説明

ポイントカード兼名刺

【課題】本発明は、名刺に関する発明である。
【解決手段】本発明は、右側に顔写真4dを表示し左側に前記顔写真4dの人物のメッセージ4aと役職及び氏名4bと連絡先4cを表示した第一面4を中央の山折線4eより上部に設け、前記顔写真4dの人物の個人プロフィール5aと所属する会社データ5bを表示し一部にフリースペース5cを設けた第二面5を前記山折線4eより下部に設けた表面2と、カード名6aとカード名6aにまつわるキャラクター6bとキャラクター説明6cを表示した第三面6を谷折線6dより上部即ち前記第一面4の背面に設け、上部にタイトル7bを表示し左側に一部がスクラッチ膜7eで覆われたお神籤となっているポイント押印欄7aを設け左側にカード説明文7cと相手情報記載欄7dを設けた第四面7を谷折線6dより下、即ち前記第二面5の背面に設けた裏面3とからなり、前記第一面4、第二面5、第三面6及び第四面7をカードサイズとしたことを特徴とするポイント兼名刺1の構成とした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自分の氏名や会社・役職等を相手に認識してもらうために使用する名刺に関する発明である。
【背景技術】
【0002】
従来の名刺は表面に会社名、氏名、連絡先等の情報が表示され背面は何も記載されていない場合や、表面には日本語で連絡先等の情報を表示し、背面には英語で連絡先等の情報を表示する形であった。
【0003】
しかしながら、従来の名刺は、自分の氏名や会社・役職等を相手に認識してもらうためだけのもので、相手に渡してしまえばそれで終わりであった。その後はその他大勢の名刺と一緒にされたり捨てられてしまうものが殆どで、その場合は名刺の人物を覚えてもらえるはずもなく、名刺としての役割を果たせないものが多かった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そこで、本発明は、相手に渡して終わりの名刺ではなく、この名刺を利用してもらうことで名刺の人物の認識度を上げるとともに、仕事にも貢献する役割を最大限に生かすポイントカード兼名刺を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上記の課題を解決するために、 右側に顔写真4dを表示し左側に前記顔写真4dの人物のメッセージ4aと役職及び氏名4bと連絡先4cを表示した第一面4を中央の山折線4eより上部に設け、前記顔写真4dの人物の個人プロフィール5aと所属する会社データ5bを表示し一部にフリースペース5cを設けた第二面5を前記山折線4eより下部に設けた表面2と、カード名6aとカード名6aにまつわるキャラクター6bとキャラクター説明6cを表示した第三面6を谷折線6dより上部即ち前記第一面4の背面に設け、上部にタイトル7bを表示する欄を設け左側に一部がスクラッチ膜7eで覆われたお神籤となっているポイント押印欄7aを設け左側にカード説明文7cと相手情報記載欄7dを設けた第四面7を谷折線6dより下、即ち前記第二面5の背面に設けた裏面3とからなり、前記第一面4、第二面5、第三面6及び第四面7をカードサイズとしたことを特徴とするポイント兼名刺1の構成とした。
【発明の効果】
【0006】
本発明のポイントカード兼名刺は、名刺にポイントカードとしての特典を付けることで渡した相手にポイントカードとしての利用価値が生まれ、ポイントカードを利用するたびに一体となった名刺を見ることとなりため印象が強くなる。
【0007】
また、渡す側にとっては一瞬で見分けのつかないようなその他大勢の名刺と一緒にされたり捨てられたりする可能性が低くなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
その他大勢の名刺と一緒にされたり捨てられたりする危険が少なく、なおかつ名刺の人物をよく覚えてもらうという目的を、ポイントカード兼名刺とすることで実現した。
【実施例1】
【0009】
以下に添附図面に基づき、本発明であるポイントカード兼名刺について詳細に説明する。図1は、本発明であるポイントカード兼名刺の斜視図、図2はポイントカード兼名刺の正面展開図、図3はポイントカード兼名刺の背面展開図である。
【0010】
図1に示すように、本発明であるポイントカード兼名刺1は二つ折りになっており、山折線4eを境にして上面に第一面4、下面に第二面5が位置し、前記第一面4の裏面には第三面6、前記第二面5の裏面には第四面7が配置してある。
【0011】
前記ポイントカード兼名刺1の第一面から第四面4、5、6、7はカードサイズであり、財布の中に収納することが出来なかった名刺とは異って財布に入れることができるため、渡された者が財布に入れたまま持ち歩く機会が多い。
【0012】
図2に示すように本発明であるポイントカード兼名刺1の表面2は、中央に山折線4eがあり前記山折線4eより上面に前記第一面4が位置し、前記山折線4eより下面に前記第二面5が位置している。
【0013】
前記第一面4及び第二面5は本発明であるポイントカード兼名刺1の中で名刺の役割をする面であり、その中でも第一面4は最も印象を強く残すための面である。即ち名刺を配る者の顔写真4dを右側に大きく表示することで顔を印象づけ、前記写真の左側に大きな文字でメッセージ4aを記載する欄を設けて人間性を読み取らせることができる。
【0014】
また、前記メッセージ4aの下に役職及び氏名4bを記載し、更にその下に連絡先4cを記載したように、最小限の情報だけで渡す相手に強い印象を与えることが出来る。尚、前記メッセージ4aの内容は自由であり、座右の銘やお客様に対する姿勢など受けとった側に良い印象を与える言葉を記載することで名刺としての効果が増す。
【0015】
前記第二面5は、更に細かい個人情報を記載する面である。前記第一面4に記載できなかった情報、例えば、出身地、生年月日、星座、血液型、趣味等の個人プロフィール5aを左上部に記載し、右上部にはフリースペース5cとして自分の好きな物の絵や写真とそれに関する紹介文等を記載し、ポイントカード兼名刺1を受けとった側に更に強い印象を与えることができる。
【0016】
また、下部には会社データ5bとして会社名、会社所在地、電子メールアドレス、電話番号、ファックス番号等を記載している。
【0017】
図3が示すように本発明であるポイントカード兼名刺1の裏面3は、中央に谷折線6dがあり前記谷折線6dより上面に前記第三面6が位置し、前記谷折線6dより下面に前記第四面7が位置している。また、前記第三面6は前記第一面4の裏面であり、前記第四面7は前記第二面5の裏面である。
【0018】
前記第三面6及び第四面7は本発明であるポイントカード兼名刺1の中でポイントカードの役割をする面である。本発明では、第三面6の上部中央にポイントカードのカード名6aが記載し、その下にはポイントカードの趣旨にあう複数のキャラクター6bを表示し、更に、前記キャラクター6bの下にキャラクター説明6cを記載する。このキャラクター6bは、実施例では福をもたらすように七福神としたが、その他キャラクターを表示してもよい。
【0019】
前記第四面7の左側にはポイント押印欄7aを設け、右側にカード説明文7cを記載し、上部にタイトル7bを記載した。また、前記カード説明文7cの下には相手情報記載欄7dとして、ポイントカードを使用する者の住所、氏名等を記載する欄を設けた。
【0020】
前記押印欄7aの一つはスクラッチ膜7eで覆われており、内部にはお神籤が記載されている。これにより本発明であるポイントカード兼名刺1を受けとった人がコイン等で前記スクラッチ膜7eを削り運試しをして楽しむ事で、名刺をくれた人又はその会社の印象が強くなる。
【0021】
前記第三面6及び第四面7の記載内容やレイアウトはこれに限定するものではなく、例えば、第三面6及び第四面7の両方をポイント押印欄7aにしてもよく、ポイントカード兼名刺1という特徴を生かし、自由に配置して良い。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明であるポイントカード兼名刺の斜視図である。
【図2】本発明であるポイントカード兼名刺の正面展開図である。
【図3】本発明であるポイントカード兼名刺の背面展開図である。
【符号の説明】
【0023】
1 ポイントカード兼名刺
2 表面
3 裏面
4 第一面
4a メッセージ
4b 役職及び氏名
4c 連絡先
4d 顔写真
4e 山折線
5 第二面
5a 個人プロフィール
5b 会社データ
5c フリースペース
6 第三面
6a カード名
6b キャラクター
6c キャラクター説明
6d 谷折線
7 第四面
7a ポイント押印欄
7b タイトル
7c カード説明文
7d 相手情報記載欄
7e スクラッチ膜

【特許請求の範囲】
【請求項1】
右側に顔写真を表示し左側に前記顔写真の人物のメッセージと役所及び氏名と連絡先を表示した第一面を中央の山折線より上部に設け、前記顔写真の人物の個人プロフィールと所属する会社データを表示し一部にフリースペースを設けた第二面を前記山折線より下部に設けた表面と、カード名とカード名にまつわるキャラクターと前記キャラクター説明を表示した第三面を谷折線より上部即ち前記第一面の背面に設け、上部にタイトルを表示し左側に一部がスクラッチ膜で覆われたお神籤となっているポイント押印欄を設け左側にカード説明文と相手情報記載欄を設けた第四面を谷折線より下即ち前記第二面の背面に設けた裏面とからなり、前記第一面、第二面、第三面及び第四面をカードサイズとしたことを特徴とするポイント兼名刺。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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