説明

ピラゾール誘導体

【課題】PDE7を選択的に阻害する作用を有し、これによって、細胞内cAMPレベルが高まり、さらにはT細胞の活性化を阻害することによって様々なアレルギー疾患、炎症・免疫疾患の予防および治療に有用であるチエノピラゾール誘導体の製造中間体の提供。
【解決手段】次式(IV):


(式中、Rは、置換されていてもよいC3〜8のアルキル基、置換されていてもよいシクロアルキル基または置換されていてもよいヘテロシクロアルキル基を表し、Rは、水素原子またはC1〜2のアルキル基を表し、Rは、水素原子を表す)
で示されるピラゾール誘導体。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
次式(IV):
【化1】

(式中、Rは、置換されていてもよいC3〜8のアルキル基、置換されていてもよいシクロアルキル基または置換されていてもよいヘテロシクロアルキル基を表し、Rは、水素原子またはC1〜2のアルキル基を表し、Rは、水素原子を表す)
で示されるピラゾール誘導体。
【請求項2】
次式(II):
【化2】

[式中、
は、置換されていてもよいC3〜8のアルキル基、置換されていてもよいシクロアルキル基または置換されていてもよいヘテロシクロアルキル基を表し、
は、水素原子または置換されていてもよいC1〜3のアルキル基を表し、
は、水素原子、置換されていてもよいC1〜3のアルキル基またはハロゲン原子を表し、
は、置換されていてもよいアリール基、置換されていてもよいヘテロアリール基、基:−CONRまたは−COを示し、
およびRは、同一または異なって、水素原子、C1〜6のアルキル基(この際この基は、ハロゲン原子、置換されていてもよいアリール基、置換されていてもよいヘテロアリール基、置換されていてもよいシクロアルキル基、置換されていてもよいヘテロシクロアルキル基、基:NRCOR、−COR、−NR10により置換されていてもよい)、置換されていてもよいシクロアルキル基、置換されていてもよいヘテロシクロアルキル基、置換されていてもよいアリール基、置換されていてもよいヘテロアリール基、またはそれらが結合している窒素原子と一緒になって環を形成している置換されていてもよいヘテロシクロアルキル基を示し、
は水素原子、置換されていてもよいC1〜3のアルキル基を示し、
は置換されていてもよいヘテロシクロアルキル基、基:OH、−OR、−NR10を示し、
およびR10は、同一または異なって、水素原子、置換されていてもよいC〜Cのアルキル基、置換されていてもよいヘテロシクロアルキル基、置換されていてもよいアシル基、基:SO、またはそれらが結合している窒素原子と一緒になって環を形成している置換されていてもよいヘテロシクロアルキル基を示す。]
で表される化合物。

【公開番号】特開2011−225604(P2011−225604A)
【公開日】平成23年11月10日(2011.11.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−158328(P2011−158328)
【出願日】平成23年7月19日(2011.7.19)
【分割の表示】特願2006−528851(P2006−528851)の分割
【原出願日】平成17年7月1日(2005.7.1)
【出願人】(307010166)第一三共株式会社 (196)