一群の煙草を包装材シートで包む方法
一群の煙草(3)を包装材シート(2)で包む方法であって、煙草群(3)の第1の端壁(8a)を平らな包装材シート(2)と接触させ、これにより、煙草群(3)の大きい横縁(10)が包装材シート(2)の長辺に平行になるようにすること、第1の端壁(8a)の大きい横縁(10)を包むように包装材シート(2)をU字形に折りたたみ、これにより、包装材シート(2)が煙草群(3)の大きい側壁(6)の両方を部分的に覆うようにすること、第1の端壁(8a)の小さい横縁(10)を包むように包装材シート(2)を折りたたみ、これにより、包装材シート(2)が大きい側壁(6)と小さい側壁(7)の両方を完全に覆い、第2の端壁(8b)に1つの開放端を有するチューブ状パッケージを形成するようにすること、及び、包装材シート(2)を前記第2の端壁(8b)の上に折りたたみ、これにより、煙草群(3)を包装材シート(2)で完全に包む段階を備えている。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一群の煙草を包装材シートで包む方法に関する。
【0002】
本発明は、特に有利な用途として、剛性のヒンジ式蓋付きパケットの製造において一群の煙草をフォイル包装材シートで包むために使用してよく、以下、これについて純粋に例に則して説明する。
【背景技術】
【0003】
剛性のヒンジ式蓋付き煙草パケットでは、煙草群を、表面に膠が塗付されていないフォイル内包装材シートに包み込む。表面に膠が塗付された外包装材シートを内包装材シートの上にかぶせる。そして、外包装材シートを、透明のプラスチック包装材シートからなる耐水性上包装に包み込み、これを熱密封する。
【0004】
フォイル内包装材シートは、常に長方形をなし、最初に煙草群を包むようにU字形に折りたたむ。煙草パケットの製造に使用される包装機のデザインに応じて、内包装材シートは、煙草に関して横方向であれ縦方向であれ、煙草群を包むようにU字形に手早く折りたたんでよい。
【0005】
一群の煙草を包装材シートで包む1つの例が英国特許第785076号の中で述べられている。
【0006】
フォイル内包装材シートは、切り取り線により限定された切り取り頂端部分を有し、煙草パケットを最初に開けた時、煙草を取り出し易くするために該頂端部分が切り取られる。切り取り頂端部分を限定する切り取り線は、通常真直であり、包装機において特殊な回転カッタにより形成される。
【0007】
蓋がパケットの側方部分を覆っているだけで(例えば米国特許第5957280号の中で述べられている通り)、内包装材シートが最初に煙草群を煙草に関して縦方向に包むようにU字形に折りたたまれる時、切り取り頂端部分を限定する切り取り線は、機械で作るのが困難であるような複雑な形になっていることがあり得る。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の課題は、一群の煙草を包装材シートで包む方法において、上述の欠点を無くすべく設計され、同時に、安上りで容易に実現できる方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この課題は、本発明に従い、付記請求項に記載された通りの、一群の煙草を包装材シートで包む方法によって解決される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明の多数の無制限の実施例を添付図面に則して詳細に説明する。
【0011】
図1の参照番号1は、全体として、整然とした煙草群3(図2)を包むように矩形断面の平行六面体の形に折りたたまれたフォイル内包装材シート2により限定されたパッケージを表す。パッケージ1は、切り取り線5により限定された切り取り頂端部分4を備え、パッケージ1を最初に開けた時、煙草群3を取り出し易くするために該頂端部分が切り取られる。
【0012】
図3に示した通り、包装材シート2は長方形をなし、2つの平行で向き合う長辺と2つの平行で向き合う短辺を備えている。
【0013】
図4に示した通り、煙草群3はほぼ矩形断面の平行六面体の形をなし、煙草の円筒形周壁により限定された2つの平行で向き合う大きい矩形側壁6(1つだけが図4に示してある)と、煙草の円筒形周壁により限定された2つの平行で向き合う、大きい矩形側壁6より小の小さい矩形側壁7(1つだけが図4に示してある)と、煙草の平らな端により限定された2つの平行で向き合う矩形端壁8(1つだけが図4に示してある)を備えている。2つの大きい側壁6と2つの小さい側壁7の間で4つの縦縁9が限定されており、2つの大きい側壁6と2つの端壁8の間で4つの大きい横縁10が限定されており、2つの小さい側壁7と2つの端壁8の間で4つの小さい横縁10が限定されている。
【0014】
では、図1のパッケージ1を形成すべく煙草群3を包装材シート2で包む手順を特に図4〜8に則して説明する。
【0015】
先ず、図4に示した通り、煙草群3の第1の端壁8aを平らな包装材シート2と接触させ、これにより、煙草群3の大きい横縁10が包装材シート2の長辺に平行になり、煙草群3の小さい横縁10が包装材シート2の短辺に平行になるようにする。好ましくは、煙草群3の第1の端壁8aを包装材シート2の中心において包装材シート2の長辺と短辺の両方に関して対称になるように位置決めする。
【0016】
次に、図5に示した通り、第1の端壁8aの大きい横縁10を包むように包装材シート2をU字形に折りたたみ、これにより、包装材シート2が大きい側壁6の両方を部分的に覆うようにする。
【0017】
このポイントで、図6及び7に示した通り、第1の端壁8aの小さい横縁10を包むように包装材シート2を折りたたみ、これにより、包装材シート2が大きい側壁6と小さい側壁7の両方の全体を覆い、第1の端壁8aと向き合う第2の端壁8bに1つの開放端を有するチューブ状パッケージを形成するようにする。この段階で、包装材シート2が2つのZ字形の折り目を形成し、これが局部的に三角形の形状を包装材シート2に分け与え、部分的に重ね合わされ、第1の端壁8aに近接した位置に来ることに注目することが重要である。
【0018】
最後に、図8に示した通り、包装材シート2を第2の端壁8bの上に折りたたみ、煙草群3を包装材シート2で完全に包み、これにより、パッケージ1を形成させる。詳記するならば、包装材シート2を第2の端壁8bの上に折りたたむ工程は、第2の端壁8bの2つの小さい横縁10を包むように包装材シート2を折りたたむ段階(図8)と、次に第2の端壁8bの2つの大きい横縁10を包むように包装材シート2を折りたたむ段階を備えている。
【0019】
添付図面に示した通り、包装材シート2は、包装材シート2の短辺に平行かつ近接し、切り取り頂端部分4を限定する切り取り線5を1本だけ有する。従って、切り取り頂端部分4は、図1及び2に明瞭に示した通り、パッケージ1の頂端の一部に当たるにすぎない。この実施例は、特に、剛性パケットの側方部分だけを覆うヒンジ式蓋を付けた剛性パケット(例えば米国特許第5957280号(US-5957280)の中で述べられている通りの)に適している。
【0020】
異なる実施例(図示なし)では、包装材シート2は、各々、包装材シート2の短辺に平行かつ近接し、切り取り頂端部分4を限定する2本の切り取り線5を有する。従って、これはパッケージ1の頂端全体に当たる。この実施例は、特に、剛性パケットの頂端部分全体を覆うヒンジ式蓋を付けた剛性パケットに適している。別の実施例(図示なし)では、包装材シート2は、各々、包装材シート2の短辺に平行かつ近接し、包装材シート2の短辺より短く、切り取り頂端部分4を限定する2本の切り取り線5を有する。
【0021】
図9の参照番号1は、全体として、整然とした煙草群3(図10)を包むように正三角形横断面を持つ正三角柱の形に折りたたまれたフォイル内包装材シート2により限定されたパッケージを表す。パッケージ1は、切り取り線5により限定された切り取り頂端部分4を備え、パッケージ1を最初に開けた時、煙草群3を取り出し易くするために該頂端部分が切り取られる。
【0022】
図11に示した通り、包装材シート2は長方形をなし、2つの平行で向き合う長辺と2つの平行で向き合う短辺を備えている。
【0023】
図12に示した通り、煙草群3はほぼ三角形横断面を持つ正三角柱の形をなし、煙草の円筒形周壁により限定された3つの矩形側壁11(2つだけが図12に示してある)と、煙草の平らな端により限定された2つの平行で向き合う三角形端壁8(1つだけが図12に示してある)を備えている。側壁11の間で3つの縦縁9が限定されており、側壁11と2つの端壁8の間で6つの横縁10が限定されている。
【0024】
では、図9のパッケージ1を形成すべく煙草群3を包装材シート2で包む手順を特に図12〜15に則して説明する。
【0025】
先ず、図12に示した通り、煙草群3の第1の端壁8aを平らな包装材シート2と接触させ、これにより、煙草群3の第1の側壁11aが包装材シート2の長辺に垂直に、かつ、包装材シート2の短辺に平行になるようにし、そこで、煙草群3の第2の側壁11bと第3の側壁11cが包装材シート2の長辺と短辺に関して傾斜するようにする。好ましくは、煙草群3の第1の端壁8aを包装材シート2の中心において包装材シート2の長辺と短辺の両方に関して対称になるように位置決めする。
【0026】
次に、図13に示した通り、包装材シート2の第1の部分を第1の側壁11aの上に折りたたむ。
【0027】
このポイントで、図14に示した通り、第1の側壁11aから突き出る包装材シート2の第1部分の端を第2の側壁11bと第3の側壁11cの上に折りたたみ、次に、図14に示した通り、包装材シート2の第1部分と向き合う第2部分を第2の側壁11bと第3の側壁11cの上に折りたたみ、かつ部分的に、先に折りたたまれた包装材シート2の第1部分の上に折りたたみ、これにより、第2の端壁8bに1つの開放端を有するチューブ状パッケージを形成させる。
【0028】
最後に、図15に示した通り、包装材シート2を第2の端壁8bの上に折りたたみ、煙草群3を包装材シート2で完全に包み、これにより、パッケージ1を形成させる。詳記するならば、包装材シート2を第2の端壁8bの上に折りたたむ工程は、第2の端壁8bの3つの横縁10を包むように包装材シート2を連続的に折りたたむ段階を備えている。
【0029】
添付図面に示した通り、包装材シート2は、各々、包装材シート2の短辺に平行かつ近接し、切り取り頂端部分4を限定する2本の切り取り線5を有する。従って、これは、図9及び10に明瞭に示した通り、パッケージ1の頂端全体に当たる。この実施例は、特に、剛性パケットの頂端部分全体を覆うヒンジ式蓋を付けた剛性パケットに適している。別の実施例(図示なし)では、包装材シート2は、各々、包装材シート2の短辺に平行かつ近接し、包装材シート2の短辺より短く、切り取り頂端部分4を限定する2本の切り取り線5を有する。
【0030】
異なる実施例(図示なし)では、包装材シート2は、包装材シート2の短辺に平行かつ近接し、切り取り頂端部分4を限定する切り取り線5を1本だけ有する。従って、切り取り頂端部分4は、パッケージ1の頂端の一部に当たるにすぎない。この実施例は、特に、剛性パケットの側方部分だけを覆うヒンジ式蓋を付けた剛性パケット(例えば米国特許第5957280号(US-5957280)の中で述べられている通りの)に適している。
【0031】
図22の参照番号1は、全体として、整然とした煙草群3(図16)を包むように不等辺八角形(すなわち、八角形の辺がすべて等しくない)横断面を持つ平行十面体の形に折りたたまれたフォイル内包装材シート2により限定されたパッケージを表す。パッケージ1は、切り取り線5により限定された切り取り頂端部分4を備え、パッケージ1を最初に開けた時、煙草群3を取り出し易くするために該頂端部分が切り取られる。
【0032】
図16に示した通り、包装材シート2は長方形をなし、2つの平行で向き合う長辺と2つの平行で向き合う短辺を備えている。
【0033】
図16に示した通り、煙草群3はほぼ八角形横断面の平行十面体の形をなし、煙草の円筒形周壁により限定された8つの矩形側壁11(3つだけが図16に示してある)と、煙草の平らな端により限定された2つの平行で向き合う八角形端壁8(1つだけが図16に示してある)を備えている。8つの側壁11の間で8つの縦縁が限定されており、8つの側壁11と2つの端壁8の間で16の横縁が限定されている。
【0034】
では、図22のパッケージ1を形成すべく煙草群3を包装材シート2で包む手順を特に図16〜21に則して説明する。
【0035】
先ず、図16に示した通り、煙草群3の第1の端壁8aを平らな包装材シート2と接触させ、好ましくは、包装材シート2の中心において包装材シート2の長辺と短辺の両方に関して対称になるように位置決めする。
【0036】
次に、図17に示した通り、包装材シート2の2つの向き合う部分を煙草群3の2つの平行で向き合う第1の側壁11aの上に折りたたむことにより、煙草群3を包装材シート2でU字形に包む。
【0037】
このポイントで、図18に示した通り、煙草群3の第1の端壁8aから突き出る包装材シート2の端を、煙草群3の第1の側壁11aに垂直な2つの平行で向き合う第2の側壁11bの上に折りたたむ。
【0038】
図19及び20に示した通り、煙草群3の第1の側壁11aから突き出る包装材シート2の4つの折り返し片を2つずつ互いに重ね合わせて煙草群3の第2の側壁11bの上に折りたたみ、これにより、第2の端壁8bに1つの開放端を有するチューブ状パッケージを形成させる。
【0039】
最後に、図21に示した通り、包装材シート2を第2の端壁8bの上に折りたたみ、煙草群3を包装材シート2で完全に包み、これにより、パッケージ1を形成させる。詳記するならば、包装材シート2を第2の端壁8bの上に折りたたむ工程は、第2の端壁8bの4つの横縁を包むように包装材シート2を連続的に折りたたむ段階を備えている。
【0040】
図29の参照番号1は、全体として、整然とした煙草群3(図23)を包むように二等辺台形横断面を持つ台形柱の形に折りたたまれたフォイル内包装材シート2により限定されたパッケージを表す。パッケージ1は、切り取り線5により限定された切り取り頂端部分4を備え、パッケージ1を最初に開けた時、煙草群3を取り出し易くするために該頂端部分が切り取られる。
【0041】
図23に示した通り、包装材シート2は長方形をなし、2つの平行で向き合う長辺と2つの平行で向き合う短辺を備えている。
【0042】
図23に示した通り、煙草群3はほぼ二等辺台形横断面を持つ平行六面体の形をなし、煙草の円筒形周壁により限定された4つの矩形側壁11(2つだけが図23に示してある)と、煙草の平らな端により限定された2つの平行で向き合う台形端壁8(1つだけが図23に示してある)を備えている。4つの側壁11の間で4つの縦縁が限定されており、4つの側壁11と2つの端壁8の間で8つの横縁が限定されている。詳記するならば、2つの側壁11aは平行で向き合う大きい側壁で、2つの側壁11bは、互いに向かって傾斜する、大きい側壁11aより小の小さい側壁である。
【0043】
では、図29のパッケージ1を形成すべく煙草群3を包装材シート2で包む手順を特に図23〜29に則して説明する。
【0044】
先ず、図23に示した通り、煙草群3の第1の端壁8aを平らな包装材シート2と接触させ、好ましくは、包装材シート2の中心において包装材シート2の長辺と短辺の両方に関して対称になるように位置決めする。
【0045】
次に、図24に示した通り、包装材シート2の2つの向き合う部分を煙草群3の2つの平行で向き合う第1の側壁11aの上に折りたたむことにより、煙草群3を包装材シート2でU字形に包む。
【0046】
このポイントで、図25に示した通り、煙草群3の第1の端壁8aから突き出る包装材シート2の端を、煙草群3の第1の側壁11aに関して傾斜する2つの向き合う第2の側壁11bの上に折りたたむ。
【0047】
図26及び27に示した通り、煙草群3の第1の側壁11aから突き出る包装材シート2の4つの折り返し片を2つずつ互いに重ね合わせて煙草群3の第2の側壁11bの上に折りたたみ、これにより、第2の端壁8bに1つの開放端を有するチューブ状パッケージを形成させる。
【0048】
最後に、図28に示した通り、包装材シート2を第2の端壁8bの上に折りたたみ、煙草群3を包装材シート2で完全に包み、これにより、パッケージ1を形成させる。詳記するならば、包装材シート2を第2の端壁8bの上に折りたたむ工程は、第2の端壁8bの4つの横縁を包むように包装材シート2を連続的に折りたたむ段階を備えている。
【0049】
煙草群3を包装材シート2で包むこの方法は、幾つかの利点を有する。すなわち、これは安上がりで、1つの包装機において容易に実現でき、かつ、なかんずく、剛性パケットの側方部分だけを覆うヒンジ式蓋を付けた剛性パケット(図1及び2)と、剛性パケットの頂端部分全体を覆うヒンジ式蓋を付けた剛性パケット(図9及び10)の両方のケースにおいて、真直の切り取り線5を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】本発明に係る方法を使って折りたたまれた第1のフォイル内包装材シートに包み込まれた第1の煙草群の斜視図である。
【図2】図1に示した第1の煙草群の斜視図で、第1のフォイル内包装材シートの切り取り頂端部分を除去した状態を示す。
【図3】第1のフォイル内包装材シートの展開図で、相対的折りたたみ線を示す。
【図4】第1の煙草群を第1の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図5】第1の煙草群を第1の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図6】第1の煙草群を第1の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図7】第1の煙草群を第1の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図8】第1の煙草群を第1の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図9】本発明に係る方法を使って折りたたまれた第2のフォイル内包装材シートに包み込まれた第2の煙草群の斜視図である。
【図10】図9に示した第2の煙草群の斜視図で、第2のフォイル内包装材シートの切り取り頂端部分を除去した状態を示す。
【図11】第2のフォイル内包装材シートの展開図で、相対的折りたたみ線を示す。
【図12】第2の煙草群を第2の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図13】第2の煙草群を第2の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図14】第2の煙草群を第2の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図15】第2の煙草群を第2の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図22】本発明に係る方法を使って折りたたまれた第3のフォイル内包装材シートに包み込まれた第3の煙草群の斜視図である。
【図16】第3の煙草群を第3の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図17】第3の煙草群を第3の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図18】第3の煙草群を第3の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図19】第3の煙草群を第3の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図20】第3の煙草群を第3の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図21】第3の煙草群を第3の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図29】本発明に係る方法を使って折りたたまれた第4のフォイル内包装材シートに包み込まれた第4の煙草群の斜視図である。
【図23】第4の煙草群を第4の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図24】第4の煙草群を第4の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図25】第4の煙草群を第4の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図26】第4の煙草群を第4の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図27】第4の煙草群を第4の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図28】第4の煙草群を第4の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【技術分野】
【0001】
本発明は、一群の煙草を包装材シートで包む方法に関する。
【0002】
本発明は、特に有利な用途として、剛性のヒンジ式蓋付きパケットの製造において一群の煙草をフォイル包装材シートで包むために使用してよく、以下、これについて純粋に例に則して説明する。
【背景技術】
【0003】
剛性のヒンジ式蓋付き煙草パケットでは、煙草群を、表面に膠が塗付されていないフォイル内包装材シートに包み込む。表面に膠が塗付された外包装材シートを内包装材シートの上にかぶせる。そして、外包装材シートを、透明のプラスチック包装材シートからなる耐水性上包装に包み込み、これを熱密封する。
【0004】
フォイル内包装材シートは、常に長方形をなし、最初に煙草群を包むようにU字形に折りたたむ。煙草パケットの製造に使用される包装機のデザインに応じて、内包装材シートは、煙草に関して横方向であれ縦方向であれ、煙草群を包むようにU字形に手早く折りたたんでよい。
【0005】
一群の煙草を包装材シートで包む1つの例が英国特許第785076号の中で述べられている。
【0006】
フォイル内包装材シートは、切り取り線により限定された切り取り頂端部分を有し、煙草パケットを最初に開けた時、煙草を取り出し易くするために該頂端部分が切り取られる。切り取り頂端部分を限定する切り取り線は、通常真直であり、包装機において特殊な回転カッタにより形成される。
【0007】
蓋がパケットの側方部分を覆っているだけで(例えば米国特許第5957280号の中で述べられている通り)、内包装材シートが最初に煙草群を煙草に関して縦方向に包むようにU字形に折りたたまれる時、切り取り頂端部分を限定する切り取り線は、機械で作るのが困難であるような複雑な形になっていることがあり得る。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の課題は、一群の煙草を包装材シートで包む方法において、上述の欠点を無くすべく設計され、同時に、安上りで容易に実現できる方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この課題は、本発明に従い、付記請求項に記載された通りの、一群の煙草を包装材シートで包む方法によって解決される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明の多数の無制限の実施例を添付図面に則して詳細に説明する。
【0011】
図1の参照番号1は、全体として、整然とした煙草群3(図2)を包むように矩形断面の平行六面体の形に折りたたまれたフォイル内包装材シート2により限定されたパッケージを表す。パッケージ1は、切り取り線5により限定された切り取り頂端部分4を備え、パッケージ1を最初に開けた時、煙草群3を取り出し易くするために該頂端部分が切り取られる。
【0012】
図3に示した通り、包装材シート2は長方形をなし、2つの平行で向き合う長辺と2つの平行で向き合う短辺を備えている。
【0013】
図4に示した通り、煙草群3はほぼ矩形断面の平行六面体の形をなし、煙草の円筒形周壁により限定された2つの平行で向き合う大きい矩形側壁6(1つだけが図4に示してある)と、煙草の円筒形周壁により限定された2つの平行で向き合う、大きい矩形側壁6より小の小さい矩形側壁7(1つだけが図4に示してある)と、煙草の平らな端により限定された2つの平行で向き合う矩形端壁8(1つだけが図4に示してある)を備えている。2つの大きい側壁6と2つの小さい側壁7の間で4つの縦縁9が限定されており、2つの大きい側壁6と2つの端壁8の間で4つの大きい横縁10が限定されており、2つの小さい側壁7と2つの端壁8の間で4つの小さい横縁10が限定されている。
【0014】
では、図1のパッケージ1を形成すべく煙草群3を包装材シート2で包む手順を特に図4〜8に則して説明する。
【0015】
先ず、図4に示した通り、煙草群3の第1の端壁8aを平らな包装材シート2と接触させ、これにより、煙草群3の大きい横縁10が包装材シート2の長辺に平行になり、煙草群3の小さい横縁10が包装材シート2の短辺に平行になるようにする。好ましくは、煙草群3の第1の端壁8aを包装材シート2の中心において包装材シート2の長辺と短辺の両方に関して対称になるように位置決めする。
【0016】
次に、図5に示した通り、第1の端壁8aの大きい横縁10を包むように包装材シート2をU字形に折りたたみ、これにより、包装材シート2が大きい側壁6の両方を部分的に覆うようにする。
【0017】
このポイントで、図6及び7に示した通り、第1の端壁8aの小さい横縁10を包むように包装材シート2を折りたたみ、これにより、包装材シート2が大きい側壁6と小さい側壁7の両方の全体を覆い、第1の端壁8aと向き合う第2の端壁8bに1つの開放端を有するチューブ状パッケージを形成するようにする。この段階で、包装材シート2が2つのZ字形の折り目を形成し、これが局部的に三角形の形状を包装材シート2に分け与え、部分的に重ね合わされ、第1の端壁8aに近接した位置に来ることに注目することが重要である。
【0018】
最後に、図8に示した通り、包装材シート2を第2の端壁8bの上に折りたたみ、煙草群3を包装材シート2で完全に包み、これにより、パッケージ1を形成させる。詳記するならば、包装材シート2を第2の端壁8bの上に折りたたむ工程は、第2の端壁8bの2つの小さい横縁10を包むように包装材シート2を折りたたむ段階(図8)と、次に第2の端壁8bの2つの大きい横縁10を包むように包装材シート2を折りたたむ段階を備えている。
【0019】
添付図面に示した通り、包装材シート2は、包装材シート2の短辺に平行かつ近接し、切り取り頂端部分4を限定する切り取り線5を1本だけ有する。従って、切り取り頂端部分4は、図1及び2に明瞭に示した通り、パッケージ1の頂端の一部に当たるにすぎない。この実施例は、特に、剛性パケットの側方部分だけを覆うヒンジ式蓋を付けた剛性パケット(例えば米国特許第5957280号(US-5957280)の中で述べられている通りの)に適している。
【0020】
異なる実施例(図示なし)では、包装材シート2は、各々、包装材シート2の短辺に平行かつ近接し、切り取り頂端部分4を限定する2本の切り取り線5を有する。従って、これはパッケージ1の頂端全体に当たる。この実施例は、特に、剛性パケットの頂端部分全体を覆うヒンジ式蓋を付けた剛性パケットに適している。別の実施例(図示なし)では、包装材シート2は、各々、包装材シート2の短辺に平行かつ近接し、包装材シート2の短辺より短く、切り取り頂端部分4を限定する2本の切り取り線5を有する。
【0021】
図9の参照番号1は、全体として、整然とした煙草群3(図10)を包むように正三角形横断面を持つ正三角柱の形に折りたたまれたフォイル内包装材シート2により限定されたパッケージを表す。パッケージ1は、切り取り線5により限定された切り取り頂端部分4を備え、パッケージ1を最初に開けた時、煙草群3を取り出し易くするために該頂端部分が切り取られる。
【0022】
図11に示した通り、包装材シート2は長方形をなし、2つの平行で向き合う長辺と2つの平行で向き合う短辺を備えている。
【0023】
図12に示した通り、煙草群3はほぼ三角形横断面を持つ正三角柱の形をなし、煙草の円筒形周壁により限定された3つの矩形側壁11(2つだけが図12に示してある)と、煙草の平らな端により限定された2つの平行で向き合う三角形端壁8(1つだけが図12に示してある)を備えている。側壁11の間で3つの縦縁9が限定されており、側壁11と2つの端壁8の間で6つの横縁10が限定されている。
【0024】
では、図9のパッケージ1を形成すべく煙草群3を包装材シート2で包む手順を特に図12〜15に則して説明する。
【0025】
先ず、図12に示した通り、煙草群3の第1の端壁8aを平らな包装材シート2と接触させ、これにより、煙草群3の第1の側壁11aが包装材シート2の長辺に垂直に、かつ、包装材シート2の短辺に平行になるようにし、そこで、煙草群3の第2の側壁11bと第3の側壁11cが包装材シート2の長辺と短辺に関して傾斜するようにする。好ましくは、煙草群3の第1の端壁8aを包装材シート2の中心において包装材シート2の長辺と短辺の両方に関して対称になるように位置決めする。
【0026】
次に、図13に示した通り、包装材シート2の第1の部分を第1の側壁11aの上に折りたたむ。
【0027】
このポイントで、図14に示した通り、第1の側壁11aから突き出る包装材シート2の第1部分の端を第2の側壁11bと第3の側壁11cの上に折りたたみ、次に、図14に示した通り、包装材シート2の第1部分と向き合う第2部分を第2の側壁11bと第3の側壁11cの上に折りたたみ、かつ部分的に、先に折りたたまれた包装材シート2の第1部分の上に折りたたみ、これにより、第2の端壁8bに1つの開放端を有するチューブ状パッケージを形成させる。
【0028】
最後に、図15に示した通り、包装材シート2を第2の端壁8bの上に折りたたみ、煙草群3を包装材シート2で完全に包み、これにより、パッケージ1を形成させる。詳記するならば、包装材シート2を第2の端壁8bの上に折りたたむ工程は、第2の端壁8bの3つの横縁10を包むように包装材シート2を連続的に折りたたむ段階を備えている。
【0029】
添付図面に示した通り、包装材シート2は、各々、包装材シート2の短辺に平行かつ近接し、切り取り頂端部分4を限定する2本の切り取り線5を有する。従って、これは、図9及び10に明瞭に示した通り、パッケージ1の頂端全体に当たる。この実施例は、特に、剛性パケットの頂端部分全体を覆うヒンジ式蓋を付けた剛性パケットに適している。別の実施例(図示なし)では、包装材シート2は、各々、包装材シート2の短辺に平行かつ近接し、包装材シート2の短辺より短く、切り取り頂端部分4を限定する2本の切り取り線5を有する。
【0030】
異なる実施例(図示なし)では、包装材シート2は、包装材シート2の短辺に平行かつ近接し、切り取り頂端部分4を限定する切り取り線5を1本だけ有する。従って、切り取り頂端部分4は、パッケージ1の頂端の一部に当たるにすぎない。この実施例は、特に、剛性パケットの側方部分だけを覆うヒンジ式蓋を付けた剛性パケット(例えば米国特許第5957280号(US-5957280)の中で述べられている通りの)に適している。
【0031】
図22の参照番号1は、全体として、整然とした煙草群3(図16)を包むように不等辺八角形(すなわち、八角形の辺がすべて等しくない)横断面を持つ平行十面体の形に折りたたまれたフォイル内包装材シート2により限定されたパッケージを表す。パッケージ1は、切り取り線5により限定された切り取り頂端部分4を備え、パッケージ1を最初に開けた時、煙草群3を取り出し易くするために該頂端部分が切り取られる。
【0032】
図16に示した通り、包装材シート2は長方形をなし、2つの平行で向き合う長辺と2つの平行で向き合う短辺を備えている。
【0033】
図16に示した通り、煙草群3はほぼ八角形横断面の平行十面体の形をなし、煙草の円筒形周壁により限定された8つの矩形側壁11(3つだけが図16に示してある)と、煙草の平らな端により限定された2つの平行で向き合う八角形端壁8(1つだけが図16に示してある)を備えている。8つの側壁11の間で8つの縦縁が限定されており、8つの側壁11と2つの端壁8の間で16の横縁が限定されている。
【0034】
では、図22のパッケージ1を形成すべく煙草群3を包装材シート2で包む手順を特に図16〜21に則して説明する。
【0035】
先ず、図16に示した通り、煙草群3の第1の端壁8aを平らな包装材シート2と接触させ、好ましくは、包装材シート2の中心において包装材シート2の長辺と短辺の両方に関して対称になるように位置決めする。
【0036】
次に、図17に示した通り、包装材シート2の2つの向き合う部分を煙草群3の2つの平行で向き合う第1の側壁11aの上に折りたたむことにより、煙草群3を包装材シート2でU字形に包む。
【0037】
このポイントで、図18に示した通り、煙草群3の第1の端壁8aから突き出る包装材シート2の端を、煙草群3の第1の側壁11aに垂直な2つの平行で向き合う第2の側壁11bの上に折りたたむ。
【0038】
図19及び20に示した通り、煙草群3の第1の側壁11aから突き出る包装材シート2の4つの折り返し片を2つずつ互いに重ね合わせて煙草群3の第2の側壁11bの上に折りたたみ、これにより、第2の端壁8bに1つの開放端を有するチューブ状パッケージを形成させる。
【0039】
最後に、図21に示した通り、包装材シート2を第2の端壁8bの上に折りたたみ、煙草群3を包装材シート2で完全に包み、これにより、パッケージ1を形成させる。詳記するならば、包装材シート2を第2の端壁8bの上に折りたたむ工程は、第2の端壁8bの4つの横縁を包むように包装材シート2を連続的に折りたたむ段階を備えている。
【0040】
図29の参照番号1は、全体として、整然とした煙草群3(図23)を包むように二等辺台形横断面を持つ台形柱の形に折りたたまれたフォイル内包装材シート2により限定されたパッケージを表す。パッケージ1は、切り取り線5により限定された切り取り頂端部分4を備え、パッケージ1を最初に開けた時、煙草群3を取り出し易くするために該頂端部分が切り取られる。
【0041】
図23に示した通り、包装材シート2は長方形をなし、2つの平行で向き合う長辺と2つの平行で向き合う短辺を備えている。
【0042】
図23に示した通り、煙草群3はほぼ二等辺台形横断面を持つ平行六面体の形をなし、煙草の円筒形周壁により限定された4つの矩形側壁11(2つだけが図23に示してある)と、煙草の平らな端により限定された2つの平行で向き合う台形端壁8(1つだけが図23に示してある)を備えている。4つの側壁11の間で4つの縦縁が限定されており、4つの側壁11と2つの端壁8の間で8つの横縁が限定されている。詳記するならば、2つの側壁11aは平行で向き合う大きい側壁で、2つの側壁11bは、互いに向かって傾斜する、大きい側壁11aより小の小さい側壁である。
【0043】
では、図29のパッケージ1を形成すべく煙草群3を包装材シート2で包む手順を特に図23〜29に則して説明する。
【0044】
先ず、図23に示した通り、煙草群3の第1の端壁8aを平らな包装材シート2と接触させ、好ましくは、包装材シート2の中心において包装材シート2の長辺と短辺の両方に関して対称になるように位置決めする。
【0045】
次に、図24に示した通り、包装材シート2の2つの向き合う部分を煙草群3の2つの平行で向き合う第1の側壁11aの上に折りたたむことにより、煙草群3を包装材シート2でU字形に包む。
【0046】
このポイントで、図25に示した通り、煙草群3の第1の端壁8aから突き出る包装材シート2の端を、煙草群3の第1の側壁11aに関して傾斜する2つの向き合う第2の側壁11bの上に折りたたむ。
【0047】
図26及び27に示した通り、煙草群3の第1の側壁11aから突き出る包装材シート2の4つの折り返し片を2つずつ互いに重ね合わせて煙草群3の第2の側壁11bの上に折りたたみ、これにより、第2の端壁8bに1つの開放端を有するチューブ状パッケージを形成させる。
【0048】
最後に、図28に示した通り、包装材シート2を第2の端壁8bの上に折りたたみ、煙草群3を包装材シート2で完全に包み、これにより、パッケージ1を形成させる。詳記するならば、包装材シート2を第2の端壁8bの上に折りたたむ工程は、第2の端壁8bの4つの横縁を包むように包装材シート2を連続的に折りたたむ段階を備えている。
【0049】
煙草群3を包装材シート2で包むこの方法は、幾つかの利点を有する。すなわち、これは安上がりで、1つの包装機において容易に実現でき、かつ、なかんずく、剛性パケットの側方部分だけを覆うヒンジ式蓋を付けた剛性パケット(図1及び2)と、剛性パケットの頂端部分全体を覆うヒンジ式蓋を付けた剛性パケット(図9及び10)の両方のケースにおいて、真直の切り取り線5を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】本発明に係る方法を使って折りたたまれた第1のフォイル内包装材シートに包み込まれた第1の煙草群の斜視図である。
【図2】図1に示した第1の煙草群の斜視図で、第1のフォイル内包装材シートの切り取り頂端部分を除去した状態を示す。
【図3】第1のフォイル内包装材シートの展開図で、相対的折りたたみ線を示す。
【図4】第1の煙草群を第1の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図5】第1の煙草群を第1の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図6】第1の煙草群を第1の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図7】第1の煙草群を第1の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図8】第1の煙草群を第1の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図9】本発明に係る方法を使って折りたたまれた第2のフォイル内包装材シートに包み込まれた第2の煙草群の斜視図である。
【図10】図9に示した第2の煙草群の斜視図で、第2のフォイル内包装材シートの切り取り頂端部分を除去した状態を示す。
【図11】第2のフォイル内包装材シートの展開図で、相対的折りたたみ線を示す。
【図12】第2の煙草群を第2の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図13】第2の煙草群を第2の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図14】第2の煙草群を第2の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図15】第2の煙草群を第2の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図22】本発明に係る方法を使って折りたたまれた第3のフォイル内包装材シートに包み込まれた第3の煙草群の斜視図である。
【図16】第3の煙草群を第3の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図17】第3の煙草群を第3の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図18】第3の煙草群を第3の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図19】第3の煙草群を第3の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図20】第3の煙草群を第3の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図21】第3の煙草群を第3の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図29】本発明に係る方法を使って折りたたまれた第4のフォイル内包装材シートに包み込まれた第4の煙草群の斜視図である。
【図23】第4の煙草群を第4の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図24】第4の煙草群を第4の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図25】第4の煙草群を第4の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図26】第4の煙草群を第4の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図27】第4の煙草群を第4の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【図28】第4の煙草群を第4の包装材シートで包む連続的工程を示す図解的斜視図である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
一群の煙草を包装材シートで包む方法において、
前記包装材シート(2)が長方形をなし、2つの平行で向き合う長辺と2つの平行で向き合う短辺を備え、
前記煙草群(3)がほぼ矩形横断面を持つ平行六面体の形をなし、前記煙草の円筒形周壁により限定された2つの平行で向き合う大きい側壁(6)と、前記煙草の円筒形周壁により限定された2つの平行で向き合う、前記大きい側壁(6)より小の小さい側壁(7)と、前記煙草の平らな端により限定された2つの平行で向き合う端壁(8)を備え、前記2つの大きい側壁(6)と前記2つの小さい側壁(7)の間で4つの縦縁(9)が限定されており、前記2つの大きい側壁(6)と前記2つの端壁(8)の間で4つの大きい横縁(10)が限定されており、2つの小さい側壁7と2つの端壁(8)の間で4つの小さい横縁(10)が限定されており、
前記方法は、
前記煙草群(3)の第1の端壁(8a)を前記平らな包装材シート(2)と接触させ、これにより、前記煙草群(3)の大きい横縁(10)が前記包装材シート(2)の長辺に平行になり、前記煙草群(3)の小さい横縁(10)が前記包装材シート(2)の短辺に平行になるようにする工程と、
前記第1の端壁(8a)の大きい横縁(10)を包むように前記包装材シート(2)をU字形に折りたたみ、これにより、前記包装材シート(2)が前記大きい側壁(6)の両方を部分的に覆うようにする工程と、
前記第1の端壁(8a)の小さい横縁(10)を包むように前記包装材シート(2)を折りたたみ、これにより、前記包装材シート(2)が前記大きい側壁(6)と前記小さい側壁(7)の両方を完全に覆い、第2の端壁(8b)に1つの開放端を有するチューブ状パッケージを形成するようにする工程とを備えている方法。
【請求項2】
更に、前記包装材シート(2)を前記第2の端壁(8b)の上に折りたたみ、これにより、前記煙草群(3)を前記包装材シート(2)で完全に包む段階を備えている、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記包装材シート(2)を前記第2の端壁(8b)の上に折りたたむ工程が、前記第2の端壁(8b)の2つの小さい横縁(10)を包むように前記包装材シート(2)を折りたたむこと、及び、次に前記第2の端壁(8b)の2つの大きい横縁(10)を包むように前記包装材シート(2)を折りたたむ段階を備えている、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記煙草群(3)の第1の端壁(8a)を前記包装材シート(2)の中心において前記包装材シート(2)の長辺と前記包装材シート(2)の短辺の両方に関して対称になるように位置決めする、請求項1、2又は3に記載の方法。
【請求項5】
更に、前記包装材シート(2)の表面に、前記包装材シート(2)の短辺に平行かつ近接し、前記包装材シート(2)の切り取り頂端部分(4)を限定する切り取り線(5)を形成する工程を備えている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
更に、前記包装材シート(2)の表面に、各々、前記包装材シート(2)の短辺に平行かつ近接し、前記包装材シート(2)の切り取り頂端部分(4)を限定する2本の切り取り線(5)を形成する工程を備えている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
一群の煙草を包装材シートで包む方法において、
前記包装材シート(2)が長方形をなし、2つの平行で向き合う長辺と2つの平行で向き合う短辺を備え、
前記煙草群(3)がほぼ三角形横断面を持つ正三角柱の形をなし、前記煙草の円筒形周壁により限定された3つの側壁(11)と、前記煙草の平らな端により限定された2つの平行で向き合う端壁(8)を備え、前記3つの側壁(11)の間で3つの縦縁(9)が限定されており、前記3つの側壁(11)と前記2つの端壁(8)の間で6つの横縁(10)が限定されており、
前記方法は、
前記煙草群(3)の第1の端壁(8a)を前記平らな包装材シート(2)と接触させ、これにより、前記煙草群(3)の第1の側壁(11a)が前記包装材シート(2)の長辺に垂直に、かつ、前記包装材シート(2)の短辺に平行になるようにする工程と、
前記包装材シート(2)の第1の部分を前記第1の側壁(11a)の上に折りたたむ工程と、
前記第1の側壁(11a)から突き出る前記包装材シート(2)の第1部分の端を第2の側壁(11b)と第3の側壁(11c)の上に折りたたむ工程と、
前記包装材シート(2)の第1部分と向き合う第2部分を前記第2の側壁(11b)と第3の側壁(11c)の上に折りたたみ、かつ部分的に、先に折りたたまれた前記包装材シート(2)の第1部分の上に折りたたみ、これにより、第2の端壁(8b)に1つの開放端を有するチューブ状パッケージを形成させる工程とを備えている方法。
【請求項8】
更に、前記包装材シート(2)を前記第2の端壁(8b)の上に折りたたみ、これにより、前記煙草群(3)を前記包装材シート(2)で完全に包む段階を備えている、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記包装材シート(2)を前記第2の端壁(8b)の上に折りたたむ工程が、前記第2の端壁(8b)の3つの横縁(10)を包むように前記包装材シート(2)を連続的に折りたたむ段階を備えている、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記煙草群(3)の第1の端壁(8a)を前記包装材シート(2)の中心において前記包装材シート(2)の長辺と前記包装材シート(2)の短辺の両方に関して対称になるように位置決めする、請求項7、8又は9に記載の方法。
【請求項11】
更に、前記包装材シート(2)の表面に、各々、前記包装材シート(2)の短辺に平行かつ近接し、前記包装材シート(2)の切り取り頂端部分(4)を限定する2本の切り取り線(5)を形成する工程を備えている、請求項7〜10のいずれか1項に記載の方法。
【請求項12】
一群の煙草を包装材シートで包む方法において、
前記包装材シート(2)が長方形をなし、2つの平行で向き合う長辺と2つの平行で向き合う短辺を備え、
前記煙草群(3)がほぼ八角形横断面を持つ平行十面体の形をなし、前記煙草の円筒形周壁により限定された8つの側壁(11)と、前記煙草の平らな端により限定された2つの平行で向き合う端壁(8)を備え、前記8つの側壁(11)の間で8つの縦縁が限定されており、前記8つの側壁(11)と前記2つの端壁(8)の間で16つの横縁が限定されており、
前記方法は、
前記煙草群(3)の第1の端壁(8a)を前記平らな包装材シート(2)と接触させる工程と、
前記包装材シート(2)の2つの向き合う部分を前記煙草群(3)の2つの平行で向き合う第1の側壁(11a)の上に折りたたむことにより、前記煙草群(3)を前記包装材シート(2)でU字形に包む工程と、
前記煙草群(3)の第1の端壁(8a)から突き出る前記包装材シート(2)の端を、前記煙草群(3)の第1の側壁(11a)に垂直な前記煙草群(3)の2つの平行で向き合う第2の側壁(11b)の上に折りたたむ工程と、
前記煙草群(3)の第1の側壁(11a)から突き出る前記包装材シート(2)の4つの折り返し片を2つずつ互いに重ね合わせて前記煙草群(3)の第2の側壁(11b)の上に折りたたみ、これにより、前記第2の端壁(8b)に1つの開放端を有するチューブ状パッケージを形成させる工程とを備えている方法。
【請求項13】
更に、前記包装材シート(2)を前記第2の端壁(8b)の上に折りたたみ、これにより、前記煙草群(3)を前記包装材シート(2)で完全に包む段階を備えている、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記包装材シート(2)を前記第2の端壁(8b)の上に折りたたむ工程が、前記第2の端壁(8b)の4つの横縁を包むように前記包装材シート(2)を連続的に折りたたむ段階を備えている、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記煙草群(3)の第1の端壁(8a)を前記包装材シート(2)の中心において前記包装材シート(2)の長辺と前記包装材シート(2)の短辺の両方に関して対称になるように位置決めする、請求項12、13又は14に記載の方法。
【請求項16】
更に、前記包装材シート(2)の表面に、前記包装材シート(2)の短辺に平行かつ近接し、前記包装材シート(2)の切り取り頂端部分(4)を限定する切り取り線(5)を形成する工程を備えている、請求項12〜15のいずれか1項に記載の方法。
【請求項17】
更に、前記包装材シート(2)の表面に、各々、前記包装材シート(2)の短辺に平行かつ近接し、前記包装材シート(2)の切り取り頂端部分(4)を限定する2本の切り取り線(5)を形成する工程を備えている、請求項12〜15のいずれか1項に記載の方法。
【請求項18】
一群の煙草を包装材シートで包む方法において、
前記包装材シート(2)が長方形をなし、2つの平行で向き合う長辺と2つの平行で向き合う短辺を備え、
前記煙草群(3)がほぼ台形横断面を持つ台形柱の形をなし、前記煙草の円筒形周壁により限定された4つの側壁(11)と、前記煙草の平らな端により限定された2つの平行で向き合う端壁(8)を備え、前記4つの側壁(11)の間で4つの縦縁が限定されており、前記4つの側壁(11)と前記2つの端壁(8)の間で8つの横縁が限定されており、
前記方法が、
前記煙草群(3)の第1の端壁(8a)を前記平らな包装材シート(2)と接触させる工程と、
前記包装材シート(2)の2つの向き合う部分を前記煙草群(3)の2つの平行で向き合う第1の側壁(11a)の上に折りたたむことにより、前記煙草群(3)を前記包装材シート(2)でU字形に包む工程と、
前記煙草群(3)の第1の端壁(8a)から突き出る前記包装材シート(2)の端を、前記煙草群(3)の第1の側壁(11a)に関して傾斜する前記煙草群(3)の2つの向き合う第2の側壁(11b)の上に折りたたむ工程と、
前記煙草群(3)の第1の側壁(11a)から突き出る前記包装材シート(2)の4つの折り返し片を2つずつ互いに重ね合わせて前記煙草群(3)の第2の側壁(11b)の上に折りたたみ、これにより、前記第2の端壁(8b)に1つの開放端を有するチューブ状パッケージを形成させる工程とを備えている方法。
【請求項19】
更に、前記包装材シート(2)を前記第2の端壁(8b)の上に折りたたみ、これにより、前記煙草群(3)を前記包装材シート(2)で完全に包む段階を備えている、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記包装材シート(2)を前記第2の端壁(8b)の上に折りたたむ工程が、前記第2の端壁(8b)の4つの横縁を包むように前記包装材シート(2)を連続的に折りたたむ段階を備えている、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記煙草群(3)の第1の端壁(8a)を前記包装材シート(2)の中心において前記包装材シート(2)の長辺と前記包装材シート(2)の短辺の両方に関して対称になるように位置決めする、請求項18、19又は20に記載の方法。
【請求項22】
更に、前記包装材シート(2)の表面に、前記包装材シート(2)の短辺に平行かつ近接し、前記包装材シート(2)の切り取り頂端部分(4)を限定する切り取り線(5)を形成する工程を備えている、請求項18〜21のいずれか1項に記載の方法。
【請求項23】
更に、前記包装材シート(2)の表面に、各々、前記包装材シート(2)の短辺に平行かつ近接し、前記包装材シート(2)の切り取り頂端部分(4)を限定する2本の切り取り線(5)を形成する工程を備えている、請求項18〜21のいずれか1項に記載の方法。
【請求項1】
一群の煙草を包装材シートで包む方法において、
前記包装材シート(2)が長方形をなし、2つの平行で向き合う長辺と2つの平行で向き合う短辺を備え、
前記煙草群(3)がほぼ矩形横断面を持つ平行六面体の形をなし、前記煙草の円筒形周壁により限定された2つの平行で向き合う大きい側壁(6)と、前記煙草の円筒形周壁により限定された2つの平行で向き合う、前記大きい側壁(6)より小の小さい側壁(7)と、前記煙草の平らな端により限定された2つの平行で向き合う端壁(8)を備え、前記2つの大きい側壁(6)と前記2つの小さい側壁(7)の間で4つの縦縁(9)が限定されており、前記2つの大きい側壁(6)と前記2つの端壁(8)の間で4つの大きい横縁(10)が限定されており、2つの小さい側壁7と2つの端壁(8)の間で4つの小さい横縁(10)が限定されており、
前記方法は、
前記煙草群(3)の第1の端壁(8a)を前記平らな包装材シート(2)と接触させ、これにより、前記煙草群(3)の大きい横縁(10)が前記包装材シート(2)の長辺に平行になり、前記煙草群(3)の小さい横縁(10)が前記包装材シート(2)の短辺に平行になるようにする工程と、
前記第1の端壁(8a)の大きい横縁(10)を包むように前記包装材シート(2)をU字形に折りたたみ、これにより、前記包装材シート(2)が前記大きい側壁(6)の両方を部分的に覆うようにする工程と、
前記第1の端壁(8a)の小さい横縁(10)を包むように前記包装材シート(2)を折りたたみ、これにより、前記包装材シート(2)が前記大きい側壁(6)と前記小さい側壁(7)の両方を完全に覆い、第2の端壁(8b)に1つの開放端を有するチューブ状パッケージを形成するようにする工程とを備えている方法。
【請求項2】
更に、前記包装材シート(2)を前記第2の端壁(8b)の上に折りたたみ、これにより、前記煙草群(3)を前記包装材シート(2)で完全に包む段階を備えている、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記包装材シート(2)を前記第2の端壁(8b)の上に折りたたむ工程が、前記第2の端壁(8b)の2つの小さい横縁(10)を包むように前記包装材シート(2)を折りたたむこと、及び、次に前記第2の端壁(8b)の2つの大きい横縁(10)を包むように前記包装材シート(2)を折りたたむ段階を備えている、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記煙草群(3)の第1の端壁(8a)を前記包装材シート(2)の中心において前記包装材シート(2)の長辺と前記包装材シート(2)の短辺の両方に関して対称になるように位置決めする、請求項1、2又は3に記載の方法。
【請求項5】
更に、前記包装材シート(2)の表面に、前記包装材シート(2)の短辺に平行かつ近接し、前記包装材シート(2)の切り取り頂端部分(4)を限定する切り取り線(5)を形成する工程を備えている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
更に、前記包装材シート(2)の表面に、各々、前記包装材シート(2)の短辺に平行かつ近接し、前記包装材シート(2)の切り取り頂端部分(4)を限定する2本の切り取り線(5)を形成する工程を備えている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
一群の煙草を包装材シートで包む方法において、
前記包装材シート(2)が長方形をなし、2つの平行で向き合う長辺と2つの平行で向き合う短辺を備え、
前記煙草群(3)がほぼ三角形横断面を持つ正三角柱の形をなし、前記煙草の円筒形周壁により限定された3つの側壁(11)と、前記煙草の平らな端により限定された2つの平行で向き合う端壁(8)を備え、前記3つの側壁(11)の間で3つの縦縁(9)が限定されており、前記3つの側壁(11)と前記2つの端壁(8)の間で6つの横縁(10)が限定されており、
前記方法は、
前記煙草群(3)の第1の端壁(8a)を前記平らな包装材シート(2)と接触させ、これにより、前記煙草群(3)の第1の側壁(11a)が前記包装材シート(2)の長辺に垂直に、かつ、前記包装材シート(2)の短辺に平行になるようにする工程と、
前記包装材シート(2)の第1の部分を前記第1の側壁(11a)の上に折りたたむ工程と、
前記第1の側壁(11a)から突き出る前記包装材シート(2)の第1部分の端を第2の側壁(11b)と第3の側壁(11c)の上に折りたたむ工程と、
前記包装材シート(2)の第1部分と向き合う第2部分を前記第2の側壁(11b)と第3の側壁(11c)の上に折りたたみ、かつ部分的に、先に折りたたまれた前記包装材シート(2)の第1部分の上に折りたたみ、これにより、第2の端壁(8b)に1つの開放端を有するチューブ状パッケージを形成させる工程とを備えている方法。
【請求項8】
更に、前記包装材シート(2)を前記第2の端壁(8b)の上に折りたたみ、これにより、前記煙草群(3)を前記包装材シート(2)で完全に包む段階を備えている、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記包装材シート(2)を前記第2の端壁(8b)の上に折りたたむ工程が、前記第2の端壁(8b)の3つの横縁(10)を包むように前記包装材シート(2)を連続的に折りたたむ段階を備えている、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記煙草群(3)の第1の端壁(8a)を前記包装材シート(2)の中心において前記包装材シート(2)の長辺と前記包装材シート(2)の短辺の両方に関して対称になるように位置決めする、請求項7、8又は9に記載の方法。
【請求項11】
更に、前記包装材シート(2)の表面に、各々、前記包装材シート(2)の短辺に平行かつ近接し、前記包装材シート(2)の切り取り頂端部分(4)を限定する2本の切り取り線(5)を形成する工程を備えている、請求項7〜10のいずれか1項に記載の方法。
【請求項12】
一群の煙草を包装材シートで包む方法において、
前記包装材シート(2)が長方形をなし、2つの平行で向き合う長辺と2つの平行で向き合う短辺を備え、
前記煙草群(3)がほぼ八角形横断面を持つ平行十面体の形をなし、前記煙草の円筒形周壁により限定された8つの側壁(11)と、前記煙草の平らな端により限定された2つの平行で向き合う端壁(8)を備え、前記8つの側壁(11)の間で8つの縦縁が限定されており、前記8つの側壁(11)と前記2つの端壁(8)の間で16つの横縁が限定されており、
前記方法は、
前記煙草群(3)の第1の端壁(8a)を前記平らな包装材シート(2)と接触させる工程と、
前記包装材シート(2)の2つの向き合う部分を前記煙草群(3)の2つの平行で向き合う第1の側壁(11a)の上に折りたたむことにより、前記煙草群(3)を前記包装材シート(2)でU字形に包む工程と、
前記煙草群(3)の第1の端壁(8a)から突き出る前記包装材シート(2)の端を、前記煙草群(3)の第1の側壁(11a)に垂直な前記煙草群(3)の2つの平行で向き合う第2の側壁(11b)の上に折りたたむ工程と、
前記煙草群(3)の第1の側壁(11a)から突き出る前記包装材シート(2)の4つの折り返し片を2つずつ互いに重ね合わせて前記煙草群(3)の第2の側壁(11b)の上に折りたたみ、これにより、前記第2の端壁(8b)に1つの開放端を有するチューブ状パッケージを形成させる工程とを備えている方法。
【請求項13】
更に、前記包装材シート(2)を前記第2の端壁(8b)の上に折りたたみ、これにより、前記煙草群(3)を前記包装材シート(2)で完全に包む段階を備えている、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記包装材シート(2)を前記第2の端壁(8b)の上に折りたたむ工程が、前記第2の端壁(8b)の4つの横縁を包むように前記包装材シート(2)を連続的に折りたたむ段階を備えている、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記煙草群(3)の第1の端壁(8a)を前記包装材シート(2)の中心において前記包装材シート(2)の長辺と前記包装材シート(2)の短辺の両方に関して対称になるように位置決めする、請求項12、13又は14に記載の方法。
【請求項16】
更に、前記包装材シート(2)の表面に、前記包装材シート(2)の短辺に平行かつ近接し、前記包装材シート(2)の切り取り頂端部分(4)を限定する切り取り線(5)を形成する工程を備えている、請求項12〜15のいずれか1項に記載の方法。
【請求項17】
更に、前記包装材シート(2)の表面に、各々、前記包装材シート(2)の短辺に平行かつ近接し、前記包装材シート(2)の切り取り頂端部分(4)を限定する2本の切り取り線(5)を形成する工程を備えている、請求項12〜15のいずれか1項に記載の方法。
【請求項18】
一群の煙草を包装材シートで包む方法において、
前記包装材シート(2)が長方形をなし、2つの平行で向き合う長辺と2つの平行で向き合う短辺を備え、
前記煙草群(3)がほぼ台形横断面を持つ台形柱の形をなし、前記煙草の円筒形周壁により限定された4つの側壁(11)と、前記煙草の平らな端により限定された2つの平行で向き合う端壁(8)を備え、前記4つの側壁(11)の間で4つの縦縁が限定されており、前記4つの側壁(11)と前記2つの端壁(8)の間で8つの横縁が限定されており、
前記方法が、
前記煙草群(3)の第1の端壁(8a)を前記平らな包装材シート(2)と接触させる工程と、
前記包装材シート(2)の2つの向き合う部分を前記煙草群(3)の2つの平行で向き合う第1の側壁(11a)の上に折りたたむことにより、前記煙草群(3)を前記包装材シート(2)でU字形に包む工程と、
前記煙草群(3)の第1の端壁(8a)から突き出る前記包装材シート(2)の端を、前記煙草群(3)の第1の側壁(11a)に関して傾斜する前記煙草群(3)の2つの向き合う第2の側壁(11b)の上に折りたたむ工程と、
前記煙草群(3)の第1の側壁(11a)から突き出る前記包装材シート(2)の4つの折り返し片を2つずつ互いに重ね合わせて前記煙草群(3)の第2の側壁(11b)の上に折りたたみ、これにより、前記第2の端壁(8b)に1つの開放端を有するチューブ状パッケージを形成させる工程とを備えている方法。
【請求項19】
更に、前記包装材シート(2)を前記第2の端壁(8b)の上に折りたたみ、これにより、前記煙草群(3)を前記包装材シート(2)で完全に包む段階を備えている、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記包装材シート(2)を前記第2の端壁(8b)の上に折りたたむ工程が、前記第2の端壁(8b)の4つの横縁を包むように前記包装材シート(2)を連続的に折りたたむ段階を備えている、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記煙草群(3)の第1の端壁(8a)を前記包装材シート(2)の中心において前記包装材シート(2)の長辺と前記包装材シート(2)の短辺の両方に関して対称になるように位置決めする、請求項18、19又は20に記載の方法。
【請求項22】
更に、前記包装材シート(2)の表面に、前記包装材シート(2)の短辺に平行かつ近接し、前記包装材シート(2)の切り取り頂端部分(4)を限定する切り取り線(5)を形成する工程を備えている、請求項18〜21のいずれか1項に記載の方法。
【請求項23】
更に、前記包装材シート(2)の表面に、各々、前記包装材シート(2)の短辺に平行かつ近接し、前記包装材シート(2)の切り取り頂端部分(4)を限定する2本の切り取り線(5)を形成する工程を備えている、請求項18〜21のいずれか1項に記載の方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【公表番号】特表2009−536136(P2009−536136A)
【公表日】平成21年10月8日(2009.10.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−508378(P2009−508378)
【出願日】平成19年5月8日(2007.5.8)
【国際出願番号】PCT/EP2007/054459
【国際公開番号】WO2007/128822
【国際公開日】平成19年11月15日(2007.11.15)
【出願人】(392003937)ジー.デー ソチエタ ペル アツィオニ (102)
【氏名又は名称原語表記】G.D SOCIETA PER AZIONI
【Fターム(参考)】
【公表日】平成21年10月8日(2009.10.8)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年5月8日(2007.5.8)
【国際出願番号】PCT/EP2007/054459
【国際公開番号】WO2007/128822
【国際公開日】平成19年11月15日(2007.11.15)
【出願人】(392003937)ジー.デー ソチエタ ペル アツィオニ (102)
【氏名又は名称原語表記】G.D SOCIETA PER AZIONI
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]