説明

メッシュ状のヒーター機能付きアイロン

【課題】 従来アイロンはスチーム(蒸気)機能はあったが蒸気は湿度が高く、乾燥に時間が掛かることや図3から分るように乾燥力が低い為に梅雨時期の生乾きなど不便な場合が多かった。それをメッシュ状のヒーター機能を付けることで温度の低い加熱空気を使い衣類に直接吹き抜けさせてアイロン掛けの際乾燥できるようにし、アイロン掛けの時間を短かくし乾燥力も高くし生乾きを無くし、前記欠点を除くこと。
【解決手段】 アイロン10の握り3内部右端に送風機5をまた外部右端に防護網6を中央には送風機5を左端には温度等の切換えスイッチ1を、送風機5から底板9までは空気の通り道4を取り付け、底板9には空気孔8を空け底板9の上にエアシールの為のエアシールカバー7を取り付けアイロン掛けの際加熱空気を使い衣類に直接吹き抜けさせて乾燥さすことができる。

【発明の詳細な説明】
[発明の名称]メッシュ状のヒーター機能付きアイロン
[発明の詳細な説明]
この発明はアイロンにメッシュ状のヒーター機能をつけたものである。
従来アイロンはスチーム(蒸気)機能はあったが蒸気は湿度が高く、乾燥に時間が掛かることや図3から分るように乾燥力が低い為に梅雨時期の生乾きなど不便な場合が多かった。
本発明はその欠点を除く為になされたもので、それを図面について説明すれば、図1においてアイロン10の握り3内部右端に送風機5をまた外部右端に防護網6を中央には送風機2を左端には温度等の切換えスイッチ1を、送風機5から底板9までは空気の通り道4を取り付け、底板9には空気孔8を空け底板9の上にエアシールの為のエアシールカバー7を取り付けたものである。
本発明はこのような構造であるから、アイロン掛けの際加熱空気を使い衣類に直接吹き抜けさせて乾燥することができる。なお、本発明のメッシュ状のヒーターはニクロム合金以外にも他の発電体でもよい。また、ドライヤー兼用アイロンとは明らかに違う。
また使い易い形であればメッシュ状のヒーター機能を何処につけてもよい。
[図面の簡単な説明]
[図1]本発明の正面図である。
[図2]本発明の底面図である。
[図3]本発明用の飽和水蒸気曲線図である。
[符号の説明]
1は切換えスイッチ、2はメッシュ状のヒーター、3は握り、4は空気の通り道、5は送風機、6は防護網、7はエアシールカバー、8は空気孔、9は底板、10はアイロン
[書類名]明細書
[発明の名称]ドライヤー機能付きアイロン
[特許 請求の範囲]
[請求項1]
エアシールカバー7でエアシールしたアイロン10内部の空間における一定の平衡定数を持つ気液平衡状態において、スチームアイロンの様な気相側の加湿を行わないで同じ位の温度の風及びその他の温度の風をアイロン掛けの際、スイッチ1をONにして通電することで開放された空間に在るアイロン掛けしたい物に底板9の空気孔8から直接熱風を吹き掛け通過させれる様、エアシールしたアイロン10の内部でヒートコイル2を適切な温度に発熱させ、空気の通り道4内部に在るヒートコイル2から見て空気孔8の反対側に設けているファン5で起こした風をヒートコイル2に通過させ、その時の伝熱で風を熱風に変え、気相側の湿度を低く保ったままアイロン掛けしている物に直接熱風を吹き掛け通過させることと、底板9からの加熱の並用による加熱式乾燥の相乗効果によりアイロン掛けの際アイロン掛けしたい物に含まれている水分つまり液相が気液平衡を定数通り保つ為直ぐに気相側に移動つまり乾燥する様、これは文部省が中学、高校の理科の教科書に採用している同じ温度の空気の場合湿度の低い空気程水分つまり液相がよく乾燥するつまり気相側に移動するという乾燥原理の様にアイロン10に熱風機能つまりドライヤー機能を取り付けた上記構造のアイロン。
[発明の詳細な説明]
この発明はアイロンにドライヤー機能をつけたものである。
従来、アイロンにはスチーム(蒸気)機能はあったが蒸気は湿度が高く、乾燥に時間が掛かり不便な場合が多かった。
本発明はその欠点を除くためになされたもので、それを図面について説明すれば、図1においてアイロン10の握り3内部右端にファン5をまた外部右端に防護網6を中央にはヒートコイル2を左端には熱風、冷風等の切換スイッチ1を、ファン5から底板9までは空気の通り道4を取り付け、底板9には空気孔8を空け、底板9の上にエアシールの為のエアシールカバー7を取り付けたものである。
本発明はこのような構造であるから、乾燥の際熱風、冷風を使い乾燥することができる。なお、本発明のヒートコイル2はニクロム線でなく発熱するものなら他の電熱体でもよい。
また使いやすい形であればドライヤー機構を何処につけてもよい。
[図面の簡単な説明]
[図1]本発明の正面図である。
[図2]本発明の底面図である。
[符号の説明]
1は切換スイッチ、2はヒートコイル、3は握り、4は空気の通り道、5はファン、6は防護網、7はエアシールカバー、8は空気孔、9は底板、10はアイロン
【図1】

【図2】

【図3】


【特許請求の範囲】

エアシールカバー7でエアシールしたアイロン10内部の空間にある空気にメッシュ状のヒーター2による加熱を加わえることにより飽和水蒸気曲線図3によって証明される加熱による飽和水蒸気量上昇分、上限上昇分の蒸気の吸水力をもたせることでより乾燥し易い空気を作り、その加熱した空気を送風機5で直接アイロン掛けの際に空気孔8より衣類に吹き抜けさせてアイロン掛けを早め、乾燥力を上げるもので従来のスチームアイロンよりも同じ温度と圧力の空気に含まれる水の量が極端に少なく飽和水蒸気曲線で証明されるようにスチームよりも優れた乾燥力で梅雨時期の生乾きの無いことと通常期にも示される優れた乾燥力、それによる短時間でアイロン掛けできるメッシュ状のヒーター機能を付けた上記構造のアイロン。
【特許請求の範囲】

エアシールカバー7でエアシールしたアイロン10内部の空間にある空気にメッシュ状のヒーター2による加熱を加えることにより飽和水蒸気曲線■3によって証明される加熱による飽和水蒸気量上昇分、上限上昇分の蒸気の吸水力をもたせることでより乾燥し易い空気を作り、その加熱した空気を送風機5で直接アイロン掛けの際に空気孔8より衣類に吹き抜けさせてアイロン掛けを早め、乾燥力を上げるもので従来のスチームアイロンよりも同じ温度と圧力の空気に含まれる水の量が極端に少なく飽和水蒸気曲線で証明されるようにスチームよりも優れた乾燥力で梅雨時期の生乾きの無いことと通常期にも示される優れた乾燥力、それによる短時間でアイロン掛けできるメッシュ状のヒーター機能を付けた上記構造のアイロン。

【図1】 アイロンの一部にメッシュ状のヒーター機能を付けた本発明の正面図である。
【図2】 アイロンの一部にメッシュ状のヒーター機能を付けた本発明の底面図である。
【図3】 同温同圧における気体の湿度による乾燥力の違いを比較証明するための飽和水蒸気曲線図である。
【符号の説明】
【0010】
1切換えスイッチ
2メッシュ状のヒーター
3握り
4空気の通り道
5送風機
6防護網
7エアシールカバー
8空気孔
9底板
10アイロン

【公開番号】特開2006−218274(P2006−218274A)
【公開日】平成18年8月24日(2006.8.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−84769(P2005−84769)
【出願日】平成17年2月10日(2005.2.10)
【出願人】(599034527)
【Fターム(参考)】