説明

マスカラの塗布及び包装装置、及び化粧品のためのその使用方法

【課題】マスカラのための包装及び塗布器アセンブリ及びマスカラ塗布に関する使用方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、マスカラ(M)のための包装及び塗布器(1)であって、軸(X’X)及び内部の空間を画定する壁(6)を有する容器(5、6)であって、壁(6)の頭部(6b)が補強され、壁(6)の底部(6a)が可撓性であり、膨張位置から圧縮位置まで移動可能である容器と、容器(5、6)を一時的に閉じる閉鎖手段(2、3a)と、閉鎖手段(2、3a)に固着されているステム(3b)によって保持されるヘッド(4)であって、閉じられたときにマスカラと接触でき、底部(6a)によって画定される容積が壁(6)によって画定される総容積の15%から60%であるステムと、を備える包装及び塗布器に関する。代替として、包装および塗布器アセンブリ(1)は、軸(X’X)に対して垂直方向から見て、ヘッド(4)の主要部分が補強された部分(6b)に対向している。化粧品を塗布するために使用できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、マスカラのための包装及び塗布器アセンブリに関する。本発明は、更に、マスカラを塗るためにこのアセンブリを使用する方法、特に睫毛へのマスカラの塗布に関するものである。
【背景技術】
【0002】
マスカラの塗布のための包装は、特にマスカラが大なり小なり程度の差はあるが粘稠の液体であるとき、使い難いものである。第1に、包装容器の中の密封された、或は閉鎖された空間において貯蔵することが必要であること、そして、第2に、ユーザが必要とするときに、貯蔵されているマスカラが効果的に分取されることを保証する必要があるためである。マスカラの現在の処方は通常揺変性(thixotropic)であり、比較的高い粘稠性であるため、更に使い難いものとなっている。従って、その静止高粘度を脱するために、マスカラを徹底的に混練することが可能であることは、望ましい。これにより、効果的な流動化を保証し、よってマスカラをブラシに十分に装填することができるようになる。
【0003】
米国特許第6158912号は、糊状の化粧品のための容器であって、それは内室を画定している壁を有し、少なくとも壁の一部は可撓性であるものを記載している。容器は、内室に連通した頸部を有する。塗布器(あるいは、塗布器ヘッド)は、容器の中に位置すると共に、頸部にてこの容器を閉じるキャップに取付けられている。ユーザは、容器の可撓性壁を押圧することによって、塗布器に直接化粧品を堆積させることができる。そして、化粧品は、そうしないと、糊状の化粧品の高粘性のため、手の届かない部分が残るというおそれがある。
【0004】
残念なことに、この構造は化粧品のこの様な損失を回避することが可能であっても、化粧品が通常揺変性及び粘稠であるマスカラである場合には、多数の欠点が残る。この塗布器は、混練作用を妨げ、従ってそれほど効果的でない。更に、塗布器は、混練の間に回復不能なほど損傷を受ける恐れがある。
【0005】
加えて、大部分の既存の液状マスカラのための塗布器は、通常、小さいフラスコ及び塗布器ステムから成るタイプである。残念なことに、そのタイプの装置も、何回も使用した後少量だけが残存しているときに、フラスコに入っている化粧品の全てを使い切ることは容易でないという欠点を示す。大気と接触することにより、液体の軽質成分が不可避的に蒸発するにつれて、マスカラの粘性は増加する。そして、これは、前述の揺変性の性質とも組み合わされ、マスカラの流れが塗布器ステムを適切に覆うのに不十分になる可能性がある。
【非特許文献1】米国特許第6158912号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の包装および塗布器アセンブリは、上記の課題を緩和すると共に、他の効果を提供することを可能にする。本発明の目的は、マスカラにおける可能な限りの最も有効な流動化を保証するために、マスカラがアセンブリ中に存在限りマスカラを混練することを可能にする、マスカラのための包装および塗布器アセンブリを提案することである。これは、マスカラが揺変性、及び粘稠のときに、特に適切である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
このように、本発明のアセンブリは、マスカラのための包装および塗布器アセンブリであって、マスカラを収容する中空容器であって、主対称軸(X’X)を示すと共に、内部空間および開口部を定めている壁を有しており、少なくとも前記壁の頭部が補強されており、少なくとも前記壁の底部が可撓性であり、膨張位置から圧縮位置まで移動可能である中空容器と、前記開口部を着脱可能に閉じる閉鎖手段と、前記閉鎖手段に固着されるステムによって保持される塗布器ヘッドであって、前記閉鎖手段が閉じられたとき、前記中空容器内部でマスカラと接触することができるように取り付けられる塗布器ヘッドと、を備え、前記アセンブリは、前記塗布器ヘッドの主要部分が、前記中空容器の前記主軸(X’X)に対して実質的に垂直な方向から見て、前記壁の前記補強頭部に対向して位置していることを特徴とする。
【0008】
本発明において、塗布器ヘッドは、開口部の近くに位置されないことが望ましい。
【0009】
本発明において、用語「マスカラ」は、大なり小なりの程度の差はあるが粘稠であり、主に睫毛をメイクアップするための液体を意味する。通常の形態において、この種のマスカラは、通常、揺変性である。
【0010】
本発明において、用語「主要部分」は、塗布器ヘッドの最長寸法の、少なくとも50%であって、好ましくは少なくとも60%を意味する。この寸法は、好ましくはステムに沿った直線方向である。
【0011】
本発明において、用語「ステム」は、軸対称性を有する、実質的に細長い部分を意味する。ステムは通常、直線である、しかし、それは湾曲していてもよい。
【0012】
本発明において、用語「ステムの軸」は、塗布器ヘッドに隣接して位置する部分のステムの軸を意味する。
【0013】
本発明において、用語「接触することができる」は、接触が少なくとも部分的になされることができることを意味する。本発明において、前記接触は自然発生的である(すなわち、容器が閉じられているときに、塗布器ヘッドはマスカラと接触している)場合も、自然発生的でない(すなわち、動きが行われたとき、例えば、ユーザが、後述するように、接触が効果的であるように、押圧をかけなければならない)場合もある。
【0014】
本発明は、次のようなマスカラ用の包装および塗布器アセンブリも提供する。このアセンブリは、マスカラを収容する中空容器であって、主対称軸(X’X)を示すと共に、内部空間および開口部を定めている壁を有しており、少なくとも前記壁の頭部は補強されており、少なくとも前記壁の底部は可撓性であり、膨張位置から圧縮位置まで移動可能である中空容器と、前記開口部を着脱可能に閉じる閉鎖手段と、前記閉鎖手段に固着されるステムによって保持される塗布器ヘッドであって、前記閉鎖手段が閉じられたとき、前記中空容器内部でマスカラと接触することができるように取り付けられる塗布器ヘッドと、を備え、前記壁の前記底部が、前記中空容器の壁によって画定される全体空間の容積の15%以上60%以下、好ましくは20%以上40%以下の体積を画定することを特徴とする。
【0015】
非限定的な実施例として、塗布器ヘッドは、群先端、フェルト、或は好ましくはブラシである。一般にまた好ましくは、ブラシは、一本一本がステムの軸と直角の断面において放射状に伸びる部分を少なくとも有している粗毛から構成されている。ブラシは、好ましくは、直線的な長手方向の軸線を有する。
【0016】
前述の通り、本発明のアセンブリは、その内部に存在するいかなるマスカラ(マスカラの揺変性性格を与えられている)を壁の可撓性部分を膨張位置から圧縮位置まで移動することによって、及びこれを典型的に一回、二回、三回と繰り返すことにより、徹底的に流動化することを可能にする。また、アセンブリは、塗布器ヘッドに塗布するためのマスカラを装填することも可能にしている。
【0017】
本発明の実施形態において、アセンブリは、通常その開口部の近くで、壁に固着している少なくとも一つの頸部を更に含む。この場合において、このアセンブリは、好ましくは、頸部に通常固着されていると共に、少なくとも部分的に頸部の内部に組み込まれる、少なくとも一つのワイパー手段を更に含む。
【0018】
典型的に、容器の壁の頭部は、少なくとも一つの硬質材料の存在により補強される。すなわち、壁の頭部は、少なくとも部分的に、この種の硬質材料によって構成される、或は、頭部は、少なくとも部分的に、この種の硬質材料によって構成される部分によって覆われる。この硬質材料は、好ましくは、ポリエチレン、例えば、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、及び異なる密度のポリエチレンの混合物;ポリオキシメチレン;ポリプロピレン;ポリ(塩化ビニル)またはPVC;ポリエステル;ポリアミド;ナイロン(登録商標);及び、他の樹脂との混合物、例えば、ポリカーボネートとポリプロピレンの混合物;及び、それらの混合物からなる群より選択される。硬質材料は、好ましくは、ポリオキシメチレンで形成される。
【0019】
容器の壁の底部の可撓性は、好ましくは、その組成物の中の少なくとも一つの軟質材料の存在により得られる。当該軟質材料は、通常、ケイ素樹脂、フッ化ケイ素樹脂、ブチルラバー(或はイソブチレン―イソプレン・コポリマー)ニトリルゴム(或はニトリル―ブタジエン・コポリマーまたはニトリルブタジエンゴム(NBR))VITON(登録名)(商標は、デュポンによって出願した)のようなエラストマ、あるいは熱可塑性物質、エチレン酢酸ビニルコポリマー(EVA)、ポリエーテル・アミドによって配列決定されたコポリマー、ポリエステルエラストマ、エチレン及びプロピレンゴム(コポリマーのためのEPMまたはジエンを含むターポリマーのためのEPDM)、ポリウレタン、スチレン―エチレン―スチレン(SES)、スチレン―ブタジエン―スチレン(SBS)、スチレン―イソプレン―スチレン、スチレン/ブチレン―エチレン/スチレン、任意選択で合成したラテックス、及びゴム、及びそれらの混合物である。
【0020】
本発明は、メーキャップを塗布する、特に、メーキャップを睫毛に塗布するために本発明のアセンブリを使用する方法も提供する。この方法は、マスカラが揺変性の場合に特に望ましい。
【0021】
本発明は、以下の、非限定的な実施例、及び図1〜3を参照して、詳細な説明を読むことで更によく理解できると共に、他の特徴及び効果も明らかになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
図1は図2に関連して表し、図2は図1のII−II切断面における断面図である。理解を容易にするために、図2の一部は、図3に拡大して示す。
【0023】
本発明のアセンブリ1は、中空容器を形成すると共に、部分的にマスカラMで満たされる内部空間、或は貯蔵部を画定する壁6を具備している。壁6は、三つの部分6a、6b及び6cから成る可撓性の壁6によって構成される。図1乃至3に示すと共に、後述する実施形態において、アセンブリ1は、壁6の頭部6bを覆う補強部分、又は筒状部5を含む。本発明の範囲を越えることなく、壁の頭部自体が剛性であることも可能である。その一方で、底部は可撓性であり、この二つの部分は、例えばヒートシールによって、一体に組み付けられる。この場合に(図示せず)、部分5の存在は、もはや必要でない。
【0024】
このように、外側から見た斜視図で示すように(図1を参照)、剛性部分5、及び可撓性底部6aを区別することができる。壁6の頭部6bを剛性部分5で被覆することにより、壁6の頭部6bを補強することができる。更に、剛性部分5によって、マスカラを混練する際に本発明の包装アセンブリ(1)を容易に保持できる。
【0025】
アセンブリ1は、キャップ2、及びそれに固着されているステムアセンブリ3の一部分からなる閉鎖手段(2、3a)を有する。このステムアセンブリ3は、本発明の閉鎖手段に属する「ステムキャリア」の頭部3a、ステム本体3b、及び塗布器ヘッド4が取り付けられた底部3cにより構成されている。図2に示すように、ステム3bおよび塗布器ヘッド4は、お互いに実質的に同一直線上にある。例えば、塗布器ヘッド4は、ステム3bの底部3cに押圧によってスナップ止めされている。
【0026】
装置1は、開口部をその頭部に有する。頸部7(通常、硬質材料で形成されている)は、前記開口部の近くに取り付けられている。頸部7、及び剛性部分5は、螺子留めによって一体に組み付けられている。壁6は、頸部7を螺子留めすることにより、壁6の頭部6cを剛性部分5に対して押圧することによって保持される。ガスケット9(通常、ニトリルゴムでできている)は、閉鎖手段(2、3a)によって閉じられることでアセンブリ1を封止可能である。ステムキャリア3a、及びキャップ2は、一体に結合されている。図2、3に示されるアセンブリ1において更に有利には、頸部7は、アセンブリ1が開かれ、塗布器ヘッド4がアセンブリ1から取り外されるとき、機械的に作動するワイパー手段8に固着されている。通常、図2に示すように、ワイパー手段8は、少なくとも部分的に、頸部7へと突出する。
【0027】
あるいは、本発明の範囲を越えることなく、ステムキャリア3aは、ガスケット9と必ずしも接触する必要がなく、キャップ2の範囲内で、例えば接着剤によって、より高い位置に固定することもできる。この実施形態については、図示していない。
【0028】
壁6の可撓性底部6aに加えられる圧力は、通常ユーザによるものであるが、通常、膨張位置から圧縮位置までそれを移動させるための圧力である。本発明において、特に有利な方法で、圧力は塗布器ヘッド4に直接加えられることはない。本発明において、特に有利な方法で、特にマスカラMを混練し、それを流動化させることを可能にしている。
【0029】
図2の破線は、圧縮の結果到達する位置(すなわち、マスカラMの流動化を促進するために、このような方法で、圧力が壁6の可撓性底部6aに印加される位置)を示している。可撓性底部6aは、容器の主軸X’Xに対して横方向、及び容器の基部から長手方向の両方の、異なった方向に圧縮するのに好適である。容器底部の可撓壁への圧力がマスカラMの液面を上げることを可能にする点に留意されたい。
【0030】
可撓性底部6aの他方の位置(図2の実線によって示す位置)は、膨張位置であり、これは静止状態であり、圧縮力が加えられていない初期状態である。
【0031】
従って、本発明は、2つの効果を示す。第1に、本発明の装置は混練することによってマスカラの粘性を低減することが可能であり、従ってマスカラをより使い易くしている。そして、第2に、何回も使用した後、容器に残っているマスカラの量が少なくなり、より粘稠になったときでも、マスカラを塗布器ヘッドに供給することができる。
【0032】
実施例による製造方法
実施例のマスカラ包装及び塗布器アセンブリは、実質的に図1乃至3に示す組立体1である。部品7及び5は、回転によって成形されており、ポリオキシメチレンでできている。それらは、通常、螺子留めによって一体に組み付けられる。部品6は、その全体の高さ以上の継ぎ目平面による、金型によるエンボス加工によって作られ、金型からの排出は手動膨張によって行われる。貯蔵部の容積は、5ミリリットル(mL)〜15mL、好ましくは5mL〜10mLの範囲にある。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明の包装及び塗布器アセンブリ1の斜視図である。
【図2】図1のアセンブリ1のII−II切断面における断面図である。
【図3】図2の一部を示す拡大図である。図1は、本発明のアセンブリ1の斜視図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
マスカラ(M)を塗布するための包装および塗布器アセンブリ(1)であって、マスカラ(M)を収容する中空容器(5、6)であって、
主対称軸(X’X)を示すと共に、内部空間および開口部を画定する壁(6)を有し、少なくとも前記壁(6)の頭部(6b)が補強され、少なくとも前記壁(6)の底部(6a)が可撓性であり、膨張位置から圧縮位置まで移動可能である中空容器と、前記開口部を着脱可能に閉じる閉鎖手段(2、3a)と、
前記閉鎖手段(2、3a)に固着されたステム(3b)によって保持される塗布器ヘッド(4)であって、前記閉鎖手段(2、3a)が閉じられたとき、前記中空容器(5、6)内部でマスカラ(M)と接触できるように取り付けられる塗布器ヘッドと、を備え、
前記塗布器ヘッド(4)の主要部分が、前記中空容器(5、6)の前記主軸(X’X)に対して実質的に垂直な方向から見て、前記壁(6)の前記補強頭部(6b)に対向して位置することを特徴とするアセンブリ。
【請求項2】
請求項1に記載のアセンブリにおいて、前記壁(6)の前記底部(6a)は、前記中空容器(5、6)の前記壁(6)によって画定される全体空間の容積の15%以上60%以下、好ましくは20%以上40%以下の体積を画定するアセンブリ。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のアセンブリ(1)において、前記壁(6)に固着された少なくとも一つの頸部(7)を更に備えるアセンブリ。
【請求項4】
請求項3に記載のアセンブリ(1)において、前記頸部(7)に固着された少なくとも一つのワイパー手段(8)を更に備えるアセンブリ。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか1項に記載のアセンブリ(1)において、前記塗布器ヘッド(4)は、群先端、フェルト、又はブラシであるアセンブリ。
【請求項6】
請求項5に記載のアセンブリ(1)において、前記塗布器ヘッドは、好ましくは直線的な長手方向の軸線を有するブラシ(4)であるアセンブリ。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか1項に記載のアセンブリ(1)において、中空容器(5、6)の壁(6)の頭部(6b)は、少なくとも部分的に、硬質材料によって構成されるアセンブリ。
【請求項8】
請求項1から6のいずれか1項に記載のアセンブリ(1)において、前記中空容器(5、6)の壁(6)の頭部(6b)は、少なくとも部分的に硬質材料によって構成される部分によって覆われるアセンブリ。
【請求項9】
請求項7又は8に記載のアセンブリにおいて、硬質材料は、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、及び異なる密度のポリエチレンの混合物といったポリエチレン、ポリオキシメチレン、ポリプロピレン、ポリ(塩化ビニル)、ポリエステル、ポリアミド、ナイロン(登録商標)、並びに、ポリカーボネート及びポリプロピレンの混合物のような他の樹脂の混合物、並びにこれらの混合物からなる群より選択され、前記硬質材料は好ましくはポリオキシメチレンからなるアセンブリ。
【請求項10】
請求項1から9のいずれか1項に記載のアセンブリ(1)において、前記中空容器(5、6)の壁(6)の底部(6a)の可撓性が、その組成物の中の少なくとも一つの軟質材料の存在により得られるアセンブリ。
【請求項11】
請求項10に記載のアセンブリにおいて、前記軟質材料は、ケイ素樹脂、フッ化ケイ素樹脂、ブチルラバー、ニトリルゴム、VITON(登録商標)のようなエラストマ、あるいは熱可塑性物質、エチレン酢酸ビニルコポリマー(EVA)、ポリエーテル・アミドによって配列決定されたコポリマー、ポリエステルエラストマ、エチレン及びプロピレンゴム、ポリウレタン、スチレン―エチレン―スチレン(SES)、スチレン―ブタジエン―スチレン(SBS)、スチレン―イソプレン―スチレン、スチレン/ブチレン―エチレン/スチレン、任意選択で合成したラテックス、及びゴム、並びにこれらの混合物であるアセンブリ。
【請求項12】
請求項1から11のいずれか1項に記載のアセンブリ(1)の、メーキャップを塗布する、特にメーキャップを睫毛に塗布するための使用。
【請求項13】
請求項12に記載の使用であって、マスカラが揺変性である使用。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公表番号】特表2008−521463(P2008−521463A)
【公表日】平成20年6月26日(2008.6.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−542048(P2007−542048)
【出願日】平成17年11月25日(2005.11.25)
【国際出願番号】PCT/FR2005/002937
【国際公開番号】WO2006/056699
【国際公開日】平成18年6月1日(2006.6.1)
【出願人】(502189579)エルブイエムエイチ レシェルシェ (68)