説明

ロータの摺抜機構

【課題】ロータの摺抜機構を提供する。
【解決手段】同心円で容積回転式の流体機械において、吐出側から吸込側への流体の流れ込みを防止する必要がある。そのために、回転機構において、ロータ1、摺抜弁2、同期機構3の3つの構成からなる摺抜機構にて解決した。ロータと摺抜弁は、回転中は常時接触している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
同期機構を用いロータに摺抜弁を通過させるロータの摺抜機構に関するものである。
【背景技術】
【0002】
同心円で容積回転式の流体機械を作ろうとすれば吐出側から吸込側へ流体が流れ込む。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
吐出側から吸込側への流入を防ぐこと。
【課題を解決するための手段】
【0004】
ロータ(1)、摺抜弁(2)、同期機構(3)の3つの構成よりなるロータの摺抜機構で解決した。
【発明の効果】
【0005】
この機構を使い容積回転式の流体機械、回転式のエンジンなどを作ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
ロータ(1)と摺抜弁(2)は回転中常時接触していなければならない。ここでは摺抜曲線の画き方を説明する。
画用紙等でロータ(1)と摺抜弁(2)の外周にペンシル穴を開けて同期回転させ、それぞれロータ(1)側、摺抜弁(2)側の摺抜曲線をとる。
図2の点線はペンシルの動き、実線は摺抜曲線を示す。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 本発明の組立図である。
【図2】 本発明の摺抜曲線図である。
【符号の説明】
【0008】
1 ロータ
2 摺抜弁
3 同期機構

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ロータの摺抜機構

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2011−99431(P2011−99431A)
【公開日】平成23年5月19日(2011.5.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−273928(P2009−273928)
【出願日】平成21年11月9日(2009.11.9)
【出願人】(509331135)
【Fターム(参考)】