マンホールの転落防止装置
【課題】洪水時に竪孔からの噴流によってマンホール蓋が外れて見えない時に、歩行者の足や体がマンホールの穴に入らないようにすること。
【解決手段】洪水時に下水道17から竪孔16の逆噴流によってマンホールの蓋7−eが外れても蓋の真下に網状部材1−eを取り付けることにより網状の空間から水が噴流するため網状部材1−eは外れることなくマンホールの穴を塞いでいるため歩行者の足や体がマンホールの穴に入らないようにする。
【解決手段】洪水時に下水道17から竪孔16の逆噴流によってマンホールの蓋7−eが外れても蓋の真下に網状部材1−eを取り付けることにより網状の空間から水が噴流するため網状部材1−eは外れることなくマンホールの穴を塞いでいるため歩行者の足や体がマンホールの穴に入らないようにする。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は洪水時のマンホールの転落防止装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の背景技術ではマンホールの蓋の真下に網状部材を取り付けたマンホールの転落防止装置は開示されていない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
都市部が豪雨で洪水になると地下の下水道に大量の水が流れマンホールの竪孔から水が逆流しマンホールの鉄蓋を押し上げ外れてしまい、マンホールの穴部が道路の洪水で見えなくなり、それによって、そこに人が歩くとマンホールの穴に足を踏み入れ転倒したり、体ごと入ってしまう危険性があるため、人の身体が入らないようにして危険を取り除くことを課題とした。
【課題を解決するための手段】
【0004】
マンホールの円形の受け枠(8−e)の中の段付き面(9)の下側の円形の内周面(12−e)に入る円形の網状部材(1−e)とそれを付けた円形の取り付け用枠(3−e)を図 3、図4、図5のように設け、網状部材(1−e)がマンホールの円形の蓋(7−e)の真下に位置するように円形の取り付け用枠(3−e)をマンホールの円形の受け枠(8−e)の中の下側の円形の内周面(12−e)に取り付けたU形のフック(4)を使って図1、図10、図11のように取り付け、又、マンホールの四角形の受け枠(8−s)の中の段付き面(9)の下側の四角形の内周面(12−s)に入る四角形の網状部材(1−s)とそれを付けた四角形の取り付け用枠(3−s)を図6、図7、図8のように設け、網状部材(1−s)がマンホールの四角形の蓋(7−s)の真下に位置するように四角形の取り付け用枠(3−s)をマンホールの四角形の受け枠(8−s)の中の下側の四角形の内周面(12−s)に取り付けたU形のフック(4)を使って、図2、図11のように取り付けることを手段とした。これによって図1、図2から洪水時に下水道(17)から大量の水が流れマンホールの竪孔(16)から水が逆流、噴流してマンホールの円形や四角形の蓋(7−e)(7−s)が外れても円形や四角形の受け枠(8−e)(8−s)の中の下側の円形や四角形の内周面(12−e)(12−s)の中に取り付けた円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)の網目の空間(11−2)から水が通り噴流するため網状部材(1−e)(1−s)は外れないようになっているため歩行者が足をマンホールの穴に踏み入れ転倒したりマンホールの穴の中に体ごと入らないようになる。
【0005】
マンホールの円形の受け枠(8−e)の蓋(7−e)のはめ込み部分の段つき面(9)の下側の円形の内周面(12−e)の中に入る円形の網状部材(1−e)を図1、図3、図4、図5のように設け、又、マンホールの四角形の受け枠(8−s)の四角形の蓋(7−s)のはめ込み部分の段つき面(9)の下側の四角形の内周面(12−s)の中に入る四角形の網状部材(1−s)を図2、図6、図7、図8のように設け、マンホールの円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)の網目の空間(11−2)は安全上許される限り大きくしたほうが良く、網目の形はどのようなものでも良く、図3、図6のように鉄の帯板だけで円形や四角形の取り付け用枠(3−e)(3−s)と枠(2)と網目の梁(11)で組み付け溶接した円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)や図4、図5、図7、図8のように円形や四角形の枠(2)及び取り付け用枠(3−e)(3−s)の上にネットフェンス(11−1)の網状部材(1−e)(1−s)を付けたものでも良いし、普通のフェンスの網状部材でも良い。歩道にマンホールがある場合はネットフェンスの網状部材、車道には鉄の帯板だけで組み付け溶接した頑丈な網状部材を取り付けたほうが良い。円形の網状部材(1−e)を図1、図10、図11のようにマンホールの円形の蓋(7−e)の真下に位置するようにマンホールの円形の受け枠(8−e)の中の段つき面(9)の下側の円形の内周面(12−e)に取り付けるために、円形の網状部材(1−e)の外周には図1、図3、図4、図5、のように板状の円形の取り付け用枠(3−e)を設け、又、四角形の網状部材(1−s)を図2、図11のようにマンホールの四角形の蓋(7−s)の真下に位置するようにマンホールの四角形の受け枠(8−s)の中の段つき面(9)の下側の四角形の内周面(12−s)に取り付けるために、四角形の網状部材(1−s)の外周には図2、図6、図7、図8のように板状の四角形の取り付け用枠(3−s)を設けている。図1の(1)(2)、図2の(1)(2)の円形や四角形の取り付け用枠(3−e)(3−s)は解りやすいように黒く塗りつぶしてある。
【0006】
マンホールの円形の受け枠(8−e)でも四角形の受け枠(8−s)でも、マンホールの蓋(7−e)(7−s)の下面と網状部材(1−e)(1−s)の上面との間隔距離を少なくして取り付けなければならない場合の取り付け用枠(3−e)(3−s)は図3の(3)、図5、図6の(3)、図8の網状部材(1−e)(1−s)の上面より下がった所で取り付け、図11の(2)のように後述するU形のフック(4)の中に取り付け用枠(3−e)(3−s)が入り、その取り付け用枠(3−e)(3−s)の上に取り付け用ボルト(5)がある分だけ設計上、網状部材の上面より他の枠(2)の半分ぐらい下がった所に取り付け用枠(3−e)(3−s)を取り付けるようにしている。しかしながら、マンホールの蓋(7−e)(7−s)の下面と網状部材(1−e)(1−s)の上面との間隔距離を少なくする必要がない場合は図3の(2)や図4や図6の(2)や図7のように網状部材(1−e)(1−s)の上面と同じぐらいの高さで取り付け用枠(3−e)(3−s)を図11の(1)のように取り付けている。よってマンホールの蓋の下面と網状部材の上面との間隔は大きくなっている。図11の(1)(2)はこの発明を施した円形のマンホールの受け枠と四角形のマンホールの受け枠の側面からの断面図を併用している図であり、円形の網状部材(1−e)と四角形の網状部材(1−s)、円形の取り付け用枠(3−e)と四角形の取り付け用枠(3−s)、マンホールの円形の蓋(7−e)とマンホールの四角形の蓋(7−s)、円形の受け枠(8−e)と四角形の受け枠(8−s)、下側の円形の内周面(12−e)と下側の四角形の内周面(12−s)の矢印の符号は円形のeと四角形のsを併用していて、円形や四角形の側面からの断面図は同じような図になるために併用している。図11の(1)は網状部材(1−e)(1−s)の上面と同じ高さの取り付け用枠(3−e)(3−s)をU形のフック(4)に取り付けた状態を示し、図11の(2)は網状部材(1−e)(1−s)の上面より他の枠(2)の半分ぐらいに下げた取り付け用枠(3−e)(3−s)をU形のフック(4)に取り付けた状態を示している。図4は円形の取り付け用枠(3−e)と枠(2)を併用して、図7は四角形の取り付け用枠(3−s)と枠(2)を併用している。図5はネットフェンス(11−1)を付けた円形の枠(2)の外周に網目の梁(11)を8個取り付けてその梁(11)より半分ぐらい下がった所で円形の取り付け用枠(3−e)を取り付け、図8はネットフェンス(11−1)を付けた四角形の枠(2)に網目の梁(11)を右と左に2個ずつ取り付けて梁(11)より下がった所で取り付け用の板を取り付けて枠(2)と取り付け用枠(3−s)を併用している。
【0007】
ここからマンホールの円形や四角形の受け枠(8−e)(8−s)の網状部材(1−e)(1−s)の取り付けは同じ説明になるためマンホールで一番良く使われている円形の受け枠(8−e)を使って説明すれば、図1のようにマンホールの円形の受け枠(8−e)の中の段つき面(9)の下側の円形の内周面(12−e)に円形の網状部材(1−e)を安定して支え取り付けられるように当分配列で4箇所にU形のフック(4)を設け、そのU形のフック(4)は鉄材の帯板をU型に曲げたものであるが、鋳造でも良く、その片側の取り付け側の板部(4−1)を段つき面(9)の下側の円形の内周面(12−e)に図10、図11のように溶接(13)で取り付けている。段つき面(9)より下側に逆の段つき面(9−1)がある場合は図10のように段付の内周面(12−1)と下側の円形の内周面(12−e)の差幅分だけ下側の円形の内周面(12−e)とU形のフック(4)の取り付け側の板部(4−1)の間に四角柱のブロック(10)をその板部(4−1)の両側に取り付けている。図10のブロック(10)は斜線で示している。そして4箇所のU形のフック(4)で図12のようにU形の中に円形の網状部材(1−e)の外周に設けた板状の円形の取り付け用枠(3−e)を入れることにより円形の網状部材(1−e)は円形の受け枠(8−e)の中の段つき面(9)の下側の円形の円周面で支えられる。図10の(1)(2)(3)と図12は円形の網状部材(1−e)の円形の取り付け用枠(3−e)をU形のフック(4)で取り付けている状態を示しているが四角形の網状部材(1−s)でも同じことであり図2のように四角形の受け枠(8−s)にも同じようにU形のフック(4)で取り付けられようになっている。図12の(1)と図10の(3)はU形のフック(4)の中に円形の取り付け用枠(3−e)が入るため曲面の分だけ両方の板部(4−1)(4−2)の間隔に余裕をもたせている。
【0008】
図1のように4個のU形のフック(4)に支えられた円形の網状部材(1−e)の円形の取り付け用枠(3−e)の上方には図9の(1)ようにU形のフック(4)の片方の板部であるボルト側の板部(4−2)にボルト穴(5−1)を設け、円形の受け枠(8−e)の中の下側の円形の内周面(12−e)に取り付ける取り付け側の板部(4−1)の上方にボルト穴(5−1)と同じ位置に当たる対称となるボルトネジ穴(5−2)を設け、ボルト穴(5−1)に取り付け用ボルト(5)を通して取り付け側の板部(4−1)のボルトネジ穴(4−2)にねじ込むことによって図9の(4)(5)(6)のようにU形のフック(4)に支えられた円形の網状部材(1−e)の円形の取り付け用枠(3−e)が上に動かないように取り付け用ボルト(5)の軸の非ネジ部(5−3)で止めている。U形のフック(4)の下側の底の部分には調整用のボルトネジ穴(6−1)を中央に1個設け下の方からナット(6−2)を嵌めた調整用ボルト(6)を入れ円形の網状部材(1−e)の円形の取り付け用枠(3−e)の下をボルトの先で上下させ調整することにより、調整が終わったら調整用ボルト(6)に嵌めてあるナット(6−2)をU形のフック(4)の底の部分の下側で締め付けて調整用ボルト(6)が動かないようにしている。
【0009】
さらに、マンホールの円形の蓋(7−e)の下面と円形の網状部材(1−e)の上面との間隔距離、又は四角形の蓋(7−e)の下面と四角形の網状部材(1−e)の上面との間隔距離が網状部材(1−e)(1−s)の取り付け用枠(3−e)(3−s)の取り付け位置がマンホールの受け枠(8−e)(8−s)の中の下側の内周面(12−e)(12−s)に取り付けるU形のフック(4)の取り付けの上下位置によって違ってくることがあるためU形のフック(4)の取り付け用ボルト(5)で段階的に調整するために図9の(1)からU形のフック(4)の取り付け用ボルト(5)が入るボルト側の板部(4−2)のボルト穴(5−1)と取り付け側の板部(4−1)のボルトネジ穴(5−2)を段階的に図9の(2)のように一直線上に上から3個のボルト穴とボルトネジ穴を(5−1−a)と(5−2−a)、(5−1−b)と(5−2−b)、(5−1−c)と(5−2−c)を設け、図9の(3)は1個目の上のボルト穴(5−1−a)とボルトネジ穴(5−2−a)から斜め右下に2個目のボルト穴(5−1−b)とボルトネジ穴(5−2−b)、その穴から斜め左下に3個目のボルト穴(5−1−c)とボルトネジ穴(5−2−c)を設けている。図9の(2)より図9の(3)は段階的調整位置の距離が短くできる。それらの3箇所で取り付け用ボルト(5)の所定位置を図9の(4)(5)(6)のように見きわめてU形のフック(4)の下側にある調整用ボルト(6)で円形や四角形の取り付け用枠(3−e)(3−s)の上下を調整して調整用ボルト(6)に嵌め込んだナット(6−2)をU形のフック(4)の底の下で締め調整用ボルト(6)を固定して、マンホールの円形や四角形の受け枠(8−e)(8−s)の中の下側の円形や四角形の内周面(12−e)(12−s)で円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)とそれらを付けた取り付け用枠(3−e)(3−s)をU形のフック(4)で支え取り付け、脱着可能にしたことを特徴とするマンホールの転落防止装置。
【発明の効果】
【0010】
都市部の洪水の水は図1、図2から下水道(17)に大量の水が流れ竪孔(16)から逆流してマンホールの円形や四角形の蓋(7−e)(7−s)を押し上げ噴流して道路へ溢れ出します。マンホールの円形や四角形の蓋(7−e)(7−s)は外れマンホールの穴は開いたままになり歩行者にとって大変危険であります。この発明は図1、図2、図10、図11のようにマンホールの円形や四角形の蓋(7−e)(7−s)の真下に円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)と枠(2)及び円形や四角形の取り付け用枠(3−e)(3−s)をU形のフック(4)で取り付けることにより、洪水になった時、マンホールの円形や四角形の蓋(7−e)(7−s)がなくなっても円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)があることにより歩行者がマンホールの穴に足を踏み入れて倒れたり、体ごと入らないようにします。円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)は溢れ出す水を網目の空間(11−2)で通しマンホールの穴を塞いでいてくれています。又、下水の工事の時は網状部材(1−e)(1−s)の取り付け用枠(3−e)(3−s)を取り付けているU形のフック(4)の上側の取り付け用ボルト(5)を外し、網状部材(1−e)(1−s)を引き上げることで取り外し、網状部材(1−e)(1−s)を簡単に脱着可能にしており工事の作業に支障がないようにしております。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】この発明の円形の網状部材をマンホールの受け枠の中に取り付けた上面図と道路の受け枠の側面の断面図
【図2】この発明の四角形の網状部材をマンホールの受け枠の中に取り付けた上面図と道路の受け枠の側面の断面図
【図3】鉄の帯板を組み付け溶接した円形の網状部材の上面図と側面の断面図
【図4】ネットフェンスを付けた円形の枠の上面図と側面の断面図
【図5】マンホールの蓋に接近できるようにしたネットフェンスを付けた円形の枠と取り付け用枠の上面図と側面の断面図
【図6】鉄の帯板を組み付け溶接した四角形の網状部材の上面図と側面の断面図
【図7】ネットフェンスを付けた四角形の取り付け用枠の上面図と側面の断面図
【図8】マンホールの蓋に接近できるようにしたネットフェンスを付けた四角形の枠と取り付け用枠の上面図と側面の断面図
【図9】U形のフックとその取り付け用ボルトと調整用ボルトの取り付け状態を示す側面図と正面図
【図10】マンホールの受け枠の下側の逆の段つき面のある内周面に取り付けたブロック付のU形のフックと網状部材の側面の断面図とU形のフックとブロックの取り付けを詳しく説明した側面図と裏面図と上面図
【図11】マンホールの蓋の下面と網状部材の上面との差の間隔を調整する二つの取り付け用枠をU形のフックに取り付けた状態を示しマンホールの円形の受け枠に入る円形の網状部材の側面の断面図と四角形の受け枠に入る四角形の網状部材の側面の断面図を併用した図
【図12】マンホールの円形の受け枠の中の下側の内周面に取り付けたU形のフックと円形の網状部材の円形の取り付け用枠の状態を示す上面図と正面図と側面の断面図
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
円形や四角形のマンホールの蓋(7−e)(7−s)の真下に取り付ける円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)はマンホールの蓋(7−e)(7−s)の下面と円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)の上面との隙間は少ないように設計したほうが良い。円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)の材質は帯鉄や強化プラスチック、軽くて丈夫が最も好ましい。しかしながら、鉄で作るのなら鋳造より帯鉄で図3、図6のように枠(2)と網目の梁(11)を組み付け溶接して作れば板状の円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)の取り付け用枠(3−e)(3−s)、枠(2)、網目の梁(11)は薄くすることができ安価になる。もっと安くしたいならば図4、図5、図7、図8のように円形や四角形の帯鉄の枠(2)や取り付け用枠(3−e)(3−s)の上にネットフェンス(11−1)や普通のフェンスを付ける方法が良い。しかしながら、ネットフェンス(11−1)や普通のフェンスの網状部材の場合は歩道のマンホールには向くが車道のマンホールではやはり頑丈な帯鉄で組み付け溶接した網状部材が良い。円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)の網目の空間(11−2)部分は安全上許される限り大きくしたほうが良い。特に図4、図7のようにネットフェンス(11−1)や普通のフェンスを付ける場合は網状部材の取り付け用枠(3−e)(3−s)を取り付けるU形のフック(4)の取り付け用ボルト(5)を取り付けたり外したりする時にU形のフック(4)の取り付け場所の網目の空間(11−2)は手が入るように大きくしなければならない。円形や四角形の帯板の組み付け溶接やプラスチック成型の網状部材(1−e)(1−s)の網目の梁(11)や枠(2)の下側は図1の(2)、図2の(2)、図3の(2)(3)、図6の(2)(3)、図10の(1)、図11の(1)(2)の側面の断面図ように洪水時に噴流する水の抵抗を少なくするために先細り(14)にしたほうが良い。マンホールの円形や四角形の蓋(7−e)(7−s)の下面と円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)の上面との間隔距離は図10の(1)(2)のようにU形のフック(4)に取り付けられた円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)の取り付け用枠(3−e)(3−s)の上側に取り付け用ボルト(5)があるため、そのボルト(5)の箇所の部分だけ図3の(3)、図5の(2)、図6の(3)、図8の(2)のように網状部材(1−e)(1−s)の上面より他の枠(2)の半分ぐらい下がったところで取り付けることにより、マンホールの蓋(7−e)(7−s)の下面に網状部材(1−e)(1−s)の上面が接近できるようになる。
【0013】
U形のフック(4)は図9のように鉄製の帯板をU形に曲げて作るが、鉄の鋳造品でも良い。U形に曲げた帯板の両方の板部の取り付け側の板部(4−1)とボルト側の板部(4−2)の間隔は前述した円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)の取り付け用枠(3−e)(3−s)が図9の(4)(5)(6)のように余裕もって入るぐらいが良い。U形のフック(4)のU形の中に円形の取り付け用枠(3−e)が入る場合は曲面の分だけ図12の(1)と図10の(3)の両方の板部(4−1)(4−2)は間隔に余裕をもたせなければならない。マンホールの円形や四角形の受け枠(8−e)(8−s)の種類によって受け枠の中の段つき面(9)の下側の円形や四角形の内周面(12−e)(12−s)は図10の(1)(2)のように途中、少し下がったところで段つき面(9)の下側に逆の段つき面(9−1)があり下側の内周の内径が大きくなっている受け枠(8)があるため、段つきの内周面(12−1)と下側の内周面(12−e)(12−s)の差幅分だけ、受け枠(8−e)(8−s)の中の下側の内周面(12−e)(12−s)へのU形のフック(4)の取り付けは取り付け側の板部(4−1)の裏側にブロック(10)を設けて円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)の取り付け用枠(3−e)(3−s)が入りやすいようにしてU形のフック(4)の取り付け側の板部(4−1)の裏の両側に縦にして四角柱のブロック(10)を二つ取り付けるのが良い。図10の(1)(2)(3)ではブロック(10)を斜線で示している。
【0014】
U形のフック(4)が鉄製なら道路に取り付けられているマンホールの鉄製の受け枠(8−e)(8−s)の中の下側の内周面(12−e)(12−s)に図10、図11のようにU形のフック(4)を取り付ける作業では溶接ができるため作業コストが安価で済む。ボルト付けでも良いが受け枠(8−e)(8−s)の中の下側の内周面(12−e)(12−s)にボルトネジ穴を加工しなければならないため道路の現場では時間がかかり作業コストがかかり高価になる。又、材質が違う鋳物製のマンホールの受け枠のU形のフック(4)の取り付けはボルト付けしなければならない。
【実施例】
【0015】
この発明の実施例を説明すれば、円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)と網状部材(1−e)(1−s)を付ける枠(2)や円形や四角形の取り付け用枠(3−e)(3−s)とU形のフック(4)を製作することでこの発明が成り立つ。円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)を作るには帯鉄で組み付け溶接して作れば丈夫で板状の網状部材(1−e)(1−s)の取り付け用枠(3−e)(3−s)、枠(2)、網目の梁(11)を薄くすることができ安価になり、プラスチックの場合は金型によって作るが金型は高いが円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)を大量に作れば安価になる。又、円形や四角形の取り付け用枠(3−e)(3−s)や枠(2)の上にネットフェンス(11−1)や普通のフェンスを取り付けることでさらに安価になる。円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)を帯鉄で組み付け溶接して作る時も、プラスチックで金型によって作る時も網状部材(1−e)(1−s)と共に取り付け用枠(3−e)(3−s)も同時に作る。網状部材の取り付け用枠(3−e)(3−s)の位置はマンホールの円形や四角形の蓋(7−e)(7−s)の下面と円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)の上面の間隔の距離を少なくしたい場合は図1の(2)、図2の(2)、図3の(3)、図5の(2)、図6の(3)、図8の(2)のようにそれらの網状部材(1−e)(1−s)の上面より他の枠(2)の半分ぐらい下側に取り付ける。
【0016】
U形のフック(4)を製作するには図9ように鉄製の帯板を円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)の外周にある取り付け用枠(3−e)(3−s)の板が余裕をもって入るくらいにU形に曲げて作るが鉄の鋳造でも良い。鉄の鋳造は高価になる。U形のフック(4)の両方の板部の上部にはボルト穴とボルトネジ穴に入る取り付け用ボルト(5)の位置を段階的に調整できるように片方の板の上部のボルト側板部(4−2)には3個の取り付け用のボルト穴(5−1)を間隔をあけて加工しボルト穴(5−1)と同数で同じ位置になるように反対側の取り付け側板部(4−1)にボルトネジ穴(5−2)を3個加工するが、ボルト穴とボルトネジ穴に入る取り付け用ボルト(5)は図9の(2)のように中央に一直線上に間隔をおいて3個のボルト穴と3個のボルトネジ穴を加工するか、図9の(3)のように一個目の穴(5−1−a)(5−2−a)は真ん中に二個目(5−1−b)(5−2−b)は間隔をあけて斜め右下に三個目(5−1−c)(5−2−c)は斜め左下に間隔をあけてボルト穴とボルトネジ穴を加工をすることにより一直線上にボルト穴とボルトネジ穴を加工するより階的調整位置の距離が短くなる。それぞれのボルト穴とボルト穴の間隔は5ミリから10ミリぐらいが望ましい。図9の(2)(3)(4)(5)(6)のようにそれらの加工した三個のボルト穴(5−1−a)(5−1−b)(5−1−c)と同じ位置にある対象となる反対の板部になる後述するマンホールの受け枠(8)の中の下側の内周面(12)に取り付ける取り付け側の板部(4−1)に3個のボルトネジ穴(5−2−a)(5−2−b)(5−2−c)を加工する。U形のフック(4)の下にある底には中央にボルトネジ穴(6−1)を1個加工する。これらの穴加工したU形のフック(4)をマンホールの受け枠(8)1個に対して図1、図2では4個取り付けるが、受け枠(8)の大きさによっては6個以上必要とすることもある。受け枠の種類によって図10の(1)(2)のようにマンホールの蓋(7−e)(7−s)が入る段つき面(9)の下側に逆の段つき面(9−1)がある下側の内周面(12−e)(12−s)にU形のフック(4)を取り付けるにはそのフック(4)の取り付け側の板部(4−1)の裏の両端に縦方向に四角柱のブロック(10)を溶接で取り付けるが、U形のフック(4)を鋳造で作る場合にはブロック(10)ごと一体化して鋳造する。ブロック(10)の大きさは段つきの内周面(12−1)と下側の内周面(12)の差幅ぐらいで良い。図10ではブロック(10)を斜線で示している。これでこの発明が必要とする部品の加工は終わる。
【0017】
次に道路のマンホールの工事においてこの発明の円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)を付けた取り付け用枠(3−e)(3−s)とU形のフック(4)の取り付け作業を一番多く使われている円形のマンホールの受け枠(8−e)において説明すれば、道路面に埋め込まれている円形の受け枠(8−e)のマンホール円形の蓋(7−e)の真下に円形の網状部材(1−e)を図1のように取り付けられるように、円形の受け枠(8−e)の下側の円形の内周面(12−e)に当分配列で4個のU形のフック(4)の取り付け側の板部(4−1)の縦方向の両端を図10、図11、図12のように溶接で取り付ける。図10の(1)(2)のように受け枠(8−e)の中の段つき面(9)の下側に逆の段つき面(9−1)がある場合は前記ブロック(10)付きのU形のフック(4)を必要とし、取り付け側の板部(4−1)の裏の両端にある2個の四角柱のブロック(10)の縦方向の外側の端を円形の受け枠(8−e)の中の下側の円形の内周面(12−e)に当分配列でブロック(10)付きのU形のフック(4)を4個溶接で取り付ける。
【0018】
次に等分配列された溶接で取り付けた4個のU形のフック(4)に図9の(1)のようにフック(4)の底にある調整用のボルトネジ穴(6−1)にナット(6−2)を嵌めた調整用ボルト(6)を下側からある程度入れる。次に円形の受け枠(8−e)の上から円形の網状部材(1−e)を入れ、その網状部材(1−e)の円形の取り付け用枠(3−e)を4個のU形のフック(4)の中に入れ底に着くまで入れる。次に4個のU形のフック(4)の底の調整用のボルトネジ穴(6−1)に入れた調整用ボルト(6)で円形の網状部材(1−e)の上面を平行に上げていき、この時に、マンホールの円形の蓋(7−e)がないため事前にマンホールの蓋(7−e)を閉めた状態の下面の位置を測って置き、マンホールの円形の蓋(7−e)の予測した下面に接近すると思われる位置まで少し余裕を持って調整用ボルト(6)をねじ込んでいき、図9の(2)(3)からU形のフック(4)のボルト側の板部(4−2)にある3個のボルト穴(5−1−a)(5−1−b)(5−1−c)の中で図9の(4)(5)(6)のように円形の網状部材(1−e)の円形の取り付け用枠(3−e)の上の近いボルト穴に取り付け用ボルト(5)を差し込んでそのボルト穴と同じ位置にある反対側の板部のボルトネジ穴(5−2)にボルト(5)のネジ部を入れ、固定できるまでねじ込んでいく。次に4個のU形のフック(4)の下側の底の中央にあるボルトネジ穴(6−1)にある調整用ボルト(6)でU形のフック(4)の中にある円形の網状部材(1−e)の円形の取り付け用枠(3−e)を上側にある取り付け用ボルト(5)の軸の非ネジ部(5−3)に着くまでねじ込んでいき調整用ボルト(6)に嵌め込んだナット(6−2)をU形のフック(4)の底の下で締め、調整用ボルト(6)を固定して円形の網状部材(1−e)の取り付けが終わる。円形の網状部材(1−e)の取り付けが終わったらマンホールの円形の蓋(6−e)を閉めて作業は終わる。
【0019】
この発明のマンホールの円形や四角形の受け枠(8−e)(8−s)を道路に設置が完了したとして図1、図2を使って説明すれば、仮に豪雨になると道路は洪水になって地下の下水道(17)には大量に水が流れ下水道の竪孔(16)を通って噴水のようにマンホールの円形や四角形の蓋(7−e)(7−s)を押し上げて水が溢れ出す。この時にはマンホールの蓋(7−e)(7−s)は外れているか、どこかに行ってしまっているが円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)がマンホールの受け枠(8−e)(8−s)の中の下側に取り付けられているため網状部材(1−e)(1−s)の網目の空間(11−2)から水が溢れ出しても道路の洪水でマンホールの穴が見えなくなっていても、歩行者がマンホールに足を踏み入れて転倒したり、体ごとマンホールに入ったりすることはなくなるマンホールの転落防止装置である。
【産業上の利用可能性】
【0020】
マンホールの多い都市部では豪雨の時、道路が洪水になったりする時がありますが、雨が止んでも道路の水はなかなか引いていきませんし道路面(18)から水が20センチぐらいあっても水の濁りによってマンホールの穴は見えません。雨が止んだ時は歩行者が多くなりマンホールの事故の危険性がでてきます。この発明はマンホールの円形や四角形の蓋(7−e)(7−s)が外れたり無くなった時にマンホールの穴に歩行者が足を踏み入れて転倒したり、体ごと入ったりしないように危険を取り除く発明であり、この発明を産業上に利用するために図1、図2、図10、図11のようにマンホールの受け枠(8)の中の下側の内周の中に円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)を設け、その網状部材(1−e)(1−s)を付けた円形や四角形の取り付け用枠(3−e)(3−s)をU形のフック(4)に取り付けることによって制作費が安価で短い時間で網状部材(1−e)(1−s)を脱着可能に取り付けられるようにした産業上の利用可能性のあるマンホールの転落防止装置の発明であります。
【符号の説明】
【0021】
1−e 円形の網状部材
1−s 四角形の網状部材
2 枠
3−e 円形の取り付け用枠
3−s 四角形の取り付け用枠
4 U形のフック
4−1 取り付け側の板部
4−2 ボルト側の板部
5 取り付け用ボルト
5−1 ボルト穴
5−1−a 1個目のボルト穴
5−1−b 2個目のボルト穴
5−1−c 3個目のボルト穴
5−2 ボルトネジ穴
5−2−a 1個目のボルトネジ穴
5−2−b 2個目のボルトネジ穴
5−2−c 3個目のボルトネジ穴
5−3 ボルトの軸の非ネジ部
6 調整用ボルト
6−1 ボルトネジ穴
6−2 ナット
7−e マンホールの円形の蓋
7−s マンホールの四角形の蓋
8−e 円形の受け枠
8−s 四角形の受け枠
9 段つき面
9−1 下側の逆の段つき面
10 ブロック
11 網目の梁
11−1 ネットフェンス
11−2 網目の空間
12−e 下側の円形の内周面
12−s 下側の四角形の内周面
12−1 段つきの内周面
13 溶接
14 先細り
15 受け枠の梁
16 竪孔
17 下水道
18 道路面
19 アスファルト
20 土砂
【技術分野】
【0001】
この発明は洪水時のマンホールの転落防止装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の背景技術ではマンホールの蓋の真下に網状部材を取り付けたマンホールの転落防止装置は開示されていない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
都市部が豪雨で洪水になると地下の下水道に大量の水が流れマンホールの竪孔から水が逆流しマンホールの鉄蓋を押し上げ外れてしまい、マンホールの穴部が道路の洪水で見えなくなり、それによって、そこに人が歩くとマンホールの穴に足を踏み入れ転倒したり、体ごと入ってしまう危険性があるため、人の身体が入らないようにして危険を取り除くことを課題とした。
【課題を解決するための手段】
【0004】
マンホールの円形の受け枠(8−e)の中の段付き面(9)の下側の円形の内周面(12−e)に入る円形の網状部材(1−e)とそれを付けた円形の取り付け用枠(3−e)を図 3、図4、図5のように設け、網状部材(1−e)がマンホールの円形の蓋(7−e)の真下に位置するように円形の取り付け用枠(3−e)をマンホールの円形の受け枠(8−e)の中の下側の円形の内周面(12−e)に取り付けたU形のフック(4)を使って図1、図10、図11のように取り付け、又、マンホールの四角形の受け枠(8−s)の中の段付き面(9)の下側の四角形の内周面(12−s)に入る四角形の網状部材(1−s)とそれを付けた四角形の取り付け用枠(3−s)を図6、図7、図8のように設け、網状部材(1−s)がマンホールの四角形の蓋(7−s)の真下に位置するように四角形の取り付け用枠(3−s)をマンホールの四角形の受け枠(8−s)の中の下側の四角形の内周面(12−s)に取り付けたU形のフック(4)を使って、図2、図11のように取り付けることを手段とした。これによって図1、図2から洪水時に下水道(17)から大量の水が流れマンホールの竪孔(16)から水が逆流、噴流してマンホールの円形や四角形の蓋(7−e)(7−s)が外れても円形や四角形の受け枠(8−e)(8−s)の中の下側の円形や四角形の内周面(12−e)(12−s)の中に取り付けた円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)の網目の空間(11−2)から水が通り噴流するため網状部材(1−e)(1−s)は外れないようになっているため歩行者が足をマンホールの穴に踏み入れ転倒したりマンホールの穴の中に体ごと入らないようになる。
【0005】
マンホールの円形の受け枠(8−e)の蓋(7−e)のはめ込み部分の段つき面(9)の下側の円形の内周面(12−e)の中に入る円形の網状部材(1−e)を図1、図3、図4、図5のように設け、又、マンホールの四角形の受け枠(8−s)の四角形の蓋(7−s)のはめ込み部分の段つき面(9)の下側の四角形の内周面(12−s)の中に入る四角形の網状部材(1−s)を図2、図6、図7、図8のように設け、マンホールの円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)の網目の空間(11−2)は安全上許される限り大きくしたほうが良く、網目の形はどのようなものでも良く、図3、図6のように鉄の帯板だけで円形や四角形の取り付け用枠(3−e)(3−s)と枠(2)と網目の梁(11)で組み付け溶接した円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)や図4、図5、図7、図8のように円形や四角形の枠(2)及び取り付け用枠(3−e)(3−s)の上にネットフェンス(11−1)の網状部材(1−e)(1−s)を付けたものでも良いし、普通のフェンスの網状部材でも良い。歩道にマンホールがある場合はネットフェンスの網状部材、車道には鉄の帯板だけで組み付け溶接した頑丈な網状部材を取り付けたほうが良い。円形の網状部材(1−e)を図1、図10、図11のようにマンホールの円形の蓋(7−e)の真下に位置するようにマンホールの円形の受け枠(8−e)の中の段つき面(9)の下側の円形の内周面(12−e)に取り付けるために、円形の網状部材(1−e)の外周には図1、図3、図4、図5、のように板状の円形の取り付け用枠(3−e)を設け、又、四角形の網状部材(1−s)を図2、図11のようにマンホールの四角形の蓋(7−s)の真下に位置するようにマンホールの四角形の受け枠(8−s)の中の段つき面(9)の下側の四角形の内周面(12−s)に取り付けるために、四角形の網状部材(1−s)の外周には図2、図6、図7、図8のように板状の四角形の取り付け用枠(3−s)を設けている。図1の(1)(2)、図2の(1)(2)の円形や四角形の取り付け用枠(3−e)(3−s)は解りやすいように黒く塗りつぶしてある。
【0006】
マンホールの円形の受け枠(8−e)でも四角形の受け枠(8−s)でも、マンホールの蓋(7−e)(7−s)の下面と網状部材(1−e)(1−s)の上面との間隔距離を少なくして取り付けなければならない場合の取り付け用枠(3−e)(3−s)は図3の(3)、図5、図6の(3)、図8の網状部材(1−e)(1−s)の上面より下がった所で取り付け、図11の(2)のように後述するU形のフック(4)の中に取り付け用枠(3−e)(3−s)が入り、その取り付け用枠(3−e)(3−s)の上に取り付け用ボルト(5)がある分だけ設計上、網状部材の上面より他の枠(2)の半分ぐらい下がった所に取り付け用枠(3−e)(3−s)を取り付けるようにしている。しかしながら、マンホールの蓋(7−e)(7−s)の下面と網状部材(1−e)(1−s)の上面との間隔距離を少なくする必要がない場合は図3の(2)や図4や図6の(2)や図7のように網状部材(1−e)(1−s)の上面と同じぐらいの高さで取り付け用枠(3−e)(3−s)を図11の(1)のように取り付けている。よってマンホールの蓋の下面と網状部材の上面との間隔は大きくなっている。図11の(1)(2)はこの発明を施した円形のマンホールの受け枠と四角形のマンホールの受け枠の側面からの断面図を併用している図であり、円形の網状部材(1−e)と四角形の網状部材(1−s)、円形の取り付け用枠(3−e)と四角形の取り付け用枠(3−s)、マンホールの円形の蓋(7−e)とマンホールの四角形の蓋(7−s)、円形の受け枠(8−e)と四角形の受け枠(8−s)、下側の円形の内周面(12−e)と下側の四角形の内周面(12−s)の矢印の符号は円形のeと四角形のsを併用していて、円形や四角形の側面からの断面図は同じような図になるために併用している。図11の(1)は網状部材(1−e)(1−s)の上面と同じ高さの取り付け用枠(3−e)(3−s)をU形のフック(4)に取り付けた状態を示し、図11の(2)は網状部材(1−e)(1−s)の上面より他の枠(2)の半分ぐらいに下げた取り付け用枠(3−e)(3−s)をU形のフック(4)に取り付けた状態を示している。図4は円形の取り付け用枠(3−e)と枠(2)を併用して、図7は四角形の取り付け用枠(3−s)と枠(2)を併用している。図5はネットフェンス(11−1)を付けた円形の枠(2)の外周に網目の梁(11)を8個取り付けてその梁(11)より半分ぐらい下がった所で円形の取り付け用枠(3−e)を取り付け、図8はネットフェンス(11−1)を付けた四角形の枠(2)に網目の梁(11)を右と左に2個ずつ取り付けて梁(11)より下がった所で取り付け用の板を取り付けて枠(2)と取り付け用枠(3−s)を併用している。
【0007】
ここからマンホールの円形や四角形の受け枠(8−e)(8−s)の網状部材(1−e)(1−s)の取り付けは同じ説明になるためマンホールで一番良く使われている円形の受け枠(8−e)を使って説明すれば、図1のようにマンホールの円形の受け枠(8−e)の中の段つき面(9)の下側の円形の内周面(12−e)に円形の網状部材(1−e)を安定して支え取り付けられるように当分配列で4箇所にU形のフック(4)を設け、そのU形のフック(4)は鉄材の帯板をU型に曲げたものであるが、鋳造でも良く、その片側の取り付け側の板部(4−1)を段つき面(9)の下側の円形の内周面(12−e)に図10、図11のように溶接(13)で取り付けている。段つき面(9)より下側に逆の段つき面(9−1)がある場合は図10のように段付の内周面(12−1)と下側の円形の内周面(12−e)の差幅分だけ下側の円形の内周面(12−e)とU形のフック(4)の取り付け側の板部(4−1)の間に四角柱のブロック(10)をその板部(4−1)の両側に取り付けている。図10のブロック(10)は斜線で示している。そして4箇所のU形のフック(4)で図12のようにU形の中に円形の網状部材(1−e)の外周に設けた板状の円形の取り付け用枠(3−e)を入れることにより円形の網状部材(1−e)は円形の受け枠(8−e)の中の段つき面(9)の下側の円形の円周面で支えられる。図10の(1)(2)(3)と図12は円形の網状部材(1−e)の円形の取り付け用枠(3−e)をU形のフック(4)で取り付けている状態を示しているが四角形の網状部材(1−s)でも同じことであり図2のように四角形の受け枠(8−s)にも同じようにU形のフック(4)で取り付けられようになっている。図12の(1)と図10の(3)はU形のフック(4)の中に円形の取り付け用枠(3−e)が入るため曲面の分だけ両方の板部(4−1)(4−2)の間隔に余裕をもたせている。
【0008】
図1のように4個のU形のフック(4)に支えられた円形の網状部材(1−e)の円形の取り付け用枠(3−e)の上方には図9の(1)ようにU形のフック(4)の片方の板部であるボルト側の板部(4−2)にボルト穴(5−1)を設け、円形の受け枠(8−e)の中の下側の円形の内周面(12−e)に取り付ける取り付け側の板部(4−1)の上方にボルト穴(5−1)と同じ位置に当たる対称となるボルトネジ穴(5−2)を設け、ボルト穴(5−1)に取り付け用ボルト(5)を通して取り付け側の板部(4−1)のボルトネジ穴(4−2)にねじ込むことによって図9の(4)(5)(6)のようにU形のフック(4)に支えられた円形の網状部材(1−e)の円形の取り付け用枠(3−e)が上に動かないように取り付け用ボルト(5)の軸の非ネジ部(5−3)で止めている。U形のフック(4)の下側の底の部分には調整用のボルトネジ穴(6−1)を中央に1個設け下の方からナット(6−2)を嵌めた調整用ボルト(6)を入れ円形の網状部材(1−e)の円形の取り付け用枠(3−e)の下をボルトの先で上下させ調整することにより、調整が終わったら調整用ボルト(6)に嵌めてあるナット(6−2)をU形のフック(4)の底の部分の下側で締め付けて調整用ボルト(6)が動かないようにしている。
【0009】
さらに、マンホールの円形の蓋(7−e)の下面と円形の網状部材(1−e)の上面との間隔距離、又は四角形の蓋(7−e)の下面と四角形の網状部材(1−e)の上面との間隔距離が網状部材(1−e)(1−s)の取り付け用枠(3−e)(3−s)の取り付け位置がマンホールの受け枠(8−e)(8−s)の中の下側の内周面(12−e)(12−s)に取り付けるU形のフック(4)の取り付けの上下位置によって違ってくることがあるためU形のフック(4)の取り付け用ボルト(5)で段階的に調整するために図9の(1)からU形のフック(4)の取り付け用ボルト(5)が入るボルト側の板部(4−2)のボルト穴(5−1)と取り付け側の板部(4−1)のボルトネジ穴(5−2)を段階的に図9の(2)のように一直線上に上から3個のボルト穴とボルトネジ穴を(5−1−a)と(5−2−a)、(5−1−b)と(5−2−b)、(5−1−c)と(5−2−c)を設け、図9の(3)は1個目の上のボルト穴(5−1−a)とボルトネジ穴(5−2−a)から斜め右下に2個目のボルト穴(5−1−b)とボルトネジ穴(5−2−b)、その穴から斜め左下に3個目のボルト穴(5−1−c)とボルトネジ穴(5−2−c)を設けている。図9の(2)より図9の(3)は段階的調整位置の距離が短くできる。それらの3箇所で取り付け用ボルト(5)の所定位置を図9の(4)(5)(6)のように見きわめてU形のフック(4)の下側にある調整用ボルト(6)で円形や四角形の取り付け用枠(3−e)(3−s)の上下を調整して調整用ボルト(6)に嵌め込んだナット(6−2)をU形のフック(4)の底の下で締め調整用ボルト(6)を固定して、マンホールの円形や四角形の受け枠(8−e)(8−s)の中の下側の円形や四角形の内周面(12−e)(12−s)で円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)とそれらを付けた取り付け用枠(3−e)(3−s)をU形のフック(4)で支え取り付け、脱着可能にしたことを特徴とするマンホールの転落防止装置。
【発明の効果】
【0010】
都市部の洪水の水は図1、図2から下水道(17)に大量の水が流れ竪孔(16)から逆流してマンホールの円形や四角形の蓋(7−e)(7−s)を押し上げ噴流して道路へ溢れ出します。マンホールの円形や四角形の蓋(7−e)(7−s)は外れマンホールの穴は開いたままになり歩行者にとって大変危険であります。この発明は図1、図2、図10、図11のようにマンホールの円形や四角形の蓋(7−e)(7−s)の真下に円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)と枠(2)及び円形や四角形の取り付け用枠(3−e)(3−s)をU形のフック(4)で取り付けることにより、洪水になった時、マンホールの円形や四角形の蓋(7−e)(7−s)がなくなっても円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)があることにより歩行者がマンホールの穴に足を踏み入れて倒れたり、体ごと入らないようにします。円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)は溢れ出す水を網目の空間(11−2)で通しマンホールの穴を塞いでいてくれています。又、下水の工事の時は網状部材(1−e)(1−s)の取り付け用枠(3−e)(3−s)を取り付けているU形のフック(4)の上側の取り付け用ボルト(5)を外し、網状部材(1−e)(1−s)を引き上げることで取り外し、網状部材(1−e)(1−s)を簡単に脱着可能にしており工事の作業に支障がないようにしております。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】この発明の円形の網状部材をマンホールの受け枠の中に取り付けた上面図と道路の受け枠の側面の断面図
【図2】この発明の四角形の網状部材をマンホールの受け枠の中に取り付けた上面図と道路の受け枠の側面の断面図
【図3】鉄の帯板を組み付け溶接した円形の網状部材の上面図と側面の断面図
【図4】ネットフェンスを付けた円形の枠の上面図と側面の断面図
【図5】マンホールの蓋に接近できるようにしたネットフェンスを付けた円形の枠と取り付け用枠の上面図と側面の断面図
【図6】鉄の帯板を組み付け溶接した四角形の網状部材の上面図と側面の断面図
【図7】ネットフェンスを付けた四角形の取り付け用枠の上面図と側面の断面図
【図8】マンホールの蓋に接近できるようにしたネットフェンスを付けた四角形の枠と取り付け用枠の上面図と側面の断面図
【図9】U形のフックとその取り付け用ボルトと調整用ボルトの取り付け状態を示す側面図と正面図
【図10】マンホールの受け枠の下側の逆の段つき面のある内周面に取り付けたブロック付のU形のフックと網状部材の側面の断面図とU形のフックとブロックの取り付けを詳しく説明した側面図と裏面図と上面図
【図11】マンホールの蓋の下面と網状部材の上面との差の間隔を調整する二つの取り付け用枠をU形のフックに取り付けた状態を示しマンホールの円形の受け枠に入る円形の網状部材の側面の断面図と四角形の受け枠に入る四角形の網状部材の側面の断面図を併用した図
【図12】マンホールの円形の受け枠の中の下側の内周面に取り付けたU形のフックと円形の網状部材の円形の取り付け用枠の状態を示す上面図と正面図と側面の断面図
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
円形や四角形のマンホールの蓋(7−e)(7−s)の真下に取り付ける円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)はマンホールの蓋(7−e)(7−s)の下面と円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)の上面との隙間は少ないように設計したほうが良い。円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)の材質は帯鉄や強化プラスチック、軽くて丈夫が最も好ましい。しかしながら、鉄で作るのなら鋳造より帯鉄で図3、図6のように枠(2)と網目の梁(11)を組み付け溶接して作れば板状の円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)の取り付け用枠(3−e)(3−s)、枠(2)、網目の梁(11)は薄くすることができ安価になる。もっと安くしたいならば図4、図5、図7、図8のように円形や四角形の帯鉄の枠(2)や取り付け用枠(3−e)(3−s)の上にネットフェンス(11−1)や普通のフェンスを付ける方法が良い。しかしながら、ネットフェンス(11−1)や普通のフェンスの網状部材の場合は歩道のマンホールには向くが車道のマンホールではやはり頑丈な帯鉄で組み付け溶接した網状部材が良い。円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)の網目の空間(11−2)部分は安全上許される限り大きくしたほうが良い。特に図4、図7のようにネットフェンス(11−1)や普通のフェンスを付ける場合は網状部材の取り付け用枠(3−e)(3−s)を取り付けるU形のフック(4)の取り付け用ボルト(5)を取り付けたり外したりする時にU形のフック(4)の取り付け場所の網目の空間(11−2)は手が入るように大きくしなければならない。円形や四角形の帯板の組み付け溶接やプラスチック成型の網状部材(1−e)(1−s)の網目の梁(11)や枠(2)の下側は図1の(2)、図2の(2)、図3の(2)(3)、図6の(2)(3)、図10の(1)、図11の(1)(2)の側面の断面図ように洪水時に噴流する水の抵抗を少なくするために先細り(14)にしたほうが良い。マンホールの円形や四角形の蓋(7−e)(7−s)の下面と円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)の上面との間隔距離は図10の(1)(2)のようにU形のフック(4)に取り付けられた円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)の取り付け用枠(3−e)(3−s)の上側に取り付け用ボルト(5)があるため、そのボルト(5)の箇所の部分だけ図3の(3)、図5の(2)、図6の(3)、図8の(2)のように網状部材(1−e)(1−s)の上面より他の枠(2)の半分ぐらい下がったところで取り付けることにより、マンホールの蓋(7−e)(7−s)の下面に網状部材(1−e)(1−s)の上面が接近できるようになる。
【0013】
U形のフック(4)は図9のように鉄製の帯板をU形に曲げて作るが、鉄の鋳造品でも良い。U形に曲げた帯板の両方の板部の取り付け側の板部(4−1)とボルト側の板部(4−2)の間隔は前述した円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)の取り付け用枠(3−e)(3−s)が図9の(4)(5)(6)のように余裕もって入るぐらいが良い。U形のフック(4)のU形の中に円形の取り付け用枠(3−e)が入る場合は曲面の分だけ図12の(1)と図10の(3)の両方の板部(4−1)(4−2)は間隔に余裕をもたせなければならない。マンホールの円形や四角形の受け枠(8−e)(8−s)の種類によって受け枠の中の段つき面(9)の下側の円形や四角形の内周面(12−e)(12−s)は図10の(1)(2)のように途中、少し下がったところで段つき面(9)の下側に逆の段つき面(9−1)があり下側の内周の内径が大きくなっている受け枠(8)があるため、段つきの内周面(12−1)と下側の内周面(12−e)(12−s)の差幅分だけ、受け枠(8−e)(8−s)の中の下側の内周面(12−e)(12−s)へのU形のフック(4)の取り付けは取り付け側の板部(4−1)の裏側にブロック(10)を設けて円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)の取り付け用枠(3−e)(3−s)が入りやすいようにしてU形のフック(4)の取り付け側の板部(4−1)の裏の両側に縦にして四角柱のブロック(10)を二つ取り付けるのが良い。図10の(1)(2)(3)ではブロック(10)を斜線で示している。
【0014】
U形のフック(4)が鉄製なら道路に取り付けられているマンホールの鉄製の受け枠(8−e)(8−s)の中の下側の内周面(12−e)(12−s)に図10、図11のようにU形のフック(4)を取り付ける作業では溶接ができるため作業コストが安価で済む。ボルト付けでも良いが受け枠(8−e)(8−s)の中の下側の内周面(12−e)(12−s)にボルトネジ穴を加工しなければならないため道路の現場では時間がかかり作業コストがかかり高価になる。又、材質が違う鋳物製のマンホールの受け枠のU形のフック(4)の取り付けはボルト付けしなければならない。
【実施例】
【0015】
この発明の実施例を説明すれば、円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)と網状部材(1−e)(1−s)を付ける枠(2)や円形や四角形の取り付け用枠(3−e)(3−s)とU形のフック(4)を製作することでこの発明が成り立つ。円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)を作るには帯鉄で組み付け溶接して作れば丈夫で板状の網状部材(1−e)(1−s)の取り付け用枠(3−e)(3−s)、枠(2)、網目の梁(11)を薄くすることができ安価になり、プラスチックの場合は金型によって作るが金型は高いが円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)を大量に作れば安価になる。又、円形や四角形の取り付け用枠(3−e)(3−s)や枠(2)の上にネットフェンス(11−1)や普通のフェンスを取り付けることでさらに安価になる。円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)を帯鉄で組み付け溶接して作る時も、プラスチックで金型によって作る時も網状部材(1−e)(1−s)と共に取り付け用枠(3−e)(3−s)も同時に作る。網状部材の取り付け用枠(3−e)(3−s)の位置はマンホールの円形や四角形の蓋(7−e)(7−s)の下面と円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)の上面の間隔の距離を少なくしたい場合は図1の(2)、図2の(2)、図3の(3)、図5の(2)、図6の(3)、図8の(2)のようにそれらの網状部材(1−e)(1−s)の上面より他の枠(2)の半分ぐらい下側に取り付ける。
【0016】
U形のフック(4)を製作するには図9ように鉄製の帯板を円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)の外周にある取り付け用枠(3−e)(3−s)の板が余裕をもって入るくらいにU形に曲げて作るが鉄の鋳造でも良い。鉄の鋳造は高価になる。U形のフック(4)の両方の板部の上部にはボルト穴とボルトネジ穴に入る取り付け用ボルト(5)の位置を段階的に調整できるように片方の板の上部のボルト側板部(4−2)には3個の取り付け用のボルト穴(5−1)を間隔をあけて加工しボルト穴(5−1)と同数で同じ位置になるように反対側の取り付け側板部(4−1)にボルトネジ穴(5−2)を3個加工するが、ボルト穴とボルトネジ穴に入る取り付け用ボルト(5)は図9の(2)のように中央に一直線上に間隔をおいて3個のボルト穴と3個のボルトネジ穴を加工するか、図9の(3)のように一個目の穴(5−1−a)(5−2−a)は真ん中に二個目(5−1−b)(5−2−b)は間隔をあけて斜め右下に三個目(5−1−c)(5−2−c)は斜め左下に間隔をあけてボルト穴とボルトネジ穴を加工をすることにより一直線上にボルト穴とボルトネジ穴を加工するより階的調整位置の距離が短くなる。それぞれのボルト穴とボルト穴の間隔は5ミリから10ミリぐらいが望ましい。図9の(2)(3)(4)(5)(6)のようにそれらの加工した三個のボルト穴(5−1−a)(5−1−b)(5−1−c)と同じ位置にある対象となる反対の板部になる後述するマンホールの受け枠(8)の中の下側の内周面(12)に取り付ける取り付け側の板部(4−1)に3個のボルトネジ穴(5−2−a)(5−2−b)(5−2−c)を加工する。U形のフック(4)の下にある底には中央にボルトネジ穴(6−1)を1個加工する。これらの穴加工したU形のフック(4)をマンホールの受け枠(8)1個に対して図1、図2では4個取り付けるが、受け枠(8)の大きさによっては6個以上必要とすることもある。受け枠の種類によって図10の(1)(2)のようにマンホールの蓋(7−e)(7−s)が入る段つき面(9)の下側に逆の段つき面(9−1)がある下側の内周面(12−e)(12−s)にU形のフック(4)を取り付けるにはそのフック(4)の取り付け側の板部(4−1)の裏の両端に縦方向に四角柱のブロック(10)を溶接で取り付けるが、U形のフック(4)を鋳造で作る場合にはブロック(10)ごと一体化して鋳造する。ブロック(10)の大きさは段つきの内周面(12−1)と下側の内周面(12)の差幅ぐらいで良い。図10ではブロック(10)を斜線で示している。これでこの発明が必要とする部品の加工は終わる。
【0017】
次に道路のマンホールの工事においてこの発明の円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)を付けた取り付け用枠(3−e)(3−s)とU形のフック(4)の取り付け作業を一番多く使われている円形のマンホールの受け枠(8−e)において説明すれば、道路面に埋め込まれている円形の受け枠(8−e)のマンホール円形の蓋(7−e)の真下に円形の網状部材(1−e)を図1のように取り付けられるように、円形の受け枠(8−e)の下側の円形の内周面(12−e)に当分配列で4個のU形のフック(4)の取り付け側の板部(4−1)の縦方向の両端を図10、図11、図12のように溶接で取り付ける。図10の(1)(2)のように受け枠(8−e)の中の段つき面(9)の下側に逆の段つき面(9−1)がある場合は前記ブロック(10)付きのU形のフック(4)を必要とし、取り付け側の板部(4−1)の裏の両端にある2個の四角柱のブロック(10)の縦方向の外側の端を円形の受け枠(8−e)の中の下側の円形の内周面(12−e)に当分配列でブロック(10)付きのU形のフック(4)を4個溶接で取り付ける。
【0018】
次に等分配列された溶接で取り付けた4個のU形のフック(4)に図9の(1)のようにフック(4)の底にある調整用のボルトネジ穴(6−1)にナット(6−2)を嵌めた調整用ボルト(6)を下側からある程度入れる。次に円形の受け枠(8−e)の上から円形の網状部材(1−e)を入れ、その網状部材(1−e)の円形の取り付け用枠(3−e)を4個のU形のフック(4)の中に入れ底に着くまで入れる。次に4個のU形のフック(4)の底の調整用のボルトネジ穴(6−1)に入れた調整用ボルト(6)で円形の網状部材(1−e)の上面を平行に上げていき、この時に、マンホールの円形の蓋(7−e)がないため事前にマンホールの蓋(7−e)を閉めた状態の下面の位置を測って置き、マンホールの円形の蓋(7−e)の予測した下面に接近すると思われる位置まで少し余裕を持って調整用ボルト(6)をねじ込んでいき、図9の(2)(3)からU形のフック(4)のボルト側の板部(4−2)にある3個のボルト穴(5−1−a)(5−1−b)(5−1−c)の中で図9の(4)(5)(6)のように円形の網状部材(1−e)の円形の取り付け用枠(3−e)の上の近いボルト穴に取り付け用ボルト(5)を差し込んでそのボルト穴と同じ位置にある反対側の板部のボルトネジ穴(5−2)にボルト(5)のネジ部を入れ、固定できるまでねじ込んでいく。次に4個のU形のフック(4)の下側の底の中央にあるボルトネジ穴(6−1)にある調整用ボルト(6)でU形のフック(4)の中にある円形の網状部材(1−e)の円形の取り付け用枠(3−e)を上側にある取り付け用ボルト(5)の軸の非ネジ部(5−3)に着くまでねじ込んでいき調整用ボルト(6)に嵌め込んだナット(6−2)をU形のフック(4)の底の下で締め、調整用ボルト(6)を固定して円形の網状部材(1−e)の取り付けが終わる。円形の網状部材(1−e)の取り付けが終わったらマンホールの円形の蓋(6−e)を閉めて作業は終わる。
【0019】
この発明のマンホールの円形や四角形の受け枠(8−e)(8−s)を道路に設置が完了したとして図1、図2を使って説明すれば、仮に豪雨になると道路は洪水になって地下の下水道(17)には大量に水が流れ下水道の竪孔(16)を通って噴水のようにマンホールの円形や四角形の蓋(7−e)(7−s)を押し上げて水が溢れ出す。この時にはマンホールの蓋(7−e)(7−s)は外れているか、どこかに行ってしまっているが円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)がマンホールの受け枠(8−e)(8−s)の中の下側に取り付けられているため網状部材(1−e)(1−s)の網目の空間(11−2)から水が溢れ出しても道路の洪水でマンホールの穴が見えなくなっていても、歩行者がマンホールに足を踏み入れて転倒したり、体ごとマンホールに入ったりすることはなくなるマンホールの転落防止装置である。
【産業上の利用可能性】
【0020】
マンホールの多い都市部では豪雨の時、道路が洪水になったりする時がありますが、雨が止んでも道路の水はなかなか引いていきませんし道路面(18)から水が20センチぐらいあっても水の濁りによってマンホールの穴は見えません。雨が止んだ時は歩行者が多くなりマンホールの事故の危険性がでてきます。この発明はマンホールの円形や四角形の蓋(7−e)(7−s)が外れたり無くなった時にマンホールの穴に歩行者が足を踏み入れて転倒したり、体ごと入ったりしないように危険を取り除く発明であり、この発明を産業上に利用するために図1、図2、図10、図11のようにマンホールの受け枠(8)の中の下側の内周の中に円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)を設け、その網状部材(1−e)(1−s)を付けた円形や四角形の取り付け用枠(3−e)(3−s)をU形のフック(4)に取り付けることによって制作費が安価で短い時間で網状部材(1−e)(1−s)を脱着可能に取り付けられるようにした産業上の利用可能性のあるマンホールの転落防止装置の発明であります。
【符号の説明】
【0021】
1−e 円形の網状部材
1−s 四角形の網状部材
2 枠
3−e 円形の取り付け用枠
3−s 四角形の取り付け用枠
4 U形のフック
4−1 取り付け側の板部
4−2 ボルト側の板部
5 取り付け用ボルト
5−1 ボルト穴
5−1−a 1個目のボルト穴
5−1−b 2個目のボルト穴
5−1−c 3個目のボルト穴
5−2 ボルトネジ穴
5−2−a 1個目のボルトネジ穴
5−2−b 2個目のボルトネジ穴
5−2−c 3個目のボルトネジ穴
5−3 ボルトの軸の非ネジ部
6 調整用ボルト
6−1 ボルトネジ穴
6−2 ナット
7−e マンホールの円形の蓋
7−s マンホールの四角形の蓋
8−e 円形の受け枠
8−s 四角形の受け枠
9 段つき面
9−1 下側の逆の段つき面
10 ブロック
11 網目の梁
11−1 ネットフェンス
11−2 網目の空間
12−e 下側の円形の内周面
12−s 下側の四角形の内周面
12−1 段つきの内周面
13 溶接
14 先細り
15 受け枠の梁
16 竪孔
17 下水道
18 道路面
19 アスファルト
20 土砂
【特許請求の範囲】
【請求項1】
マンホールの円形の受け枠(8−e)の中の段つき面(9)の下側の円形の内周面(12−e)の中に入る円形の網状部材(1−e)設け、その円形の網状部材(1−e)を下側の円形の内周面(12−e)に取り付けるために円形の網状部材(1−e)の外周に取り付ける板状の円形の取り付け用枠(3−e)を設け、円形の受け枠(8−e)の中の段つき面(9)の下側の円形の内周面(12−e)で網状部材(1−e)を付けた円形の取り付け用枠(3−e)を安定して支え取り付けるために板状のU形のフック(4)を設け、それらのU形のフック(4)の片方の板部である取り付け側の板部(4−1)を円形の受け枠(8−e)の中の段つき面(9)の下側の円形の内周面(12−e)に円形の網状部材(1−e)が傾かないようにU形のフック(4)を当分配列で数箇所に取り付け、それらのU形のフック(4)のU形の中に網状部材(1−e)を付けた円形の取り付け用枠(3−e)を入れることにより円形の網状部材(1−e)は円形の受け枠(8−e)の中の段つき面(9)の下側で支え取り付けられ、又、マンホールの四角形の受け枠(8−s)にはその中の段つき面(9)の下側の四角形の内周面(12−s)の中に入る四角形の網状部材(1−s)を設け、その四角形の網状部材(1−s)を下側の四角形の内周面(12−e)に取り付けるために四角形の網状部材(1−s)にはその外周に取り付ける四角形の板状の取り付け用枠(3−s)を設け、四角形の受け枠(8−s)の中の段つき面(9)の下側の四角形の内周面(12−s)で網状部材(1−s)を付けた四角形の取り付け用枠(3−s)を安定して支え取り付けるために板状のU形のフック(4)を設け、それらのU形のフック(4)の片方の板部である取り付け側の板部(4−1)を四角形の受け枠(8−s)の中の段つき面(9)の下側の四角形の内周面(12−s)に四角形の網状部材(1−s)が傾かないようにU形のフック(4)を平均して数箇所に取り付け、それらのU形のフック(4)のU形の中に網状部材(1−s)を付けた四角形の取り付け用枠(3−s)を入れることにより四角形の網状部材(1−s)は四角形の受け枠(8−s)の中の段つき面(9)の下側で支え取り付けられ、前記したマンホールの円形や四角形の受け枠(8−e)(8−s)の中の段つき面(9)の下側の円形や四角形の内周面(12−e)(12−s)に取り付けたU形のフック(4)はそのU形の中で支えられた網状部材(1−e)(1−s)を付けた円形や四角形の取り付け用枠(3−e)(3−s)の上に位置するU形のフック(4)の取り付け側の板部(4−1)の反対側の板部であるボルト側の板部(4−2)にボルト穴(5−1)を設け、そのボルト穴(5−1)と同じ位置に当たる反対側のU形のフック(4)の取り付け側の板部(4−1)にボルトネジ穴を(5−2)設け、ボルト穴(5−1)に取り付け用ボルト(5)を通してボルトネジ穴(5−2)にねじ込むことによってボルトの軸の非ネジ部(5−3)で網状部材(1−e)(1−s)を付けた円形や四角形の取り付け用枠(3−e)(3−s)が上に動かないようにして、さらに、その取り付け用ボルト(5)の位置から段階的に上下に調整することができるボルト側の板部(4−2)にボルト穴(5−1)とそのボルト穴と同じ位置になる取り付け側の板部(4−1)にボルトネジ穴(5−2)を数箇所設けることによりマンホールの円形や四角形の蓋(7−e)(7−s)の下面と網状部材(1−e)(1−s)の上面との間隔距離が段階的に調整できるようになり、さらにU形のフック(4)の下側の底の部分の中央には調整用ボルト(6)のネジ穴(6−1)を設け、そのネジ穴(6−1)の下からナット(6−2)を嵌めた調整用ボルト(6)を入れU形のフック(4)の中にある円形や四角形の取り付け用枠(3−e)(3−s)をボルト(6)の先で上下させ、前記の取り付け用ボルト(5)の軸の非ネジ部(5−3)の下側に当たるまで調整し、ナット(6−2)をU形フック(4)の底の下で締めて調整用ボルト(6)を固定することにより、円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)とそれらの網状部材(1−e)(1−s)を付けた円形や四角形の取り付け用枠(3−e)(3−s)をマンホールの円形や四角形の蓋(7−e)(7−s)の真下でU形フック(4)のU形の中で支え、網状部材(1−e)(1−s)を付けた円形や四角形の取り付け用枠(3−e)(3−s)をU形のフック(4)の取り付け用ボルト(5)と調整用ボルト(6)で上下方向に位置調整ができるようにして、マンホールの受け枠(8−e)(8−s)の中の下側の内周面(12−e)(12−s)に網状部材(1−e)(1−s)とそれを付けた取り付け用枠(3−e)(3−s)をU形フック(4)で支え取り付けるようにして脱着可能にしたことを特徴とするマンホールの転落防止装置。
【請求項2】
マンホールの円形の受け枠(8−e)の中の段つき面(9)の下側の円形の内周面(12−e)に入るように円形の網状部材(1−e)を設け、円形の受け枠(8−e)の中の段つき面(9)の下側の円形の内周面(12−e)に円形の網状部材(1−e)を取り付けるために円形の網状部材(1−e)の外周に円形の取り付け用枠(3−e)を設け、又、マンホールの四角形の受け枠(8−s)の中の段つき面(9)の下側の四角形の内周面(12−s)に入るように四角形の網状部材(1−s)を設け、四角形の受け枠(8−s)の中の段つき面(9)の下側の四角形の内周面(12−s)に四角形の網状部材(1−s)を取り付けるために四角形の網状部材(1−s)の外周に四角形の取り付け用枠(3−s)を設け、マンホールの円形や四角形の蓋(7−e)(7−s)の真下に位置するように円形や四角形の受け枠(8−e)(8−s)の中の段つき面(9)の下側の円形や四角形の内周面(12−e)(12−s)に円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)とそれらの網状部材(1−e)(1−s)を付けた円形や四角形の取り付け用枠(3−e)(3−s)を設けたことを特徴とする1項記載のマンホールの転落防止装置。
【請求項1】
マンホールの円形の受け枠(8−e)の中の段つき面(9)の下側の円形の内周面(12−e)の中に入る円形の網状部材(1−e)設け、その円形の網状部材(1−e)を下側の円形の内周面(12−e)に取り付けるために円形の網状部材(1−e)の外周に取り付ける板状の円形の取り付け用枠(3−e)を設け、円形の受け枠(8−e)の中の段つき面(9)の下側の円形の内周面(12−e)で網状部材(1−e)を付けた円形の取り付け用枠(3−e)を安定して支え取り付けるために板状のU形のフック(4)を設け、それらのU形のフック(4)の片方の板部である取り付け側の板部(4−1)を円形の受け枠(8−e)の中の段つき面(9)の下側の円形の内周面(12−e)に円形の網状部材(1−e)が傾かないようにU形のフック(4)を当分配列で数箇所に取り付け、それらのU形のフック(4)のU形の中に網状部材(1−e)を付けた円形の取り付け用枠(3−e)を入れることにより円形の網状部材(1−e)は円形の受け枠(8−e)の中の段つき面(9)の下側で支え取り付けられ、又、マンホールの四角形の受け枠(8−s)にはその中の段つき面(9)の下側の四角形の内周面(12−s)の中に入る四角形の網状部材(1−s)を設け、その四角形の網状部材(1−s)を下側の四角形の内周面(12−e)に取り付けるために四角形の網状部材(1−s)にはその外周に取り付ける四角形の板状の取り付け用枠(3−s)を設け、四角形の受け枠(8−s)の中の段つき面(9)の下側の四角形の内周面(12−s)で網状部材(1−s)を付けた四角形の取り付け用枠(3−s)を安定して支え取り付けるために板状のU形のフック(4)を設け、それらのU形のフック(4)の片方の板部である取り付け側の板部(4−1)を四角形の受け枠(8−s)の中の段つき面(9)の下側の四角形の内周面(12−s)に四角形の網状部材(1−s)が傾かないようにU形のフック(4)を平均して数箇所に取り付け、それらのU形のフック(4)のU形の中に網状部材(1−s)を付けた四角形の取り付け用枠(3−s)を入れることにより四角形の網状部材(1−s)は四角形の受け枠(8−s)の中の段つき面(9)の下側で支え取り付けられ、前記したマンホールの円形や四角形の受け枠(8−e)(8−s)の中の段つき面(9)の下側の円形や四角形の内周面(12−e)(12−s)に取り付けたU形のフック(4)はそのU形の中で支えられた網状部材(1−e)(1−s)を付けた円形や四角形の取り付け用枠(3−e)(3−s)の上に位置するU形のフック(4)の取り付け側の板部(4−1)の反対側の板部であるボルト側の板部(4−2)にボルト穴(5−1)を設け、そのボルト穴(5−1)と同じ位置に当たる反対側のU形のフック(4)の取り付け側の板部(4−1)にボルトネジ穴を(5−2)設け、ボルト穴(5−1)に取り付け用ボルト(5)を通してボルトネジ穴(5−2)にねじ込むことによってボルトの軸の非ネジ部(5−3)で網状部材(1−e)(1−s)を付けた円形や四角形の取り付け用枠(3−e)(3−s)が上に動かないようにして、さらに、その取り付け用ボルト(5)の位置から段階的に上下に調整することができるボルト側の板部(4−2)にボルト穴(5−1)とそのボルト穴と同じ位置になる取り付け側の板部(4−1)にボルトネジ穴(5−2)を数箇所設けることによりマンホールの円形や四角形の蓋(7−e)(7−s)の下面と網状部材(1−e)(1−s)の上面との間隔距離が段階的に調整できるようになり、さらにU形のフック(4)の下側の底の部分の中央には調整用ボルト(6)のネジ穴(6−1)を設け、そのネジ穴(6−1)の下からナット(6−2)を嵌めた調整用ボルト(6)を入れU形のフック(4)の中にある円形や四角形の取り付け用枠(3−e)(3−s)をボルト(6)の先で上下させ、前記の取り付け用ボルト(5)の軸の非ネジ部(5−3)の下側に当たるまで調整し、ナット(6−2)をU形フック(4)の底の下で締めて調整用ボルト(6)を固定することにより、円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)とそれらの網状部材(1−e)(1−s)を付けた円形や四角形の取り付け用枠(3−e)(3−s)をマンホールの円形や四角形の蓋(7−e)(7−s)の真下でU形フック(4)のU形の中で支え、網状部材(1−e)(1−s)を付けた円形や四角形の取り付け用枠(3−e)(3−s)をU形のフック(4)の取り付け用ボルト(5)と調整用ボルト(6)で上下方向に位置調整ができるようにして、マンホールの受け枠(8−e)(8−s)の中の下側の内周面(12−e)(12−s)に網状部材(1−e)(1−s)とそれを付けた取り付け用枠(3−e)(3−s)をU形フック(4)で支え取り付けるようにして脱着可能にしたことを特徴とするマンホールの転落防止装置。
【請求項2】
マンホールの円形の受け枠(8−e)の中の段つき面(9)の下側の円形の内周面(12−e)に入るように円形の網状部材(1−e)を設け、円形の受け枠(8−e)の中の段つき面(9)の下側の円形の内周面(12−e)に円形の網状部材(1−e)を取り付けるために円形の網状部材(1−e)の外周に円形の取り付け用枠(3−e)を設け、又、マンホールの四角形の受け枠(8−s)の中の段つき面(9)の下側の四角形の内周面(12−s)に入るように四角形の網状部材(1−s)を設け、四角形の受け枠(8−s)の中の段つき面(9)の下側の四角形の内周面(12−s)に四角形の網状部材(1−s)を取り付けるために四角形の網状部材(1−s)の外周に四角形の取り付け用枠(3−s)を設け、マンホールの円形や四角形の蓋(7−e)(7−s)の真下に位置するように円形や四角形の受け枠(8−e)(8−s)の中の段つき面(9)の下側の円形や四角形の内周面(12−e)(12−s)に円形や四角形の網状部材(1−e)(1−s)とそれらの網状部材(1−e)(1−s)を付けた円形や四角形の取り付け用枠(3−e)(3−s)を設けたことを特徴とする1項記載のマンホールの転落防止装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【公開番号】特開2012−97522(P2012−97522A)
【公開日】平成24年5月24日(2012.5.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−248035(P2010−248035)
【出願日】平成22年11月5日(2010.11.5)
【出願人】(508223930)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年5月24日(2012.5.24)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年11月5日(2010.11.5)
【出願人】(508223930)
【Fターム(参考)】
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