説明

ホットスリッパ

【課題】 寒いときに、定温で保温されたスリッパをいつも履くことができ、季節に左右されることがないスリッパを提供する。
【解決手段】 スリッパ台座(1)の前部にサーモスタット付きヒーター(2)設け、そのスリッパ台座の後部に乾電池ホルダー(3)を設け、その乾電池ホルダーにバネスイッチ(4)を装着することを特徴とする。

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、スリッパにサーモスタット付きヒーターをつけた、ホットスリッパに関する物である。
【0002】
【従来の技術】
従来、冬季、夏季用の表装が違った2種類のスリッパがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
これは次のような欠点があった。
(イ) 冬季の寒いときに、暖かい感じの表装の冷たいスリッパを履いていた。
(ロ) 冬季、夏季用2種類のスリッパを準備しなければならなかった。
本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
スリッパ台座(1)の前部にサーモスタット付きヒーター(2)を設け、スリッパ台座の後部に乾電池ホルダー(3)を設ける。
そして、乾電池ホルダー(3)に体重で電源が切れるバネスイッチ(4)を装着する。
本考案は、以上のような構成よりなるホットスリッパである。
【0005】
【考案実施の形態】
スリッパ台座(1)に乗ると、体重によりバネスイッチ(4)により電源が切れ、サーモスタット付きヒーター(2)により定温に保温されたホットスリッパを履くことができる。
【0006】
【実施例】
以下、本発明の実施例について説明する。
(イ) スリッパ台座(1)の前部にサーモスタット付きヒーター(2)を設け 、後部に乾電池ホルダー(3)を設ける。
(ロ) 乾電池ホルダー(3)に、体重により電源が切れるバネスイッチ(4)
を設ける。
本考案は以上のような構造で、これを使用するときは、スリッパ台座(1)に足を乗せる。
体重により、乾電池ホルダー(3)のバネスイッチ(4)により電源が切れ、定温に保温されたホットスリッパを履くことができる。
【0007】
【考案の効果】
寒いときに、いつも定温に保温されたスリッパをいつも履くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のホットスリッパの一実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案のバネスイッチ機構の概略を示す断面図である。
【符号の説明】
1 スリッパ台座
2 サーモスタット付きヒーター
3 乾電池ホルダー
4 バネスイッチ
5 リード線
6 乾電池

【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】 スリッパ台座(1)の前部にサーモスタット付きヒーター(2)を設け、スリッパ台座(1)の後部に乾電池ホルダー(3)を設け、その乾電池ホルダー(3)にバネスイッチ(4)を装着したホットスリッパ。

【図1】
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【図2】
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【登録番号】第3063284号
【登録日】平成11年(1999)8月11日
【発行日】平成11年(1999)10月29日
【考案の名称】ホットスリッパ
【国際特許分類】
【評価書の請求】未請求
【出願番号】実願平11−3733
【出願日】平成11年(1999)4月21日
【出願人】(599072954)