説明

マッサージ器

【課題】 この発明は、二組の柄をバンドで連係することにより柄をテコとして使用し、柄を両手で操作するだけでふくらはぎにマッサージや指圧を容易に施せるようにした、マッサージ器を提供する。
【解決手段】 柄(1)(2)と柄(1)(2)の端側に施療子(3)(4)を設け、柄(1)(2)に取り付け穴(5)(6)を設け、取り付け穴(5)(6)に吊具(7)(8)を装着し、吊具(7)(8)にバンド(9)を取り付け、バンド(9)に面ファスナー(10)を設けたことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、二組の柄をバンドで連係することにより柄をテコとして使用し、柄を両手で操作するだけでふくらはぎにマッサージや指圧を容易に施せるようにした、マッサージ器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
ふくらはぎのマッサージ機能を有するマッサージ機もあるが、マッサージ機では全ての人の疲労に適したマッサージを施すことは難しい。したがって、自分でマッサージを施すことになるが、腕や指が疲れる。さらに、動力を必要とするマッサージ機は持運びに不向きである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これは次のような欠点があった。仕事やスポーツ等によるふくらはぎの疲労度は個人や部位により違いが有るが、従来のマッサージ機ではマッサージ方法が画一的であり、個人の疲労やコリの違いに対応したマッサージは出来ない。
したがって、ふくらはぎに疲労やコリが残ってしまう。
マッサージ機を使用しないでふくらはぎの疲労やコリを取り除く為には自分の手でマッサージを施すが、脚の裏側のふくらはぎは腕や指の扱いも難しく疲れる。
さらに、動力を使用したマッサージ機は重くて持運びには不向きであり、電源も必要となり屋外での使用には適さない。
本発明は、以上のような欠点を無くするためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
柄(1)(2)と柄(1)(2)の端側に施療子(3)(4)を設け、柄(1)(2)に取り付け穴(5)(6)を設け、取り付け穴(5)(6)に吊具(7)(8)を装着し、吊具(7)(8)にバンド(9)を取り付け、バンド(9)に面ファスナー(10)を設ける。
本発明は、以上の構成より成るマッサージ器。
【発明の効果】
【0005】
本発明のマッサージ器は、バンドで連係された柄を両手で操作するだけで、ふくらはぎの疲労やコリの具合に適したマッサージや指圧を容易に施すことが出来る。
さらに、自分でふくらはぎにマッサージを施すことによる、腕や指の疲労を軽減することができる。
マッサージ器は軽量に作られていて持運びが容易であり、屋外の仕事やスポーツ等でふくらはぎに疲労やコリを感じた時に使用可能である。
動力を必要としない為に、電源も不要である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、この発明の実施をするための最良の形態について図1に基づいて説明すると、柄(1)(2)と柄(1)(2)の端側に施療子(3)(4)を設け、柄(1)(2)に取り付け穴(5)(6)を設け、取り付け穴(5)(6)に吊具(7)(8)を装着し、吊具(7)(8)にバンド(9)を取り付ける。
本発明は、以上のような構造でこれを使用するにあたっては、柄(1)(2)は、取り付け穴(5)(6)と吊具(7)(8)とバンド(9)で連係され、取り付け穴(5)(6)はテコの支点として働く。
マッサージ器の柄(1)(2)を持ち、バンド(9)が脚を覆うように覆設し、施療子(3)(4)をふくらはぎに当てる。
両手で柄(1)(2)を下げるように動かすと、支点の作用により施療子(3)(4)はふくらはぎを押上げるように動く。
したがって、両手で柄(1)(2)を操作するだけで、脚の裏側のふくらはぎにマッサージや指圧を容易に施すことができる。
【0007】
以下、この発明の実施をするための最良の形態について図2に基づいて説明すると、バンド(9)に面ファスナー(10)を設ける。
本発明は、以上のような構造でこれを使用するにあたっては、バンド(9)に面ファスナー(10)を設け、面ファスナー(10)の押し付け位置を移動することにより、バンド(9)の長さ調節が可能となり、ふくらはぎの太さの変化に対応しやすくなる。
【産業上の利用可能性】
【0008】
この発明のマッサージ器は、製造技術・製造方法、及び、作業性を確立し、携帯可能なマッサージ器を提供することにより、一般消費、及び、産業上の利用可能性を有する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】この発明における請求項1の発明の一実施例を示し、斜視図である。
【図2】この発明における請求項2の発明の一実施例を示し、斜視図である。
【符号の説明】
【0010】
1,2, 柄
3,4, 施療子
5,6, 取り付け穴
7,8, 吊具
9, バンド
10, 面ファスナー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
柄(1)(2)と柄(1)(2)の端側に施療子(3)(4)を設け、柄(1)(2)に取り付け穴(5)(6)を設け、取り付け穴(5)(6)に吊具(7)(8)を装着し、吊具(7)(8)にバンド(9)を取り付けたことを特徴とするマッサージ器。
【請求項2】
バンド(9)に面ファスナー(10)を設けたことを特徴とする、請求項1記載のマッサージ器。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2009−233305(P2009−233305A)
【公開日】平成21年10月15日(2009.10.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−114520(P2008−114520)
【出願日】平成20年3月27日(2008.3.27)
【出願人】(504203756)
【Fターム(参考)】