説明

パッケージ型エンジン作業機

【課題】エンジン作業機において、外気と換気される内気循環により電装品を冷却する。
【解決手段】エンジン31、該エンジン駆動による発電機33及び該発電機33に関連する発電用電装品箱40をパッケージ内部に収納する発電機能付エンジン駆動式ヒートポンプ1において、パッケージ全体を換気する室外熱交換器用ファン21を設け、冷却対象である発電用電装品箱40の下部に連通する外気吸込み口51及び外気導入ダクト50を設け、前記発電用電装品箱40の上部に外気開放口42を設け、前記発電用電装品箱40の背面又は側面に隣接し、かつ、前記外気吸込み口51及び前記外気導入ダクト50とは隔離される内気循環ダクト60を設け、前記内気循環ダクト60に前記外気導入ファンより定格出力の小さい内気循環ファン85を設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジン、該エンジン駆動による作業機及び該作業機に関連する電装品をパッケージ内部に収納するパッケージ型エンジン作業機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、エンジン駆動による発電機で電力を供給するエンジン発電装置、或いはエンジン駆動による圧縮機でヒートポンプを構成するエンジン駆動式ヒートポンプは、エンジン作業機として公知である。また、エンジン作業機において、エンジン、発電機又は圧縮機、及び電装品をパッケージ内部に収容するパッケージ型エンジン作業機も公知である。
【0003】
通常、パッケージ型エンジン作業機において、電装品は、凝縮水又はエンジン廃熱等の影響を受けないように、パッケージ内部に別途設けられる電装品箱に収納されている。電装品は発熱し、かつ許容周囲温度が規定されているため、電装品箱内部を冷却する必要がある。
【0004】
従来、電装品箱内部を冷却する構成がいくつか開示されている。例えば、特許文献1は、電装品を密閉された電装品箱に収納し、エンジン吸気管の一部を冷却管として電装品箱に通し、電装品箱の内気循環のファンを設ける構成を開示している。
【特許文献1】特開2006−312894号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1の構成では電装品箱の内気循環自体は換気されない。そのため、エンジン吸気管の一部を冷却管として電装品箱の内気循環を冷却する構成のみでは、冷却効果が十分に確保できない。また、冷却効果を高めるため電装品箱の熱容量を確保しようと電装品箱容積を大きくすると、パッケージ全体のコンパクト性を損なう。
そこで、解決しようとする課題は、エンジン作業機において、外気と換気される内気循環により電装品を冷却することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0007】
すなわち、請求項1においては、エンジン、該エンジン駆動による作業機及び該作業機に関連する電装品をパッケージ内部に収納するパッケージ型エンジン作業機において、パッケージ全体を換気する外気導入ファンを設け、冷却対象である前記電装品の下部に連通する外気吸込み口及び外気導入ダクトを設け、前記電装品の上部に外気開放口を設け、前記電装品の背面又は側面に隣接し、かつ、前記外気吸込み口及び前記外気導入ダクトとは隔離される内気循環ダクトを設け、前記内気循環ダクトに前記外気導入ファンより定格出力の小さい内気循環ファンを設けるものである。
【0008】
請求項2においては、請求項1記載のパッケージ型エンジン作業機において、前記外気導入ダクトは、高さ方向にクランク状の通路を形成し、前記外気吸込み口を該外気導入ダクトの下部に配置するものである。
【0009】
請求項3においては、請求項2記載のパッケージ型エンジン作業機において、前記外気導入ダクトをパッケージ外板に形成し、前記電装品の下部に前記外気導入ダクトのパッケージ側開放口の密閉部を設けるものである。
【0010】
請求項4においては、請求項2記載のパッケージ型エンジン作業機において、前記内気循環ファンを前記外気導入ダクトと前記内気循環ダクトとの間であり、前記電装品の下方に配置するものである。
【0011】
請求項5においては、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のパッケージ型エンジン作業機において、前記パッケージ型エンジン作業機とは、前記作業機が圧縮機又は発電機で、前記外気導入ファンが室外熱交換器用ファンで、前記電装品が発電機コントローラ及び発電電力用インバータである発電機能付エンジン駆動式ヒートポンプとするものである。
【発明の効果】
【0012】
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
【0013】
請求項1においては、外気及び内気循環の双方により電装品の冷却効果が向上する。また、内気循環は、外気と換気されるため、内気循環自体の温度上昇が抑制され電装品の冷却効果の低減を防止できる。さらに、内気循環ファンは、外気吸込み口及び外気導入ダクトとは隔離され、外気導入ファンよりも定格出力が小さいため、内気循環ファンの有無によってパッケージ内部の静圧に大きな変動を引き起こさず、他の機器の冷却性能に影響を与えない。そのため、例えば、局所的に冷却性を向上する必要が生じる場合のあるオプション電装品のみに内気循環ダクト及び内気循環ファンを設けるという柔軟なパッケージ型エンジン作業機の設計が可能となる。
【0014】
請求項2においては、パッケージ内部の機器へ雨水が浸入することを防止できる。
【0015】
請求項3においては、パッケージ外板と外気導入ダクトとを共通部品とするため、パッケージ型エンジン作業機の組立性を向上できる。また、パッケージ型エンジン作業機の部品コストを低減できる。
【0016】
請求項4においては、内気循環ファンをデッドスペースに配置し、省スペース設計が図れる。
【0017】
請求項5においては、発電機能付エンジン駆動式ヒートポンプにおいて、請求項1から4のいずれか1項に記載の効果が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の実施例に係る発電機能付エンジン駆動式ヒートポンプの全体的な構成を示す正面図、図2は同じく発電電装品箱の構成を示す斜視図、図3は同じく発電用電装品箱架台を示す斜視図である。
図4は外気及び内気循環を示す発電電装品箱の断面構成図である。
【0019】
まず、図1を用いて、本発明の実施例として発電機能付エンジン駆動式ヒートポンプ1について、簡単に説明する。なお、図1は、説明を分かり易くするため、後述する機器室3のみをパッケージ外板70を外した状態で図示し、機器室3内部の冷媒配管及び冷却水配管の図示を省略している。また、図1中の矢印は、発電機能付エンジン駆動式ヒートポンプ1と外気の出入りを示している。
【0020】
パッケージ型エンジン作業機としての発電機能付エンジン駆動式ヒートポンプ1は、作業機としての圧縮機32及び発電機33と、外気導入ファンとしての室外熱交換器用ファン21と、電装品としての発電機コントローラ45及び発電電力用インバータ46を収納する発電用電装品箱40と、を備えて構成されている。
ここで、発電機能付エンジン駆動式ヒートポンプ1とは、エンジン駆動式ヒートポンプに発電機33を備えたエンジン作業機である。発電機能付エンジン駆動式ヒートポンプ1は、エンジン31で圧縮機32及び発電機33を駆動し、発電機33による電力は室外熱交換器用ファン21に供給され、さらに余剰の電力は発電機能付エンジン駆動式ヒートポンプ1外部の系統機器に供給される。
【0021】
発電機能付エンジン駆動式ヒートポンプ1は、パッケージとしてのパッケージ外板70(図2参照)、パッケージ天板、パッケージ底板からなる筐体に、エンジン31、圧縮機32、発電機33等の機器を収納して構成されている。また、発電機能付エンジン駆動式ヒートポンプ1は、区画壁4によって上下に区切られる上側の熱交換室2と下側の機器室3とから構成されている。
【0022】
熱交換室2には、上部に室外熱交換器用ファン21が配置され、側面に図示しない室外熱交換器が配置されている。このような構成とすることで、熱交換室2の側面から外気を吸い込み、上方へ吹き出す通風構成が形成される。このとき、熱交換室2は負圧となる。
【0023】
機器室3には、エンジン31、エンジン31に駆動される圧縮機32及び発電機33、エンジン駆動式ヒートポンプに関連する電装品を収納する電装品箱34、発電機33に関連する発電機コントローラ45及び発電電力用インバータ46等の電装品を収納する発電用電装品箱40、エンジン31に補油するエンジンオイルを貯溜するオイルタンク35、エンジン冷却水を循環する冷却水ポンプ36と、を備えて構成されている。
【0024】
また、機器室3には、発電用電装品箱40の下方に後述する外気吸込み口51と、側面において電装品箱34後方に開口される外気導入口6と、区画壁4に開口される換気口7と、を有している。このような構成とすることで、熱交換室2の負圧によって、外気吸込み口51と外気導入口6とから吸い込まれた外気は、機器室3内部を循環し、換気口7より熱交換室2に開放される。
【0025】
また、図2及び図3を用いて、発電用電装品箱40周りの構成について、詳細に説明する。なお、図2は、説明を分かり易くするため、矢印Aの向きを正面側とし、発電用電装品箱40の正面側カバーを省略して図示している。また、外気導入ダクト50及び内気循環ダクト60を発電用電装品箱40より分離して図示している。
【0026】
図2に示すように、発電用電装品箱40は、発電機33に関連する発電機コントローラ45及び発電電力用インバータ46、及びその他電装品を内部に収納する直方体の筐体である。また、発電用電装品箱40は、後述する発電用電装品箱架台80に載置されている。さらに、発電用電装品箱40は、パッケージ外板70に近接して配置されている。
【0027】
発電用電装品箱40の底面には、開口部41が開口されている。また、発電用電装品箱40の上部において左右側面には、外気開放口42・42が開口されている。開口部41は、後述する発電用電装品箱架台80の開口部82(図3参照)と略同一の形状とされている。外気開放口42・42は、外気開放口42・42からみて上面及び正面をカバー43・43によって覆われている。カバー43・43は、機器室3内部の凝縮水又は粉塵が外気開放口42・42に侵入することを防止している。
【0028】
外気導入ダクト50は、パッケージ外板70に形成されている。外気導入ダクト50は、幅を発電用電装品箱40の幅と略同一の直方体として形成されている。外気導入ダクト50には、下部において正面側に外気吸込み口51が開口されている。外気吸込み口51は、パッケージ外板70の外側に開口されている。また、外気導入ダクト50には、上部において背面側にパッケージ側開放口としての接合部52が開口されている。
【0029】
内気循環ダクト60は、発電用電装品箱40の背面において、発電用電装品箱架台80に載置される。また、内気循環ダクト60は、幅及び高さを発電用電装品箱40の幅及び高さと略同一の直方体として形成されている。内気循環ダクト60の底面には、開口部61が開口されている。開口部61は、後述する発電用電装品箱架台80の開口部86(図3参照)と略同一の形状とされている。また、内気循環ダクト60の上部において左右側面には、外気開放口62・62が開口されている。
【0030】
また、内気循環ダクト60内部には、隣接する発電用電装品箱40に収納される発電電力用インバータ46の図示しない冷却フィンが突出している。
【0031】
図3に示すように、発電用電装品箱架台80は、実線矢印で示される外気通路及び破線矢印で示される内気循環通路を構成する架台である。発電用電装品箱架台80の正面には、接合部81が構成されている。発電用電装品箱架台80の上面には、開口部82が形成されている。外気通路は、接合部81から90度折れ曲がって開口部82に至る通路として構成されている。
【0032】
発電用電装品箱架台80の下部には、内気循環ファン85が配置されている。発電用電装品箱架台80の上面には、開口部86が形成されている。内気循環通路は、内気循環ファン85から90度折れ曲がって開口部86に至る通路として構成されている。
【0033】
内気循環ファン85は、上述した室外熱交換器用ファン21よりも定格出力が小さい送風装置とされている。
また、外気吸込み口51及び外気導入ダクト50と、内気循環ダクト60とは、発電用電装品箱架台80を介して互いに隔離されている。
【0034】
発電用電装品箱40と発電用電装品箱架台80とが接合されるとき、発電用電装品箱40の下部には、外気導入ダクト50の接合部52と、発電用電装品箱架台80の接合部81と、パッキン55とによって密閉部が構成される。パッキン55は、接合部52と接合部81とが接合する内周に貼着される。
また、発電用電装品箱40と発電用電装品箱架台80とが接合されるとき、外気導入ダクト50と、発電用電装品箱架台80の外気通路とは、高さ方向においてクランク状の通路を形成する。
【0035】
ここで、図4を用いて、発電用電装品箱40内部を冷却する外気及び内気循環について、詳細に説明する。なお、図4において、白抜き矢印は外気を、黒抜き矢印は内気循環を示している。
【0036】
内気循環とは、機器室3を循環する空気循環であって、発電用電装品箱40内部を間接的に冷却する空気である。内気循環は、内気循環ファン85から吸い込まれ、発電用電装品箱架台80の内気循環通路を経由して、内気循環ダクト60に導かれ発電用電装品箱40内部を背面から間接的に冷却し、同時に発電電力用インバータ46の冷却フィンを冷却し、外気開放口62・62(図2参照)より機器室3に開放される。
【0037】
外気とは、発電機能付エンジン駆動式ヒートポンプ1の外部より外気吸込み口51から吸い込まれる換気空気であって、発電用電装品箱40内部を直接冷却する空気のことである。外気は、外気吸込み口51から吸い込まれ、外気導入ダクト50及び発電用電装品箱架台80の外気通路を経由して、発電用電装品箱40内部に導かれ発電機コントローラ45及び発電電力用インバータ46を冷却し、発電用電装品箱40の外気開放口42・42(図2参照)より機器室3に開放される。
すなわち、外気は、発電用電装品箱40内部を通過後には、内気循環とミキシングされる。
【0038】
このような構成とすることで、外気及び内気循環の双方により発電用電装品箱40内部の冷却効果が向上する。
また、内気循環は、外気と換気されるため、内気循環自体の温度上昇が抑制され発電用電装品箱40内部の冷却効果の低減を防止できる。
さらに、内気循環ファン85は、外気吸込み口51及び外気導入ダクト50とは隔離されている。つまり、外気は、内気循環ファン85の負圧によっては影響されない。また、室外熱交換器用ファン21よりも定格出力が小さい。そのため、内気循環ファン85の有無によって機器室3の静圧に大きな変動を引き起こさない。ひいては、室外熱交換器用ファン21の換気によって冷却される他の機器の冷却性能に影響を与えない。具体的には、外気導入口6よりの外気導入量が減少する不具合を防止できる。
例えば、局所的に冷却性を向上する必要が生じる場合のあるオプション電装品のみに内気循環ダクト60及び内気循環ファン85を設けるという柔軟な発電機能付エンジン駆動式ヒートポンプ1の設計が可能となる。
【0039】
また、外気導入ダクト50と、発電用電装品箱架台80の外気通路とは、高さ方向においてクランク状の通路を形成し、外気吸込み口51は外気導入ダクト50の下部に開口されているため、外気と共に雨水が機器室3内部へ浸入することを防止できる。
【0040】
さらに、パッケージ外板70と外気導入ダクト50とを共通部品とするため、発電機能付エンジン駆動式ヒートポンプ1の組立性を向上できる。また、発電機能付エンジン駆動式ヒートポンプ1の部品コストを低減できる。
また、内気循環ファン85は、デッドスペースである発電用電装品箱架台80の下部に配置されるため、発電用電装品箱40周りの省スペース設計が図れる。
さらに、外気導入ダクト50の接合部52と、発電用電装品箱架台80の接合部81と、パッキン55とによって密閉部を構成するため、発電用電装品箱40内部を通過前の外気が内気循環に短絡することを防止できる。ここで、密閉部は、外気導入ダクト50に対するゴミ、凝縮水の侵入をも防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明の実施例に係る発電機能付エンジン駆動式ヒートポンプの全体的な構成を示す正面図。
【図2】同じく発電電装品箱の構成を示す斜視図。
【図3】同じく発電用電装品箱架台を示す斜視図。
【図4】外気及び内気循環を示す発電電装品箱の断面構成図。
【符号の説明】
【0042】
1 発電機能付エンジン駆動式ヒートポンプ
2 熱交換室
3 機器室
21 室外熱交換器用ファン
31 エンジン
32 圧縮機
33 発電機
40 発電用電装品箱
42 外気開放口
45 発電機コントローラ
46 発電電力用インバータ
50 外気導入ダクト
51 外気吸込み口
52 接合部
55 パッキン
60 内気循環ダクト
70 パッケージ外板
80 発電用電装品箱架台
81 接合部
85 内気循環ファン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
エンジン、該エンジン駆動による作業機及び該作業機に関連する電装品をパッケージ内部に収納するパッケージ型エンジン作業機において、
パッケージ全体を換気する外気導入ファンを設け、冷却対象である前記電装品の下部に連通する外気吸込み口及び外気導入ダクトを設け、前記電装品の上部に外気開放口を設け、前記電装品の背面又は側面に隣接し、かつ、前記外気吸込み口及び前記外気導入ダクトとは隔離される内気循環ダクトを設け、前記内気循環ダクトに前記外気導入ファンより定格出力の小さい内気循環ファンを設けることを特徴とするパッケージ型エンジン作業機。
【請求項2】
請求項1記載のパッケージ型エンジン作業機において、
前記外気導入ダクトは、高さ方向にクランク状の通路を形成し、前記外気吸込み口を該外気導入ダクトの下部に配置することを特徴とするパッケージ型エンジン作業機。
【請求項3】
請求項2記載のパッケージ型エンジン作業機において、
前記外気導入ダクトをパッケージ外板に形成し、前記電装品の下部に前記外気導入ダクトのパッケージ側開放口の密閉部を設けることを特徴とするパッケージ型エンジン作業機。
【請求項4】
請求項2記載のパッケージ型エンジン作業機において、
前記内気循環ファンを前記外気導入ダクトと前記内気循環ダクトとの間であり、前記電装品の下方に配置することを特徴とするパッケージ型エンジン作業機。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれか1項に記載のパッケージ型エンジン作業機において、
前記パッケージ型エンジン作業機とは、前記作業機が圧縮機又は発電機で、前記外気導入ファンが室外熱交換器用ファンで、前記電装品が発電機コントローラ及び発電電力用インバータである発電機能付エンジン駆動式ヒートポンプとすることを特徴とするパッケージ型エンジン作業機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2009−275636(P2009−275636A)
【公開日】平成21年11月26日(2009.11.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−128756(P2008−128756)
【出願日】平成20年5月15日(2008.5.15)
【出願人】(000006781)ヤンマー株式会社 (3,810)
【出願人】(000000284)大阪瓦斯株式会社 (2,453)
【出願人】(000221834)東邦瓦斯株式会社 (440)