説明

マッサージ・キャップ

【課題】 手が疲れにくく、毛髪や地肌に優しく、手軽に頭皮をマッサージすることができるマッサージ・キャップを提供する。
【解決手段】 柔らかく滑らかな可塑性および弾力性のある素材を材料として使用し、頭に載せられる手の平大の浅いボウル状のものを本体として形成し、本体内側全体に半球状もしくは円錐状の凸部を施し、適宜通気孔を設け、簡単にリバース可能としたことを特徴とする頭皮マッサージ具。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、手が疲れにくく、毛髪や地肌に優しく、手軽に頭皮をマッサージすることを目的としたマッサージ・キャップに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、頭皮マッサージをする方法として、手や指で直接揉む、ヘアブラシを利用する、柄のついた固い材質のブラシ状やコーム状の頭皮専用マッサージ具を使う方法等がある。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのため、次のような問題点があった。
(イ)手指で直接行う場合、爪で地肌を傷つける心配がある。
(ロ)手指で直接行う場合、力を入れづらく即座に手が疲れる。
(ハ)手指で直接行う場合、養毛剤等の薬剤によっては手荒れすることがある。
(ニ)ヘアブラシや専用マッサージ具に毛髪が絡んで抜けることがある。
(ホ)ヘアブラシや専用マッサージ具によって、意図せぬ力が加わり、地肌を傷つけることがある。
本発明は、以上の問題点を解決しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記問題を解決するため本発明は、柔らかく滑らかな可塑性および弾力性のある素材を材料として使用し、頭に載せられる手の平大の浅いボウル状のものを本体として形成し、本体内側全体に半球状もしくは円錐状の凸部を施し、適宜通気孔を設け、簡単にリバース可能としたことを特徴とする頭皮マッサージ具である。
【発明の効果】
【0005】
本発明は、爪やマッサージ具で頭皮を傷つけたり、毛髪が絡んで抜ける心配がなく、手や指の力を増幅して地肌に伝えるので、力を入れる必要がなく手が疲れにくく、頭頂部,前頭部,後頭部をまんべんなくマッサージできる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明の断面図
【図3】本発明の底面図
【図4】本発明の使用状態を示した斜視図
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)柔らかく滑らかな可塑性および弾力性のある素材を材料とする。
(ロ)頭に載せられる手の平大の浅いボウル状のものを本体(1)として形成する。
(ハ)本体(1)内側全体に半球状もしくは円錐状の凸部(2)を施す。
(ニ)適宜通気孔(3)を設ける。
(ホ)リバース可能とする。
本発明は、以上の構成よりなっている。
本発明を使用する場合、図4のごとく頭頂部,前頭部(生え際),後頭部に本体(1)を載せた状態にし、好みに応じて三種類の方法を使い分けることができる。一つ目は、平手の状態で、指や手のひら全体で軽くたたく、即ちパッティング。二つ目は、両手指を使って、キャップ全体をつかむように揉む。三つ目は、両手で頭を抱え込むようにして持ち、前後左右小刻みにゆする。さらに衛生的に保つための手入れとして、内側と外側を反転させて凸部(2)間の谷間を広げて洗う。
【符号の説明】
【0008】
1 本体
2 凸部
3 通気孔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
柔らかく滑らかな可塑性および弾力性のある素材を材料として使用し、頭に載せられる手の平大の浅いボウル状のものを本体として形成し、本体内側全体に半球状もしくは円錐状の凸部を施し、適宜通気孔を設け、簡単にリバース可能としたことを特徴とする頭皮マッサージ具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−143218(P2011−143218A)
【公開日】平成23年7月28日(2011.7.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−22558(P2010−22558)
【出願日】平成22年1月15日(2010.1.15)
【出願人】(509077392)
【Fターム(参考)】