されている。
円柱体36は前述のモータ56に連結されて、図2の(a)において右回り(時計方向)に回転駆動される。この円柱体36の回転により、パチンコ玉は螺旋通路Rにそって強制的に移動される。なお、図2にはモータ56との連結軸は図示省略している。
【0013】
通路ブロック22の螺旋溝24は2列構成であり、図2の(a)において右回りで紙面手前方向に進み、その進行方向前端が通路ブロック22の上端位置となっている。図2の(c)に示すように、通路ブロック22の上端には2つの螺旋通路R(R1、R2)が開口して玉出口21oをなしている。一方、螺旋中心軸方向の反対側では、螺旋溝24の進行方向後端が通路ブロック22の下端位置で開口して、研磨ユニット20の玉入口21iとなっている。
【0014】
図2の(b)、(d)に示すように、通路ブロック22には外部から螺旋通路Rに達するまで切り欠いた露出部26が形成されている。露出部26は螺旋溝24の2列分に相当する幅で通路ブロック22の周方向略半周に及ぶ角度範囲を占めている。露出部26の周方向略中間部には通路ブロック22の剛性保持のため、螺旋溝24の側壁をつなぐブリッジ28が設けられている。
【0015】
とくに図4に拡大して示すように、通路ブロック22における螺旋溝24の一般断面形状は、内径方向開口側をパチンコ玉の径に対応する第1の固定幅部30とし、外形方向底部側をパチンコ玉Pの径よりも小さい第2の固定幅部34とし、これら第1、第2の固定幅部の間をパチンコ玉と接触する弧面または傾斜面とした中間部32としている。そして、露出部26の深さは第2の固定幅部34内に止まるとともに、パチンコ玉の表面の一部が露出部底面27から外方へ露出するように設定してある。
これにより、パチンコ玉は一部露出しながらも、螺旋通路Rから外部へ脱漏することがない。そして、パチンコ玉の螺旋溝24との転動線あるいは転動面は中間部32上にあり、露出部と非露出部の間で不連続となることなく、パチンコ玉は螺旋溝24を滑らかに転動する。
図2の(b)に示すように、露出部26では螺旋通路Rが斜めに延びている。
【0016】
研磨ユニット20の玉入口21iには回収タンクに付設された不図示の供給装置から延びる供給樋80が接続している。
図5に示すように、供給樋80は玉入口21iに開口する2列の螺旋通路に個別に接続する2つの樋通路82(82A、82B)からなり、各樋通路は、玉入口21iとの接続部手前において、底壁84と側壁85の間にスリット87を備えている。
スリット87の幅はパチンコ玉の径よりも小さく、樋通路82を移動するパチンコ玉はこぼれ落ちないように設定されている。これにより、パチンコ玉以外の異物は、研磨ユニット20の螺旋通路Rに入る前に、スリット87部分を通過する間に除去される。
【0017】
矩形枠フレーム10の側壁12には前述のように複数のプーリが設けられ、玉磨き布が巻き掛けられている。
図6はブラケット16を取り外してプーリと玉磨き布の配置を示す図である。
上部に駆動プーリ40と4個のプーリ42〜45が列状に配置され、下部には研磨ユニット20と並んで4個のプーリ46〜49が列状に配置されている。さらに研磨ユニット20に近接させて研磨ユニットのほぼ直上にプーリ50と、これに近接させたフレーム沿いにプーリ51が配置されている。そして、図中、左端上部の駆動プーリ40は側壁12の裏面側に取り付けられた不図示のモータにより駆動され、その他のプーリ42〜51は回転自由のアイドラープーリである。駆動プーリ40とこれに隣接するプーリ42の間に上下にスライド可能のテンションプーリ41が設けられている。
【0018】
ベルト状の玉磨き布54は、駆動プーリ40からテンションプーリ41を経て、上部のプーリ42〜45と下部のプーリ46〜49間を交互に往復したあと、図中、右下端のプーリ49から研磨ユニット20を経て、プーリ50、51を通って駆動プーリ40へ戻るように掛け回されている。
この間、玉磨き布54は右上端のプーリ45と右下端のプーリ49間で表裏反転されている。
玉磨き布54は、研磨ユニット20において露出部26を通り、露出部26におけるブリッジ28を挟む前後所定部位を除いた範囲で螺旋通路Rから露出したパチンコ玉と接触する。図7にハッチングで玉磨き布54におけるパチンコ玉との接触領域Sを示す。
【0019】
テンションプーリ41は、側壁12に上下方向に形成されたガイド穴14に沿ってスライド可能に設けられた不図示のプーリ軸に支持され、駆動プーリ40と玉磨き布54間に滑りが発生しないようにその重量を設定してある。
図5において、駆動プーリ40は右回転し、玉磨き布54はテンションプーリ41側が緩み側となるので、テンションプーリ41が玉磨き布54につられて持ち上げられることはない。
【0020】
図8は、ストッパ70の詳細構造を示す。図8の(a)は一部断面正面図、(b)は(a)におけるD−D部断面図である。(c)はストッパの作動を示す説明図である。
ブラケット16に固定された揚送樋60は、研磨ユニット20の2列の螺旋通路R1、R2に対応して、玉出口21oの2つの開口につながる2つの玉通路61(61A、61B)に区画されている。
玉出口21oにつながる揚送樋60の入口近傍において、2つの玉通路61にそれぞれブラケット16の壁面に平行な方向に開口64が形成され、開口64から各玉通路内部へ端部を進入させたストッパ70(70A、70B)が設けられている。
ストッパ70は扇形をなしており、その要に設けたボス72の軸穴をブラケット16に固定されたシャフト75に支持されて回動自在となっている。
【0021】
ストッパ70は扇形の弧状縁77を上向きにして、その重心がシャフト75から揚送樋60寄りに位置するように配されて、自重により玉通路61内への進入方向に付勢され、自由状態では弧状縁77の一端が玉通路61の開口64と反対側の内壁66に当接する。一方、玉通路61から抜け出し方向に回動されたときには、弧状縁77の他端がブラケット16に形成されたフランジ18に当接して所定以上の回動が規制される。この規制位置において、ストッパ70の重心は依然としてシャフト75から揚送樋60寄りに位置するとともに、ストッパ70の一端側は玉通路61内に位置している。
【0022】
これにより、パチンコ玉の押し上げがないとき、あるいは他の要因でストッパ下側のパチンコ玉が沈んだときには、ストッパ70が自重で進入して玉通路61を横切ることにより、ストッパ70の上側にあるパチンコ玉Pの落下が阻止され、また上側に滞留する多数のパチンコ玉の重量による研磨ユニット20への悪影響が防止される。
【0023】
一方、研磨ユニット20からの排出により玉通路61内でパチンコ玉が押し上げられるときには、パチンコ玉が図8の(c)に示すようにストッパ70を左回り(半時計方向)に回動させる。ここで、玉通路61内でパチンコ玉を受けているストッパの上辺が弧状縁77であるから、ストッパ70が回動してもストッパの上辺の高さは変化しない。したがってストッパ70より上側の多数のパチンコ玉を持ち上げる動作とならないので、ストッパ70は軽い力で回動し、下方からのパチンコ玉の上方移動を許す。
【0024】
以上のように構成になるパチンコ玉研磨装置では、研磨ユニット20においてモータ56により円柱体36を回転駆動することにより、供給樋から入ったパチンコ玉が螺旋通路Rを転動しながら強制的に移動され、研磨ユニットの玉出口21oから揚送樋60へ排出される。
パチンコ玉は研磨ユニット20の螺旋通路Rを移動する間、露出部26において転動しながら玉磨き布54と接触して擦られる。露出部26では、パチンコ玉は螺旋通路Rにそって旋転しながら移動するので、固定した回転面上ではなく表面の広い範囲が研磨される。したがってわずかな回数の研磨ユニット通過によりパチンコ玉の表面全体が研磨される。
【0025】
玉磨き布54は一定期間静止し、その所定範囲を研磨ユニット20の露出部26に位置させてパチンコ玉の研磨を行い、定期的にモータを駆動して駆動プーリ40を所定角度回転させることにより、露出部26に位置させる所定範囲を順次ずらせていく。
【0026】
実施の形態は以上のように構成され、モータ56により回転駆動される円柱体36と、内周面に螺旋溝24を備えて円柱体36との間にパチンコ玉の螺旋通路Rを形成する通路ブロック22とからなる研磨ユニット20と、玉磨き布54とを含む。そして、通路ブロック22は外部から切り欠かれて螺旋通路R内のパチンコ玉を外部へ通過させることなくパチンコ玉の表面の一部を露出させる露出部26を備え、上記玉磨き布54を露出部26に位置させて、露出したパチンコ玉の表面を研磨するようにしたので、円柱体36の回転駆動により螺旋通路Rを旋転しながら移動するパチンコ玉はその表面の広い範囲が玉磨き布54と接触して研磨される。
また、露出部26はパチンコ玉を外部へ通過させないので、玉磨き布54を交換のため露出部26から取り外しても、パチンコ玉は螺旋通路Rから露出するだけでこぼれ落ちることがなく、パチンコ玉の抜き取り作業を必要としない。
【0027】
より具体的には、通路ブロック22の螺旋溝24は、内径方向開口側をパチンコ玉の径に対応する第1の固定幅部30とし、外径方向底部側をパチンコ玉の径よりも小さい第2の固定幅部34とし、第1、第2の固定幅部の間をパチンコ玉が接触する中間部32とした断面形状を有し、露出部26の深さは第2の固定幅部34内に止めてあるので、パチンコ玉は一部露出しながらも螺旋通路Rから脱漏することがなく、しかも、パチンコ玉の螺旋溝24との転動点あるいは転動面が露出部と非露出部の間で不連続とならないから、パチンコ玉は螺旋溝24を滑らかに転動することができる。
【0028】
また、玉磨き布54はベルト状をなしてプーリに掛けまわされ、プーリの回転により順次異なる部位を露出部26に位置させるように構成し、さらには、玉磨き布54はプーリ45、49の間で反転させてあるので、その表裏両面がパチンコ玉の研磨に有効に利用されることも相俟って、長期にわたって玉磨き布54の交換が不要である。
【0029】
通路ブロック22の螺旋溝24は複数列に形成され、露出部26はその複数列のパチンコ玉が露出するように設けてあるので、多数のパチンコ玉を同時に効率よく研磨することができる。
【0030】
そして、研磨ユニット20から排出されるパチンコ玉を揚送する揚送樋60に付設されたストッパ70は、自重でパチンコ玉落下阻止側へ付勢されるので、別途付勢のためのスプリングを用いる必要がなく、ストッパ自体に磨耗を招いたり、スプリングの大きな力によりストッパが玉通路内壁に衝突したときの騒音を発生させることがない。
【0031】
なお、実施の形態では、通路ブロック22の螺旋溝24を2列としたが、これに限定されず、任意の列数とすることができる。
また、玉磨き布54を掛けまわすプーリは駆動プーリ40のほかに上部、下部にそれぞれ4個ずつ並べて、玉磨き布を4往復させているが、これも使用する玉磨き布の長さに応じて適宜に往復数を設定すればよい。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】実施の形態の外観斜視図である。
【図2】研磨ユニットを示す図である。
【図3】研磨ユニットの外観斜視図である。
【図4】螺旋溝の詳細を示す拡大断面図である。
【図5】研磨ユニットの玉入口側の構造を示す斜視図である。
【図6】プーリと玉磨き布の配置を示す図である。
【図7】玉磨き布におけるパチンコ玉との接触領域を示す説明図である。
【図8】ストッパの詳細構造を示す図である。
【図9】従来例を示す図である。
【符号の説明】
【0033】
10 矩形枠フレーム
12 側壁
14 ガイド穴
16 ブラケット
18 フランジ
20 研磨ユニット
21i 玉入口
21o 玉出口
22 通路ブロック
24 螺旋溝
26 露出部
27 露出部底面
28 ブリッジ
30 第1の固定幅部
32 中間部
34 第2の固定幅部
36 円柱体
37 ハブ
38 弾性体
40 駆動プーリ
41 テンションプーリ
42〜51 プーリ
54 玉磨き布
56 モータ
60 揚送樋
61 玉通路
64 開口
66 内壁
70 ストッパ
72 ボス
75 シャフト
77 弧状縁
80 供給樋
82 樋通路
84 底壁
85 側壁
87 スリット
R 螺旋通路
S 接触領域

【特許請求の範囲】
【請求項1】
駆動源により回転駆動される円柱体と、
内周面に螺旋溝を備えて前記円柱体との間にパチンコ玉の螺旋通路を形成する通路ブロックと、
玉磨き布とを有し、
前記通路ブロックは、切り欠かれて前記螺旋通路内のパチンコ玉を外部へ通過させることなくパチンコ玉の表面の一部を外部に露出させる露出部を備え、
前記玉磨き布を前記露出部に位置させて、前記露出したパチンコ玉の表面を研磨するように構成したことを特徴とするパチンコ玉研磨装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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