説明

プリンタ代替印字データ表示器およびプリンタ代替印字データ表示方法

【課題】行単位の印字を行っているプリンタの仕様によらず、印字データを画面表示に容易に変更することのできるプリンタ代替印字データ表示器を得る。
【解決手段】パラレルインタフェース(21)、シリアルインタフェース(22)、およびLANインタフェース(23)のうちの2つ以上のインタフェースを有するように構成されたインタフェース群に含まれるいずれかのインタフェースを介して印字データを受け取るインタフェース処理部(11)と、表示データを表示する表示部(13)と、インタフェース処理部で受け取った印字データのプリンタ言語を解析して表示データに変換し、変換した表示データを表示部に表示させる印字データ解析変換部(12)とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業指示などを行単位で印字するシリアルプリンタやラインプリンタ等に代わり、印字内容を画面に表示するプリンタ代替印字データ表示器およびプリンタ代替印字データ表示方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の印刷装置として、ユーザの期待に反した印刷結果となることを防ぎ、無駄な印刷を抑制するものがある(例えば、特許文献1参照)。このような従来技術では、印刷装置から得られる印刷結果そのものを印刷する前に、ホストコンピュータ上でユーザによる確認を得てから印刷するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平7−40608号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。
省資源を理由にペーパーレス化でプリンタから画面表示に変更する際には、計算機のアプリケーションやドライバソフトウェアのような付随するソフトウェア、あるいはインタフェース用の接続ケーブルも含めたハードウェアの変更が必要であり、その分の費用が必要である。また、ソフトウェアの変更に伴い、不具合を内在させるリスクがあった。
【0005】
また、生産ライン等で用いられるデータプリンタとしては、行単位での印字が行われるものがある。例えば、ある製品の組立生産ラインにおける適用例としては、次に流れてくる製品の組立に必要とされる複数の部品のデータが行単位で印字され、その印字データに基づいて、前段取りとして、必要な部品を収集してから、生産ラインに流すことが考えられる。
【0006】
このような製造現場では、行単位に印字するシリアルプリンタあるいはラインプリンタ等が用いられている。しかしながら、このようなプリンタを画面表示方式に変更するためには、メーカーや機種に応じて、拡大文字あるいはバーコードなどの通信仕様が異なり、対象となるプリンタに応じてハードウェア、ソフトウェアの変更が必要であった。
【0007】
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたものであり、行単位の印字を行っているプリンタの仕様によらず、印字データを画面表示に容易に変更することのできるプリンタ代替印字データ表示器およびプリンタ代替印字データ表示方法を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係るプリンタ代替印字データ表示器は、パラレルインタフェース、シリアルインタフェース、およびLANインタフェースのうちの2つ以上のインタフェースを有するように構成されたインタフェース群に含まれるいずれかのインタフェースを介して印字データを受け取るインタフェース処理部と、表示データを表示する表示部と、インタフェース処理部で受け取った印字データのプリンタ言語を解析して表示データに変換し、変換した表示データを表示部に表示させる印字データ解析変換部とを備えるものである。
【0009】
また、本発明に係るプリンタ代替印字データ表示方法は、パラレルインタフェース、シリアルインタフェース、およびLANインタフェースのうちの2つ以上のインタフェースを有するように構成されたインタフェース群に含まれるいずれかのインタフェースを介して印字データを受け取るインタフェース処理ステップと、インタフェース処理ステップで受け取った印字データのプリンタ言語を解析して表示データに変換する印字データ解析変換ステップと、印字データ解析変換ステップにより変換された表示データに対して、行単位および印字単位で表示データ内容をチェックするためのチェック欄を付加したチェック管理用表示データを生成して表示部に表示させる表示ステップと、表示部に表示されたチェック管理用表示データに対して、行単位あるいは印字単位による表示内容の確認に伴ってチェック付けを行うための入力を読み込むチェック付け入力ステップと、チェック付け入力ステップによる入力に応じて、チェック欄にチェック付け表示を行う表示管理ステップとを備えるものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係るプリンタ代替印字データ表示器およびプリンタ代替印字データ表示方法によれば、異なるインタフェースに応じて印字データを受信し、受信した印字データのプリンタ言語を解析して表示データに変換して画面表示させる機能を備えることにより、行単位の印字を行っているプリンタの仕様によらず、印字データを画面表示に容易に変更することのできるプリンタ代替印字データ表示器およびプリンタ代替印字データ表示方法を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の実施の形態1におけるプリンタ代替印字データ表示器を含む印字システムの全体構成図である。
【図2】本発明の実施の形態1におけるプリンタ代替印字データ表示器の、種々の通信仕様に応じた接続例を示した図である。
【図3】本発明の実施の形態2におけるプリンタ代替印字データ表示器を含む印字システムの全体構成図である。
【図4】本発明の実施の形態3におけるプリンタ代替印字データ表示器を含む印字システムの全体構成図である。
【図5】本発明の実施の形態3におけるプリンタ代替印字データ表示器による具体的な画面表示例を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明のプリンタ代替印字データ表示器およびプリンタ代替印字データ表示方法の好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
【0013】
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1におけるプリンタ代替印字データ表示器を含む印字システムの全体構成図である。図1に示すプリンタ代替印字データ表示器10は、インタフェース処理部11、印字データ解析変換部12、表示部13、表示データ記録部14、タッチパネル15a、およびマウス15bを備えて構成されている。
【0014】
さらに、図1に示すプリンタ代替印字データ表示器10は、インタフェース処理部11に接続されている各種インタフェースとして、パラレルインタフェース21、シリアルインタフェース22、およびLANインタフェース23を備えている。また、表示部13には、画面上のポインタを操作するために、タッチパネル15a、およびマウス15bが接続されている。
【0015】
なお、図1に示したプリンタ代替印字データ表示器10は、パラレルインタフェース21およびパラレルケーブル1を介して、計算機30に設けられたパラレルインタフェース31と接続されている場合を例示している。
【0016】
次に、プリンタ代替印字データ表示器10に含まれる各機能について、図1の接続例に基づいて説明する。
インタフェース処理部11は、計算機30から出力される印字データを、シリアルプリンタまたはラインプリンタ等の代わりに、パラレルケーブル1およびパラレルインタフェース21を介して受け取る機能を有している。
【0017】
印字データ解析変換部12は、インタフェース処理部11で受け取った印字データのプリンタ言語を解析して、表示データに変換する機能、および変換した表示データを、表示部13に表示させる機能を有している。表示データ記録部14は、表示部13に表示する表示データを保管する機能を有している。また、タッチパネル15aおよびマウス15bは、行単位で表示部13上に表示されたデータの一部または全部を指し示す入力手段としての機能を有している。
【0018】
このような構成を有することで、本実施の形態1におけるプリンタ代替印字データ表示器10は、計算機30から通常はプリンタに対して出力される、行単位で印字するためのパラレルデータをそのまま受け取り、画面表示を行うことができる。すなわち、プリンタ代替印字データ表示器10は、シリアルプリンタやラベルプリンタ等と同等の動作を模擬し、必要なデータを画面表示することを可能としている。
【0019】
なお、本実施の形態1におけるプリンタ代替印字データ表示器10は、印字データを受け取るインタフェースとして、計算機30の通信仕様に応じて、パラレルインタフェース21とともに、シリアルインタフェース22、およびLANインタフェース23を備えている。
【0020】
図2は、本発明の実施の形態1におけるプリンタ代替印字データ表示器10の、種々の通信仕様に応じた接続例を示した図である。図2(a)は、計算機30から出力されるパラレルデータをプリンタ110に印字する代わりに、プリンタ代替印字データ表示器10に表示させる際の接続例を示している。従来は、プリンタ110に設けられたパラレルインタフェース121と、計算機30に設けられたパラレルインタフェース31を、パラレルケーブル1を介して接続していた。
【0021】
このようなパラレルデータを用いた印字システムにおけるプリンタ110の代替としてプリンタ代替印字データ表示器10を適用する場合には、パラレルケーブル1を、プリンタ代替印字データ表示器10に設けられたパラレルインタフェース21に接続すればよい。
【0022】
また、図2(b)は、計算機30から出力されるシリアルデータをプリンタ110に印字する代わりに、プリンタ代替印字データ表示器10に表示させる際の接続例を示している。従来は、プリンタ110に設けられたシリアルインタフェース122と、計算機30に設けられたシリアルインタフェース32を、シリアルケーブル2を介して接続していた。
【0023】
このようなシリアルデータを用いた印字システムにおけるプリンタ110の代替としてプリンタ代替印字データ表示器10を適用する場合には、シリアルケーブル2を、プリンタ代替印字データ表示器10に設けられたシリアルインタフェース22に接続すればよい。
【0024】
また、図2(c)は、計算機30から出力されるLANデータをプリンタ110に印字する代わりに、プリンタ代替印字データ表示器10に表示させる際の接続例を示している。従来は、プリンタ110に設けられたLANインタフェース123と、計算機30に設けられたLANインタフェース33を、LANケーブル3およびHUBなどのLAN機器4を介して接続していた。
【0025】
このようなLANデータを用いた印字システムにおけるプリンタ110の代替としてプリンタ代替印字データ表示器10を適用する場合には、LAN機器4と接続されたLANケーブル3を、プリンタ代替印字データ表示器10に設けられたLANインタフェース23に接続すればよい。
【0026】
このように、本発明に係るプリンタ代替印字データ表示器10は、計算機30に対してプリンタ110と同様の動作を行うため、計算機30のソフトウェアやドライバの変更が不要となる。さらに、本発明に係るプリンタ代替印字データ表示器10は、パラレル通信、シリアル通信、LAN通信のいずれの通信仕様に対しても、接続可能な機能を備えており、通信仕様によらず、プリンタで行っていた印字データを、画面表示に容易に変更することができる。
【0027】
なお、印字データ解析変換部12は、変換した表示データを、表示データ記録部14に保管させておくことができる。この結果、プリンタ代替印字データ表示器10の電源OFFからの電源復帰時に、これまでに表示したデータを再度表示することができる。
【0028】
さらに、タッチパネル15aまたはマウス15bからの入力により、表示部13に表示されるデータの一部または全部を指し示すことができるとともに、過去の表示データの呼び出しや、削除を行うこともできる。このような操作性を備えることで、行単位の印字を行うプリンタを用いていた生産ラインにおいて、従来のプリンタから、本発明のプリンタ代替印字データ表示器10に容易に切り換えることが可能となる。
【0029】
以上のように、実施の形態1によれば、種々の通信仕様に対しても、従来のプリンタに接続されていたケーブルをそのまま流用して、適切なインタフェースに接続するだけで、ハードウェア、ソフトウェアの変更なしに、印字データを画面表示に容易に変更することのできるプリンタ代替印字データ表示器を実現できる。
【0030】
実施の形態2.
図3は、本発明の実施の形態2におけるプリンタ代替印字データ表示器を含む印字システムの全体構成図である。図3に示すプリンタ代替印字データ表示器10は、インタフェース処理部11、印字データ解析変換部12、表示部13、表示データ記録部14、タッチパネル15a、マウス15b、変換ルール記憶部16、対応メーカー切替スイッチ17、および対応メーカー切替画面表示処理部18を備えて構成されている。
【0031】
さらに、図3に示すプリンタ代替印字データ表示器10は、インタフェース処理部11に接続されている各種インタフェースとして、パラレルインタフェース21、シリアルインタフェース22、およびLANインタフェース23を備えている。また、表示部13には、画面上のポインタを操作するために、タッチパネル15a、およびマウス15bが接続されている。
【0032】
先の実施の形態1における図1の構成と比較すると、本実施の形態2における図3の構成は、変換ルール記憶部16、対応メーカー切替スイッチ17、および対応メーカー切替画面表示処理部18をさらに備えている点が異なっている。そこで、これらの相違点を中心に、本実施の形態2に係るプリンタ代替印字データ表示器10について説明する。
【0033】
先の実施の形態1では、印字データ解析変換部12により印字データのプリンタ言語を解析して表示データに変換する場合について説明した。これに対して、本実施の形態2におけるプリンタ代替印字データ表示器10は、図3に示すように、変換ルールを記憶する変換ルール記憶部16を備えている。このような変換ルール記憶部16を備えることで、拡張コマンドなど、プリンタメーカーごとに異なるプリンタ言語の変換が可能となる。
【0034】
また、対応メーカー切替スイッチ17、または対応メーカー切替画面表示処理部18は、表示部13に対して、対応メーカーの選択を行うための選択画面表示を行わせる機能を有している。このような機能を備えることで、対応メーカーに応じた適切な選択切替処理を、表示部13に表示された対応メーカー切替画面と、タッチパネル15aまたはマウス15bからの入力とに基づいて、容易に実現できる。
【0035】
以上のように、実施の形態2によれば、先の実施の形態1の効果に加え、対応メーカーに応じたプリンタ言語の切替を容易に行うことができる機能を兼ね備えたプリンタ代替印字データ表示器を実現できる。
【0036】
実施の形態3.
図4は、本発明の実施の形態3におけるプリンタ代替印字データ表示器を含む印字システムの全体構成図である。図4に示すプリンタ代替印字データ表示器10は、インタフェース処理部11、印字データ解析変換部12、表示部13、表示データ記録部14、タッチパネル15a、マウス15b、変換ルール記憶部16、対応メーカー切替スイッチ17、対応メーカー切替画面表示処理部18、およびデータ管理部19を備えて構成されている。
【0037】
さらに、図4に示すプリンタ代替印字データ表示器10は、インタフェース処理部11に接続されている各種インタフェースとして、パラレルインタフェース21、シリアルインタフェース22、およびLANインタフェース23を備えている。また、表示部13には、画面上のポインタを操作するために、タッチパネル15a、およびマウス15bが接続されている。
【0038】
先の実施の形態2における図3の構成と比較すると、本実施の形態3における図4の構成は、データ管理部19をさらに備えている点が異なっている。そこで、この相違点を中心に、本実施の形態3に係るプリンタ代替印字データ表示器10について説明する。
【0039】
先の実施の形態1、2では、データの表示方法について説明した。これに対して、本実施の形態2では、データ管理部19により、表示データを管理することができ、その具体的な方法について説明する。
【0040】
図5は、本発明の実施の形態3におけるプリンタ代替印字データ表示器による具体的な画面表示例を示した図である。本実施の形態3におけるデータ管理部19は、インタフェース処理部11で受け取った印字データを、行単位または印字単位で管理し、印字データ解析変換部12で変換された表示データと印字データとの管理単位を、例えば図5に示すように紐付けて、その単位で表示部13に表示させることができる。
【0041】
さらに、データ管理部19は、図5に示した表示画面において、タッチパネル15aやマウス15bからの入力に基づいて、行単位または印字単位で印(チェック)付けできる機能を有している。具体的には、行単位チェック欄13aのように、表示された行単位ごとに、チェックマークを入力する欄を設けることができる。同様に、印字単位チェック欄13bのように、表示された印字単位ごとに、チェックマークを入力する欄を設けることができる。
【0042】
また、データ管理部19は、このような印(チェック)付けと連動して、文字列を表示している表示行13cの文字色変えや、背景色変えを行うこともできる。この結果、使用者は、表示データの内容を見たか否か、または、そのデータが作業指示だった場合には、その作業が完了したか否かを、ペーパーレスで容易に目視確認できるとともに、記録させておくことができる。
【0043】
以上のように、実施の形態3によれば、先の実施の形態1、2の効果に加え、表示内容のチェックをペーパーレスで容易に行うことができる機能を兼ね備えたプリンタ代替印字データ表示器を実現できる。
【0044】
なお、図4に示した構成は、先の実施の形態2に対応する図3の構成に対してデータ管理部19を付加したものに相当するが、先の実施の形態1に対応する図1の構成に対してデータ管理部19を付加することも可能である。
【0045】
また、実施の形態2では、対応メーカー切替画面表示処理部18を独立して有する構成を説明したが、対応メーカー切替画面表示処理部18の機能を印字データ解析変換部12に持たせることも可能である。
【0046】
同様に、実施の形態3では、データ管理部19を独立して有する構成を説明したが、データ管理部19の機能を印字データ解析変換部12に持たせることも可能である。
【0047】
また、上述した実施の形態1〜3では、パラレルインタフェース21、シリアルインタフェース22、およびLANインタフェース23を全て備えている場合について説明したが、本発明は、このような構成に限定されるものではない。必ずしも3つ全てのインタフェース全てを備えていなくても、これらのインタフェースのうち、2つのインタフェースを有するようにインタフェース群を構成することも可能である。
【符号の説明】
【0048】
1 パラレルケーブル、2 シリアルケーブル、3 LANケーブル、4 LAN機器、10 プリンタ代替印字データ表示器、11 インタフェース処理部、12 印字データ解析変換部、13 表示部、14 表示データ記録部、15a タッチパネル(入力手段)、15b マウス(入力手段)、16 変換ルール記憶部、17 対応メーカー切替スイッチ、18 対応メーカー切替画面表示処理部、19 データ管理部、21 パラレルインタフェース、22 シリアルインタフェース、23 LANインタフェース。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
パラレルインタフェース、シリアルインタフェース、およびLANインタフェースのうちの2つ以上のインタフェースを有するように構成されたインタフェース群に含まれるいずれかのインタフェースを介して印字データを受け取るインタフェース処理部と、
表示データを表示する表示部と、
前記インタフェース処理部で受け取った前記印字データのプリンタ言語を解析して表示データに変換し、変換した前記表示データを前記表示部に表示させる印字データ解析変換部と
を備えることを特徴とするプリンタ代替印字データ表示器。
【請求項2】
請求項1に記載のプリンタ代替印字データ表示器において、
前記印字データに対応するプリンタメーカーの識別情報を切替入力するスイッチと、
プリンタメーカー独自のコマンドに対応する印字データを表示データに変換するための変換ルールをあらかじめ記憶する記憶部と
をさらに備え、
前記印字データ解析変換部は、前記スイッチからの前記切替入力に応じて、前記記憶部から前記変換ルールを読み出し、前記変換ルールに基づいて前記印字データのプリンタ言語を解析して前記表示データに変換する
ことを特徴とするプリンタ代替印字データ表示器。
【請求項3】
請求項1または2に記載のプリンタ代替印字データ表示器において、
前記表示部に表示されたデータに対して、行単位あるいは印字単位による表示内容の確認に伴ってチェック付けを行うための入力手段をさらに備え、
前記印字データ解析変換部は、変換した前記表示データに対して、行単位および印字単位で表示データ内容をチェックするためのチェック欄を付加したチェック管理用表示データを生成して前記表示部に表示させ、前記チェック管理用表示データに対する前記入力手段からのチェック付け入力に応じて、前記チェック欄にチェック付け表示を行う
ことを特徴とするプリンタ代替印字データ表示器。
【請求項4】
パラレルインタフェース、シリアルインタフェース、およびLANインタフェースのうちの2つ以上のインタフェースを有するように構成されたインタフェース群に含まれるいずれかのインタフェースを介して印字データを受け取るインタフェース処理ステップと、
前記インタフェース処理ステップで受け取った前記印字データのプリンタ言語を解析して表示データに変換する印字データ解析変換ステップと、
前記印字データ解析変換ステップにより変換された前記表示データに対して、行単位および印字単位で表示データ内容をチェックするためのチェック欄を付加したチェック管理用表示データを生成して表示部に表示させる表示ステップと、
前記表示部に表示された前記チェック管理用表示データに対して、行単位あるいは印字単位による表示内容の確認に伴ってチェック付けを行うための入力を読み込むチェック付け入力ステップと、
前記チェック付け入力ステップによる入力に応じて、前記チェック欄にチェック付け表示を行う表示管理ステップと
を備えることを特徴とするプリンタ代替印字データ表示方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate


【公開番号】特開2013−20369(P2013−20369A)
【公開日】平成25年1月31日(2013.1.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−152071(P2011−152071)
【出願日】平成23年7月8日(2011.7.8)
【出願人】(501137636)東芝三菱電機産業システム株式会社 (904)
【Fターム(参考)】