説明

ポテトチップス風おからチップス

【課題】従来のポテトチップスより低カロリー・糖分控えめ・高栄養価でありながら風味・食感が従来のポテトチップスとほぼ変わらないスナック菓子を製造・提供する。
【解決手段】従来のポテトチップスと同様の菓子製造過程に、原材料として大豆製品のおから(うの花)を使用することにより課題を解決している。
【効果】消費者の美容・健康・ヘルシー志向に対応し且つ風味・食感の上でも消費者の嗜好に合致した商品が低コストで製造可能となる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、おからを用いたスナック菓子の製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のスナック菓子は高カロリー・糖質過多のものが多く、この点を改善しようとしてもせいぜい使用する油を変えて多少カロリーを抑える程度であり、糖質量は抑えられなかった。また他にも様々な要因により消費者の美容・健康・ヘルシー志向に対応した商品製造にも限度があった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来のスナック菓子は主な原材料にじゃがいも(ばれいしょ)、とうもろこし等の炭水化物を使用しており特にじゃがいも(ばれいしょ)を使用した場合高カロリー・糖分過多になる場合が多かった。そのためこれまでにも消費者の美容・健康・ヘルシー志向に対応した製品として原材料の穀類の代わりにごぼうやゴーヤ、こんにゃくを使用した商品等もあったが、風味や食感が穀類を用いた製品とは大きく異なるものであった。このため低カロリー・糖分控えめ・高栄養価ながら風味や食感が従来のスナック菓子に近く消費者の嗜好に合う商品の開発が菓子メーカー側の大きな課題であった。従って原材料のじゃがいも(ばれいしょ)の代わりに大豆製品のおから(うの花)を使用することにより従来のポテトチップスやその他スナック菓子類より低カロリー・糖分控えめ且つ高栄養価となり、また風味・食感も従来のポテトチップスとほぼ変わらないものが製造可能となる。このようにして前述の欠点を解消しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、スナック菓子製造に大豆製品のおから(うの花)を原材料として使用することにより問題点を解決している。
【発明の効果】
【0005】
上述のように、本発明のポテトチップス風おからチップスは従来のポテトチップス他スナック菓子よりも低カロリー・糖分控えめ且つ高栄養価である。また風味や食感も従来のポテトチップスに極めて近いものが製造可能である。さらにおから(うの花)は原材料費が安く供給料も安定しており、菓子原材料として使用した場合製造コストを抑えることも可能である。このため消費者の美容・健康・ヘルシー志向に対応し且つ風味の上でも消費者の嗜好に合致した商品が低コストで製造可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
従来のポテトチップス(粉末じゃがいも使用・成形型)の原材料の代替品として大豆製品のおから(うの花)とでんぷん質(コーンスターチ、片栗粉等)を使用して製造する。その他材料、製造方法に関しては基本的に従来のポテトチップス(粉末じゃがいも使用型)に同じだが必要に応じて適宜変更可能である。
【実施例】
【0007】
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。図1は製品の形状を図示したものである。当該製品の形状に関してはチップス型(薄く平らな円・楕円形)スティック型(棒状)他のうち適切なものを採用する。また機何学模様型やキャラクター型他に関しても著作権・意匠権等の問題が発生しない限り適宜採用可能である。また他にも適切、利便性の高いデザインがあった場合適宜変更可能である。
【0008】
当該製品の原材料に関しては基本的には従来のポテトチップス(粉末じゃがいも使用・成形型)とほぼ同じだが、じゃがいも(ばれいしょ)の代わりに大豆製品のおから(うの花)を使用する。またおから(うの花)のみではチップス状、スティック

粉等)を使用する。尚、使用するでんぷん質に関しては適切なものがあった場合適宜変更可能とする。
【0009】
図2は当該製品のパッケージの形状の一例を図示したものである。当該製品のパッケージに関しては従来の袋型・筒型・カップ型他のうち適切なものを採用する。また他にも当該製品との兼ね合いや製造・輸送・陳列等流通経路上の利便性の高いものがあれば適宜変更可能である。
【0010】
当該製品パッケージの寸法・材質・デザインに関しては基本的にはスナック菓子類をはじめ既存の類似商品に準ずるものとするが、適切なものがあれば適宜変更可能である。
【0011】
当該製品パッケージの形状・寸法・材質・デザインその他の要素に関しては、いずれも必ず特許権・著作権・意匠権その他の権利問題が一切発生しないもののみ採用可能とする。
【0012】
当該製品の製法に関しては、基本的に従来のポテトチップス(粉末じゃがいも使用型)と同じとする。ただし必要に応じて適宜変更可能である。
【0013】
当該製品の製法、および商品名をはじめとするパッケージ記載内容に関しては、いずれも特許権・商標権・著作権・意匠権その他の権利問題が一切発生しないもののみ採用可能とする。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】 本発明のポテトチップス風おからチップスの形状の一例を図示したものである。
【図2】 本発明のポテトチップス風おからチップスのパッケージの形状の一例を図示したものである。
【符号の説明】
【0015】
1 ポテトチップス風おからチップス 形状の一例 チップス型
2 ポテトチップス風おからチップス 形状の一例 スティック型
3 ポテトチップス風おからチップス パッケージ 形状の一例 袋型
4 ポテトチップス風おからチップス パッケージ 形状の一例 筒型

【特許請求の範囲】
【請求項1】
従来のポテトチップス(粉末じゃがいも使用型)のじゃがいもの代わりに大豆製品のおから(うの花)を使用したスナック菓子

【図1】
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【図2】
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