説明

プールの集水桝構造

【課題】吸水管の開口から離れた部分で人体の吸い込みを阻止すると共に、簡単に多重的に安全対策を施すことができるプールの集水桝構造を提供する。
【解決手段】本発明は、プールの内面1に凹設した集水桝2の開口21をプール内面1と略面一となるように多孔蓋3で閉塞すると共に、集水桝2内に吸水管4が連通接続されてなる集水桝構造である。水の流通を許容するが人体の通過は阻止する単数又は複数の構造部材5が、多孔蓋3により閉塞された集水桝2内に収容配置されて成るものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プールの集水桝構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来からプールには、内面の一部を凹設した集水桝が設置されている。この集水桝は、プールの内面と略面一状となるように多孔蓋でその開口が閉塞されており、集水桝内にはプールに貯溜された水を循環したり或いは排水したり等するための吸水管が連通接続されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
ところで、通常、集水桝の開口を閉塞する多孔蓋は、プールの内面の一部にボルト・ナット等によって固定されており、簡単には取り外すことができないようになっている。しかし、プールを長年使用していると、ボルト・ナットが不意にはずれてしまったり、ボルト・ナットが腐食してしまったりして、予期せず多孔蓋が外れてしまうこともあり得る。仮に多孔蓋が外れてしまうと、吸水管に流れ込む水の力は相当大きいため、吸水管内に子供が吸い込まれたりする等、事故に繋がりかねない。
【0004】
そこで特許文献1に示されたものは、集水桝内に臨む吸水管の開口をメッシュ部材にて固定的に閉塞することで、仮に多孔蓋が外れてしまった場合であっても、吸水管の開口を塞ぐメッシュ部材で子供等が吸水管内へ吸い込まれるのを防止しようとするものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平10−8751号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
確かに上記のような構成によれば、吸水管の開口がメッシュ部材で閉塞されているため、仮に集水桝の多孔蓋が外れた場合であっても、配管内へ人が吸い込まれること自体は防ぐことができる。
【0007】
ところがこのものは、吸水管内へ人が入ってしまうのを配管の開口部分に蓋をすることにより防ぐものに過ぎないため、吸水管からの吸込み力が強い場合には、子供等力の弱い者は引き込まれてしまうという危険がある。特に、特許文献1の集水桝の内部は、何も設けられていない空所となっており、そのスペースは子供が入り込めてしまう程の大きさであることがほとんどである。このため、ひとたび子供等が集水桝内部に入り込んでしまうと吸水管に引き込まれる可能性が高く、その結果、事故に繋がるおそれがあった。このため安全対策としては未だ改善の余地があった。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、吸水管の開口から離れた部分で人体の吸い込みを阻止すると共に、簡単に多重的に安全対策を施すことができるプールの集水桝構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために本発明のプールの集水桝構造は以下の構成を有する。
【0010】
すなわち、本発明は、プールの内面1に凹設した集水桝2の開口21をプール内面1と略面一となるように多孔蓋3で閉塞すると共に、集水桝2内に吸水管4が連通接続されてなる集水桝構造である。水の流通を許容するが人体の通過は阻止する単数又は複数の構造部材5が、多孔蓋3により閉塞された集水桝2内に収容配置されて成るものである。
【0011】
構造部材5が集水桝2内に配設されると、少なくとも構造部材5と多孔蓋3とで吸水管4に人体が吸い込まれるのを防止する。このとき、構造部材5を介した水の流れが生じるが、構造部材5は吸水管4の開口から離れた位置で人体の吸い込みを防止するので、構造部材5近傍では引き込む力は弱くなる。さらに、構造部材5を集水桝2内に配置するだけで追加的に安全対策が可能であるため、既存のプールに対しても簡単に多重的に安全対策を施すことができる。さらに、本発明は、構造部材5を集水桝2内に配置する構成であるため、従来のような吸水管4の開口部分の安全対策と併用することも可能であり、より一層安全を考慮したものとすることが可能となる。
【0012】
また、本発明の構造部材5は、集水桝2の開口21側から見て集水桝2の略全面に亙って敷き詰められているのが好ましい。
【0013】
構造部材5が集水桝2の略全面に亙って敷き詰められていると、集水桝2内に人が入り込んでしまうことを防止できる。
【0014】
また、本発明の構造部材5は、前記多孔蓋3と略平行に配置された多孔板9を有しているのが好ましい。
【0015】
構造部材5が多孔蓋3と略平行に配置された多孔板9を有していると、仮に多孔蓋3が外れてしまった場合であっても、身体全体の通過を防ぐだけでなく身体の一部の通過をも防ぐことができる。
【発明の効果】
【0016】
本願発明によれば、吸水管の開口から離れた部分で人体の吸い込みを阻止すると共に、簡単に多重的に安全対策を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の一実施形態を説明するための図であり(a)は多孔蓋を省略した上面図であり(b)は側断面図である。
【図2】同上の他の方向から見た断面図である。
【図3】本実施形態の他の集水桝であり(a)は側断面図であり(b)は多孔蓋を省略した上面図である。
【図4】本実施形態のさらに他の集水桝であり(a)は多孔蓋を省略した上面図であり(b)は側断面図である。
【図5】本実施形態の側面に設けられた集水桝であり(a)は構造部材を省略した側断面図であり(b)は多孔蓋を省略した集水桝を正面から見た図であり(c)は集水桝内を上から見た図である。
【図6】本実施形態の構造部材を説明するための図であり(a)は上面図であり(b)は側面図であり(c)は正面図である。
【図7】本実施形態の他の構造部材を説明するための図であり(a)は上面図であり(b)は正面図である。
【図8】他の実施形態の構造部材を説明するための図であり(a)は上面図であり(b)は側面図であり(c)は正面図である。
【図9】同上の他の構造部材を説明するための図であり(a)は上面図であり(b)は正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の実施形態について添付図面に基づいて説明する。
【0019】
本実施形態のプールはいわゆる流水プールである。この流水プールは、流路11が環状に形成されており、プール内に貯溜された水が一方向に流れるようになっている。プール内の水は、プール内と連通する吸水管4を介してポンプ等の送水手段によりプール外部に取り出され、流水プール内のゴミ等を濾過して浄化する浄化装置(図示せず)を介して再び噴出口(図示せず)からプール内部に噴出される。この噴出口は、プール内面1に沿うように開口が臨ませてあり、一方向への水の流れを生じさせる。この吸水管4及び噴出口は、流水プールの流路11の長さに応じて適宜設けられている。なお、図1や図4等に示された符号Lは、水面を表している。
【0020】
吸水管4は、図1や図5等に示されるように、プールの内面1に形成された集水桝2の内面に連通接続されている。本実施形態の集水桝2には、プールの底面に設けられたものと、プールの側面に設けられたものとがある。
【0021】
図1〜4に示される集水桝2は、プールの底面に凹設された直方体状の凹部であり、上方が開口している。本実施形態の流水プールにはプール底面に設けられた集水桝2が複数箇所に設けられており、それぞれの集水桝2は、平面視における短辺が略同じ長さであり、また深さもそれぞれが略同じ長さであるが、長手方向(流路11に沿った方向)の長さが異なっている。
【0022】
図5に示される集水桝2は、プールの側面に凹設された直方体状の凹部であり、側方が開口している。
【0023】
これら各種の集水桝2の開口21には多孔蓋3が設けられている。この多孔蓋3は、プール底面又は側面(すなわち、プールの内面1)と略面一状となるように、ボルト・ナットを用いた固定手段31によりプール内面1に固定されている。本実施形態の多孔蓋3は、パンチングシート3aにて構成されており、集水桝2の開口に設置されてもその孔により集水桝2内とプールの流路11内とを連通する。
【0024】
集水桝2内には、図1等に示されるように、地中を通る吸水管4の開口端部が集水桝2内に臨むように連通接続されている。この吸水管4の開口には吸い込み防止用の柵7が取り付けられている。この柵7は、図2に示されるように、金属製の棒状部材71を一定の間隔で離間させて配置されており、吸水管4の開口端面と溶接により固着一体化されている。なお、図1〜4に示された吸水管4は、集水桝2の側面に連通接続されており、図5に示された吸水管4は、集水桝2の奥面(側方に位置する底面)に連通接続されている。
【0025】
このような構成の集水桝2には、単数又は複数の構造部材5が隣接配置されている。本実施形態の構造部材5は、図1〜4,6のような底用構造部材50と、図5,7のような側用構造部材60とがある。これら構造部材5はいずれも、水の流通を許容するが人体の通過は阻止するようになっている。
【0026】
底用構造部材50は、耐腐食性の金属製の材料により形成されており、図6に示されるように、4隅部に設けられた脚部51と、この脚部51の上端に設けられた上枠部52とを有している。また、これらは溶接等により一体化されている。上枠部52には、矩形枠53の長手方向に並ぶように一定の間隔で並設され且つ短辺と略平行な複数のリブ部54が固設されている。上枠部52の上面には多孔板9がねじ等の固着具を介して固着されており、この多孔板9は各リブ部54の上端に当接している。この多孔板9は、金属薄板の略全面に亘って小孔が穿設されたものであり、人体の通過を阻止する面(以下、阻止面8という)を構成している。本実施形態では、多孔板9としてパンチングシートを用いているが、例えばエキスパンドメタルを用いることも可能である。
【0027】
またこの底用構造部材50の高さは、図1等に示されるように、集水桝2の深さよりも小さくなっており、集水桝2を多孔蓋3で閉塞した状態で集水桝2内に収容できるような寸法となっている。集水桝2内に底用構造部材50を配置すると、底用構造部材50は、多孔蓋3の下方に位置し、多孔板9と多孔蓋3とは近接して対向し且つ略平行となる。
【0028】
このような構成の底用構造部材50は、集水桝2の長手方向に並ぶように隣接配置される。平面視において、集水桝2の長辺に沿って底用構造部材50の短辺が並ぶように集水桝2内に底用構造部材50が敷き詰められており、集水桝2の内側面と底用構造部材50の外側面との間の隙間には、人が入り込めないようになっている。また、隣接配置された底用構造部材50間の隙間も同様に、人が入り込めないような間隔とされている。なお、集水桝2内に収納配置される構造部材5の数量は、図1に示される集水桝2では9個であり、図3及び図4では3個となっている。
【0029】
側用構造部材60も、底用構造部材50と同様に、耐腐食性の金属製の材料により形成されている。図7に示されるように、矩形状の本体枠部61には多孔板9が固着具を介して固着されており、この多孔板9が人体(身体)の通過を阻止する阻止面8を構成している。本実施形態では、多孔板9としてパンチングシートを用いているが、例えばエキスパンドメタルを用いることも可能である。
【0030】
側用構造部材60の本体枠部61の外周面には、ボルト挿通孔64が穿設されており、そのボルト挿通孔64の開口と中心同士を略一致させてナット65が溶接されている。そして、そのナット65には長尺のボルト66が螺合されている。側用構造部材60を集水桝2の内部に保持させるためには、図5に示されるように、このボルト66を螺進させ、各ボルト66先端で集水桝2の内周面を押圧させてその位置を保持する。つまり、ボルト挿通孔64及びナット65及びボルト66が、側用構造部材60を集水桝2の内部に保持させるための保持手段67を構成している。
【0031】
またこの側用構造部材60の奥行き方向の長さは、図5(c)に示されるように、集水桝2の深さよりも小さくなっており、集水桝2を多孔蓋3で閉塞した状態で集水桝2内に収容できるような寸法となっている。集水桝2内に側用構造部材60を配置すると、側用構造部材60は、多孔板9と多孔蓋3とが対向し且つ略平行となる。
【0032】
このような構成の側用構造部材60は、集水桝2内に単数で配置される。集水桝2の内側面と側用構造部材60の外側面との間の隙間は、人が入り込めない大きさとなっている。
【0033】
このようにいずれの構造部材5においても、構造部材5が吸水管4の開口を覆うように配置され、特に、阻止面8が吸水管4の開口を覆うようになっている。
【0034】
以上のように構造部材5が集水桝2内に配設されると、吸水管4の開口に設けられた柵7と、構造部材5と、多孔蓋3とで3重に安全対策を行なうことができる。このとき、構造部材5を介して吸水管4による水の流れが依然生じるが、構造部材5は吸水管4の開口から離れた位置で人体の吸い込みを防止するので、吸水管4の開口近傍と比較して、構造部材5近傍では引き込む力は弱くなる。つまり、吸水管4の開口に設けられた柵7だけの安全対策よりも一層安全なものとすることができる。
【0035】
さらに、構造部材5を集水桝2内に配置するだけで追加的に安全対策が可能であるため、既存のプールに対しても簡単に多重的に安全対策を施すことができる。特に、底用構造部材50は、一定の大きさのものを複数隣接配置する構成となっているため、本実施形態のように多種の集水桝2に対しても、その個数を増減するだけで対応することができる。つまり構造部材5を大量生産すれば、数量の管理も容易となり、コスト削減や在庫管理にも有利となる。
【0036】
さらに本実施形態の底面における構造部材5は、集水桝2の略全面に亘って敷き詰められていると共に、その上面が多孔蓋3と近接対向するほどの高さを有しているため、子供等が集水桝2内に入ろうとしても侵入することができないようになっている。このため、集水桝2内に子供等が入り込んでしまうことも防止できる。
【0037】
その上、本実施形態の底用構造部材50の上面は多孔蓋3と近接対向しているため、仮に多孔蓋3が外れたとしても多孔蓋3は、構造部材5の上面に当接し支持される。つまり、多孔蓋3が集水桝2内に落ち込むことも防止でき、この点においても安全上利点を有する。
【0038】
また、構造部材5が多孔蓋3と略平行に配置された多孔板9を有していると、仮に多孔蓋3が外れてしまった場合であっても、身体全体の通過を防ぐだけでなく、足などの身体の一部分の通過をも防ぐことができる。これにより、多孔蓋3が外れた場合に、例えば、足が集水桝2内に落ち込んで、身長の低い人が溺れてしまうのを防ぐことができる。
【0039】
次に、他の実施形態について図8,9に基づいて説明する。なお本実施形態は、図1〜7に示す実施形態と大部分において同じであり、上述した実施形態とは構造部材の構成が異なっている。以下、上述の実施形態とは異なる点を中心にして説明する。
【0040】
本実施形態の底用構造部材50は、図8に示されるように、上枠部52に矩形枠53の長手方向に並ぶように一定の間隔で並設され且つ短辺と略平行な複数のリブ部54が固設されており、矩形枠53の短辺の略中央同士を結び且つ複数のリブ部54の上端に当接する中枠部55が固設されている。この矩形枠53とリブ部54と中枠部55はそれぞれ溶接されている。本実施形態における上枠部52の矩形枠53とリブ部54と中枠部55とで区画された領域は、10cm×10cmよりも小さくなるように形成されており、人体の通過を阻止するような間隔となっている。つまり、本実施形態の底用構造部材50においては、水平な上面が阻止面8を構成している。さらに、底用構造部材50の中枠部55は、丸棒から構成されており、上記のように矩形枠53の内部の領域を小領域に区画させるほか、底用構造部材50を持ち運び容易とさせる把持部56を兼ねている。
【0041】
側用構造部材60は、図9に示されるように、矩形状の本体枠部61の短辺と平行な複数の中枠部62が長手方向に並ぶように設けられている。側用構造部材60の側面(図9(b)の紙面表面側の面)は、本体枠部61と中枠部62とで区画される領域が人体の通過を阻止するような小領域となっており、この側面が阻止面8を構成している。さらに、この中枠部62は、丸棒で形成されており、側用構造部材60を持ち運び容易とさせる把持部63も兼ねる。
【0042】
なお、底用構造部材及び側用構造部材60のその他の構成は、上述した実施形態の構成と同じ構成となっている。
【0043】
このような構成によれば、構造部材5をプールの集水桝2内部に配置するに当たり、把持部56,63が設けられているため、持ち運びが容易であり、作業しやすいという利点がある。
【0044】
以上、本発明のプールの集水桝構造を流水プールに基づいて説明したが、本発明は流水プールに限られるものではなく、例えば、集水桝2として排水桝を用い、この排水桝に設けられた排水管や、プール水循環のために用いられる吸い込み管等においても当然適用可能である。
【0045】
また本実施形態では、プール内面1に多孔蓋3を固定する固定手段31としてボルト・ナットが用いられていたが、本発明においては特に限定されない。例えば、固定手段31として溶接やリベット留めを適用することも可能である。
【0046】
また本実施形態では集水桝2内に構造部材5が敷き詰められていたが、本発明は集水桝2内の構造部材5が吸水管4の設けられた側に寄せて配置され、その反対側が空所となっていてもよいものとする。その際、吸水管4の設けられた側に寄せられた構造部材5のうち、吸水管4とは最も離れた構造部材5の側面に阻止面8を形成し、上面及び側面の阻止面8により吸水管4を覆えば、より安全対策を施したものとなる。
【符号の説明】
【0047】
1 プール内面
11 流路
2 集水桝
21 開口
3 多孔蓋
3a パンチングシート
31 固定手段
4 吸水管
5 構造部材
50 底用構造部材
7 柵
71 棒状部材
8 阻止面
9 多孔板


【特許請求の範囲】
【請求項1】
プールの内面に凹設した集水桝の開口をプール内面と略面一となるように多孔蓋で閉塞すると共に、集水桝内に吸水管が連通接続されてなる集水桝構造において、
水の流通を許容するが人体の通過は阻止する単数又は複数の構造部材が、多孔蓋により閉塞された集水桝内に収容配置されて成ることを特徴とする、プールの集水桝構造。
【請求項2】
前記構造部材は、集水桝の開口側から見て集水桝の略全面に亙って敷き詰められている、請求項1記載のプールの集水桝構造。
【請求項3】
前記構造部材は、前記多孔蓋と略平行に配置された多孔板を有している、請求項1又は請求項2のいずれかに記載のプールの集水桝構造。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2011−168967(P2011−168967A)
【公開日】平成23年9月1日(2011.9.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−31190(P2010−31190)
【出願日】平成22年2月16日(2010.2.16)
【出願人】(390002196)泉陽興業株式会社 (28)