パッケージング
パッケージング1であって、剛性の容器2及び可撓性の容器3である2つの容器2、3から成り、前記剛性の容器は、前記可撓性の容器を収容することが可能である、パッケージング1が開示される。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、厳しい衛生及び/又は食品基準がある製品を中量〜多量で包装しなければならないあらゆる場合に特に有用な、パッケージングに関する。
【背景技術】
【0002】
食品等の輸送は、クレート、バスケット、及び箱等の容器で行われることが多い。バスケットの使用は、輸送される物質に呼吸させるか又は液体を排出させることが重要であるような場合に特に一般的である。しかしながら、輸送のタイプ若しくは物品のタイプにより、又は健康上及び安全上の要件により、容器が非常に清潔でなければならない場合がある。これは、無菌プラスチック材料でできた適当な箱によって達成される。通常、そのような材料は比較的可撓性であるため、特に中距離〜長距離の道程にわたる中量〜多量の輸送では、こうした材料からできている容器の輸送可能性は低すぎて実用的ではない。さらに、容器をそのような材料で作るならば、その剛性を高めるために厚さを増す必要があるが、これは、こうした容器に必然であるような使い捨ての容器には耐え難いほどの費用がかかることを意味している。また、丈夫なバスケット又は再使用可能な箱への無菌プラスチックシートの適用は、蒸散及び排水が不可能となるためほとんど実用的でないことが分かっている。
【発明の概要】
【0003】
上述の問題は、パッケージングであって、剛性の容器及び可撓性の容器である2つの容器から成り、剛性の容器は、可撓性の容器を収容することが可能であることを特徴とする、パッケージングに関する本発明によって見事に解決される。
【図面の簡単な説明】
【0004】
【図1】本発明によるパッケージングの構成要素の斜視図である。
【図2】本発明によるパッケージングの別の構成要素の斜視図である。
【図3】本発明によるパッケージングの斜視図である。
【図4】図2の細部である。
【図5】図1の細部である。
【図6】図3の細部である。
【図7】本発明によるパッケージングのカバーの細部である。
【図8】本発明によるパッケージングのカバーの別の細部である。
【図9】本発明によるパッケージングと共に用いられるカバーの図である。
【図10】本発明によるパッケージングのカバーの代替的な実施形態を示す。
【図11】図10によるカバーを有する、本発明によるパッケージングの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0005】
次に、本発明を、その例示的な実施形態を示す添付図面を参照してより詳細に説明する。
【0006】
本発明によるパッケージング1は、剛性の好ましくは再使用可能な容器2と、可撓性の概して使い捨ての容器3とから成る。本明細書における「剛性」及び「可撓性」は、相対概念として、すなわち「他方よりも剛性が高い」及び「他方よりも可撓性が高い」と理解されるものとし、剛性の程度は、本発明の範囲から逸脱しない限り種々の実施形態で著しく変わることも可能である。容器2に関しては、可能な材料は、熱可塑性材料、アルミニウム、合金、又は木である。ポリマーの中では、アタクチック、アイソタクチック、又はシンジオタクチックを問わず、ポリプロピレンが概して好ましい。再生又は高品位(first-quality)材料が用いられ得るが、容器3に関しては、食品用の高品位ポリプロピレンが通常は用いられる。
【0007】
パッケージング1に取り付けられるカバー4を設けることが可能である。容器3と同じ材料であってもよいカバー4は、取り外し可能に取り付けられてもよく、又は固定シールされて図7及び図8に例示的に示すように適当な固定タブ5、6によって開封されるようになっていてもよい。
【0008】
有利には、パッケージング1に識別・位置特定システムが取り付けられ得る。実施形態では、容器2及び/又は容器3に取り付けられるRFIDラベリング7が示されている。
【0009】
有利には、2つの短辺のそれぞれに把持開口8及び一対の排水孔9、10を備えるプラスチック材料製のクレートが容器2として用いられる。孔9、10に対応して、同様に排水用の同等の孔11、12が容器3に見られる。
【0010】
前述のように、容器2は、比較的剛性の材料でできていることで、輸送及びさほど慎重さを要しない取り扱いに適するようになる。そのような剛性は、概して再使用可能である容器2の無限の再使用も可能にする。容器3は通常、食品に適した材料でできているか又は無菌でさえあり、例えば図3で見ることができるように、容器2に挿入されてこれに完璧に接着する。カバー4は、所望の程度(食品、例えば鮮魚製品のための通常の衛生から、特定の薬剤又は生体物質の最高の無菌状態まで)の衛生を保つために、場合によっては気密シールでの容器の閉鎖を可能にする。
【0011】
本発明の代替的な実施形態によれば、カバー4は、孔9〜12に対応して4つの排水貫通孔13を有する。
【0012】
したがって、本発明によるパッケージングを用いることが望まれる場合、輸送対象の物品を容器3に充填し、カバー4を場合によってはシールで閉じる。容器3が損傷を受けないよう注意して、容器3を容器2に挿入する。容器3の孔11、12の存在は、該孔を通して代わりに換気が行われることにもよって物品を最良の状態で保つように、水滴及び廃液が排出されて孔9、10から流出することを可能にする。カバー4が孔13を有すれば、これはさらに容易になる。この場合、開口があることにより、パッケージング1の輸送はどのクレートの輸送とも変わらず容易である。
【0013】
識別デバイス7、例えばRFIDの存在は、本発明によるパッケージング1を環境に優しいものにすることを可能にする。実際には、容器2に見られるRFID7は、該容器がどこにあっても追跡することを可能にするため、容器2を新たな使用のためにベースに戻すことができる。これが環境中に廃棄される場合、汚れを出さないように容易に追跡することができるであろう。容器3に見られるRFIDは、二重の機能を有し得る。これは、容器3に収容されている物品を一意に識別することができ、場合によっては保存状態及び/又は有効期限に関する情報も提供することができる。さらに、材料が完全にリサイクル可能であるため、誤って廃棄される場合があっても容器を追跡する役割も果たすことができる。
【0014】
したがって、容器2が再使用可能であり、容器3がリサイクル可能であるため、本発明によるパッケージングは、廃棄費用をかけることなく特殊な物質を難なく輸送することを可能にする。
【0015】
したがって、本発明は、以下のステップを含む物品取り扱い方法にも関する。
a)食品に適した材料でできている容器3内に物品を配置するステップと、
b)物品の特徴を容器3にRFIDラベリングするステップと、
c)パッケージング1を形成するように、容器3をより剛性が高い容器2に挿入するステップと、
d)パッケージング1を目的地に輸送するステップと、
e)容器3を容器2から取り外すステップと、
f)容器3を開くと共に物品を取り出すステップと、
g)空になった容器3をプラスチックリサイクル工場に送るステップと、
h)容器2を戻すステップ。
【0016】
当然ながら、同じく容器2をラベリングするステップ及びカバー4を取り付けるステップ、並びにシールするステップが提供され得る。
【技術分野】
【0001】
本発明は、厳しい衛生及び/又は食品基準がある製品を中量〜多量で包装しなければならないあらゆる場合に特に有用な、パッケージングに関する。
【背景技術】
【0002】
食品等の輸送は、クレート、バスケット、及び箱等の容器で行われることが多い。バスケットの使用は、輸送される物質に呼吸させるか又は液体を排出させることが重要であるような場合に特に一般的である。しかしながら、輸送のタイプ若しくは物品のタイプにより、又は健康上及び安全上の要件により、容器が非常に清潔でなければならない場合がある。これは、無菌プラスチック材料でできた適当な箱によって達成される。通常、そのような材料は比較的可撓性であるため、特に中距離〜長距離の道程にわたる中量〜多量の輸送では、こうした材料からできている容器の輸送可能性は低すぎて実用的ではない。さらに、容器をそのような材料で作るならば、その剛性を高めるために厚さを増す必要があるが、これは、こうした容器に必然であるような使い捨ての容器には耐え難いほどの費用がかかることを意味している。また、丈夫なバスケット又は再使用可能な箱への無菌プラスチックシートの適用は、蒸散及び排水が不可能となるためほとんど実用的でないことが分かっている。
【発明の概要】
【0003】
上述の問題は、パッケージングであって、剛性の容器及び可撓性の容器である2つの容器から成り、剛性の容器は、可撓性の容器を収容することが可能であることを特徴とする、パッケージングに関する本発明によって見事に解決される。
【図面の簡単な説明】
【0004】
【図1】本発明によるパッケージングの構成要素の斜視図である。
【図2】本発明によるパッケージングの別の構成要素の斜視図である。
【図3】本発明によるパッケージングの斜視図である。
【図4】図2の細部である。
【図5】図1の細部である。
【図6】図3の細部である。
【図7】本発明によるパッケージングのカバーの細部である。
【図8】本発明によるパッケージングのカバーの別の細部である。
【図9】本発明によるパッケージングと共に用いられるカバーの図である。
【図10】本発明によるパッケージングのカバーの代替的な実施形態を示す。
【図11】図10によるカバーを有する、本発明によるパッケージングの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0005】
次に、本発明を、その例示的な実施形態を示す添付図面を参照してより詳細に説明する。
【0006】
本発明によるパッケージング1は、剛性の好ましくは再使用可能な容器2と、可撓性の概して使い捨ての容器3とから成る。本明細書における「剛性」及び「可撓性」は、相対概念として、すなわち「他方よりも剛性が高い」及び「他方よりも可撓性が高い」と理解されるものとし、剛性の程度は、本発明の範囲から逸脱しない限り種々の実施形態で著しく変わることも可能である。容器2に関しては、可能な材料は、熱可塑性材料、アルミニウム、合金、又は木である。ポリマーの中では、アタクチック、アイソタクチック、又はシンジオタクチックを問わず、ポリプロピレンが概して好ましい。再生又は高品位(first-quality)材料が用いられ得るが、容器3に関しては、食品用の高品位ポリプロピレンが通常は用いられる。
【0007】
パッケージング1に取り付けられるカバー4を設けることが可能である。容器3と同じ材料であってもよいカバー4は、取り外し可能に取り付けられてもよく、又は固定シールされて図7及び図8に例示的に示すように適当な固定タブ5、6によって開封されるようになっていてもよい。
【0008】
有利には、パッケージング1に識別・位置特定システムが取り付けられ得る。実施形態では、容器2及び/又は容器3に取り付けられるRFIDラベリング7が示されている。
【0009】
有利には、2つの短辺のそれぞれに把持開口8及び一対の排水孔9、10を備えるプラスチック材料製のクレートが容器2として用いられる。孔9、10に対応して、同様に排水用の同等の孔11、12が容器3に見られる。
【0010】
前述のように、容器2は、比較的剛性の材料でできていることで、輸送及びさほど慎重さを要しない取り扱いに適するようになる。そのような剛性は、概して再使用可能である容器2の無限の再使用も可能にする。容器3は通常、食品に適した材料でできているか又は無菌でさえあり、例えば図3で見ることができるように、容器2に挿入されてこれに完璧に接着する。カバー4は、所望の程度(食品、例えば鮮魚製品のための通常の衛生から、特定の薬剤又は生体物質の最高の無菌状態まで)の衛生を保つために、場合によっては気密シールでの容器の閉鎖を可能にする。
【0011】
本発明の代替的な実施形態によれば、カバー4は、孔9〜12に対応して4つの排水貫通孔13を有する。
【0012】
したがって、本発明によるパッケージングを用いることが望まれる場合、輸送対象の物品を容器3に充填し、カバー4を場合によってはシールで閉じる。容器3が損傷を受けないよう注意して、容器3を容器2に挿入する。容器3の孔11、12の存在は、該孔を通して代わりに換気が行われることにもよって物品を最良の状態で保つように、水滴及び廃液が排出されて孔9、10から流出することを可能にする。カバー4が孔13を有すれば、これはさらに容易になる。この場合、開口があることにより、パッケージング1の輸送はどのクレートの輸送とも変わらず容易である。
【0013】
識別デバイス7、例えばRFIDの存在は、本発明によるパッケージング1を環境に優しいものにすることを可能にする。実際には、容器2に見られるRFID7は、該容器がどこにあっても追跡することを可能にするため、容器2を新たな使用のためにベースに戻すことができる。これが環境中に廃棄される場合、汚れを出さないように容易に追跡することができるであろう。容器3に見られるRFIDは、二重の機能を有し得る。これは、容器3に収容されている物品を一意に識別することができ、場合によっては保存状態及び/又は有効期限に関する情報も提供することができる。さらに、材料が完全にリサイクル可能であるため、誤って廃棄される場合があっても容器を追跡する役割も果たすことができる。
【0014】
したがって、容器2が再使用可能であり、容器3がリサイクル可能であるため、本発明によるパッケージングは、廃棄費用をかけることなく特殊な物質を難なく輸送することを可能にする。
【0015】
したがって、本発明は、以下のステップを含む物品取り扱い方法にも関する。
a)食品に適した材料でできている容器3内に物品を配置するステップと、
b)物品の特徴を容器3にRFIDラベリングするステップと、
c)パッケージング1を形成するように、容器3をより剛性が高い容器2に挿入するステップと、
d)パッケージング1を目的地に輸送するステップと、
e)容器3を容器2から取り外すステップと、
f)容器3を開くと共に物品を取り出すステップと、
g)空になった容器3をプラスチックリサイクル工場に送るステップと、
h)容器2を戻すステップ。
【0016】
当然ながら、同じく容器2をラベリングするステップ及びカバー4を取り付けるステップ、並びにシールするステップが提供され得る。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
剛性の容器(2)及び可撓性の容器(3)である2つの容器(2、3)から成り、
前記剛性の容器は、前記可撓性の容器を収容することが可能である、パッケージング。
【請求項2】
前記剛性の容器(2)は、再使用可能な容器である、請求項1に記載のパッケージング。
【請求項3】
前記可撓性の容器(3)は、使い捨ての容器である、請求項1又は2に記載のパッケージング。
【請求項4】
前記剛性の容器(2)は、熱可塑性ポリマー、アルミニウム、合金、又は木から成る群から選択される材料でできている、請求項1〜3のいずれかに記載のパッケージング。
【請求項5】
前記剛性の容器(2)は、ポリプロピレンでできている、請求項4に記載のパッケージング。
【請求項6】
前記容器(2)は、リサイクル材料でできている、請求項4又は5に記載のパッケージング。
【請求項7】
前記容器(3)は、食品用の高品位ポリプロピレンでできている、請求項1〜6のいずれかに記載のパッケージング。
【請求項8】
カバー(4)をさらに備える、請求項1〜7のいずれかに記載のパッケージング。
【請求項9】
前記カバー(4)は、前記可撓性の容器(3)と同じ材料でできている、請求項8に記載のパッケージング。
【請求項10】
前記カバー(4)は、取り外し可能に取り付けられる、請求項8及び9に記載のパッケージング。
【請求項11】
前記カバー(4)は、適当な固定タブ(5、6)によって開放可能な開封シーリングによって固定される、請求項8及び9に記載のパッケージング。
【請求項12】
識別・位置特定システム(7)が、前記容器(2、3)の少なくとも一方に取り付けられる、請求項1〜11のいずれかに記載のパッケージング。
【請求項13】
前記識別・位置特定システムは、RFIDラベリング(7)である、請求項12に記載のパッケージング。
【請求項14】
前記剛性の容器(2)は、2つの短辺のそれぞれに一対の排水孔(9、10)を備える、請求項1〜13のいずれか1項に記載のパッケージング。
【請求項15】
前記孔(9、10)に対応して、同様に排水用の同等の孔(11、12)が前記可撓性の容器(3)に設けられた、請求項14に記載のパッケージング。
【請求項16】
前記カバー(4)は、排水孔(13)を有する、請求項8〜15のいずれか1項に記載のパッケージング。
【請求項17】
前記孔(13)は、前記ラッピング(1)の孔(9、10、11、12)に対応して4つである、請求項16に記載のパッケージング。
【請求項18】
a)食品用の材料でできている容器(3)内に物品を配置するステップと、
b)前記物品の特徴を前記容器(3)にRFIDラベリングするステップと、
c)パッケージング(1)を形成するように、前記容器(3)をより剛性が高い容器(2)に挿入するステップと、
d)前記パッケージング(1)を目的地に輸送するステップと、
e)前記容器(3)を前記容器(2)から取り外すステップと、
f)前記容器(3)を開くと共に前記物品を取り出すステップと、
g)空になった前記容器(3)をプラスチックリサイクル工場に送るステップと、
h)前記容器(2)を戻すステップと、
を含む、物品取り扱い方法。
【請求項19】
前記可撓性の容器(3)をシールするステップをさらに含む、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記剛性の容器(2)にRFIDラベリングするステップをさらに含む、請求項18又は19に記載の方法。
【請求項21】
前記パッケージングを形成する前記容器(2、3)の一方又は両方を追跡するステップをさらに含む、請求項18〜20のいずれか1項に記載の方法。
【請求項1】
剛性の容器(2)及び可撓性の容器(3)である2つの容器(2、3)から成り、
前記剛性の容器は、前記可撓性の容器を収容することが可能である、パッケージング。
【請求項2】
前記剛性の容器(2)は、再使用可能な容器である、請求項1に記載のパッケージング。
【請求項3】
前記可撓性の容器(3)は、使い捨ての容器である、請求項1又は2に記載のパッケージング。
【請求項4】
前記剛性の容器(2)は、熱可塑性ポリマー、アルミニウム、合金、又は木から成る群から選択される材料でできている、請求項1〜3のいずれかに記載のパッケージング。
【請求項5】
前記剛性の容器(2)は、ポリプロピレンでできている、請求項4に記載のパッケージング。
【請求項6】
前記容器(2)は、リサイクル材料でできている、請求項4又は5に記載のパッケージング。
【請求項7】
前記容器(3)は、食品用の高品位ポリプロピレンでできている、請求項1〜6のいずれかに記載のパッケージング。
【請求項8】
カバー(4)をさらに備える、請求項1〜7のいずれかに記載のパッケージング。
【請求項9】
前記カバー(4)は、前記可撓性の容器(3)と同じ材料でできている、請求項8に記載のパッケージング。
【請求項10】
前記カバー(4)は、取り外し可能に取り付けられる、請求項8及び9に記載のパッケージング。
【請求項11】
前記カバー(4)は、適当な固定タブ(5、6)によって開放可能な開封シーリングによって固定される、請求項8及び9に記載のパッケージング。
【請求項12】
識別・位置特定システム(7)が、前記容器(2、3)の少なくとも一方に取り付けられる、請求項1〜11のいずれかに記載のパッケージング。
【請求項13】
前記識別・位置特定システムは、RFIDラベリング(7)である、請求項12に記載のパッケージング。
【請求項14】
前記剛性の容器(2)は、2つの短辺のそれぞれに一対の排水孔(9、10)を備える、請求項1〜13のいずれか1項に記載のパッケージング。
【請求項15】
前記孔(9、10)に対応して、同様に排水用の同等の孔(11、12)が前記可撓性の容器(3)に設けられた、請求項14に記載のパッケージング。
【請求項16】
前記カバー(4)は、排水孔(13)を有する、請求項8〜15のいずれか1項に記載のパッケージング。
【請求項17】
前記孔(13)は、前記ラッピング(1)の孔(9、10、11、12)に対応して4つである、請求項16に記載のパッケージング。
【請求項18】
a)食品用の材料でできている容器(3)内に物品を配置するステップと、
b)前記物品の特徴を前記容器(3)にRFIDラベリングするステップと、
c)パッケージング(1)を形成するように、前記容器(3)をより剛性が高い容器(2)に挿入するステップと、
d)前記パッケージング(1)を目的地に輸送するステップと、
e)前記容器(3)を前記容器(2)から取り外すステップと、
f)前記容器(3)を開くと共に前記物品を取り出すステップと、
g)空になった前記容器(3)をプラスチックリサイクル工場に送るステップと、
h)前記容器(2)を戻すステップと、
を含む、物品取り扱い方法。
【請求項19】
前記可撓性の容器(3)をシールするステップをさらに含む、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記剛性の容器(2)にRFIDラベリングするステップをさらに含む、請求項18又は19に記載の方法。
【請求項21】
前記パッケージングを形成する前記容器(2、3)の一方又は両方を追跡するステップをさらに含む、請求項18〜20のいずれか1項に記載の方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【公表番号】特表2011−509223(P2011−509223A)
【公表日】平成23年3月24日(2011.3.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−541892(P2010−541892)
【出願日】平成20年1月10日(2008.1.10)
【国際出願番号】PCT/IT2008/000018
【国際公開番号】WO2009/087695
【国際公開日】平成21年7月16日(2009.7.16)
【出願人】(510191089)ディケィエル エス.アール.エル. (1)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成23年3月24日(2011.3.24)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年1月10日(2008.1.10)
【国際出願番号】PCT/IT2008/000018
【国際公開番号】WO2009/087695
【国際公開日】平成21年7月16日(2009.7.16)
【出願人】(510191089)ディケィエル エス.アール.エル. (1)
【Fターム(参考)】
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