説明

ヘルメット

【課題】自動二輪車等の運転履歴の記憶等のため、運転者の視界に映る映像を撮影する機能を備えたヘルメットを提供する。
【解決手段】運転者の視野を包含する映像を撮影し、映像信号として出力する手段として、全方位カメラ11を設ける。ヘルメット1の内部にこの全方位カメラ11を移動させるための駆動機構を設け、これにより、全方位カメラ11を、自動二輪車を運転する際の作動時においては、ヘルメット本体12外の第1の位置に移動させる一方、運転後の収納時においては、ヘルメット本体12内の第2の位置に移動させて、ヘルメット本体12内に収納する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車の運転に際して運転者により使用されるヘルメットに関し、詳細には、運転履歴の記憶等のために運転者の視界に映る映像を撮影する機能を備えたヘルメットに関する。
【背景技術】
【0002】
自動車の運転に際し、事故後の検証に備えて車両前方の映像又は車両の走行情報等を運転履歴として記憶しておくためのドライブレコーダと呼ばれる装置が一般的に知られている。このドライブレコーダは、自動車(四輪者)の前面ガラス付近に取り付けられたCCDカメラにより前方映像を撮影するとともに、加速度センサ等により各種の走行情報を逐次検出し、これらの情報をGPS(全地球測位システム)から得られる位置情報とともに運転履歴として本体に記憶する装置として構成される(特許文献1)。
【特許文献1】特開2001−266199号公報(図2)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ここで、現存する公知のドライブレコーダは、いずれも航空機関連の技術を基礎として、乗用車等の自動車(四輪車)における採用を前提としたものであり、自動二輪車における採用については特に検討されておらず、乗用車用に開発されたものを転用する場合が主である。危険回避に伴う単独事故(いわゆる空気事故)等の検証のため、自動二輪車におけるドライブレコーダの導入が求められているところ、自動二輪車においては、車上における搭載スペースや、使用形態等の問題があり、乗用車用に開発されたドライブレコーダの転用には、現実的な困難が伴う。自動二輪車での使用においては、CCDカメラ等の撮影装置を、運転者の視線に対する追従性を考慮して運転者の頭部(たとえば、ヘルメット)に固定することになるが、撮影装置を単にヘルメットに固定しただけに過ぎない場合は、運転者に違和感を与え、長時間に亘る運転に支障を及ぼすおそれがある。また、そればかりでなく、運転後において、不用意な落下等により撮影装置を破損させたり、故障を生じさせたりして、実際の運転に際してドライブレコーダを使用することができなくなることも考えられる。
【0004】
本発明は、以上の問題を考慮して、運転履歴の記憶等のための撮影機能を備えたヘルメットを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係るヘルメットは、自動車の運転に際して運転者により使用されるヘルメットである。本発明においては、運転者の視野を包含する映像を撮影し、映像信号として出力する撮影手段を設けるとともに、この撮影手段を、自動車を運転する際の作動時においては、ヘルメット本体(ヘルメットの外殻を形成する。)外の第1の位置に移動させる一方、運転後の収納時においては、ヘルメット本体内の第2の位置に移動させる駆動手段を設ける。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、撮影手段により運転者の視野を包含する映像が撮影されるので、事故後の検証等に際してこの映像を役立たせることができる。また、撮影手段を移動させる駆動手段を設け、これにより、撮影手段を、運転時においてはヘルメット本体外の第1の位置に、収納時においてはヘルメット本体内の第2の位置に移動させることとしたので、運転後において、落下等による撮影手段の破損又は故障を防止し、撮影機能を維持することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下に図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るヘルメット1を着用した運転者Rを、自動二輪車Aを運転している状態で示している。
本実施形態に係るヘルメット1は、運転者Rがこの自動二輪車Aの運転に際して着用するものである。ヘルメット1は、事故後の原因究明等の検証に利用するため、自動二輪車Aの運転履歴を記憶しておくためのシステム(運転履歴記憶システム)を構成している。運転履歴記憶システムは、ヘルメット1と、後述するコントロールボックス2とを備えており、コントロールボックス2は、中央演算ユニット及び電源等を内蔵して、自動二輪車Aのシート部下に配置されている。運転履歴記憶システムは、自動二輪車Aの加速度等の走行情報に加え、ヘルメット1に内蔵された全方位カメラ11により撮影された映像を、運転履歴を表示する情報(映像情報)として記憶するものである。ヘルメット1とコントロールボックス2とは、それぞれに設けられたアンテナ1a,2aを介して無線の形態で接続されている。
【0008】
図2は、本実施形態に係るヘルメット1を組み込んだ運転履歴記憶システムの構成を、機能ブロックにより示している。
コントロールボックス2は、中央演算ユニット(以下「CPU」と略す。)21を備えるとともに、情報記憶部(以下「メモリ」という。)22、信号変換部23、外部インターフェース24、車載電池25及び電源回路26を備えている。CPU21は、マイクロコンピュータにより構成され、ヘルメット1側のアンテナ1aから、アンテナ2aを介して入力した映像情報を走行情報と関連付けるとともに、関連付けられた映像情報及び走行情報をメモリ22に記憶させるものである。アンテナ2aにより受信された映像信号は、外部インターフェース24を介して信号変換部23に入力され、この信号変換部23によりデジタル信号(映像情報)に変換され、CPU21に入力される。CPU21は、車載電池25を電源として作動する。連続動作時間を確保するため、外付けの電源として拡張外部電源101が設けられてもよい。拡張外部電源101からの電力は、車載電池25と共用の電源回路26を介してCPU21に供給される。また、映像情報等の記憶容量を確保するため、メモリ22以外に外部記憶装置102が設けられてもよい。信号変換部23及び外部インターフェース24を介して伝送された映像情報等は、外部記憶装置102に記憶され、又はDVD103等の可搬媒体に記憶される。更に、運転履歴記憶システムの手動操作のための入力装置104や、このシステムの動作状況を確認するためのディスプレイ105が設けられてもよい。入力装置104及びディスプレイ105は、自動二輪車Aのハンドル中央部のコントロールパネルにおいて、一体的に構成することができる。なお、本実施形態において、走行情報としての自動二輪車Aの加速度は、車輪に設けられた回転速度センサ(図示せず。)からの出力信号をCPU21に入力し、単位時間毎の車速の変化率としてCPU21により算出される。加速度の検出のため、コントロールボックス2に加速度センサを内蔵させてもよい。CPU21は、メモリ22の記憶容量に応じた時間毎に記憶情報を更新するが、通常時とは大きく異なる加速度を検出したときは、その検出前後の記憶情報を保存することとし、これを更新しない。映像情報等と関連付けられる他の情報として、GPSにより検出される位置情報が採用されてもよい。GPSからの位置情報は、外部インターフェース24を介してCPU21に入力され、CPU21により映像情報等と関連付けられる。
【0009】
図3は、本実施形態に係るヘルメット1の外観を側面視により示している。
ヘルメット1は、頭頂部に全方位カメラ11を備えている。この全方位カメラ11により、運転者Rの視界に映る映像が撮影される。
全方位カメラ11は、「撮影手段」に相当するものであり、ヘルメット1の頭頂部に配置されたことにより、運転者Rを中心とする周方向の視野を全周に亘って撮影することが可能である。撮影された映像(映像信号)は、アンテナ1aを介してコントロールボックス2に送信され、アンテナ2aを介してCPU21に入力される。ヘルメット1は、その外殻を形成するヘルメット本体12と、ヘルメット1の内部に構成された駆動機構とを備えており、この駆動機構により、全方位カメラ11をヘルメット本体12外の第1の位置と、ヘルメット本体12内の第2の位置との間で移動させることができる。全方位カメラ11は、ヘルメット1に内蔵された電源13により作動する。
【0010】
図4は、全方位カメラ11の構成を示している。
全方位カメラ11は、全体として円筒状に形成されたカメラ本体11aにCCDカメラ11bを内蔵しており、カメラ本体11aの上半部を構成するアクリル製の有蓋筒状体11cを介して周囲の映像を撮影する。
有蓋筒状体11cの蓋裏部に半球状の全方位ミラー11dが設置されており、有蓋筒状体11cの側面部を介してこの全方位ミラー11dに周囲の映像が映し出される。全方位ミラー11dに映し出された映像がCCDカメラ11bにより撮影され、映像信号として出力される。出力された映像信号は、たとえば、Bluetoothにより無線信号に変換され、アンテナ1aを介して送信される。CCDカメラ11bに対する電力の供給は、ハーネス(図中、二点鎖線により示す。)11eを介してなされる。
【0011】
図5は、本実施形態に係るヘルメット1に設けられる駆動機構の構成を示している。
本実施形態に係る駆動機構は、形状記憶合金製の可伸部材123を備えており、ヘルメット1を着用した運転者Rの頭部からの熱を受けてこの可伸部材123が伸長することで、ヘルメット本体12内に収納された状態にある全方位カメラ11をヘルメット本体12外に移動させるものである。
【0012】
ヘルメット1の内部において、ヘルメット1を着用した運転者Rの頭頂部を包囲するように内側剛体121が設けられている。この内側剛体121は、ヘルメット本体12に対する相対的な位置が固定された状態で設けられており、ヘルメット本体12との間に配置された全方位カメラ11を、これがヘルメット本体12内の第2の位置にある状態において、ヘルメット1の内側から支持している。内側剛体121は、このように全方位カメラ11を支持するのに充分な強度を持たせて構成されている。ヘルメット本体12には、ヘルメット1の頭頂部に対応する部分において、全方位カメラ11の有蓋筒状体11cの形状に合わせて開口部が形成されており、全方位カメラ11を、この開口部を介して内外に移動させることができる。開口部を形成するヘルメット本体12の内周面と、有蓋筒状部11cの側面部との間にシール122が形成されている。全方位カメラ11と内側剛体121との間に形状記憶合金製の可伸部材123が介装されており、運転者Rがヘルメット1を着用することで、頭部からの熱が内側剛体121を介して可伸部材123に伝達され、この可伸部材123を伸長させる。全方位カメラ11は、可伸部材123の伸びに応じた位置に移動され、この伸びが設定した値に達したときに、第1の位置(第1の位置にある全方位カメラを符合11’で示す。)に到達して、周囲の映像を撮影することが可能となる。
【0013】
内側剛体121の熱伝達性が充分でなく、可伸部材123による全方位カメラ11の移動に時間がかかるような場合は、内側剛体121のうち可伸部材123と運転者Rの頭頂部との間の部位を、熱伝導材124により構成するとよい。
また、ヘルメット本体12と内側剛体121との間の空間には、発砲スチロール等の緩衝材125が充填されている。全方位カメラ11のハーネス11eは、この緩衝材125が充填された空間を介して案内され、アンテナ1aに接続される。
【0014】
本実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。
本実施形態では、撮影手段(全方位カメラ11)により運転者Rの視野を包含する映像が撮影され、CPU21により走行情報等と関連付けられたうえで、メモリ22に記憶されるので、事故後の検証等に際してこの映像を役立たせ、事故原因等の究明を容易なものとすることができる。本実施形態では、特に、撮影手段として全方位カメラ11を採用することで、運転者Rを中心とする周囲の映像を全周に亘って撮影することができるので、運転者Rの視線に拘わらず、映像情報を確実に記憶しておくことができる。
【0015】
また、本実施形態では、ヘルメット1の内部に駆動機構を設け、特に運転後において、この駆動機構により全方位カメラ11をヘルメット本体12内の第2の位置に移動させて、ヘルメット本体12内に収納することとしたので、落下等による全方位カメラ11の破損等を防止し、撮影機能を維持することができる。
図6は、本発明の他の実施形態に係るヘルメットに設けられる駆動機構の構成を示している。
【0016】
本実施形態に係る駆動機構は、全方位カメラ11をその移動方向に関して弾性的に支持する可撓部材221を備えており、ヘルメット1を着用する際に運転者Rの頭部によりこの可撓部材221が押されて変形することで、ヘルメット本体12内に収納された状態にある全方位カメラ11をヘルメット本体12外に移動させるものである。
可撓部材221は、ヘルメット1の内部において、ヘルメット本体12と運転者Rの頭頂部との間に位置するように設けられている。可撓部材221は、ヘルメット本体12の内周面の形状に合わせて円形状に形成されており、その周縁部において、ビス251又は接着剤等によりヘルメット本体12に固定されている。可撓部材221は、全方位カメラ11の下端部に結合され、全方位カメラ11を弾性的に支持している。ヘルメット1の頭頂部において、ヘルメット本体12に全方位カメラ11の有蓋筒状体11cの形状に合わせて開口部が形成されており、全方位カメラ11を、この開口部を介して内外に移動させることが可能であるとともに、開口部を形成するヘルメット本体12の内周面と、有蓋筒状部11cの側面部との間にシール122が形成されていることは、既述のもの(図5)と同様である。本実施形態では、ヘルメット本体12と全方位カメラ11(又はこれと結合する可撓部材221)との間に、全方位カメラ11をヘルメット1の内側へ付勢するようにバネ部材222が介装されている。運転者Rがヘルメット1を着用することで、可撓部材221が外側に押され、バネ部材222に抗して全方位カメラ11を移動させる。全方位カメラ11は、可撓部材221の撓みに応じた位置に移動され、この撓みが設定した値に達したときに、第1の位置(第1の位置にある全方位カメラを符合11’で示す。)に到達して、周囲の映像を撮影することが可能となる。
【0017】
なお、ヘルメット本体12の内面上に発砲スチロール等の緩衝材125が設けられ、全方位カメラ11のハーネス11eは、この緩衝材125の内部を介してアンテナ1aに案内される。
本実施形態では、全方位カメラ11の移動を可能とするため、ヘルメット本体12と可撓部材221との間に空間223が形成されている。この空間223は、可撓部材221に設けられた複数の通気孔221aを介してヘルメット1内の空間(運転者Rの頭部が配置される空間)と連通している。
【0018】
図5,6に示す駆動機構により、「撮影手段」としての全方位カメラ11を移動させるための「駆動手段」が構成される。
全方位カメラ11による撮影は、自動二輪車Aの始動スイッチに連動させて開始されるようにしてもよいが、好ましくは、ヘルメット1の内部に、全方位カメラ11が第1の位置にまで移動したことを検出するための手段を設け、全方位カメラ11が第1の位置にまで移動したことの検出をもって撮影を開始させるようにするとよい。このための手段として、たとえば、全方位カメラ11の移動経路上に設置された圧力センサ又は接点センサ301,302を採用することができる。
【0019】
なお、以上では、ヘルメット1を組み込んだ運転履歴記憶システムを構成することとし、自動二輪車Aにコントロールボックス2を搭載して、全方位カメラ11からの映像信号をこのコントロールボックス2のCPU21に入力し、メモリ22に記憶させることとした。本発明は、これに限らず、全方位カメラ11からの映像信号を無線の形態で送信させるとともに、この映像信号が自動二輪車Aから離れた外部装置により受信されるようにして、運転情報通信システムを構成してもよい。
【0020】
本発明に係るヘルメットは、自動二輪車の運転者に限らず、二輪車以外の自動車(たとえば、試験走行車等の四輪車)の運転者に着用させて、運転履歴の記憶等に利用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明の一実施形態に係るヘルメットの使用状態
【図2】同上実施形態に係る運転履歴記憶システムの構成
【図3】同上実施形態に係るヘルメットの外観
【図4】同上ヘルメットに内蔵される全方位カメラの構成
【図5】同上ヘルメットに設けられる駆動機構の構成
【図6】ヘルメットに設けられる他の駆動機構の構成
【符号の説明】
【0022】
1…ヘルメット、1a…ヘルメット側のアンテナ、11…「撮影手段」としての全方位カメラ(「第2の位置」)、11’…全方位カメラ(「第1の位置」)、12…ヘルメット本体、121…内側剛体、122…シール、123…可伸部材、221…可撓部材、222…バネ部材、2…コントロールボックス、2a…コントロールボックス側のアンテナ、21…中央演算ユニット(CPU)、22…情報記憶部(メモリ)、23…信号変換器、24…外部インターフェース、25…車載電池、26…電源回路、A…自動二輪車、R…運転者。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動車の運転に際して運転者により使用されるヘルメットであって、
ヘルメットの外殻を形成するヘルメット本体と、
前記運転者の視野を包含する映像を撮影し、映像信号として出力する撮影手段と、
前記自動車を運転する際の作動時において、前記撮影手段を前記ヘルメット本体外の第1の位置に移動させる一方、運転後の収納時において、前記撮影手段を前記ヘルメット本体内の第2の位置に移動させる駆動手段と、を含んで構成されるヘルメット。
【請求項2】
前記撮影手段が全方位カメラである請求項1に記載のヘルメット。
【請求項3】
前記撮影手段が、ヘルメットの頭頂部において、前記運転者を中心とする周方向の視野を全周に亘って撮影可能に配設された請求項2に記載のヘルメット。
【請求項4】
前記駆動手段は、
ヘルメットの内部において、ヘルメットを装着した運転者の頭部の少なくとも一部を包囲するように、前記ヘルメット本体に対する相対的な位置が固定されて設けられた内側剛体と、
前記内側剛体と前記撮影手段との間に設けられ、ヘルメットを装着した運転者の頭部からの熱を受けて伸長して前記撮影手段を前記第1の位置に移動させる、形状記憶合金製の可伸部材と、を含んで構成される請求項1〜3のいずれかに記載のヘルメット。
【請求項5】
前記駆動手段は、
ヘルメットの内部に設けられ、前記撮影手段を前記第1及び第2の位置の間における移動方向に関して弾性的に支持する可撓部材と、
前記ヘルメット本体と前記撮影手段との間において、前記撮影手段を前記第2の方向に付勢するように設けられたバネ部材と、を含んで構成される請求項1〜3のいずれかに記載のヘルメット。
【請求項6】
請求項1〜5のいずれかに記載のヘルメットと、
前記撮影手段からの映像信号を入力して、前記自動車から離れた外部装置に通信するための無線信号に変換する手段と、を含んで構成される運転情報通信システム。
【請求項7】
請求項1〜5のいずれかに記載のヘルメットと、
前記撮影手段からの映像信号を入力して、これを運転履歴として記憶する手段と、を含んで構成される運転履歴記憶システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2008−285773(P2008−285773A)
【公開日】平成20年11月27日(2008.11.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−130078(P2007−130078)
【出願日】平成19年5月16日(2007.5.16)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Bluetooth
【出願人】(000003908)日産ディーゼル工業株式会社 (1,028)
【Fターム(参考)】