説明

ボトル型容器の集束部材

【課題】 本発明は、複数のボトルを保持する集束部材において、保持したボトル型容器の損傷や脱落を防止すること課題とする。
【解決手段】 胴部21と胴部21の上方に形成され且つ胴部21よりも小径のキャップ部23とを有するボトル型容器2を複数本集束可能な集束部材1であって、複数のキャップ保持部6を有する結束体3と、連結部5を介して前記結束体3に連結されているスぺーサー体4と、を有し、前記複数のキャップ保持部6が、胴部21を隣接させて配置したボトル型容器2の各キャップ部23のそれぞれに係脱可能であり、前記スぺーサー体4が、前記結束体3に保持されたボトル型容器2の隣接する胴部21間に介在されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数本のボトル型容器を束ねて持ち運びできるボトル型容器の集束部材に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、飲料、液体洗剤、薬品などが充填されたボトル型容器が、市場に流通している。
かかるボトル型容器を複数本束ねるための集束部材として、特許文献1のようなボトルネックキャリアーが知られている。
該ボトルネックキャリアーは、一定方向に配列された複数個のスクリューキャップ付きボトルのスクリューキャップを覆う天板と、該天板の端縁から下方に向かって延設されてスクリューキャップの側面を覆う側板と、前記天板の内面から下方に向かって延設されて個々のスクリューキャップの外周に当接する円弧状の当て板と、前記側板の下端から内側に向かって突出してスクリューキャップの下端部と嵌合する係止爪とからなる。
【特許文献1】特開2002−68287号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記ボトルネックキャリアーは、スクリューキャップ付きボトルのスクリューキャップのみを保持する構成であるため、運搬時などにおいて、ボトルが揺れることによって隣接するボトルの胴部が当たり、ボトルが損傷する虞がある。
また、ボトルを保持した上記ボトルネックキャリアーを手で持って運ぶ際、ボトルが揺れることによって、該ボトルがボトルネックキャリアーから抜け落ちる虞もある。
【0004】
本発明の第1の目的は、保持したボトル型容器が損傷する虞がない集束部材を提供することである。
また、本発明の第2の目的は、保持したボトル型容器が不用意に脱落することを防止できる集束部材を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の集束部材は、胴部と胴部の上方に形成され且つ胴部よりも小径のキャップ部とを有するボトル型容器を複数本集束可能であり、複数のキャップ保持部を有する結束体と、連結部を介して前記結束体に連結されているスぺーサー体と、を有し、前記複数のキャップ保持部が、胴部を隣接させて配置したボトル型容器の各キャップ部のそれぞれに係脱可能であり、前記スぺーサー体が、前記結束体に保持されたボトル型容器の隣接する胴部間に介在されていることを特徴とする。
【0006】
上記本発明の集束部材は、キャップ保持部を複数有する結束体が設けられているので、該複数のキャップ保持部に、胴部を隣接配置した状態のボトル型容器のキャップ部をそれぞれ係止させることにより、複数本のボトル型容器を束ねて保持することができる。さらに、結束体には、保持された複数本のボトル型容器の隣接する胴部間に介在しうるスペーサー体が連結されているので、結束体によって束ねられた複数本のボトル型容器の隣接する胴部が直接当たることを防止できる。
従って、上記本発明の集束部材は、複数本のボトル型容器を束ねて保持でき、さらに、運搬時に保持したボトル型容器が揺れても、その胴部が損傷することを防止できる。
【0007】
本発明の好ましい集束部材は、前記スぺーサー体が、ボトル型容器の胴部周りに嵌着脱可能に構成されている。
かかる集束部材は、上記スペーサー体がボトル型容器の胴部周りに嵌着脱可能に構成されているので、該スペーサー体をボトル型容器の胴部に嵌着することにより、結束体に束ねて保持されたボトル型容器が揺動することを防止できる。
従って、上記本発明の好ましい集束部材は、運搬時に、ボトル型容器が揺れ難く、結束体のキャップ保持部からボトル型容器が不用意に脱落することを防止できる。
【発明の効果】
【0008】
本発明の集束部材は、複数本のボトル型容器を束ねて保持することができる。該束ねられたボトル型容器の胴部の間には、スペーサー体が介在されているので、保持したボトル型容器の胴部同士が直接当たることがない。従って、本発明の集束部材を用いれば、保持した複数本のボトル型容器が損傷することなく、これを運搬することができる。
さらに、本発明の好ましい集束部材は、保持したボトル型容器が揺動しないので、運搬時に、ボトル型容器が不用意に脱落することを防止できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
図1〜図6に於いて、1は、複数本のボトル型容器2のキャップ部23を保持し、且つ複数本のボトル型容器2を束ねる結束体3と、該結束体3によって束ねられたボトル型容器2の胴部21の間に介在されるスペーサー体4と、結束体3及びスペーサー体4を連結する連結部5と、を有する集束部材を示す。
結束体3には、1つのボトル型容器2のキャップ部23に係脱可能なキャップ保持部6が設けられている。該キャップ保持部6は、保持するボトル型容器2の本数に対応して複数設けられている。例えば、1つの実施形態の集束部材1は、3本のボトル型容器2を保持できるように、結束体3に3個のキャップ保持部6が設けられている。
以下、各構成要素毎に分説しつつ、本発明の集束部材1の具体的構成を説明する。
【0010】
ボトル型容器2は、図5及び図6に示すように、充填物を収容する胴部21と、該胴部21の上方に形成され且つ上方に向かうに従って胴部21の周長よりも小さくなるように形成された首部22と、該首部22の上方に形成された注出口を閉じるキャップ部23と、を有する。かかるボトル型容器2は、胴部21の周長が最も大きく形成されている。
ボトル型容器2のキャップ部23は、注出口を閉塞できる蓋機能を有していれば特に限定されず、例えば、王冠、繰り返し着脱可能なスクリューキャップ、繰り返し開閉可能な嵌合キャップなどを例示できる。該キャップ部23の下方には、首部22の外形よりも僅かに外側に突出した段部24が形成されている。該段部24に、結束体3のキャップ保持部6の係止用爪部34が係合される。
【0011】
ボトル型容器2の水平断面形状は、通常、略円形状であるが、その他、略楕円形状、略四角形状などでもよい。
ボトル型容器2の材質は、特に限定されず、ガラス製、陶器製、ポリエチレンテレフタレートなどの合成樹脂製、金属製などを例示できる。本発明の集束部材1は、束ねたボトル型容器2の胴部21が損傷することを防止するという緩衝効果に優れているので、比較的破損しやすい材質のボトル型容器2(例えば、ガラス製のボトル型容器や陶器製のボトル型容器)を用いた場合に、本発明の効果をより発揮できる。
また、ボトル型容器2に充填する充填物は、特に限定されず、清涼飲料やアルコール飲料などの各種飲料、シャンプーや液体洗剤などのサニタリー品、滋養強壮剤などの薬品などを例示できる。
【0012】
結束体3は、例えば3本のボトル型容器2を保持できるように構成されている。
結束体3は、図3及び図4に示すように、ボトル型容器2のキャップ部23の上面を覆う天板31と、天板31の縁から下方に延出された第1側板32と、天板31の隅部近傍において天板31の下面から下方に延設された第2側板33と、を有する。
結束体3の天板31の平面視形状は、図2に示すように、好ましくは、略正三角形の角部が角取り(角部が円弧状に形成)された3つの隅部31aを有し、更に、該基本形の略正三角形の3辺が内側に円弧状に抉られた円弧辺31bを有する形状とされている。従って、天板31の3つの隅部31aは、天板31の中心点から均等に配置されており(各円弧状部と中心点を結んで形成される中心角が約120°)、この隅部31aの下面側に、キャップ保持部6が設けられている。
【0013】
第1側板32は、上記天板31の縁に沿って形成され、天板31の縁から下方に延出されている。
なお、天板31と第1側板32の成す角は、略90°であるが、天板31の円弧辺31bにおいては、角取りされている。つまり、天板31の円弧辺31bと第1側板32によって形成される角部は、緩やかな曲面状に形成されている(図1参照)。
第2側板33は、第1側板32と繋がっておらず、第1側板32と独立して天板31の下面から下方に延設されている。第2側板33は、結束体3の天板31の各円弧状部31aに対応してそれぞれ設けられている。
この第1側板32及び第2側板33によって筒状部が構成され、該筒状部の内側の空間に、ボトル型容器2のキャップ部23が入れられる。
【0014】
上記第1側板32の内面及び第2側板33の内面には、前記筒状部の周方向に所定間隔を開けて、係止用爪部34が突設されている。
係止用爪部34は、ボトル型容器2の段部24に係合する部分である。該係止用爪部34がボトル型容器2の段部24に係合することにより、ボトル型容器2のキャップ部23は、第1側板32及び第2側板33によって構成された筒状部(キャップ保持部6)に保持される。
【0015】
上記結束体3は、キャップ保持部6を介して、複数本(例えば3本)のボトル型容器2のキャップ部23を保持でき、該保持された複数本のボトル型容器2は、底面が同一平面上となって束ねられる。
【0016】
束ねられた複数本のボトル型容器2の隣接する胴部21は、互いに近接しており、ボトル型容器2の胴部21は、保持されたキャップ部23を支点として、前後左右に揺動しうる。
【0017】
スペーサー体4は、結束体3に保持されたボトル型容器2の胴部21の間に介在する部材であり、隣接するボトル型容器2の胴部21同士が直接当たることを防止する緩衝部材となる。
該スペーサー体4は、連結部5によって、結束体3に連結されている。
【0018】
スペーサー体4は、本体部41と、該本体部41から延び且つ隣接する胴部21間に介在される緩衝部42と、を有する。
該スペーサー体4の緩衝部42は、結束体3に保持されるボトル型容器2の本数と同数設けられている。例えば、3本のボトル型容器2を保持する上記結束体3の場合、緩衝部42は3個設けられている。
【0019】
スペーサー体4の本体部41の中央部には、連結部5の下端部が固着されている。該連結部5の上端部は、結束体3の天板31の下面の中央部に固着されている。
連結部5の上下長さは、例えば、ボトル型容器2の首部22の上下長さよりも長く且つボトル型容器2の全高よりも短く形成されている。連結部5の全体形状は、特に限定されず、例えば図4に示すような細長い棒状に形成されていてもよいし、図示しないが、長い帯板状などに形成されていてもよい。
なお、上記結束体3、スペーサー体4及び連結部5は、一体的に成形されていてもよい。このように一体成形された集束部材1は、通常、合成樹脂成形品から構成される。
また、上記結束体3、スペーサー体4及び連結部5が別体で成形され且つ各部材を接合することによって、上記集束部材1が形成されていてもよい。各部材は、接着剤を用いて接合してもよいし、或いは、各部材の接合部にネジ部を形成し、ネジ作用で各部材を接合してもよい。各部材を別体で成形し且つ接合する方式の場合についても、各部材は合成樹脂成形品から構成されていることが好ましい。
集束部材1が、合成樹脂成形品から構成される場合、その材質は特に限定されず、例えば、ポリプロピレンなどのオレフィン系樹脂などを用いることができる。
【0020】
スペーサー体4の緩衝部42は、隣接する胴部21間の少なくとも一部分に介在するように形成されていればよい。
具体的には、緩衝部42は3本形成され、該3本の緩衝部42は、本体部41から水平方向に放射状に延設されている。
好ましくは、スペーサー体4は、ボトル型容器2の胴部21周りに嵌着脱可能となるように構成されている。かかるスペーサー体4は、図示したように、緩衝部42の先端部に、二股状に分かれた弾性片部43,43を有する。該弾性片部43は、ボトル型容器2の胴部21を挟持するように、1個のボトル型容器2に対して左右一対形成されている。
該弾性片部43は、例えば、平面視円弧状に形成された帯状片からなり、組となる一対の弾性片部43の先端部間は、胴部21の直径よりも狭くなっている。
【0021】
上記構成からなる集束部材1は、例えば、次のようにして使用される。
結束体3のキャップ保持部6に、ボトル型容器2のキャップ部23を下方から押し込むと共に、スペーサー体4の一対の弾性片部43の先端部間に、ボトル型容器2の胴部21を押し込む。
具体的には、結束体3のキャップ保持部6の下方側から、該キャップ保持部6にボトル型容器2のキャップ部23を押し込むと、第2側板33が僅かに拡がることによって、キャップ部23が係止用爪部34を乗り越え、その後、該第2側板33が元に復帰することによって、係止用爪部34がキャップ部23の下方に形成された段部24に係合する。
また、スペーサー体4の一対の弾性片部43の先端部間からボトル型容器2の胴部21を内側へ押し込むと、一対の弾性片部43が拡がることによって、胴部21が弾性片部43の内側へ嵌り、その後、一対の弾性片部43が元の形状に復帰することにより、該弾性片部43が胴部21に嵌着する。
【0022】
各ボトル型容器2を、集束部材1の各キャップ保持部6及び弾性片部43に嵌め入れることにより、図5及び図6に示すように、複数本(3本)のボトル型容器2が集束部材1によって束ねられた包装体10が得られる。
かかる包装体10は、手で結束体3を持って運搬することができる。例えば、結束体3の天板31の各円弧辺31bで形成される凹み部分に合わせて指を入れると、結束体3が持ちやすくなる。なお、該天板31の円弧辺31bと第1側板32との間は角取りされているので、持ち手が馴染み易い。
【0023】
また、各ボトル型容器2の隣接する胴部21の間には、スペーサー体4が介在されているので、隣接する胴部21の間に、スペーサー体4の緩衝部42の肉厚に相当する間隔が維持される。このため、上記包装体10は、束ねられた複数本のボトル型容器2の胴部21同士が直接当たることを防止できる。
さらに、各ボトル型容器2の胴部21には、それぞれスペーサー体4の弾性片部43が嵌着されているので、該胴部21が揺動することを防止できる。つまり、緩衝部42だけが設けられている場合、ボトル型容器2の胴部21は、保持されたキャップ部23を支点として前後左右に揺動しうるが、上記弾性片部43が嵌着されていることによって、胴部21が揺動することを防止できる。
このため、上記包装体10は、運搬時に、ボトル型容器2が揺れ難く、従って、キャップ保持部6からボトル型容器2が不用意に脱落することを防止できる。
【0024】
上記集束部材1で複数本のボトル型容器2が束ねられている包装体10は、上下に積み上げて保管することもできる。
【0025】
上記包装体10から個々のボトル型容器2を取り外す際には、ボトル型容器2を外側へ引き出せばよい。ボトル型容器2を外側へ引き出すことにより、弾性片部43が拡がってボトル型容器2の胴部21が外れると共に、第2側板33が僅かに拡がって係止用爪部34の係合が解除され、ボトル型容器2のキャップ部23がキャップ保持部6から外れ、ボトル型容器2を集束部材1から取り外すことができる。
【0026】
次に、本発明の各種変形例について説明する。
ただし、下記変形例の説明においては、主として上記実施形態と異なる構成及び効果について説明し、上記実施形態と同様の構成及び効果については、その説明を省略し、用語を援用する場合がある。
【0027】
上記実施形態では、スペーサー体4は、緩衝部42の先端部に弾性片部43,43が設けられているが、該弾性片部43が設けられていなくも良い。
例えば、図7に示すように、スペーサー体4は、本体部41と、本体部41から延びる複数の緩衝部42と、から形成されていてもよい。
該スペーサー体4の緩衝部42は、結束体3に保持されるボトル型容器2の隣接する胴部21の間に介在されることは、上記実施形態と同様である。
図7に示すようなスペーサー体4を有する集束部材1は、ボトル型容器2の胴部21の揺動を防止する機能を有しないが、緩衝部42が隣接する胴部21の間に介在されるので、隣接する胴部21同士が直接当たることを防止できる。
【0028】
また、上記実施形態では、3本のボトル型容器2を保持できる集束部材1を例示したが、本発明の集束部材1は、ボトル型容器2を3本保持する構成に限られず、例えば、ボトル型容器2を2本保持するように変更することもでき、或いは、ボトル型容器2を4本以上保持できるように変更することもできる。もっとも、ボトル型容器2の保持本数が増加するに従って集束部材1の強度を高めなければならず、更に、包装体の重量が増して簡単に運搬し難くなることから、集束部材1は、2本〜4本程度のボトル型容器2を保持できるように構成することが好ましい。
【0029】
図8に、4本のボトル型容器2を保持する集束部材1の一例を示す。
該4本のボトル型容器2を保持可能な集束部材1は、4個のキャップ保持部6がそれぞれ独立して設けられた結束体3と、4本のボトル型容器2の隣接する胴部21の間に介在するように、4個の緩衝部42が延設されたスペーサー体4と、前記結束体3及びスペーサー体4を連結する連結部5と、を有する。なお、図8に示すスペーサー体4は、緩衝部42の先端部に弾性片部を有しないが、上記実施形態と同様にして、緩衝部42の先端部に、胴部21に嵌着脱可能な弾性片部を設けても良い。
【0030】
また、上記実施形態では、結束体3のキャップ保持部6は、ボトル型容器2のキャップ部23の上面を覆うように被せられるが、例えば、図9に示すように、結束体3のキャップ保持部6は、ボトル型容器2の首部22に嵌着脱可能で且つキャップ部23の下方の段部24に係合する平面視略C字状の弾性片61から構成されていてもよい。この他の実施形態に係る集束部材1も上記実施形態と同様に、前記結束体3に保持されたボトル型容器2の隣接する胴部21間に介在されるスペーサー体4が、連結部5を介して結束体3に連結されている。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】集束部材の一実施形態を示す斜視図。
【図2】同平面図。
【図3】同底面図。
【図4】図2のI−I線断面図。
【図5】集束部材にボトル型容器が保持された包装体を示す斜視図。
【図6】同包装体の断面図(ただし、容器は、二点鎖線で表している)。
【図7】集束部材の他の実施形態を示す斜視図。
【図8】集束部材の他の実施形態を示す斜視図。
【図9】集束部材の他の実施形態を示す斜視図。
【符号の説明】
【0032】
1…集束部材、2…容器、21…容器の胴部、23…容器のキャップ部、3…結束体、34…係止用爪部、4…スペーサー体、42…スペーサー体の緩衝部、43…スペーサー体の弾性片部、5…連結部、6…キャップ保持部、10…包装体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
胴部と胴部の上方に形成され且つ胴部よりも小径のキャップ部とを有するボトル型容器を複数本集束可能な集束部材であって、
複数のキャップ保持部を有する結束体と、連結部を介して前記結束体に連結されているスぺーサー体と、を有し、
前記複数のキャップ保持部が、胴部を隣接させて配置したボトル型容器の各キャップ部のそれぞれに係脱可能であり、
前記スぺーサー体が、前記結束体に保持されたボトル型容器の隣接する胴部間に介在されていることを特徴とするボトル型容器の集束部材。
【請求項2】
前記スぺーサー体が、ボトル型容器の胴部周りに嵌着脱可能である請求項1に記載のボトル型容器の集束部材。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2009−120231(P2009−120231A)
【公開日】平成21年6月4日(2009.6.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−296290(P2007−296290)
【出願日】平成19年11月15日(2007.11.15)
【出願人】(000238005)株式会社フジシールインターナショナル (641)
【Fターム(参考)】