説明

レーザー照射を用いた生体組織の処理装置

目標組織上に注がれるパルス処理照射を発生する処理装置1を備える生体組織、特に生活組織の処理装置であって、一実施形態においては、前記処理照射よりも低エネルギーかつ短パルス時間の目標組織に注がれるパルス測定照射を発生する測定レーザー装置2,3と、前記測定照射により誘起される圧力トランジェントを測定する検出装置(4)と、組織変化について評価された圧力トランジェントに依存して前記処理照射を制御する制御装置6とをさらに備え、前記処理照射を制御する調節又は制御アルゴリズムが前記圧力トランジェントから形成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、レーザー照射を用いた生体組織、特に生活組織の処理装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
特に網膜疾患の場合の眼底への治療上のレーザー適用が網膜における光凝固術に利用されることは公知である。パルス処理照射が緑波長領域であるレーザーは主に光凝固術における処理レーザーとして用いられる。この照射は眼底層において特に強く吸収される。固体レーザー、例えば波長532nmの周波数逓倍Nd:YAGレーザーは頻繁に使用される。514nmのアルゴンイオンレーザーも頻繁に用いられる。この場合に用いられるレーザービームは目標組織を50〜500μmの大きさにする。レーザー出力レベルは数百mWに及び、50ms〜500msの照射時間が用いられる。糖尿病性網膜症の場合には、網膜黄斑の切除とともに、数百の広い領域を1000を超える凝固箇所に処理する汎網膜光凝固が用いられる。また、光凝固は網膜円孔及び網膜剥離に用いられる。この場合、網膜損傷の周辺領域において、網膜と目の背面とが瘢痕化により接合される。
【0003】
従来、投薬のためには、経験値に基づいて処理パラメータが設定されていた。しかしながら、眼内の色素沈着が異なるため、光凝固操作において生じる温度は上下に大きく変動する。
【0004】
特許文献1は、レーザー照射を用いた生体組織、特に眼底での処理における温度測定を開示している。この場合、パルス処理照射の各パルス間に、処理照射におけるよりも短パルス時間かつ低エネルギーレベルの追加照射パルスが目標組織上に注がれる。この場合に生じる組織膨張及び収縮現象は、検出可能な双極性圧力波を発生する。これらの測定された圧力トランジェントは、照射処理間の対応温度を確認するために、Grueneisen校正曲線及び校正温度の助けを借りて用いられる。
【0005】
完全な自動化オンライン及びコンピュータ制御モードの治療の間における光学特性の変化態様に関する特に確認された特性曲線との比較によってさらなる処理工程を制御するために、目標組織の光学特性の測定値として目標組織に生じた圧力トランジェントを用いることも公知である(例えば特許文献2参照。)。
【0006】
しかしながら、光凝固においては、目標組織の初期変性で組織特性が変化し、これにより、測定照射により誘起された圧力振幅にも影響が及ぼされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】欧州特許出願公開第1279385A1号
【特許文献2】独国特許出願公開第19916653A1号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の目的は、処理照射の制御を改良する本明細書の冒頭に記載された種類の態様を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の生体組織、特に生活組織の処理装置は、目標組織上に注がれるパルスレーザー照射を発生する処理装置(1)と、前記目標組織から生じる圧力振幅(圧力トランジェント)を検出する検出装置(4)と、前記検出装置(4)により検出された圧力振幅を評価する評価装置(5)と、前記評価された圧力振幅に依存して前記処理照射を制御する制御装置(6)とを備え、前記評価装置(5)は、前記目標組織において組織変化を生じない第1時間Δtに続く第2時間Δtにおいて、組織変化、特に組織凝固に対して適合され、第2時間Δt内で測定された圧力振幅の平均変化f(t)の関数am(t)からの偏差を決定し、前記偏差が所定の値に達する時間tの時点を決定し、前記決定された時間tの時点に依存して、第2時間Δtに続く第3時間Δtに対する処理照射パラメータを予め決定し、前記m(t)は、前記第1時間Δtの間に測定された圧力振幅の平均時間変化の公知な曲線特性を表し、aは、Δtの終了で適合操作の適合条件f(t)=am(t)から決定されることを特徴としている。
【0010】
本発明によれば、この目的は請求項1の態様を備えた装置により達成される。
【0011】
本発明においては、装置には、目標組織へ注ぐパルス処理照射、好ましくはレーザー照射の発生装置が備えられる。目標組織から生じる圧力振幅を検出する検出装置も備えられる。これらの圧力振幅は、少なくとも100Hzの周波数の処理照射により誘起される。目標組織に注がれる追加パルス測定照射を発生する、処理照射の場合よりも低エネルギーかつ短パルス時間の測定レーザー装置を追加的に提供することも可能である。この場合、検出装置は、測定照射により誘起され、目標組織から生じる圧力振幅を検出するのに好適である。検出装置により検出された圧力振幅を評価する評価装置、及び、評価された圧力振幅に依存して処理照射を制御する制御装置も備えられる。
【0012】
処理照射、特にレーザー照射による目標組織の処理においては、目標組織における第1加熱時間Δtの間に、組織に変化は生じない。この第1時間の期間は例えば20〜50msとすることができる。
【0013】
処理照射による処理の間においては、欧州特許出願公開第1279385号により公知なように、追加パルスレーザー照射とともに照射が実行されることが好ましい。この場合に生じる圧力振幅は、関数f(t)にしたがって期間Δtの間に平均して時間tを増加する。
【0014】
関数m(t)は、組織に変化のない組織加熱相の間における平均圧力振幅の時間的変化の基礎的な曲線特性を表している。関数m(t)は公知であり(Jochen Handulla及びRalf Brinkmann著、「Nicht-invasive Echtzeit-Temperaturbestimmung w▲a▼hrend Laserbehandlungen an der Netzhaut des Auges: Photonic」2007年2月、第42〜46ページ)、誤差関数に基づいている。これは短時間で異なる簡単な関数と良好に近似することができる。関数m(t)は評価装置のメモリ又は評価装置に連結されたメモリ内に保存することができる。
【0015】
式(f(t)=am(t))における適合ファクタaは、測定以前には知られておらず、一般に各照射位置ごとに異なっている。適合ファクタaはプローブレーザーエネルギー及び照射される領域の色素沈着に依存し、眼内の音の伝播、網膜での音響インピーダンスジャンプ、音響トランスデューサー形状及び感度、シグナル増幅等と同等である。
【0016】
各照射位置においては、時間Δtにおいて測定された圧力振幅の平均変化f(t)は、適合条件f(t)=am(t)にしたがって、この場合に生じる適合ファクタaと適合する。したがって、関数am(t)は、第1時間に続く時間領域Δt内で得られる。
【0017】
Δtにおいては、時間tにおける各時点で、測定された圧力振幅における平均変化を表す現在一般的な測定データ関数f(t)と関数am(t)との関係が形成される。測定データノイズによって、現在一般的な測定データ関数f(t)の平均値(例えば10測定値の平均値)は、関数am(t)に、例えばV(t)=f(t)/[am(t)]として好都合に関連する。
【0018】
組織、特に組織凝固の変化に対しては、現在の測定値f(t)における関数からの所定の偏差Vが第1時間に続く第2時間Δtにおいて生じる(例えば20%すなわちV=0.8)ように評価装置が設計されている。本発明によれば、このような時間Δtの間のかなり大きな偏差は、組織変化が以前に短時間で生じたことを示している。以前の照射の継続は、さらに深刻な組織損傷を確実に発生させてしまう。
【0019】
特に、照射が継続された場合における組織変性の実行速度は、検出偏差Vが生じる(すなわちV(t)=V)時間tiの時点から推定される。第2時間に続く第3時間Δtの処理照射の照射パラメータは時間tの時点からもたらされる。これらは以前に経験的に得られたデータから供給される。この経験的に確認されたデータは評価装置のメモリ又は評価装置に連結されたメモリ内に保存される。
【0020】
処理照射を制御するための制御回路は、処理照射の各パルスの時間及び/又は出力を制御するよう適合されている。一定に維持された照射出力をともなうΔtの時間は、時間t又はΔtの時点から決定され、例えばΔtの時間がΔtの時間に比例して選択される。Δtが短ければ短い程、対応するΔtも短くなる。
【0021】
評価装置は、関数m(t)の対応メモリ及び特に第3時間における処理照射の制御に要求される経験的に確認されたデータを備えたコンピュータ制御評価装置の形態であることが好ましい。これは、適用される処理時間に対するデータ及び/又は処理照射に対する適用される出力を含む。本発明は、処理照射の制御のための測定圧力トランジェントを用いることもできる。特に温度に対する校正又は標準化あるいは他の参照値を必要とはしない。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明の装置の一実施形態を示す図である。
【図2】図1の実施形態の操作モードを説明する曲線を示すグラフである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
以下、図面を参照して本発明をより詳細に説明する。
模式的なブロック回路図の形態の図1は処理装置の一実施形態を示している。これは、緑波長領域における、例えば532nmの波長のパルス処理照射を出射する処理レーザーを備えた処理レーザー装置1を含む。この目的のために、例えば周波数逓倍Nd:YAGレーザーが用いられる。514nmの波長のパルス処理照射を出射するアルゴンイオンレーザーも好適である。目標組織上に投射される処理ビームのスポットサイズは10μm〜1000μmとすることができる。各照射パルスの照射時間は30ms〜50ms又はそれよりも長くすることができる。レーザー出力は、30mW〜1000mWで実施されるように各処理にしたがって選択される。
【0024】
図示された装置にはさらに2つの測定レーザー装置2及び3が含まれる。測定レーザー装置2は、緑波長領域における、例えば532nmの波長のパルス測定レーザー照射を出射する測定レーザーを含む。この測定レーザー照射は、光学カプラー7により処理レーザー照射のビーム経路内で合流される。第2測定レーザー装置3は、赤外領域における、例えば1064nmの波長のパルス測定照射を出射する測定レーザーを含む。この測定照射は、光学カプラー8により処理照射のビーム経路内で合流される。2つの測定レーザーのパルスエネルギーは、処理照射のものよりも顕著に小さく、一般的には数μJである。パルス時間も少なくとも100回までの処理照射のものよりも少ない。
【0025】
既に前記したように、測定レーザー装置2及び3の2つの測定照射は処理レーザー装置1から光ファイバを通過する処理照射経路内で光学カプラー7及び8により合流される。処理照射及び測定照射は、通常の光ファイバ10によりスリットランプ光学手段9内に通され、そこから眼底、例えば目11の網膜に向けられる。これにより、処理照射及び2つの測定照射が同一スポットで網膜の目標組織上に投射される。しかしながら、完全に分離したビーム経路及び目の異なるスポット直径に対しても同様に用いることができる。
【0026】
2つの測定照射により投射された圧力波は検出装置4により検出及び測定される。検出装置4はコンタクトレンズにより角膜上に適合される。欧州特許出願公開第1279385A1号には、使用可能な様々な検出装置が記載されている。
【0027】
2つの測定レーザー装置に代えて、1つの測定レーザー装置だけを用いることもできる。また、2つ以上の測定レーザー装置を用いることもできる。
【0028】
測定レーザー装置を用いず、すなわち処理レーザー照射1のみでの操作も可能である。この場合、処理照射の周波数は、評価可能な圧力振幅が検出装置4により検出されるように選択される。この場合、処理照射の周波数は少なくとも100Hzである。次いで、目標組織において照射により投射された圧力振幅は、その評価のために検出装置4により検出される。
【0029】
検出装置4により測定された圧力振幅(圧力トランジェント)は評価装置5に通され、後述されるように評価される。次いで、処理レーザー装置、特に処理レーザーの制御は、評価にしたがって制御装置6により実施される。
【0030】
評価装置5及び制御装置6の両者はコンピュータ制御モードで操作され、コンピュータ15内で実行される。
【0031】
図2においては、2つの測定照射により誘起された圧力振幅の変更例が秒単位の時間tに対して示されている。熱電膨張の温度依存性によって、各測定レーザー及び処理レーザーの一定のパルスエネルギーをそれぞれ有する緑波長領域において誘起された圧力トランジェント及び赤外波長領域において誘起された圧力トランジェントの両者に対して圧力振幅が上昇している。組織凝固を誘発する処理レーザー出力、例えば180mWのレーザー出力を用いた場合に、未だ光凝固を生じていない第1時間Δt内で誘起圧力トランジェント13及び14の両者に対する実質的に同一な圧力上昇が生じている。圧力トランジェント13は緑誘起圧力トランジェントであり、圧力トランジェント14は赤外誘起圧力トランジェントである。
【0032】
凝固の開始においては、緑誘起圧力振幅の変化は平坦であり、一方、赤外誘起圧力振幅は上昇し続けている。この2つの圧力曲線における異なる変化は、赤外測定照射が緑測定照射よりも基底層内に深く浸透することに起因するものである。網膜色素上皮に強く吸収される緑光線に対しては、目標組織内への吸収を低減する網膜及び網膜色素上皮において進行中の凝固とともに散乱が増加する。赤外においては、この効果も生じるが、高波長のため脆弱化される。しかしながら、低減された光子の平均経路長に起因して、脈絡膜において全体が増加される吸収によって過補償される。組織の光凝固の開始は、相転移無しに圧力変化及び期待された圧力形態からの偏差を引き起こす。この挙動は、可能な限り単純なアルゴリズムを有する関数am(t)が第1時間Δtの間の測定データにおける現在の測定データ圧力変化に適合される本発明によって利用される。曲線12は、処理照射を制御するためにも利用される関数を表している。第1時間Δtは、照射組織に変化がない程度に短くなるように選択される。この時間は、例えば20〜50msとすることができる。
【0033】
第1時間Δtにおいて測定レーザー照射により誘起された圧力トランジェントに対する測定データにおける平均変化f(t)は、適合条件f(t)=am(t)にしたがって可能な限り単純なアルゴリズムに適合される。これは複合イメージングアルゴリズムを用いてもよいことが認識されるであろう。現在の測定データ関数f(t)及びam(t)の変化は、各目標組織での処理照射の間に確認される。
【0034】
第1時間に続く第2時間Δtにおいては、例えば緑誘起圧力トランジェントの平均測定値f(t)と符号12で図2に示された関数am(t)との関係Vが、それぞれの時点で形成されている。時間tの時点における関係VがV=1とは異なり、予期された関係値、例えば20%(0.2)よりも大きい場合に、第2時間Δtが終了する。
【0035】
時間tの時点で開始する第3時間Δtにおいては、以前に経験的に確認されたデータを利用することもできる。これは、特に第3時間Δtの期間を計算するためのデータ或いは予め選択された凝固強度のための処理照射の出力変更データを含む。
【0036】
例えば一定に維持された処理照射出力をともなう第3時間における照射時間は、第2時間Δtの期間又は時間tの時点に比例するように選択される。
【0037】
適合条件に用いられる関数m(t)はコンピュータ15のメモリに保存される。関数m(t)は、照射位置での温度関数である圧力振幅の増加が二次多項式に対する良好な近似として記載された態様に基づいている。処理照射にともなう温度上昇の時間についての進展は、熱拡散評価に対する解決策としての誤差関数から理論的に得られる(Jochen Kandulla及びRalf Brinkmann著、「Nicht-invasive Echtzeit-Temperaturbestimmung w▲a▼hrend Laserbehandlungen an der Netzhaut des Auges: Photonic」2007年2月、第42〜46ページ)。
【符号の説明】
【0038】
1 処理レーザー装置
2 測定レーザー装置
3 測定レーザー装置
4 検出装置
5 評価装置
6 制御装置
7 カプラー光学手段
8 カプラー光学手段
9 スリットランプ装置
10 光ファイバ
11 目
12 適合関数
13 緑誘起圧力トランジェント
14 赤外誘起圧力トランジェント
15 コンピュータ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
目標組織上に注がれるパルスレーザー照射を発生する処理装置(1)と、
前記目標組織から生じる圧力振幅(圧力トランジェント)を検出する検出装置(4)と、
前記検出装置(4)により検出された圧力振幅を評価する評価装置(5)と、
前記評価された圧力振幅に依存して前記処理照射を制御する制御装置(6)とを備え、
前記評価装置(5)は、前記目標組織において組織変化を生じない第1時間Δtに続く第2時間Δtにおいて、組織変化、特に組織凝固に対して適合され、
第2時間Δt内で測定された圧力振幅の平均変化f(t)の関数a*m(t)からの偏差を決定し、
前記偏差が所定の値に達する時間tの時点を決定し、
前記決定された時間tの時点に依存して、第2時間Δtに続く第3時間Δtに対する処理照射パラメータを予め決定し、
前記m(t)は、前記第1時間Δtの間に測定された圧力振幅の平均時間変化の公知な曲線特性を表し、aは、Δtの終了で適合操作の適合条件f(t)=am(t)から決定されることを特徴とする生体組織、特に生活組織の処理装置。
【請求項2】
前記制御回路(6)は、前記処理照射の各パルスの時間及び/又は出力を制御するよう適合されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記評価装置(5)は、関数f(t)の曲線変化m(t)が保存される、メモリを備え、または、メモリに連結されていることを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
【請求項4】
前記評価装置(5)は、第3時間Δtにおける処理パラメータを予め決めるために経験的に確認されたデータが保存される、メモリを備え、または、メモリに連結されていることを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
【請求項5】
一定に維持された前記処理照射の出力をともなう第3時間Δtにおける照射時間は、第2時間Δtの期間に比例することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の装置。
【請求項6】
前記処理装置(1)に加え、前記処理照射の場合よりも低エネルギーかつ短パルス時間の目標組織に注がれる追加パルス測定照射を発生する測定レーザー装置(2,3)を備え、前記検出装置(4)は、前記処理照射により誘起され、前記目標組織から生じる圧力振幅を検出するよう適合されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の装置。
【請求項7】
前記検出装置(4)は、前記処理照射により誘起され、前記目標組織から生じる圧力振幅を検出するよう適合されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の装置。
【請求項8】
前記処理装置の周波数は少なくとも100Hzであることを特徴とする請求項7に記載の装置。
【請求項9】
眼底、特に網膜色素上皮において光凝固を実行する形態であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の装置。

【図1】
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【図2】
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【公表番号】特表2012−501769(P2012−501769A)
【公表日】平成24年1月26日(2012.1.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−526406(P2011−526406)
【出願日】平成21年9月9日(2009.9.9)
【国際出願番号】PCT/EP2009/006552
【国際公開番号】WO2010/028822
【国際公開日】平成22年3月18日(2010.3.18)
【出願人】(511063457)メディズィニシェス レーザーゼントラン リューベック ゲーエムベーハー (1)
【Fターム(参考)】