説明

ユニット水洗トイレ

【課題】現在の水洗便器は使い勝手が開発の中心であり導入、施工方法の発明は無く郊外、過疎地区での水洗トイレ導入には個人浄化槽、集落浄化槽に接続、トイレの改造を必要とする、市町村の補助金で施工されていたが浄化槽は毎年汚泥抜き、管理費が高額である為水洗トイレ設置工事を水洗化、排水工事を簡素化す事が必要であった。
【解決手段】市販の水洗便器に溜めマス攪拌装置付加し一体化しユニット水洗トイレとした事により旧便器の撤去とユニット水洗トイレの固定と低圧配管工事により設置作業が容易となる、装置は省エネで外部に太陽、風力発電又バイオ処理を行えば温暖化対策に有効な手段である

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は水洗トイレで人糞尿を液化して排水する為設置場所まで大径の下水配管を施工しなくても良い溜めマス攪拌機能を一体化したユニット水洗トイレに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の合併処理槽、下水道には下水管φ70〜φ100径パイプ工事が必要であり高低差精度も要求されるがユニット水洗トイレでは低圧小径のパイプ、ホースで配管する為設置場所を選ばない事にある
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の下水道、合併槽に接続の為トイレの改造、配管工事が必要で水洗トイレ化が進まない要因であったがこの発明は、給排水管を小径パイプ、ホースにする事により施工場所を選ばない溜めマス攪拌装置を有するユニット水洗トイレを提供する
【開発を解決するための手段】
【0004】
以上の課題を解決するために、第一発明は市販水洗便器より人糞尿を溜マスで受け人糞尿を攪拌液状化排水する小型溜マス攪拌装置を市販水洗便器と一体化する事を特徴とする
【発明の効果】
【0005】
発明は水洗便器と外部インフラを簡単に接続する事が出来る又郊外、山間部、過疎地区で隣地に余剰地、畑が有れば外部に光合成バイオ処理装置を付加すれば大掛かりな装置を必要としない為ユニット水洗トイレは簡単で導入し易い、又維持管理が簡単である
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
この発明の一実施形態を、図1に示す
第一、発明によれば市販の水洗便器に溜めマス攪拌装置を付加したユニット水洗トイレである。
第二、低圧小径配管で済む事
第三、トイレBOXに一体化し施工期間の短縮を行う事
【0007】
「実施形態の効果」
このユニット水洗トイレの実施形態によれば、簡単な装置で外部にバイオ処理すれば自然界のバイオ菌&光合成菌の相乗効果で菜園は悪臭、汚染も無く又夏場の散水不要となる。
ユニット水洗トイレを導入する事により既設浄化槽は不要となり毎年の汚泥抜きと管理費等不要となり不要となった浄化槽は雨水タンクとして活用出来る。
電力=150w*4min/60*使用回数省エネである
【0008】
「他の実施形態」
過疎地でユニット水洗トイレを導入し排水を自宅に隣接した畑の畝間に排水ホースを引きホース上に敷きわらを行う事により2人家族では土着菌が機能し悪臭、汚染の無い処理が出来る。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】この発明の実施形態を示す系統図である
【符号説明】
【0010】
1 市販水洗便器
2 溜マス攪拌装置)
3 トイレBOX

【特許請求の範囲】
【請求項1】
水洗トイレ便器からの人糞尿を直接排水でなく溜マスで受け溜マス攪拌により液化する事により汚水の排水を簡単にした物で市販の水洗便器に取付けて一体化して使う溜マス攪拌装置を持つユニット水洗トイレである
【請求項2】
水洗水、排水は低圧で小径のパイプ、ホースで行う為設置場所を選ばない特徴とする請求項1記載のユニット水洗トイレである
【請求項3】
請求項1,2をトイレBOXに収納した一体型水洗トイレユニットとする又トイレBOXは現場で組立、分解が容易である事も含む

【図1】
image rotate