説明

ファスナーの開閉により着脱可能となる衣服

【課題】片手で容易にスライダー部を下方に移動させ、ファスナー部を開放することができ、衣服を脱衣することが可能となる画期的な衣服を提供することを目的としている。
【解決手段】スライダー部2はこのスライダー部2を移動可状態から移動不可状態とするロック機構を有し、このスライダー部2を有するファスナー部3の上限となる上止部5を衣服4の中心部若しくは中心部より左側の首元部1に設け、ファスナー部3をこの上止部5から左外側に向って傾斜状態に設け、且つこの傾斜を、ロック機構を解除した移動可能状態で、上止部5近傍の衣服4の右半部6を右手で掴み、この衣服4の右半部6を右方向に引くことでスライダー部2が下方に移動してファスナー部3が開放する傾斜に設定したファスナーの開閉により着脱可能となる衣服。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スライダー部の移動によりファスナー部が開閉し衣服の左右が分断結合することで着脱が可能となる衣服に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般的に、ファスナー部を開閉し衣服の左右を分断結合することで着脱可能となる衣服に設けられるファスナー部は、衣服の前面中心部に首元部から下方側に直線的に設けられているものが多い。
【0003】
このような衣服の場合、ファスナー部を開放するには、例えば、利き腕が右手の人であれば、右手でファスナー部のスライダー部を摘まみ、そのまま下方に移動することでファスナー部を開放することができるが、この際に左手でファスナー部の上止部近傍を掴み、この上止部近傍の衣服が一緒に下がりファスナー部が開き難くならないようにしている。
【0004】
よって、ファスナー部を設けた衣服を脱衣する際にファスナー部を下方に移動させるには、両手を使う必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、片手に物を持っていたり、けがをしていたりして片手が使えない場合は、片方の手で衣服の上止部近傍を掴んで下方に下がらないように押さえることができないので、ファスナー部のスライダー部を下方に移動させる動作を行い難い状況となる。
【0006】
そこで、本発明は、片手だけで容易にスライダー部を下方に移動させ、ファスナー部を開放することができ、衣服を脱衣することが可能となる画期的なファスナーの開閉により着脱可能となる衣服を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0008】
首元部1からスライダー部2が下方に移動することによってファスナー部3が開放し衣服4の少なくとも上半身前面が左右に分断する衣服において、前記スライダー部2はこのスライダー部2を移動可状態から移動不可状態とするロック機構を有し、このスライダー部2を有する前記ファスナー部3の上限となる上止部5を前記衣服4の中心部若しくは中心部より左側の前記首元部1に設け、前記ファスナー部3をこの上止部5から左外側に向って傾斜状態に設け、且つこの傾斜を、前記ロック機構を解除した移動可能状態で、前記上止部5近傍の前記衣服4の右半部6を右手で掴み、この衣服4の右半部6を右方向に引くことで前記スライダー部2が下方に移動して前記ファスナー部3が開放する傾斜に設定したことを特徴とするファスナーの開閉により着脱可能となる衣服に係るものである。
【0009】
また、前記上止部5を前記衣服4の中心部より左側の首元部1に設け、前記ファスナー部3の前記上止部5からの腰部7までを左外側に向って傾斜状態に設け、且つ、前記上止部5側のファスナー部3の傾斜角度が前記腰部7側のファスナー部3の傾斜角度よりも大きく前記腰部7側に行くに連れて徐々に角度が小さくなる前記衣服4の左外側に凸となる略湾曲形状に設けたことを特徴とする請求項1記載のファスナーの開閉により着脱可能となる衣服に係るものである。
【0010】
また、前記衣服4は、少なくとも上着部8とズボン部9若しくはスカート部とが一体形成しているつなぎ服若しくはワンピースに形成し、前記腰部7の下方に前記ファスナー部3の下限となる下止部10を設けたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のファスナーの開閉により着脱可能となる衣服に係るものである。
【0011】
また、前記ファスナー部3は、前記衣服4の首元部1に設けた前記上止部5から前記腰部7にかけて、前記上止部5側のほうが前記ファスナー部3の傾斜角度が大きく、下方となる前記腰部7側に行くに連れて徐々に傾斜角度が小さくなり、前記腰部7から下方となる前記下止部10にかけては、前記腰部7より上方に設けたファスナー部3とは逆に、徐々に傾斜角度が大きくなる前記衣服4の左外側に凸となる略湾曲形状に設けたことを特徴とする請求項3記載のファスナーの開閉により着脱可能となる衣服に係るものである。
【0012】
また、前記下止部10を前記ズボン部9若しくはスカート部の左太腿部11に設けたことを特徴とする請求項3,4のいずれか1項に記載のファスナーの開閉により着脱可能となる衣服に係るものである。
【発明の効果】
【0013】
本発明は上述のように構成したから、衣服を脱衣する際は、着用者が右手でスライダー部のロック機構を解除し、衣服の首元部に設けた上止部近傍の衣服の右半部を掴みながら右方向に引くだけで、容易にスライダー部が下方に移動し、ファスナー部が開放するので、一々左手で上止部近傍を押さえながらスライダー部を摘まんで下方の脱げる位置まで下げる動作をしなくて済み、例えば、片手に物を持っていたり、けがをしていたりして片手が使えない状況においても、容易にファスナー部を開放して衣服を容易に脱衣すること或いは早く脱衣することができる画期的なファスナーの開閉により着脱可能となる衣服となる。
【0014】
また、請求項2記載の発明においては、ファスナー部を衣服の左側に設け、更に、このファスナー部を左外側に凸となる略湾曲形状に設けたので、上止部をより左外側に配置することができると共に、このファスナー部全体を衣服の左側前面に収めることができるので、上止部近傍の衣服の右半部を掴んだ右手を右方向に移動する距離を長くすることができ、一度の動作でより広くファスナー部を開放することができ、しかも、スライダー部の移動動作が行い易い一層優れたファスナーの開閉により着脱可能となる衣服となる。
【0015】
また、請求項3記載の発明においては、つなぎ服やワンピースなどの着脱し難い衣服でも、腰部よりも下方にまでファスナー部を設けたので、着脱がし易い一層優れたファスナーの開閉により着脱可能となる衣服となる。
【0016】
また、請求項4記載の発明においては、ファスナー部を左外側に凸となる略湾曲形状に設けたので、上止部をより左側に設けても、ファスナー部が衣服の側面や背面にかかることがなく、ファスナー部を閉める動作を行う際にも、ファスナー部が閉め難くなることがないと共に、ファスナー部を開放する際も、スライダー部がスムーズに移動するファスナー部の開閉作業に優れたファスナーの開閉により着脱可能となる衣服となる。
【0017】
また、請求項4記載の発明においては、衣服の左右分断が太腿部まで分断するので、股下部まで衣服が開放し、臀部を容易に衣服から脱衣できるので、より容易に脱衣ができる優れたファスナーの開閉により着脱可能となる衣服となる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本実施例を示す正面図である。
【図2】本実施例の使用状態を示す説明正面図である。
【図3】本実施例の使用状態を示す説明正面図である。
【図4】本実施例のファスナー部が開放する状態を示す説明図である。
【図5】本実施例のスライダー部を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
【0020】
本発明の衣服4を脱衣する際は、スライダー部2のロックを解除し、右手で上止部5の近傍の右半部6を掴みながら右方向へ引張ることでファスナー部3の右側務歯部12が横倒状態になり、スライダー部2上方の右側務歯部12と左側務歯部13がY字状に開くことによって、スライダー部2上方の左右両側務歯部12,13がスライダー部2を下方に押下げるので、スライダー部2が摘まみ移動しなくてもこのスライダー部2を下方に移動し、ファスナー部3の上止部5側が開放状態となり、衣服4を脱衣することができる状態となるので、片手だけでファスナー部3を開放することができ、例えば、片手に物を持っていたり、けがをしていたりしていて、右手しか使えない状況においても容易に衣服4を脱衣することができることとなる。
【0021】
また、ファスナー部3の開放をスムーズに行うため、スライダー部2が容易に移動する構成としているが、スライダー部2にこのスライダー部2を移動可或いは移動不可状態とするロック機構が具備されているので、ファスナー部3の開閉動作時以外は、このロック機構をロック状態とすることで、ちょっとした動作でスライダー部2が下方に移動してファスナー部3が開放することがなくなることとなる。
【実施例】
【0022】
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
【0023】
本実施例は、例えば、半導体・フラットパネルディスプレイ関連、医療・医薬品関連或いは食品関連などの製造工場内や開発研究所内に設けられた高清浄度の維持が必要なクリーンルームで着用する衣服4としての無塵服4であって、図1に示すように、頭部を覆うフード部14と上着部8とズボン部9とが一体形成されているつなぎ服形状の無塵服4に本発明を適用した実施例である。
【0024】
また、本実施例は、スライダー部2を移動可状態と移動不可状態とに切り替え可能なロック機構を有するスライダー部2を設けたファスナー部3を無塵服4の垂直方向中心線に対して傾斜状態に設けており、この無塵服4を脱衣する際には、スライダー部2のロックを解除し、スライダー部2を移動可能な状態にして、右手で無塵服4の中心部より左側の首元部1に設けた上止部5近傍の無塵服4の右半部6、具体的には無塵服4の襟部15を掴み、そのまま右方向に引張ることでファスナー部3が開放する、片手だけで容易にファスナー部3を開放することができる無塵服4である。
【0025】
具体的には、ファスナー部3の上限となる上止部5を無塵服4の中心部より左側の首元部1に設け、ファスナー部3の下限となる下止部10を左太腿部11に設け、上止部5から下止部10にかけてのファスナー部3全体が無塵服4の左側前面に収まる配置としている。
【0026】
また、上止部5近傍がファスナー部3を開放する際の無塵服4を引張る部位となり、無塵服4を右方向に引張った際に、引張り距離が長いほうが、よりスライダー部2を下方に移動させ、ファスナー部3を広く開放することができるので、上止部5を設ける位置はできるだけ左側に設けることが望ましい。
【0027】
しかし、この上止部5を無塵服4の首元部1の左側に寄り過ぎたところに設けてしまうと、傾斜状態に設けたファスナー部3が下方で無塵服4の側面や背面に回ってしまい、例えば、この無塵服4を着用する際のファスナー部3を上げる動作の際に、ファスナー部3が背面まであると手が届き難いなど、かえって操作性が悪く、着脱し難い無塵服4となってしまう。
【0028】
従って、ファスナー部3を開閉する際にスライダー部2を摘まみ移動する場合において、スライダー部2が無塵服4の側面や背面を通過しないファスナー部3の配置とすることが望ましい。
【0029】
そこで、本実施例においては、上述したように、ファスナー部3は、上止部5は無塵服4の中心部より稍左側の首元部1に設け、この上止部5から下方に向かって左外側に傾斜状態に設け、無塵服4の腰部7をファスナー部3が通過する際に、無塵服4の腰部7側面よりやや中心部側を通過するように設け、腰部7より下方から左太腿部11に設けた下止部10までは稍中心側に傾斜状態となるように設けている。
【0030】
このようにファスナー部3の下止部10を左太腿部11に設けたので、無塵服4を脱衣する際に、ファスナー部3が腰部7の下方まで開放されるので着用者の臀部までが容易に無塵服4から離脱でき、従って、脱衣作業が非常に容易となる。
【0031】
また、本実施例のファスナー部3は、上止部5から胸部16付近と下止部10付近の傾斜角度が大きく、胸部16付近から腹部17付近にかけては徐々に傾斜角度が小さくなり、腰部7付近では略垂直に設けられた状態となる、無塵服4の左外側に凸となる略湾曲形状に設けている。
【0032】
無塵服4の中心部より左側前面に前述した左外側に凸となる略湾曲形状のファスナー部3を設けることで、図2,図3に示すように、スライダー部2のロックを解除してスライダー部2を移動可能な状態として、着用者が右手で上止部5近傍の無塵服4の右半部6を掴み、そのまま右方向に引張るだけで、容易にスライダー部2が下方に移動し、ファスナー部3が開放されることとなる。
【0033】
更に、本実施例を脱衣する場合について具体的に説明する。
【0034】
まず、無塵服4の首元部1に設けた上止部5に位置しているスライダー部2のロックを解除しスライダー部2を移動可能な状態とする。
【0035】
次に、上止部5近傍の無塵服4の右半部6を右手で掴み、掴んだままの状態で右手を右方向に引張る。
【0036】
尚、本実施例は、上止部5近傍となる無塵服4の右半部6の襟部15に指を引っ掛け係止することができるタブ部18を設けており、このタブ部18に右手の指を引っ掛けて右方向に引張っても良い構成としている。
【0037】
この上止部5近傍の無塵服4の右半部6を引張る作用により、図4に示すように、ファスナー部3の右側務歯部12が横倒状態になり、スライダー部2上方の右側務歯部12と左側務歯部13がY字状に開くことによって、スライダー部2上方の左右両側務歯部12,13がスライダー部2を下方に押下げる作用が働き、スライダー部2が胸部16と腹部17の間付近まで移動し、ファスナー部3が開放した状態となる。
【0038】
次に、ファスナー部3の開放により分断された際の無塵服4の右半部6を右手で掴み直して、掴んだままの状態で再度右方向に引張る。
【0039】
この2度目の引張り作用でスライダー部2は上述と同様な作用により、下方に押下げられて左太腿部11に設けた下止部10に到達し、ファスナー部3は全開状態となり、無塵服4を容易に脱衣できる状態となる。
【0040】
また、ファスナー部3を左外側に凸となる略湾曲形状に設けたこと、即ち、無塵服4の上方側と下方側でファスナー部3の傾斜状態をスライダー部2が容易に移動できる為の最適傾斜角度としているので、スライダー部2が移動の途中で動きが鈍くなったり、引っ掛かったりすることがなく、ファスナー部3の上止部5から下止部10までの間をスムーズに移動することができることとなる。
【0041】
また、本実施例では、ファスナー部3を被覆するファスナー被覆部19をファスナー部3の脇に設けている。
【0042】
このファスナー被覆部19は、ファスナー部3が露出状態にあることでクリーンルーム内の装置などに接触して装置などに傷を付けたりファスナー部3から発塵したりすることがないように、ファスナー部3全体を被覆するように設けている。
【0043】
また、無塵服4以外で、特に、女性が着用するワンピースタイプの場合には、ファスナー部3の露出によってファッション性が損なわれる可能性があるので、このファスナー部3を隠し、外観の見た目の良さを向上する効果もある。
【0044】
また、スライダー部2は、図5に示すように、スライダー胴体部20にスライダー引手部21を回動自在に設けた構成とし、このスライダー胴体部20の内部にスライダー部2を移動可状態と移動不可状態とに切り替え可能なロック機構を設けている。
【0045】
このロック機構は、スライダー引手部21がスイッチとなっていて、スライダー引手部21を上下方向に回動動作させることでオンオフされる機構となっている。
【0046】
具体的には、スライダー引手部21の先端側を上側に向けた状態とすることでロックが解除した状態となり、スライダー部2はわずかな力で容易にファスナー部3を移動することができ、また、スライダー引手部21の先端側を下側に向けた状態とすることでロック状態となり、スライダー部2は移動不能な状態となる。
【0047】
また、スライダー引手部21に長さ2cm〜3cm程度の引手カバー部22を被嵌し、着用者が摘まみ易いようにスライダー引手部21を大きくすると共に、スライダー引手部21とスライダー胴体部20の接触によって、スライダー部2の塗装が剥げたり、スライダー部2自体が削れたりすることによって発生するパーティクルを抑えている。
【0048】
この引手カバー部22は、シリコン樹脂で形成していて、引手カバー部22自体からのパーティクルが発生し難い素材を採用している。
【0049】
尚、引手カバー部22は、スライダー部2のスライダー胴体部20とスライダー引手部21の接触を防止し、引手カバー部22自体も発塵性が低く、その特性を発揮する素材のものであればシリコン樹脂に限らず適宜採用し得るものである。
【0050】
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
【符号の説明】
【0051】
1 首元部
2 スライダー部
3 ファスナー部
4 衣服
5 上止部
6 右半部
7 腰部
8 上着部
9 ズボン部
10 下止部
11 左太腿部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
首元部からスライダー部が下方に移動することによってファスナー部が開放し衣服の少なくとも上半身前面が左右に分断する衣服において、前記スライダー部はこのスライダー部を移動可状態から移動不可状態とするロック機構を有し、このスライダー部を有する前記ファスナー部の上限となる上止部を前記衣服の中心部若しくは中心部より左側の前記首元部に設け、前記ファスナー部をこの上止部から左外側に向って傾斜状態に設け、且つこの傾斜を、前記ロック機構を解除した移動可能状態で、前記上止部近傍の前記衣服の右半部を右手で掴み、この衣服の右半部を右方向に引くことで前記スライダー部が下方に移動して前記ファスナー部が開放する傾斜に設定したことを特徴とするファスナーの開閉により着脱可能となる衣服。
【請求項2】
前記上止部を前記衣服の中心部より左側の首元部に設け、前記ファスナー部の前記上止部からの腰部までを左外側に向って傾斜状態に設け、且つ、前記上止部側のファスナー部の傾斜角度が前記腰部側のファスナー部の傾斜角度よりも大きく前記腰部側に行くに連れて徐々に角度が小さくなる前記衣服の左外側に凸となる略湾曲形状に設けたことを特徴とする請求項1記載のファスナーの開閉により着脱可能となる衣服。
【請求項3】
前記衣服は、少なくとも上着部とズボン部若しくはスカート部とが一体形成しているつなぎ服若しくはワンピースに形成し、前記腰部の下方に前記ファスナー部の下限となる下止部を設けたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のファスナーの開閉により着脱可能となる衣服。
【請求項4】
前記ファスナー部は、前記衣服の首元部に設けた前記上止部から前記腰部にかけて、前記上止部側のほうが前記ファスナー部の傾斜角度が大きく、下方となる前記腰部側に行くに連れて徐々に傾斜角度が小さくなり、前記腰部から下方となる前記下止部にかけては、前記腰部より上方に設けたファスナー部とは逆に、徐々に傾斜角度が大きくなる前記衣服の左外側に凸となる略湾曲形状に設けたことを特徴とする請求項3記載のファスナーの開閉により着脱可能となる衣服。
【請求項5】
前記下止部を前記ズボン部若しくはスカート部の左太腿部に設けたことを特徴とする請求項3,4のいずれか1項に記載のファスナーの開閉により着脱可能となる衣服。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−84840(P2011−84840A)
【公開日】平成23年4月28日(2011.4.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−238693(P2009−238693)
【出願日】平成21年10月15日(2009.10.15)
【出願人】(391023758)オンヨネ株式会社 (7)
【出願人】(000219967)東京エレクトロン株式会社 (5,184)
【Fターム(参考)】