説明

ベルトコンベアの安全柵

【課題】コスト高を招来することなく設置して安全性を保証でき、しかもメンテナンスを容易にできるようにしたベルトコンベアの安全柵を提供する。
【解決手段】 ベルトコンベアにおいて、コンベアフレームには取付けブラケット(21,28) がコンベアフレームを挟持することによって取付けられ、取付けブラケットには柵パネルの取付け用支柱(23,210)が固定され、取付け用支柱にはフック部(24,211)及び係止リング(25,212)が固定され、フック部には柵パネルがその上端部を引っ掛けることによって吊り下げられるとともに、柵パネルの中央部分には係止リングが挿通され、係止リングにはコッタ(26,213)が差し込まれることにより柵パネルが取付け用支柱に押しつけられて取付けられている。キャリアローラを支持するキャリアスタンド(12)に取付けブラケット(21)を取付けることもできる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明はベルトコンベアの安全柵に関し、特にコスト高を招来することなく設置して安全性を保証でき、しかもメンテナンスを容易にできるようにした安全柵に関する。
【背景技術】
【0002】
ベルトコンベアは最も低価格の輸送機であり、各種の工場や設備で多く採用されているが、ベルトコンベアの運転中に作業者が誤ってコンベアベルトやキャリアローラなどの可動部分に接触しあるいは巻き込まれると、怪我などの事故が懸念されることから、その対策が求められる。
【0003】
従来より、コンベアフレームに複数の円弧状支柱を間隔をあけて取付け、柔軟性を有するシートを円弧状支柱で受けることにより、コンベアベルトのキャリア側の全体を覆うカバーを構成するようにした方式のベルトコンベアが提案されている(特許文献1)。この方式のベルトコンベアでは作業者がコンベアベルトなどの可動部分に接触するおそれが少ないものの、メンテナンス時にはその都度シートを持ち上げておく必要があって作業が煩雑となる。
【0004】
他方、コンベアフレームに門形フレームを固定し、門形フレームの横梁中央から左右のカバーの上端部分を開閉自在に吊り下げ、左右のカバーの下端部を、キャリアローラを支持するキャリアスタンドに取外し可能に係止し、左右のカバーでコンベアベルトのキャリア側の全体を覆うようにした方式のベルトコンベアが提案されている(特許文献2)。
【0005】
この特許文献2記載のベルトコンベアでは作業者がコンベアベルトなどの可動部分に接触するおそれが少なく、さらには左又は右のカバーを上方に開ければよいので、メンテナンスも容易にできる
【0006】
【特許文献1】実用新案登録第3028206号公報
【特許文献2】特開昭54−122578号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、特許文献2記載のベルトコンベアではコンベアベルトの全長にわたって多数の門形フレームを設置する必要があり、設備が大型になってコスト高を招来し、低価格性が求められるベルトコンベアには適用し難い。
【0008】
本発明はかかる問題点に鑑み、コスト高を招来することなく設置して安全性を保証でき、しかもメンテナンスを容易にできるようにしたベルトコンベアの安全柵を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
そこで、本発明に係るベルトコンベアの安全柵は、コンベアフレームによってコンベアベルトを無端状に張設するようにしたベルトコンベアにおいて、上記コンベアフレームには取付けブラケットが上記コンベアフレームを挟持することによって取付けられ、該取付けブラケットには柵パネルの取付け用支柱が固定され、該取付け用支柱にはフック部及び係止リングがを上下に間隔をあけて固定され、上記フック部には柵パネルがその上端部を引っ掛けることによって吊り下げられるとともに、上記柵パネルの中央部分には上記係止リングが挿通され、該係止リングにはコッタが差し込まれることにより上記柵パネルが上記取付け用支柱に押しつけられて取付けられていることを特徴とする。
【0010】
本発明の特徴の1つはコンベアフレームに取付けブラケットを挟持させて取付け、取付けブラケットの取付け用支柱を固定し、取付け用支柱にフックと係止リングとを固定し、フックに柵パネルを引っ掛け、柵パネルに係止リングを挿通させてコッタを差し込んで固定するようにした点にある。
【0011】
これにより、既存のコンベアフレームを利用して柵パネルを取付けることができ、門形フレームなどを設ける必要がないので、設備の大型化及びコスト高を招来することがない。また、作業者が誤ってベルトコンベアの可動部分に接近しすぎても、作業者の身体や手指が柵パネルに接触してベルトコンベアの可動部分に接触し巻き込まれることがなく、安全性を保証できる。
【0012】
さらに、柵パネルを吊り下げてコッタで押しつけて固定するだけであるので、安全設備を安価に構築でき、又コッタを抜いて柵パネルを持ち上げあるいは取り外せばベルトコンベアのメンテナンスを容易に行うことができる。
【0013】
上記ではコンベアフレームを利用して柵パネルを取付けるようにしたが、ベルトコンベアにはキャリアローラによってキャリア側ベルトが受けられるようにした方式がある。かかる方式の場合にはキャリアローラを支持するキャリアスタンドを利用して柵パネルを取付けることもできる。
【0014】
本発明に係るベルトコンベアの安全柵は、コンベアフレームによってコンベアベルトを無端状に張設する一方、コンベアフレームにはキャリアスタンドが固定され、該キャリアスタンドにはキャリアローラが回転自在に支持され、該キャリアローラによってキャリア側ベルトが受けられるようにしたベルトコンベアにおいて、上記コンベアフレーム及びキャリアスタンドには取付けブラケットが上記コンベアフレーム及びキャリアスタンドを挟持することによって取付けられ、該取付けブラケットには柵パネルの取付け用支柱が固定され、該取付け用支柱にはフック部及び係止リングが上下に間隔をあけて固定され、上記フック部には柵パネルがその上端部を引っ掛けることによって吊り下げられるとともに、上記柵パネルの中央部分には上記係止リングが挿通され、該係止リングにはコッタが差し込まれることにより上記柵パネルが上記取付け用支柱に押しつけられて取付けられていることを特徴とする。
【0015】
取付け用支柱は取付けブラケットに直接固定してもよいが、取付けブラケットと取付け用支柱との間には連結プレートを設けるようにすると、柵パネルとベルトコンベアの可動部分との間に距離ができ、安全性をより一層向上できる。
【0016】
取付け用支柱はコンベアベルトのキャリア側からリターン側に延びて設け、あるいはコンベアベルトのキャリア側及びリターン側の各々に設け、コンベアベルトのキャリア側及びリターン側の各々に柵パネルを設けるようにするのがよい。
【0017】
上述の構造によって柵パネルをベルトコンベアに設置することができるが、1枚の長尺の柵パネルを用いると、取付け用支柱への取付け・取外し及びベルトコンベアのメンテナンスが煩雑である。
【0018】
そこで、複数の柵パネルをコンベアベルトに沿って設け、隣接する柵パネルの外端部分には断面U字形状の連結部材を嵌め込むことにより、隣接する柵パネルを相互に連結するのがよい。
【0019】
柵パネルはプレートであってもよいが、外枠に網を張り又は棒を掛け渡すことによって製作すると、柵パネルは風などの影響をほとんど受けず、吊り下げているだけでも落下するおそれは少ない。
【0020】
柵パネルは外枠に網を張って構成することができるが、網は金網でもよく、樹脂製の網でもよい。また、柵パネルは外枠に1又は複数の棒を縦方向又は横方向に掛け渡して構成することもできるが、棒は金属製の棒でもよく、合成樹脂製の棒でもよい。また、外枠は金属材料や合成樹脂材料を用いて製作することができ、中実でもよく、パイプでもよい。さらに、外枠の形状は特に限定されず、下記の実施形態に示されるような矩形状でもよく、又円形状や楕円形状、六角形状その他の多角形状、動物などの任意の形状を採用することもできる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、本発明を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1ないし図6は本発明に係るベルトコンベアの安全柵の好ましい実施形態を示す。図において、断面コ字形状のコンベアフレーム10が長手方向に延び、コンベアフレーム10の前後両端には駆動ローラ及び従動ローラ(図示せず)が回転自在に支持され、前後両端のローラの間にはコンベアベルトBが無端状に掛け渡され、駆動ローラが駆動モータ(図示せず)によって駆動されることによりコンベアベルトBC、BRが走行されるようになっている。
【0022】
コンベアフレーム10には複数の短フレーム11が長手方向に適切な間隔をあけかつ幅方向に延びて固定され、短フレーム11にはキャリアスタンド12、13が相互に間隔をあけて固定され、キャリアスタンド11、12には傾斜ローラ(キャリアローラ)14及び水平ローラ(キャリアローラ)15の回転軸が回転自在に支持され、これらの水平ローラ12及び傾斜ローラ13によってキャリア側ベルトBCが受けられている。
【0023】
また、コンベアフレーム10にはリターンスタンド16が下方に延びて取付けられ、リターンスタンド16にはリターンローラ17の回転軸が回転自在に支持され、リターンローラ17によってリターン側ベルトBRが受けられている。
【0024】
外側のキャリアスタンド12には取付けブラケット21がキャリアスタンド12を挟み込んでボルト・ナットによって締付けられることによって取付けられ、取付けブラケット21には連結プレート22が外方に延びて固定され、連結プレート22の外端には取付け用支柱23が上下に延びて固定されている。
【0025】
この取付けブラケット21のナットには溶接ナットが用いられ、取付けブラケット21の一方の部品がL字形状(クランク状)に折り曲げられることにより、取付けボルト21でキャリアスタンド12に簡単にかつ正確に挟み込み、ボルトによって簡単に取付けることができるようになっている。これにより、高所作業であっても安全に作業を行うことができる。
【0026】
この取付け用支柱23には上部にフック部24が固定され、フック部24には柵パネル27の外枠が引っ掛けられることによって取付け用支柱23には柵パネル27が吊り下げられている。
【0027】
取付け用支柱23の中間部位には係止リング25が固定され、係止リング25は吊り下げられた柵パネル27の中央部分に挿通され、係止リング25にはコッタ26が差し込まれて柵パネル27が取付け用支柱23に押しつけられて取付けられている。コッタ26は係止リング25から抜いたときに見失わないように、ロープなどによって取付け用支柱23に取付けられている。
【0028】
柵パネル27は外枠にバーを縦横に並べて固定して製作され、複数の柵パネル27がベルトコンベアに沿って並べられて取付けられている。隣接する柵パネル27は上端部及び下端部の対向する部分に断面U字形状の連結部材215が嵌め込まれることにより、隣接する柵パネル27が相互に連結されている。
【0029】
コンベアフレーム10には取付けブラケット28がコンベアフレーム10を挟み込んでボルト・ナットによって締付けられることによって取付けられ、取付けブラケット28には連結プレート29が外方に延びて固定され、連結プレート29の外端には取付け用支柱210が下方に延びて固定されている。
【0030】
この取付けブラケット28は取付けブラケット21と同様に、ナットには溶接ナットが用いられ、取付けブラケット28の一方の部品がL字形状(クランク状)に折り曲げられることにより、取付けブラケット28でコンベアフレームを簡単かつ正確に挟み込み、ボルトによって簡単に取付けることができるようになっている。
【0031】
この取付け用支柱210には中間部位にフック部211が固定され、フック部211には柵パネル214の外枠が引っ掛けられることによって取付け用支柱210には柵パネル214が吊り下げられている。
【0032】
取付け用支柱210の下部には係止リング212が固定され、係止リング212は吊り下げられた柵パネル214の中央部分に挿通され、係止リング212にはコッタ213が差し込まれて柵パネル214が取付け用支柱210に押しつけられて取付けられ、又コッタ213はロープなどによって取付け用支柱210に取付けられている。
【0033】
柵パネル214は外枠にバーを縦横に並べて固定して製作され、複数の柵パネル214がベルトコンベアに沿って並べられて取付けられている。隣接する柵パネル214は上端部及び下端部の対向する部分に、ばね性のある断面U字形状の連結部材215が嵌め込まれることにより、隣接する柵パネル214が相互に連結されており、以上のようにしてベルトコンベアの安全柵20が構成されている。
【0034】
例えば、ベルトコンベアを点検し整備する際に、作業者がコンベアベルトBC、BR、キャリアローラ14、15、リターンローラ17などの可動部分に接近しすぎると、怪我をするおそれがあるが、本例の安全柵20では作業者が可動部分に接近しすぎると、安全柵20の柵パネル27、214に接触し、可動部分に接触することがないので、事故のおそれを未然に防止することができる。
【0035】
また、コンベアベルトBC、BR、キャリアローラ14、15、リターンローラ17などの可動部分を点検し整備する場合、係止リング25、212からコッタ26、213を引き抜くと、柵パネル27、214を吊り下げた状態にできるので、連結部材215を隣接する柵パネル27、215から抜くと、後は柵パネル27、215をフック24、211から外すか、上方に回転させると、作業者はベルトコンベアの可動部分に自由に接近してスムーズに作業を行うことができる。
【0036】
さらに、キャリアスタンド11及びコンベアフレーム10を利用して柵パネル27、214を取付けるようにしたので、構造が非常に簡単であり、コスト高を招来することはない。
【0037】
また、取付けブラケット21、28と取付け用支柱23、210との間に連結プレート22、29を設け、取付け用支柱23、210をコンベアベルトBC、BR、キャリアローラ14、15、リターンローラ17などの可動部分から離すようにしたので、柵パネル27、214もコンベアベルトBC、BRなどの可動部分から離れる結果、点検整備時における作業者の事故を確実に防止できる。
【0038】
図7は第2の実施形態を示す。図において図1ないし図6と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例ではコンベアフレーム10’が断面L字形状となっている以外は、第1の実施形態と同様である。
【0039】
図8ないし図10は第3の実施形態を示す。図において図1ないし図6と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例では取付け用支柱23、210を取付けブラケット21、28に取付けたこと以外、第1の実施形態と同様である。
【0040】
図11は第4の実施形態を示す。図において図8ないし図10と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例ではコンベアフレーム10’が断面L字形状となっている以外は、第3の実施形態と同様である。
【0041】
図12ないし図14は第5の実施形態を示す。図において図1ないし図6と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例ではコンベアフレーム10に取付けブラケット28を挟持させることによって取付け、取付けブラケット28にはキャリア側ベルトBCからリターン側ベルトBRまで上下に延びる取付け用支柱23を取付け、この取付け用支柱23の上側にフック部24と係止リング25を、下側にフック部211と係止リング212を設け、この1本の取付け用支柱23にキャリア側及びリターン側の柵パネル27、214を取付けるようにしている。
【0042】
図15及び図16は第6の実施形態を示す。図において図12ないし図14と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例ではコンベアフレーム10’が断面L字形状となっている以外は、第5の実施形態と同様である。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】本発明に係る安全柵の好ましい実施形態を備えたベルトコンベアを示す概略構成図である。
【図2】上記実施形態における柵パネルを外した状態を示す要部側面図である。
【図3】上記実施形態を示す正面構成図である。
【図4】上記実施形態における取付けブラケットのキャリアスタンド及びコンベアフレームの取付け状態を示す平面図である。
【図5】上記実施形態における柵パネルに対する連結部材の取付け状態を示す図である。
【図6】上記実施形態における連結部材を示す側面図である。
【図7】第2の実施形態を示す正面構成図である。
【図8】第3の実施形態における柵パネルを外した状態を示す要部側面図である。
【図9】上記実施形態を示す正面構成図である。
【図10】上記実施形態における取付けブラケットのキャリアスタンド及びコンベアフレームの取付け状態を示す平面図である。
【図11】第4の実施形態を示す正面構成図である。
【図12】第5の実施形態を備えたベルトコンベアを示す概略構成図である。
【図13】上記実施形態における柵パネルを外した状態を示す要部側面図である。
【図14】上記実施形態を示す正面構成図である。
【図15】第6の実施形態における柵パネルを外した状態を示す要部側面図である。
【図16】上記実施形態を示す正面構成図である。
【符号の説明】
【0044】
10、10’ コンベアフレーム
11 キャリアスタンド
14、15 キャリアローラ
20 安全柵
21、28 取付けブラケット
22、29 連結プレート
23、210 取付け用支柱
24、211 フック部
25、212 係止リング
26、213 コッタ
27、214 柵パネル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンベアフレームによってコンベアベルトを無端状に張設するようにしたベルトコンベアにおいて、
上記コンベアフレームには取付けブラケットが上記コンベアフレームを挟持することによって取付けられ、上記取付けブラケットには柵パネルの取付け用支柱が固定され、該取付け用支柱にはフック部及び係止リングが固定され、上記フック部には柵パネルがその上端部を引っ掛けることによって吊り下げられるとともに、上記柵パネルの中央部分には上記係止リングが挿通され、該係止リングにはコッタが差し込まれることにより上記柵パネルが上記取付け用支柱に押しつけられて取付けられていることを特徴とするベルトコンベアの安全柵。
【請求項2】
コンベアフレームによってコンベアベルトを無端状に張設する一方、コンベアフレームにはキャリアスタンドが固定され、該キャリアスタンドにはキャリアローラが回転自在に支持され、該キャリアローラによってキャリア側ベルトが受けられるようにしたベルトコンベアにおいて、
上記コンベアフレーム及びキャリアスタンドには取付けブラケットが上記コンベアフレーム及びキャリアスタンドを挟持することによって取付けられ、該取付けブラケットには柵パネルの取付け用支柱が固定され、該取付け用支柱にはフック部及び係止リングが固定され、上記フック部には柵パネルがその上端部を引っ掛けることによって吊り下げられるとともに、上記柵パネルの中央部分には上記係止リングが挿通され、該係止リングにはコッタが差し込まれることにより上記柵パネルが上記取付け用支柱に押しつけられて取付けられていることを特徴とするベルトコンベアの安全柵。
【請求項3】
上記取付けブラケットと取付け用支柱との間には連結プレートが設けられて上記柵パネルが上記ベルトコンベアの可動部分から離されている請求項1又は2記載のベルトコンベアの安全柵。
【請求項4】
上記取付け用支柱がコンベアベルトのキャリア側からリターン側に延びて設けられ、コンベアベルトのキャリア側及びリターン側の各々に上記柵パネルが設けられている請求項1又は2記載のベルトコンベアの安全柵。
【請求項5】
上記取付け用支柱がコンベアベルトのキャリア側及びリターン側の各々に設けられ、コンベアベルトのキャリア側及びリターン側の各々に上記柵パネルが設けられている請求項1又は2記載のベルトコンベアの安全柵。
【請求項6】
複数の上記柵パネルがコンベアベルトに沿って設けられ、隣接する柵パネルの外端部分には断面U字形状の連結部材が嵌め込まれることにより、隣接する上記柵パネルが相互に連結されている請求項1又は2記載のベルトコンベアの安全柵。
【請求項7】
上記柵パネルは外枠に網を張り又は棒を掛け渡すことによって作成されている請求項1又は2記載のベルトコンベアの安全柵。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【公開番号】特開2009−173389(P2009−173389A)
【公開日】平成21年8月6日(2009.8.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−13415(P2008−13415)
【出願日】平成20年1月24日(2008.1.24)
【出願人】(591038428)株式会社洋行 (5)