説明

ボビンストッパー

【課題】 本発明の目的は、長期にわたって巻取機の回転シャフトを交換することも、また回転シャフトにネジを切り直す必要もなく、さらにまたボビンを回転シャフトに装着する際、ボビンと回転シャフトの軸心のずれを起こす恐れもないボビンストッパーを提供することにある。
【解決手段】 本発明のボビンストッパーは、ボビンの鍔18bに面接触し、鍔18bを巻取機本体側に押圧するフランジ部20と、フランジ部20に回転自在で装着されてなる丸ナット22と、丸ナット22の内側に外面で螺合し、内側に回転シャフト14が貫通する貫通孔23を有するホルダー24と、ホルダー24と回転シャフト14に設けられたピン貫通孔25a、25bに各々連通して、ホルダー24を回転シャフト14に固定するロックピン26とを有している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば光ファイバ用ボビンを巻取機の回転シャフトに装着し、これを固定するボビンストッパーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、例えば光ファイバを巻き取ったボビンを巻取機の回転シャフトから外した後、新たに空のボビンを回転シャフトに装着し、これを回転シャフトの軸に対して傾いたり、あるいは軸ずれを起こしたりしないように固定する方法として、例えば特許文献1に記載の方法がある。
【0003】
これは図6が示すように、巻取機本体側から延出している回転シャフト14に、例えば光ファイバ用のボビン10を装着したら、回転シャフト14の先端部に設けられている螺子部14aにテーパーカラー13のテーパー部を回転シャフト14の基端部14bに装着されているテーパーカラー12のテーパー部と対向するようにテーパー部を内向きにして装着する。しかる後このテーパーカラー13をボビン10の鍔18aが傾き防止板15に面接触するまで締め込む。
尚、テーパーカラー12は、回転シャフト14の基端部14bに設けられているバネ16により、回転シャフト14の先端方向に向けて付勢されている。
【0004】
このようにしてなる特許文献1記載のボビンストッパーによれば、傾き防止板15にボビン10の鍔18aを面接触させ、かつテーパーカラー12、13の対向する一対のテーパー面でボビン10の軸穴11の両端部を支えることで、ボビン10を回転シャフト14に対して同軸状に、しかも鍔18aが回転シャフト14の軸と直角になるように正確に位置決めでき、加えて、テーパーカラー13と回転シャフト14の先端部に形成されている螺子部14aとの螺合により、光ファイバをボビン10に巻き取っている間、ボビン10が回転シャフト14上でぶれたりしないように固定できる。
【0005】
【特許文献1】特開平7−196243号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで特許文献1に記載されている従来のボビンストッパーは、回転シャフト14の先端部に螺子部14aを形成し、これにテーパーカラー13を螺合させているため、回転シャフト14の先端部にボビンの鍔18をぶつけたり、あるいは別の運搬器具類をぶつけたりして、螺子部14aのネジ山を損傷することもあり得る。また長期にわたってこの巻取機を使用している間に螺子部14aのネジが磨り減って、遊びが大きくなってしまいテーパーカラー13をしっかり螺合させることができなくなる恐れもある。
【0007】
このような場合、回転シャフト14は巻取機本体側に装着されているため、これを取り外し、ネジを切り直すことは容易ではない。また別に回転シャフト14のスペアを用意しておいて、螺子部14aのネジ山が損傷したり、ネジ全体が磨耗したら回転シャフト14をそっくり新しいものに交換する方法もあるが、回転シャフト14の動バランスが十分取れているか等の調整や確認も必要で、この方法も簡便とは言い難い。
【0008】
またボビン10をテーパーカラー12、13のテーパー部で線接触で保持しているだけであるため、例えば光ファイバの巻き量が多くなってくると、鍔18bが外側に広がり、光ファイバの巻きに乱れが生ずる、等の問題がある。
さらにはボビン10を傾き防止板15側に強く押し付けようとテーパーカラー13を締め込み過ぎると、ボビン10の軸心位置が回転シャフト14の軸心とずれる恐れもある。その場合、光ファイバ等の線材が巻き崩れる恐れがある。
【0009】
前記問題に鑑み本発明の目的は、長期にわたって巻取機の回転シャフトを交換することも、また回転シャフトにネジを切り直す必要もなく、さらにまたボビンを回転シャフトに装着する際、ボビンと回転シャフトの軸心のずれを起こす恐れもないボビンストッパーを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記目的を達成すべく本発明の請求項1記載のボビンストッパーは、巻取機の回転シャフトにボビンを装着し、これを前記回転シャフトに固定するボビンストッパーであって、該ボビンストッパーは前記ボビンの鍔に面接触し、前記鍔を巻取機本体側に押圧するフランジ部と、該フランジ部に回転自在で装着されてなる丸ナットと、該丸ナットの内側に外面で螺合し、内側に前記回転シャフトが貫通する貫通孔を有するホルダーと、該ホルダーと前記回転シャフトに設けられたピン貫通孔に連通して装着され前記ホルダーを前記回転シャフトに固定するロックピンとを有することを特徴とするものである。
【0011】
このようにしてなる請求項1記載のボビンストッパーによれば、回転シャフト側に螺子部を設ける代わりに回転シャフトに装着するホルダー表面に螺子部を設け、これを丸ナットの内側に形成した螺子部に螺合させることにより、ロックピンで回転シャフトに固定されたホルダーに対して丸ナットを締め込むだけで、フランジ部をボビンの鍔に押圧して面接触させ、ボビンを回転シャフトに装着、固定することができる。
それ故、仮にホルダー表面に設けた螺子部あるいは丸ナットの内面に形成した螺子部が損傷したとしても、ボビンストッパー側の損傷部品のみ交換すれば済み、従来のように回転シャフトを巻取機から外してネジを切り直すとか、新しい回転シャフトに交換し、調整する、といった難しい作業が不要になる。
また丸ナットを締め込むことでフランジ部をボビンの鍔に押し当てることでボビンを固定するため、ボビンの軸心と回転シャフトの軸心がずれる恐れは機構の面からみて起こり難い。それ故ボビンに巻き取る線材の巻き崩れも起き難い。
【0012】
また請求項2記載のボビンストッパーは、請求項1記載のボビンストッパーにおいて、前記回転シャフトと前記ホルダーに形成された前記ピン貫通孔は、長辺と短辺を有する前記ロックピンがその内部で回転可能な大きさを有し、前記回転シャフトはその先端から前記ピン貫通孔までその直径方向に前記ロックピンの長辺の幅より狭く短辺の幅より広いスリットを有していることを特徴とするものである。
【0013】
このようにしてなる請求項2記載のボビンストッパーによれば、ボビンストッパー一式を組み立てたそのままの状態で、回転シャフトのスリットにロックピンの短辺を沿わせて挿通し、ロックピンがピン貫通孔に到達したら、そこで90度回転するだけで、ボビンストッパーを回転シャフトに装着できる。すなわち、ボビンを回転シャフトに簡単、かつ確実に固定できる。
【発明の効果】
【0014】
以上のように本発明のボビンストッパーによれば、長期にわたって巻取機の回転シャフトを交換することも、また回転シャフトにネジを切り直す必要もなく、さらにまたボビンを回転シャフトに装着する際、ボビンと回転シャフトの軸心のずれを起こす恐れもないボビンストッパーを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下に図を用いて、本発明のボビンストッパーの一実施例を詳細に説明する。尚、前述した図6に示すものと同じ部材には同じ符号を付してある。
【0016】
図1は本発明のボビンストッパーの一実施例を示す断面図である。このボビンストッパーを構成する主たる部材をボビン10に近い方から順に説明する。
本発明のボビンストッパーは、巻取機の回転シャフト14に装着したボビン10の鍔18bに面接触し、鍔18bを図1に向かって右側に位置する図示しない巻取機本体側に押圧するドーナツ円板状のフランジ部20と、このフランジ部20に、例えばベアリング21を介して回転自在に装着されてなる丸ナット22と、丸ナット22の内側に外面で螺合し、その内側に回転シャフト14が貫通する貫通孔23を有するホルダー24と、ホルダー24と回転シャフト14に各々設けられたピン貫通孔25a、25bに連通して装着され、ホルダー24を回転シャフト14に固定するロックピン26を有している。
ここで符号40はロックピン26の一端に装着されたバネで、その一端をロックピン26の一端に固定されたバネ押えキャップ41で押えられ、図1の場合においては、ロックピン26を下方に付勢している。
【0017】
前記フランジ部20は、ボビン10に接触するドーナツ状円板状のフランジ部本体20aと、後述するベアリング21を丸ナット22と共に保持するリング状のハウジング20bとを有している。
フランジ部本体20aは、ボビン10の鍔18bと接触する面に、ドーナツ状の、例えばゴム等からなる弾性部材が貼り付けられていて、鍔18bの表面に多少凹凸があっても確実に面接触できるようになっている。もちろん鍔18bの面が滑らかであれば、あえてこのような弾性部材を貼り付ける必要はない。
またフランジ部20の丸ナット22側に位置するハウジング20bは、丸ナット22と共にベアリング21を保持するようになっていて、フランジ部本体20aにボルト28等で結合され、一体化されている。
【0018】
丸ナット22は前述したようにフランジ部20のハウジング20bとの間でベアリング21を把持していて、このベアリング21により丸ナット22はフランジ部20に対して回転自在になっている。
丸ナット22の内側には雌ネジが切られていて、この雌ネジとホルダー24の外面の一部、すなわち丸ナット22と組み合わせられる側の外面に形成されている雄ネジ部24aとを螺合させることにより、丸ナット22はホルダー24上を図1において左右に移動可能となっている。そして丸ナット22を締め込むことによりフランジ部20をボビン10側に押し込み、フランジ部本体20aを鍔18bに押し付けることができる。
尚、符号29は、丸ナット22が回転中に緩まないようにするためのダブルナットを示している。
【0019】
また符号21a、21bはベアリング押当板で、丸ナット22とハウジング20b間に保持したベアリング21がぶれたり外れたりしないように、ベアリング21を内側からベアリング押当板21aで押え、外側からベアリング押当板21bで押えている。
【0020】
図2はホルダー24の一例を示すもので、図2(a)は平面図、図2(b)は図2(a)におけるA−A断面図である。また図3はロックピンの一例を示すもので、図3(a)は平面図、図3(b)は正面図、図3(c)は左側面図である。
図2が示すように、ホルダー24の回転シャフト14の先端側に位置する部分にはピン貫通孔25aが形成されていて、図3が示すロックピン26の首下部分26aが挿入可能になっている。
【0021】
また図2(a)において、符号31は後述するロックピン26の頭部26bが嵌る溝を示している。具体的には、この溝31は、Xの位置で図2(a)に向かって左側は深さhの溝であるが、Yの位置はホルダー24の外周面を単に面取りして形成したものである。因みに、この例では、Xの位置でのロックピン26の頭部26bの回転は、符号31aで示す壁面で阻止され、Yの位置での回転は、壁面31bで防止される。
もちろん、Yの位置でも、ホルダー24の外周面を単に面取りするだけでなく、この面取りした平面からさらに所定深さ掘り込んで溝を形成し、ロックピン26の頭部26bが図の一点鎖線で示すXの位置でも、Yの位置でも溝内に納まるような形状にしてもよいことはいうまでもない。
【0022】
また、図3(b)で厚さHとして示されているロックピン26の首下部分26aは、図3(c)が示すように、長辺がW、短辺がHになっている断面略長方形部分の短辺部の厚さを示している。
但し、この例では、正確にいうと短辺は直径がWの円周の一部で構成されている。
また符号26bはロックピン26の頭部で、図3(c)が示すように断面略長方形になっていて、ホルダー24及び回転シャフト14のピン貫通孔25a、25bに挿入した状態で、図2(a)の一点鎖線で示すXの位置から90度回転して、同じく一点鎖線で示すYの位置にすると、後述するようにこのロックピン26が回転シャフト14のスリット32から抜けなくなって、ボビンストッパー全体を回転シャフト14に簡単に固定することができる。
ところで図3(a)において符号26cはロックピン26を90度回転させる際使用する丸棒状の回転工具を挿入するための貫通孔を示している。
【0023】
回転シャフト14の先端部には、図4が示すように回転シャフト14の直径方向にスリット32がロックピン26が貫通するピン貫通孔25bの位置まで、ピン貫通孔25bに連通して形成されている。因みに、図4(a)は回転シャフト14の平面図、図4(b)は左側面図である。
ところでこのスリット32の幅Zは、図3に示すロックピン26の首下部分26aの短辺の長さHより大きく、長辺の長さWよりも狭くなっている。
いま回転シャフト14の先端からロックピン26を含む全部材を組み込んだボビンストッパーを装着すべく、図3(b)のようにロックピン26の短辺が回転シャフト14の軸方向から見て手前を向くようにして、回転シャフト14のスリット32にロックピン26を挿入し、ボビンストッパーを押し込んでいく。そしてロックピン26がピン貫通孔25b内に到達したら、ロックピン26の頭部26bを摘み、バネ40に抗して溝31の深さに相当するh以上これを摘み上げ、図2(a)が示すように90度回転した後、手を離せば、その頭部26bはホルダー24の溝31内にYの位置で収まる。この状態でボビンストッパー全体が回転シャフト14に対してロックされる。
このときロックピン26は、図3(b)で厚さがHで示されている部分が回転シャフト14のピン貫通孔25bを貫通し、厚さがHの部分の一部と断面円形で外径がWの部分がホルダー24のピン貫通孔25aを貫通している。
【0024】
この装着の様子を回転シャフト14のピン貫通孔25bでみると、図5が示すようになる。
図5が示すように、回転シャフト14の先端からスリット32にロックピン26を挿入する場合には、ロックピン26の短辺の長さHより広く、長辺の長さWより狭い幅Zのスリット32に、ロックピン26の短辺側を手前に向くようにしながら矢印方向に送り込む。ロックピン26がピン貫通孔25bに到達したら(図2におけるXの位置)ロックピン26の頭部26aを摘み上げて90度回転すると(図2におけるYの位置)、スリット32の幅Zより長いロックピン26の長辺W側がスリット32の出口を塞ぎロックが掛かる。
【0025】
前述したように図2(a)におけるXの位置からYの位置にするには、一度ロックピン26の頭部26aを、溝31の深さh分以上摘み上げてからでないと90度回転することができない。換言すると、ロックピン26の頭部26bを持ち上げて溝31から外さない限り、ロックピン26はかってに90度回転することはない。それ故、この固定方法によればロックピン26により回転シャフト14にボビン10を確実に装着できて好ましい。
【0026】
このようにして回転シャフト14にボビン10を装着し、ロックピン26を90度回転してホルダー24を含むボビンストッパー全体を回転シャフト14に装着したら、丸ナット22をスパナ等を使って締め込んで、フランジ部20をボビン10の鍔18b側に送り込み、フランジ部本体20aを鍔18bに面接触させたら、最後に丸ナット22が緩まないようにダブルナット29を締め込む。このとき、トルクレンチを用いると締め込み状態の微妙な調整が可能であるとともに、締め込み状態のばらつきを小さくすることができ好ましい。
【0027】
このようにしてなる本発明のボビンストッパーによれば、回転シャフトには従来のように螺子部を形成する必要がないので、例えば回転シャフトの螺子部の山が傷ついたり、変形したり、あるいは磨耗して遊びが大きくなって、ネジを切り直さねばならないとか、回転シャフト全体を新しいものに交換しなければならない、といった問題は起こらなくなる。
またテーパーカラーを使っていないので、ボビンと回転シャフトの軸心がずれる恐れもない。
またボビン10の鍔18bを押圧するフランジ部20に対して丸ナット22が回転自在になっているため、丸ナット22を締め込んでもフランジ部20は回転しない。そのためフランジ部20の表面と鍔18bとが擦れて磨耗する恐れもないので、長期にわたって安定した力で鍔を押えることもできる。
【0028】
尚、前記実施例では、ロックピン26をホルダー24のピン貫通孔25aに装着した状態、すなわちボビンストッパー全体を組み込んだ状態で、このボビンストッパーを回転シャフト14に装着したが、ロックピン26のみ外しておいて、それ以外のボビンストッパーを回転シャフト14に装着した時点で、ホルダー24と回転シャフト14に各々設けられているピン貫通孔25a、25bを一致させ、ロックピン26をそのピン貫通孔25a、25bに挿入し、ロックピン26の他端にバネ40やバネ押えキャップ41を装着し、ロックピン26でボビンストッパーを回転シャフト14にロックすることも可能である。
【0029】
以上のように本発明のボビンストッパーによれば、長期にわたって巻取機の回転シャフトを交換することも、また回転シャフトにネジを切り直す必要もなく、さらにまたボビンを回転シャフトに装着する際、ボビンと回転シャフトの軸心のずれを起こす恐れもないボビンストッパーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明のボビンストッパーの一実施例を示す断面図である。
【図2】図1で示すホルダーの一実施例を示すもので、(a)は平面図、(b)は(a)におけるA−A断面図である。
【図3】図1で示すロックピンの一実施例を示すもので、(a)は平面図、(b)は正面図、そして(c)は左側面図である。
【図4】図1に示す回転シャフトの一実施例を示すもので(a)は正面図、(b)は左側面図である。
【図5】図4が示す回転シャフトのピン貫通孔にロックピンを挿入していく状態を示す一部拡大平面図である。
【図6】従来のボビンストッパーの一例を示す断面図である。
【符号の説明】
【0031】
10 ボビン
14 回転シャフト
18b 鍔
20 フランジ部
21 ベアリング
22 丸ナット
24 ホルダー
25a、25b ピン貫通孔
26 ロックピン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
巻取機の回転シャフトにボビンを装着し、これを前記回転シャフトに固定するボビンストッパーであって、該ボビンストッパーは前記ボビンの鍔に面接触し、前記鍔を巻取機本体側に押圧するフランジ部と、該フランジ部に回転自在で装着されてなる丸ナットと、該丸ナットの内側に外面で螺合し、内側に前記回転シャフトが貫通する貫通孔を有するホルダーと、該ホルダーと前記回転シャフトに設けられたピン貫通孔に連通して装着され前記ホルダーを前記回転シャフトに固定するロックピンとを有することを特徴とするボビンストッパー。
【請求項2】
前記回転シャフトと前記ホルダーに形成された前記ピン貫通孔は、長辺と短辺を有する前記ロックピンがその内部で回転可能な大きさを有し、前記回転シャフトはその先端から前記ピン貫通孔までその直径方向に前記ロックピンの長辺の幅より狭く短辺の幅より広いスリットを有していることを特徴とする請求項1記載のボビンストッパー。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2007−39212(P2007−39212A)
【公開日】平成19年2月15日(2007.2.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−226054(P2005−226054)
【出願日】平成17年8月4日(2005.8.4)
【出願人】(000005290)古河電気工業株式会社 (4,457)
【Fターム(参考)】