説明

リンホトキシンアンタゴニストに対する関節リウマチの応答性を予測する生物学的マーカー

本発明は、可溶性リンホトキシン(solLT)、及び自己免疫疾患の治療におけるバイオマーカーとしてsolLTを使用する方法に関するものである。より詳細には、本発明は、可溶性リンホトキシンアルファ−ベータ(solLTαβ)、及び関節リウマチ(RA)の治療においてバイオマーカーとしてこのsolLTαβを使用する方法に関するものである。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
関節リウマチ(RA)患者が、リンホトキシン(LT)アンタゴニストでの治療に応答性であるかどうかを評価する方法において、
a)未治療のRA患者から得られた試料中のsolLTαβの量と比較して、LTアンタゴニストで治療されたRA患者から得られた試料中の可溶性LTアルファ-ベータ(solLTαβ)の量を決定し、
b)未治療のRA患者からの試料中のsolLTαβの量と比較して、治療されたRA患者からの試料中のsolLTαβの量が多いか少ないかが、LTアンタゴニストでの治療に対する治療されたRA患者の応答性の指標となる
ことを含む方法。
【請求項2】
RA患者におけるLTアンタゴニストでの治療の効果をモニターする方法において、
a)未治療のRA患者から得られた試料中のsolLTαβの量と比較して、LTアンタゴニストで治療されたRA患者から得られた試料中の可溶性LTアルファ-ベータ(solLTαβ)の量を決定し、
b)未治療のRA患者からの試料中のsolLTαβの量と比較して、治療されたRA患者からの試料中のsolLTαβの量が多いか少ないかが、RA患者におけるLTアンタゴニストでの治療の効果の指標となる
ことを含む方法。
【請求項3】
患者亜集団における関節リウマチ(RA)を治療するのに効果的な治療剤としてLTアンタゴニストを同定する方法において、
a)未治療のRA患者から得られた試料中のsolLTαβの量と比較して、患者亜集団からの試料中の、所定量の可溶性LTαβの量の存在性と、LTアンタゴニストの効果との間の相関関係を決定し、
b)未治療のRA患者からの試料中のsolLTαβの量と比較して、患者亜集団からの試料中のsolLTαβの量が多いか少ないかが、患者亜集団において、LTアンタゴニストが関節リウマチ(RA)を治療するのに効果的であることの指標となる
ことを含む方法。
【請求項4】
LTアンタゴニストが関節リウマチ(RA)を治療するのに効果的である患者亜集団を同定する方法において、
a)未治療のRA患者から得られた試料中のsolLTαβの量と比較して、患者亜集団からの試料中の、所定量の可溶性LTαβの量の存在性と、LTアンタゴニストの効果との間の相関関係を測定し、
b)未治療のRA患者からの試料中のsolLTαβの量と比較して、患者亜集団からの試料中のsolLTαβの量が多いか少ないかが、患者亜集団において、LTアンタゴニストが関節リウマチ(RA)を治療するのに効果的であることの指標となる
ことを含む方法。
【請求項5】
LTアンタゴニストでの治療に対するRA患者の応答性を予測する方法において、
a)未治療のRA患者から得られた試料中のsolLTαβの量と比較して、LTアンタゴニストで治療された後の、RA患者から得られた試料中の可溶性LTアルファ-ベータ(solLTαβ)の量を決定し、
b)未治療のRA患者からの試料中のsolLTαβの量と比較して、治療されたRA患者からの試料中のsolLTαβの量が多いか少ないかが、LTアンタゴニストでの治療に対する治療されたRA患者の応答性の指標となる
ことを含む方法。
【請求項6】
LTアンタゴニストでの治療に対するRA患者の応答性をモニターする方法において、
a)LTアンタゴニスト治療の前に、RA患者から得られた試料中のsolLTαβの量と比較して、LTアンタゴニストで治療された後の、RA患者から得られた試料中の可溶性solLTαβの量を決定し、
b)治療前に得られた試料中のsolLTαβの量と比較して、治療後に得られた試料中のsolLTαβの量が多いか少ないかが、LTアンタゴニストでの治療に対する応答性の指標となる
ことを含む方法。
【請求項7】
LTアンタゴニストを用いたRA患者の治療を修正する方法において、
a)LTアンタゴニスト治療の前にRA患者から得られた試料中のsolLTαβの量と比較して、LTアンタゴニストで治療された後のRA患者から得られた試料中のsolLTαβの量を決定し、治療前に得られた試料中のsolLTαβの量と比較して、治療後に得られた試料中のsolLTαβの量が多いか少ないかが、LTアンタゴニストでの治療に対する応答性の指標となり、
b)solLTαβの量の多いか少ないかに基づき、患者に投与されるLTアンタゴニストの量を調整する
ことを含む方法。
【請求項8】
RA患者に対するLTアンタゴニストでの治療を設計する方法において、
a)LTアンタゴニスト治療の前にRA患者から得られた試料中のsolLTαβの量と比較して、LTアンタゴニストで治療された後のRA患者から得られた試料中のsolLTαβの量を決定し、治療前に得られた試料中のsolLTαβの量と比較して、治療後に得られた試料中のsolLTαβの量が多いか少ないかが、LTアンタゴニストでの治療に対する応答性の指標となり、
b)solLTαβの量の多いか少ないかに基づき、RA患者に対するLTアンタゴニストでの治療を設計することを含み、ここで、設計が患者に投与されるLTアンタゴニストの量の調整を含む方法。
【請求項9】
患者における自己免疫疾患の予後を予測する方法において、
a)LTアンタゴニスト治療の前に患者から得られた試料中のsolLTαβの量と比較して、LTアンタゴニストで治療された後の患者から得られた試料中のsolLTαβの量を決定し、治療前に得られた試料中のsolLTαβの量と比較して、治療後に得られた試料中のsolLTαβの量が多いか少ないかが、疾患の予後の指標となり、
b)solLTαβの量の多いか少ないかに基づき、患者に投与されるLTアンタゴニストの量を調整する
ことを含む方法。
【請求項10】
リンホトキシン(LT)アンタゴニストでの治療に対する関節リウマチ(RA)の患者の応答性をモニターする方法において、
a)LTアンタゴニスト治療の前にRA患者から得られた試料中のsolLTαβの量と比較して、LTアンタゴニストで治療された後のRA患者から得られた試料中のsolLTαβの量を決定し、
b)工程(a)を繰り返すことを含み、
ここで、治療前に得られた試料中のsolLTαβの量と比較して、治療後に得られた試料中のsolLTαβの量の持続的変化が、LTアンタゴニストでの治療に対する応答性の指標となることを含む方法。
【請求項11】
LTアンタゴニストを用いたRA患者の治療を修正する方法において、
a)LTアンタゴニスト治療の前にRA患者から得られた試料中のsolLTαβの量と比較して、LTアンタゴニストで治療された後のRA患者から得られた試料中のsolLTαβの量を決定し、
b)工程(a)を繰り返し、治療前に得られた試料中のsolLTαβの量と比較して、治療後に得られた試料中のsolLTαβの量の持続的変化が、LTアンタゴニストでの治療に対する応答性の指標となり、
c)solLTαβの量の持続的変化に基づき、患者に投与されるLTアンタゴニストの量を調整する
ことを含む方法。
【請求項12】
患者における自己免疫疾患を診断又は予測する方法において、
LTアンタゴニスト治療の前に患者から得られた試料中のsolLTαβの量と比較して、LTアンタゴニストで治療された後の患者から得られた試料中のsolLTαβの量を決定し、
治療前に得られた試料中のsolLTαβの量と比較して、治療後に得られた試料中のsolLTαβの量が多いか少ないかが、患者における疾患の指標となる
ことを含む方法。
【請求項13】
自己免疫疾患に対してリスクのある患者を診断又は予測する方法において、
LTアンタゴニスト治療の前に患者から得られた試料中のsolLTαβの量と比較して、LTアンタゴニストで治療された後の患者から得られた試料中のsolLTαβの量を決定し、
治療前に得られた試料中のsolLTαβの量と比較して、治療後に得られた試料中のsolLTαβの量が多いか少ないかが、患者における疾患の指標となる
ことを含む方法。
【請求項14】
患者がリンホトキシン(LT)アンタゴニストで治療される請求項12又は13に記載の方法。
【請求項15】
可溶性LTαβ(solLTαβ)の量が10−500pg/mLの範囲にある請求項12又は13に記載の方法。
【請求項16】
可溶性LTαβ(solLTαβ)の量が、患者の血清中において約1−10000pg/mLの範囲にある請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
【請求項17】
可溶性LTαβ(solLTαβ)の量が、患者の血清中において約25−800pg/mLの範囲にある請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
【請求項18】
可溶性LTαβ(solLTαβ)の量が、患者の滑液又は組織中において20−400pg/mlの範囲にある請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
【請求項19】
可溶性LTαβ(solLTαβ)の量が、リンホトキシン(LT)アンタゴニストの第一の用量を投与した後、24時間、50日又は100日以内に測定される請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
【請求項20】
アンタゴニストが抗体又はイムノアドヘシンである請求項1から16のいずれか一項に記載の方法。
【請求項21】
アンタゴニストが抗体である請求項1から16のいずれか一項に記載の方法。
【請求項22】
抗体が、キメラ、ヒト化又はヒト抗体である請求項1から16のいずれか一項に記載の方法。
【請求項23】
抗体が抗リンホトキシンα(LTα)抗体である請求項18に記載の方法。
【請求項24】
アンタゴニストが細胞傷害剤にコンジュゲートされていない請求項1から16のいずれか一項に記載の方法。
【請求項25】
アンタゴニストが細胞傷害剤にコンジュゲートされている請求項1から16のいずれか一項に記載の方法。
【請求項26】
患者には関節リウマチ用の医薬が過去に投与されていない請求項1から16のいずれか一項に記載の方法。
【請求項27】
患者には、関節リウマチ用の少なくとも一種の医薬が過去に投与されている請求項1から16のいずれか一項に記載の方法。
【請求項28】
患者が、過去に投与された少なくとも一種の医薬には応答性ではない請求項25に記載の方法。
【請求項29】
過去に投与された医薬が、免疫抑制剤、サイトカインアンタゴニスト、インテグリンアンタゴニスト、コルチコステロイド、鎮痛剤、疾患修飾性抗リウマチ剤(DMARD)、又は非ステロイド性抗炎症剤(NSAID)である請求項26に記載の方法。
【請求項30】
リンホトキシンアンタゴニストが静脈的に投与される請求項1から16のいずれか一項に記載の方法。
【請求項31】
リンホトキシンアンタゴニストが皮下的に投与される請求項1から16のいずれか一項に記載の方法。
【請求項32】
リンホトキシンアンタゴニスト治療の少なくとも約3ヶ月後に、治療前のベースラインと比較して、骨又は軟部組織関節損傷の低減を測定する画像処理検査を付与し、投与されたリンホトキシンアンタゴニストの量が、関節損傷の低減を達成するのに効果的である請求項1から16のいずれか一項に記載の方法。
【請求項33】
検査が総修正Sharpスコアを測定する請求項30に記載の方法。
【請求項34】
リンホトキシンアンタゴニストが、RAを治療するための如何なる他の医薬もなしに投与される請求項1に記載の方法。
【請求項35】
リンホトキシンアンタゴニスト治療が、リンホトキシンアンタゴニストと共に、有効量の一又は複数の第二の医薬を投与することをさらに含み、ここでリンホトキシンアンタゴニストが第一の医薬である請求項1に記載の方法。
【請求項36】
第二の医薬が一種を越える医薬である請求項35に記載の方法。
【請求項37】
第二の医薬が、免疫抑制剤、疾患修飾性抗リウマチ剤(DMARD)、疼痛コントロール剤、インテグリンアンタゴニスト、非ステロイド性抗炎症剤(NSAID)、サイトカインアンタゴニスト、ビスホスホナート、又はそれらの組合せである請求項35に記載の方法。
【請求項38】
第二の医薬がDMARDである請求項37に記載の方法。
【請求項39】
DMARDが、オーラノフィン、クロロキン、D-ペニシラミン、注射用金、経口用金、ヒドロキシクロロキン、スルファサラジン、ミオクリシン、及びメトトレキセートからなる群から選択される請求項38に記載の方法。
【請求項40】
第二の医薬がNSAIDである請求項37に記載の方法。
【請求項41】
NSAIDが、フェンブフェン、ナプロシン、ジクロフェナク、エトドラク、インドメタシン、アスピリン及びイブプロフェンからなる群から選択される請求項40に記載の方法。
【請求項42】
免疫抑制剤が、エタネルセプト、インフリキシマブ、アダリムマブ、レフルノミド、アナキンラ、アザチオプリン、及びシクロホスファミドからなる群から選択される請求項37に記載の方法。
【請求項43】
第二の医薬が、抗アルファ4、エタネルセプト、インフリキシマブ、エタネルセプト、アダリムマブ、キナレット、エファリズマブ、オステオプロテジェリン(OPG)、NFκBリガンドの抗レセプター活性化因子(抗RANKL)、NFκB-Fcの抗レセプター活性化因子(RANK-Fc)、パミドロナート、アレンドロナート、アクトネル、ゾレンドロナート、クロドロナート、メトトレキセート、アザルフィジン、ヒドロキシクロロキン、ドキシサイクリン、レフルノミド、スルファサラジン(SSZ)、プレドニゾロン、インターロイキン-1レセプターアンタゴニスト、プレドニゾン、及びメチルプレドニゾロンからなる群から選択される請求項35に記載の方法。
【請求項44】
第二の医薬が、インフリキシマブ、インフリキシマブ/メトトレキセート(MTX)の組合せ、MTX、エタネルセプト、コルチコステロイド、シクロスポリンA、アザチオプリン、オーラノフィン、ヒドロキシクロロキン(HCQ)、プレドニゾロンとMTXとSSZの組合せ、MTXとSSZとHCQの組合せ、シクロホスファミドとアザチオプリンとHCQの組合せ、及びアダリムマブとMTXの組合せからなる群から選択される請求項35に記載の方法。
【請求項45】
コルチコステロイドが、プレドニゾン、プレドニゾロン、メチルプレドニゾロン、ヒドロコルチゾン、又はデキサメタゾンである請求項42に記載の方法。
【請求項46】
第二の医薬がMTXである請求項42に記載の方法。
【請求項47】
MTXが経口的又は非経口的に投与される請求項44に記載の方法。
【請求項48】
関節炎が、早期関節リウマチ又は初発関節リウマチである請求項1から16のいずれか一項に記載の方法。
【請求項49】
患者が一又は複数の抗腫瘍壊死因子(TNF)インヒビターに対して不十分な応答を示す請求項1から16のいずれか一項に記載の方法。
【請求項50】
可溶性リンホトキシンアルファ−ベータ(solLTαβ)の量が、リンホトキシン(LT)アンタゴニストの第一の用量を投与した後、24時間、50日又は100日内に測定される請求項1から16のいずれか一項に記載の方法。
【請求項51】
有効量のリンホトキシンアンタゴニストを患者に投与することにより患者を再治療することをさらに含み、再治療が、アンタゴニストの最初の投与の少なくとも約24週後に開始される請求項1から16のいずれか一項に記載の方法。
【請求項52】
各投与時に投与されるリンホトキシンアンタゴニストの量が、関節損傷の持続的又は維持された低減を達成するのに効果的である請求項49に記載の方法。
【請求項53】
さらなる再治療が、有効量のリンホトキシンアンタゴニストを用いて開始される請求項49に記載の方法。
【請求項54】
さらなる再治療が、アンタゴニストの第二回目の投与の少なくとも24週後に開始される請求項51に記載の方法。
【請求項55】
関節損傷が再治療後に低減されている請求項49に記載の方法。
【請求項56】
再治療後の検査時に、患者に臨床的改善が観察されない請求項49に記載の方法。
【請求項57】
患者における関節リウマチを治療する方法において、関節リウマチを治療するために患者に有効量のリンホトキシンアンタゴニストを最初に投与することを含み、患者からの試料がコントロール中のリンホトキシン(LT)の量よりも多い量のLTを含むならば、該より多い量はリンホトキシンアンタゴニスト治療に対する患者の応答性を示し、アンタゴニストの最初の投与から少なくとも約24週後に、患者に有効量のリンホトキシンアンタゴニストを投与することによって患者を再治療し、リンホトキシンアンタゴニストの最初の投与後の検査時には臨床的改善が患者に観察されない方法。
【請求項58】
検査用試料が、血清、滑膜組織、又は滑液である請求項55に記載の方法。
【請求項59】
インビボでのLTαβプロセシングをモニターする方法において、RAを患っている患者からの組織検体又は液体試料中のsolLTαβの存在を検出することを含む方法。
【請求項60】
可溶性LTアルファ−ベータ(solLTαβ)産生インヒビターを同定する方法において、
a)RAを患っており、検査用化合物が投与された検査被験者/患者からの検体におけるsolをLTαβの量を検出し;
b)該検査用化合物の不在下で産生されたコントロール量のsolLTαβとsolLTαβの検出された量を比較する
ことを含む方法。
【請求項61】
少なくとも一のLTαサブユニットと少なくとも一のLTβサブユニットを含む単離された可溶性LTであって、少なくとも一のLTβサブユニットが、米国特許第5661004号における配列番号:2のおよそアミノ酸95と膜貫通領域の末端との間のどこかで切断されている単離された可溶性LT。
【請求項62】
LTβ膜貫通領域の末端が、米国特許第5661004号における配列番号:2のおよそアミノ酸44にある請求項61に記載の単離された可溶性LT。
【請求項63】
関節リウマチ(RA)患者がリンホトキシン(LT)アンタゴニストでの治療に対して応答性であるかどうかを評価する方法において、未治療のRA患者におけるsolLTαβ量に対して、LTアンタゴニストで治療された患者から得られた生体液の試料中の、異なった量の可溶性LTアルファ-ベータ(solLTαβ)に基づき、RA患者の応答性を評価することを含み、異なった量が、LTアンタゴニストでの治療に対するRA患者の応答性の指標である方法。
【請求項64】
評価工程に対して、LTアンタゴニストで治療されたRA患者から得られた生体液の試料中の可溶性LTアルファ−ベータ(solLTab)の量を検査する工程が先行する請求項63に記載の方法。
【請求項65】
前記検査がsolLTabの量を決定するのに適した装置を使用して実施される請求項64に記載の方法。
【請求項66】
前記検査が、適切なプロセッサにより実行されるソフトウェアプログラムを使用して実施される請求項64に記載の方法。
【請求項67】
プログラムが、有形情報記録媒体に保存されたソフトウェアで実施に供される請求項66に記載の方法。
【請求項68】
有形情報記録媒体が、CD-ROM、フロッピーディスク、ハードドライブ、DVD、及びプロセッサに付随したメモリーからなる群から選択される請求項67に記載の方法。
【請求項69】
前記検査又は診断の結果を記録するレポートを作成する工程をさらに含む請求項64から68のいずれか一項に記載の方法。
【請求項70】
前記レポートが有形情報記録媒体に記録又は保存される請求項69に記載の方法。
【請求項71】
有形情報記録媒体が紙である請求項70に記載の方法。
【請求項72】
有形情報記録媒体が、CD-ROM、フロッピーディスク、ハードドライブ、DVD、及びプロセッサに関連したメモリーからなる群から選択される請求項70に記載の方法。
【請求項73】
利害関係者に前記診断の結果を連絡する工程をさらに含む請求項64から68のいずれか一項に記載の方法。
【請求項74】
利害関係者が患者又は主治医である請求項73に記載の方法。
【請求項75】
連絡が、書面、電子メール又は電話によりなされる請求項73に記載の方法。
【請求項76】
検査に基づいた結果及び/又は評価を含むレポートにおいて、
a)LTアンタゴニストで治療されたRA患者から得られた生体液の試料中の、可溶性LTアルファ−ベータ(solLTαβ)のレベルを検査し;
b)未治療の患者におけるsolLTabのレベルに対する、試料中の異なったレベルの可溶性LTアルファ−ベータ(solLTαβ)に基づき、LTアンタゴニストでの治療に対する患者の応答性を評価する
ことを含み、異なったレベルが、LTアンタゴニストでの治療に対するRA患者の応答性の指標であるレポート。
【請求項77】
検査に基づいた結果及び/又は評価を保存する有形情報記録媒体において、
a)LTアンタゴニストで治療されたRA患者から得られた生体液の試料中の、可溶性LTアルファ−ベータ(solLTαβ)のレベルを検査し;
b)未治療の患者におけるsolLTabのレベルに対する、試料中の異なったレベルの可溶性LTアルファ−ベータ(solLTαβ)に基づき、LTアンタゴニストでの治療に対する患者の応答性を評価する
ことを含み、異なったレベルが、LTアンタゴニストでの治療に対するRA患者の応答性の指標である媒体。

【図1A】
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【図1B】
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【図1C】
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【図1D】
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【図2A】
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【図2B】
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【図2C】
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【図2D】
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【図3】
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【図4A】
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【図4B】
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【図5】
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【図6A】
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【図6B】
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【図7A】
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【図7B】
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【図7C】
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【公表番号】特表2012−504245(P2012−504245A)
【公表日】平成24年2月16日(2012.2.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−529354(P2011−529354)
【出願日】平成21年9月29日(2009.9.29)
【国際出願番号】PCT/US2009/058797
【国際公開番号】WO2010/039714
【国際公開日】平成22年4月8日(2010.4.8)
【出願人】(509012625)ジェネンテック, インコーポレイテッド (357)
【Fターム(参考)】