説明

ワインまたは類似飲料のための容器

ワインまたは類似飲料のための、開閉構成要素(5)を有する容器であり、プラスチックで製造され、接合された3つの異なる構成要素(2−4)を含み、これらは容器の側壁を形成する可とう性の積層(2)、端壁(4)およびネック部を含むショルダー部(3)であり;3つの構成要素(2−4)の少なくとも1つは酸素不透過性であること、そして少なくとも1つの他の構成要素(2−4)は酸素透過性であることを特徴とする容器。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アルコール飲料、たとえばワイン、を、消費されるときまでに飲料の品質が最適化されるように、適切な長さの時間保持するための容器に関する。
【背景技術】
【0002】
ワインが保持される時間の長さは、製品の最適品質を確保するのに重要な基準である。一般にワインはガラス容器に詰められる。
【0003】
ブドウの木の種類、ワイン製造プロセスまたは他の基準に依存して、ワインは飲まれる前に、多年にわたって保持、すなわち貯蔵されることが必要なことがある。したがって、ワインが新たにボトル詰めされたとき、すぐに消費されるとその潜在能力を十分に実現され得ないのが通常である;若すぎるワインは熟成が進んでおらず(firm)、バランスがとれていることはまれである。一方、あまり遅く飲まれるワインは、最良の状態を過ぎていることが多い。それはその実質を失い、消費に不向きである。したがって、ワインは、最高の状態;芳香と実質が十分に進んでいるときに、飲まれるのが望ましい。ワインが熟成されるメカニズムは複雑なプロセスであり、ワインの種類、ワイン製造プロセスおよびいかに保持されるか、に依存する。ボトルに保持される間、ワインの品質に影響する多くの要因がある。温度および圧力の変動はワインの地下室貯蔵に有害な作用を有することが知られている。温度の変動は、ヘッドスペースに取り込まれた空気の容積の収縮または膨張のために、ボトル内側の圧力を変える。ボトル内側の温度および圧力の変動は、輸送時に発生することが多い。航空貨物(air freight)はボトル内に強い負圧を生じさせ得る。
【0004】
したがって、飲まれる前に正常な環境下に多年にわたり保持されるべきワインを、もっと早く飲むことができることが望ましい。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決するべく提案する第1の課題は、最適品質を持つようにするために、ワインまたは別の類似の飲料が保持されるのに必要な、最小の長さの時間にある。
【0006】
本発明が解決するべく提案するもう1つの課題は、容器内側の圧力の変動を減らすことにより、いかにワインを保持するか、輸送が及ぼす作用を減らす課題である。
【0007】
本発明において、前述の課題は、もっと早くワインを飲む選択を提供するために、調節された酸化によりワインの熟成を促進することである。もっと一般的には、ワインまたは類似飲料が保持される長さを予め明らかにし調節することが、本発明の1つの目的である。
【課題を解決するための手段】
【0008】
これらの目的のために、本発明はワインまたは類似飲料のための、開閉構成要素(opening and closing element)を有する容器に関し、プラスチックで製造され、接合された3つの異なる構成要素を含み、これらは容器の側壁を形成する可とう性の積層、端壁およびネック部を含むショルダー部であり;3つの構成要素の少なくとも1つは酸素不透過性であること、そして少なくとも1つの他の構成要素は酸素透過性であることを特徴とする。
【0009】
容器の可とう性部分は、輸送および/または容器が温度変動を受けるとき、引き起こされた圧力変動を吸収することができる。
【0010】
本発明は、ワインまたは類似飲料を調節された酸素透過性を持つ容器に入れることを可能にする;酸素透過性は飲料が保持されるべき時間の長さにより定められる。
【0011】
本発明は、容器の透過性を、保持されるワインおよび熟成の所望の長さに細かく合わせることを可能にする。
【0012】
本発明の第一の態様によれば、容器はワインの迅速な酸化および短い地下貯蔵時間のために使用される。この場合、容器の端壁およびネック部は、高い酸素透過性を有する。
【0013】
本発明の第二の態様によれば、ワインの酸化速度は端壁またはネック部の透過性を低下させることにより減少される。ワインが酸化する速度は半減され、ワインが保持され得る時間の長さは約2倍である。
【0014】
本発明の第三の態様によれば、ワインの酸化速度は端壁、ネック部および栓の相対的なの透過性を一致して低下させることにより、大いに減少される。ワインが保持され得る時間の長さは、はるかに長くなり得る。
【0015】
本発明は、数多くの利点を提案する:特に、ワインを消費のときに最良の成熟度にすることを可能にする;容器の特性をワインの種類(ブドウの木、ワイン製造プロセス、貯蔵される可能性等)に適するように合わせることを可能にする;容器内に保持されている間に、調節された酸化によりワインの熟成が促進されることを可能にする。そして、最後に、いつその製品が飲まれるべきかを消費者に知らせることができる。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明は、ワインが酸化する速度を調節するための容器を説明する図面で示される例により、以下にさらに詳細に示される。この容器は、4つのプラスチック構成要素、すなわち容器内の圧力変動を制限する側壁2を形成する積層、端壁3、ネック部分を含むショルダー部4および容器を開閉するための栓5である。本発明による容器は、積層およびショルダー部の部分が酸素不透過性であること、そして端壁および/または栓が少なくとも部分的に酸素透過性であることに特徴がある。
【0017】
側壁2を形成する積層は、いくつかの層からなり、少なくともその1つは酸素バリア作用を有する層である;そのバリア層は、たとえばアルミニウムのシートまたはEVOH層である。本発明の説明において、不透過性(impermeable)という用語は、酸素に関して積層の透過性を制限するのに用いられ、積層の透過性が容器の他の部分の透過性と比べて低いことを意味する。これを意中において、積層の特性を制限する不透過性という用語の使用は、それが酸素に対し透過性ゼロであることを必ずしも意味しない。さらに、積層は容器のネック部および端壁に結合することをにする接合層を含む;その結合層はたとえばPEまたはPPから製造される。容器の特性を容器詰めされた製品および所望の効果に適合させることができる、幅広い種々の、適用し得る多層構造がある。したがって、積層は透明でも不透明でもよく、非常に可とう性もしくは少し剛性でもよく、光沢のある、または光沢のない表面仕上げを有していてもよく、一部にまたはその全表面にわたって印刷されていてもよい。積層の厚さは一般に100〜500μmの範囲である。積層の表面積は容器の全表面積の約60%〜90%を示し、好ましくは65%〜85%を示す。
【0018】
容器1の側壁2は、いくつかの方法を用いて製造され得る。好適な方法は、シートの形状の積層を用いることであり、リールにして管状体を形成するために連続または不連続プロセスで積層の端部を一緒に接合する。管状体が形成される前に、平らな状態でシートに装飾がなされ得るので、この方法は特に好適である。もう1つの方法は、容器の側壁2を形成するために管状体を共押し出しすることである。このような方法は、管状体上に印刷を残し、多層構造の制限された選択を与えるので、比較的に有利ではないことが多い。
【0019】
容器1の側壁2は、その端部をショルダー部3および端壁4に接続され、その酸素不透過性の特性はワインが保持される時間の長さに適合するように合わされる。これらの部分の厚さは少なくとも積層の厚さに等しく、好ましくは2倍の厚さである。ショルダー部は、射出成形、圧縮成形または押し出しブロー成形により製造され得る。側壁2は、接合またはオーバーモルディングによりショルダー部3とともに組み立てられ得る。端壁4は、射出成形、圧縮成形または熱成形により成形され得る。端壁4は、接合またはオーバーモルディングにより側壁2とともに組み立てられ得る。好適な製造方法によれば、側壁2はショルダー部3および端壁4とともに接合により組み立てられる。
【0020】
ワインは、飲まれる前に、ある量の酸素を吸収し得る;最適量は、ワインの種類およびワイン製造プロセスのような数多くの要因に依存する。所与のワインについて、ワインがボトル内に保持されるべき時間の長さに適合するように酸化速度を調節することができるのは非常に有利である。たとえば、本発明の説明の残りにおいて、ボトル中に保持されている間に20ppmの酸素を吸収した後に、任意に熟成されるワインが考慮される。
【0021】
本発明の第1の態様は、ワインを短い長さの時間、保持するための容器1を製造することにある;その短い長さの地下貯蔵時間はボトル詰め後、通常6ヶ月である。容器は、ワインに適した公知の貯蔵法を用いて大気中に保持されるとき、0.114ppm/日/barの全体の酸素透過率を有する。温度変動は、貯蔵期間中に避けることが推奨される。この第1の態様による容器1は、十分に短い地下室貯蔵時間にわたってワインを酸化することができるように、高い酸素透過性を有する。この容器は、樹脂で製造された、少なくとも端壁およびショルダー部を含み、その樹脂の酸素透過率は100%酸素ガス中で1000ccOμm/m2/日/barを超え、好ましくは10,000ccOμm/m2/日/barを超える。容器は、ショルダー部3および端壁4がPPまたはPEで製造されるときに、特に有利である。本発明の第1の態様によれば、栓は通常PPまたはPEで製造され、酸素に関して透過性を向上させる構成要素を含み得る。栓のバリア特性を向上するために、シールするとともにバリア特性を与えるシールを付加することが一般的に実施される。容器の全体の透過性を細かく調整するために、端壁、ショルダー部および栓を形成し、端壁およびショルダー部の相対的な形状(厚さ、表面積)を変更するのに用いられる樹脂の透過性を調節することができる。たとえば、LDPEをHDPEとブレンドすることにより、PEで製造されるショルダー部の透過性特性を調節するのは容易である。容器の透過性特性は、容器中に含まれるワインの容積に合わせて調整される。容器の容積が小さければ小さいほど、同一地下貯蔵時間についての容器の透過性は低い。
【0022】
本発明の第2の態様は、ワインを適度な期間、地下貯蔵するための容器を製造することを可能にし、最も適度な貯蔵期間はボトル詰め後、通常12ヶ月である。容器は、ワインに適した公知の貯蔵法により大気中に保持されるとき、全体の酸素透過率0.057ppm/日/barを有する。本発明の第2の態様による容器1は、容器の一端のみが酸素透過性であることを特徴とする。第2の態様により製造される容器の第1例は、酸素不透過性である側壁2、酸素不透過性であるショルダー部3、および非常に酸素透過性である端壁を有する。本発明による容器の第2例は、バリア特性を示す側壁2と端壁4、そして酸素不透過性のショルダー部3を有する。栓5は低酸素透過性を有するのが通常である。本発明の第2の態様によれば、容器の透過性は半減される;容器の一端のみが酸素透過性である。本発明の第2の態様によれば、バリア特性を有する端部の透過性は、他端部の透過性よりも約10〜100倍低い。透過性端部は100%酸素ガス中で1000ccOμm/m2/日/barを超える酸素透過率を示し、好ましくは10,000ccOμm/m2/日/barよりも大きい。本発明による容器は、透過性端部がPPまたはPEで製造されるときに特に有利である。不透過性端部はポリオレフィン(PPまたはPE)をEVOHのような酸素バリア樹脂と組み合わせた多層構造を有するのが通常である。ショルダー部3または端壁4の酸素不透過性を向上させるために用いられるバリア樹脂は、100%酸素ガス中で1000ccOμm/m2/日/barよりも小さい酸素透過率を有し、好ましくは100ccOμm/m2/日/barよりも小さい酸素透過率を有する。多層成分は多ショット射出成形、膜の射出オーバーモルディング、多層圧縮成形、多層シートの熱成形、多層押し出しブロー成形により製造され得る。もう1つの製造法は、部分的に薄い表面被覆をして、バリア特性を向上させることである。もう1つの方法は、いくつかの樹脂をブレンド、または酸素吸収剤を添加することである。本発明の第2の態様により製造される容器1の全体の酸素透過性は、栓の透過性、形状、厚さ、樹脂の選択およびバリア層の位置の変更、により変えることができる。
【0023】
本発明の第3の態様は、ワインの比較的長期間貯蔵のための容器を製造することを可能にし、ボトル詰め後、5年間もの比較的長い貯蔵期間が可能である。容器1は、ワインに適した公知の貯蔵法を用いて大気中に5年間保持されるとき、全体の酸素透過率は0.011ppm/日/barである。この容器は、製造されるすべての構成要素、すなわち側壁2、ショルダー部3、端壁4および栓5が良好な酸素バリア特性を有することを特徴とする。好ましくは、ショルダー部3および端壁4は多層構造からなる;多層構造は、少なくとも1つの層の酸素透過率が、100%酸素ガス中で1000ccOμm/m2/日/barより小さく、好ましくは100ccOμm/m2/日/barよりも小さい。
【0024】
本発明は、ワイン貯蔵期間が6ヶ月〜5年である容器を製造することを可能にする。3年間、ワインを貯蔵するために、容器の全体の透過性は、3年後にワインの酸化が最適点に達するように適合される。3年後に、ワインは最適量の酸素を吸収し、その量は本発明の説明で考慮されるワインについて20ppmである。ショルダー部3、端壁4および栓5のバリア特性は、ワインが所与の期間に、前述の量を吸収するように適合される。酸素透過性である容器の表面積を変えることのより、容器のバリア特性を細かく調整するのが有利である。たとえば、端壁の表面積の80%を酸素不透過性に、そして20%を酸素透過性とすることができる。この端壁は、全表面積の80%のみを被覆するバリア膜を、たとえばオーバーモルディングすることにより製造され得る。もう1つの方法は、射出成形または圧縮成形による製造時に、多層の端壁を形成し、バリア層の広がり(propagation)を適合させることであり得る。
【0025】
本発明による容器は、幅広い種類の樹脂で製造され得る。たとえば、この容器は、ポリエステル樹脂(PET、PEN)、ポリオレフィン(PE,PP)、ポリアミド樹脂、バリア特性を向上させるための樹脂(EVOH,PVDC,PAMXD6)を含み得る。さらに、この容器は、たとえばアルミニウム層のような金属層を含み得る。
【0026】
本発明による容器は、酸素透過性領域を細かく調整され得るので有利である;したがって、ワインの酸化速度および保持する時間の長さを細かく調整することが容易である。端壁4、ショルダー部3、および栓5の酸素透過性は独立して適合させることができ、容器の透過性の幅広い範囲の変動、したがって非常に短い、または非常に長い、貯蔵時間の変動、をもたらし得る。
【0027】
本発明による容器は、ワインが保持される間、ボトル中の相対的負圧の作用の下に変形する可とう性壁によって、圧力変動を減少させるので、特に有利である。容器はワインがいかに保持され、熟成するかについて、輸送の負の作用を低減し得る。
【0028】
容器の透過性を適合させるための、本発明の特に有利な1つの態様は以下に説明される。この態様は、調節された透過性を有する端壁を導入することにある。図2および3に示される、この端壁4は、高酸素透過性の成形された構成部分6および少なくとも部分的に構成部分6を被覆する、低酸素透過性の膜7から形成される。その膜7は、通常膜7の周囲を接合することにより構成部分6の上にシールされる。図2は、ドーム状の構成部分を有する端壁形状を示す。膜7は、構成部分6の表面領域の一部のみ、および少なくともその周囲8の周りにわたって構成部分6と接触している。膜7の中央部分9は、端壁4を堅くするために構成部分6に接合されていてもよい。図2に示される端壁4は、構成部分6の全内部表面領域を被覆する膜のおかげで低い酸素透過性を有する。容器の内側にある膜7はワインと接触する;したがって、食品材料と接触するのに適した膜が選択されるべきである。空気またはガスは、膜7と成形された構成部分6との間に取り込まれ得る。空気の取り込みは容器の衝撃強度を向上するのに用いられ得る。
【0029】
端壁4の透過性は構成部分6を被覆する膜7の表面積を変えることにより適合される。図3は、成形された構成部分6を部分的に被覆する、低透過性膜7を有する端壁4を示す。この膜7は容器の内側表面を形成する構成部分6の表面に接合される。膜7は、成形された構成部分6にシールされる態様で、その全周まわりに縁部8を接合することにより、接合される。
【0030】
端壁4の代替態様は、成形された構成部分6の外側表面に膜7を接合することである。この場合、空気の取り込みは避けられるべきであり、あるいは注意深く調節される必要がある。なぜなら、この空気中に含まれる酸素はワインの熟成を変えるからである。
【0031】
膜7は、構成部分6に、通常接合によりシールされた態様で固定される。この接合はこの分野で用いられる種々の方法によりなされ得る。しかし、特に熱間接合、誘導接合、超音波接合、熱空気接合等が挙げられる。これらの技術は、この分野で十分に調節される、2つの部分の接着を改良するために、他の部分の構成部分に接合を付加できる。
【0032】
膜7が製造される材料は、接合された組み立てを可能にするために製造される構成部分6の材料と一致するのが好ましい。組み立ては特に設計された組み立て機械上で付加的操作として実施され得る。さらに、容器製造時にライン中で実施され得る。現時点では、端壁4が製造される構成部分6は、PEまたはPPで製造されるのが通常であるが、バリアを付加する、この方法はPET,PAまたは他の熱可塑性プラスチックのような、他の材料にも同様に良好に適用され得る。
【0033】
膜7のバリアは、EVOH、金属膜、SiOx,もしくはAlOx被覆、または膜分野で利用可能な、他のいかなるバリア技術のような、機能層により付加される。この種々の膜は広い範囲のバリアレベルを考えることを可能うにする。このバリアは、日常的なもののみを挙げると、酸素に対するバリア、CO2に対するバリア、香りに対するバリアのような異なる種類であってもよい。
【0034】
この機能層は、構成部分6と両立し得る、少なくとも接合層に結合される。さらに、この膜7および/またはこの構成部分6がじっしされるべき機能に応じて、1つ以上の他の層を付加することを考えることもできる。したがって、保護層、耐パンクチャー層、あるいは印刷層を有することが可能である。膜7は共押し出し、複合化(すなわち積層)、熱間積層(すなわち、押し出し−積層)のような、膜形成について公知の技術により製造される。
【図1】

【図2】

【図3】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
ワインまたは類似飲料のための、開閉構成要素(5)を有する容器であり、プラスチックで製造され、接合された3つの異なる構成要素(2−4)を含み、これらは容器の側壁を形成する可とう性の積層(2)、端壁(4)およびネック部を含むショルダー部(3)であり;3つの構成要素(2−4)の少なくとも1つは酸素不透過性であること、そして少なくとも1つの他の構成要素(2−4)は酸素透過性であることを特徴とする容器。
【請求項2】
積層(2)が少なくとも酸素不透過性であるバリア層を含む請求項1に記載の容器。
【請求項3】
バリア層がアルミニウムまたはEVOHで製造される請求項2に記載の容器。
【請求項4】
積層の表面積が容器の全表面積の60%〜90%を示す請求項1〜3のいずれかに記載の容器。
【請求項5】
積層の表面積が容器の全表面積の65%〜85%を示す請求項1〜4のいずれかに記載の容器。
【請求項6】
ショルダー部(3)が酸素不透過性である請求項1〜5のいずれかに記載の容器。
【請求項7】
端壁が酸素透過性である請求項6に記載の容器。
【請求項8】
端壁が、高い酸素透過性である成形された構成部分(6)およびわずかに酸素透過性である膜(7)を含む請求項7に記載の容器。
【請求項9】
端壁が酸素不透過性である請求項1〜5のいずれかに記載の容器。
【請求項10】
開閉構成要素(5)が酸素透過性である請求項1〜9のいずれかに記載の容器。
【請求項11】
開閉構成要素が栓である請求項6に記載の容器。

【公表番号】特表2010−524783(P2010−524783A)
【公表日】平成22年7月22日(2010.7.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−503605(P2010−503605)
【出願日】平成19年11月27日(2007.11.27)
【国際出願番号】PCT/IB2007/054795
【国際公開番号】WO2008/129369
【国際公開日】平成20年10月30日(2008.10.30)
【出願人】(508053821)エイサパック ホールディング ソシエテ アノニム (16)
【Fターム(参考)】