説明

レトロフィット用遮断器の挿抜機構

【課題】簡単な構成で換装工事における挿抜作業を行うことができるレトロフィット用遮断器の挿抜機構を提供する。
【解決手段】ハンドルレバー16に対してスライド板17を一段手前にスライドすると、スライド板17の先端の突起17aが軸受13の凹部13aから離脱し、この状態で、ハンドルレバー16を下方に向かって反時計方向へ回転させると、円板形状の挿抜レバー12とともに挿抜シャフト10が回転する。スライド板17を更に手前にスライドすることでピン18と挿抜レバー12の切欠き12aとの係合を解除し、ハンドルレバー16を上方に向かって時計方向へ回転操作してピン18を次の切欠き12bと係合させる。この操作をレトロフィット用遮断器1が挿入完了位置に達するまで繰り返す。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、レトロフィット用遮断器の挿抜機構に関する。
【背景技術】
【0002】
既設の老朽化した引出形遮断器を別形式の新しい遮断器に換装する手段として、新遮断器は引出形でかつ旧遮断器に比べて小型であることを条件に、旧遮断器の本体を抜き取り、その引出枠を含む配電盤側のパーツをそのまま利用して、新遮断器に旧遮断器の引出枠に対応する挿抜ユニットを取り付け、旧遮断器の引出枠を含む配電盤側に大幅な改造を加えることなく換装する方法が、例えば特許文献1にレトロフィット用遮断器として提案されている。
【0003】
このレトロフィット用遮断器の挿抜機能は換装作業時のみ使用され、通常の引出操作には新遮断器の引出装置が使われるので、この挿抜機能としては換装時の一度、それも挿入だけでもその目的は達せられるが、後日、挿抜ユニットごと別の遮断器と差し替えることもあるなど、抜き取ることを可能にしておきたいとの要望もある。
【0004】
しかし、その目的からみて挿抜ユニットの挿抜回数は多くても数回と考えられ、この挿抜の機構は、セーフティートリップ機能(遮断器本体をOFFにしなければ挿抜できないとともに挿抜中にONになることを防止する機能)を持たないので、安易に操作できないように、故意に手間が掛かるようにしておいた方がよいと考えられる。
【0005】
例えば、特許文献2に記載のように、旧遮断器としては、遮断器本体を引き出すことができる引出形遮断器であって、遮断器本体に設けられた引出シャフトとともに回転するレバーの腕にローラが設けられ、このローラが引出枠の溝にはめ込まれて垂直溝の右縁及び左縁と係合可能であるようなものが使用されていた。
【0006】
新遮断器に換装する際には、旧遮断器の引出枠に設けられた既設のレールに対応して、新遮断器の挿抜ユニットに、前後に移動させるための車輪を設ける。更に、旧遮断器の奥に位置しかつ引出操作によって回転する引出シャフトと、この引出シャフトの両端に設けられたレバー及びこれにそれぞれ装着されたローラと同様のものを、新遮断器の挿抜ユニット上の同じ位置に配置し、このローラを旧遮断器の引出枠の側面に設けられた既設の垂直溝に係合させ、それを梃子に新遮断器を搭載した挿抜ユニットを挿抜するための機構を設ける。
この発明は、この挿抜機構にあって、手動で挿抜シャフトを回転させる手段に関するものである。
【0007】
【特許文献1】特開2006−94605号公報
【特許文献2】特開昭50−43443号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
挿入に関して述べると、新遮断器を搭載した挿抜ユニットを既設のレールに沿って引出枠の奥へ移動させ、垂直溝にローラを係合させて挿入するためには、挿抜シャフトを180度以上回転させる必要がある。
更に、挿抜には大きな操作力を要し、このままでは手動操作ができないので、一つの手段として、ハンドルレバーを長くし、レバー比で操作力を軽減させる方法がある。
また、構造上もこの挿抜シャフトは挿抜ユニットの奥に位置し、これを前面から操作するために長いハンドルレバーは有効である。
【0009】
しかし、これを一気に180度以上回転させることはスペースの関係で不可能である。
これを可能にするために操作を何回にも分けて、例えば45度刻みに行う方法がある。その一般的で具体的な手段としてラチェット機構がある。すなわち、挿抜シャフトにラチェットギアを設け、ハンドルレバーに送り爪を取り付け、ハンドルレバーの反復運動によってギアを介して挿抜シャフトを回転させる。
この方式は回転方向が一方向であれば簡単であるが、挿抜は往復運動であるため、「挿入」から「抜出」にするとき、あるいは「抜出」から「挿入」にするとき、ラチェットの送り方向を何らかの方法で逆にする必要があり、構造が複雑にならざるを得ないという問題があった。
【0010】
したがって、この発明は、簡単な構成で換装工事における挿抜作業を行うことができるレトロフィット用遮断器の挿抜機構を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記の問題を解決するために、請求項1の発明は、配電盤に設置されている既設の引出形遮断器の遮断器本体と換装するレトロフィット用遮断器の挿抜機構であって、挿抜シャフトと、挿抜シャフトの両端に固着された挿抜レバーと、これらの挿抜レバーにそれぞれ装着されたローラとを有し、挿抜シャフトを回転することにより、ローラが既設遮断器の引出枠に形成された垂直溝を押圧することでレトロフィット用遮断器に装着された車輪が引出枠に設けられたレール上を転がり、レトロフィット用遮断器が挿抜されるものにおいて、一方の挿抜レバーを円板形状に形成するとともにその外周に複数の切欠きを設け、一端が挿抜シャフトに回転可能に支持されたハンドルレバーと、ハンドルレバーに装着されかつハンドルレバーの長手方向に沿ってスライド可能に保持されたスライド板と、スライド板の一端に設けられかつ複数の切欠きのそれぞれに係合可能なピンとを備え、ピンを複数の切欠きに順次着脱しつつハンドルレバーをポンピング操作することにより円板形状の挿抜レバーを介して挿抜シャフトを回転させてレトロフィット用遮断器の挿抜を行うようにしたこととしている。
【0012】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、スライド板の先端に設けられた突起と、該突起が係合する挿抜シャフトの軸受の外縁に設けられた凹部とから構成されるロック手段を備え、レトロフィット用遮断器の挿入位置及び抜出位置においてハンドルレバーをロックし得るようにしたこととしている。
【発明の効果】
【0013】
請求項1の発明は、挿抜作業のための複雑な構造の装置が不要で、かつ、簡単に挿抜作業ができるという効果を奏する。
【0014】
請求項2の発明は、スライド板の先端に設けられた突起と、この突起が係合する挿抜シャフトの軸受の外縁に設けられた凹部とから構成されるロック手段を備えているため、挿入位置及び抜出位置においてハンドルレバーをロックすることができ、不用意に挿抜シャフトを回転させることがない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、図面に基づいてこの発明の実施の形態を説明する。
前述のように、換装時の挿抜操作は、遮断器としての引出操作とは異なり、多少の手間は容認され、逆に安全面からは安易に挿抜できない方がよいと考えられる。
図1〜3は、この発明の一実施の形態によるレトロフィット用遮断器の構成を示す側面図である。図1は、レトロフィット用遮断器1を既設遮断器の引出枠2のレール9に載せた状態、図2は、レトロフィット用遮断器1を挿入開始位置(又は抜出位置)に移動させた状態、図3は、レトロフィット用遮断器1を既設遮断器の引出枠2に取り付けた後の状態をそれぞれ示す。
図4は、図3の平面図である。
図5〜9は、図1〜4に示すレトロフィット用遮断器1を構成する、挿抜機構の挿入動作を示す模式図である。図5は、挿抜機構が挿入開始位置(又は抜出位置)にてロックされている状態、図6は、挿入開始位置(又は抜出位置)にてロックを解除した状態、図7は、ハンドルレバーを1回操作して挿抜レバーをほぼ45度回転させた状態、図8は、スライド板を引いて挿抜レバーとの係合を解除した状態、図9は、挿抜機構が挿入完了位置にてロックされている状態をそれぞれ示す。
【0016】
図1〜4において、1はレトロフィット用遮断器で、詳細は図示されていないが遮断器本体、引出枠及び遮断器本体を引出枠内で移動させる引出操作装置を有する三相用の新遮断器と、この新遮断器を既設遮断器の引出枠2に挿入又は引出枠2から抜出するための挿抜機構から主に構成されている。
引出枠2には絶縁物を介してそれぞれ電源側及び負荷側に対応する上側及び下側の枠端子4が取り付けられ、各枠端子4の導体接続端には既設のブスバー5が接続されている。
また、レトロフィット用遮断器1には、新遮断器を引出枠2に取り付けるときに図1〜4における右方向へ移動させるための車輪3及び新遮断器の枠端子6にアタッチメント端子7を介して取り付けられているブリッジ形の接触子装置8が設けられている。
なお、アタッチメント端子7は、接触子装置8の位置を枠端子4の接触端と対向させるために設けられている。
【0017】
10は挿抜シャフトで、レトロフィット用遮断器1の背面側において全幅員にわたって設けられる。
挿抜シャフト10の両端部は、それぞれレトロフィット用遮断器1側の軸受13によって回転可能に支持され、挿抜シャフト10の両端部に挿抜レバー11及び12がそれぞれ一体に装着されている。
挿抜レバー11及び12には、それぞれ図示しないローラ軸が設けられ、これらのローラ軸にそれぞれローラ14が回転自在に装着されている。
各ローラ14は既設遮断器の引出枠2に形成された垂直溝15b内に沿って動くようにはめ込まれる。
【0018】
図5に示されるように、挿抜レバー11及び12のうち、遮断器正面から見て右側の挿抜レバー12は、ほぼ円板形状を有し、円板の外周に後述するスライド板17の先端のピン18が係合する切欠き12a、12b、12c、12d及び12eがそれぞれ形成されている。切欠き12aは、挿入開始位置又は抜出位置に、切欠き12eは、挿入完了位置に対応するようにそれぞれ配置され、残りの切欠き12b、12c及び12dは、切欠き12aと12eとの間にハンドルレバー16の操作可能回転角度に相当する角度毎に配置されている。
ハンドルレバー16は、挿抜レバー12と軸受13との間に位置し、その一端が挿抜シャフト10に回転可能に支持され、手動にて回転操作することにより挿抜シャフト10を回転せしめてレトロフィット用遮断器1の挿抜操作を行うためのものである。
【0019】
ハンドルレバー16に装着されたスライド板17は、ハンドルレバー16の長手方向に沿ってスライド可能に保持され、図示されていないばねにより、常時挿抜レバー12及び軸受13の方向に付勢されている。
スライド板17の一端に、挿抜レバー12の切欠き12a、12b、12c、12d及び12eに係合可能なピン18が設けられている。
ピン18が切欠き12a、12b、12c、12d及び12eのいずれかに係合している状態では、ハンドルレバー16を操作することによって挿抜シャフト10の回転が可能である。
ハンドルレバー16を操作可能回転角の端まで回転させた後は、スライド板17を手前にスライドさせることにより、ピン18と切欠き12a、12b、12c、12d及び12eとの係合を外し、ハンドルレバー16を回転させてピン18を次の切欠き12a、12b、12c、12d及び12eに係合させることができる。
【0020】
この方法では、ピン18が切欠き12a、12b、12c、12d及び12eのいずれかに係合していれば、どちらの方向へも挿抜シャフト10を回転させることができる。
挿入開始位置又は抜出位置に対応する切欠き12aと挿入完了位置に対応する切欠き12eは、他の切欠き12b、12c及び12dよりも深く形成されており、これにより切欠き12a及び12eにピン18が係合する際のスライド板17の移動量を大きくし、最終的にスライド板17の先端の突起17aが軸受13に形成されている凹部13a及び13bに係合するように構成されている。
つまり、この二つの位置(挿入開始位置及び挿入完了位置)のみハンドルレバー16は軸受13を介してロックされることになり、容易に挿抜シャフト10が回転しないようにしている。
【0021】
次に、このような挿抜機構を有するレトロフィット用遮断器1を既設遮断器の引出枠2に取り付けるときの動作について説明する。
まず、図1に示されるように、レトロフィット用遮断器1の車輪3をレール9に載せて右方向に移動させると、図2に示すように、レトロフィット用遮断器1の挿抜レバー11及び12にそれぞれ装着されたローラ14が引出枠2の対応する垂直溝15bに接触する。
図2に示される挿入開始位置から図3に示される挿入完了位置まで遮断器1を挿入するには、ハンドルレバー16によるポンピング操作を行う。
ポンピング操作は、ハンドルレバー16の上下動作により円板形状の挿抜レバー12を反時計方向に回転させ、ローラ14が垂直溝15bの縁部を押圧して移動することでレトロフィット用遮断器1を図3に示される挿入完了位置にまで挿入するものである。
【0022】
挿抜機構が挿入開始位置にてロックされている状態を示す図5において、スライド板17に装着されたピン18は、円板形状の挿抜レバー12の切欠き12aにはまり込んでおり、更にスライド板17の先端の突起17aは軸受13に設けられた凹部13aにはまり込んでいるので、ハンドルレバー16はロックされた状態になっている。
【0023】
この状態からハンドルレバー16に対してスライド板17を一段手前にスライドすると、図6に示されるように、スライド板17の先端の突起17aが軸受13に設けられた凹部13aから離脱するので、ハンドルレバー16のロックは解除される。
なお、この状態では、スライド板17に装着されたピン18は、まだ円板形状の挿抜レバー12の切欠き12aに係合しているので、ハンドルレバー16を操作することによって円板形状の挿抜レバー12を回転させることは可能である。
【0024】
図6に示す状態からハンドルレバー16を下方に向かって反時計方向へほぼ45度回転させると、円板形状の挿抜レバー12とともに挿抜シャフト10が回転して、図7に示す状態になる。
【0025】
次に、図8に示されるように、スライド板17を更に手前にスライドすることでピン18と挿抜レバー12の切欠き12aとの係合を解除し、ハンドルレバー16を上方に向かって時計方向へほぼ45度回転操作してピン18を次の切欠き12bと係合させる。
上述の操作をレトロフィット用遮断器1が挿入完了位置に達するまで繰り返す(ポンピング操作)。
【0026】
レトロフィット用遮断器1が挿入完了位置に達すると、ハンドルレバー16に装着されたスライド板17は、図示されていないばねによって軸受13の方向に付勢されているので、図9に示されるように、ピン18が切欠き12eにはまり込むとともにスライド板17の先端の突起17aが軸受13に設けられた凹部13bにはまり込み、ハンドルレバー16は挿入完了位置にてロックされた状態となる。
【0027】
配電盤からレトロフィット用遮断器1を抜き取る場合は、レトロフィット用遮断器1がOFFであることを確認した後、挿入時とは逆のハンドルレバー16によるポンピング操作を行って挿抜レバー12を時計方向に回転させると、各ローラ14が既設遮断器の引出枠2の垂直溝15bより脱出し、図2に示される抜出位置に移動する。
この状態で、レール9に沿って車輪3を転がすことにより、レトロフィット用遮断器1を既設遮断器の引出枠2の外に抜き取ることができる。
なお、上述した作業は、レトロフィット用遮断器1の挿入時及び抜出時のみ行い、通常の引出操作は新遮断器に装備された引出装置によって行う。
【0028】
以上説明した実施の形態では、レトロフィット用遮断器1として引出形の新遮断器を用いたが、新遮断器の枠端子6に相当する端子を備えているものであれば、引出形でなくてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】この発明の一実施の形態によるレトロフィット用遮断器を既設遮断器の引出枠のレールに載せた状態を示す側面図である。
【図2】レトロフィット用遮断器を挿入開始位置に移動させた状態を示す側面図である。
【図3】レトロフィット用遮断器を既設遮断器の引出枠に取り付けた後の状態を示す側面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】挿入開始位置にてロックされている状態の挿抜機構を示す模式図である。
【図6】挿入開始位置にてロックを解除した状態の挿抜機構を示す模式図である。
【図7】ハンドルレバーを操作して挿抜レバーを回転させた状態の挿抜機構を示す模式図である。
【図8】スライド板をスライドさせて挿抜レバーとの係合を解除した状態の挿抜機構を示す模式図である。
【図9】挿抜機構が挿入完了位置にてロックされている状態の挿抜機構を示す模式図である。
【符号の説明】
【0030】
1 レトロフィット用遮断器
2 既設遮断器の引出枠
3 車輪
4 枠端子
5 ブスバー
6 新遮断器の枠端子
7 アタッチメント端子
8 接触子装置
9 レール
10 挿抜シャフト
11 挿抜レバー
12 円板形状の挿抜レバー
12a,12b,12c,12d,12e 切欠き
13 軸受
13a,13b 凹部
14 ローラ
15 溝
15a 水平溝
15b 垂直溝
16 ハンドルレバー
17 スライド板
17a 突起
18 ピン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
配電盤に設置されている既設の引出形遮断器の遮断器本体と換装するレトロフィット用遮断器の挿抜機構であって、
挿抜シャフトと、
前記挿抜シャフトの両端に固着された挿抜レバーと、
これらの挿抜レバーにそれぞれ装着されたローラと
を有し、前記挿抜シャフトを回転することにより、前記ローラが前記既設遮断器の引出枠に形成された垂直溝を押圧することで前記レトロフィット用遮断器に装着された車輪が前記引出枠に設けられたレール上を転がり、前記レトロフィット用遮断器が挿抜されるものにおいて、
一方の前記挿抜レバーを円板形状に形成するとともにその外周に複数の切欠きを設け、
一端が前記挿抜シャフトに回転可能に支持されたハンドルレバーと、
前記ハンドルレバーに装着されかつハンドルレバーの長手方向に沿ってスライド可能に保持されたスライド板と、
前記スライド板の一端に設けられかつ前記複数の切欠きのそれぞれに係合可能なピンと
を備え、
前記ピンを前記複数の切欠きに順次着脱しつつ前記ハンドルレバーをポンピング操作することにより前記円板形状の挿抜レバーを介して前記挿抜シャフトを回転させて前記レトロフィット用遮断器の挿抜を行うようにしたことを特徴とするレトロフィット用遮断器の挿抜機構。
【請求項2】
前記スライド板の先端に設けられた突起と、該突起が係合する前記挿抜シャフトの軸受の外縁に設けられた凹部とから構成されるロック手段を備え、
前記レトロフィット用遮断器の挿入位置及び抜出位置において前記ハンドルレバーをロックし得るようにしたことを特徴とする請求項1に記載のレトロフィット用遮断器の挿抜機構。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2009−141986(P2009−141986A)
【公開日】平成21年6月25日(2009.6.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−312219(P2007−312219)
【出願日】平成19年12月3日(2007.12.3)
【出願人】(000180966)寺崎電気産業株式会社 (30)
【Fターム(参考)】