ローカット下着のバスト位置立体ホルダー
【課題】良好な支持効果を得ることができるとともに、立体的なバスト形状を際立たせることのできるローカット下着のバスト位置立体ホルダーを提供する。
【解決手段】ホルダー本体1がU型ホルダーであり、当該ホルダー本体1の素材構造が幅広偏平形状の線材であり、前記ホルダー本体1における2つの立設部分1b,1cの線材表面2,3がいずれも垂直軸に対し外側に一定角度捩じられ、当該2つの立設部分1b,1cの線材表面2,3が水平面に対して反時計回りに15〜85°の角度を成すよう構成され、且つ、捩じり開始位置がU型の半円形下部における最大半径部の位置であり、前記2つの立設部分1b,1cの捩じられた線材表面2,3が外側に凸のアーチ形構造を呈しており、その外側に凸の最大弧度部分は、U型ホルダーの底部中心点から5〜50mm離間している。
【解決手段】ホルダー本体1がU型ホルダーであり、当該ホルダー本体1の素材構造が幅広偏平形状の線材であり、前記ホルダー本体1における2つの立設部分1b,1cの線材表面2,3がいずれも垂直軸に対し外側に一定角度捩じられ、当該2つの立設部分1b,1cの線材表面2,3が水平面に対して反時計回りに15〜85°の角度を成すよう構成され、且つ、捩じり開始位置がU型の半円形下部における最大半径部の位置であり、前記2つの立設部分1b,1cの捩じられた線材表面2,3が外側に凸のアーチ形構造を呈しており、その外側に凸の最大弧度部分は、U型ホルダーの底部中心点から5〜50mm離間している。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、着衣補助部材としてのローカット(胸元の大きく開いた)下着におけるバスト位置立体ホルダーに関し、特に、ブラジャー、レオタード等に内蔵されるカップ支持部材に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、下着の着用によって乳房を効果的に保持及び支持するとともに、胸部の輪郭形状をより強調できるよう、カップ内に支持部材を配置する他、胸の谷間形状を際立たせることのできるローカット下着やブラジャーが設計されてきた。この種のローカット下着又はブラジャーは、バスト位置部分に、胸の谷間を強調するためのホルダーを配置する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来技術では、両カップに半円形の支持ワイヤを設けてバスト位置を決定していたが、着衣との調和及び女性らしく美しい胸の谷間ラインを作る点において十分とはいえなかった。
【0004】
本発明は、確実な支持効果を有するとともに、常に立体的なバスト形状を際立たせ、快適に着用でき、どのような着衣とも調和がとれ、且つ美観に影響しないローカット下着のバスト位置立体ホルダーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記課題を解決するために、本発明は、ホルダー本体がU型ホルダーであり、当該ホルダー本体の素材構造が幅広偏平形状の線材であり、前記ホルダー本体における2つの立設部分の線材表面がいずれも垂直軸に対し外側に一定角度捩じられ、当該2つの立設部分の線材表面が水平面に対して反時計回りに15〜85°の角度を成すよう構成され、且つ、捩じり開始位置がU型の半円形下部における最大半径部の位置であり、前記2つの立設部分の捩じられた線材表面が外側に凸のアーチ形構造を呈しており、その外側に凸の最大弧度部分は、U型ホルダーの底部中心点から5〜50mm離間していることを特徴とするローカット下着のバスト位置立体ホルダーを提供する。
【0006】
本発明において、前記2つの立設部分の捩られた線材表面の外側に凸の最大弧度部分とU型ホルダーの底部中心点との離間距離、および、前記2つの立設部分の線材表面の水平面に対する反時計回りの角度は、前記離間距離が5mmに設定され前記角度が15度に設定される場合、前記離間距離が20mmであって前記角度が30度に設定される場合、前記離間距離が40mmであって前記角度が60度に設定される場合、前記離間距離が50mmであって前記角度が85度に設定される場合が挙げられる。
【0007】
また、前記バスト位置立体ホルダーを構成する幅広偏平形状の線材としては、ステンレス線材、ポリエステルプラスチック又は樹脂プラスチック線材、シリコンゴム線材又はナイロン線材が挙げられる。
【0008】
また、前記バスト位置立体ホルダーを構成する幅広偏平形状の線材の断面形状としては、楕円形や台形が挙げられる。
【発明の効果】
【0009】
本発明の構造は簡単であり、本発明をローカットのブラジャー又は下着におけるバスト位置に挿入した場合、前記2つの立設部分の線材表面がカップ形状と調和し、ぴったりと胸の谷間部分の乳房側面にフィットして、良好な支持効果を得られる。また、デザインに合わせてバスト位置の高さを調節し、胸の谷間部分の立体形状を際立たせることができる。更に、ローカット下着の着用による美観効果だけでなく、着用時の快適性も保証される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】図1は、本発明の実施例1におけるホルダー本体の平面構造を示す図である。
【図2】図2は、図1のホルダー本体の右視図である。
【図3】図3は、図1のホルダー本体の俯瞰図である。
【図4】図4は、図1のホルダー本体の立体構造を示す図である。
【図5】図5は、図1のホルダー本体のA−A断面図である。
【図6】図6は、図1のB方向から見たホルダー本体の端面傾斜角度を示す図である。
【図7】図7は、図1のホルダー本体のC−C断面部の傾斜角度を示す図である。
【図8】図8は、本発明の実施例2におけるホルダー本体の平面構造を示す図である。
【図9】図9は、図8のホルダー本体の右視図である。
【図10】図10は、図8のホルダー本体のA1−A1断面図である。
【図11】図11は、図8のB1方向から見たホルダー本体の端面傾斜角度を示す図である。
【図12】図12は、図8のホルダー本体のC1−C1断面部の傾斜角度を示す図である。
【図13】図13は、本発明の実施例3におけるホルダー本体の平面構造を示す図である。
【図14】図14は、図13のホルダー本体の右視図である。
【図15】図15は、図13のホルダー本体のA2−A2断面図である。
【図16】図16は、図13のB2方向から見たホルダー本体の端面傾斜角度を示す図である。
【図17】図17は、図13のホルダー本体のC2−C2断面部の傾斜角度を示す図である。
【図18】図18は、本発明の実施例4におけるホルダー本体の構造を示す図である。
【図19】図19は、図18のホルダー本体の右視図である。
【図20】図20は、図18のホルダー本体のA3−A3断面図である。
【図21】図21は、図18のB3方向から見たホルダー本体の端面傾斜角度を示す図である。
【図22】図22は、図18のホルダー本体のC3−C3断面部の傾斜角度を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面を参照して、本発明を更に説明する。
【0012】
本発明の実施形態に係るバスト位置立体ホルダー(以下、ホルダー本体ともいう)1は、図1、図2、図3、図4、図5、図6及び図7等に示すように構成される。本発明の目的を達成するために、ホルダー本体1はU型ホルダーであり、当該ホルダー本体1の素材構造は扁平状の線材である。前記ホルダー本体1における2つの立設部分の線材表面2,3は、いずれも垂直軸に対し外側に一定角度捩じられている。前記立設部分の線材表面2,3の捩じり開始位置は、U型の半円形下部における最大半径部fである。当該2つの立設部分の線材表面2,3は、水平面に対して、反時計回りに15°〜85°(15度以上85度以下)の角度を成すよう構成されているのが好ましい。なお、図1において右側の立設部分の線材表面3は、U型の半円形下部側からみて反時計回りに捩られている。一方、図1において左側の立設部分の線材表面2は、U型の半円形下部と反対側すなわち上側からみて反時計回りに捩られている。前記2つの立設部分の捩じられた線材表面2,3は、外側(前方)に凸のアーチ形構造を呈している。この線材表面2,3の外側に凸の最大弧度部分は、U型ホルダー底部の中心点から5〜50mm(5mm以上50mm以下)離間しているのが好ましい。
【0013】
より詳細には、このバスト位置立体ホルダー1は、その下側部分を構成する略半円弧状の半円形部分1aと、この半円形部分1aの左右両端部からそれぞれ上方に延びる2つの立設部分1b,1cとからなる。前記半円形部分1aは、平板状であって、図2に示すように、使用時に略垂直方向に延びる姿勢になる。前記各立設部分1b,1cは、前記半円形部分1aとの接続部分である半円形部分1aの最大半径部(半円形部分1aの右側部分と左側部分とが左右方向に互いに最も離れている部位)fを基点として、この基点から上方に延びる軸回りに捩られている。これにより、前記各立設部分1b,1cは、上方に向かうに従って左右外側に湾曲している。また、前記各立設部分1b,1cの断面は、図7に示すように、左右外側に向かうに従って前記半円形部分1aの延長平面Pから離間する方向(バスト位置立体ホルダー1がローカット下着に設けられた状態での前方)に傾斜している。さらに、各立設部分1b,1cは、前記半円形部分1aの延長平面Pからこの延長平面Pと直交する方向(前方)に張り出すように湾曲して凸のアーチ形状を形成している。そして、前記各立設部分1b,1cの半円形部分1aの延長平面Pに対する傾斜角度が、15°〜85°(15度以上85度以下)に設定されているのが好ましく、前記各立設部分1b,1cと前記半円形部分1aの延長平面Pとの最大離間距離が5〜50mm(5mm以上50mm以下)に設定されているのが好ましい。
【0014】
このような構造のバスト位置立体ホルダー1は良好な平滑形状を有しており、着用においても非常に快適である。実施例1において、前記ホルダー本体1を構成する幅広偏平形状の線材はステンレス材料であって、その断面形状は長方形である。
【0015】
本発明において、前記の一定角度捩じる設計は、主としてホルダー本体について従来技術の改良を実現するためのものであり、ホルダー本体1の上部の延伸を実現した。本発明をカップに挿入した場合、2つの立設部分1b,1cが互いに反対向きに捩じれているので、平面部分がカップ形状にフィットし、乳房外側に向かう胸の谷間に対して更にぴったりと作用し、胸の谷間の立体的なアウトラインを際立たせることができる。本発明は、サイズの大きいカップに比較的適している。
【0016】
図1、図2、図3、図4、図5、図6及び図7に示す実施例1では、図2、図5、図6及び図7に示すように、2つの立設部分1b,1cの線材表面2,3が、いずれも垂直軸に対して一定角度捩じられている。また、2つの立設部分1b,1cの捩じられた線材表面2,3は外側に凸のアーチ形構造を呈している。
【0017】
前記U型の半円形下部の最低点位置におけるA−A断面図(図5)に示すように、幅広偏平形状の線材のA−A断面図における平面は垂直である。また、前記立設部分1b,1cの線材表面3を図1におけるB方向から見ると、線材表面3の端面は、前記半円形部分1aが水平面上を延びるように配置された場合に、水平面すなわち半円形部分1aの延長平面Pに対し15°の角度を成している(図6)。前記ホルダー本体1の2つの立設部分1b,1cの線材表面2,3は、いずれも垂直軸に対し外側に一定角度捩じられているため、図7から明らかなように、C−C断面部において、立設部分1cの線材表面3は水平面に対し半円形部分1aと反対側からみて時計回りに15°の角度を成す。
【0018】
図2は、2つの立設部分1b,1cの捩じられた線材表面2,3における外側に凸のアーチ形構造を示した図である。この実施例1では、前記2つの立設部分1b,1cの捩じられた線材表面2,3における外側に凸のアーチ形構造の最大弧度部分と、U型ホルダー底部の中心点との距離Hは5mmである。すなわち、前記2つの立設部分1b,1cと前記半円形部分1aの延長平面Pとの最大離間距離Hは5mmである。
【0019】
実施例2は、図8、図9、図10、図11及び図12に示すように構成される。本実施例2では、ホルダー本体1における2つの立設部分1b,1cの線材表面21,31が、いずれも垂直軸に対し外側に一定角度捩じられている。当該2つの立設部分1b,1cの線材表面21,31は、前記半円形部分1aが水平面上を延びるように配置された場合に、水平面すなわち半円形部分1aの延長平面Pに対して反時計回りに30°の角度を成すよう構成されている。これら線材表面21,31の捩じり開始位置はU型の半円形下部における最大半径部である。前記2つの立設部分1b,1cの捩じられた線材表面21,31は、外側に凸のアーチ形構造を呈しており、その外側に凸の最大弧度部分とU型ホルダー底部の中心点との距離Hは、20mmである。すなわち、前記2つの立設部分1b,1cと前記半円形部分1aの延長平面Pとの最大離間距離Hは20mmである。
【0020】
図10、図11及び図12から明らかなように、幅広偏平形状の線材のA1−A1断面図(図10)における平面は垂直である。また、立設部分1cの線材表面31を図8におけるB1方向から見ると、線材表面31の端面は水平面に対し30°の角度を成している(図11)。前記ホルダー本体1の2つの立設部分1b,1cの線材表面21,31は、いずれも垂直軸に対し外側に一定角度捩じられているため、図12から明らかなように、C1−C1断面部において、立設部分1cの線材表面31は水平面に対し反時計回りに30°の角度を成す。
【0021】
本実施例2において、前記ホルダー本体1を構成する幅広偏平形状の線材はポリエステルプラスチック又は樹脂プラスチックの線材である。この種の材料は可塑性を有し、着用時の快適性が保証される。
【0022】
本実施例2におけるその他の部分は実施例1と全く同じである。
【0023】
実施例3は、図13,図14,図15,図16及び図17に示されるように構成される。本実施例3では、ホルダー本体1における2つの立設部分1b,1cの線材表面22,32は、いずれも垂直軸に対し外側に一定角度捩じられている。当該2つの立設部分1b,1cの線材表面22,32は、前記半円形部分1aが水平面上を延びるように配置された場合に、水平面すなわち半円形部分1aの延長平面Pに対して反時計回りに60°の角度を成すよう構成されている。これら線材表面22,33の、捩じり開始位置はU型の半円形下部における最大半径部である。前記2つの立設部分1b,1cの捩じられた線材表面22,32は、外側に凸のアーチ形構造を呈しており、その外側に凸の最大弧度部分とU型ホルダー底部の中心点との距離Hは、40mmである。すなわち、前記2つの立設部分1b,1cと前記半円形部分1aの延長平面Pとの最大離間距離Hは40mmである。
【0024】
図15、図16及び図17から明らかなように、幅広偏平形状の線材のA2−A2断面図(図15)における平面は垂直である。また、立設部分1cの線材表面32を図13におけるB2方向から見ると、線材表面32の端面は水平面に対し60°の角度を成している(図16)。前記ホルダー本体1の2つの立設部分1b,1cの線材表面22,32は、いずれも垂直軸に対し外側に一定角度捩じられているため、図17から明らかなように、C2−C2断面部において、立設部分1cの線材表面32は水平面に対し反時計回りに60°の角度を成す。
【0025】
本実施例3において、前記ホルダー本体1を構成する幅広偏平形状の線材はシリコンゴム線材又はナイロン線材であり、その断面形状は楕円形4である。
【0026】
本実施例3におけるその他の部分は実施例1と全く同じである。
【0027】
実施例4は、図18、図19、図20、図21及び図22に示すように構成される。本実施例4では、ホルダー本体1における2つの立設部分1b,1cの線材表面23,33は、いずれも垂直軸に対し外側に一定角度捩じられている。当該2つの立設部分1b,1cの線材表面23,33は、前記半円形部分1aが水平面上を延びるように配置された場合に、水平面すなわち半円形部分1aの延長平面Pに対して反時計回りに85°の角度を成すよう構成されている。これら線材表面23,33の捩じり開始位置はU型の半円形下部における最大半径部である。前記2つの立設部分1b,1cの捩じられた線材表面23,33は、外側に凸のアーチ形構造を呈しており、その外側に凸の最大弧度部分とU型ホルダー底部の中心点との距離Hは、50mmである。すなわち、前記2つの立設部分1b,1cと前記半円形部分1aの延長平面Pとの最大離間距離Hは50mmである。
【0028】
図20、図21及び図22から明らかなように、幅広偏平形状の線材のA3−A3断面図(図20)における平面は垂直である。また、前記立設部分1cの線材表面33を図18におけるB3方向から見ると、線材表面33の端面は水平面に対し85°の角度を成す(図21)。前記ホルダー本体1の2つの立設部分1b,1cの線材表面23,33は、いずれも垂直軸に対し外側に一定角度捩じられているため、図22から明らかなように、C3−C3断面部において、立設部分1cの線材表面33は水平面に対し反時計回りに85°の角度を成す。
【0029】
本実施例4において、前記ホルダー本体1を構成する幅広偏平形状の線材は、シリコンゴム線材又はナイロン線材であり、その断面形状は台形5である。
【0030】
本実施例4におけるその他の部分は実施例1と全く同じである。
【技術分野】
【0001】
本発明は、着衣補助部材としてのローカット(胸元の大きく開いた)下着におけるバスト位置立体ホルダーに関し、特に、ブラジャー、レオタード等に内蔵されるカップ支持部材に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、下着の着用によって乳房を効果的に保持及び支持するとともに、胸部の輪郭形状をより強調できるよう、カップ内に支持部材を配置する他、胸の谷間形状を際立たせることのできるローカット下着やブラジャーが設計されてきた。この種のローカット下着又はブラジャーは、バスト位置部分に、胸の谷間を強調するためのホルダーを配置する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来技術では、両カップに半円形の支持ワイヤを設けてバスト位置を決定していたが、着衣との調和及び女性らしく美しい胸の谷間ラインを作る点において十分とはいえなかった。
【0004】
本発明は、確実な支持効果を有するとともに、常に立体的なバスト形状を際立たせ、快適に着用でき、どのような着衣とも調和がとれ、且つ美観に影響しないローカット下着のバスト位置立体ホルダーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記課題を解決するために、本発明は、ホルダー本体がU型ホルダーであり、当該ホルダー本体の素材構造が幅広偏平形状の線材であり、前記ホルダー本体における2つの立設部分の線材表面がいずれも垂直軸に対し外側に一定角度捩じられ、当該2つの立設部分の線材表面が水平面に対して反時計回りに15〜85°の角度を成すよう構成され、且つ、捩じり開始位置がU型の半円形下部における最大半径部の位置であり、前記2つの立設部分の捩じられた線材表面が外側に凸のアーチ形構造を呈しており、その外側に凸の最大弧度部分は、U型ホルダーの底部中心点から5〜50mm離間していることを特徴とするローカット下着のバスト位置立体ホルダーを提供する。
【0006】
本発明において、前記2つの立設部分の捩られた線材表面の外側に凸の最大弧度部分とU型ホルダーの底部中心点との離間距離、および、前記2つの立設部分の線材表面の水平面に対する反時計回りの角度は、前記離間距離が5mmに設定され前記角度が15度に設定される場合、前記離間距離が20mmであって前記角度が30度に設定される場合、前記離間距離が40mmであって前記角度が60度に設定される場合、前記離間距離が50mmであって前記角度が85度に設定される場合が挙げられる。
【0007】
また、前記バスト位置立体ホルダーを構成する幅広偏平形状の線材としては、ステンレス線材、ポリエステルプラスチック又は樹脂プラスチック線材、シリコンゴム線材又はナイロン線材が挙げられる。
【0008】
また、前記バスト位置立体ホルダーを構成する幅広偏平形状の線材の断面形状としては、楕円形や台形が挙げられる。
【発明の効果】
【0009】
本発明の構造は簡単であり、本発明をローカットのブラジャー又は下着におけるバスト位置に挿入した場合、前記2つの立設部分の線材表面がカップ形状と調和し、ぴったりと胸の谷間部分の乳房側面にフィットして、良好な支持効果を得られる。また、デザインに合わせてバスト位置の高さを調節し、胸の谷間部分の立体形状を際立たせることができる。更に、ローカット下着の着用による美観効果だけでなく、着用時の快適性も保証される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】図1は、本発明の実施例1におけるホルダー本体の平面構造を示す図である。
【図2】図2は、図1のホルダー本体の右視図である。
【図3】図3は、図1のホルダー本体の俯瞰図である。
【図4】図4は、図1のホルダー本体の立体構造を示す図である。
【図5】図5は、図1のホルダー本体のA−A断面図である。
【図6】図6は、図1のB方向から見たホルダー本体の端面傾斜角度を示す図である。
【図7】図7は、図1のホルダー本体のC−C断面部の傾斜角度を示す図である。
【図8】図8は、本発明の実施例2におけるホルダー本体の平面構造を示す図である。
【図9】図9は、図8のホルダー本体の右視図である。
【図10】図10は、図8のホルダー本体のA1−A1断面図である。
【図11】図11は、図8のB1方向から見たホルダー本体の端面傾斜角度を示す図である。
【図12】図12は、図8のホルダー本体のC1−C1断面部の傾斜角度を示す図である。
【図13】図13は、本発明の実施例3におけるホルダー本体の平面構造を示す図である。
【図14】図14は、図13のホルダー本体の右視図である。
【図15】図15は、図13のホルダー本体のA2−A2断面図である。
【図16】図16は、図13のB2方向から見たホルダー本体の端面傾斜角度を示す図である。
【図17】図17は、図13のホルダー本体のC2−C2断面部の傾斜角度を示す図である。
【図18】図18は、本発明の実施例4におけるホルダー本体の構造を示す図である。
【図19】図19は、図18のホルダー本体の右視図である。
【図20】図20は、図18のホルダー本体のA3−A3断面図である。
【図21】図21は、図18のB3方向から見たホルダー本体の端面傾斜角度を示す図である。
【図22】図22は、図18のホルダー本体のC3−C3断面部の傾斜角度を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面を参照して、本発明を更に説明する。
【0012】
本発明の実施形態に係るバスト位置立体ホルダー(以下、ホルダー本体ともいう)1は、図1、図2、図3、図4、図5、図6及び図7等に示すように構成される。本発明の目的を達成するために、ホルダー本体1はU型ホルダーであり、当該ホルダー本体1の素材構造は扁平状の線材である。前記ホルダー本体1における2つの立設部分の線材表面2,3は、いずれも垂直軸に対し外側に一定角度捩じられている。前記立設部分の線材表面2,3の捩じり開始位置は、U型の半円形下部における最大半径部fである。当該2つの立設部分の線材表面2,3は、水平面に対して、反時計回りに15°〜85°(15度以上85度以下)の角度を成すよう構成されているのが好ましい。なお、図1において右側の立設部分の線材表面3は、U型の半円形下部側からみて反時計回りに捩られている。一方、図1において左側の立設部分の線材表面2は、U型の半円形下部と反対側すなわち上側からみて反時計回りに捩られている。前記2つの立設部分の捩じられた線材表面2,3は、外側(前方)に凸のアーチ形構造を呈している。この線材表面2,3の外側に凸の最大弧度部分は、U型ホルダー底部の中心点から5〜50mm(5mm以上50mm以下)離間しているのが好ましい。
【0013】
より詳細には、このバスト位置立体ホルダー1は、その下側部分を構成する略半円弧状の半円形部分1aと、この半円形部分1aの左右両端部からそれぞれ上方に延びる2つの立設部分1b,1cとからなる。前記半円形部分1aは、平板状であって、図2に示すように、使用時に略垂直方向に延びる姿勢になる。前記各立設部分1b,1cは、前記半円形部分1aとの接続部分である半円形部分1aの最大半径部(半円形部分1aの右側部分と左側部分とが左右方向に互いに最も離れている部位)fを基点として、この基点から上方に延びる軸回りに捩られている。これにより、前記各立設部分1b,1cは、上方に向かうに従って左右外側に湾曲している。また、前記各立設部分1b,1cの断面は、図7に示すように、左右外側に向かうに従って前記半円形部分1aの延長平面Pから離間する方向(バスト位置立体ホルダー1がローカット下着に設けられた状態での前方)に傾斜している。さらに、各立設部分1b,1cは、前記半円形部分1aの延長平面Pからこの延長平面Pと直交する方向(前方)に張り出すように湾曲して凸のアーチ形状を形成している。そして、前記各立設部分1b,1cの半円形部分1aの延長平面Pに対する傾斜角度が、15°〜85°(15度以上85度以下)に設定されているのが好ましく、前記各立設部分1b,1cと前記半円形部分1aの延長平面Pとの最大離間距離が5〜50mm(5mm以上50mm以下)に設定されているのが好ましい。
【0014】
このような構造のバスト位置立体ホルダー1は良好な平滑形状を有しており、着用においても非常に快適である。実施例1において、前記ホルダー本体1を構成する幅広偏平形状の線材はステンレス材料であって、その断面形状は長方形である。
【0015】
本発明において、前記の一定角度捩じる設計は、主としてホルダー本体について従来技術の改良を実現するためのものであり、ホルダー本体1の上部の延伸を実現した。本発明をカップに挿入した場合、2つの立設部分1b,1cが互いに反対向きに捩じれているので、平面部分がカップ形状にフィットし、乳房外側に向かう胸の谷間に対して更にぴったりと作用し、胸の谷間の立体的なアウトラインを際立たせることができる。本発明は、サイズの大きいカップに比較的適している。
【0016】
図1、図2、図3、図4、図5、図6及び図7に示す実施例1では、図2、図5、図6及び図7に示すように、2つの立設部分1b,1cの線材表面2,3が、いずれも垂直軸に対して一定角度捩じられている。また、2つの立設部分1b,1cの捩じられた線材表面2,3は外側に凸のアーチ形構造を呈している。
【0017】
前記U型の半円形下部の最低点位置におけるA−A断面図(図5)に示すように、幅広偏平形状の線材のA−A断面図における平面は垂直である。また、前記立設部分1b,1cの線材表面3を図1におけるB方向から見ると、線材表面3の端面は、前記半円形部分1aが水平面上を延びるように配置された場合に、水平面すなわち半円形部分1aの延長平面Pに対し15°の角度を成している(図6)。前記ホルダー本体1の2つの立設部分1b,1cの線材表面2,3は、いずれも垂直軸に対し外側に一定角度捩じられているため、図7から明らかなように、C−C断面部において、立設部分1cの線材表面3は水平面に対し半円形部分1aと反対側からみて時計回りに15°の角度を成す。
【0018】
図2は、2つの立設部分1b,1cの捩じられた線材表面2,3における外側に凸のアーチ形構造を示した図である。この実施例1では、前記2つの立設部分1b,1cの捩じられた線材表面2,3における外側に凸のアーチ形構造の最大弧度部分と、U型ホルダー底部の中心点との距離Hは5mmである。すなわち、前記2つの立設部分1b,1cと前記半円形部分1aの延長平面Pとの最大離間距離Hは5mmである。
【0019】
実施例2は、図8、図9、図10、図11及び図12に示すように構成される。本実施例2では、ホルダー本体1における2つの立設部分1b,1cの線材表面21,31が、いずれも垂直軸に対し外側に一定角度捩じられている。当該2つの立設部分1b,1cの線材表面21,31は、前記半円形部分1aが水平面上を延びるように配置された場合に、水平面すなわち半円形部分1aの延長平面Pに対して反時計回りに30°の角度を成すよう構成されている。これら線材表面21,31の捩じり開始位置はU型の半円形下部における最大半径部である。前記2つの立設部分1b,1cの捩じられた線材表面21,31は、外側に凸のアーチ形構造を呈しており、その外側に凸の最大弧度部分とU型ホルダー底部の中心点との距離Hは、20mmである。すなわち、前記2つの立設部分1b,1cと前記半円形部分1aの延長平面Pとの最大離間距離Hは20mmである。
【0020】
図10、図11及び図12から明らかなように、幅広偏平形状の線材のA1−A1断面図(図10)における平面は垂直である。また、立設部分1cの線材表面31を図8におけるB1方向から見ると、線材表面31の端面は水平面に対し30°の角度を成している(図11)。前記ホルダー本体1の2つの立設部分1b,1cの線材表面21,31は、いずれも垂直軸に対し外側に一定角度捩じられているため、図12から明らかなように、C1−C1断面部において、立設部分1cの線材表面31は水平面に対し反時計回りに30°の角度を成す。
【0021】
本実施例2において、前記ホルダー本体1を構成する幅広偏平形状の線材はポリエステルプラスチック又は樹脂プラスチックの線材である。この種の材料は可塑性を有し、着用時の快適性が保証される。
【0022】
本実施例2におけるその他の部分は実施例1と全く同じである。
【0023】
実施例3は、図13,図14,図15,図16及び図17に示されるように構成される。本実施例3では、ホルダー本体1における2つの立設部分1b,1cの線材表面22,32は、いずれも垂直軸に対し外側に一定角度捩じられている。当該2つの立設部分1b,1cの線材表面22,32は、前記半円形部分1aが水平面上を延びるように配置された場合に、水平面すなわち半円形部分1aの延長平面Pに対して反時計回りに60°の角度を成すよう構成されている。これら線材表面22,33の、捩じり開始位置はU型の半円形下部における最大半径部である。前記2つの立設部分1b,1cの捩じられた線材表面22,32は、外側に凸のアーチ形構造を呈しており、その外側に凸の最大弧度部分とU型ホルダー底部の中心点との距離Hは、40mmである。すなわち、前記2つの立設部分1b,1cと前記半円形部分1aの延長平面Pとの最大離間距離Hは40mmである。
【0024】
図15、図16及び図17から明らかなように、幅広偏平形状の線材のA2−A2断面図(図15)における平面は垂直である。また、立設部分1cの線材表面32を図13におけるB2方向から見ると、線材表面32の端面は水平面に対し60°の角度を成している(図16)。前記ホルダー本体1の2つの立設部分1b,1cの線材表面22,32は、いずれも垂直軸に対し外側に一定角度捩じられているため、図17から明らかなように、C2−C2断面部において、立設部分1cの線材表面32は水平面に対し反時計回りに60°の角度を成す。
【0025】
本実施例3において、前記ホルダー本体1を構成する幅広偏平形状の線材はシリコンゴム線材又はナイロン線材であり、その断面形状は楕円形4である。
【0026】
本実施例3におけるその他の部分は実施例1と全く同じである。
【0027】
実施例4は、図18、図19、図20、図21及び図22に示すように構成される。本実施例4では、ホルダー本体1における2つの立設部分1b,1cの線材表面23,33は、いずれも垂直軸に対し外側に一定角度捩じられている。当該2つの立設部分1b,1cの線材表面23,33は、前記半円形部分1aが水平面上を延びるように配置された場合に、水平面すなわち半円形部分1aの延長平面Pに対して反時計回りに85°の角度を成すよう構成されている。これら線材表面23,33の捩じり開始位置はU型の半円形下部における最大半径部である。前記2つの立設部分1b,1cの捩じられた線材表面23,33は、外側に凸のアーチ形構造を呈しており、その外側に凸の最大弧度部分とU型ホルダー底部の中心点との距離Hは、50mmである。すなわち、前記2つの立設部分1b,1cと前記半円形部分1aの延長平面Pとの最大離間距離Hは50mmである。
【0028】
図20、図21及び図22から明らかなように、幅広偏平形状の線材のA3−A3断面図(図20)における平面は垂直である。また、前記立設部分1cの線材表面33を図18におけるB3方向から見ると、線材表面33の端面は水平面に対し85°の角度を成す(図21)。前記ホルダー本体1の2つの立設部分1b,1cの線材表面23,33は、いずれも垂直軸に対し外側に一定角度捩じられているため、図22から明らかなように、C3−C3断面部において、立設部分1cの線材表面33は水平面に対し反時計回りに85°の角度を成す。
【0029】
本実施例4において、前記ホルダー本体1を構成する幅広偏平形状の線材は、シリコンゴム線材又はナイロン線材であり、その断面形状は台形5である。
【0030】
本実施例4におけるその他の部分は実施例1と全く同じである。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ローカット下着のバスト位置立体ホルダーにおいて、
ホルダー本体がU型ホルダーであり、当該ホルダー本体の素材構造が幅広偏平形状の線材であり、前記ホルダー本体における2つの立設部分の線材表面がいずれも垂直軸に対し外側に一定角度捩じられ、当該2つの立設部分の線材表面が水平面に対して反時計回りに15〜85°の角度を成すよう構成され、且つ、捩じり開始位置がU型の半円形下部における最大半径部の位置であり、
前記2つの立設部分の捩じられた線材表面が外側に凸のアーチ形構造を呈しており、その外側に凸の最大弧度部分は、U型ホルダーの底部中心点から5〜50mm離間していることを特徴とするローカット下着のバスト位置立体ホルダー。
【請求項2】
請求項1に記載のバスト位置立体ホルダーにおいて、
前記2つの立設部分の捩じられた線材表面は外側に凸のアーチ形構造を呈しており、その外側に凸の最大弧度部分は、U型ホルダーの底部中心点から5mm離間しており、前記2つの立設部分の線材表面は、水平面に対し反時計回りに15°の角度を成すことを特徴とするローカット下着のバスト位置立体ホルダー。
【請求項3】
請求項1に記載のバスト位置立体ホルダーにおいて、
前記2つの立設部分の捩じられた線材表面は外側に凸のアーチ形構造を呈しており、その外側に凸の最大弧度部分は、U型ホルダーの底部中心点から20mm離間しており、前記2つの立設部分の線材表面は、水平面に対し反時計回りに30°の角度を成すことを特徴とするローカット下着のバスト位置立体ホルダー。
【請求項4】
請求項1に記載のバスト位置立体ホルダーにおいて、
前記2つの立設部分の捩じられた線材表面は外側に凸のアーチ形構造を呈しており、その外側に凸の最大弧度部分は、U型ホルダーの底部中心点から40mm離間しており、前記2つの立設部分の線材表面は、水平面に対し反時計回りに60°の角度を成すことを特徴とするローカット下着のバスト位置立体ホルダー。
【請求項5】
請求項1に記載のバスト位置立体ホルダーにおいて、
前記2つの立設部分の捩じられた線材表面は外側に凸のアーチ形構造を呈しており、その外側に凸の最大弧度部分は、U型ホルダーの底部中心点から50mm離間しており、前記2つの立設部分の線材表面は、水平面に対し反時計回りに85°の角度を成すことを特徴とするローカット下着のバスト位置立体ホルダー。
【請求項6】
請求項1〜5のいずれか1項に記載のバスト位置立体ホルダーにおいて、
前記ホルダー本体を構成する幅広偏平形状の線材は、ステンレス材料であることを特徴とするローカット下着のバスト位置立体ホルダー。
【請求項7】
請求項1〜5のいずれか1項に記載のバスト位置立体ホルダーにおいて、
前記ホルダー本体を構成する幅広偏平形状の線材は、ポリエステルプラスチック又は樹脂プラスチックの線材であることを特徴とするローカット下着のバスト位置立体ホルダー。
【請求項8】
請求項1〜5のいずれか1項に記載のバスト位置立体ホルダーにおいて、
前記ホルダー本体を構成する幅広偏平形状の線材は、シリコンゴム線材又はナイロン線材であることを特徴とするローカット下着のバスト位置立体ホルダー。
【請求項9】
請求項1〜8のいずれか1項に記載のバスト位置立体ホルダーにおいて、
前記幅広偏平形状の線材の断面形状は、楕円形であることを特徴とするローカット下着のバスト位置立体ホルダー。
【請求項10】
請求項1〜8のいずれか1項に記載のバスト位置立体ホルダーにおいて、
前記幅広偏平形状の線材の断面形状は、台形であることを特徴とするローカット下着のバスト位置立体ホルダー。
【請求項1】
ローカット下着のバスト位置立体ホルダーにおいて、
ホルダー本体がU型ホルダーであり、当該ホルダー本体の素材構造が幅広偏平形状の線材であり、前記ホルダー本体における2つの立設部分の線材表面がいずれも垂直軸に対し外側に一定角度捩じられ、当該2つの立設部分の線材表面が水平面に対して反時計回りに15〜85°の角度を成すよう構成され、且つ、捩じり開始位置がU型の半円形下部における最大半径部の位置であり、
前記2つの立設部分の捩じられた線材表面が外側に凸のアーチ形構造を呈しており、その外側に凸の最大弧度部分は、U型ホルダーの底部中心点から5〜50mm離間していることを特徴とするローカット下着のバスト位置立体ホルダー。
【請求項2】
請求項1に記載のバスト位置立体ホルダーにおいて、
前記2つの立設部分の捩じられた線材表面は外側に凸のアーチ形構造を呈しており、その外側に凸の最大弧度部分は、U型ホルダーの底部中心点から5mm離間しており、前記2つの立設部分の線材表面は、水平面に対し反時計回りに15°の角度を成すことを特徴とするローカット下着のバスト位置立体ホルダー。
【請求項3】
請求項1に記載のバスト位置立体ホルダーにおいて、
前記2つの立設部分の捩じられた線材表面は外側に凸のアーチ形構造を呈しており、その外側に凸の最大弧度部分は、U型ホルダーの底部中心点から20mm離間しており、前記2つの立設部分の線材表面は、水平面に対し反時計回りに30°の角度を成すことを特徴とするローカット下着のバスト位置立体ホルダー。
【請求項4】
請求項1に記載のバスト位置立体ホルダーにおいて、
前記2つの立設部分の捩じられた線材表面は外側に凸のアーチ形構造を呈しており、その外側に凸の最大弧度部分は、U型ホルダーの底部中心点から40mm離間しており、前記2つの立設部分の線材表面は、水平面に対し反時計回りに60°の角度を成すことを特徴とするローカット下着のバスト位置立体ホルダー。
【請求項5】
請求項1に記載のバスト位置立体ホルダーにおいて、
前記2つの立設部分の捩じられた線材表面は外側に凸のアーチ形構造を呈しており、その外側に凸の最大弧度部分は、U型ホルダーの底部中心点から50mm離間しており、前記2つの立設部分の線材表面は、水平面に対し反時計回りに85°の角度を成すことを特徴とするローカット下着のバスト位置立体ホルダー。
【請求項6】
請求項1〜5のいずれか1項に記載のバスト位置立体ホルダーにおいて、
前記ホルダー本体を構成する幅広偏平形状の線材は、ステンレス材料であることを特徴とするローカット下着のバスト位置立体ホルダー。
【請求項7】
請求項1〜5のいずれか1項に記載のバスト位置立体ホルダーにおいて、
前記ホルダー本体を構成する幅広偏平形状の線材は、ポリエステルプラスチック又は樹脂プラスチックの線材であることを特徴とするローカット下着のバスト位置立体ホルダー。
【請求項8】
請求項1〜5のいずれか1項に記載のバスト位置立体ホルダーにおいて、
前記ホルダー本体を構成する幅広偏平形状の線材は、シリコンゴム線材又はナイロン線材であることを特徴とするローカット下着のバスト位置立体ホルダー。
【請求項9】
請求項1〜8のいずれか1項に記載のバスト位置立体ホルダーにおいて、
前記幅広偏平形状の線材の断面形状は、楕円形であることを特徴とするローカット下着のバスト位置立体ホルダー。
【請求項10】
請求項1〜8のいずれか1項に記載のバスト位置立体ホルダーにおいて、
前記幅広偏平形状の線材の断面形状は、台形であることを特徴とするローカット下着のバスト位置立体ホルダー。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【公開番号】特開2011−106085(P2011−106085A)
【公開日】平成23年6月2日(2011.6.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−255668(P2010−255668)
【出願日】平成22年11月16日(2010.11.16)
【出願人】(510301253)アンブリー (チャイナ) ガーメンツ リミテッド (4)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年6月2日(2011.6.2)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年11月16日(2010.11.16)
【出願人】(510301253)アンブリー (チャイナ) ガーメンツ リミテッド (4)
【Fターム(参考)】
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