説明

レクリエーション装置

【課題】2つのロープのループを同期して動かすこと。
【解決手段】レクリエーション装置は、人々を載せるための輸送手段(2)が周囲をまわり、この輸送手段(2)のためのロープ駆動部(5、12)を備えている、固定式の支持構造体(1)を有する。このロープ駆動部(5、12)は、1つの単一の閉じたループの搬送用ロープ(12)を有し、この搬送用ロープ(12)は、偏向用装置(14、16、17;18、19、20、23)により互いに交差し、輸送手段(2)に係合する2つのロープのループ(12a、12b)を形成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、人々のための輸送手段が周囲をまわり、この輸送手段のためのロープ駆動部を備えている、固定式の支持構造体を有するレクリエーション装置に関する。
【背景技術】
【0002】
このタイプのレクリエーション装置は、特許文献1から既知である。この文献では、モータにより駆動される2つのエンドレスの駆動用ロープにより複数の客室が駆動される。この実施形態の不都合な点は、2つの別々のロープのループが確実に同期して動くことが、非常に高度な技術的な努力を用いないと可能でないことである。なぜならば、駆動ディスクの直径又は周囲の長さの小さな違いでさえも2つのロープのループの異なる搬送速度の原因となりうるため、2つの駆動部を同じ回転速度で運転させることは十分ではないからである。
【特許文献1】EP A 459 789号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
したがって、本発明は、導入部で特定されている一般的なタイプのレクリエーション装置のための、2つのロープのループが同期して動くことが保障される駆動部を提供するという目的に基づいている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この目的は、偏向装置により交差されて、各々が輸送手段と係合する、2つのロープのループを形成する1つの単一の閉じたループの搬送用ロープを提供することにより一般的なレクリエーション装置で達成される。
【0005】
本発明は、唯一で単一の、支持構造体の周囲に位置し、2つのロープのループで輸送手段と接続されるエンドレスのロープを提供するので、2つのロープのループを同期させて動かすことは、自動的に保障される。
【0006】
2つのロープのループを輸送手段に接続するために2つの実施形態が好ましい。
一方の実施形態は、前記搬送ロープが摩擦でロックする接続により前記輸送手段に係合し、また、少なくとも1つのロック可能なプーリが、前記輸送手段に取り付けられ、前記搬送用ロープは、このプーリに支持されていることを特徴とする。この実施形態において、前記接続は、非常に単純である。なぜならば、この接続は、前記輸送手段の対応する接触領域、特に、この輸送手段の走行フレーム、に対してしっかりと支持される搬送用ロープにより発生される摩擦のみにより与えられるからである。
【0007】
他方の好ましい実施形態は、前記搬送用ロープが、着脱可能な複数のクランプを用いる輸送手段に接続されることを特徴とする。この実施形態により、前記着脱可能な複数のクランプに対して比較的高度な技術的な努力が必要とされるが、前記搬送用ロープと輸送手段との間のさらによりしっかりとした接続が保障される。
【0008】
偏向の方向と、前記ロープのための駆動部とに関して、本発明の実質的に2つの好ましい変形例がある。
これら2つの変形例は、前記偏向装置が、互いに同軸状になるように隣接して取り付けられている2つの駆動ディスクを有し、各々の場合に、前記偏向装置の以前の前記搬送用ロープが入る側と、この偏向装置の以後のこの搬送用ロープが出る側とに、互いに隣接して取り付けられている1対の偏向ローラを有している点で共通している。
【0009】
第1の変形例は、前記駆動ディスクが互いに反対方向に駆動され、また、前記複数の偏向ローラが軸を互いに平行にして取り付けられていることを特徴とする。
第2の変形例は、前記駆動ディスクが互いに同方向に駆動され、1対の偏向ローラは、これらの軸が同軸になるように取り付けられ、他方の対の偏向ローラは、これらの軸を互いに傾斜させて取り付けられ、案内装置が、前記他方の対の偏向ローラの領域に配置され、前記ロープのループが、前記案内装置と他方の対の偏向ローラとの間で交差することを特徴とする。
【0010】
本発明の他の好ましい実施形態は、残りの下位クレームの対象である。
本発明の他の有利な点と特徴とは、添付されている図面を参照した、本発明の好ましい実施形態の以下の説明からもたらされる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
図1は、「観覧車」とも称される、本発明に係るレクリエーション装置の斜視図を示している。このレクリエーション装置は、固定式の頑丈な支持構造体1を有し、この支持構造体1は、例えば、鉄筋コンクリートのリングとして完成され、このリングの周りを、複数の客室の形態の輸送手段2が回っている。支持構造体1の外面4は、底部に位置している入場及び退場領域3を例外として、円筒状である。しかし、この円筒からずれた形状でもよく、例えば、楕円形でもよい。入場及び退場領域3では、比較的長い水平な入口領域(詳細に図示されていない)を乗客のために与えるために、外面4は、まっすぐである。駆動部5が、この入場及び退場領域3の下に配置されており、実際には、見えないように機械室の中に配置されている。
【0012】
複数のレール6が、支持構造体1の周囲の外面4に複数の走行ローラ7と共に取り付けられており、これら走行ローラ7は、客室2の走行フレーム8に取り付けられ、前記レール上を転がる。個々の客室2は、互いに接続され、1つ以上の接続用ロープ9により、互いに規定された距離で保持されている。これら接続用ロープ9は、各客室2の走行フレーム8に複数のクランプ10により固定して接続されている。これら接続用ロープ9の代わりに他の接続手段を与えることも可能である。しかしながら、3つの接続用ロープ9を用いると好都合である。これは、客室2の間で非常に安定し確実な接続が行なわれるからである。
【0013】
図3は、また、走行フレーム8ごとに他の2対の走行ローラ11を示している。これら他の走行ローラ11は、構造体1の下の入場及び退場領域3で客室2がぶら下げられる時に、これら客室2を支持する役割をする。
【0014】
客室2には、乗降口が配置され、場合によっては、シートが設けられている、この乗降口は、客室が、支持構造体1の周りを回りながら回転すると、適当な装置により、常に水平に保たれる。
【0015】
客室2は、1つの単一の閉じたループのロープ12により駆動され、このロープ12は、2つのループ12a、12bの中で客室2の走行フレーム8の走行ローラ7を介して、客室2の両側に係合している。この実施形態において、走行ローラ7は、同時にフリクションローラの役割を果たし、2つのロープのループ12a、12bの同期した前進運動の結果として、摩擦力により走行ローラ7に推進力がかけられ、この推進力により、客室2は、前方へ動かされる。力の伝達の形態が選択された結果として、客室2は搬送用ロープ12の2つのロープのループ12a、12bの半分の速さで動く。
【0016】
図4に示されている実施形態において、走行ローラ7は、図3の実施形態における走行ローラとは、特に、合計で12個の走行ローラの形態である点で異なるデザインである。これら12個の走行ローラのうち、4対の走行ローラは、2本のレール6の一方の側に配置され、4つの個別のローラは、レールの対向する内側を転がる。走行ローラの数を負荷に応じて変化させることができる。
【0017】
図4は、またロープのループ12a、12bと、走行フレーム8との間の異なる形態の結合を示している。この実施形態において、ロープのループ12a、12bは、別々のフリクションホイール(すなわちプーリ)13に係合している。これらフリクションホイール13は、走行フレーム8に回転可能に取り付けられているが、通常の動作の為に、これらフリクションホイール13が回転しないように、ロックされることができる。ロープ12とフリクションホイール13との間の摩擦の結果として、客室は、ロープのループ12a、12bと同じ速さで搬送される。これらフリクションホイール13の回転可能な取付による機能は以下でさらに説明される。
【0018】
複数のモータ15により駆動される2つの駆動ディスク14が、図5で、本発明の第1の実施形態において詳細に見られるように、駆動部5の領域に設けられている。これら駆動ディスクは、同じ速さで互いに反対方向に回転している。これら2つの駆動ディスク14a、14bを同時に運転することは、制御に関連した手段により又は2つの駆動ディスクを機械的にカップリングすることにより得られる。これら駆動ディスク14a、14bの上方に、2対の偏向ローラ16a及び16bと、17a及び17bとが設けられている。これら偏向ローラの回転軸は、互いにずらされている。これら偏向ローラの回転軸がずらされて配置されている結果、2つのロープのループ12a、12bが駆動部5の領域で交差することができる。具体的には、図5の左から入っているロープのループ12aのロープは、偏向ローラ16aと、駆動ディスク14aとを回り、それから、偏向ローラ17bで案内され、ロープのループ12bで駆動部5から出ている。対照的に、左から入っているロープのループ12bのロープは、偏向ローラ16bを駆動ディスク14bへ案内され、偏向ローラ17aを動いて、ロープのループ12aで駆動部5を出ている。換言すれば、ロープ12は、駆動部5を介して、ロープのループ12aからロープのループ12bへ切替えられ、ロープのループ12bからロープのループ12aへ切替えられている。
【0019】
2つのロープのループ12a及び12bの完全に同期した動きは、これら2つのロープのループ12a及び12bが1つの単一の閉じたループのロープにより形成されている結果として保障され、この結果、客室2が傾かずに移動することが確実となり、走行フレーム8を支持構造体1のレール6で支持させるための努力が最小化できるだけではなく、走行フレーム及びレールの磨耗を可能な限り低く保つ。
【0020】
本発明に係るレクリエーション装置を組み立てた後、駆動部5を、最初にならし運転しなければならない。2つの駆動ディスク14a、14bは、正確に同じ直径と周囲の長さとを有するような正確さで製造されることは、不可能であるためこのならし運転は必要である。この正確に同じ直径と周囲の長さとは、唯一の単一の周囲を動くロープが用いられ、したがって、2つのロープのループ12a、12bは、同じ速さで駆動されなければならないために、必要とされる。
【0021】
ならし運転の工程により、2つの駆動ディスク14a及び14bの間の幾何学的な相違は、主に、駆動ディスク14a並びに/もしくは14bでの機械磨耗の結果として、なくなる。しかしながら、客室2がこのならし運転の工程で駆動される必要がないならば好都合である。図4の実施形態におけるフリクションホイール13が、始めは自由に回転可能なのは、この理由のためである。この結果、搬送用ロープ12は、客室2を動かすことなくこれらフリクションホイール13を通っていくことができる。フリクションホイール13はならし運転の工程が完了すると、ロックされるだけである。この結果、客室2は、ロープ12とフリクションホイール13との間の摩擦でロックされる接続の結果、このロープ12と同じ速さで動く。
【0022】
図面から見ることができるように、ロープ12は、走行ローラ7とフリクションローラ(すなわちフリクションホイール)13とを外側から支持し、その結果、張られた接続用ロープ9に加えて、張られたロープ12も客室の走行フレーム8をレール6にしっかりと押し付ける。しかしながら、入場及び退場領域3の始めのところで、ロープ12は、走行ローラ7とフリクションローラ13とから離れて動く。これは、ロープ12は、偏向ローラ16a、16bへ直接、搬送され、一方、レールを伴う案内用軌道4は、水平に続いているからである。この入場及び退場領域の終わりで、ロープ12と、走行ローラ7及びフリクションローラ13との間が再び接触するまで、客室2は、接続用ロープ9により駆動される。この接続用ロープ9により、客室2の走行フレーム8は、レール6に押圧されて維持され続ける。述べたように、走行ローラ11(図3)もしくは径方向に内側に位置している走行ローラ7の複数の対(図4)が、追加して設けられている。これら走行ローラ11もしくは走行ローラ7のこれら対は、ぶら下げられるゴンドラ2がレール6からはずれるのを防止する。
【0023】
フリクションローラ13(図4)又は走行ローラ(図3)の形態のロープ12と走行フレーム8との間の摩擦による接続の代わりに、ロープ12と走行フレーム8との間に他の形態の接続を設けることも基本的に可能である。例えば、脱着可能な複数の結合部材を走行フレームに設けることもでき、これら結合部材により、客室2は、入場及び退場領域3の始めのところで、ロープ12から取り外され、この入場及び退場領域3の終わりのところで再びロープ12に結合される。
【0024】
図7と図8とは、駆動部5の他の実施形態を示している。2つの駆動ディスク18a、18bがこの場合も設けられている。しかしながら、この実施形態において、これら駆動ディスク18a、18bは、同じ方向に回転し、シャフト21により互いにしっかりと接続されている。これら駆動ディスク18a、18bは、1つ又は2つのモータ22により駆動されている。2つのモータ22を用いると好ましい。一方のモータが故障した場合、故障したモータをシャフト21から切り離すことにより、場合によっては減少した出力で、このレクリエーション装置の運転は継続することができる。
【0025】
図7と図8とに示されている実施形態において、2つの同軸に配置されている偏向ローラ20a、20bが、出て行く側に設けられており、互いに近接して設けられているが、回転軸が互いに傾斜している2つの偏向ローラ19a、19bが、入る側に設けられている。加えて、案内装置23がこれら2つの偏向ローラ19a、19bの前の、入る側に設けられており、この案内装置23は、互いに同軸に取り付けられ、互いに反対に回転する2つのプーリ24a、24bを有している。この場合、2つのロープのループ12a、12bは、案内装置23と2つの偏向ローラ19a、19bとの間の領域で交差する。具体的には、図7及び図8の左から入るロープのループ12aのロープは、案内装置23の上側のプーリ24aを通って、偏向ローラ19bへ、そして、駆動ディスク18bに動き、それから、偏向ローラ20bで案内されて、ロープのループ12bで駆動部5から出る。対照的に、左から入るロープのループ12bのロープは、案内装置23の下側のプーリ24bを介してロープのループ12aのロープの下方で案内されて、偏向ローラ19a、駆動ディスク18a及び偏向ローラ20aを通って、ロープのループ12aで駆動ユニット5から出る。
【0026】
図7と図8とによる駆動部の実施形態は、図5と図6とによる駆動部の実施形態と比較すると、案内装置23を追加的に必要とするが、この実施形態は、シャフト21により与えられる機械的結合により2つの駆動ディスク18a、18bの同期的な駆動に関して、上で触れた好都合な点を有している。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明に係るレクリエーション装置の例示的な実施形態の斜視図である。
【図2】下方に駆動部が位置している、レクリエーション装置の入場及び退場領域の拡大図である。
【図3】客室への搬送用ロープの接続の第1実施形態を示している。
【図4】客室をレールで案内する、代わりの実施形態を示している。
【図5】レクリエーション装置の駆動部を拡大図で示している。
【図6】図5の駆動部の領域のロープの案内を示している。
【図7】駆動部の代替的な変形例を示している。
【図8】図7の駆動部の領域のロープの案内を示している。
【符号の説明】
【0028】
1…支持構造体(構造体)、 2…客室(輸送手段、ゴンドラ)、 3…入場及び退場領域、 4…外面(案内用軌道)、 5…駆動部(駆動ユニット)、 6…レール、 7…走行ローラ、 8…走行フレーム、 9…接続用ロープ、 10…クランプ、 11…走行ローラ、 12…ロープ(搬送用ロープ)、 12a…ループ(ロープのループ)、 12b…ループ(ロープのループ)、 13…フリクションホイール(フリクションローラ)、 14…駆動ディスク、 15…モータ、 16a…偏向ディスク、 16b…偏向ディスク、 17a…偏向ディスク、 17b…偏向ディスク、 18a…駆動ディスク、 18b…駆動ディスク、 19a…偏向ローラ、 19b…偏向ローラ、 20a…偏向ローラ、 20b…偏向ローラ、 21…シャフト、 22…モータ、 23…案内装置、 24a…プーリ、 24b…プーリ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
人々のための輸送手段(2)が周囲をまわり、この輸送手段のためのロープ駆動部(5、12)を備えている、固定式の支持構造体を有する(1)レクリエーション装置において、偏向装置(14、16、17;18、19、20、23)により交差されて、輸送手段(2)と係合する、2つのロープのループ(12a、12b)を形成する1つの単一の閉じたループの搬送用ロープ(12)が設けられていることを特徴とするレクリエーション装置。
【請求項2】
前記搬送用ロープ(12)は、摩擦で係合する接続(7、13)により前記輸送手段(2)に係合することを特徴とする請求項1に記載のレクリエーション装置。
【請求項3】
少なくとも1つのロック可能なプーリ(13)が、前記輸送手段に設けられ、前記搬送用ロープは、このプーリ(13)に支持されることを特徴とする請求項2に記載のレクリエーション装置。
【請求項4】
前記搬送用ロープ(12)は、着脱可能な複数のクランプを用いて、前記輸送手段に接続されることを特徴とする請求項2に記載のレクリエーション装置。
【請求項5】
前記輸送手段(2)は、接続手段(9)を用いて、互いに間隔を固定されて接続されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1に記載のレクリエーション装置。
【請求項6】
前記接続手段(9)は、前記輸送手段に固定されて接続される少なくとも1つのロープにより形成されることを特徴とする請求項5に記載のレクリエーション装置。
【請求項7】
前記輸送手段(2)は、複数の走行ローラ(7、11)により前記支持構造体(1)の複数のレール(2)を動くことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1に記載のレクリエーション装置。
【請求項8】
前記搬送用ロープ(12)は、前記走行ローラ(7)に支持され、この走行ローラ(7)を駆動することを特徴とする請求項2又は7に記載のレクリエーション装置。
【請求項9】
前記偏向装置(14、16、17;18、19、20、23)は、互いに同軸状となるように隣接して取り付けられている2つの駆動ディスク(14a、14b;18a、18b)と、この偏向装置(14、16、17;18、19、20、23)の以前で入る側で互いに隣接するように設けられている一対の偏向ローラ(16a、16b、19a、19b;17a、17b、20a、20b)と、この偏向装置(14、16、17;18、19、20、23)の以後で出る側で互いに隣接するように設けられている他方の対の偏向ローラとが設けられていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1に記載のレクリエーション装置。
【請求項10】
前記駆動ディスク(14a、14b)は、反対方向に駆動され、また、前記偏向ローラ(16a、16b;17a、17b)は、これら偏向ローラの軸が互いに平行にして取り付けられていることを特徴とする請求項9に記載のレクリエーション装置。
【請求項11】
前記駆動ディスク(14a、14b)が互いに同方向に駆動され、一対の前記偏向ローラ(20a、20b)は、これらの軸が同軸状になるように取り付けられ、他方の対の前記偏向ローラ(19a、19b)は、これらの軸を互いに傾斜させて取り付けられ、案内装置(23)が、前記他方の対の偏向ローラ(19a、19b)の領域に配置され、前記ロープのループ(12a、12b)が、前記案内装置(23)と他方の対の偏向ローラ(19a、19b)との間で交差することを特徴とする請求項9に記載のレクリエーション装置。
【請求項12】
前記案内装置(23)は、前記搬送用ロープ(12)の動きの方向で、前記他方の対の偏向ローラ(19a、19b)の以前に配置されていることを特徴とする請求項11に記載のレクリエーション装置。
【請求項13】
前記案内装置(23)は、2つの同軸状に取り付けられているプーリ(24a、24b)を有することを特徴とする請求項11又は12に記載のレクリエーション装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate


【公開番号】特開2007−144164(P2007−144164A)
【公開日】平成19年6月14日(2007.6.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−314068(P2006−314068)
【出願日】平成18年11月21日(2006.11.21)
【出願人】(505343882)インノワ・パテント・ゲーエムベーハー (7)