説明

リモコン装置およびリモコン装置を備えた衛生洗浄装置

【課題】機器の本来機能の操作とは異なる特殊な設定変更におけるスイッチ誤操作による意図しない設定を防止し、使い勝手のよいリモコン装置およびリモコン装置を備えた衛生洗浄装置を提供する。
【解決手段】互いに離れて操作面に配置された複数の操作スイッチ4〜16を有する機器のリモコン本体1を備え、サービスマン等の一般ユーザーでない人が機器に特殊な設定を行う時は、誤操作の起こらないように互いに離れている前記複数の操作スイッチを一定時間同時に操作する構成にしたものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、リモコン装置およびリモコン装置を備えた機器に関する。
【背景技術】
【0002】
電気機器を遠隔操作するための操作手段として、一般に、赤外線式や無線式のリモコン装置が用いられることが多い。また、リモコン装置を利用して、ユーザーの通常操作だけでなく、施工者やサービスマンが行う特殊設定や、ユーザーの好みに合わせたカスタム設定を行うことが多い。これは専用の設定機器を準備する必要がなく、コスト面やユーザーやサービスマンの利便性といった面で有用な方法である。この場合、スイッチ誤操作による意図しない設定を防止するために、通常の単独スイッチの一度押しとは異なる、一定時間の押し続けや、複数スイッチの同時押しなどの方法がとられている(例えば特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2006−343014号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記のような従来のリモコン装置においては、スイッチが小さい、または使用者の手の指が大きい場合に、誤って隣り合ったスイッチを同時に押してしまい、意図しない特殊設定変更を行ってしまう恐れがあった。また、幼児のいたずら等で離れて配置されているスイッチであっても同様に、意図しない特殊設定変更を行ってしまう恐れがあった。
【0004】
上記従来の技術の問題点に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、機器の本来機能の操作とは異なる特殊な設定変更におけるスイッチ誤操作による意図しない設定を防止し、使い勝手のよいリモコン装置およびリモコン装置を備えた衛生洗浄装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1の発明に係るリモコン装置は、互いに離れて操作面に配置された複数の操作スイッチを有する機器のリモコン本体を備え、サービスマン等の一般ユーザーでない人が前記機器に特殊な設定を行う時は、誤操作の起こらないように互いに離れている前記複数の操作スイッチを一定時間同時に操作する構成にしたものである。このリモコン装置においては、操作スイッチが小さい、または使用者の手の指が大きい場合に、誤って隣り合った操作スイッチを同時に押し、意図しない特殊設定変更を行ってしまうことを防止することができる。
【0006】
第2の発明に係るリモコン装置は、第1の発明において、リモコン本体は、操作面の一部に設けた開閉自在の蓋体と、前記蓋体に覆われない前記操作面に配置した操作スイッチと、前記蓋体の外面に配置した操作スイッチと、前記蓋体を閉じた時に覆われる内側の前記操作面に配置した操作スイッチを有し、誤操作の起こらないように互いに離れ、かつ一定時間同時に操作する複数の操作スイッチは、前記蓋体を閉じた時に覆われる内側の前記操作面の操作スイッチである。
【0007】
このリモコン装置においては、蓋体を開けた後に、複数のスイッチを同時に操作するという蓋体と複数の操作スイッチの2段階の操作を行うため、さらに誤操作を防止することができる。
【0008】
第3の発明に係るリモコン装置は、第2の発明において、誤操作の起こらないように互いに離れ、かつ一定時間同時に操作する複数の操作スイッチは、蓋体に覆われないリモコン本体の操作面の操作スイッチと、蓋体を閉じた時に覆われる内側の操作面の操作スイッチである。このリモコン装置においては、意図的でなければ、同時に押す可能性が低い配置のスイッチを用いるため、さらに誤操作を防止することができる。
【0009】
第4の発明に係るリモコン装置は、第1〜第3のいずれかに記載の発明において、ユーザーが行う機器の使用頻度の低い設定変更を行う時は、サービスマン等の一般ユーザーでない人が行う特殊な設定時に同時操作する複数の操作スイッチと同じ操作スイッチを同時に操作し、かつサービスマン等の一般ユーザーでない人が行う特殊な設定時における複数の操作スイッチの同時操作の一定時間のみを異なる時間の構成にしたものである。
【0010】
このリモコン装置においては、ユーザーが行う使用頻度の低い設定変更においても、操作スイッチの誤操作による意図しない設定を防止することができる。
【0011】
第5の発明に係るリモコン装置は、第4の発明において、ユーザーが行う機器の使用頻度の低い設定変更に要する複数の操作スイッチの同時操作を確定する時間は、サービスマン等の一般ユーザーでない人が行う特殊な設定に要する一定時間よりも短くしたものである。このリモコン装置においては、操作スイッチの誤操作を防止しつつも、ユーザーの意図的な設定操作を使い勝手よく行うことができる。
【0012】
第6の発明に係る衛生洗浄装置は、第1〜第5のいずれかに記載の発明のリモコン装置を備えたものである。この衛生洗浄装置においては、使い勝手を損なわずに、機器の本来機能の操作とは異なる使用頻度の低い設定変更操作における操作スイッチの誤操作による意図しない設定を防止することができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明のリモコン装置は、機器の本来機能の操作とは異なる特殊な設定変更におけるスイッチ誤操作による意図しない設定を防止し、使い勝手のよいリモコン装置およびリモコン装置を備えた衛生洗浄装置を提供することができる。
【0014】
本発明の課題は、第1の発明から第6の発明を実施の形態の要部とすることにより達成できるので、各請求項に対応する実施の形態の詳細を、以下に図面を参照しながら説明し、本発明を実施するための最良の形態の説明とする。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
(実施の形態1)
図1は図4に示す衛生洗浄装置に搭載したリモコン装置の例を以って説明する、本発明の実施の形態1におけるの操作面の正面図で、図2は同リモコン装置の蓋体を開いた時の要部正面図で、図3(a)は同リモコン装置におけるサービスマンによる特殊な設定時の操作する複数の操作スイッチの組合せテーブルの図で、図3(b)は同リモコン装置におけるユーザ設定の操作する複数の操作スイッチの組合せテーブルの図で、図4は図1に示す本発明のリモコン装置を搭載した本発明の衛生洗浄装置を有する便座装置及び便器の斜視図である。なお、以下の説明において、操作スイッチとは、操作釦とこの操作釦の押し操作によりON、OFFするスイッチ機構を指すものである。
【0016】
横長のリモコン本体1は、操作スイッチのON、OFFにより図4に示す機器である衛生洗浄装置17に向って無線、または赤外線により信号を送り、衛生洗浄装置17の運転、停止及び各機能の操作を行うもので、操作面の一部に、リモコン本体1の中央部より下
端までの幅で、下端を支点に図示矢印のように開閉自在に設けた蓋体2と、蓋体2に覆われない操作面1aに配置した複数の操作スイッチ7〜12と、蓋体2の外面に配置した複数の操作スイッチ4〜6と、蓋体2を閉じた時に覆われる内側の操作面1b(図2に示す)に配置した複数の操作スイッチ4〜6および複数の操作スイッチ13〜16を有している。
【0017】
蓋体2の複数の操作スイッチ4〜6において、4は衛生洗浄装置の各種機能の動作を停止させる停止スイッチ、5は肛門を洗浄するおしりスイッチ、6はビデ洗浄を行うビデスイッチであり、衛生洗浄装置の中でも、特に主要な機能であるため、蓋体2の外面と、蓋体2に覆われている内側の操作面1bの双方に相対向して設けられ、閉じた蓋体2の外面側と蓋体2の開成で現れた操作面1b側の双方から操作可能な構成としている。
【0018】
また、蓋体2のない操作面1aの複数の操作スイッチ7〜12において、7は排便を促進させるために衛生洗浄装置17の洗浄機構18より肛門に噴射する洗浄水の洗浄強さを自動的に一定周期で変化させるリズムスイッチで、8は同じく洗浄強さを弱くする弱スイッチで、9は同じく洗浄強さを強くする強スイッチである。10は広範囲を洗浄するために、衛生洗浄装置17の洗浄機構18よりの洗浄水の到達位置を自動的に一定周期で変化させるムーブスイッチで、11は同じく洗浄水の到達位置を前へ移動させる前スイッチで、12は同じく洗浄水の到達位置を後へ移動させる後スイッチである。
【0019】
また、閉じた蓋体2に覆われる操作面1bに配置した複数の操作スイッチ13〜16において、13は洗浄機構18の洗浄水の温度を切替える温水温度スイッチで、14は衛生洗浄装置17の使用時の暖房機能付きの便座19の表面設定温度を切替える便座温度スイッチで、15は一定時間、便座19の通電を停止する省エネスイッチで、16は高温水で洗浄機構18の洗浄ノズルを除菌するノズル除菌スイッチであり、比較的に操作頻度の低い機能であるため、閉じた蓋体2に覆われる操作面1bに配置されている。
【0020】
以上説明した操作スイッチ4〜16において、それぞれの操作スイッチは隣接する同志が互いに離して配置しているが、特に、停止スイッチ4とビデスイッチ6、そして、ノズル除菌スイッチ16と温水温度スイッチ13、そして、前スイッチ11とノズル除菌スイッチ16、そして、停止スイッチ4と後スイッチ12のそれぞれの操作スイッチは、操作する人の指の太さによる誤操作、それ以外の従来の技術で説明した誤操作が容易に起こらない距離に互いに離れて操作面に配置しているものである。
【0021】
そして、停止スイッチ4とビデスイッチ6、ノズル除菌スイッチ16と温水温度スイッチ13、前スイッチ11とノズル除菌スイッチ16のそれぞれの組合わせた操作スイッチは、サービスマン等の一般ユーザーでない人が図4に示す衛生洗浄装置17に図3(a)のテーブルの図に示すように特殊設定1〜3を行う時に、一定時間同時に操作するものである。また、停止スイッチ4と後スイッチ12は、一般ユーザーが使用頻度の低い設定変更を、図4に示す衛生洗浄装置17に図3(b)に示すテーブルの図のようにユーザ設定を行う時に、サービスマン等の一般ユーザーでない人が行う特殊な設定時に同時操作する複数の操作スイッチと同じ操作スイッチを同時に操作し、かつサービスマン等の一般ユーザーでない人が行う特殊な設定時における複数の操作スイッチの同時操作の一定時間のみ異なる短い時間の同時操作するものである。
【0022】
このようなリモコン本体1は、内蔵するマイクロコンピュータとその周辺回路からなる制御部(図示せず)に、図3(a)に示すリモコン装置の特殊な設定の操作スイッチの組合せテーブルおよび図3(b)に示すユーザ設定のテーブルを格納している。
【0023】
そして、リモコン本体1は、停止スイッチ4とビデスイッチ6、ノズル除菌スイッチ1
6と温水温度スイッチ13、前スイッチ11とノズル除菌スイッチ16、停止スイッチ4と後スイッチ12の各組合せの操作スイッチの操作信号を受けると、この各組合せの操作信号に対応する特殊設定、ユーザ設定を、制御部の格納部の図3(a)に示すテーブルおよび図3(b)に示すテーブルから読み出して、特殊設定1〜3、そしてユーザ設定を行えるように図4に示す衛生洗浄装置17に制御信号を送る構成にしてある。なお、前記したリモコン本体1の制御部は、図4に示す衛生洗浄装置17の制御部20側に設けてもよいものである。
【0024】
以下に、図4に示す衛生洗浄装置17に搭載して本発明のリモコン装置の特殊設定およびユーザ設定につき、図3(a)、(b)に示すテーブルの一例に従い説明する。
【0025】
図3(a)において、最左列から順に、説明のために表記した特殊設定、同時に操作する一方の操作スイッチ、同時に操作する他方の操作スイッチ、同時押し確定に要する時間、設定変更される機能を記載している。図3(a)に示すテーブルは、サービスマン等、一般ユーザーでない人が行う特殊設定の操作方法を示したものである。
【0026】
特殊設定1の操作は、店頭用のデモストレーションモードの設定用である。主に店頭販売員が操作し、一般ユーザーには操作方法は開示されていないものである。この特殊設定1は、停止スイッチ4とビデスイッチ6の同時押しの組合せにより行い、図1から明らかなように、お互いの操作スイッチは、隣接せず十分離れて配置されているため、操作スイッチが小さい、または使用者の手の指が大きい場合であっても、誤って同時に操作される可能性はほとんどない。同時押し確定時間も7秒と、意図的に操作しないと確定しないよう十分長くしているため、さらに、誤操作されにくい構成としている。
【0027】
特殊設定2の操作は、衛生洗浄装置17における臭いを吸収しフィルタで浄化する脱臭機能21の脱臭モードの変更用である。ごく稀に、脱臭機能17の脱臭ファンの動作音にご不満のお客様のために、サービスマンが個別に訪問し、脱臭ファンの動作開始タイミングや風量の変更を行うためのものである。
【0028】
この特殊設定2は、ノズル除菌スイッチ16と温水温度スイッチ13の同時押しの組合せにより行い、図1から明らかなように、お互いの操作スイッチは、隣接せず十分離れて配置されており、かつ蓋体2を閉じた時に覆われる内側の操作面1bに配置されているため、蓋体2を開けた後に、ノズル除菌スイッチ16と温水温度スイッチ13の複数の操作スイッチを同時に押すという2段階の操作を必要とし、このためさらに、誤操作されにくい構成となっている。
【0029】
特殊設定3の操作は、衛生洗浄装置17の待機時の便座19の保温温度の変更用である。本発明の衛生洗浄装置17では、待機時に便座を低温で保温しておき、使用時に高速で設定温度まであたためる機能があり、ごく稀に、設定温度まで便座が温まるのが遅いご不満のお客様のために、サービスマンが個別に訪問し、待機時の便座19の保温温度を変更し、暖め時間を速くするために行うものである。
【0030】
この特殊設定3は、前スイッチ11とビデスイッチ6の同時押しの組合せにより行う。図1から明らかなように、お互いのスイッチは、蓋体のない操作面と蓋体を閉じた時に覆われる内面とに配置されているため、蓋体を開けた後に、複数のスイッチを同時に押すという2段階の操作を必要とされる。また、蓋体のない操作面と蓋体を閉じた時に覆われる内面という異なる操作面に十分離れて配置いるため、さらに、誤操作されにくい構成となっている。
【0031】
図2(b)は、一般ユーザーが行う使用頻度の低い設定変更の操作方法を示したもので
ある。ユーザ設定の操作は、衛生洗浄装置17の洗浄機構18の洗浄開始時の洗浄強さと洗浄位置の変更用である。本発明の衛生洗浄装置17では、洗浄機構18の前回使用時の洗浄強さと洗浄位置にて、洗浄を開始する動作が標準設定となっているが、ユーザーの好みに応じて、使用終了毎に洗浄強さ、洗浄位置を初期設定(中)に戻す動作に変更することができる。操作方法は、衛生洗浄装置17の取扱説明書に記載され、ユーザーに開示されている。
【0032】
このユーザ設定は、停止スイッチ4と後スイッチ12の同時押しの組合せにより行い、図1から明らかなように、お互いの操作スイッチは、隣接せず十分離れて配置されている。また、同時押し確定時間は2秒と、図2(a)のサービスマンが行う特殊設定の確定時間、7秒よりも短くしている。このため、操作スイッチの誤操作を防止しかつ、ユーザーの意図的な設定操作を使い勝手よく行うことができる。
【0033】
また、ユーザ設定の変更完了時にリモコン本体1および、衛生洗浄装置17における表示や音声、ブザー音等で報知することで、さらに操作スイッチの誤操作を少なく、使い勝手をよくすることができる。
【0034】
なお、図4に示す衛星洗浄装置17は、便器22の上に置かれた便座19の後部に一体に設けられ、内部に洗浄機構18、制御部20、脱臭機構21等を内装している。23は便蓋である。
【産業上の利用可能性】
【0035】
本発明は、リモコン装置にて遠隔操作を行う民生機器に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明の実施の形態1におけるリモコン装置の操作面の正面図
【図2】同実施の形態1におけるリモコン装置の蓋体を開いた時の要部正面図
【図3】同実施の形態1におけるリモコン装置の特殊な設定とユーザ設定時の操作スイッチの組合せテーブルを示し、(a)サービスマンによる特殊な設定時の操作する複数の操作スイッチの組合せテーブルの図、(b)ユーザ設定の操作する複数の操作スイッチの組合せテーブルの図
【図4】図1に示す本発明のリモコン装置を搭載した本発明の衛生洗浄装置を有する便座装置及び便器の斜視図
【符号の説明】
【0037】
1 リモコン本体
1a、1b 操作面
2 蓋体
4 停止スイッチ(操作スイッチ)
5 おしりスイッチ
6 ビデスイッチ(操作スイッチ)
7 リズムスイッチ
8 弱スイッチ
9 強スイッチ
10 ムーブスイッチ
11 前スイッチ(操作スイッチ)
12 後スイッチ(操作スイッチ)
13 温水温度スイッチ(操作スイッチ)
14 便座温度スイッチ
15 省エネスイッチ
16 ノズル除菌スイッチ(操作スイッチ)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
互いに離れて操作面に配置された複数の操作スイッチを有する機器のリモコン本体を備え、サービスマン等の一般ユーザーでない人が前記機器に特殊な設定を行う時は、誤操作の起こらないように互いに離れている前記複数の操作スイッチを一定時間同時に操作する構成にしたことを特徴とするリモコン装置。
【請求項2】
リモコン本体は、操作面の一部に設けた開閉自在の蓋体と、前記蓋体に覆われない前記操作面に配置した操作スイッチと、前記蓋体の外面に配置した操作スイッチと、前記蓋体を閉じた時に覆われる内側の前記操作面に配置した操作スイッチを有し、誤操作の起こらないように互いに離れ、かつ一定時間同時に操作する複数の操作スイッチは、前記蓋体を閉じた時に覆われる内側の前記操作面の操作スイッチであることを特徴とする請求項1に記載のリモコン装置。
【請求項3】
誤操作の起こらないように互いに離れ、かつ一定時間同時に操作する複数の操作スイッチは、蓋体に覆われないリモコン本体の操作面の操作スイッチと、蓋体を閉じた時に覆われる内側の操作面の操作スイッチであることを特徴とする請求項2に記載のリモコン装置。
【請求項4】
請求項1〜3に記載のいずれか1項に記載のリモコン装置において、ユーザーが行う機器の使用頻度の低い設定変更を行う時は、サービスマン等の一般ユーザーでない人が行う特殊な設定時に同時操作する複数の操作スイッチと同じ操作スイッチを同時に操作し、かつサービスマン等の一般ユーザーでない人が行う特殊な設定時における複数の操作スイッチの同時操作の一定時間のみを異なる時間の構成にしたことを特徴とするリモコン装置。
【請求項5】
ユーザーが行う機器の使用頻度の低い設定変更に要する複数の操作スイッチの同時操作を確定する時間は、サービスマン等の一般ユーザーでない人が行う特殊な設定に要する一定時間よりも短くしたことを特徴とする請求項4に記載のリモコン装置。
【請求項6】
請求項1〜5のいずれか1項に記載のリモコン装置を備えたことを特徴とする衛生洗浄装置。

【図3】
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【図4】
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【図1】
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【図2】
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