説明

メガネガード

【課題】 眼鏡の荷重負担によって鼻柱に跡が付くことを解消するシートを提供する。
【解決手段】 眼鏡と鼻柱の間にメガネガードを差し挟む、又は、眼鏡フレームと一体化させることにより、眼鏡の荷重を平面で受けて分散させることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、眼鏡と鼻の間に挟んで使用するシート状の眼鏡荷重の緩和用具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、眼鏡の荷重負担によるノーズパッド跡やストレスを緩和するための発明は、ノーズパッド自体の素材や形態の工夫を試みたものであった。
【先行技術文献】
【0003】
【特許文献】
【特許文献】 2005−128066 平11−160658
【発明の概要】

【発明者が解決しようとする課題】
【0004】
これは次のような欠点があった。
ノーズパッド自体の素材や形態を変えてみても、結局は眼鏡の荷重が狭い範囲に集中するため、数時間の眼鏡使用後には鼻側面にパッド跡が付いたり、使用中に眼鏡荷重によるストレスを感じたりする問題が十分に解決されていなかった。
本発明は、以上の欠点をなくすためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
眼鏡の荷重が狭い範囲に集中する問題を解決するために、プラスチック、ビニール、ゴム等の素材のシートを眼鏡と鼻の間に挟み込む、又は、シートを眼鏡フレームと一体化させて、眼鏡の荷重を平面で受け止める。
本発明は、以上の構成よりなるメガネガードである。
【発明の効果】
【0006】
ノーズパッドの狭い範囲にかかっていた眼鏡の荷重を面で受けることができ、荷重緩和を図ってパッド跡が付いたり、ストレスを感じたりすることを解消する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 本発明の斜視図である。
【図2】 本発明の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
鼻柱をまたぎ眼鏡のノーズパッドとの間にフィットさせるための曲線(1)を設ける。
本体の縁が肌に密着して、肌に接触跡が付くのを防ぐための反り(2)を設ける。
眼鏡のノーズパッドを(3)の位置で受け止めながらも、荷重をメガネガード全体に分散させる。
本発明は、以上のような構造である。
これを使用するときは、本体を眼鏡のノーズパッドと鼻柱の間に挟み込む、又は、本体を眼鏡フレームと一体化させる。
(応用例)本体に装飾をほどこしたり形状を変えたりしてアクセサリーとしても使用できるようにする。
【符号の説明】
【0009】
1 鼻柱にフィットさせるための曲線
2 肌に接触跡が付くのを防ぐための反り
3 ノーズパッドが当たる位置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
鼻柱にフィットさせる曲線(1)と肌に接触跡が付くのを防ぐための反り(2)をもたせ、眼鏡の荷重を面で受け止める仕組みを設けたメガネガード。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2013−73233(P2013−73233A)
【公開日】平成25年4月22日(2013.4.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−227375(P2011−227375)
【出願日】平成23年9月27日(2011.9.27)
【出願人】(511249888)
【Fターム(参考)】