説明

ペーパーフィルターの取り出し具

【課題】箱などの容器からペーパーフィルターを1枚だけ取り出すのは面倒である。本発明は、ペーパーフィルターを手で触れることなく1枚だけ取り出すペーパーフィルターの取り出し具を提供する。
【解決手段】針のような突起物が鋭角に数個固定された薄板でペーパーフィルターを引っかけて取り出すことを特徴とするペーパーフィルターの取り出し具。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、袋や箱詰めにされたコーヒーなどのペーパーフィルターを効率よく一枚だけ取り出すペーパーフィルターの取り出し具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、箱などの容器に単に取り出し口を設けたものやペーパーフィルター間にミシン目を入れて使用時に分離するなどのペーパーフィルターの取り出し方法があった。
【非特許文献】
【0003】
【非特許文献1】登録実用新案第3098839号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、どの方法もペーパーフィルターを一枚だけ取り出すには手間がかかってしまう。本発明は以上の問題点を解決するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以上の問題点を解決するために、本発明は、薄板に対して鋭角に数個固定されたホッチキスの針のような突起物でペーパーフィルターを引っかけて取り出すものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明のフィルタの取り出し具は、ペーパーフィルターを手で触れることなく取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明を構成する部品の斜視図
【図3】本発明の実施例(箱に入ったペーパーフィルターに取り出し具を差し込んだ状態)を示す説明図
【図4】本発明の別の実施例(箱に入ったペーパーフィルターを釣り上げている状態)を示す説明図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ) ホッチキスの針のような突起物(2)を薄板(1)に対して鋭角に数個貫通さ せ、台座(3)で固定する。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するときは、薄板(1)のホッチキスの針のような突起物(2)がある面を取り出したいペーパーフィルター(3)側に向け、突起物(2)でペーパーフィルター(3)を引っかけて取り出す。
【符号の説明】
【0009】
1 薄板
2 ホッチキスの針のような突起物
3 突起物を固定する台座
4 ペーパーフィルター
5 ペーパーフィルターの入った容器

【特許請求の範囲】
【請求項1】
針のような突起物が鋭角に数個固定された薄板でペーパーフィルターを引っかけて取り出すことを特徴とするペーパーフィルターの取り出し具

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−217828(P2012−217828A)
【公開日】平成24年11月12日(2012.11.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−100106(P2011−100106)
【出願日】平成23年4月12日(2011.4.12)
【出願人】(505135531)
【Fターム(参考)】