説明

メディアストリームのモニタと統合

方法、データ構造およびシステムはメディアストリームをモニタし統合する。メディアストリームは、自主的にインストールし実行するメディアプレーヤー、メディアコンテンツ、購入システムインターフェースおよび構成モニタ情報を含む。メディアストリームは要求元受領者にストリーミングされ、受領者に一旦受領されると、メディアプレーヤーは前記受領者のコンピュータ装置上でそれ自身をロード、構成し、実行する。メディアプレーヤーは、メディアコンテンツおよび購入システムインターフェースを同時に提示する。メディアプレーヤーは構成モニタ情報を使って、購入システムインターフェースとの対話、およびメディアコンテンツの再生に関連する使用統計データを追跡する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施例は、メディアストリーミングに係わり、特にはメディアストリームのモニタと統合に係わる。
【背景技術】
【0002】
メディアストリームのネットワーク伝送は、今日の電子経済において一般的になった。人々は、今ではメディアストリームを消費してビデオカンファレンス、テレビの視聴、映画鑑賞、ラジオの視聴、個人的なビデオの送付、会話を行ったりしている。
【0003】
メディアストリームの普及は、コンテンツプロバイダに多くのビジネスチャンスをもたらしてきた。例えば、現在メディアストリームに関連するメディアコンテンツは、コンピュータメディア(例えばコンパクトディスク(CD)、デジタルバーサティルディスク(DVD))上に物理的に実装される必要はない。コンテンツプロバイダは、今ではメディアコンテンツをパッケージ化し、インターネットを介してほぼ即座に消費者に直接送ることができる.
しかしコンテンツプロバイダは、消費者がどのようにプロバイダのメディアコンテンツを消費または使うかを確実に理解するために、ストリーミング技術を完全に活用できないでいた。さらに、コンテンツプロバイダは、例えばオンラインで購入がされる時に、彼らのビジネスを運営するために各トランザクションが効果的に追跡できるといった、メディアコンテンツを使った簡易な統合購入システムを作成してこなかった。例えば、一般的にコンテンツプロバイダは彼らのメディアコンテンツへの電子アクセス(ヒット)を主に追跡しており、取り扱い業者を介してなされる購入を実際に追跡することは効果的ではない。購入情報は有用な情報であり、この情報が効果的に取り込まれ記録されれば、コンテンツプロバイダはより正確に販売手数料を支払い、メディアコンテンツのための広告・マーケティング予算をよりよくプランニングすることができる。
【0004】
したがって、メディアストリームのための改良されたモニタ・統合技術が必要となる。これらを実現するためには、メディアコンテンツを購入し再生する消費者に関する購入および使用統計データをより効果的にモニタ・報告できなければならない。さらに、これらの実現には、メディアコンテンツと購入システムインターフェースの提示・自動的対話をより効果的に統合できなければならない。
【発明の開示】
【0005】
本発明の様々な実施例において、メディアストリームをモニタし統合する手法が示される。メディアストリームは、自主的にインストールし実行するメディアプレーヤー、メディアコンテンツ、購入システムインターフェース、構成モニタ情報を含む。メディアプレーヤーは、購入システムインターフェースと共にメディアコンテンツを同時に提示するメディアストリームインターフェースを構成する。さらにメディアプレーヤーは、購入システムインターフェースとの対話をモニタし、メディアコンテンツの再生に関する使用統計データを記録する。
【0006】
より具体的に本発明の一実施例において、メディアストリームをモニタし統合する方法を述べる。メディアストリームを使用するために、購入システムインターフェースが選択される。メディアストリームは、自主的にロードし実行するメディアプレーヤー、およびメディアストリームへの購入システムインターフェースを提示しメディアストリームの使用をモニタするための構成情報と共にパッケージ化される。そして、メディアが受領者にストリーミングされる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
メディアストリームの使用をモニタし統合する新しい方法、データ構造、システムを示す。以下の実施例の詳細な記述においては、この明細書の一部をなす添付図面が参照され、実施可能な本発明の固有の実施例が実例として示されるが、これに限定をするものではない。これらの実施例は、当業者が実施例を理解し実現できるように十分詳しく述べられるが、他の実施例も使用することができ、本開示の本質および範囲から逸脱することなく構造的、論理的、電気的変更ができることを理解されるべきである。従って、以下の詳細な記述は、限定した意味で取られるものではなく、この明細書に開示された本発明の実施例の範囲は、添付のクレームによってのみ定義される。
【0008】
この中で使用されているように、用語“メディアストリーム”は、例えばオーディオ、ビデオ、グラフィック、画像、テキスト、およびこれらの組み合わせなどマルチメディアに関連するメディアコンテンツ・データを含む。本発明のメディアストリームは、開示を参照することによりこの明細書に組み込まれた、2003年2月19日出願の米国特許出願No. 10/369,017 “メディアデータストリームを処理するための方法、データ構造およびシステム”に述べられているような、自主的にインストールし実行するメディアプレーヤーも含む。
【0009】
メディアストリームは、例えばメディアストリームを構成可能なバイトのかたまり、ブロックまたはフレームに分解し、これらをネットワークを介して一台またはそれ以上の受領者のコンピュータ装置に順次送るといった従来の転送技術を使ってストリーミングすることができる。 ネットワークは直接に接続(例えばダイレクト(ポイント・ツー・ポイント))、または間接的に接続(例えばインターネットなどのWAN等)することができる。ネットワークは無線(例えば赤外線、無線周波数(RF)、衛星、セルラー式等)であることもできる。さらに、ネットワークは共にインターフェースされた直接接続と無線ネットワークの組み合わせであることもできる。
【0010】
コンテンツプロバイダは、メディアストリームのメディアコンテンツを電子的に配信することを認可されたエンティティである。従って、コンテンツプロバイダは直接に電子配信をするためのメディアコンテンツを独自に作成するエンティティであってもよく、またはメディアコンテンツを配信するためのライセンスを獲得するエンティティであってもよい。コンテンツプロバイダは、ネットワークを介してコンピュータがアクセス可能なメディア内で一つまたはそれ以上の電子アプリケーションまたはサービスとして実現されることもできる。
【0011】
さらに、コンテンツプロバイダは、メディアコンテンツに対して何らかの法的権利を持つ所有者、取り扱い業者、ディストリビューターまたはライセンシーであることができる。所有者、取り扱い業者、ディストリビューターまたはライセンシーは、本発明の趣旨を達成するために他の電子インターフェースと物理的に接続するなんらかのエンティティであることができる。またはコンテンツプロバイダは、物理的エンティティを表し本発明の他の電子インターフェースを使って処理を行う、一つまたはそれ以上の自動化されたアプリケーションであることができる。
【0012】
同様に、用語“受領者”は、他の電子インターフェースと対話する物理的エンティティ、または電子インターフェースを接続する自動化されたアプリケーションであることができる。受領者はこの明細書中では“消費者”と同義に使われる。さらに、用語“受領者”の呼称は、本発明で提示された手法の処理状態に依存する。従って、受領者は、場合によってはメディアコンテンツのダウンストリームライセンシー、ディストリビューター、コンテンツプロバイダ、または取り扱い業者であることができる。
【0013】
用語“購入システムインターフェース”は、ネットワークを介して品物またはサービスを購入するために使われる、従来利用可能な電子インターフェースを含む。または購入システムインターフェースは、本発明の教示と統合するために開発された、特化されたかまたは特別な電子インターフェースであることができる。従って、一実施例においては、購入システムインターフェースは、従来ブラウザで利用可能なデータフォーマット(例えばHypertext Markup Language (HTML), Extensible Markup Language (XML), Extensible Style Sheets Language (XSL 等)を使用する一つまたはそれ以上のWorld-Wide Web (WWW)ブラウザページとして実現される。これらのブラウザページは、ブラウザのフレーム内で既に処理ができるか、または本発明の様々な実施例においてフレームで利用できるように多少修正されてもよい。またこれらのブラウザページは、購入システムのWWWサーバーまたはポータル上での固有の処理と直接に対話することができる。さらにこれらのブラウザページは、クレジットカード支払いサービスやポータル等の、購入システムインターフェースから独立した別個の、支払い情報を処理する様々な組み込みシステムやアプリケーションを含むことができる。
【0014】
本発明の実施例のメディアストリームは、自主的にロードし実行するメディアプレーヤー、メディアコンテンツ、メディアストリームインターフェースを含む。メディアプレーヤーは、メディアストリーム内に含まれる構成情報に基づいて、特定の受領者のためのメディアストリームインターフェースの特定インスタンスを実体化する。構成情報は、所望の購入システムインターフェースへの参照またはリンク、および特定の受領者に固有にカスタマイズされるメディアストリームインターフェースを構成するためにメディアプレーヤーが使用する様々な他の情報を含む。他の構成情報は、受領者と購入システムインターフェース間で行われる対話を選択的に取り込みモニタするための、またはメディアコンテンツの再生に関連した受領者の使用統計データを選択的にモニタ、追跡または報告するためのメディアプレーヤーの処理命令を含むことができる。他の構成情報は、特定の受領者に固有のメディアストリームインターフェースを構成し作成する時にメディアプレーヤーが使用する、カスタマイズされた広告情報またはリンクを含むことができる。
【0015】
図1は本発明の一実施例による、メディアストリームをモニタし統合する方法100のフローチャートを示す。この方法100の処理手続きは、一つまたはそれ以上の、コンピュータがアクセス可能なメディアにおいて実現される。さらに一実施例においては、この処理手続きは、一つまたはそれ以上の要求元受領者に対する、ネットワーク(例えばインターネット)を介してアクセス可能なリモートパッケージ化サービスまたは配信サービスである。受領者は、消費のためのメディアコンテンツを所望する消費者であるか、またはネットワークを介してメディアコンテンツを下流の受領者にさらに配信したい他のサービスであることができる。各受領者は、コンピュータ装置およびメディアコンテンツを視聴するためのディスプレイを含む。
【0016】
110において、自主的にインストールし実行するメディアプレーヤー、およびメディアコンテンツが獲得される。自主的にインストールし実行するメディアプレーヤーの一つは、2003年2月19日に出願された米国特許出願No. 10/369,017 “メディアデータストリームを処理するための方法、データ構造およびシステム”において定義されたプレーヤーであることができる。メディアコンテンツは、ネットワークを介して受領者に配布するための、コンテンツプロバイダによって電子フォーマットで提供されるビデオまたはアニメーションを含む。
【0017】
メディアプレーヤーとメディアコンテンツは、受領者によってなされたメディアコンテンツの特定の要求に基づいて、一つまたはそれ以上の電子データストアまたは外部サービスから獲得される。実施例によっては、方法100の処理手続きにアクセスするネットワークに接続されたテレビサービスのオプションにアクセスすることによって、受領者はメディアコンテンツを要求することができる。また他の実施例においては、受領者は、メディアコンテンツを選択するためにコンピュータ装置を使うことによって、メディアコンテンツを要求することができる。この場合コンピュータ装置は、ネットワークを介して方法100の処理手続きに接続(例えば、インターネットに接続されたWWWブラウザ内のハイパーテキストリンクへのアクセス)される。
【0018】
次に120において、メディアプレーヤーおよびメディアコンテンツでの使用のために、購入システムインターフェースが選択される。この選択は、メディアコンテンツを要求した受領者によって直接、または方法100の処理手続きによって所定の方法で行われることができる。受領者が購入システムインターフェースを識別する場合、この識別は方法100の処理手続きによって提供される、利用可能な購入システムインターフェースを手動で選ぶことによって行われる。 または、方法100の処理手続きは、以前保持された受領者の選択(好み)に基づくか、または受領者のコンピュータ装置に保持された選択にアクセスする(例えば、受領者のコンピュータ装置上のWWWクッキーにアクセスする)ことによって、特定の受領者の所望する購入システムインターフェースを自動的に決定することができる。
【0019】
方法100の処理手続きが適切な購入システムインターフェースを決定すると、購入システムインターフェースの決定を実現するための技術が、様々な手法を使って行われる。例えば、コンピュータ環境属性(例えばブラウザの種類、ブラウザのバージョン等)が受領者から自動的に獲得され、適切な購入システムインターフェースを選択するために使用されることができる。他の手法も本発明の実施例で同様に使用することができ、それらの手法はこの開示の範囲内に納まるものである。
【0020】
購入システムインターフェースは、ネットワークを介して利用可能な他の外部アプリケーションまたはサービスへの参照またはリンクであるか、またはメディアコンテンツと、ネットワークを介する購入を処理するためのメディアプレーヤーと共に含まれる、自己完結型で自主的に実行する一組のアプリケーションであることができる。購入システムインターフェースは、メディアコンテンツを消費者が購入可能にするサービスと対話できる。従って購入システムインターフェースは、コンテンツプロバイダ、ディストリビューター、ライセンシーまたは取り扱い業者によって直接に維持されることができる。さらに、購入システムインターフェースは、これらのエンティティによってオンラインでのメディアコンテンツの購入注文を処理するために使用される外部サービスであることができる。既存の有名な様々なWWW購入システムポータルサービスおよびインターフェースがこの産業分野内で利用可能であり、このようなインターフェースは全て本発明の範囲内に納まるものである。
【0021】
130において、他の構成情報が方法100の処理手続き内で定義される。この構成情報は、購入のための様々な対話と、メディアコンテンツに関連する使用統計データを取り込み、モニタし、報告するようにメディアプレーヤーに指示をする、メディアプレーヤーのための処理命令を含む。構成情報は方法100の処理手続き内で前もって定義されるか、またはコンテンツプロバイダ、ライセンシー、取り扱い業者またはディストリビューターによって定義されることができる。構成情報は、コンテンツプロバイダ、ライセンシー、取り扱い業者またはディストリビューターのコンピュータ環境、方法100の処理手続きのコンピュータ環境内、または受領者のコンピュータ環境内の隠れたファイルまたはクッキーに保持されることができる。
【0022】
140において、方法100の処理手続きが適切なメディアプレーヤー、メディアコンテンツ、購入システムインターフェース、他の構成情報を一旦所有すると、これらの情報は一つのメディアストリームとして一緒にパッケージ化される。このメディアストリームは、実施例によっては、以下の図2の説明で定義されているように、一つのメディアストリームデータ構造として実現されることができる。または、メディアストリームは、全てが論理的に互いに関連し、メディアプレーヤーにとって既知である一連のファイルであることもできる。メディアストリーム内の様々な構成要素の順番は重要ではない。何故ならメディアプレーヤーは、必要とされる時に各構成要素を適切に獲得するよう実現できるからである。
【0023】
150において、方法100の処理手続きは、パッケージ化されたメディアストリームをメディアコンテンツの要求元受領者にストリーミングする。如何なる従来のストリーミング手法または特別なストリーミング手法も、図1に示された実施例で使用することができる。事実、実施例によっては、ストリーミングは単にメディアストリームの送信として言及されている。例えば、データを送信するために使われる如何なる手法(例えばe−メール等)も、メディアストリームを受領者に送るために使うことができる。
【0024】
メディアストリームが一旦受領者のコンピュータ装置上で完全または部分的に受領されると(少なくともメディアプレーヤーが完全に受領されると)、メディアプレーヤーは受領者のコンピュータ装置上で自身を自主的にインストールし実行する。初期化処理の一部として、メディアプレーヤーは受領者のコンピュータ装置上で適切に実行するためにそれ自身を構成する。この初期化処理は、受領者のコンピュータ装置上でのメディアストリームインターフェースの作成のためにメディアストリーム内に含まれた構成情報の使用を含む。
【0025】
メディアストリームインターフェースは、受領者のコンピュータ装置と通信するディスプレイ内における、メディアコンテンツと選択された購入システムインターフェースとの同時提示を含む。これを行い、メディアプレーヤーと購入システムインターフェースを適切に統合するための一つの手法は、ブラウザフレームを使用することである。従って、一実施例においては、少なくとも二つのブラウザフレームが通信しあい、受領者のブラウザ内に表示される。最初のフレームはメディアコンテンツを再生するための領域であり、二番目のフレームは対話、または購入システムインターフェースの選択肢に直接アクセスするための領域である。これにより、メディアプレーヤーはメディアストリームインターフェースを作成し、購入システムインターフェースおよびメディアコンテンツで行われる対話をモニタし報告することができる。
【0026】
実施例によっては、メディアストリームインターフェースを作成するためにメディアプレーヤーによって使用される構成情報は、広告情報も含むことができる。広告情報は、広告主の好み、または受領者に関する好みまたは使用統計の情報に基づいてカスタマイズすることができる。実施例によっては、広告情報を第三のフレームとしてメディアストリームインターフェース内で同時に提示することもできる。または、広告情報はメディアストリーム内で非対話型であることができ、あるいは広告情報が受領者によって選択された時に広告主にリンクされる、離れた別個のブラウザに分岐することもできる。
【0027】
メディアプレーヤーがメディアストリームインターフェースを一旦適切に実体化し構成すると、メディアストリームインターフェースは対話のために受領者に提示される。従って160において、受領者によってメディアストリームインターフェース内で適切な選択がなされると、メディアプレーヤーはメディアストリームインターフェース内でメディアコンテンツの再生を始める。170において、購入システムインターフェースと再生中のメディアコンテンツの双方が受領者のディスプレイ内で同時に提示される。さらに、メディアコンテンツと購入システムインターフェースの双方は、メディアストリームインターフェース内で受領者によって独立的に接続されることもできる。
【0028】
受領者がメディアコンテンツの完全なバージョンの購入を決定した場合(例えば最初に提供されたメディアコンテンツが、映画の購入を促すために使用される予告編である場合)、受領者は購入システムインターフェース内に含まれる支払いオプションを選択するためにメディアストリームインターフェース内で適切に選択を行う。このトランザクションは、メディアストリームインターフェースを制御するメディアプレーヤーによって(例えばフレーミング技術を使って)取り込まれる。
【0029】
これにより、180において、購入トランザクションがメディアプレーヤーから方法100の処理手続きによって受け取られる。方法100の処理手続きは、この情報を使って購入されるメディアコンテンツに関連したコンテンツプロバイダ、ライセンシー、ディストリビューターまたは取り扱い業者に知らせることができる。
【0030】
さらに、この購入は、メディアプレーヤーによって追跡され報告された他の有用な情報を含むことができる。例えばメディアプレーヤーは、購入システムインターフェース識別子、購入時間、受領者の識別、支払われた購入価格を追跡し報告することができる。
【0031】
例えば購入システムインターフェースに関連したエンティティに手数料が支払われる場合、上記の付加情報の幾つかはコンテンツプロバイダ、ライセンシー、ディストリビューターまたは取り扱い業者にとって有用であることが分かる。手数料は購入価格に基づいて支払われ、購入が行われている間に購入システムインターフェースエンティティによって自動的に獲得されることができる。例えば、支払われた購入価格が20ドルであり、購入システムインターフェースエンティティのためのメディアコンテンツの実際価格が15ドルであったとする。この例では、メディアコンテンツが購入された時に、購入システムインターフェースエンティティが自動的に5ドルの手数料を獲得している。または、収集され、コンテンツプロバイダ、ライセンシー、ディストリビューターまたは取り扱い業者に報告された購入情報を使って手数料が定期的に支払われることもできる。購入情報の収集・報告処理は、方法100の処理手続きを実現するサービスに関連したサービスによっても行われることができる。
【0032】
さらに、購入システムインターフェースエンティティはメディアコンテンツのライセンシー、ディストリビューターまたは取り扱い業者であることができる。 さらに、一つ以上のエンティティが一つの購入トランザクションに関与することができる。例えば、複数のエンティティがそのトランザクションのために手数料を収集することができる。このように方法100の処理手続きを実現するサービスは、特定の購入のためにトランザクションまたは手数料を収集することもできる。
【0033】
他の有用な使用統計データはメディアプレーヤーによってモニタされ、方法100の処理手続きまたは他の識別されたエンティティ(例えばコンテンツプロバイダ、ライセンシー、ディストリビューターまたは取り扱い業者)に報告されることができる。例えば、受領者がメディアコンテンツを再生した時(日時)、またメディアコンテンツの再生中に何か問題があった時に、メディアコンテンツが受領者によって実際にどのくらい再生されたかを追跡するのに役立つ。
【0034】
このように、180において、方法100の処理手続きは購入・使用統計データを受け取り、場合によっては関与するエンティティにこれらの報告を行う。これらのデータは、手数料またはトランザクション費用を適切に記録し支払うのに有用であり、さらにエンティティのオンラインメディアコンテンツビジネスに関連した予算と計画を立てるのに有用である。
【0035】
従来、関与するエンティティは、彼らのメディアコンテンツを再生するサイトへのアクセスの生の数を記載するオンラインヒット報告に依存していた。しかし、このような依存はこれらのエンティティにはあまり有用ではないことが分かった。即ち、これらのエンティティにとって、効果的に彼らのオンラインメディアコンテンツビジネスを経営するのに十分足る詳しさではないのである。本発明の実施例によって、関与するエンティティは、今では彼らのメディアコンテンツがどのようにどこで購入され使用されたかを適切に示す詳細な購入情報と使用情報を獲得することができる。これは、より正確な料金ポリシーを展開し、最も生産性の高いオンライン配信ショップを使うことにより、関与するエンティティがオンライン環境を最大限活用することが効果的にできるようにする有用な情報である。
【0036】
図2は本発明の一実施例による、メディアストリームデータ構造200を示す図である。メディアストリームデータ構造200は、コンピュータがアクセス可能なメディアに保持され、メディアコンテンツの使用と購入トランザクションのモニタに関与する様々なアプリケーションまたはサービスによって、ネットワークを介して消費されることができる。さらに、方法100の処理手続きは、メディアストリームデータ構造200の最初であって固有にカスタマイズされたインスタンスを生成するために使用されることができる。
【0037】
メディアストリームデータ構造200は、メディアプレーヤーロジック202、メディアコンテンツ203、メディア構成情報204、メディアストリームインターフェース205を含む。メディアプレーヤーロジック202は、自主的にインストールし実行するソフトウェアアプリケーションである。これにより、少なくともメディアプレーヤーロジック202に関連する全てのデータが受領者210によって受領された時、メディアプレーヤーロジック202は受領者210のコンピュータ装置上でそれ自身を自主的にインストールし実行する。
【0038】
メディアプレーヤーロジック202は、メディアストリームインターフェース205の固有にカスタマイズされたインスタンスを実体化するために、メディア構成情報204を使用するよう実現される。実施例によっては、この構成を実現する場合、メディアプレーヤーロジック202は、ブラウザの種類、ブラウザのバージョン等、受領者210のコンピュータ装置から獲得するコンピュータ環境属性も使用する。
【0039】
メディアコンテンツ202は、コンテンツプロバイダから提供されるビデオまたはアニメーションである。実施例によっては、メディアコンテンツは、受領者210が映画の完全なバージョンを購入するよう促すために使用される映画の予告編または抜粋である。メディア構成情報204は、購入システムインターフェースへのリンクまたは自己完結型の購入システムインターフェースを含む。一実施例において、メディア構成情報204は広告も含む。さらに、メディア構成情報204はメディアプレーヤーロジック202のための処理命令を含む。これらの処理命令は、メディアプレーヤーロジック202がモニタし、(例えば図1に示されたような)外部サービス220、コンテンツプロバイダ、ライセンシー、ディストリビューターおよび/または取り扱い業者に報告すべき情報の種類を定義する。情報の種類は、例えば、購入システムインターフェースに関連するエンティティの一意の識別子、購入システムインターフェースによって受領された購入価格、購入のために支払われた価格、購入の日時、メディアコンテンツ203の一意の識別子、受領者210の一意の識別子、受領者210によって実際に視聴されたメディアコンテンツ203の量、メディアコンテンツ203が受領者210によって視聴された日時、メディアコンテンツ203を視聴している間に生じたエラー、などを含む。
【0040】
メディアプレーヤーロジック202は、メディア構成情報を使ってメディアストリームインターフェース205の固有で構成可能なインスタンスを確立する。メディアストリームインターフェース205は、購入システムインターフェース、広告およびメディアコンテンツ203を一つの提示可能なインターフェース205に統合する。一実施例において、
このメディアストリームインターフェース205は、ブラウザにおける一連のリンクと複数のフレームを持つブラウザページとして実現される。複数フレームのうち、あるフレームはメディアコンテンツ203を再生するための領域を含み、また別のフレームは購入システムインターフェースと対話するためのリンクを含む。
【0041】
さらに、メディアプレーヤーロジック202は、メディアストリームインターフェース205での対話をモニタし報告するメディア構成情報204の処理命令を使用する。これにより、受領者210がメディアストリームインターフェース205内でメディアコンテンツ203を再生する際、メディアプレーヤーロジックはこの再生に関連する多くの使用統計データを記録する。
【0042】
さらに、受領者210がメディアストリームインターフェース内で購入システムインターフェースから購入選択をする場合、メディアプレーヤーロジック202はこのトランザクションを記録またはモニタする。その選択がメディアコンテンツ203の完全なバージョンの実際の購入である場合、この特別なトランザクションもメディアプレーヤーロジック202によって取り込まれる。
【0043】
従って、図1で詳しく述べたように、メディアストリームデータ構造200を、特定の受領者で起こる特定の購入を取り込むために使うことができる。そしてこれらの購入は、動的または設定可能なベースで定期的にメディアプレーヤーロジック202によって、関与する外部サービス220に報告される。これらの購入は、トランザクションおよび・または関与するエンティティからの手数料を支払うかまたは集めるために外部サービス220が使用することのできる有用な購入情報にも関連している。
【0044】
また、取り込まれた使用統計データは、メディアプレーヤーロジック220によって設定可能な方法で集められるか、または動的に外部サービス220に報告されることができる。このように、使用統計データと購入情報は、リソースを適切に割り当ててメディアコンテンツビジネスを管理するために、関与するエンティティによって使われることができる。
【0045】
図2の実施例においては、メディアプレーヤーロジック202が購入情報と使用統計データをモニタし報告すると説明したが、これは本発明のあらゆる実施例で行われる必要はない。例えば、メディアストリームインターフェース205はこの情報をモニタし追跡することができる。または、メディアプレーヤーロジック202は様々な独立アプリケーションを含むことができ、それらのうちの幾つかはこの情報をモニタして報告し、またそれらのうちの幾つかは、メディアコンテンツ203を再生するように設計される。さらに、実施例によっては、メディア構成情報204、およびメディアストリームデータ構造200のインスタンスを完全に具現化することが必要とされるメディアストリームインターフェース205用に特定の値を獲得するよう外部サービス220と通信するために、受領者210のコンピュータ装置上でメディアプレーヤーロジック202がインストールされた後、メディアプレーヤーロジックを使うことができる。
【0046】
図3は、本発明の一実施例による、メディアストリームモニタ・統合システム300を示す図である。 メディアストリームモニタ・統合システム300は、図2のメディアストリームデータ構造200をパッケージ化、モニタ、配信するために、図1の方法100を処理することができる。さらに、メディアストリームモニタ・統合システム300は、一つまたはそれ以上の、コンピュータでアクセス可能なメディアにおいて実現され、動作のためにネットワーク303を介してアクセス可能である。
【0047】
メディアストリームモニタ・統合システム300は、メディアストリームデータ構造302、パッケージ化サービス301、ネットワーク303、受領者のコンピュータ装置に付属するディスプレイ304を含む。
【0048】
パッケージ化サービス301はメディアストリームデータ構造302のインスタンスを作成し、メディアコンテンツを所望する要求元受領者のディスプレイ304にネットワークを介して配信する。メディアストリームデータ構造302は所望されたメディアコンテンツを含み、自主的にインストールし実行するメディアプレーヤーをさらに含む。また、メディアストリームデータ構造302は構成情報を含む。
【0049】
構成情報は、購入システムインターフェース(またはそこへのリンク)、選択的にカスタマイズされた広告情報、購入システムインターフェースとメディアコンテンツでの対話を提示、モニタ、報告するためにメディアプレーヤーに使用される処理命令を含む。
【0050】
メディアプレーヤーは、ディスプレイ304内で、要求元受領者によって行われる消費と対話のために購入システムインターフェースとメディアコンテンツの部分を提示する。受領者が購入システムと対話して購入を行うと、これらのトランザクションはメディアプレーヤーによって取り込まれ、パッケージ化サービス301または他の関与サービス・エンティティに報告される。同様に、受領者がメディアコンテンツの様々な部分を再生すると、使用統計データが集められ、パッケージ化サービス301または他の関与サービス・エンティティに報告される。これらの報告・通知イベントは、メディアプレーヤーによって、ネットワーク303を介して適切なサービス・エンティティに対し行なわれる。
【0051】
これで、関与するエンティティがメディアコンテンツに関連する購入と使用統計データを追跡・モニタする方法が明らかとなった。本発明の実施例は、ネットワークを介してメディアコンテンツを配信、パッケージ化、モニタするために使用されるオンライン技術をより高度で効果的に使えるようにする。
【0052】
上記の説明は例証するためのものであり、限定を与えるものではないことを理解されるべきである。上記の記述を検証すれば、当業者にとって多くの他の実施例が明らかになるであろう。従って、本発明の実施例の範囲は、このようなクレームの権利化に相当する全範囲と共に、添付クレームを参照して決定されるべきである。
【0053】
アブストラクト(要約)は、37C.F.R. §1.72(b)、これは読者が技術的開示の本質と趣旨を素早く見極めることを可能にするアブストラクトを要求するものである、を順守するように記述されていることを強調するものである。アブストラクトをクレームの範囲または意味を解釈・制限するような使用はしないという理解をもって提出されるべきである。
【0054】
実施例の上記記述においては、開示を簡素化するために様々な特徴を一つの実施例に集約した。この開示方法は、本発明で言及された実施例が各請求項で明確に記載されたよりも多くの特徴を必要とする意図を反映するものとして解釈されるべきではない。むしろ、後述の請求項が表すように、発明案件は、開示された一実施例の全ての特徴よりも少ない特徴におけるものである。従って後述の請求項は、各請求項が別個の典型的な実施例としてそれ自身を主張するものとして、実施例の記述に組み込まれる。
【図面の簡単な説明】
【0055】
【図1】図1は、本発明の一実施例によるメディアストリームモニタ・統合方法のフローチャートである。
【図2】図2は、本発明の一実施例によるメディアストリームデータ構造を示す図である。
【図3】図3は、本発明の一実施例によるメディアストリームモニタ・統合システムを示す図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
メディアストリームをモニタし統合する方法であって、
メディアストリームで使用する購入システムインターフェースを選択することと、
前記メディアストリームと、自主的にロードし実行するメディアプレーヤー、およびメディアストリームとの購入システムインターフェースを提示するための構成情報とをパッケージ化し、前記メディアストリームと前記購入システムインターフェースの使用をモニタすることと、
前記メディアストリームを受領者にストリーミングすることと、
を備えることを特徴とする方法。
【請求項2】
前記メディアプレーヤーを使って前記受領者のコンピュータ装置上で前記メディアストリームの一部分を再生することをさらに備え、前記メディアストリームに含まれるメディアコンテンツが、前記購入システムインターフェースと共にディスプレイ上に同時に提示され、前記購入システムインターフェースが前記ディスプレイを介して独立的に対話されることができる、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記メディアコンテンツの一部分を視聴しながら前記購入システムインターフェースからの多くのオプションにアクセスする前記受領者から購入の選択を受領し、前記メディアコンテンツに対して生じる購入を追跡するための前記メディアプレーヤーを使用することをさらに備える、
ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記購入選択の受領は、手数料を支払うかまたは予算を立てるために前記購入を知らせるかまたは記録することをさらに含む、
ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記再生は、
ブラウザページの最初のフレーム内で前記メディアコンテンツを提示することと、
前記ブラウザページの二番目のフレーム内で前記購入システムインターフェースを提示することとをさらに含む、
ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記メディアストリーム内に含まれたメディアコンテンツを再生する前記受領者に関連する再生と購入情報とを識別する前記メディアプレーヤーから使用統計データを受領し、前記購入システムインターフェースと対話することをさらに備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記パッケージ化は、前記メディアストリームと共にカスタマイズされた広告情報を含めることをさらに備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項8】
コンピュータが読み取り可能なメディアに保持された、メディアストリームをモニタし統合するためのメディアストリーム構造であって、前記データ構造は、
メディアプレーヤーロジックと、
メディアコンテンツと、
メディア構成情報と、
を備え、
前記メディアストリームデータ構造がコンピュータ装置によって受領された時、前記メディアプレーヤーロジックは、それ自身を前記コンピュータ装置上に自動的にインストールして実行し、前記メディア構成情報を使ってメディアストリームインターフェースを構成し、
前記メディアストリームインターフェースは、前記メディアコンテンツを購入するための購入システムインターフェース、および前記メディアコンテンツを再生するためのメディアプレーヤーインターフェースを含む、
ことを特徴とするメディアストリームデータ構造。
【請求項9】
前記構成情報は、前記メディアプレーヤーロジックが前記メディアコンテンツの使用を追跡するために使用するモニタ情報も含む、
ことを特徴とする請求項8に記載のメディアストリームデータ構造。
【請求項10】
前記構成情報は、カスタマイズされた様々な広告を提示しアクセス可能にするために前記メディアプレーヤーロジックが使用する広告情報も含む、
ことを特徴とする請求項8に記載のメディアストリームデータ構造。
【請求項11】
前記メディアストリームインターフェースは、前記メディアコンテンツのリモートサービス、ライセンサー、所有者および取り扱い業者の少なくとも一つに対して行われる、前記購入システムインターフェースを介してなされる購入のための対話を伝達するために、前記メディアプレーヤーロジックと対話する、
ことを特徴とする請求項8に記載のメディアストリームデータ構造。
【請求項12】
前記メディアストリームインターフェースは、ネットワークを介してアクセス可能なブラウザインターフェースである、
ことを特徴とする請求項8に記載のメディアストリームデータ構造。
【請求項13】
前記ブラウザインターフェースは、一つまたはそれ以上のWorld-Wide Webブラウザページを含み、前記ネットワークはインターネットである、
ことを特徴とする請求項12に記載のメディアストリームデータ構造。
【請求項14】
前記メディアストリームデータ構造は外部サービスによってパッケージ化され、ネットワークを介して要求元受領者にストリーミングされる、
ことを特徴とする請求項8に記載のメディアストリームデータ構造。
【請求項15】
自主的にロードし実行するメディアプレーヤー、購入システムインターフェースおよびモニタ構成情報を備えるメディアストリームデータ構造と、
ディスプレイと、
を備え、
前記メディアプレーヤーは、前記メディアストリームデータ構造内に含まれるメディアコンテンツと前記購入システムインターフェースを前記ディスプレイ内に同時に提示し、
前記メディアプレーヤーは前記モニタ構成情報に基づいて、メディアコンテンツの購入と再生に関する購入・使用統計データを追跡する、
ことを特徴とするメディアストリームモニタ・統合システム。
【請求項16】
前記構成情報は、前記ディスプレイ内にカスタマイズされた様々な広告を同時に提示するために前記メディアプレーヤーが使用する広告情報も含む、
ことを特徴とする請求項15に記載のメディアストリームモニタ・統合システム。
【請求項17】
取り扱い業者、所有者およびライセンシーの少なくとも一つが、前記メディアストリームデータ構造と前記購入システムインターフェースおよび前記メディアコンテンツをパッケージ化する、
ことを特徴とする請求項15に記載のメディアストリームモニタ・統合システム。
【請求項18】
前記メディアストリームデータ構造が、前記ディスプレイに接続された要求元受領者のコンピュータ装置に対して、リモートサービスからストリーミングされる、
ことを特徴とする請求項15に記載のメディアストリームモニタ・統合システム。
【請求項19】
前記メディアプレーヤーは、前記購入システムインターフェースと行われた対話を取り込み、これらの対話を、前記メディアコンテンツのリモートサービス、取り扱い業者、所有者およびライセンシーの少なくとも一つに報告する、
ことを特徴とする請求項15に記載のメディアストリームモニタ・統合システム。
【請求項20】
前記メディアプレーヤーまたはリモートサービスは、前記購入・使用統計データを定期的に電子的レポートにまとめ、前記レポートを前記メディアコンテンツの取り扱い業者、所有者およびライセンシーの少なくとも一つに送る、
ことを特徴とする請求項15に記載のメディアストリームモニタ・統合システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公表番号】特表2007−503161(P2007−503161A)
【公表日】平成19年2月15日(2007.2.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−523839(P2006−523839)
【出願日】平成16年6月29日(2004.6.29)
【国際出願番号】PCT/US2004/020963
【国際公開番号】WO2005/025221
【国際公開日】平成17年3月17日(2005.3.17)
【出願人】(506001550)マウイ エックス−ストリーム,インク. (2)
【氏名又は名称原語表記】MAUI X−STREAM,INC.
【Fターム(参考)】