説明

ベッドパット側面小物収納ポケット

【課題】従来のベッドパットでは汚れ防止としての活用が主流であり、付加価値としての利便性等がないと言う課題があった。
ベッドパットに従来の機能及び利便性・安全性を追求し携帯電話やリモコン機器品(エアコン・テレビ・ビデオ・ステレオ)等の小物収納ポケットを取り付ける仕様とした。
【解決手段】ベッドパットに小物収納用ポケットを同一繊維(キルト綿等のキルティング製品)で作ることで携帯電話・リモコン機器品(エアコン・テレビ・ビデオ・ステレオ)等の小物収納が容易にでき部屋の整理となる。
又、寝たままの状態での操作することもできる為、便利に使用可能。
ベッドパット小物収納ポケットに携帯電話・リモコン機器品を入れる事で就寝時の暗い部屋での落下・破損防止にもなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は一般家庭用及び介護用に使用するベッドパットに小物収納ポケットを設け、便利性、安全性を追求した物とする。
【背景技術】
【0002】
従来の一般家庭用・介護用ベッドパットはキルティング製品を使用したベッドの汚れ防止と快適性を目的で開発・改良されてきたが、本発明は従来機能のみではなく、使用する際の便利性・安全性を追及した物として発明した背景がある。
【特許文献1】
【特許文献2】
【非特許文献1】
【非特許文献2】
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上述したように従来のベッドパットはベッドへの汚れの防止を目的で開発されてきたが、近年、各家庭では家電製品が多く普及し、専用の遠隔操作するリモコン機器(テレビ・ビデオ・ステレオ・エアコン等)も多種に渡り増えて来た傾向にある。
【0004】
携帯電話も一人に一台以上持つ人も増え、リモコン機器も含め部屋のスペースで置き場所が乱雑になる傾向にある。
【0005】
又、夜間就寝時の暗い部屋においてはベッドから起き上がると床下に置いたり、ベッドの上に置いたりしている携帯電話やリモコン機器等を落下させたり、足で踏んでしまい破損してしまうこともある。
【0006】
同様に夜間就寝時の暗い部屋でエアコンの設定温度変更やテレビ・ビデオ・ステレオを操作したい時も床下に置いたり、ベッドの上に置いたりしたリモコンの位置を特定するのも不便である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
以上、本発明は上記の生活必需品である携帯電話・リモコン機器類等の小物をベッドパット側面に収納ポケットを作ることで、寝たままの状態で便利に使用することや部屋の整理整頓も容易に解決しようとするものである。
【0008】
夜間就寝時にベッドパット側面の小物収納ポケットに携帯電話・リモコン機器類を収納することでベッドの上からの落下防止・起き上がった際の破損防止にもなる。
【0009】
同様に夜間就寝時の暗い部屋でエアコンの設定温度変更やテレビ・ビデオ・ステレオの操作をする時等にベッドパット側面の小物収納ポケットからリモコン機器を取り出せば暗い部屋でも便利に使用できる。
【0010】
ベッドパット小物収納ポケット内に携帯電話を就寝時にアラーム機能にすることで目覚まし時計同様の効果としても便利に使用できる。
【0011】
又、第2の課題解決として身体障害者等の介護用ベッドに対しベットパット側面に小物収納ポケットを使用することで寝たままの状態でリモコン機器の操作が可能である。
【発明の効果】
【0012】
本発明は従来のベッドパット同様のベッドの汚れ防止のみではなく、ベッドパット両側面に小物収納ポケットを作ることで携帯電話やリモコン機器(エアコン・テレビ・ビデオ・ステレオ)等の小物を収納した利便性・安全性を提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
図1のようにベッドパットの両側面をパット部と同一繊維(キルト綿等のキルティング製品)で縦幅部分を両サイド400mm延長し、その部分を折り曲げてベッド側面垂直となるようにする。
次に、図2のようにベッド両側面に延長した400mm部分の素材を、さらに半分の200mmに折りたたみ、収納ポケットを作る。
ベッドパットの大きさはシングル(S)・セミダブル(SD)・ダブル(D)で以下の大きさが必要目安である・
Sタイプ :W2000mm×H1800mm (通常サイズH1000mm+延長サイズH800mm)
SDタイプ:W2000mm×H2000mm (通常サイズH1200mm+延長サイズH800mm)
Dタイプ :W2000mm×H2200mm (通常サイズH1400mm+延長サイズH800mm)
【0014】
図2のようにベッドパット両側面部にポケットを作り、携帯・リモコン機器類等の小物が収納可能とする。
ポケットの大きさはW250mm×H200mmを目安とする。
【0015】
ベッド側面完成図として図3のように、小物収納ポケットを作成する。
【産業上の利用可能性】
【0016】
従来品同様の繊維(キルト綿等のキルティング製品)を使用する為、低コスト化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の実施形態を示す全体図
【図2】ベッド側面(折り曲げ位置)
【図3】ベッド側面(完成図)
【符号の説明】
【0018】
S :シングルサイズ
SD:セミダブルサイズ
D :ダブルサイズ
W :横幅
H :縦幅

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベッドパットの両側面に小物収納ポケットを同一繊維で設け、携帯電話・リモコン機器(テレビ・ビデオ・ステレオ・エアコン等)の小物収納を可能とする。
【請求項2】
ベッドパット側面小物収納ポケットに携帯電話を収納した場合は、目覚まし時計代わりとしての活用と置き場所の小スペース化を図れる。
【請求項3】
ベッドパット側面小物収納ポケットに携帯電話・リモコン機器等を収納することで従来、これらを床下やベッドの上に置いた状態と違い、起き上がった際の踏みつけ破損防止やベッドの上からの落下防止も図れる。
【請求項4】
ベッドパット側面小物収納ポケットにリモコン機器を収納することで寝たままの状態でリモコン機器を取り出し、暗い部屋でも変更・操作が容易となる。
【請求項5】
身体障害者等の介護用ベッドとしてもベットパット側面に小物収納ポケットを使用することで、寝たままの状態でリモコン機器の設置場所が明確になり、操作が容易になる。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate