説明

リーダライタ接続装置及びRFIDシステム

【課題】RFIDタグのリーダライタの追加が容易なリーダライタ接続装置及びRFIDシステムを提供することを課題とする。
【解決手段】リーダライタ接続装置10であって、対応付けられたリーダライタ11A及び11Bに固有のコマンド発行機能、リーダライタ11A及び11Bから読み出したタグ情報の解析機能、リーダライタ11A及び11Bとの通信機能を備えるプラグイン35と、プラグイン35に対するタグ情報の取得要求、又は、プラグイン35からのタグ情報の受信が可能なインタフェースを利用し、プラグイン35からタグ情報を受信する制御手段32と、を有することにより上記課題を解決する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、リーダライタ接続装置及びRFIDシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
RFIDシステムは無線通信を用いてRFIDタグからのタグ情報の読み出し及びRFIDタグへのタグ情報の書き込みを行うシステムである。RFIDタグは周波数やタグ情報の保管方法などの規格が様々である。なお、RFIDタグからのタグ情報の読み出し及びRFIDタグへのタグ情報の書き込みを行うリーダライタは機種ごとに対応する規格が決まっている。したがって、RFIDシステムでは使用するRFIDタグの規格に合わせてリーダライタを追加する必要がある。
【0003】
従来、RFIDシステムにリーダライタを接続する場合はアプリケーションをリーダライタ固有のロジックに対応させるため、アプリケーションプログラムをカスタマイズする方法と、ミドルウェアを用いる方法とが利用されていた。しかし、アプリケーションプログラムをカスタマイズする方法及びミドルウェアを用いる方法のどちらも、課題があることが知られていた(例えば特許文献1参照)。
【0004】
例えばRFIDタグのリーダライタを、接続したいアプリケーションをカスタマイズすることなく当該アプリケーションに使用可能に接続することを容易にする、RFIDタグのリーダライタのためのミドルウェアは、従来から知られている。
【0005】
上記したミドルウェアは、コンピュータを、各アプリケーションプログラムに対して共通のアプリケーションプログラムインタフェースを提供するWebサービス手段、リーダライタに関する情報を保持するデバイス管理手段、リーダライタに関する情報を取得するデバイス接続手段、各リーダライタに固有のインスタンスを、共通のリーダライタインタフェースクラスを基に生成するデバイス対応セット手段、各リーダライタに固有のロジックが記述されたリーダライタロジック手段として機能させるためのプログラムである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、上記したRFIDタグのリーダライタのためのミドルウェアは、共通のリーダライタインタフェースクラスを基にして生成された各リーダライタに固有のインスタンスと、各リーダライタに固有の予め定義されたロジックと、を用いて、少なくとも1つのアプリケーションプログラムと少なくとも1つのリーダライタとを連携するものである。
【0007】
このように、上記したRFIDタグのリーダライタのためのミドルウェアは接続したいアプリケーションをカスタマイズしない代わりに、ミドルウェアへのカスタマイズが煩雑となる。結果、上記したミドルウェアはRFIDタグのリーダライタの追加(拡張)が容易でないという問題があった。
【0008】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、RFIDタグのリーダライタの追加が容易なリーダライタ接続装置及びRFIDシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、本発明は、リーダライタに接続されるリーダライタ接続装置であって、対応付けられた前記リーダライタに固有のコマンド発行機能、前記リーダライタから読み出したタグ情報の解析機能、前記リーダライタとの通信機能を備えるプラグインと、前記プラグインに対するタグ情報の取得要求、又は、前記プラグインからのタグ情報の受信が可能なインタフェースを利用し、前記プラグインからタグ情報を受信する制御手段と、を有することを特徴とする。
【0010】
なお、本発明の構成要素、表現または構成要素の任意の組合せを、方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、データ構造などに適用したものも本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、RFIDタグのリーダライタの追加が容易なリーダライタ接続装置及びRFIDシステムを提供可能である。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】RFIDシステムの一例の構成図である。
【図2】PCの一例のハードウェア構成図である。
【図3】RFIDシステムの一例のブロック図である。
【図4】入力プラグインとプラットフォーム層との間のインタフェースの一例を表した説明図である。
【図5】プル型のリーダライタの拡張について説明する一例の説明図である。
【図6】プッシュ型のリーダライタの拡張について説明する一例の説明図である。
【図7】プル型の入力プラグインからタグ情報を取得する処理の一例のフローチャートである。
【図8】プッシュ型の入力プラグインからタグ情報を取得する処理の一例のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
【0014】
(構成図)
図1はRFIDシステムの一例の構成図である。図1のRFIDシステム1はリーダライタ接続装置10と1つ以上のリーダライタ11とが接続されている。なお、リーダライタ接続装置10とリーダライタ11とは、例えばTCP/IP、HTTP、RS232Cなど、様々な接続方式により接続されている。また、リーダライタ接続装置10とリーダライタ11とは有線/無線の何れで接続されてもよい。
【0015】
図2はPCの一例のハードウェア構成図である。リーダライタ接続装置10は、例えば図2に示すようなハードウェア構成のPC20により実現される。PC20はバス29で相互に接続されている入力装置21、出力装置22、記録媒体読取装置23、補助記憶装置24、主記憶装置25、演算処理装置26及びインタフェース装置27を含む。
【0016】
入力装置21はキーボードやマウス等である。入力装置21は各種信号を入力するために用いられる。出力装置22はディスプレイ装置等である。出力装置22は各種ウインドウやデータ等を表示するために用いられる。インタフェース装置27は、モデム,LANカード、RS232C等である。インタフェース装置27はインターネットやLANなどのネットワークやリーダライタ11に接続するために用いられる。リーダライタ接続装置10を実現するプログラムは、例えば記録媒体28の配布やネットワーク等からのダウンロードなどによって提供される。
【0017】
記録媒体28はCD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的,電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。
【0018】
プログラムを記録した記録媒体28が記録媒体読取装置23にセットされると、プログラムは記録媒体28から記録媒体読取装置23を介して補助記憶装置24にインストールされる。ネットワーク等からダウンロードされたプログラムはインタフェース装置27を介して補助記憶装置24にインストールされる。
【0019】
補助記憶装置24はプログラム、必要なファイル、データ等を格納する。主記憶装置25はプログラムの起動時に補助記憶装置24からプログラムを読み出して格納する。演算処理装置26は主記憶装置25に格納されたプログラムに従って各種処理を実現する。
【0020】
図3はRFIDシステムの一例のブロック図である。図3に示したRFIDシステム1はリーダライタ接続装置10とリーダライタ11A及び11Bとが接続されている。図3では一例として2つのリーダライタ11A及び11Bの例を示している。
【0021】
リーダライタ接続装置10はWebサービス層31とプラットフォーム層32と入力プラグイン35及び37とを有している。Webサービス層31は、ユーザとのやり取りを行う。プラットフォーム層32は、実際の処理を組み立てる。
【0022】
入力プラグイン(RW1入力プラグイン)35は所定フォルダ33のRW1入力プラグインフォルダ34に格納されている。入力プラグイン35はリーダライタ11の一例として(プル型)のリーダライタ(RW1)11Aと接続されている。入力プラグイン35はリーダライタ11Aとの通信、タグ情報の取得を行う。なお、図3では入力プラグイン35とリーダライタ11Aとの接続方式がTCP/IPの例を示している。
【0023】
入力プラグイン(ハンディ入力プラグイン)37は所定フォルダ33のハンディ入力プラグインフォルダ36に格納されている。入力プラグイン37はリーダライタ11の一例として(プッシュ型)のリーダライタ(ハンディRW)11Bと接続されている。入力プラグイン37はリーダライタ11Bとの通信、タグ情報の取得を行う。
【0024】
なお、リーダライタ11Bは入力プラグイン37と通信を行うための通信モジュール38を有する。図3では入力プラグイン35とリーダライタ11Bとの接続方式がHTTPである例を示している。
【0025】
また、リーダライタ接続装置10は入力プラグイン35、37の追加、削除の機能を有している。リーダライタ11Aは例えば出入り口やゲート等に設置される。リーダライタ11AはRFIDタグが読み取り可能範囲を追加した場合にタグ情報の読み出しを行う据え置き型であるとする。また、リーダライタ11Bは作業者(ユーザ)が手に持ってRFIDタグの側まで移動し、タグ情報の読み出しを行うハンディ型であるとする。
【0026】
入力プラグイン35は例えばリーダライタ11Aなど、機種ごとに対応し、リーダライタ11Aに対するコマンドの発行機能、リーダライタ11Aから取得/受信したタグ情報の解析機能、リーダライタ11Aとの通信機能を全て備えたモジュールである。
【0027】
入力プラグイン37は例えばリーダライタ11Bなど、機種ごとに対応し、リーダライタ11Bに対するコマンドの発行機能、リーダライタ11Bから取得/受信したタグ情報の解析機能、リーダライタ11Bとの通信機能を全て備えたモジュールである。
【0028】
入力プラグイン35、37とプラットフォーム層32とは、例えば図4に示したインタフェースにより通信を行う。図4は入力プラグインとプラットフォーム層との間のインタフェースの一例を表した説明図である。
【0029】
図4に示すように、入力プラグイン35、37とプラットフォーム層32とはRFIDタグのタグ情報の取得開始と、RFIDタグのタグ情報の取得終了と、RFIDタグのタグ情報の通知と、RFIDタグのタグ情報の一度のみの取得と、RFIDタグのタグ情報の取得に関するプロパティ情報の取得・設定とを行うインタフェースを有する。図4に示すインタフェースにより、入力プラグイン35、37はプラットフォーム層32との通信において、プル型又はプッシュ型の何れにも対応可能となる。
【0030】
例えば図3では一例としてプル型のリーダライタ11Aに対応する入力プラグイン35をDLLにより実装できる。また、プッシュ型のリーダライタ11Bに対応する入力プラグイン37はWebアプリケーションにより実装できる。
【0031】
本実施の形態のリーダライタ接続装置10は、リーダライタ11A又は11Bに固有のコマンドの発行機能、リーダライタ11A又は11Bから取得/受信したタグ情報の解析機能、リーダライタ11A又は11Bとの通信機能を、プラットフォーム層32から分離できる入力プラグイン35、37とすることで、新たなリーダライタ11の追加を容易にしている。
【0032】
以下では、入力プラグイン35及び37が備えられたリーダライタ接続装置10にプル型又はプッシュ型のリーダライタ11の拡張(追加)を行う例について説明する。
【0033】
図5はプル型のリーダライタの拡張について説明する一例の説明図である。プル型の拡張入力プラグイン40の追加は例えば拡張入力プラグイン40のモジュールをZip形式で圧縮した状態で行われる。拡張入力プラグイン40はリーダライタ接続装置10の稼働中に、Webサービス層31からプラットフォーム層32に送付される。
【0034】
プラットフォーム層32は送付された拡張入力プラグイン40を所定のフォルダ33の拡張入力プラグインフォルダ39に解凍して格納する。拡張入力プラグインフォルダ39は新規に作成される。拡張入力プラグイン40は拡張リーダライタ(拡張RW)11Cとの接続方式がRS232Cの例を示している。リーダライタ接続装置10から拡張入力プラグイン40を削除すると、拡張リーダライタ11Cはリーダライタ接続装置10で使用出来なくなる。
【0035】
図6はプッシュ型のリーダライタの拡張について説明する一例の説明図である。リーダライタ接続装置10へのプッシュ型の拡張入力プラグイン42の追加では拡張リーダライタ(拡張RW)11Dに、拡張入力プラグイン42と通信するための通信モジュール43を追加する。
【0036】
また、プッシュ型の拡張入力プラグイン42の追加は例えば拡張入力プラグイン42のモジュールをZip形式で圧縮した状態で行われる。拡張入力プラグイン42はリーダライタ接続装置10の稼働中に、Webサービス層31からプラットフォーム層32に送付される。
【0037】
プラットフォーム層32は送付された拡張入力プラグイン42を所定のフォルダ33の拡張入力プラグインフォルダ41に解凍して格納する。拡張入力プラグインフォルダ41は新規に作成される。拡張入力プラグイン42は拡張リーダライタ(拡張RW)11Dとの接続方式がHTTPの例を示している。
【0038】
リーダライタ接続装置10から拡張入力プラグイン42を削除すると、拡張リーダライタ11Dはリーダライタ接続装置10で使用出来なくなる。なお、拡張リーダライタ11Dの通信モジュール43は必要があれば削除する。なお、通信モジュール43は拡張入力プラグイン42と通信が行えれば既存のモジュールを使用してもよい。
【0039】
(処理手順)
図7はプル型の入力プラグインからタグ情報を取得する処理の一例のフローチャートである。プル型はリーダライタ接続装置10からのタグ情報の取得要求に応じてリーダライタ11AがRFIDタグからタグ情報を取得し、リーダライタ接続装置10に送付する方式である。すなわち、図7の例では入力プラグイン35がクライアント、リーダライタ11Aがサーバとして機能する。
【0040】
ステップS1において、Webサービス層31は、ユーザからタグ情報の取得開始要求を受け、プラットフォーム32にタグ情報の取得開始要求を送付する。ステップS2において、プラットフォーム層32は指定されたリーダライタ11Aの入力プラグイン35に対してタグ情報の取得要求を行う。
【0041】
ステップS3において、入力プラグイン35はリーダライタ11Aに対してタグ情報の取得要求を行う。このとき、入力プラグイン35はリーダライタ11Aに固有のコマンドの発行機能、リーダライタ11Aとの通信機能を使用してタグ情報の取得要求を行う。ステップS3の後、入力プラグイン35はステップS4において、プラットフォーム層32への通知タイミングまで待つ。
【0042】
入力プラグイン35からタグ情報の取得要求を受けたリーダライタ11AはステップS5においてタグ情報の取得を開始する。ステップS6においてリーダライタ11AはRFIDタグを検知すると、ステップS7の処理を行う。ステップS7においてリーダライタ11AはRFIDタグからタグ情報の読み出しを行う。リーダライタ11AはRFIDタグから読み出したタグ情報を入力プラグイン35に送付する。そして、ステップS8において、リーダライタ11Aは再度、RFIDタグを検知するまで待つ。なお、リーダライタ11AはステップS6においてRFIDタグを検知しなければ、ステップS8において再度、RFIDタグを検知するまで待つ。
【0043】
リーダライタ11Aからタグ情報を受信すると、入力プラグイン35はステップS9においてタグ情報を一時蓄積する。ステップS10において、プラットフォーム層32への通知タイミングになったか否かを判定する。入力プラグイン35はプラットフォーム層32への通知タイミングになるまでステップS4、S9及びS10の処理を繰り返す。
【0044】
入力プラグイン35はプラットフォーム層32への通知タイミングになると、一時蓄積したタグ情報をプラットフォーム層32へ送信する。ステップS11において、プラットフォーム層32は入力プラグイン35からタグ情報を受信する。このように、入力プラグイン35はリーダライタ11Aからタグ情報を受信すると、プラットフォーム層32への通知タイミングになるまでタグ情報を一時蓄積し、プラットフォーム層32への通知タイミングに合わせてタグ情報をプラットフォーム層32へ送信できる。
【0045】
また、プッシュ型の入力プラグイン37からタグ情報を取得する処理は例えば図8に示すようになる。図8はプッシュ型の入力プラグインからタグ情報を取得する処理の一例のフローチャートである。プッシュ型は任意のタイミングでリーダライタ11BがRFIDタグからタグ情報を取得し、リーダライタ接続装置10に送付する方式である。図8の例では入力プラグイン35がサーバ、リーダライタ11Aがクライアントとして機能する。
【0046】
ステップS21において、Webサービス層31は、ユーザからタグ情報の取得開始要求を受け、プラットフォーム32にタグ情報の取得開始要求を送付する。ステップS22において、プラットフォーム層32は指定されたリーダライタ11Bの入力プラグイン37に対してタグ情報の取得要求を行う。タグ情報の取得要求を受けた入力プラグイン37はステップS23において、リーダライタ11Bの通信モジュール38からのタグ情報の通知待ちを開始する。
【0047】
ステップS24において、リーダライタ11Bはユーザの操作によりタグ情報の取得を開始する。タグ情報の取得を開始したリーダライタ11BはステップS25においてRFIDタグを検知すると、ステップS26の処理を行う。ステップS26において、リーダライタ11BはRFIDタグからタグ情報の読み出しを行う。
【0048】
通信モジュール38はリーダライタ11BがRFIDタグから読み出したタグ情報を入力プラグイン37に送付する。そして、ステップS27において、リーダライタ11Bは再度、ユーザからタグ情報の取得開始要求を受けるまで待つ。リーダライタ11BはRFIDタグを検知しなければ、ステップS27において、再度、ユーザからタグ情報の取得開始要求を受けるまで待つ。
【0049】
通信モジュール38からタグ情報を受信すると、入力プラグイン37はステップS28においてタグ情報をプラットフォーム層32へ送信する。ステップS29において、プラットフォーム層32は入力プラグイン37からタグ情報を受信する。このように、入力プラグイン37は通信モジュール38からタグ情報を受信したタイミングに合わせてタグ情報をプラットフォーム層32へ送信できる。
【0050】
以上、本実施の形態によれば、リーダライタ11A又は11Bに固有のコマンドの発行機能、リーダライタ11A又は11Bから取得/受信したタグ情報の解析機能、リーダライタ11A又は11Bとの通信機能を、プラットフォーム層32から分離できる入力プラグイン35、37とし、プラットフォーム層32側で入力プラグイン35、37の管理を行う方式により、リーダライタ11C、11Dの拡張を容易に行うことができる。
【0051】
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。なお、特許請求の範囲に記載した制御手段はプラットフォーム層32に相当する。
【符号の説明】
【0052】
1 RFIDシステム
10 リーダライタ接続装置
11、11A−11D リーダライタ
21 入力装置
22 出力装置
23 記録媒体読取装置
24 補助記憶装置
25 主記憶装置
26 演算処理装置
27 インタフェース装置
28 記録媒体
29 バス
31 Webサービス層
32 プラットフォーム層
33 所定のフォルダ
34 RW1入力プラグインフォルダ
35、37 入力プラグイン
36 ハンディ入力プラグインフォルダ
38、43 通信モジュール
39、41 拡張入力プラグインフォルダ
40、42 拡張入力プラグイン
【先行技術文献】
【特許文献】
【0053】
【特許文献1】特開2008−158651号公報

【特許請求の範囲】
【請求項1】
リーダライタに接続されるリーダライタ接続装置であって、
対応付けられた前記リーダライタに固有のコマンド発行機能、前記リーダライタから読み出したタグ情報の解析機能、前記リーダライタとの通信機能を備えるプラグインと、
前記プラグインに対するタグ情報の取得要求、又は、前記プラグインからのタグ情報の受信が可能なインタフェースを利用し、前記プラグインからタグ情報を受信する制御手段と、
を有することを特徴とするリーダライタ接続装置。
【請求項2】
前記プラグインはプル型の前記リーダライタに対応付けられているとき、プル型の前記リーダライタのクライアントとして機能すること
を特徴とする請求項1記載のリーダライタ接続装置。
【請求項3】
前記プラグインはプッシュ型の前記リーダライタに対応付けられているとき、プッシュ型の前記リーダライタのサーバとして機能すること
を特徴とする請求項1又は2記載のリーダライタ接続装置。
【請求項4】
前記プラグインの追加により使用可能な前記リーダライタの機種を追加し、前記プラグインの削除により使用可能な前記リーダライタの機種から削除すること
を特徴とする請求項1乃至3何れか一項記載のリーダライタ接続装置。
【請求項5】
リーダライタと、前記リーダライタに接続されるリーダライタ接続装置とを有するRFIDシステムであって、
前記リーダライタ接続装置は、
対応付けられた前記リーダライタに固有のコマンド発行機能、前記リーダライタから読み出したタグ情報の解析機能、前記リーダライタとの通信機能を備えるプラグインと、
前記プラグインに対するタグ情報の取得要求、又は、前記プラグインからのタグ情報の受信が可能なインタフェースを利用し、前記プラグインからタグ情報を受信する制御手段と、
を有することを特徴とするRFIDシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2013−16109(P2013−16109A)
【公開日】平成25年1月24日(2013.1.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−150016(P2011−150016)
【出願日】平成23年7月6日(2011.7.6)
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】