説明

ライナー移送装置

【課題】 簡易な構成で、ライナー同士を重ね合わせるライナー移送装置を提供する。
【解決手段】 ライナー移送装置1は、ロール状に巻回された原反2を巻き出す巻出し手段20と、巻出し手段20によって巻き出された原反2を移送方向と平行するX方向に裁断し、4本の幅狭のライナー3を形成する裁断手段30と、裁断手段30によって形成されたそれぞれの幅狭のライナー3を移送方向と略直交するY方向に変更するとともに、隣接する幅狭のライナー3同士が所定幅重なった重なり部4を形成する重なり部形成手段40とを備え、重なり部形成手段40は、それぞれの幅狭のライナー3に対応して設けられ、移送方向に対して所定の角度傾けられた移送方向変更棒41を有し、一の移送方向変更棒41は、移送方向と直行するY方向に対して、他の移送方向変更棒41と所定幅重なるような位置に配置されることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ライナー移送装置に関し、特に水性ゲルシートの製造工程における剥離ライナーの重なり部を形成するライナー移送装置に関する。
【背景技術】
【0002】
水性ゲルシートは、基材となる不織布の一方の面に、水分を含有するゲル状の膏体と、剥離ライナーとが積層されて形成されている。この水性ゲルシートの剥離ライナーは、使用者がシートの使用にあたり、容易に剥離ライナーを膏体が塗布された層から剥がしやすいようにするため、例えば水性ゲルシートの略中央部において2枚に分割されているものがある。さらに、この2枚の剥離ライナーは、略中央部において剥離ライナー同士が重なるように設けられている。そして、使用者は、その重ねられた部位の剥離ライナーを摘むことによって簡単に剥離ライナーを剥がすことができる。
【0003】
ところで、このような重なり部分を有し、その重なり部分が使用者の摘み部となる剥離ライナーを製造するには、例えば、2つの長尺の剥離ライナーを別々の巻出し手段により巻き出し、2つの剥離ライナーを所定の幅重なるように位置させ、重なり部分を形成していた。
【0004】
また、別の方法としては、例えば、幅広の原反を原反の移送方向と平行な方向に裁断し幅狭のライナーを形成し、それぞれの幅狭のライナーを所定の幅重なるように、移送方向と直交する方向にずらす方法が取られていた。
【0005】
しかしながら、上述のような方法を用いる装置では、幅狭ライナーを移送方向と直交する方向にずらし移動させるために、その幅狭ライナーは斜めに移動することになり、重なり部分も均一な幅には形成されない。さらに、重なり部分を均一な幅に近づかせるには、移送方向を長く設ける必要が生じる。
【0006】
【特許文献1】特開2004−180747号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、本発明に係るライナー移送装置は、簡易な構成からなり、均一な幅にライナーの重なり部分を形成することができる新規なライナー移送装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係るライナー移送装置は、ロール状に巻回された原反を巻き出す巻出し手段と、上記巻出し手段によって巻き出された上記原反を上記原反の移送方向と平行する方向に裁断し、少なくとも2本の幅狭のライナーを形成する裁断手段と、上記裁断手段によって形成されたそれぞれの上記幅狭のライナーの移送方向を上記移送方向と略直交する方向に変更するとともに、隣接する上記幅狭のライナー同士が所定幅重なった重なり部を形成する重なり部形成手段とを備える。そして、上記重なり部形成手段は、上記移送方向に対して所定の角度傾けられ、形成される上記幅狭のライナーの数に対応して複数本設けられる移送方向変更棒を有し、隣接する各上記移送方向変更棒は、上記移送方向に対して、互いに所定幅重なるような位置に配置されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係るライナー移送装置は、重なり部形成手段において移送方向変更棒を有しており、各幅狭のライナーを略90度移送方向を変更し、その際隣接する幅狭のライナー同士を所定幅重なるように移送方向変更棒を移送方向に対してずらしているので、簡易な構成で、水性ゲルシートの剥離用の摘み部となる重なり部を形成することができる。
【0010】
また、ライナー移送装置は、移送方向変更棒により重なり部を形成しているので、幅狭のライナーを幅方向に少しずつずらして重なり部を形成したり、2つの別々にロール状に巻回された原反を重ね合わせ重なり部を形成するより、省スペース化が図られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明に係るライナー移送装置について図面を参照して詳細に説明する。
【0012】
図1に示すように、本発明に係るライナー移送装置1は、例えば水性ゲルシート製造装置100に適用される。水性ゲルシート製造装置100は、図1に示すように、巻回された剥離ライナーとなる原反2を巻出し、巻出し移送方向と平行する方向で所定幅に裁断し、裁断され隣接する幅狭のライナー3同士を所定幅重なるように移送するライナー移送装置1と、巻回された基材となる基布110を巻き出す基布巻出し部111と、巻き出された基布110に冷却効果のある膏体120を塗布するコーター121と、膏体120が塗布された基布110に幅狭のライナー3を積層するローラ130と、幅狭のライナー3及び膏体120が積層された基布110を所定の大きさに裁断し、水性ゲルシート101を形成する裁断部140とから構成されている。
【0013】
水性ゲルシート101は、図2(A)及び図2(B)に示すように、略矩形に形成され、基材となる基布110に膏体120、幅狭のライナー3が積層されてなるものである。また、水性ゲルシート101は、図2(A)に示すように、平面略中央部で短手方向全体に亘って幅狭のライナー3が重なる重なり部4が形成されている。この重なり部4の上側の幅狭のライナー3は、膏体120と接しておらず、水性ゲルシート101の使用の際、使用者によってこの重なり部4を摘むことによって、容易に幅狭のライナー3を膏体120から剥離することができる。
【0014】
基布110は、既存の織布・不織布であり、所定の厚み、強度からなり、ロール状に巻回されている。基布巻出し部111は、回転軸を有し、巻回されたロール状の基布110がこの回転軸に設置され、回転軸と接続された駆動モータを制御することによって、基布110の巻出し速度、巻出し量等を制御することができる。
【0015】
膏体120は、水、水溶性高分子、保湿剤、安定化剤等を配合したものである。なお、膏体120は、上述に限らず、冷却効果を有し水性ゲルシートに用いられる既存の膏体であればどのようなものであってもよい。また、膏体120は、冷却効果の他、所望とする効果を得られる膏体、例えばα−メントール、サリチル酸メチル、トウガラシエキスの他、経皮吸収性の薬物を含有する膏体を選択するようにしてもよい。
【0016】
コーター121は、基布110上に膏体120を塗布するためのものである。コーター121は、既存の塗布手段を用いるもので、例えば膏体120が貯留されたホッパー槽に貯留された膏体120をポンプによってノズルから基布110に噴きつけるものである。なお、コーター121は、上述に限らず、例えば転写ロールを用いて基布110に膏体120を転写させるようなものであってもよい。
【0017】
裁断部140は、基布110に膏体120及び剥離ライナー2が積層されたものを所定の大きさに裁断し、水性ゲルシート101を完成させる。具体的には、裁断部140は、基布110に膏体120及び剥離ライナー2が積層されたものを、移送方向と平行する方向に裁断するスリッタ部と、移送方向に直交する方向に裁断するカッター部とを有する。裁断部140は、所定箇所を移送方向と平行する方向に裁断し、所定箇所を移送方向と直交する方向に裁断することによって、略矩形の水性ゲルシート101を形成する。なお、裁断部140は、上述に限らず、所望とする水性ゲルシートの形状に合わせて型を抜くタイプのものであってもよい。
【0018】
続いて、ライナー移送装置1について説明する。
【0019】
ライナー移送装置1は、図3に示すように、ロール状に巻回された原反2を巻き出す巻出し部20と、巻出し部20によって巻き出された原反2を移送方向と平行する方向に裁断し、幅狭のライナー3を形成するスリッタ部30と、それぞれの幅狭のライナー3を移送方向と略直交する方向に変更するとともに、隣接する幅狭のライナー3、3同士が所定幅重なった重なり部4を形成する重なり形成部40とから構成されている。
【0020】
原反2は、形成される水性ゲルシートの剥離ライナーとなる幅広のライナーであり、例えば、剥離紙、ポリエステルやポリプロピレンからなる不透湿性を有する樹脂フィルムである。原反2は、膏体120との剥離性及び密着性を考慮し、エンボス加工が施されている。また原反2の幅は、例えば水性ゲルシート101の長手方向の長さの3倍より長いものである。また、原反2は、長尺のライナーがロール状に巻回されており、巻出し部20の所定の位置に設置されている。
【0021】
なお、原反2は、上述のようなその幅が水性ゲルシート101の長手方向の長さの3倍よりも長いものに限らず、形成される水性ゲルシートのサイズによって、その幅を変化させてもよい。
【0022】
巻出し部20は、原反2を巻芯において挟持するチャック部材21と、チャック部材21と連結され、原反2の巻出し速度を調節するブレーキ22と、原反2を巻芯から引き出し、後段に設けられたスリッタ部30に原反2を送る引出しロール23とから構成されている。
【0023】
チャック部材21は、ロール状に巻回された原反2を巻き出すことができるようにするもので、原反2の巻芯の両端部を挟持するチャック方式である。具体的には、原反2の巻芯の一端部には固定チャック21aを有し、他端部にはプレスチャック21bを有し、それぞれが同一直線上に位置する。プレスチャック21bは、原反2の幅方向(図3(A)中矢印Y方向)に可変であり、固定チャック21a及びプレスチャック21bによって種々の幅の原反2を所定の圧力で挟持する。
【0024】
ブレーキ22は、固定チャック21aに連結されており、固定チャック21aの回転速度を、例えばエアブレーキにより調節し、原反2の巻き出し速度を調節する。
【0025】
引出しロール23は、チャック部材21とスリッタ部30との間に設けられるロールで、回転軸に連結された駆動モータ23aを回転駆動させることにより、ロール状に巻回された原反2をスリッタ部30に引き出す。また、引出しロール23は、ダンサーロールを有しており、このダンサーロールの位置に応じて駆動モータ23aの速度を調整し、原反2のテンションを一定に保つ。
【0026】
なお、引出しロール23には、その他ヤードメータを備えることもでき、原反2の巻出し量をユーザにより把握できるようにしてもよい。
【0027】
スリッタ部30は、原反2の幅方向に3箇所で所定の位置に設けられる上刃と下刃とから構成され、上刃及び下刃によって挟む原反2を、ライナーの移送方向(図3(A)中矢印X方向)に平行する方向に裁断し、所定幅の幅狭のライナー3を4本形成する。本説明においては、幅狭のライナー3をそれぞれ幅狭のライナー3a、3b、3c、3dとして説明する。
【0028】
重なり形成部40は、それぞれの幅狭のライナー3a、3b、3c、3dを略直交する方向(図3中矢印Y方向)に移送させ、隣接する幅狭のライナー3同士が所定幅重なるようにする移送方向変更棒41a、41b、41c、41d(以下、総称する場合、移送方向変更棒41という。)と、矢印Y方向に移送されるそれぞれの幅狭のライナー3a、3b、3c、3dを重ね合わせる複数のガイドロール42(図3(B)参照)とから構成されている。
【0029】
移送方向変更棒41は、原反2との摩擦が少ない、例えば表面仕上げが施された金属棒からなる。移送方向変更棒41は、その軸が幅狭のライナー3の移送方向(図3(A)中矢印X方向)及び幅狭のライナー3の幅方向(図3(A)中Y方向)に対して約45度傾けられる方向になるように固定されている。移送方向変更棒41は、X方向に移送されてくる幅狭のライナー3を、Y方向に移送方向を変更する。
【0030】
それぞれの移送方向変更棒41a、41b、41c、41dは、幅狭のライナー3a、3b、3c、3dがY方向に移送方向を変更した際に隣接する幅狭のライナー3a、3b、3c、3d同士がX方向に対して所定幅重なるように位置されている。具体的には、移送方向変更棒41bは、その軸が移送方向変更棒41aの軸よりX方向に所定距離スリッタ部30側に設けられる。同様に、移送方向変更棒41cは、その軸が移送方向変更棒41bの軸よりX方向に所定距離スリッタ部30側に設けられる。また、同様に、移送方向変更棒41dは、その軸が移送方向変更棒41cの軸よりX方向に所定距離スリッタ部30側に設けられる。
【0031】
また、それぞれの移送方向変更棒41a、41b、41c、41dは、X方向及びY方向に直交するZ方向(図3(B)中矢印Z方向)において、交互に高さ位置がずらされている。隣接する移動方向変更棒41を交互に高さ位置をずらすのは、例えば隣接する移送方向変更棒41aと移送方向変更棒41bのそれぞれを支持する支持部材のスペースを確保するためである。さらに、各移送方向変更棒41は、図示しない調節部材を用いて、X方向における位置を調節することができ、隣接する幅狭のライナー3同士の重なり幅を調節できる。
【0032】
ガイドロール42は、高さ位置(図3(B)中矢印Z方向)が異なりY方向に移送される各幅狭のライナー3を重ね合わせるロールである。ガイドロール42は、各幅狭のライナー3を重ね合わせる際、移送方向変更棒41により各幅狭のライナー3同士が所定の幅重なる重なり部4を形成する。
【0033】
重なり部4は、ガイドロール42により、各幅狭のライナー3が重ね合わされた際に、図4(A)に示すように、隣接する幅狭のライナー3同士が重なる部分である。重なり部4は、移送方向(図3(A)中矢印Y方向)に対して均一な幅を有している。また、重なり部4の幅は、水性ゲルシート101の使用者により、剥離ライナーである幅狭のライナー3を膏体120から剥離する際の摘み部となるため、使用者により容易に摘めるだけの幅、例えば5mmに形成されている。なお、重なり部4の幅は、上述に限らず、使用者により容易に摘めるだけの幅であればいかなる幅であってもよい。
【0034】
図4(B)は、ライナー移送装置1の後段に設けられた裁断部140によって裁断され形成される水性ゲルシート101と重なり部4の関係を示した図である。重なり部4は、図4(B)に示すように、一点鎖線で示す最終的に形成される水性ゲルシート101の短手方向全体に亘って設けられている。
【0035】
以上のように構成されたライナー移送装置1は、ロール状に巻回された幅広の原反2を巻出し部20により巻出し、スリッタ部30により4本の幅狭のライナー3a、3b、3c、3dを形成し、重なり形成部40により移送方向を略90度変更するとともに隣接する幅狭のライナー3同士を所定幅重ね、重なり部4を形成する。
【0036】
また、ライナー移送装置1は、重なり形成部40において移送方向変更棒41を有しており、各幅狭のライナー3を略90度移送方向を変更し、その際隣接する幅狭のライナー3同士を所定幅重なるように移送方向変更棒41をX方向に対してずらしているので、簡易な構成で、水性ゲルシート101の剥離用の摘み部となる重なり部4を形成することができる。
【0037】
また、ライナー移送装置1は、移送方向変更棒41により重なり部4を形成しているので、幅狭のライナーを幅方向に少しずつずらして重なり部を形成したり、2つの別々にロール状に巻回された原反を重ね合わせ重なり部を形成するより、省スペース化が図れる。
【0038】
なお、重なり部3は、略矩形の水性ゲルシート101の短手方向に亘って形成されていることについて述べたが、これに限らず、長手方向全体に亘って形成されるようにしてもよい。
【0039】
また、スリット部30は、4本の幅狭のライナー3a、3b、3c、3dを形成することについて説明したが、これに限らず、例えば7本の幅狭のライナー3を形成するようにしてもよい。また、スリット部30は、例えば図5(A)に示すように、幅狭のライナー3a及び幅狭のライナー3dの幅を、幅狭のライナー3b及び幅狭のライナー3cの幅と異なるようにしてもよい。このとき、出来上がる水性ゲルシート101は、図5(B)に示すように、両端部に廃棄される箇所がなく、材料を無駄なく使用できる。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明に係るライナー移送装置が適用された水性ゲルシート製造装置の構成を示す図である。
【図2】(A)は、水性ゲルシートの平面図であり、(B)は、図2(A)のX−X´における水性ゲルシートの断面図である。
【図3】(A)は、本発明に係るライナー移送装置の構成を示す平面図であり、(B)は、本発明に係るライナー移送装置の構成を示す側面図である。
【図4】(A)は、幅狭のライナーの重なり部が形成された様子を示す図であり、(B)は、裁断部により裁断され水性ゲルシートが形成される裁断線を示した図である。
【図5】(A)は、幅狭のライナーの別の重なり部が形成された様子を示す図であり、(B)は、裁断部により裁断され別の水性ゲルシートが形成される裁断線を示した図である。
【符号の説明】
【0041】
1 ライナー移送装置、2 原反、3 幅狭のライナー、4 重なり部、20 巻出し部、21 チャック部材、21a 固定チャック、21b プレスチャック、22 ブレーキ、23 引出しロール、23a 駆動モータ、30 スリッタ部、40 重なり形成部、41 移送方向変更棒、42 ガイドロール、100 水性ゲルシート製造装置、101 水性ゲルシート、110 基布、111 基布巻出し部、120 膏体、121 コーター、130 ローラ、140 裁断部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ロール状に巻回された原反を巻き出す巻出し手段と、
上記巻出し手段によって巻き出された上記原反を上記原反の移送方向と平行する方向に裁断し、少なくとも2本の幅狭のライナーを形成する裁断手段と、
上記裁断手段によって形成されたそれぞれの上記幅狭のライナーの移送方向を上記移送方向と略直交する方向に変更するとともに、隣接する上記幅狭のライナー同士が所定幅重なった重なり部を形成する重なり部形成手段とを備え、
上記重なり部形成手段は、上記移送方向に対して所定の角度傾けられ、形成される上記幅狭のライナーの数に対応して複数本設けられる移送方向変更棒を有し、隣接する各上記移送方向変更棒は、上記移送方向に対して、互いに所定幅重なるような位置に配置されることを特徴とするライナー移送装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−232538(P2006−232538A)
【公開日】平成18年9月7日(2006.9.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−54024(P2005−54024)
【出願日】平成17年2月28日(2005.2.28)
【出願人】(592034294)株式会社岸製作所 (4)
【出願人】(000215958)帝國製薬株式会社 (44)
【Fターム(参考)】