説明

マグネット板及びこれを用いた回転動力伝達装置

【課題】溶接を行わず、容易に組み立てができるマグネット板、及びこれを用いた回転動力伝達装置を提供することを目的とする。
【解決手段】ケース内部に磁石を収納し、磁石の磁極が異なる向きとなる2種類の磁気パーツ21と、磁気パーツ21を収容する収容穴を同心円上に複数設けた本体11と、本体の一方の面を塞ぐカバー31とから構成する。複数の磁気パーツ21を収容穴に挿入し、カバー31をネジ32等で本体11に接続することにより磁気パーツ21を固定してマグネット板1を組み立てる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、回転動力伝達機構に用いられるマグネット板及びこれを用いた回転動力伝達装置に関する。
【背景技術】
【0002】
各種チャンバや液槽の外部から内部の機構に回転動力を伝達する回転動力伝達装置が知られている。
【0003】
回転動力伝達機構の一例が、特許文献1に開示されている。この回転動力伝達機構は、チャンバの壁面を挟んで対向して配置された1組のマグネット円板を備える。それぞれのマグネット円板の対向面にはN極とS極が交互に現れるよう磁石が配置されている。マグネット円板の磁石は互いに吸着した状態を保とうするので、モーター等の動力源により一方のマグネット円板を回転させると、他方のマグネット円板も追従して回転する。
【特許文献1】特開2004−284695号公報(例えば、図6,図7)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されているマグネット円板は、一般的に、円板内部に複数のマグネットを配置し、その上を蓋で覆い、マグネット円板に蓋を溶接して組み立てられる。しかし、組み立ての際にマグネットにより吸着力或いは反発力が作用してしまい、溶接に技術を要し、製造が困難である。また、溶接による変形・歪みを無視できない。更にコストも高い。
【0005】
本発明は、上記事項に鑑みてなされたものであり、容易に組み立てができるマグネット板を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明のマグネット板は、回転軸に接続され、磁力により回転動力を伝達するマグネット板であって、ケースと該ケース内部に収容された磁石とから構成され、前記磁石の磁極が異なる向きとなる2種類の磁気パーツと、回転軸に連結可能で、前記磁気パーツを収容する収容穴が複数設けられた本体と、を備え、前記磁気パーツが前記収容穴に挿入されていることを特徴とする。
【0007】
また、前記磁気パーツのケースの一方の面の縁を突出させてフランジが形成されており、前記収容穴は前記フランジに対応するフランジ受けを有し、前記フランジと前記フランジ受けを当接させて複数の前記磁気パーツを平面状に揃えるよう構成してもよい。
【0008】
更に、複数の前記磁気パーツは全て同寸法に形成され、且つ、前記収容穴は全て同寸法に形成されるように構成してもよい。
【0009】
更に、前記本体の一方の面を塞いで前記磁気パーツを前記収容穴に固定するカバーを備えるように構成してもよい。
【0010】
更に、前記本体と前記カバーは連結具によって機械的に固定され、前記磁気パーツが着脱自在に装着されるように構成してもよい。
【0011】
更に、前記本体、前記カバー、及び前記ケースは耐候性樹脂から構成してもよい。
【0012】
本発明の回転動力伝達装置は、請求項1から6のいずれかに記載のマグネット板1組を備え、一方の前記マグネット板に入力軸が接続され、他方の前記マグネット板に出力軸が接続され、隔壁を挟んで前記1組のマグネット板が対向して又は並んで配置され、前記入力軸を回転駆動させることで前記1組のマグネット板を介して前記出力軸を回転させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、内部に磁石を収納した同一寸法の磁気パーツを本体に設けた収容穴に挿入した構成である。従って、容易にマグネット板を組み立てることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明の実施の形態に係るマグネット板1について説明する。
本実施形態のマグネット板1は後述の回転動力伝達装置に用いるものであり、一組のマグネット板1を有することでその機能を発揮する。一組のマグネット板1は一方に入力軸、他方に出力軸を接続し、入力軸及び出力軸のついていない各々の面を対向配置させて用いる。以下の説明では、マグネット板が対向する側を対向側、入力軸及び出力軸が接続する側を軸側として説明する。
【0015】
まず、図1、図2を参照して、本発明のマグネット板について説明する。図1(A)は、マグネット板1の外観を示す対向側から見た斜視図、(B)は軸側から見た斜視図である。図2(A)は、本体11の対向側の平面図、(B)は軸側の平面図、(C)は(B)におけるX−X’断面図、(D)は(B)におけるY−Y’断面図である。
【0016】
本実施の形態に係るマグネット板1は、主に本体11、磁気パーツ21、及びカバー31から構成されており、本体11に設けられた複数の収容穴14に磁気パーツ21が挿入され、カバー31が本体11にネジ32で固定された構造を有する。
【0017】
本体11は、円盤形状をしており、中心には回転動力を入力する入力軸或いは出力する出力軸と連結する筒状の軸受け12が突出して形成されている。軸受け12には軸孔13が形成され、入力軸或いは出力軸が挿入され連結される。軸孔13には、滑り防止用の平面部が形成されており、挿入した軸の回転に伴ってマグネット板1が同調して回転する。軸受け12、軸孔13の形状や大きさ等は使用する入力軸或いは出力軸の形状等に合わせて形成すればよい。
【0018】
本体11には、軸受け12を中心として同心円上に6つの収容穴14が形成されている。各収容穴14は、本体11を貫通する円柱形状を有し、全て同寸法である。そして、軸側には磁気パーツ21に形成したフランジ25の形状に対応するフランジ受け15が形成されている。
【0019】
また、隣接する収容穴14の間にネジ孔16が設けられており、本体11とカバー31をネジ32で固定する際に利用される。
【0020】
一方、磁気パーツ21は、図3に断面で示すように、ケース22、磁石23、ヨーク24から構成される。ケース22は円盤形状をしており、内部にヨーク24を吸着した磁石23を収納している。ヨーク24は、磁性材料などから構成され、磁石23裏側の磁束を通りやすくし、磁石の表面磁束密度を上げて磁力を高めている。
ケース22には、ヨーク24側の縁を突出させたフランジ25を形成しており、このフランジ25の外径及び厚みは、前述した本体11のフランジ受け15に丁度収まる寸法である。
【0021】
磁気パーツ21は、フランジ25の逆側の面がマグネット板1の対向側を向くように、収容穴14に挿入される。磁石23のS極が対向側を向く磁気パーツ21a、磁石23のN極が対向側を向く磁気パーツ21bの2種類について、それぞれ複数個用意しておく。また、全ての磁気パーツ21は同寸法とする。
【0022】
図4は、カバー31の平面図である。カバー31は本体の軸側の面とほぼ同形状で、軸受け12が通過するように貫通孔34を設け、また、本体11のネジ孔16に対応する位置に6個のネジ孔33を設けている。
【0023】
本体11、磁気パーツ21のケース22、及びカバー31の材質は、マグネット板1を使用する環境に合わせて、非磁性体の樹脂、金属、或いは合金等から適宜選択すればよい。例えば、酸性溶液等を充填した洗浄装置にマグネット板1を用いる場合、耐候性を有するポリ塩化ビニルや高密度ポリエチレン等の樹脂を用いればよい。また、ケース22として樹脂を用いる場合、磁石23を収納した磁気パーツ21を一体的に成型加工して製造できるので、容易に大量生産できコストの面からも好ましい。ケース22として金属、或いは合金等を用いる場合は、ケース22に蓋を溶接すればよい。マグネット円板に蓋を溶接する従来例と比較すると、溶接面積が小さくかつ磁力も作用しないため、溶接が容易となり更に変形・歪みを抑えることができる。トルクの大きなマグネット板である程この効果は大きい。
【0024】
続いて、マグネット板の組み立て方法について説明する。図5は、マグネット板の組み立て方法を示す断面図である。まず、本体11の軸側から、それぞれの磁気パーツ21を収容穴14に挿入する。このとき、隣接する磁気パーツ21同士の磁極の向きが異なるように挿入する。回転方向において隣接する磁気パーツの極性が反対であることにより脱調を防ぎ、確実に回転を伝達することができる。磁気パーツ21のフランジ25が本体11のフランジ受け15に当接するまで、磁気パーツを挿入する。磁気パーツ21は全て同寸法であること、また、収容穴14が全て同寸法であることから、全ての磁気パーツ21の対向側の面を略平面状に揃えることができる。一組のマグネット板間で対面する磁石間距離にばらつきがあると磁気パーツ毎に磁力が異なり、回転運動中に磁力の強弱が連続して生じてスムーズな回転が得られないことや、弱い磁力の磁気パーツを飛ばしてしまって脱調現象が発生する可能性もある。
【0025】
磁気パーツ21を挿入した後、本体11の軸側をカバー31で覆い、ネジ孔33からネジ32を挿入して締めることにより機械的に固定する。これにより、一括して容易に磁気パーツ21を収容穴14に固定できる。
【0026】
図6は、組み立てたマグネット板1の対向側の面に現れる各磁気パーツ21の磁極の向きを示している。対向側の面にS極を向いた磁気パーツ21aと、N極を向いた磁気パーツ21bとが交互に配置されている。
【0027】
本実施形態のマグネット板1は、ネジ32等の連結具で機械的に磁気パーツ21を挿入した本体11とカバー31を固定するので、溶接で固定するよりも短時間で安価に且つ容易に組み立てることができる。また、大きなマグネット板を組み立てる際にも、溶接による変形が生じることがないので、精度の高い大型のマグネット板を提供することができる。
【0028】
また、トルクの大きいマグネット板を、使用する設備へ取り付ける際に、従来の溶接一体型のマグネット板ではマグネット板の強力な磁力によってマグネット板同士が吸着し、手を挟み込むなどの危険が考えられるが、本実施の形態では本体11と磁気パーツ21が別構成となっているため、固定された駆動軸・従動軸に本体11をネジ等を利用して取り付けてから磁気パーツ22を1個ずつ取り付けてその場でマグネット板1を組立てることが出来るため、設備への取り付け時にケガ等の危険を最小限に抑えることも可能である。
【0029】
更に、磁気パーツ21は全て同寸法としていることから、非常に汎用性の高い構成である。本体11に形成する収容穴14の数を変えることで、トルクの異なるマグネット板1を容易に設計でき、磁気パーツ21を大量に生産してストックしておけば、収容穴14の数を変えた本体11に磁気パーツ21を挿入し、カバー31で固定するだけで簡単に所望のトルクを発生させ得るマグネット板1を製造することができる。
【0030】
図7に、他の実施形態のマグネット板2を示す。図7(A)は、磁気パーツ21を8個有するマグネット板2、(B)は、磁気パーツ21を18個有するマグネット板3である。上述のように磁気パーツ21の寸法が同じであり、汎用性が高いため、このように磁気パーツ21の挿入数を増やしてトルクの大きなマグネット板2、3を容易且つ安価に設計、製造することを実現している。
【0031】
更に、マグネット板1、2、3は、本体11とカバー31をネジ等の連結具で接続して磁気パーツ21を固定しており、溶接を行っていないことから、組み立てた後でもネジ32を外して簡単に分解できる。また、磁気パーツ21は本体11に接着されていないので、磁気パーツ21の取り外しもできる構造である。従って、挿入する磁気パーツ数を取り外す等、適宜変更することで、一つのマグネット板を異なるトルクを発生するように調節して利用することもできる。
【0032】
図8は、上述したマグネット板1を用いた回転動力伝達装置4の概略構成を示す側面図である。回転動力伝達装置4は、上述したマグネット板1a、1bを一組用い、このマグネット板1a、1bは隔壁41を挟んで対向配置している。マグネット板1aは入力軸43を介してモーター等の動力源42と接続し、一方のマグネット板1bは載置台(図示せず)等と接続する。
【0033】
マグネット板1a、1bは、図6に示すように、いずれも対向する面にN極とS極が交互に現れる構成である。マグネット板1a、1bに挿入された磁気パーツ内の磁石の磁極の向きは、それぞれN極、S極が交互に配置されており、また、磁石の数も同数であるため、動力源42がオフの状態では、マグネット板1aの各磁石とマグネット板1bの各磁石がそれぞれ引き付け合う。
【0034】
なお、図6或いは図7(A)に示すマグネット板1、2を用いる場合には、同じものを2つ用いればよい。しかし、図7(B)に示すマグネット板3の場合、同じものを2つ対向させて用いると、一部の磁石は反発し、一部の磁石が吸着することとなるので好ましくない。このような場合には、一方のマグネット板3の磁極の向きが全て逆になるように磁気パーツを挿入して組み立てて用いるとよい。具体的には、図7(B)に示すN極がS極となるように、また、S極がN極となるように磁気パーツを挿入すればよい。
【0035】
動力源42をオンとし、入力軸43が回転するとマグネット板1aが入力軸43を中心に回転を始める。マグネット板1aの各磁石とマグネット板1bの各磁石は引き付け合っていることから、マグネット板1aの回転に応じてマグネット板1bも回転を始める。これにより出力軸44を介して載置台等を回転させることとなる。なお、この際、マグネット板1aの各磁石とマグネット板1bの各磁石との間には、それらの相対的位置関係の如何によって、適宜反発力も作用し合う。このことも回転動力の伝達に活かされる。
【0036】
回転動力伝達装置4は、図9の構成を採用可能である。この場合、磁気パーツ21をフランジを備えていない柱状(円柱状、多角柱状等)、としてもよい。
【0037】
また、磁石23のS極が対向側を向く磁気パーツ21aと磁石23のN極が対向側を向く磁気パーツ21bの外形形状を異なる形状とし、収容穴14を、対応する形状の磁気パーツ21a又は21bのみが挿入可能な形状としてもよい。このような構成とすれば、磁気パーツの挿入ミスを防ぐことができる。例えば、磁気パーツ21aを円柱状(或いはフランジ付き円柱状)とし、磁気パーツ21bを多角柱状(或いはフランジ付き多角中状)とする等してもよい。
【0038】
ケース22は、使用環境において、安定を有すると共に磁石を保護できるならば、その材質等は任意である。
【0039】
マグネット板1、2、3は、真円である必要は無く、楕円でもよい。また、面取りされた方形・長方形の板等でもよい。
【0040】
磁気パーツ21の配置は、同心円状である必要は無い。磁石配置は適宜選択すればよいが、同一のマグネット板を回転させて対面させた際に対面する全ての磁石が異極となるように設計すれば、同一のマグネット板を入力側と出力側に使用することができ、設計、製造が容易になる。
【0041】
入力軸と出力軸の雰囲気を隔する必要のない場合は、隔壁を挟まず一組のマグネット板を接触させずに動力伝達してもよい。
【0042】
本実施の形態では、本体11とカバー31をネジ留め固定するため、磁気パーツ21が着脱自在でありトルクを変更することも可能であるが、磁気パーツ21の取り外しが必要ない場合は本体11に磁気パーツ21を溶着してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】(A)は、本発明の実施の形態に係るマグネット板の外観を示す対向側から見た斜視図、(B)は、軸側から見た斜視図である。
【図2】(A)は、本発明の実施の形態に係るマグネット板本体の対向側から見た平面図、(B)は軸側から見た平面図、(C)は(B)のX−X’断面図、(D)は(B)のY−Y’断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る磁気パーツの断面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るマグネット板のカバーの平面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るマグネット板の組み立て方法を示す断面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るマグネット板の磁極の向きを示す平面図である。
【図7】本発明の他の実施の形態によるマグネット板の磁極の向きを示す平面図であり、(A)は磁気パーツを8個有するマグネット板、(B)は、磁気パーツを18個有するマグネット板である。
【図8】本発明の実施の形態に係る回転動力伝達装置の概略を示す側面図である。
【図9】本発明の他の実施の形態に係る回転動力伝達装置の概略を示す側面図である。
【図10】本発明の実施の形態に係る磁気パーツの形状の応用例を示す側面図である。
【符号の説明】
【0044】
1 マグネット板
1a マグネット板
1b マグネット板
2 マグネット板
3 マグネット板
4 回転動力伝達装置
11 本体
12 軸受け
13 軸孔
14 収容穴
15 フランジ受け
16 ネジ孔
21 磁気パーツ
21a 磁気パーツ
21b 磁気パーツ
22 ケース
23 磁石
24 ヨーク
25 フランジ
31 カバー
32 ネジ
33 ネジ孔
34 貫通孔
41 隔壁
42 動力源
43 入力軸
44 出力軸

【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転軸に接続され、磁力により回転動力を伝達するマグネット板であって、
ケースと該ケース内部に収容された磁石とから構成され、前記磁石の磁極が異なる向きとなる2種類の磁気パーツと、
回転軸に連結可能で、前記磁気パーツを収容する収容穴が複数設けられた本体と、を備え、
前記磁気パーツが前記収容穴に挿入されていることを特徴とするマグネット板。
【請求項2】
前記磁気パーツのケースの一方の面の縁を突出させてフランジが形成されており、前記収容穴は前記フランジに対応するフランジ受けを有し、前記フランジと前記フランジ受けを当接させて複数の前記磁気パーツを平面状に揃えていることを特徴とする請求項1に記載のマグネット板。
【請求項3】
複数の前記磁気パーツは全て同寸法に形成され、且つ、前記収容穴は全て同寸法に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のマグネット板。
【請求項4】
前記本体の一方の面を塞いで前記磁気パーツを前記収容穴に固定するカバーを備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のマグネット板。
【請求項5】
前記本体と前記カバーは連結具によって機械的に固定され、前記磁気パーツが着脱自在に装着されていることを特徴とする請求項4に記載のマグネット板。
【請求項6】
前記本体、前記カバー、及び前記ケースは耐候性樹脂から構成されることを特徴とする請求項5に記載のマグネット板。
【請求項7】
請求項1から6のいずれかに記載のマグネット板1組を備え、
一方の前記マグネット板に入力軸が接続され、他方の前記マグネット板に出力軸が接続され、
前記1組のマグネット板が対向して又は並んで配置され、
隔壁を挟んで前記入力軸を回転駆動させることで前記1組のマグネット板を介して前記出力軸を回転させることを特徴とする回転動力伝達装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2009−281497(P2009−281497A)
【公開日】平成21年12月3日(2009.12.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−134240(P2008−134240)
【出願日】平成20年5月22日(2008.5.22)
【出願人】(501378217)株式会社エフ・イー・シー (3)