メガホン
【課題】手回し発電機により駆動することができるメガホンを提供する。また電池収納ケースに収納した手回し発電機を備えるメガホンを提供する。更に電池収納ケースと手回し発電機が交換可能なメガホンを提供する。
【解決手段】メガホン本体内部に手回し発電機を備える。あるいは、メガホンをホーンマウスと、メガホンボディと、ハンドルとから構成し、メガホンボディに手回し発電機を収納し、ハンドルをメガホンボディ後面に設ける。またはハンドルをメガホンボディ側面に設ける。またメガホンをホーンマウスと、メガホンボディと、ハンドルとから構成し、メガホンボディに着脱可能で、電池を収納する電池ケースと、該電池ケースとほぼ同形状に形成された手回し発電機を備える。
【解決手段】メガホン本体内部に手回し発電機を備える。あるいは、メガホンをホーンマウスと、メガホンボディと、ハンドルとから構成し、メガホンボディに手回し発電機を収納し、ハンドルをメガホンボディ後面に設ける。またはハンドルをメガホンボディ側面に設ける。またメガホンをホーンマウスと、メガホンボディと、ハンドルとから構成し、メガホンボディに着脱可能で、電池を収納する電池ケースと、該電池ケースとほぼ同形状に形成された手回し発電機を備える。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、メガホンに関し、特に発電機を備えたメガホンに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、メガホンは、携行型であり、各種行事、催事、緊急時などに、放送、案内、誘導のために使用されることが多い。このようにメガホンは携行型であるため、電源には電池が使用される。そのためメガホンを使用する際には、電池の管理が重要になる。もし電池の管理が十分でなければ、メガホンを使用とするときに、電池の容量不足のためメガホンが使用できなくなる。また電池容量が十分であってもメガホンの使用時間が長くなると、電池容量が低下して、メガホンを使用できなくなる。
【0003】
非常用ラジオに発電機を備えたものが例えば特許文献1または2により公知であるが、メガホンに発電機を備えたものはない。
【特許文献1】特開2000−174655号公報
【特許文献2】特開11−75344号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、携行型であり、放送、案内、誘導のために使用されることが多い、メガホンに発電機を備え、電池の管理を不要にし、また電池容量不足の場合にも簡単に充電することができる発電機を備えたメガホンを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上記のような課題のため、メガホンの本体内部に発電機を収納したことを特徴とする。これにより、電池を不要にし、またいつでも発電機により発電して、メガホンを使用可能にする。発電機が手回し発電機であると、いつでも回転ハンドルを手回して、発電することによりメガホンを使用することができる。
【0006】
また本発明のメガホンは、ホーンマウスと、メガホンボディと、ハンドルとからなり、メガホンボディに発電機を収納し、発電機の回転ハンドルをメガホンボディ後面に設けたたことを特徴とする。
更に本発明のメガホンは、ホーンマウスと、メガホンボディと、ハンドルとからなり、メガホンボディに発電機を収納し、発電機の回転ハンドルをメガホンボディ側面に設けたたことを特徴とする。これによりハンドルを回し、発電しつつメガホンを使用することが可能になる。
また本発明のメガホンは、ホーンマウスと、メガホンボディと、ハンドルとからなり、メガホンボディに交換可能に、電池を収納する電池ケースと、該電池ケースとほぼ同形状に形成された手回し発電機を備えるものである。これにより、電池ケースと手回し発電機を適宜交換してメガホンを使用することができる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、電池の管理を不要にし、また電池の容量不足を心配することなく、常に使用可能にすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態のメガホンを以下に説明する。第1の実施形態のメガホンは、図1に外観を示すようにホーンマウス1と、メガホンボディ2と、ハンドル3を組み合わせて構成される。
【0009】
このメガホンの内部詳細は、図2、図3の断面図に示すように、内部にリング状永久磁石11、ヨーク12、プレートA13a、プレートB13bよりなる磁気回路を収納し、プレートA13aとプレートB13bとの間に形成される磁気ギャップにボイスコイルを挿入して、動電部分が構成される。ボイスコイルの上端はドーム状振動板14に結合され、ボイスコイルに入力された音声信号が磁気回路とともに作用して振動板14の振動に変換される。振動板の前方には、ホーンマウス1の底面15とともに一体成型されたスロート16が備えられ、スロート16の開口部分にレフレクタ17、18が取り付けられ、ホーンマウス1の先端開口部より音声を放出する。
【0010】
スロート16の表面には防水コンパウンドを塗布し、メガホンが水に沈んだときスロートと振動板の間から水が侵入しないようにする。ここで上記永久磁石11として希土類磁石が使用され、フェライトマグネットを使用した場合に比べて質量を150グラム程度軽量化する。また、ホーンマウス1、メガホンボディ2、ハンドル3、レフレクタ17,18は、比重が1.03から1.15の軽くて耐侯性のある樹脂を使用する。レフレクタ18はホーンマウス1にネジ19によりネジ止めされるとともに、ネジ19をメガホンボディ2のボス20に締めこむことにより、ホーンマウス1とメガホンボディ2を結合する。
【0011】
メガホンボディ2は、後部に電池ケース収納部35を形成する有底円筒状に構成される。メガホンボディ2をホーンマウス1と結合する際、図3に示すようにホーンマウス1とメガホンボディ2の間にゴム、柔軟性樹脂よりなる平板状の防水パッキング6を挟み込む。これにより、メガホンボディ2の開口部に蓋をするようにして、ホーンマウス1とメガホンボディ2の間隙を充填し、メガホンボディ2の内部を気密及び防水構造にする。
【0012】
図4にメガホンボディの後方図を示すように、メガホンボディ2の後方上部にマイクユニット21を配置する。マイクユニット21はメインマイク22とサブマイク23からなり、メインマイク22とサブマイク23は緩衝作用と防水作用のある例えばゴム等の薄い膜を介してマイク押えに収納され、メガホンボディ2後方のリブ25に嵌め込むようにしてメガホンの水平方向に並べて取り付ける。
メインマイク22はメガホンの中心線を通る垂直線上に配置され、メインマイク前方のメガホンボディ2に小さい開口26が形成されて外部の音声振動を入力する。メインマイク22はゴム等の薄い膜で覆われ防水効果を得るとともに、開口26に対向することにより、音声振動が十分に入力される。さらにゴム等の薄い膜は緩衝作用があるためメガホン本体の振動が入力されるのを防止し、S/Nの高い入力信号を得ることができる。
【0013】
サブマイク23はメガホンのハウリング防止用として用いられる。そのためサブマイク前方のメガホンボディ2には開口が形成されず外部の音声振動が入力されない構造となっている。このためサブマイクの前方に開口がなく防水は完全に行なえる。
メガホンはメガホン本体より出た音声振動がメガホンの周囲を回りこんでマイクに入力する音声振動と、振動板のバックプレッシャがメガホン内部を伝わってマイクに入力する音声振動と、メガホン本体自身の振動がマイクに入力する振動によってハウリングを起こす。この中、サブマイクはスピーカ振動板のバックプレッシャがメガホン内部の細い隙間を伝わって入力する振動と、メガホン本体自身の振動がマイクに入力する振動をメインマイクと同相に受ける。これを電気信号に変換してメインマイクからの電気信号と逆位相で増幅器に入力してミキシングすることによりハウリング防止を行なう。
【0014】
メガホンボディ上部に10W級アンプを構成するLSI、IC、抵抗、コンデンサ等の電気部品よりなる回路27を搭載するプリント配線基板28を取り付ける。プリント配線基板28はメガホンボディ後方のリブと基板押さえ29に挟むようにして取り付ける。基板押さえ29には導電性でバネ性のある材料、例えばリン青銅板よりなるプラス側接続端子30とマイナス側接続端子(図示しない)が備えられ、電池ケース収納後壁35bにネジ止めされる。プラス側接続端子30は後述する電池ケース4の回転中心に配置される。マイナス側接続端子は、プラス側接続端子30の周囲にリング状電極として配置される。
【0015】
メガホンボディ2の下部には、ハンドル3に取り付けられる電源スイッチ、ボリュームと接続するための接続線を通す穴32が形成されゴムブッシュ32bが嵌められる。またメガホンボディ2の後方中央部にメガホンの軸方向に電池ケース収納部35を形成する。この電池ケース収納部35は、図3に示すように、メガホンボディ2と連続的に一体成型された円筒形状の電池ケース収納側壁35aと底板を形成する電池ケース収納後壁35bとからなる。電池ケース収納後壁35bの中心配置に小さい開口31が形成され、プラス側接続端子30の先端が開口より臨出している。マイナス側接続端子は、上記開口31から臨出しているプラス側接続端子30の周囲に設けたリング状端子板(図示しない)に接続される。この電池ケース収納部35の前方開口内周に雌ネジ36を形成し嵌め合わせ構造の一方を構成する。
【0016】
電池ケース4は、図5に示すように前記電池ケース収納部35の蓋となる蓋体41の外周部分に雄ネジ42を形成し、嵌め合わせ構造の他方を構成し、上記電池ケース収納部35の開口部分に形成した雌ネジ36にネジ込まれる。蓋体の表面側に、図6に示すように中心より三方向に分割した指穴41aが3個形成され、親指、中指と人差し指により、電池ケース4の雄ネジと、電池ケース収納部35の雌ネジをネジ込みあるいは取り外しやすくする。
電池ケース4は蓋体41、電池ケース上43、電池ケース下44から構成され、電池ケース上43は中心筒部43aとこの中心筒部の一方の端部に形成された電池端子部43bとからなり、電池端子部43bに一方の電池端子が備えられる。電池ケース下44は電池収納時の倒れ止め用として、電池長の1/5程度の電池収納壁44aを備え、中心筒部43aにネジ止めされ、他方の電池端子が備えられる。電池端子板45は導電性の高い金属材料よりなり、一つの電池のプラス電極と隣接する次の電池のマイナス電極を接続するため途中個所でねじられ、中心筒部43aの内側中空を通して配置される。電池端子板45の一方は電池端子部43bに巻き付けるようにして固定され、電池端子を構成する。
【0017】
電池端子板45の他方は中心筒部43aと電池ケース下44の中心突部44bに挟まれて固定され、その先端は電池のマイナス電極に接触するように折り曲げられ電池端子を構成する。電池端子板45が隣接する電池のプラス電極とマイナス電極を接続することにより電池ケースに挿入される6個の電池は全て同方向に挿入して直列接続される。
直列接続された電池のプラス側端子は、電池ケース下44の中心に配置され、マイナス側端子は中心位置より離れて平行に配置される。従って、電池ケース4の雄ネジ42を電池ケース収納部35の雌ネジ36にねじ込んで装着すると、電池ケースのプラス側端子とマイナス側端子が、電池ケース収納部35に設けたプラス側接続端子30とマイナス側接続端子にそれぞれ接続される。これにより、電池を電源としてメガホンは動作することができる。
【0018】
図7に示すように、ハンドル3の前方に引きがね51が取り付けられる。電源スイッチはマイクロスイッチ52により構成され、VRSWケース上53のリブ53aに嵌め込むようにして取り付けられる。ボリューム54はVRSWケース上53を挟むようにしてVRナットにより取り付けられる。このようにしてマイクロスイッチ52とボリューム54を取り付けた後、ゴムカバー56を挟んでVRSWケース下57とともにハンドルの段部3a、3bにネジ止めされる。ボリューム54の回転軸に防水パッキング55を挿入してつまみ58が取り付けられ、つまみ58の周囲の一部がハンドル後方の穴59から突出して操作できるようにしている。
引きがね51をハンドル3に取付け、VRSWケース上53にマイクロスイッチ52、ボリューム54を取付け、つまみ58を取り付けた後、つまみ58の一部をハンドル後方の穴から突出させてゴムカバー56、VRSWケース下57とともにハンドルの取付けボス3a、3bにVRSWケース上53の4個のネジ穴にネジを挿入してネジ止めする。マイクロスイッチ52とボリューム54の配線はメガホンボディ2の穴32を通して回路27に接続される。
【0019】
図6に示すように、ハンドル3の上方両側にスライド溝が形成されており、このスライド溝にメガホンボディ2の下部に形成した突部33(図4参照)をはめ、ハンドル3をメガホンボディ2の後方までスライドさせてメガホンボディ2とハンドル3を一体化する。その後、メガホンボディ2前方にホーンマウス1をネジ19でネジ止めして取り付けることにより、ハンドル3の抜け止めをすると同時に全体を一体化し防水構造に組み立てる。ハンドル3は引きがね51、つまみ58が臨出する箇所59は開口しているが、その他の箇所は密閉されており、かつマイクロスイッチ52とボリューム54を収納するだけで、大部分は空間であり内部空間は気密に保たれている。ハンドル3は気密になっているが、温度差によって生じた水や、細い隙間から入った水を排出するために、ハンドル3の下部に水抜き穴を形成するとよい。
【0020】
以上のように構成されるメガホンにおいて、第1の実施形態は、電池ケース4とほぼ同様の外形で、同サイズの手回し発電機60を備える構造である。
図8は、第1の実施形態の手回し発電機60を示す。第1の実施形態において、発電機ケース40の外形は、電池ケース4とほぼ同様の形状で、同サイズに形成され、発電機ケース40の内部に直流発電機61と、フライホイール62と、歯車63と、ハンドル軸64と、回転ハンドル65と、充電回路66と、蓄電池67とからなる手回し発電機60が収納される。発電機ケース40は、電池ケース下44を備え、プラス側端子とマイナス側端子を備える。
【0021】
直流発電機61は周知のように、リング状の磁石と、その中央に配置したコイルを巻いたロータとからなり、回転ハンドル65を回すことにより、リング状磁石内でロータが回転して、コイルに電流が誘導され発電出力を得ることができる。
フライホイール62は回転ハンドル65の回転速度を安定にするものであり、発電出力を安定にする役目を果たす。歯車63は回転ハンドル65の回転数を増速し、ロータの回転を増速して発電出力を増加させる。
蓄電池67は、リチウムイオン電池のように軽量・小型・大容量の充放電可能な二次電池または大容量コンデンサあるいは電気二重層コンデンサを使用する。蓄電池67は、図8に示すように発電機ケース40内に収納するのが好ましいが、発電機ケース40に収納できない場合は、ハンドル3に収納し、接続コードにより接続してもよい。この場合、蓄電池67は発電機ケース40とハンドル3に分割して収納し、電気的に接続するとよい。
第1の実施形態では、発電機ケース40に手回し発電機60を収納したので、発電機ケース40を電池ケース4に代えて装着すると、発電機の出力は、電池ケースのプラス側端子とマイナス側端子を介してメガホンの電源回路と接続される。
【0022】
図9は充電回路66を示し、手回し発電機60の出力は、ダイオード71を介してリチウムイオン電池のような二次電池または大容量コンデンサあるいは電気二重層コンデンサよりなる蓄電池67と、電圧検出器72に接続される。電圧検出器72は例えば抵抗により形成され、その抵抗の端子間電圧がトランジスタよりなるスイッチ回路73により検出される。スイッチ回路73は電圧検出器72の端子間電圧が所定値以上になったときオン状態になり、手回し発電機60の出力端子間をショートする。したがって、手回し発電機60により蓄電池67に所定値以上の電圧が充電されると、電圧検出器72の出力電圧が高くなり、これによりスイッチ回路73がオンになり、ロータコイルに逆電流が流れ手回し発電機60の負荷を大きくする。このため、回転ハンドル65の回転が重くなり、使用者に充電が完了したことを知らせる。
【0023】
図10は充電回路66の別の例を示し、スイッチ回路73に発光ダイオード74を接続し、発光ダイオード74をメガホンの表面に装着する。この図10に示す充電回路では、手回し発電機60により蓄電池67に所定値以上の電圧が充電されると、スイッチ回路73がオンになり、発光ダイオード74が点灯することにより、使用者に充電完了を知らせる。
【0024】
第1の実施形態のメガホンは以上のように構成されるので、電池ケース4をメガホンに装着するときは、電池ケース4に収納された電池容量が十分であれば、電池を電源としてメガホンを使用することができる。また電池ケース4に代えて手回し発電機60がメガホンに装着されたときは、手回し発電機60によって蓄電池67を十分に充電すれば、蓄電池67を電源としてメガホンを使用することができる。蓄電池67の電池容量が低下したら、手回し発電機60の回転ハンドル65を回して蓄電池67を充電し、充電電圧が十分になれば、再度メガホンを使用することができる。
なお、第1の実施形態において、手回し発電機60の回転ハンドル65はメガホンの後方に設けたが、回転ハンドル65をメガホンの側面に設けてもよい。手回し発電機の回転ハンドル65をメガホンの側面に設ける構造の場合は、回転ハンドル65を回して、発電しながらメガホンを使用することが可能である。
図8に示した回転ハンドル65は手動型の回転式であるが、回転ハンドル65は発電機60の回転軸に巻き付けた紐を引っ張ることにより発電できるような構成に代えることができる。あるいは振り子を備え、メガホンの振動または振り回しにより振り子を運動させ、その運動によって発電機60の回転軸を回転させるような構造であってもよい。
【0025】
(第2の実施形態)
図11は、第2の実施形態を示し、手回し発電機60がメガホンボディ2の後方中央部に、電池ケース4に代えて収納される。したがって、第2の実施形態では電池ケースはなくなり、手回し発電機61は取外しできない構造である。
第2の実施形態の手回し発電機60は、第1の実施形態と同様に直流発電機61と、フライホイール62と、歯車63と、ハンドル軸64と、回転ハンドル65と、充電回路66と、蓄電池67とから構成する。この実施形態の場合は、発電機の各構成部品を電池ケース4の形状にとらわれず、メガホンボディ内部に任意に分散配置してもよい。この第2の実施形態でも蓄電池67は、手回し発電機60に内蔵されているのが望ましいが、メガホンボディ2またはハンドル3に収納してもよく、また一部を分割して収納してもかまわない。
その他の構成は第1の実施形態と同様である。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】第1の実施形態のメガホンの外観を示す側面図を示す。
【図2】第1の実施形態のメガホンの断面図を示す。
【図3】第1の実施形態のホーンマウスおよびメガホンボディの分解断面図を示す。
【図4】第1の実施形態のメガホンの後方図を示す。
【図5】第1の実施形態の電池ケースの分解断面図を示す。
【図6】第1の実施形態のメガホンの後面図を示す。
【図7】第1の実施形態のハンドル部分の分解断面図を示す。
【図8】第1の実施形態の手回し発電機の構成図を示す。
【図9】第1の実施形態の充電回路図を示す。
【図10】第1の実施形態の別の充電回路図を示す。
【図11】第2の実施形態のメガホンの断面図を示す。
【符号の説明】
【0027】
1 ホーンマウス
2 メガホンボディ
3 ハンドル
4 電池ケース
17 レフレクタ
18 レフレクタ
35 電池ケース収納部
40 発電機ケース
60 手回し発電機
61 直流発電機
65 回転ハンドル
67 蓄電池
【技術分野】
【0001】
本発明は、メガホンに関し、特に発電機を備えたメガホンに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、メガホンは、携行型であり、各種行事、催事、緊急時などに、放送、案内、誘導のために使用されることが多い。このようにメガホンは携行型であるため、電源には電池が使用される。そのためメガホンを使用する際には、電池の管理が重要になる。もし電池の管理が十分でなければ、メガホンを使用とするときに、電池の容量不足のためメガホンが使用できなくなる。また電池容量が十分であってもメガホンの使用時間が長くなると、電池容量が低下して、メガホンを使用できなくなる。
【0003】
非常用ラジオに発電機を備えたものが例えば特許文献1または2により公知であるが、メガホンに発電機を備えたものはない。
【特許文献1】特開2000−174655号公報
【特許文献2】特開11−75344号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、携行型であり、放送、案内、誘導のために使用されることが多い、メガホンに発電機を備え、電池の管理を不要にし、また電池容量不足の場合にも簡単に充電することができる発電機を備えたメガホンを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上記のような課題のため、メガホンの本体内部に発電機を収納したことを特徴とする。これにより、電池を不要にし、またいつでも発電機により発電して、メガホンを使用可能にする。発電機が手回し発電機であると、いつでも回転ハンドルを手回して、発電することによりメガホンを使用することができる。
【0006】
また本発明のメガホンは、ホーンマウスと、メガホンボディと、ハンドルとからなり、メガホンボディに発電機を収納し、発電機の回転ハンドルをメガホンボディ後面に設けたたことを特徴とする。
更に本発明のメガホンは、ホーンマウスと、メガホンボディと、ハンドルとからなり、メガホンボディに発電機を収納し、発電機の回転ハンドルをメガホンボディ側面に設けたたことを特徴とする。これによりハンドルを回し、発電しつつメガホンを使用することが可能になる。
また本発明のメガホンは、ホーンマウスと、メガホンボディと、ハンドルとからなり、メガホンボディに交換可能に、電池を収納する電池ケースと、該電池ケースとほぼ同形状に形成された手回し発電機を備えるものである。これにより、電池ケースと手回し発電機を適宜交換してメガホンを使用することができる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、電池の管理を不要にし、また電池の容量不足を心配することなく、常に使用可能にすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態のメガホンを以下に説明する。第1の実施形態のメガホンは、図1に外観を示すようにホーンマウス1と、メガホンボディ2と、ハンドル3を組み合わせて構成される。
【0009】
このメガホンの内部詳細は、図2、図3の断面図に示すように、内部にリング状永久磁石11、ヨーク12、プレートA13a、プレートB13bよりなる磁気回路を収納し、プレートA13aとプレートB13bとの間に形成される磁気ギャップにボイスコイルを挿入して、動電部分が構成される。ボイスコイルの上端はドーム状振動板14に結合され、ボイスコイルに入力された音声信号が磁気回路とともに作用して振動板14の振動に変換される。振動板の前方には、ホーンマウス1の底面15とともに一体成型されたスロート16が備えられ、スロート16の開口部分にレフレクタ17、18が取り付けられ、ホーンマウス1の先端開口部より音声を放出する。
【0010】
スロート16の表面には防水コンパウンドを塗布し、メガホンが水に沈んだときスロートと振動板の間から水が侵入しないようにする。ここで上記永久磁石11として希土類磁石が使用され、フェライトマグネットを使用した場合に比べて質量を150グラム程度軽量化する。また、ホーンマウス1、メガホンボディ2、ハンドル3、レフレクタ17,18は、比重が1.03から1.15の軽くて耐侯性のある樹脂を使用する。レフレクタ18はホーンマウス1にネジ19によりネジ止めされるとともに、ネジ19をメガホンボディ2のボス20に締めこむことにより、ホーンマウス1とメガホンボディ2を結合する。
【0011】
メガホンボディ2は、後部に電池ケース収納部35を形成する有底円筒状に構成される。メガホンボディ2をホーンマウス1と結合する際、図3に示すようにホーンマウス1とメガホンボディ2の間にゴム、柔軟性樹脂よりなる平板状の防水パッキング6を挟み込む。これにより、メガホンボディ2の開口部に蓋をするようにして、ホーンマウス1とメガホンボディ2の間隙を充填し、メガホンボディ2の内部を気密及び防水構造にする。
【0012】
図4にメガホンボディの後方図を示すように、メガホンボディ2の後方上部にマイクユニット21を配置する。マイクユニット21はメインマイク22とサブマイク23からなり、メインマイク22とサブマイク23は緩衝作用と防水作用のある例えばゴム等の薄い膜を介してマイク押えに収納され、メガホンボディ2後方のリブ25に嵌め込むようにしてメガホンの水平方向に並べて取り付ける。
メインマイク22はメガホンの中心線を通る垂直線上に配置され、メインマイク前方のメガホンボディ2に小さい開口26が形成されて外部の音声振動を入力する。メインマイク22はゴム等の薄い膜で覆われ防水効果を得るとともに、開口26に対向することにより、音声振動が十分に入力される。さらにゴム等の薄い膜は緩衝作用があるためメガホン本体の振動が入力されるのを防止し、S/Nの高い入力信号を得ることができる。
【0013】
サブマイク23はメガホンのハウリング防止用として用いられる。そのためサブマイク前方のメガホンボディ2には開口が形成されず外部の音声振動が入力されない構造となっている。このためサブマイクの前方に開口がなく防水は完全に行なえる。
メガホンはメガホン本体より出た音声振動がメガホンの周囲を回りこんでマイクに入力する音声振動と、振動板のバックプレッシャがメガホン内部を伝わってマイクに入力する音声振動と、メガホン本体自身の振動がマイクに入力する振動によってハウリングを起こす。この中、サブマイクはスピーカ振動板のバックプレッシャがメガホン内部の細い隙間を伝わって入力する振動と、メガホン本体自身の振動がマイクに入力する振動をメインマイクと同相に受ける。これを電気信号に変換してメインマイクからの電気信号と逆位相で増幅器に入力してミキシングすることによりハウリング防止を行なう。
【0014】
メガホンボディ上部に10W級アンプを構成するLSI、IC、抵抗、コンデンサ等の電気部品よりなる回路27を搭載するプリント配線基板28を取り付ける。プリント配線基板28はメガホンボディ後方のリブと基板押さえ29に挟むようにして取り付ける。基板押さえ29には導電性でバネ性のある材料、例えばリン青銅板よりなるプラス側接続端子30とマイナス側接続端子(図示しない)が備えられ、電池ケース収納後壁35bにネジ止めされる。プラス側接続端子30は後述する電池ケース4の回転中心に配置される。マイナス側接続端子は、プラス側接続端子30の周囲にリング状電極として配置される。
【0015】
メガホンボディ2の下部には、ハンドル3に取り付けられる電源スイッチ、ボリュームと接続するための接続線を通す穴32が形成されゴムブッシュ32bが嵌められる。またメガホンボディ2の後方中央部にメガホンの軸方向に電池ケース収納部35を形成する。この電池ケース収納部35は、図3に示すように、メガホンボディ2と連続的に一体成型された円筒形状の電池ケース収納側壁35aと底板を形成する電池ケース収納後壁35bとからなる。電池ケース収納後壁35bの中心配置に小さい開口31が形成され、プラス側接続端子30の先端が開口より臨出している。マイナス側接続端子は、上記開口31から臨出しているプラス側接続端子30の周囲に設けたリング状端子板(図示しない)に接続される。この電池ケース収納部35の前方開口内周に雌ネジ36を形成し嵌め合わせ構造の一方を構成する。
【0016】
電池ケース4は、図5に示すように前記電池ケース収納部35の蓋となる蓋体41の外周部分に雄ネジ42を形成し、嵌め合わせ構造の他方を構成し、上記電池ケース収納部35の開口部分に形成した雌ネジ36にネジ込まれる。蓋体の表面側に、図6に示すように中心より三方向に分割した指穴41aが3個形成され、親指、中指と人差し指により、電池ケース4の雄ネジと、電池ケース収納部35の雌ネジをネジ込みあるいは取り外しやすくする。
電池ケース4は蓋体41、電池ケース上43、電池ケース下44から構成され、電池ケース上43は中心筒部43aとこの中心筒部の一方の端部に形成された電池端子部43bとからなり、電池端子部43bに一方の電池端子が備えられる。電池ケース下44は電池収納時の倒れ止め用として、電池長の1/5程度の電池収納壁44aを備え、中心筒部43aにネジ止めされ、他方の電池端子が備えられる。電池端子板45は導電性の高い金属材料よりなり、一つの電池のプラス電極と隣接する次の電池のマイナス電極を接続するため途中個所でねじられ、中心筒部43aの内側中空を通して配置される。電池端子板45の一方は電池端子部43bに巻き付けるようにして固定され、電池端子を構成する。
【0017】
電池端子板45の他方は中心筒部43aと電池ケース下44の中心突部44bに挟まれて固定され、その先端は電池のマイナス電極に接触するように折り曲げられ電池端子を構成する。電池端子板45が隣接する電池のプラス電極とマイナス電極を接続することにより電池ケースに挿入される6個の電池は全て同方向に挿入して直列接続される。
直列接続された電池のプラス側端子は、電池ケース下44の中心に配置され、マイナス側端子は中心位置より離れて平行に配置される。従って、電池ケース4の雄ネジ42を電池ケース収納部35の雌ネジ36にねじ込んで装着すると、電池ケースのプラス側端子とマイナス側端子が、電池ケース収納部35に設けたプラス側接続端子30とマイナス側接続端子にそれぞれ接続される。これにより、電池を電源としてメガホンは動作することができる。
【0018】
図7に示すように、ハンドル3の前方に引きがね51が取り付けられる。電源スイッチはマイクロスイッチ52により構成され、VRSWケース上53のリブ53aに嵌め込むようにして取り付けられる。ボリューム54はVRSWケース上53を挟むようにしてVRナットにより取り付けられる。このようにしてマイクロスイッチ52とボリューム54を取り付けた後、ゴムカバー56を挟んでVRSWケース下57とともにハンドルの段部3a、3bにネジ止めされる。ボリューム54の回転軸に防水パッキング55を挿入してつまみ58が取り付けられ、つまみ58の周囲の一部がハンドル後方の穴59から突出して操作できるようにしている。
引きがね51をハンドル3に取付け、VRSWケース上53にマイクロスイッチ52、ボリューム54を取付け、つまみ58を取り付けた後、つまみ58の一部をハンドル後方の穴から突出させてゴムカバー56、VRSWケース下57とともにハンドルの取付けボス3a、3bにVRSWケース上53の4個のネジ穴にネジを挿入してネジ止めする。マイクロスイッチ52とボリューム54の配線はメガホンボディ2の穴32を通して回路27に接続される。
【0019】
図6に示すように、ハンドル3の上方両側にスライド溝が形成されており、このスライド溝にメガホンボディ2の下部に形成した突部33(図4参照)をはめ、ハンドル3をメガホンボディ2の後方までスライドさせてメガホンボディ2とハンドル3を一体化する。その後、メガホンボディ2前方にホーンマウス1をネジ19でネジ止めして取り付けることにより、ハンドル3の抜け止めをすると同時に全体を一体化し防水構造に組み立てる。ハンドル3は引きがね51、つまみ58が臨出する箇所59は開口しているが、その他の箇所は密閉されており、かつマイクロスイッチ52とボリューム54を収納するだけで、大部分は空間であり内部空間は気密に保たれている。ハンドル3は気密になっているが、温度差によって生じた水や、細い隙間から入った水を排出するために、ハンドル3の下部に水抜き穴を形成するとよい。
【0020】
以上のように構成されるメガホンにおいて、第1の実施形態は、電池ケース4とほぼ同様の外形で、同サイズの手回し発電機60を備える構造である。
図8は、第1の実施形態の手回し発電機60を示す。第1の実施形態において、発電機ケース40の外形は、電池ケース4とほぼ同様の形状で、同サイズに形成され、発電機ケース40の内部に直流発電機61と、フライホイール62と、歯車63と、ハンドル軸64と、回転ハンドル65と、充電回路66と、蓄電池67とからなる手回し発電機60が収納される。発電機ケース40は、電池ケース下44を備え、プラス側端子とマイナス側端子を備える。
【0021】
直流発電機61は周知のように、リング状の磁石と、その中央に配置したコイルを巻いたロータとからなり、回転ハンドル65を回すことにより、リング状磁石内でロータが回転して、コイルに電流が誘導され発電出力を得ることができる。
フライホイール62は回転ハンドル65の回転速度を安定にするものであり、発電出力を安定にする役目を果たす。歯車63は回転ハンドル65の回転数を増速し、ロータの回転を増速して発電出力を増加させる。
蓄電池67は、リチウムイオン電池のように軽量・小型・大容量の充放電可能な二次電池または大容量コンデンサあるいは電気二重層コンデンサを使用する。蓄電池67は、図8に示すように発電機ケース40内に収納するのが好ましいが、発電機ケース40に収納できない場合は、ハンドル3に収納し、接続コードにより接続してもよい。この場合、蓄電池67は発電機ケース40とハンドル3に分割して収納し、電気的に接続するとよい。
第1の実施形態では、発電機ケース40に手回し発電機60を収納したので、発電機ケース40を電池ケース4に代えて装着すると、発電機の出力は、電池ケースのプラス側端子とマイナス側端子を介してメガホンの電源回路と接続される。
【0022】
図9は充電回路66を示し、手回し発電機60の出力は、ダイオード71を介してリチウムイオン電池のような二次電池または大容量コンデンサあるいは電気二重層コンデンサよりなる蓄電池67と、電圧検出器72に接続される。電圧検出器72は例えば抵抗により形成され、その抵抗の端子間電圧がトランジスタよりなるスイッチ回路73により検出される。スイッチ回路73は電圧検出器72の端子間電圧が所定値以上になったときオン状態になり、手回し発電機60の出力端子間をショートする。したがって、手回し発電機60により蓄電池67に所定値以上の電圧が充電されると、電圧検出器72の出力電圧が高くなり、これによりスイッチ回路73がオンになり、ロータコイルに逆電流が流れ手回し発電機60の負荷を大きくする。このため、回転ハンドル65の回転が重くなり、使用者に充電が完了したことを知らせる。
【0023】
図10は充電回路66の別の例を示し、スイッチ回路73に発光ダイオード74を接続し、発光ダイオード74をメガホンの表面に装着する。この図10に示す充電回路では、手回し発電機60により蓄電池67に所定値以上の電圧が充電されると、スイッチ回路73がオンになり、発光ダイオード74が点灯することにより、使用者に充電完了を知らせる。
【0024】
第1の実施形態のメガホンは以上のように構成されるので、電池ケース4をメガホンに装着するときは、電池ケース4に収納された電池容量が十分であれば、電池を電源としてメガホンを使用することができる。また電池ケース4に代えて手回し発電機60がメガホンに装着されたときは、手回し発電機60によって蓄電池67を十分に充電すれば、蓄電池67を電源としてメガホンを使用することができる。蓄電池67の電池容量が低下したら、手回し発電機60の回転ハンドル65を回して蓄電池67を充電し、充電電圧が十分になれば、再度メガホンを使用することができる。
なお、第1の実施形態において、手回し発電機60の回転ハンドル65はメガホンの後方に設けたが、回転ハンドル65をメガホンの側面に設けてもよい。手回し発電機の回転ハンドル65をメガホンの側面に設ける構造の場合は、回転ハンドル65を回して、発電しながらメガホンを使用することが可能である。
図8に示した回転ハンドル65は手動型の回転式であるが、回転ハンドル65は発電機60の回転軸に巻き付けた紐を引っ張ることにより発電できるような構成に代えることができる。あるいは振り子を備え、メガホンの振動または振り回しにより振り子を運動させ、その運動によって発電機60の回転軸を回転させるような構造であってもよい。
【0025】
(第2の実施形態)
図11は、第2の実施形態を示し、手回し発電機60がメガホンボディ2の後方中央部に、電池ケース4に代えて収納される。したがって、第2の実施形態では電池ケースはなくなり、手回し発電機61は取外しできない構造である。
第2の実施形態の手回し発電機60は、第1の実施形態と同様に直流発電機61と、フライホイール62と、歯車63と、ハンドル軸64と、回転ハンドル65と、充電回路66と、蓄電池67とから構成する。この実施形態の場合は、発電機の各構成部品を電池ケース4の形状にとらわれず、メガホンボディ内部に任意に分散配置してもよい。この第2の実施形態でも蓄電池67は、手回し発電機60に内蔵されているのが望ましいが、メガホンボディ2またはハンドル3に収納してもよく、また一部を分割して収納してもかまわない。
その他の構成は第1の実施形態と同様である。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】第1の実施形態のメガホンの外観を示す側面図を示す。
【図2】第1の実施形態のメガホンの断面図を示す。
【図3】第1の実施形態のホーンマウスおよびメガホンボディの分解断面図を示す。
【図4】第1の実施形態のメガホンの後方図を示す。
【図5】第1の実施形態の電池ケースの分解断面図を示す。
【図6】第1の実施形態のメガホンの後面図を示す。
【図7】第1の実施形態のハンドル部分の分解断面図を示す。
【図8】第1の実施形態の手回し発電機の構成図を示す。
【図9】第1の実施形態の充電回路図を示す。
【図10】第1の実施形態の別の充電回路図を示す。
【図11】第2の実施形態のメガホンの断面図を示す。
【符号の説明】
【0027】
1 ホーンマウス
2 メガホンボディ
3 ハンドル
4 電池ケース
17 レフレクタ
18 レフレクタ
35 電池ケース収納部
40 発電機ケース
60 手回し発電機
61 直流発電機
65 回転ハンドル
67 蓄電池
【特許請求の範囲】
【請求項1】
メガホンの本体内部に発電機を収納したことを特徴とするメガホン。
【請求項2】
ホーンマウスと、メガホンボディと、ハンドルとからなり、メガホンボディに発電機を収納し、発電機の回転ハンドルをメガホンボディ後面に設けたたことを特徴とするメガホン。
【請求項3】
ホーンマウスと、メガホンボディと、ハンドルとからなり、メガホンボディに発電機を収納し、発電機の回転ハンドルをメガホンボディ側面に設けたたことを特徴とするメガホン。
【請求項4】
ホーンマウスと、メガホンボディと、ハンドルとからなり、メガホンボディに交換可能に、電池を収納する電池ケースと、該電池ケースとほぼ同形状に形成された発電機を備えることを特徴とするメガホン。
【請求項1】
メガホンの本体内部に発電機を収納したことを特徴とするメガホン。
【請求項2】
ホーンマウスと、メガホンボディと、ハンドルとからなり、メガホンボディに発電機を収納し、発電機の回転ハンドルをメガホンボディ後面に設けたたことを特徴とするメガホン。
【請求項3】
ホーンマウスと、メガホンボディと、ハンドルとからなり、メガホンボディに発電機を収納し、発電機の回転ハンドルをメガホンボディ側面に設けたたことを特徴とするメガホン。
【請求項4】
ホーンマウスと、メガホンボディと、ハンドルとからなり、メガホンボディに交換可能に、電池を収納する電池ケースと、該電池ケースとほぼ同形状に形成された発電機を備えることを特徴とするメガホン。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【公開番号】特開2008−187401(P2008−187401A)
【公開日】平成20年8月14日(2008.8.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−18490(P2007−18490)
【出願日】平成19年1月29日(2007.1.29)
【出願人】(000135368)株式会社ノボル電機製作所 (3)
【公開日】平成20年8月14日(2008.8.14)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年1月29日(2007.1.29)
【出願人】(000135368)株式会社ノボル電機製作所 (3)
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